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LD(学習障害)ニュース #118 1999.07.25 発行 登録読者数 1,784
LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997.9.10創刊
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■ 日本LD学会 (JALD) ホームページ公開 1999.07.25 ■
■ 「全国LD親の会ホームページ」 新URLへ移行 1999.7.22 ■
■ 「全国LD親の会」文部大臣宛 「要望書」 全文 1999.3.15 提出 ■
■ 障害児教育・福祉サマーセミナー 福岡 1999.7.31−8.1 ■
■ 「にじの会」10周年 カニングハム・久子先生 講演会 1999.10.15 ■
■ 「AIU-YMCA学習障害児プロジェクト」 AIUプレス発表 1999.7.22 ■
■ 「女性セブン」1999年28号(7月8日)記事「学級崩壊について」 ■
□ 編集後記 ----------------------------------- 21:58 99/07/25 □
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■□■□ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください □■□■
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■ 日本LD学会 (JALD) ホームページ公開 1999.07.25 ■
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日本LD学会ホームページ運営委員会作成の、日本LD学会(JALD)ホームペー
ジが公開されました。以下のURLのサイトです。ただし、当分の間「暫定版」
です。
http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jald/
なお、このサイトは、文部省学術情報センター (NACSIS) のサーバーを利
用して、運用されているとのことです。
文部省学術情報センター (NACSIS)のURLは以下のとおり。
http://www.nacsis.ac.jp/nacsis.index.html
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■ 「全国LD親の会ホームページ」 新URLへ移行 1999.7.22 ■
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「全国LD親の会ホームページ」は新URLへ移行いたしました。以下のURLです。
http://www1.normanet.ne.jp/~ww500013/
なお、旧URL(下記)は、近々運用停止になるので、ご注意ください。
http://www.mwnet.or.jp/~hkatou/zenkoku.html
なお、NORMANET(ノーマネット)とは、(財)日本障害者リハビリテーショ
ン協会が運営しているネットワークです。
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■ 「全国LD親の会」文部大臣宛 「要望書」 全文 1999.3.15 提出 ■
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全国LD(学習障害)親の会が、 1999年3月15日付けで、有馬 朗人 文部大
臣 宛に提出した「要望書」全文については、以下のURLのサイトで閲覧でき
ます。ご覧ください。
http://www1.normanet.ne.jp/~ww500013/data/yobo99315.htm
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■ 障害児教育・福祉サマーセミナー 福岡 1999.7.31−8.1 ■
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西日本新聞(7.5付け)によると。。。
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日 時 1999年7月31日−8月1日
会 場 福岡商工会議所 福岡市博多区博多駅前2丁目
テーマ 21世紀の障害児教育・福祉を探る
特別講義 長畑 正道・筑波大教授 「学習障害の病像と対応」他
参加費 13,500円
申込み 障害児教育方法研究会・事務局 TEL 0422-34-6563
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■ 「にじの会」10周年 カニングハム・久子先生 講演会 1999.10.15 ■
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「にじの会」担当者よりのご連絡です。感謝します。
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神奈川学習障害児・者親の会「にじの会」創立10周年記念講演
カニングハム・久子 先生 講演会 1999.10.15
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■■ 『思春期を前にしたLD児に対する親の接し方』 ■■
思春期と言われる時期は、自立への第一歩を踏み出す人生の大きな通過点で
す。
LD児にとって、この時期をどう乗り越えるかが、人格形成の上でも重要なこ
とと考えています。身体と精神面のギャップによる、イライラ・反抗等、範
囲の程度の差はあっても何かしらのサインが見えたとき、親はどうしたら良
いのか。。。信頼できる親子関係を保つにはどうしたら良いのか。。。
今回、「にじの会」創立10周年記念として、そこにスポットを当てた講演会
を企画しました。講師のカニングハム・久子先生は、米国で多くの障害児と
その親に関わってきました。また、日本と米国の教育現場の違いも理解され
ています。
深い思いやりを持った先生の講演が、改めて自分自身を見つめなおす良い機
会となれば幸いです。米国在住の先生ですので、日本での講演は貴重なもの
です。
LD児を持つ親はもちろん、接する教育現場の方々、また、こういった問題
に関心のある方に、是非参加していただきたいと思います。
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日 時:1999年10月15日(金)午前10時〜12時
その後、先生を囲んでの昼食会
講 師:カニングハム・久子先生
会 場:神奈川県民サポートセンター
(横浜駅西口徒歩5分:三越裏)
内 容:10:00〜11:30 講演
