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■ LD(学習障害)ニュース #316 2001/11/16 発行 登録読者(配信)数 3,438 ■
■ LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997/09/10創刊 ■
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■ 堺LD研究会 親と教師の為の研修会 LD疑似体験プログラム 2002/01/13 ■
■ 奈良YMCA LD児理解講座 「LD児及び周辺児への関わり方」 2002/01/20 ■
■ シンポジウム 欧米に学ぶLD/ディスレクシア児への対応 2001/12/08 ■
■ 岡山県 高機能広汎性発達障害児・者の親の会主催研修会 2001/12/14 ■
■ TEPS 2002 ( TRONイネーブルウェアシンポジウム 2002 ) ■
■ 東京都稲城市第3回定例議会 少人数学級LD,ADHD質疑(2) 2001/09/10 ■
□ 編集後記 ------------------------------------ 01:13 2001/11/16 □
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■ 堺LD研究会 親と教師の為の研修会 LD疑似体験プログラム 2002/01/13 ■
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「LD心理的疑似体験プログラム」の開催要項
「LD児の心理的疑似体験」とは、様々な認知障害の場面やLD児の学習上のつま
ずきや困難、フラストレーション、怒り、緊張などの感情を疑似体験し、LD児
を内側から理解するとともに、LD児への接し方を具体的に考え、望ましい支援
の方法を考えようというものです。
日 時 2002年1月13日(日) 午後2:00〜5:00
午後1:30 受付開始
講 師 日本LD学会常任理事 横浜市立網島東小学校 佐々木 徳子 先生
会 場 アウィーナ大阪 4F
定 員 100名 (先着順)
参加費 1500円
申し込み方法
往復はがきで、下記の申込先までお申し込み下さい。
往復はがきの往信部分に 氏名 住所 電話番号 ファクス 等の連絡先
(親・教員・医師・学生 等)の別を明記して下さい。
返信の宛名に送付先 の住所を記入の上お送り下さい。
※ 参加費を、下記宛に振り込んでいただいたら、往復はがきの返信部分に参
加票を印刷してお送りします。
主 催 堺LD研究会 大阪LD・ADHD研究プロジェクトチーム
共 催 LD等の個別指導を考える市民の会「テイクオフ堺」
後 援 日本LD学会 大阪府/堺市/高槻市/吹田市各教育委員会(予定)
近畿LD研究会 大阪LD親の会「おたふく会」 大阪LD親の会「翼」
大阪ADHDを考える会のびのびキッズ
申込先 〒590-0191
大阪府堺市泉北郵便局私書箱36号
LD等の個別指導を考える市民の会「テイクオフ堺」事務局宛
振込先 郵便振り替え口座
口座番号 00980−6−109609
口座名称 LD等の個別指導を考える市民の会「テイク・オフ堺」
備考欄に必ず「体験プログラム研修会参加費」と記入のこと
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■ 奈良YMCA LD児理解講座 「LD児及び周辺児への関わり方」 2002/01/20 ■
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日 時 2002年1月20日(日)10:30〜15:30
会 場 奈良県文化会館小ホール(奈良市登大路町・近鉄奈良駅徒歩5分)
プログラム 10:30〜 「LD児の理解と指導ー最新の情報を基に」
大阪教育大学 竹田契一先生
12:00〜 休憩
13:00〜 「落ち着きのない子供たちへの理解と対応
−ADHDとアスペルガーー」
大阪医科大学 鈴木周平先生
14:30〜 まとめ・質問への回答
竹田契一先生、鈴木周平先生
定 員 250名(託児はありません)
参加費 500円
申し込み方法 奈良YMCAに電話でご予約いただき、当日会場にて参加費をお
支払い下さい。
主 催 奈良YMCA TEL 0742-44-2291 FAX 0742-44-2292
後 援 奈良県教育委員会 奈良市 奈良市教育委員会
国際ソロプチミスト奈良
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■ シンポジウム 欧米に学ぶLD/ディスレクシア児への対応 2001/12/08 ■
