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□ LD・発達障害等関連図書 → http://ldnews2000.web.fc2.com/books/  □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #1108 2011/09/30 発行 登録(配信)読者数 3006 ■ ■ LD = Learning Disabilities LDニュース編集人発行 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 親の会「けやき」講演会「二次障害予防」/武蔵野公会堂 2011/11/26 ■ ■ 第35回 障がい者制度改革推進会議 議事次第     2011/09/26 ■ ■ 障害者の権利条約 第4回締約国会議 日本政府代表公使ステートメント ■ ■ えみスマイル! 2011年9月号(プレクストークリンクポケットの紹介) ■ ■ 発達が気になる子のサポート入門〜クラスでできる具体的支援/小平市 ■ ■ シンポジウム eBP Meetup 2011〜電子出版2年目の課題と3年目への展望 ■ ■ 環境問題を考える 広大な放射能汚染地域 除染は可能か?福島市の選択 ■ ■ 文部科学省による埼玉県及び千葉県の航空機モニタリングの測定結果  ■ ■ 文部科学省及び群馬県による航空機モニタリングの測定結果について  ■ ■ 「チェルノブイリに匹敵」福島・郡山市汚染 2011年9月29日 09時49分 ■ □ 編集後記 ------------------------------------ 00:25 2011/09/30 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  秋のワーキングメモリトレーニングお申込み受付中。コグメド・ジャパン   http://www.cogmed-japan.com/               【広告】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ■ LDニュースへ講演会等のイベント情報の掲載を希望される方へ・・・ ■ ■ 詳細は下記サイトをご覧下さい。原稿は適宜編集する場合があります。 ■ ■□■□■□ http://ldnews2000.web.fc2.com/sample.html  ■□■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障害 母たちの奮闘記 (平凡社新書) [新書] 山下 成司 (著) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00064.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 親の会「けやき」講演会「二次障害予防」/武蔵野公会堂 2011/11/26 ■ ------------------------------------------------------------------------ LD親の会「けやき」主催講演会『どんな大人にしたいですか』 〜家庭や学校でできる二次障害予防の心得〜 http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/KEYAKI/20111126.pdf LD親の会「けやき」主催講演会 『どんな大人にしたいですか』〜家庭や学校でできる二次障害予防の心得〜 講 師:小栗 正幸 氏     特別支援教育ネット代表・特別支援教育士スーパーバイザー 障害が原因で起こる失敗や挫折のくり返しから、感情や行動にゆがみが生じ、周 囲を困らせる行動をとることを二次障害といいます。 LD親の会「けやき」では、小栗正幸氏をお招きし、「家庭や学校でできる二次 障害予防の心得」と題して、下記日程にて講演会を開催いたします。 LD等発達障害のある思春期の子どもをかかえて、子育てに悩む親御さんや、支 援に携わっている教育機関等の関係者の方々におきき頂き、参考にしてほしいと 思っています。是非、多くの皆様のご参加をお願いします。 日 時:2011年11月26日(土) 13:30〜16:00                    (受付開始 13:00) 場 所:武蔵野公会堂 第1・2会議室(2F) JR中央線吉祥寺駅(南口) 定 員:100名(事前申し込みが必要です) 対 象:保護者、教育関係者、障害者支援関係者、一般(関心のある方) 申 込:名前・お立場・連絡先を明記の上、11月12日(土)までに申込 ★申込先Eメールアドレス:keyaki@box.club.ne.jp 資料代:1000円(当日受付にて申し受けます)けやき会員は無料です 主 催:LD(学習障害)親の会「けやき」 後 援:東京都教育委員会(申請中) 会場地図:http://www.musashino-culture.or.jp/koukaido/access.html JR吉祥寺駅南口から徒歩2分。井の頭公園に向かう途中にあります。 ※できるだけ徒歩もしくは電車、バスをご利用くださいますよう、お願いいたし  ます。駐車場はありません。 ※お問い合わせは、表面Eメールアドレスへお願いします。 ※小栗先生に質問がございましたら、申し込み時に一緒に、メールにお書き下さ い。または、この用紙に記入の上、当日会場の受付にてご提出ください。 質問内容:http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/KEYAKI/20111126.pdf ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障害のいま (講談社現代新書) [著] 杉山 登志郎 798円 http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00067.