11:30〜12:00 質疑応答
定 員:90名
参 加 費:講演会 500円
問合せ先 「にじの会」
後 援:神奈川県各市教育委員会(予定) 関東地区親の会(予定)
ADHD研究会 (社)神奈川学習障害研究協会(予定)
(財)横浜YMCA(予定)
------講師プロフィール-------
1934 長崎県生まれ
1958 同志社女子大学英文科卒業
1967 渡米留学
1968 ニューヨーク市立ハンター大学にて修士号(特殊教育)取得
1972〜1996
ニューヨーク医科大学教官を経て、ニューヨーク州ウエストチェスター郡立医療
センター(人間科学研究所)視聴覚臨床教育プログラム主任
1982〜現在
「SPEAC−ニューヨーク臨床教育父母の会」主宰
日・米教育関連機関の教育コンサルタント
長崎純心大学客員教授
1992 米国ダイアモンド賞受賞 日本国外務大臣賞受賞
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■ 「AIU-YMCA学習障害児プロジェクト」 AIUプレス発表 1999.7.22 ■
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AIU 関係者様よりお知らせいただきました。感謝いたします。
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報道関係者各位 1999年7月22日
AIUが「AIU-YMCA学習障害児プロジェクト」の設立へ向け、
YMCAに1000万円寄付を決定
AIU保険会社の代表取締役社長 吉村文吾は、本日7月22日(木)午後、東京
YMCA(東京都千代田区 神田)にて、正式に「AIU-YMCA学習障害児プロジェク
ト」設立に向けた寄付につき署名を行いました。
当面、寄付の期間は2年間で、寄付金額は年間500万円となり、2年間総額で
1000万円に及びます。 当寄付金は、YMCAに対する在日大使・外国企業(者)
による支援組織であるYMCA国際賛助会(Foreign Community Supporting
Committee)へAIU保険会社から贈られるもので、主に同プロジェクトの学習
障害児のプログラム開発のために活用されます。 具体的な内容は、「指導に
関する研究・調査・啓発活動」、「指導者育成」、「実験的・先行プログラ
ムの実施」などです。
全国のYMCAでは、公教育のモデルとなるべく団体、学校、地域などと情報
交換を通じて「学習障害児理解講座」、「学習障害児に対する指導者養成」、
「幼児・小中高校生対象の学習援助」などを行っています。
今後、YMCAでは、当社からの寄付金により、日本全体の学習障害児に対す
る理解と教育の進展に努めていきたいとしています。
* 学習障害とは、文部省の定義によれば、基本的には、全般的な知的発達
に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する、推論するなどの
特定の能力の習得と使用に著しい困難を示す、様々な障害を指すとされ
ております。
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本件に関わるお問い合せ
AIGKK広報部 マネジャー 山下健二 TEL: 03-5619-3238
AIU homepage: http://www.aiu.co.jp/
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■ 「女性セブン」1999年28号(7月8日)記事「学級崩壊について」 ■
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ここで、注意欠陥多動性障害(ADHD)が学級崩壊や親の「しつけ」との
関連で、誤解を招くような表現で紹介されています。
以下の部分です。。。
−−−−−−−−ここから−−−−
このように耐性のない子供が増えているのであるとすれば、まず考えら
れるのは「注意欠陥・多動性障害」と呼ばれる病気が増えているのでは
ないかということです。(中略)
遺伝的なものもからんでいるようですが、アメリカでこの病気が急に増
えてきたのは、親の愛情不足の影響が大きいようです。また、この病気
の子供に対して、親が「こんな病気だから、仕方がない」と落ち着きの
なさを許すのでは、子供はよくならないとされています。
−−−−−−−−ここまで−−−−
「注意欠陥・多動性障害」と明確に書いているわけですから、おそらく
DSM-IV で規定されている、AD/HDのことだろうと思うのです。
しかし、DSM-IV では少なくとも「親の愛情不足の影響」とは記載されてい
ないと思うのですが。。。
執筆者の和田秀樹に、メールで問い合わせたところ、1週間ほど経過しまし
たが、お返事はいただいていません。
また、LDニュース読者が編集部経由で質問したところ、一部誤解を招く表現
があったことは認めるが、基本的には誤りではないとの見解らしいです。
和田秀樹(わだ・ひでき)氏プロフィール
http://www.bekkoame.ne.jp/ro/wada/ で公開されている
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□ 編集後記 ----------------------------------- 21:58 99/07/25 □
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LD学会のホームページが公開されました。
http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jald/
まだ、暫定版ということで「工事中」の部分もありますが、今後の充実が
期待されます。。。
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■ LDニュース記載内容を転載される場合は必ず下記までご連絡下さい ■
「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999.03.12 更新]
「けやき」HP http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998.07.31 更新]
LDニュースのバックナンバーの閲覧及び配信は以下のサイトからできます
http://backnumber.to/list.asp?userid=10000592 [1999.01.11 更新]
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http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/LD-FRM/INDEX.html [LD-FRM]
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