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主催者からのご案内です。
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テーマ 欧米に学ぶLD/ディスレクシア児への対応
講 師 ワイデル タエコ Ph. D. (英国ブルーネル大学 心理学博士)
−「英国における発達性ディスレクシアの現状」
英国ではディスレクシアはどう捉えられているのか、学校(初等、中
等、高等教育)における対応についてお話いただきます。
講 師 ウォーデル ミヨコ 先生(四日市市で幼稚園経営)
−「家庭でできるディスレクシア児への対応」
米国におけるマルチセンソリー(多感覚)を使ったLD/ディスレクシ
ア教育の中から家庭で実践できる方法のお話をしていただきます。
コーディネイター 医学博士 宇野 彰 先生(国立精神・神経センター)
日 時 2001年12月8日(土) 午後2時30分〜4時30分
会 場 品川女子学院講堂 東京都品川区北品川3-3-12
交 通 JR又は都営地下鉄・品川駅下車徒歩10分
京浜急行・北品川駅下車徒歩1分
定 員 150名(定員になり次第締め切ります)
主 催 NPO・EDGE(Extraordinary Dyslexic Gifted Eclectic)
NPO法人「エッジ」は、発達性ディスレクシア(Dyslexia)の正しい認
識の普及と認定・教育的支援を行う民間団体。
後 援 発達性dyslexia研究会 会場提供 品川女子学院
参加費 会員2000円 非会員1000円
申込み 参加希望者の氏名・住所・連絡先・人数を明記して下記へお申込み下さ
い。締め切りは12月5日とします。
NPO・EDGE事務局
E-mail:todo@todoplan.co.jp または FAX 03-5785-0378
関連ウェブサイト http://www.todoplan.co.jp/edge/
http://www.todoplan.co.jp/LD/
http://www.todoplan.co.jp/dyslexia/
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■ 岡山県 高機能広汎性発達障害児・者の親の会主催研修会 2001/12/14 ■
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主催者からのご案内です。
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テーマ 保育・教育関係者を対象にした、高機能広汎性発達障害児・者に対する
具体的な支援について。(就学前から学童前期にかけての諸問題と対応)
講 師 安達 潤 氏 旭川荘療育センター児童院(臨床心理士)
日 時 2001年12月14日(金) 午後6:30分〜8:30分
会 場 岡山国際交流センター5階第1会議室
岡山市奉還町2丁目2番1号
交 通 岡山駅西口 徒歩5分
定 員 60名 (定員になり次第締め切ります)
主 催 岡山県高機能広汎性発達障害児・者の親の会
(社会福祉事業団による助成事業です)
参加費 500円
申込み 参加希望者の氏名・住所・連絡先を明記して下記へお申込み下さい。
締め切りは12月10日とします。
(今回は、10月25日に行った研修会と同内容です。前回参加されなかっ
た方のご参加をお願いいたします。)
岡山県高機能広汎性発達障害児・者の親の会
E-mail okayama.oyanokai@nifty.com
関連ウェブサイト http://homepage2.nifty.com/oyanokai/
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■ TEPS 2002 ( TRONイネーブルウェアシンポジウム 2002 ) ■
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※ 改変しない限り、いかなるメディアに転載してくださっても結構です。
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【日時】2001年12月15日(土) 13:30
【テーマ】「どこでもコンピュータ時代のイネーブルウェア」
【場所】ラフォーレミュージアム六本木
【主催】TRONイネーブルウェア研究会、
トロンプロジェクトシンポジウム実行委員会
【協賛】インタフェースデザイン研究会
【特別協賛】株式会社アプリックス、株式会社NTTデータ