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 第35回 障がい者制度改革推進会議 議事次第     2011/09/26 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_35/index.html 平成23年9月26日(月)13:00〜17:00 中央合同庁舎第4号館共用220会議室 (開会) ○議事 ・「障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言」について ・その他 (閉会) 【資料一覧】 資料1 障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言 I.障害者総合福祉法の骨格提言  1/5 (PDF形式:503KB)  http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_35/pdf/s1-1-1.pdf  2/5 (PDF形式:373KB)  http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_35/pdf/s1-1-2.pdf  3/5 (PDF形式:400KB)  http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_35/pdf/s1-1-3.pdf  4/5 (PDF形式:458KB)  http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_35/pdf/s1-1-4.pdf  5/5 (PDF形式:479KB)  http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_35/pdf/s1-1-5.pdf II.障害者総合福祉法の制定と実施への道程 (PDF形式:481KB)  http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_35/pdf/s1-2.pdf III.関連する他の法律や分野との関係 (PDF形式:462KB)  http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_35/pdf/s1-3.pdf 資料2 障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言(概要)  1/3 (PDF形式:288KB)  http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_35/pdf/s2-1.pdf  2/3 (PDF形式:380KB)  http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_35/pdf/s2-2.pdf  3/3 (PDF形式:322KB)  http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_35/pdf/s2-3.pdf 委員提出資料 大濱眞委員 (PDF形式:503KB) http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_35/pdf/o-s1-1.pdf 松井亮輔委員 (PDF形式:96KB) http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_35/pdf/o-s1-2.pdf 追加資料 委員追加提出資料 長瀬修委員 (PDF形式:162KB) http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_35/pdf/o-s2.pdf ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ アスペルガーですが、妻で母で社長です。 出版社:大和出版 価格:¥1、365 http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00066.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 障害者の権利条約 第4回締約国会議 日本政府代表公使ステートメント ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_35/pdf/o-s2.pdf 障害者の権利条約第4回締約国会議 国際連合日本政府代表部木村徹也公使のステートメント 2011年9月7日(*) 議長、ご列席の皆様、 日本政府代表部は障害者の権利条約の第4回締約国会議に署名国として参加する ことを光栄に感じています。5年前に私たちは総会において、本条約をコンセン サスで採択いたしました。それ以来、障害者の人権と基本的自由の促進と保護に 向けての努力を法的枠組みの中でしてまいりました。日本は条約交渉に積極的に 参加し、2007年に署名を行いました。そして日本は今、締約に向けての準備を進 めています。今日、この機会に、日本がこの数年において実施してきた積極的な 施策について皆様と共有したいと存じます。 第1に、2009年12月に内閣に「障がい者制度改革推進本部」を設置いたしました。 総理大臣が本部長を務め、全閣僚がメンバーです。