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■ LD(学習障害)ニュース #413 2002/12/24 発行 登録(配信)読者数 3,716 ■
■ LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997/09/10創刊 ■
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■ LD親の会 「けやき」主催 講演会/国分寺ひかりプラザ 2003/01/18 ■
■ 【近刊】どうやってお金を稼ごう?LD,ADHDの人のための将来設計ガイド ■
■ セミナー 「米国 LD/ADHD 教育実践現場を訪ねて」/横浜 2003/02/09 ■
■ 重点施策実施5か年計画 障害者施策推進本部決定 平成14年12月24日 ■
■ 障害者基本計画 平成15年度からの10年間に講ずべき施策 2002/12/24 ■
■ スウェーデンにおけるDAISYの認知・知的障害者への応用 2002/11/01 ■
■ LDの正しい認識の啓発・LD支援のためのIT関連ソフト紹介 2002/10/26 ■
■ 操作簡単な録音図書世界で開発中の「デイジー」奈良新聞 2002/12/20 ■
■ 教育パワーアッププロジェクト/LD支援のため講師配置 和歌山市教委 ■
□ 編集後記 ------------------------------------ 23:09 2002/12/24 □
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■ LD親の会 「けやき」主催 講演会/国分寺ひかりプラザ 2003/01/18 ■
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子供は、やがて大人になり自立していきます。しかし、その自然の姿が、今、
失われつつあります。講師の長年にわたる障害者の職業研究を基に、今日からで
も実践できる自立に向けた子育ての秘訣を、幅広い年令層のLD児・者を持つご
両親にプレゼント!
・手帳の有無や年令に関係のない家庭教育のポイント
・我が子を社会に出す時に、知っておきたい教育と実社会の違いとその仕組み等
について、ご講演いただきます。
質疑応答の時間もありますので、多くの方の参加をお待ちしております。ぜひ、
ご夫婦おそろいでお出かけください。
1.日 時 2003年1月18日(土)13時30分〜16時30分
2.場 所 国分寺ひかりプラザ 2階
JR国立駅北口下車徒歩5分
http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/KEYAKI/HIKARI_P.html
3.演 題 「自 立」(LD児・者の自立に向けて!)
4.講 師 障害者職業総合センター 職業発達研究担当
主任研究員 松為 信雄(まつい のぶお)氏
5.参加費 会員外は1,000円(資料代として)、会員は無料です。
6.主 催 LD親の会「けやき」
7.申込み 参加者の「氏名」「連絡先(電話番号)」を明記の上、下記まで。
定員になり次第、締め切らせていただきます。
FAX 020-4666-8809(A4一枚以内) メール keyaki@box.club.ne.jp
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■ 【近刊】どうやってお金を稼ごう?LD,ADHDの人のための将来設計ガイド ■
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http://www.kafusha.com/shinkanyoyaku/shinkanyoyaku.html
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さあ、どうやってお金を稼ごう?
LD、ADHDの人のための将来設計ガイド−準備編−
デイル・S・ブラウン 著/ニキ・リンコ 訳
花風社刊 1600円+税
田中康雄 医師(国立精神・神経センター精神保健研究所)推薦
本邦初訳!LD、ADHDの人々のための将来設計ガイド
すぐに役に立つ具体策が満載です。能力に凸凹があっても、社会でやっていける!
「君はこれもできない」「あれもできない」なんて言われても、もう自信を失う
必要はありません。自分にあった「お金の稼ぎ方」を見つける方法を、著者が懇
切丁寧に教え導いてくれます。今までになかった、「発達障害」を持つ人のため
の将来設計ガイド。
「発達障害児(者)」就労支援のプロフェッショナルによるアドバイス初公開!