株式会社サトー、パーソナルメディア株式会社、
株式会社日立製作所、矢崎総業株式会社
●TEPS2002のご案内
トロンプロジェクトでは、身の回りの生活空間に目に見えないコンピュータを
遍在させ、快適な生活を送れるようにする「どこでもコンピュータ」の技術基
盤づくりを進めています。どこでもコンピュータの代表的な機器の一つが携帯
電話です。そこで昨年のTEPSでは、「バリアフリーに活かす次世代携帯電話」
をテーマとして議論しました。今年は、テーマをどこでもコンピュータ環境全
体に広げて論じていきます。
どこでもコンピュータ時代には、社会全体で意識的に高齢者・障害者を配慮し
ていくことが欠かせません。最近では、さまざまなバリアフリー、ユニバーサ
ルデザイン指向の機器が増えていますが、今後新しい技術の利用にあたり何が
必要なのかを、具体的な例を示しながら論じていきたいと思います。
今年も昨年に引き続き、最先端の次世代携帯電話の開発に携わっていらっしゃ
るNTTドコモ マルチメディア研究所の中野博隆所長をお招きします。同社は、
世界でも有数の次世代移動体通信技術の開発を進めており、今年はその一般サ
ービスも始まりました。その技術の現状と展望をご講演いただきます。
発表では、携帯電話を使った視覚障害者支援の最新の現状、デジタル放送のア
クセシビリティ、そして音声を使った歩行者支援システムの現状などをご報告
いただきます。続くパネルディスカッションでは、どこでもコンピュータ環境
の時代に、新しい技術をどのように活かすべきなのかを、発表していただいた
方がたとともに探っていきたいと思います。
●プログラム
13:00 受付開始
13:30-14:15 基調講演
「どこでもコンピュータ時代のイネーブルウェア」
坂村健 (TRONイネーブルウェア研究会会長/東京大学大学院 教授)
14:15-14:45 招待講演
「FOMAがひらく新しいコミュニケーションについて」
中野博隆 (NTTドコモ マルチメディア研究所 所長)
14:45-15:00 休憩
15:00-16:00 発表
「テレビ携帯電話画像を使った視覚障害者に対する遠隔音声援助」
長谷川貞夫 (社会福祉法人日本点字図書館 評議員)
「デジタル放送のアクセシビリティ問題」
河村宏 (財団法人日本障害者リハビリ協会 情報センター長)
「赤外線音声情報案内システム トーキングサイン」
大久保紘彦 (三菱プレシジョン 開発本部 新規事業開発室 室長)
「2001年の盲学校から
〜音声読み上げ携帯電話を使用する全盲生徒
〜大学・行政機関・パソボラ組織と連携して行った
高齢視覚障害者へのIT講習会の開催など」
三崎吉剛 (東京都立八王子盲学校 教諭)
16:00〜17:00 パネルディスカッション
パネリスト: 中野博隆、長谷川貞夫、河村宏、大久保紘彦、三崎吉剛
コーディネーター: 坂村健
17:00 終了
●TRONイネーブルウェアとTEPS
トロンプロジェクトでは、どこでもコンピュータ時代のための技術基盤づくりを行
っています。その環境では「誰でもが使える」電子機器、コンピュータの実現が不
可欠であることは言うまでもありません。そこで私たちは、「誰でもが使える」の
範囲を広げるために高齢者・障害者への対応を大きなテーマの一つとしてきました。
そして、そのための研究開発を推進し、その機能を標準的な機能として普及させる
ために、1987年から『TRONイネーブルウェア研究会』を組織し、活動を行っています。
TEPSは、「TRON Electronic Prosthetics Symposium」の略です。「TRONイネーブル
ウェアシンポジウム」を短く「TEPS(テップス)」とよぶこともあります。「補綴
(ほてい/ほてつ)術:Prosthetics」という言葉は、従来、人工臓器や義手・義足
などの開発研究を行う医学の一分野を指した言葉です。近代の技術革新、特にコン
ピュータ技術の発達は、このような従来の補綴具の領域を越える新しい補綴機器の
開発を可能としています。そこで、TRONではこの新しい概念を表すために、「補綴:
Prosthetics」という従来の言葉をそのまま使用し、「TRON電子補綴技術」とよんで
います。
しかし「補綴:Prosthetics」という言葉は、正確であっても多くの人にとってなじ
みの薄い専門用語です。そこで、「イネーブルウェア: Enableware」という新語も作
り、これを広く使用しています。高齢者や障害者など、何かが「出来なくなっている
人びと: Disabled Persons」にとって、その何かを「可能にする: Enable」ためのハ
ードウェア群・ソフトウェア群を指します。
●参加要項