この推進本部は、障害者の権 利条約を締結し、実施するために必要な関連国内法整備をはじめとする、集中的 な制度改革を行う目的で設置されました。条約交渉に政府のみならず、障害者が 参加したことを認識するとともに、国内的な要求に応じるためにも、障害者の声 が国内政策に反映される仕組みを確立することが重要であると感じました。その ために、過半数が障害者と家族が占める「障がい者制度改革推進会議」を推進本 部の下に設置したのです。 第2に、改正障害者基本法が2011年7月29日に成立しました。同法は「全ての国民 が、障害の有無によつて分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合 いながら共生する社会を実現する」ことが目的です。この新法の二つの特徴は指 摘するに価します。一つは、障害者のための現実の施策の実施とモニタリングを 監督する障害者政策委員会の設置です。もう一つは、必要で適切な配慮の提供を 確保できないことを障害に基づく差別として含んでいる点です。これは、「合理 的配慮」という法的概念が日本の法体系に位置づけられた最初の例です。こうし た規定は障害者の権利条約に則ったものです。 最後になりますが、条約の第32条が規定している国際協力に私どもは取り組んで まいりました。日本政府は政府開発援助(ODA)を通じて、この国際協力に貢献 してきました。具体的には、バリアフリーな鉄道設備・大学キャンパスを推進す ると共に、障害者のリハビリテーション・職業訓練機関を設置してきました。 議長、日本はこうした実績に加えて、障害者の権利の促進と保護に関する新たな 法的施策の策定過程にあります。多くの課題はありますが、私どもは障害者の権 利の保護と促進のために、障害者そして障害者を代表する組織と緊密に協力を進 めます。 ご清聴、ありがとうございました。 (長瀬修仮訳) (注)*ここでの日付は9月7日と記されているが、実際にこのステートメントが     行われたのは、9月8日である。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ えみスマイル! 2011年9月号(プレクストークリンクポケットの紹介) ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.youtube.com/watch?v=ooRKdVzyszw 島根県松江市のNPO法人に勤務する「えみ」が、視覚障がい者向けの機器や、松 江の美味しい食の情報を紹介します。 2011年9月号(第3回)-毎月10日更新 しまねライトハウスライブラリーで開催される講習会のインターネット放送の URLを下記に記します。9月18日(日)10:00~ ※終了 http://www.ustream.tv/channel/lighthouselibtv  ↓ 当日の講習の様子はこちらで見ることができます。 動画タイトル「プレクストーク リンクポケット探検隊」 http://www.ustream.tv/recorded/17340297 お問合わせ先 NPO法人プロジェクトゆうあい http://www.project-ui.com/ Tel 0852-32-8645 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 感覚統合を生かしてたのしく学習−読む力・書く力を育てる 佐藤 和美 (著) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00050.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 発達が気になる子のサポート入門〜クラスでできる具体的支援/小平市 ■ ------------------------------------------------------------------------ 講 師:所沢市教育委員会健やか輝き支援室 阿部利彦先生 発達が気になる子、クラスでどうもうまく過ごせていない子、あたたかいサポー トが子どもたちを伸ばして学校を楽しい場に変えていきます。「できない」を探 さず「できる」を伸ばすそれぞれのクラスでできる具体的支援についてお話をう かがいます。 と き:2011年10月14日(金)10時〜正午(9時45分開場) ところ:小平市中央公民館 ホール 参加費:資料代100円 予約不要:直接会場へお越しください 主 催:KASA(小平自閉症を考える会)http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=kasa007 後 援:小平市教育委員会/小平市社会福祉協議会 問合せ:E-mail : kasaunei@yahoo.co.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ もしかして私、大人の発達障害かもしれない!? 田中康雄 (著) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00068.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ シンポジウム eBP Meetup 2011〜電子出版2年目の課題と3年目への展望 ■ ------------------------------------------------------------------------ 日時:2011年10月25日(火) 12:45〜17:30(予定。