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■ セミナー 「米国 LD/ADHD 教育実践現場を訪ねて」/横浜 2003/02/09 ■
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主催者からのお知らせです。
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日 時:2003年2月9日(日)
会 場:横浜市教育文化ホール
タイトル:「米国 LD/ADHD 教育実践現場を訪ねて」
講 師:上野一彦 (日本LD学会会長)
原 仁 (横浜中部地域療育センター所長) 他3名
聴講料金:¥9000
詳細につきましては下記、アドレスにてご案内しております。
http://www.iiet.co.jp/semi200302.html
お申込みは、お名前(フリガナ)、ご住所(自宅・勤務先)、電話番号、FAX
番号を明記の上,ご郵送、FAX又はEmailでご連絡していただくようにな
っております。
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■ 重点施策実施5か年計画 障害者施策推進本部決定 平成14年12月24日 ■
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重点施策実施5か年計画 平成14年12月24日 障害者施策推進本部決定
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/gokanen.pdf
障害者基本計画 平成14年12月
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kihonkeikaku.pdf
−−−−−−−−−−−−−−−− 以下抜粋
障害者基本計画(平成14年12月24日閣議決定)に沿って、同基本計画の前期5年
間において重点的に実施する施策及びその達成目標並びに計画の推進方策を以下
のとおり定める。
6 教育・育成
(1) 一貫した相談支援体制の整備
・地域において一貫して効果的な相談支援を行う体制を整備するためのガイ
ドラインを平成16年度までに策定する。
・小・中学校における学習障害(LD)、注意欠陥/多動性障害(ADHD)
等の児童生徒への教育支援を行う体制を整備するためのガイドラインを平
成16年度までに策定する。
・盲・聾・養護学校において個別の支援計画を平成17年度までに策定する。
(2) 専門機関の機能の充実と多様化
・盲・聾・養護学校に関して地域における教育のセンター的役割を果たす学
校についての制度的検討を行い、平成15年度中に結論を得るとともに、そ
の検討状況も踏まえて特殊教育に係る免許制度についても改善を図る。
・大学と国立特殊教育総合研究所の連携協力の下に自閉症の教育研究を行う
学校を平成16年度までに設置する。
(3) 指導力の向上と研究の推進
・盲・聾・養護学校に関して地域における教育のセンター的役割を果たす学
校についての制度的検討を行い、平成15年度中に結論を得るとともに、そ
の検討状況も踏まえて特殊教育に係る免許制度についても改善を図る。
・国立特殊教育総合研究所において、教育現場のニーズに対応した障害のあ
る児童生徒の教育の総合的な教育情報提供体制を平成16年度までに整備す
る。
(4) 施設のバリアフリー化の推進
小・中学校等の施設のバリアフリー化の参考となる指針を平成15年度中に取り
まとめるとともに、計画・設計手法等に関する事例集を平成16年度中に作成す
る。
7 雇用・就業の確保
トライアル雇用、職場適応援助者(ジョブコーチ、各種助成金等の活用、)職
場訓練の実施などにより平成19年度までにハローワークの年間障害者就職件数
を30,000人に、平成20年度の障害者雇用実態調査において雇用障害者数を
600,000人にすることを目指す。
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■ 障害者基本計画 平成15年度からの10年間に講ずべき施策 2002/12/24 ■
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http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kihonkeikaku.pdf
−−−−−−−−−−−−−−−− 以下抜粋
4 教育・育成
(1)基本方針
障害のある子ども一人一人のニーズに応じてきめ細かな支援を行うために乳幼児
期から学校卒業後まで一貫して計画的に教育や療育を行うとともに、学習障害、
注意欠陥/多動性障害、自閉症などについて教育的支援を行うなど教育・療育に
特別のニーズのある子どもについて適切に対応する。
(2)施策の基本的方向
{1} 一貫した相談支援体制の整備
障害のある子どもの発達段階に応じて、関係機関が適切な役割分担の下に、一人
一人のニーズに対応して適切な支援を行う計画(個別の支援計画)を策定して効
果的な支援を行う。
乳幼児期における家庭の役割の重要性を踏まえた早期対応、学校卒業後の自立や
社会参加に向けた適切な支援の必要性にかんがみ、これまで進められてきた教育
・療育施策を活用しつつ、障害のある子どもやそれを支える保護者に対する乳幼
児期から学校卒業後まで一貫した効果的な相談支援体制の構築を図る。さらに、
思春期の児童生徒についても、必要な支援を行う。
また、精神疾患について、関係機関が連携して早期発見のための相談支援体制を
確立するとともに、学校等における正しい知識の普及を図る。
{2} 専門機関の機能の充実と多様化
近年の障害の重度・重複化や多様化の状況を踏まえ、教育・療育機関の機能の充
実を図り、地域や障害のある子どもの多様なニーズにこたえる地域の教育・療育
のセンターとしての役割を担うための体制整備を図る。
盲・聾・養護学校については、その在籍する児童生徒等への教育や指導に加えて、
地域の保護者等への相談支援や小・中学校等における障害のある児童生徒等への
計画的な教育的支援等を行う地域の障害のある子どもの教育のセンター的な役割
も果たす学校へ転換を図る。
療育機関については、施設の入所者だけではなく地域で生活する障害のある子ど
もに関しても有用で専門的な技術を有しており、これらの機関を活用してショー
トステイ、ホームヘルプサービス等のサービスの充実を図る。
{3} 指導力の向上と研究の推進
学校外の専門家等の人材の活用、組織として一体的な取組を可能とする支援体制
の構築、関係機関との有機的な連携協力体制の構築等により、一人一人の教員及
び療育にかかわる専門職員の教育・療育、相談等に対する専門性や指導力の向上
を図る。
児童生徒等の障害の重度・重複化、多様化等を踏まえ、そのニーズに応じた教育
の効果的な実施を確保するため、現在盲・聾・養護学校の学校ごとに特定されて
いる特殊教育に係る免許制度の改善を図る。
独立行政法人国立特殊教育総合研究所、大学等において、先導的な指導方法の開
発や体制等に関する研究を一層推進するとともに、その成果等を教育現場等に円
滑に普及するための情報提供を推進する。
{4} 社会的及び職業的自立の促進
障害のある子どもの社会的・職業的自立を促進するため、教育、福祉、医療、労
働等の幅広い観点から適切な支援を行う個別の支援計画の策定など障害のある子
ども一人一人のニーズに応じた支援体制を構築する。
また、後期中等教育及び高等教育への就学を支援するため、各学校や地域におけ
る支援の一層の充実を図るとともに、在宅で生活する重症心身障害児(者)に対
し、適切な医学的リハビリテーションや療育を提供し、日常生活動作等にかかわ
る療育を行うほか、保護者等の家庭における療育技術の習得を図るための支援を
行う。
地域における学校卒業後の学習機会の充実のため、教育・療育機関は、関係機関
と連携して生涯学習を支援する機関としての役割を果たす。
{5} 施設のバリアフリー化の促進
教育・療育施設において、障害の有無にかかわらず様々な人々が、適切なサービ