【参加費】 1000円
[当日会場でお支払いください]
【お申込方法】 参加申込書にご記入のうえ、電子メール、FAX、郵送で
下記までお送りください。
定員に達した場合のみ、その旨のご連絡をいたします。
参加証などの発行はいたしません。当日直接会場へお越しください。
【お申込先】 TRONイネーブルウェア研究会事務局
東京都品川区平塚1-7-7 MYビル 〒142-0051
Phone:03-5702-0348 Fax:03-5702-0359
E-mail:NBG03030@nifty.ne.jp
●会場ご案内
名称: ラフォーレミュージアム六本木
東京都港区六本木1-9-9
http://www.tron.org/tronshow/map.html
交通: 地下鉄南北線・六本木一丁目駅2番出口より徒歩5分
地下鉄日比谷線・神谷町駅2番出口より徒歩10分
−−−−−−−−−−−−−−キリトリ−−−−−−−−−−−−−−−−−
●TEPS2002参加申込書
記入日:2001年 月 日
お名前:
ご所属:
ご住所:〒
[勤務先・自宅]どちらかに○印
電話: [勤務先・自宅]どちらかに○印
FAX: [勤務先・自宅]どちらかに○印
電子メールアドレス:
介添え者の有無 有 無
車椅子での来場 有 無
口述筆記 要 不要
※その他の援助が必要な方も何なりとご相談ください
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■ 東京都稲城市第3回定例議会 少人数学級LD,ADHD質疑(2) 2001/09/10 ■
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東京都稲城市議会・楠原治利議員のご厚意により転載させていただきました。
http://harujcp.gn.to/gizirok2001.9.htm から3回に分けて抜粋転載。
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○22番(楠原治利君)
状況にもよるかと思いますが、今後可能なのか、ぜひ具体的な検討を大いにし
ていただきたいと思います。
2番目、少人数学級の早期実施について伺います。これは、前回質問を行った
ときに、部長の答弁は、必要の度合いに応じて検討してまいりたいと考えており
ますということでした。その後どういう検討をされて、その実施に向けて事態が
進んでいるのか、聞いておきたいと思います。
○教育部参事(大野容義君)
少人数学級につきましては、国及び都は、生活学級を40人のままとし、むしろ
学習を少人数の集団で行い、きめ細かな指導を通して基礎的な力や発展的な力を
つけていごうとしております。稲城市においても、本年度から稲城第四小学校に
少人数指導のための教員を定数外で配置し、2年生から5年生までの算数の指導の
充実を図っております。稲城第四小学校では、2学級を3学級に分けて指導に当た
っておりますが、児童からも、算数が前よりできるようになったし、少人数だか
ら失敗しても恥ずかしくないといった感想が寄せられております。このようなこ
とから・稲城市においては・これまで工夫を重ねてきたチーム・ティーチングや、
玉川大学のボランティァなども含め、少人数指導の方向で、子供1人1人に焦点を
当てた指導の充実を図ってまいりたいと考えております。
○22番(楠原治利君)
既に第四小の2年生から3年生の算数に実施したと。これは、それ以上のことに
ついてはどうなのでしょうか。前回の答弁では、学級経営に困難を来している担
任を応援するということで、同僚の先生がチーム・ティーチングに入るとか、あ
るいは直接問題を抱えたところには臨時職員を配置するとか、一定の手だてが打
たれました。しかし最終的には、学習障害、それから注意欠陥多動性障害、こう
いったものが残念ながら顕著に出てきているのも事実だと。したがって、そうい
う状況の中なので・必要の度合いに応じてという先ほどの答弁のくだりにいくわ
けです。今の答弁ですと、それ以外のところはさしたる問題はないのだという認
識でいいのか。それとも、そういう予備軍的なものは存在していて、それに対す
る当面の対応策としては、少人数の学習、これに臨時の先生、あるいは同僚の先
生の協力を得るとか、十分足りているのか。あるいは、今後まさに必要の度合い
に応じて一定の基準をつくってやっていくぐらいのことを考えているのか。その
辺についてはどうでしょうか。
○教育部参事(大野容義君)
前回、部長が答えたことにつきまして、方針は変わっておりません。それを進
めております。例えば、今お話に出ました、学級経営に困難を来している学級に