開場・受付開始12:45) 会場:コクヨホール(JR品川駅港南口(東口)徒歩5分)    東京都港区港南1-8-35    http://www.kokuyo.co.jp/showroom/hall/access/map.html 電子書籍・雑誌の開発と普及を目的として研究と情報交換を進める専門書・実用 書出版社の団体『電子書籍を考える出版社の会』(略称eBP、代表幹事:株式会 社毎日コミュニケーションズ 取締役 出版事業本部長滝口直樹)は、10月25日 (火)に「eBP Meetup 2011〜電子出版 2年目の課題と3年目への展望」と題した イベントを開催します。 今回のイベントは、2010年に設立した『電子書籍を考える出版社の会』初となる オープンなイベントです。これまで何度もあった電子出版「元年」から、ようや く2年目に踏み出せたのが今年2011年。各出版社が実際に行ってきた電子出版の 取り組みを踏まえ、ビジネスセッション、テクニカルセッションの2部構成で、2 年目で見えてきた課題と3年目のさらなる飛躍のための展望を業界キーパーソン の皆様に語っていただく予定です。 「Meetup」という名前のとおり、出版社だけではなく広く電子出版ビジネスに関 わる多くの皆様が出会い、2012年に一層の拡大が期待される電子出版ビジネスに ついてのヒントが得られるイベントとします。 13:45-15:15 ビジネスセッション「電子出版は本当に儲かるのか 〜2年目の真摯な検証〜」 パネリスト(予定)佐藤陽一(グーグルパートナー事業開発本部マネージャー)         星野渉(文化通信 取締役編集長)         宇田川信生(紀伊國屋書店 eコマース事業本部本部長)         高橋考(三和書籍/eBP)         出町浩一郎(毎日コミュニケーションズ/eBP) ※他調整中 モデレーター  滝口直樹(毎日コミュニケーションズ/eBP) 15:30-17:00 テクニカルセッション      「当事者が語る“専門書・実用書”電子コンテンツ制作の舞台裏」 パネリスト(予定)吉田健吾(paperboy&co. 取締役副社長)         舘崎実載(暁印刷 生産管理本部第2部部長)         沢辺均(ポット出版 代表取締役)         丸田敏晴(ビーワークス取締役出版サービス事業部事業部長)         こもりまさあき(Webデザイナー、テクニカルライター)         梅屋文彦(ソフトバンク・クリエイティブ/eBP)※他調整中 モデレーター  馮富久(技術評論社)他 12:45-17:30 展示・各社デモンストレーション※敬称略 参加費:無料 ※参加ご希望多数の場合は抽選とさせていただきます 募集人数:150名 参加お申込みeBP公式サイト http://bit.ly/ebpmeetup2011 からご登録をお願 いします。 お問合わせ先:『電子書籍を考える出版社の会』運営事務局 株式会社技術評論社 (〒162-0846 東京都新宿区市谷左内町21-13)  担当 馮(ふぉん) tomihisa@gihyo.co.jp ※当日は報道関係者様用のお席もご用意しております。取材をご希望の場合、お 手数ですが上記宛に出席のご連絡をお願いいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 特別支援教育におけるATを活用したコミュニケーション支援 http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00061.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 環境問題を考える 広大な放射能汚染地域 除染は可能か?福島市の選択 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.env01.net/frommanager/2011/fm2011_23.htm#n666 (2011/09/25) 広大な放射能汚染地域 除染は可能か?福島市の選択 1.日本に出現した広大な“無法地帯”  日本は法治国家ではなかったのか?今福島県や北関東は国家によって“無法地 帯”にされている。  まず福島県から北関東にかけての放射性物質セシウム134、137の沈着量の測定 結果を図に示す。 http://www.env01.net/frommanager/2011/2604f61d36398a92ad6017a468d275be.jpg  このコーナーNo.664「原発事故から半年・・・事故処理への国費投入の合理性」 で示した『放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律』に基づく “放射線管理区域”の設定基準を再掲しておく。 管理区域の設定基準 1.外部放射線に係る線量については、実効線量が3月あたり1.3mSv 2.空気中の放射性物質の濃度については、3月についての平均濃度が空気中濃度  限度の1/10 3.放射性物質によって汚染される物の表面の放射性物質の密度については、表面  汚染密度(α線を放出するもの:4Bq/cm2、α線を放出しないもの:40Bq/cm2)  の10分の1 4.外部放射線による外部被ばくと空気中の放射性物質の吸入による内部被ばくが  複合するおそれのある場合は、線量と放射能濃度のそれぞれの基準値に対する  比の和が1  冒頭に示した図は、現在の環境放射線の基準核種であるセシウム134,137の沈 着量を示しているので、管理区域の設定基準3.の『α線を放出しないもの: 40Bq/cm2』の1/10である地域が放射線管理区域に該当する。これを図の単位に換 算すると以下の通りである。 40×1/10Bq/cm2=4×100×100Bq/m2=40000Bq/m2=40kBq/m2  つまり冒頭の図の凡例において赤の枠線で囲った範囲を放射線管理区域として 設定し、『一般人の立ち入りを禁止』しなければならないというのが日本の法律 なのである。  まず、放射線管理区域と指定すべき地域の広範なことに暗澹たる思いである。 