スを受けられ、また、利用する公共的な施設であるという観点から、施設のバリ
アフリー化を推進する。
障害のある児童生徒の学習や生活のための適切な環境を整える観点から、施設に
加えて情報機器等学習を支援する機器・設備等の整備を推進する。
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■ スウェーデンにおけるDAISYの認知・知的障害者への応用 2002/11/01 ■
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「スウェーデンにおけるDAISYの認知・知的障害者への応用」講演会
(2002年11月1日)報告書 ハンス・ハンマランド氏講演
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/conf/20021101hans/hans.htm
【講師プロフィール】ハンス・ハンマルンド氏(Hans Hammarlund)
スウェーデン・ハンディキャップ・インスティテュートのテクノロジー・アクセ
シビリティ部門プロジェクトマネージャー
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/conf/20021101hans/profile.htm
講演会資料
”スウェーデン・ディスレクシア(読み書き障害)協会(FMLS)提供”
未来の学習教材 仕様書要求事項とその背景にある必要に応じた調査記録
作 者:トールビョーン・ルンドグレン
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/conf/20021101hans/fmls.htm
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■ LDの正しい認識の啓発・LD支援のためのIT関連ソフト紹介 2002/10/26 ■
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ハンス・ハンマランド氏 講演 2002年10月26日
-LDに対する正しい認識の啓発 ・LD支援のためのIT関連ソフトの紹介-
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/conf/20021026hans/mokuji.htm
会場:兵庫県学校厚生会館
主催:特定非営利活動法人 こみこみドットコム
後援:兵庫県、兵庫県教育委員会、神戸市、神戸市教育委員会
ハンス・ハンマランド氏講演
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/conf/20021026hans/hans.htm
質疑応答
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/conf/20021026hans/questions.htm
DAISYの紹介
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/conf/20021026hans/daisy.htm
DAISYのウェブサイト
http://www.dinf.ne.jp/doc/daisy/
AMIS Adaptive Multimedia Information System
http://www.amisproject.org/home/index.html
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■ 操作簡単な録音図書世界で開発中の「デイジー」奈良新聞 2002/12/20 ■
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http://www.nara-shimbun.com/n_all/all2996.html
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視覚障害や学習障害など文字情報を得るのが難しい人を支援する情報システム
「DAISY」(デイジー)が、日本障害者リハビリテーション協会など世界各国の
会員団体で構成するデイジーコンソーシアム(本部スイス)によって開発された。
県内では今月8日に、同協会と社会福祉法人わたぼうしの会の共催でタッチパネ
ル式のデイジー図書体験講座が開かれ、「読み書きの学習障害を持つ子どもには
うれしいシステム」などと、参加者からは好評だった。
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■ 教育パワーアッププロジェクト/LD支援のため講師配置 和歌山市教委 ■
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http://www.gks.co.jp/y_2001/gov/data/02122101.html
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和歌山市教委はこのほど、基礎学力の向上などを目指した「教育パワーアップ
プロジェクト」を発表した。小学校低学年での少人数指導や土曜日に講師を招い
て児童生徒の質問に答える講習会などが盛り込まれている。市教委では、同プロ
ジェクトを来年度から実施する方針。予算総額は約4億円になるとしている。
同プロジェクトにはこのほか、学習障害(LD)児の支援のための講師の配置な
どを計画している。
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□ 編集後記 ------------------------------------ 23:09 2002/12/24 □
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クリスマスイブですね。。。
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「にんげんゆうゆう」再放送について
「軽度発達障害の子どもを支える」が再放送される予定です。
午後7時30分〜7時59分 NHK教育テレビ
放送予定内容 2002年12月23日(月)小学校入学を前に
12月24日(火)「通級」を上手に利用する
12月25日(水)普通学級でできること
12月26日(木)学校の外での学習支援
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■ LDニュースの記載内容を転載される場合には必ず下記までご連絡下さい ■
■ 編集に際し正確を期していますが最終保証責任は免責とさせて頂きます ■
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親の会「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999.03.12 から]
ホームページ URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998.07.31 から]
i-mode 版 URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/i/ [2000.05.10 から]
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LD-FRM URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/LD-FRM/ [2000.08.17 から]
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LDニュースは「まぐまぐ」 http://www.mag2.com/ を利用して発行してます
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