は、それぞれ同じ学校の先生方で協力しながらTTに入っていくということなどに
つきましては、従来よく学級担任の先生が1人で抱えているということを学級王
国などと言ってきておりますけれども、1人の先生が学級王国として抱えている
だけではなかなか限度がある。多くの先生の目で見ていこうではないかという方
針で、一つは、学校の中で先生方が工夫しながらチーム・ティーチングの形で入
っていくということで進めていってもらいたいということで、現在も進めている
ところです。また、学級に残念ながらなかなか先生の指導が通らないという状況
は、これまでもなかったわけではございませんで、そういう学校には、前回答弁
申し上げましたように、状況に応じまして臨時職員をつけていくということもし
てきております。なお、ADHDの子供とか、多動性を持った子供たちの指導は一体
どうしたらいいのかということで、梅ヶ丘病院の先生や市の教育相談所の相談員
の人たちが小学校に行きまして、先生方と一緒に意見交換をするなどして、児童
理解を深めるという手だてをとっております。
○22番(楠原治利君)
この問題も、今回質問したから、すぐ改善できるというわけではないと思いま
すが、前回12月議会のときに、いじめとか不登校の実態について報告がありまし
た。その時点で、いじめが小学校で4校ll件、中学校2校で4件、不登校、一部で
暴力行為があるというのが、小学校で6校13人・中学校4校18人と。こういう実態
の中で、それでも三多摩26、あるいは27ですか、23区26市の中では一番低い方な
のですということで、これは低い高いの問題ではないのだ、1人1人の子供にとっ
てどうなのかというところでもっと力を出してほしいと、私はそういう質問をし
た記憶があるのです。そういう実態からすれば、必要の度合に応じてと、言葉は
非常に、何か起きればすぐ行くような話に聞こえますけれども、なかなかそうい
う実態がつくれない場合だってあるのではないですか。あるいは、一度手を打っ
たけれども、ほかへ行ったらまたもとのもくあみになってしまったということだ
ってあるわけです。少人数教育に必要な教職員の配置、臨時職員の配置、こうい
ったものはもっと積極的に、それこそ確保して対応していくという体制が必要で
はないかと思うのです。こういう実態は、実際には縮小されてきているのか、解
決されてきているのか。そのことを含めて、対応できる体制をちゃんととってい
くのだと、言葉だけの問題にしないで、必要の度合いに応じてという非常にあい
まいもことしたことにしないで、具体的にもっと対応していくということを言い
切れるのか、答弁を求めたいと思います。
○教育部参事(大野容義君)
現在、学校で子供の問題でなかなかうまくいかないということが出てまいりま
すと、教育委員会の方にも当然そういうことが寄せられてまいります。指導主事
は、教育の専門職でございますので、すぐに学校に行き、話を聞きながらともに
対策を練って、まずそれでその学級の先生の力量を高めるという形で解決してい
けるかなどを見ながら、ともに解決策を考えていっております。もちろん学校体
制が一番重要な問題でありますので、ではこのために学校体制をどうやってつく
ったらいいのかというアドバイスもしてまいります。それで進みながら、なかな
か解決し切れないという場合に・先ほど申し上げましたような度合いに応じてと
いうことが出てくるのです。
それで、ある面で、この期間からこの期間ということで、昨年度も臨時の職員
をつけて、例えば、遊びでいいから、遊びを中心に、とにかくもう一度子供たち
の心を一つにするようにさせてくれということをしたり、またはおくれがちな子
供のそういうところでは、個別指導に大いに力を発揮してくれということでお願
いしてきたりもしております。この方針は本年度も変わっておりません。以上で
す。
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□ 編集後記 ------------------------------------ 01:13 2001/11/16 □
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日本時間 2001/11/19 03:19 しし座流星群の極大が予報されています。
お天気が心配ですね。
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親の会「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999.03.12 更新]
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