もし日本が法治国家だとすれば、残念ながら福島県の東半分は全く人の住める状 況ではない。それどころか放射線管理区域に指定すべき範囲は県境を越え、宮城 県南部と北部の岩手県境に接する一部、そして驚くべきことに栃木県・群馬県に おいても北西地域半分程度は人の住める状況ではないことが分かる。更に茨城県 霞ヶ浦の南の牛久市を中心とする一帯、地図には示されていないが新潟・長野・ 千葉・埼玉・岩手県の一部にも放射線管理区域に指定すべき汚染地域が広がって いると思われる。  そしてこの地域の放射性物質による汚染状況は、通常の管理された環境におけ る放射線管理区域とは異なり、放射性物質は表土や塵埃に紛れ、あるいは地表水 ・地下水に混入しているため絶えず流動しているのである。通常の管理された環 境における放射性物質であれば、たとえ管理区域に立ち入ったとしても放射性物 質を吸引して内部被曝することはほとんど考えられない。しかし、原発事故の汚 染地域では浮遊する放射性物質が呼吸や食物摂取を通して不断に体内に取り込ま れるため、内部被曝は避けようが無いであろう。その意味で、むしろ通常の放射 線管理区域以上に危険である。−−略 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『あたまと心で考えよう SSTワークシートー社会的行動編』 http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00059.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 文部科学省による埼玉県及び千葉県の航空機モニタリングの測定結果  ■ ------------------------------------------------------------------------ http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1910/2011/09/1910_092917_1.pdf                           平成23年9月29日 文部科学省による埼玉県及び千葉県の航空機モニタリングの測定結果について 文部科学省による埼玉県及び千葉県の航空機モニタリング(本年9月7日発表)に ついて本日、測定結果がまとまったので、お知らせします。 1.当該モニタリングの実施目的 文部科学省は、これまで、広域の放射性物質による影響の把握、今後の避難区域 等における線量評価や放射性物質の蓄積状況の評価のため、東京電力(株)福島 第一原子力発電所から100kmの範囲内(福島第一原子力発電所の南側について は120km程度の範囲内まで)及び近隣県について航空機モニタリング※を実施 してきた。 これに加えて、本モニタリングは、より、広域の放射性物質の影響を把握するた め、これまでに航空機モニタリングを実施していない埼玉県及び千葉県について、 航空機モニタリングを実施したものである。 なお、埼玉県の航空機モニタリングについては、応用地質株式会社の航空機モニ タリングシステムを搭載可能な専用の民間ヘリコプターを活用し、応用地質株式 会社の社員及び(独)日本原子力研究開発機構の職員が測定を実施した上で、(独) 日本原子力研究開発機構がその結果について解析を実施した。 また、千葉県の航空機モニタリングについては、民間ヘリコプターにオーストラ リアのフグロ・エアボーン・サーベイ社が所有する航空機モニタリングシステム を搭載して、フグロ・エアボーン・サーベイ社の社員及び(独)日本原子力研究開 発機構の職員が測定を実施し、(独)日本原子力研究開発機構がその結果につい て解析を実施した。 ※航空機モニタリング:地表面への放射性物質の沈着状況を確認するため、航空 機に高感度で大型の放射線検出器を搭載し、地上に蓄積した放射性物質からのガ ンマ線を広範囲かつ迅速に測定する手法 2.当該モニタリングの詳細 ○測定実施日:9月8日〜9月12日 ○航空機 :○1埼玉県:民間ヘリコプター(AS350B3)       ○2千葉県:民間ヘリコプター(AS350B1) ○対象項目 :埼玉県及び千葉県内の地表面から1m高さの空間線量率、及び地表  面への放射性セシウムの沈着量 3.当該モニタリングの結果 埼玉県及び千葉県内の地表面から1m高さの空間線量率の分布状況を示したマッ プ及び土壌表層への放射性セシウムの沈着状況を示したマップの作成にあたって は、今回の航空機モニタリングの結果を使用した。結果は、別紙1〜8のとおり。 また、放射性物質の拡散状況の確認のため、これまでに文部科学省が実施してき た航空機モニタリングの結果と合わせたマップも作成した。結果は、参考1〜4の とおり。 なお、マップ作成にあたっては、以下のような条件のもとに作成した。 ○今回のモニタリングは、9月8日から9月12日にかけて、埼玉県においては、ヘ リコプター1機により、のべ16回、千葉県においては、ヘリコプター1機によ り、のべ9回飛行した。 ○今回のモニタリングの飛行高度は対地高度で150m〜300mであり、その測定値 は、航空機下部の直径約300m〜600m(飛行高度により変化)の円内の測定値を 平均化したものである。 ○今回のモニタリングにおける航空機の軌跡幅は、3km程度である。 ○別紙1、5の埼玉県及び千葉県内の空間線量率のマップの作成にあたっては、今 回のモニタリング結果をモニタリングの最終測定日である9月12日現在の値に減 衰補正したものである。 ○別紙2〜4及び6〜8の埼玉県及び千葉県内の地表面へのセシウム134、137の沈着 状況の結果は、今回の航空機モニタリングの結果、及び平成23 年度科学技術戦 略推進費「放射性物質による環境影響への対策基盤の確立」『放射性物質の分布 状況等に関する調査研究』において、日本分析センターが実施した、ゲルマニウ ム半導体検出器を用いたin−situ測定の結果と空間線量率の相関関係をもとに算 出した。 ○参考1〜4のマップは、以下の結果を総合的に使用した。 ・福島第一原子力発電所から80km圏内:第3次航空機モニタリング結果 ・福島第一原子力発電所から80〜100kmの範囲内(福島第一原子力発電所の南  側については、120km程度の範囲内まで):第2次航空機モニタリング結果 ・埼玉県及び千葉県を除くその他の各県:これまでに実施してきた各県における  航空モニタリングの結果 ・埼玉県及び千葉県:今回のモニタリングの結果 なお、マップの作成にあたっては、これらのモニタリング結果を本モニタリング の最終測定日である9月12日現在の値に減衰補正した結果をもとに算出した。  <担当> 文部科学省 原子力災害対策支援本部   堀田(ほりた)、奥(おく)(内線4604、4605)   電話:03−5253−4111(代表) 03−5510−1076(直通) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 大人の発達障害−アスペルガー症候群、AD/HD、自閉症が楽になる本 (単行本) 備瀬 哲弘 (著) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00030.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 文部科学省及び群馬県による航空機モニタリングの測定結果について  ■ ------------------------------------------------------------------------ http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1910/2011/09/1910_092714.pdf                           平成23年9月27日 文部科学省及び群馬県による航空機モニタリングの測定結果について 文部科学省及び群馬県による航空機モニタリング(本年8月22日発表)について 本日、測定結果がまとまったので、お知らせします。 1.当該モニタリングの実施目的 文部科学省は、これまで、広域の放射性物質による影響の把握、今後の避難区域 等における線量評価や放射性物質の蓄積状況の評価のため、東京電力(株)福島 第一原子力発電所から100kmの範囲内(福島第一原子力発電所の南側について は120km程度の範囲内まで)について航空機モニタリング※を実施してきた。 これに加えて、本モニタリングは、より、広域の放射性物質の影響を把握するた め、これまでに航空機モニタリングを実施していない群馬県について、航空機モ ニタリングを実施したものである。 なお、本モニタリングは、早急に県内のモニタリングを完了する観点から、群馬 県の防災ヘリコプターに米国エネルギー省から借用している航空機モニタリング システムを搭載して、(独)日本原子力研究開発機構の職員が測定を実施した。 ※航空機モニタリング:地表面への放射性物質の沈着状況を確認するため、航空  機に高感度で大型の放射線検出器を搭載し、地上に蓄積した放射性物質からの  ガンマ線を広範囲かつ迅速に測定する手法。−−略 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障害の人の就活ノート 石井 京子 (著) (単行本) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00069.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 「チェルノブイリに匹敵」福島・郡山市汚染 2011年9月29日 09時49分 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-09-29_24056/  放射能に詳しい琉球大学名誉教授の矢ヶ崎克馬氏は、福島第1原発事故後の福 島市と郡山市の土壌汚染について、チェルノブイリ原発事故(1986年)で子 どもへの健康被害が続出したウクライナ・ルギヌイ地区に匹敵する汚染濃度だと 分析した。「住民を『被ばくさせっ放し』の状態に置いている国に対して、国民 の健康管理の点で厳しく責任を追及しなければならない」と訴えている。−−略 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ インクルーシブ教育の実践−すべての子どものニーズにこたえる学級づくり− http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00052.html  学苑社 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------------ 00:25 2011/09/30 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ある程度予想されていたこととは言え、すさまじい放射汚染である。政府は除染 すると言っているが、この広大な範囲をどのように除染できるというのか。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容に関する質問には原則として回答いたしかねます ■ ■ 編集に際し正確を期していますが最終保証責任は免責とさせて頂きます ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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