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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #292 2001/08/09 発行 登録読者(配信)数 3,279 ■ ■ LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ カニングハム・久子先生講演会 LD児への望ましい支援  2001/10/18 ■ ■ 静岡親の会講演会 LDの理解と支援・LDの心理的疑似体験 2001/09/08 ■ ■ 札幌市議会 平成13年第1回定例会会議録 [抜粋]  2001/02/27 ■ ■ 札幌市議会 平成10年第3回定例会会議録 [抜粋]  1998/10/02 ■ □ 編集後記 ------------------------------------ 21:20 2001/08/09 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ カニングハム・久子先生講演会 LD児への望ましい支援  2001/10/18 ■ ------------------------------------------------------------------------ −−−−−− 以下転載・転送自由です。 日 時: 2001年10月18日(木) 18:30〜20:30 会 場: 京橋プラザ区民館      中央区銀座1-25-3  TEL 03-3561-5163      地下鉄有楽町線 新富町駅 下車 徒歩5分 主 催: 21東京パイロットクラブ(国際ボランティア団体) 後 援: 東京LD連絡会(LD児・者を支援する親の会) 参加費: 1,000円 資料代として、当日納入お願いします。 ● お申し込みは、下記電子メールアドレス、またはFAX宛にお願いします。定   員に達し次第締め切らせていただきます。 ● お申し込みの際には、参加希望者全員の [1]お名前 [2]住所 [3]連絡先(電   話・メールアドレス) [4]お立場(LD児との関係) [5]先生への質問事項   (200字程度に簡潔にまとめて) [6]先生の著書購入希望の有無 をお書き   添えください。 ● 申込先: 電子メール tokyold@mcn.ne.jp        FAX 020-4666-8809 ● http://www.ne.jp/asahi/tokyo/ld/kouen/index.html   もご覧下さい。申込用フォームを用意してあります。 ● 当日会場にてカニングハム・久子先生の最新刊「対話できない教師・叱れな   い親」(学習研究社2001.7刊 本体1,500円)を販売いたします。購入ご希望   の方は、申し込みの際に「図書購入希望」とお書き下さい。 ● カニングハム・久子先生のご紹介 −−−−−−− 長崎県五島のお生まれ。現在ニューヨーク在住。同志社女子大学英文科卒業後、 ニューヨーク州立ハンター大学で修士号(特殊教育)取得。ニューヨーク医科大 学教官、ニューヨーク州ウェストチェスター郡立医療センター視聴覚臨床教育プ ログラム主任、歴任。現在、自助組織「SPEACニューヨーク臨床教育父母の会」 主宰。著書として「対話できない教師・叱れない親」(学習研究社2001.7刊)、 「ニューヨーク障害児教育事情」、翻訳書としては「我、自閉症に生まれて」 (テンプル・グランディン著)他多数。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 静岡親の会講演会 LDの理解と支援・LDの心理的疑似体験 2001/09/08 ■ ------------------------------------------------------------------------  LDの理解と支援のために−LDの心理的疑似体験  講 師 佐々木徳子先生 横浜市立綱島小学校教諭              日本LD学会指導者養成セミナー講師  日 程 2001年9月8日(土)午後2時〜5時  場 所 静岡県社会福祉会館 6F 第2会議室  LD児が書くことに困難になるのはなぜ? どのように見えているのだろうか?  どのように聞こえているの? 等・・・ LDの立場を実際に「LDの心理的疑似  体験プログラム(試行版)」を使って体験し、彼らの困難さを理解し支援を考  える手がかりにしたいと思います。  先着100名で締め切らせていただきます。  会 費 会員外は1000円  主 催 静岡県LD児・者と親の会「きんもくせい」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 札幌市議会 平成13年第1回定例会会議録 [抜粋]  2001/02/27 ■ ------------------------------------------------------------------------ ◆畑瀬幸二君 次に,児童精神部門の強化についてであります。  現代の児童期・思春期の子供たちから,いろいろな形でSOSが聞こえてまい ります。いじめ,引きこもり,家庭内暴力,そして17歳の凶悪犯罪,いらいらす る我慢のできない子供たちがふえているとも言われています。  一方,LD・学習障害,ADHD・注意欠陥多動性障害,自閉症の中でも知能 指数が平均レベルにある高機能自閉症など,社会や教育のシステムから取り残さ れ,排除される子供たちの存在がクローズアップされてきています。また,児童 虐待やドメスチック・バイオレンス,家庭内暴力によって,心に深い傷を負った 子供たちに対する継続的なケアの必要性も指摘されています。さまざまな精神的 なストレスによって,いわゆるグレーゾーン,ボーダーラインに存在し,社会的 な支援を必要とする子供たちが着実にふえてきているのであります。また,マス コミなどの断片的な情報があふれ,正確な知識や相談体制の不備も明らかになっ てきています。  これらの問題に対しては,精神保健・医療の面からのアプローチを中心として, 福祉,教育など,生活そのものを対象とした取り組みが求められており,それぞ れが社会にあらわれてくる現象は異なっていても,一人一人の子供たちを社会の 一員として支えていく総合的かつ体系的な方向づけが必要と考えます。  そこで,質問の1点目は,総合的な支援の強化についてであります。  さきに述べた子供たちが直面している問題に対し,精神,福祉,教育それぞれ の部門において一定程度の取り組みがなされており,垣根を越えての協力や情報 交換も行われておりますが,施策としての方向づけが行われているとは言えませ ん。担当職員の努力や個人的なつながりのみに頼っていては,もはや限界に来て いる状況にあると考えます。  一方,本市では,市立病院静療院児童部門の再編問題,精神保健福祉センター の移転新築にかかわる組織整備が重要課題として挙げられております。さらに, 教育委員会においては,昨年3月の札幌市特殊教育審議会からの答申を受けて, 障害児教育基本計画の策定が進められ,障害児・者の療育支援については,一昨 年11月,札幌市療育支援体制基本計画答申が出されております。  しかし,緊急を要するこの問題に対して,それぞれの部門における取り組みや 課題を整理し,施策を体系的に練り上げていこうという取り組みは,ほとんど見 られないのであります。このままでは,子供たちは,児童期・思春期という成長 にとって一番大切な時期を,社会的な支援を欠いたまま過ごすことになります。 精神,福祉,教育が一体となった総合的な支援策の強化が必要と考えますが,市 長の見解を伺います。  2点目は,専門職の位置づけについてであります。  この総合的な支援策を進めるに当たっては,児童精神科医師と,精神科療法士, セラピストの役割が極めて重要であります。本市においては,静療院児童部門が 独自の取り組みを行っていると聞いておりますが,この貴重な人的資源を有効に 生かし,中心的な役割を果たしてもらうためには,福祉部門への移管も含めた機 構改革が必要と考えますが,見解を伺います。  3点目は,相談体制の強化についてであります。  この間,我が民主党会派では,児童虐待問題に関連して,児童福祉司及び心理 職員の拡充を求めてきました。しかしながら,本市児童相談所における福祉司の 配置は,全国政令市で最低ランクにあり,国の配置基準を下回っている状況にあ ります。全体的な相談件数の増加や,新規事業への取り組み,ふえ続ける児童虐 待問題への対応などを踏まえ,抜本的な改善が求められています。また,静療院 のセラピスト職と心理判定員は,ほとんど同一職種と考えます。各相談部門の計 画的な職員の拡充と人事交流によって新たな課題にこたえていくべきと考えます が,あわせて見解を伺います。 ◎助役(大長記興君) 私から,子供の問題について答弁をいたします。 --------中略  次に,児童精神部門の強化についてであります。  1点目の総合的な支援の強化と2点目の専門職の位置づけにつきましては,関 連いたしますので,あわせてお答えをいたします。  子供に関しますご指摘のような状況につきましては,深刻な問題と私どもも受 けとめております。子供の療育など心身の健全な育成に対します取り組みにつき ましては,現在,その発達段階や,症状の程度あるいは態様等に応じ,保健,医 療,福祉,教育などの部門がそれぞれの目的に沿った取り組みを進めているとこ ろでありますが,ご指摘の障害の多様性や問題行動に対応するために,関係部門 の連携をさらに強化するとともに,児童を専門といたします精神科医師等につき ましては,その連携の中で有効な活用等について検討をしてまいりたいと考えて おります。  3点目の相談体制の強化についてでありますが,児童虐待を初めとする子供の 問題の増加に対処するため,平成13年度は,児童福祉司等の増員を図るなど,相 談部門の強化に努めてまいりたいと考えております。また,心理判定員等の人事 交流につきましては,今後ともこれを進めてまいりたいと考えております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 札幌市議会 平成10年第3回定例会会議録 [抜粋]  1998/10/02 ■ ------------------------------------------------------------------------ ◆佐々木周子君 LD,いわゆる学習障害については,文部省が92年から調査研 究協力者会議を置き,検討をしてまいりました。LDとは,知的には何のおくれ もないけれど,学習面で,書く,読む,計算等,ある特定のことだけが不得手な 子供を言うとしています。  しかし,この問題に対しての社会の認識がまだまだ低く,時には担任の先生か ら学習を怠けているかのように言われ,子も親も悩んでいるとの声を聞いており ます。教職員がLDについての理解を深めることが,まず求められています。  そこで,伺います。本市のLDについての取り組みをこれまでどう進めてこら れたのか,伺います。また,LD児の家族の方たちとともに,今後の取り組みに ついての検討を進めるべきと考えますが,あわせて伺います。 ◎教育長(山恒雄君) 6点目の学習障害についてでありますが,これまでも保 護者の方々の悩みなどの相談に応じるとともに,教員に対しましては,資料を配 付したり,講演会や研修講座等を毎年開催するなど,基礎的理解が図られるよう 努めてきたところであります。  現在,国においても学習障害の定義や判断基準等について検討が行われている 状況にあり,その動向を見きわめるとともに,今後とも,子供や保護者の心情に 配慮し,適切な対応に努めてまいりたいと考えております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------------ 21:20 2001/08/09 □ ------------------------------------------------------------------------ 【LDフォーラムのメンテナンスのお知らせ】 下記期間中、メンテナンスのため全ての会議室をリードオンリーとさせていただ きます。期間中はご迷惑をおかけいたしますが、ご協力のほどよろしくお願い申 し上げます。  2001/08/10 01:00 〜 08/13 23:00 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ LD親の会「けやき」の正会員・通信会員・賛助会員になってください! ▼ ▲ 入会方法等はこちら → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/join.html ▲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容を転載される場合には必ず下記までご連絡下さい ■ 親の会「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999.03.12 更新] ホームページ URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998.07.31 更新] i-mode 版 URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/i/ [2000.05.10 更新] LDニュース 最新号バックナンバーについては下記のサイトから閲覧が可能です URL: http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000000592 [2000.12.21 更新] LD 関連の情報交換・意見交流・質問は下記の「LDフォーラム」をご利用下さい LD-FRM URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/LD-FRM/ [2000.08.17 更新] 編集に際し正確を期していますが、最終保証責任は免責とさせていただきます ■ 挿入されている広告内容や広告主と親の会「けやき」は一切無関係です ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  LD NEWS は「まぐまぐ」 http://www.mag2.com/ を利用して発行しています

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