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LD(学習障害)ニュース #177 2000.07.20 発行 登録読者数 2,600
LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997.9.10創刊
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■ 日本LD学会主催 第8回LD教育研修会参加資格の一部変更について ■
■ 不登校とLD理解講座「LDとは?心理学的疑似体験と指導へのヒント」 ■
■ 「学習障害を考える」メーリングリスト l_d@freeml.com ■
■ ドラマのノベライズ本「君が教えてくれたこと」光進社1500円+税 ■
■ 少年犯罪と精神疾患の関係を語る前に 山崎晃資 雑誌 望星 2000/8 ■
□ 編集後記 ------------------------------- 22:24 2000/07/20 □
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■ 日本LD学会主催 第8回LD教育研修会参加資格の一部変更について ■
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以下のようなアナウンスがありました。詳細は以下のサイトで。
http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jald/new/001126.html#C
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1. 期 日 2000年11月26日(日)
受 付 09:00〜09:30
午 前 09:30〜12:30
午 後 13:15〜16:15
2. 会 場
目白大学 人間社会学部・短期大学部
東京都新宿区中落合 4-31-1
3. 日本LD学会認定指導者養成コース
★ 参加資格変更点 :
Aコース → 一般の方も参加できることになりました [2000/07/20]
Bコース → LD学会員のみ参加できます [変更なし]
・ Aコース 「LDをめぐる動向と課題 1」
・ Bコース 「LD/ADHD指導理論 1」
4. 申込について
郵便振替用紙を用いて、8月29日(金)までに諸費用を納入。
5. 申込及びお問い合わせ等の連絡先
<大会事務局>
〒339-8501 埼玉県岩槻市浮谷 320
目白大学 地域文化研究所内
日本LD学会 第9回大会事務局
FAX 048-797-2142 TEL 090-6002-5723
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■ 不登校とLD理解講座「LDとは?心理学的疑似体験と指導へのヒント」 ■
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主催者側からのご案内です。。。。
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主 催 心理相談室パスファインダー
後 援 田口教育研究所、学校法人 国際学園
『不登校』とひとくちに言ってもその背景には様々なものがあります。不登
校支援を活動の中心としている心理相談室「パスファインダー」では、各学
校や相談機関等との連携を大切にして、地域の中で各お子さんのニーズに合
った対応をしていくことを第一に考えております。その活動の一環として、
昨年度から定期的な講演会を主催し、講演者の先生方はもちろん、参加して
いただいた保護者・教員の方々とともに、子どもたちを少しでも理解できる
よう考えてまいりました。
本年度は、より「LDと不登校の関係」に焦点を当て、第1回「不登校とひき
こもり」、第2回「LDについて」、そして第3回「LDの二次的問題(障害)
としての不登校」というテーマに沿って、専門家の先生からお話しを伺う予
定です。
第2回では、現在「LD発達相談センターかながわ」の主任としてLD等の発達
的な偏りを持つ子どもたちへの療育指導に携わり、研究活動を続ける安住ゆ
う子先生よりお話を頂きます。LDを持つ本人たちが体験している認知・世界
とはどんなものなのか、書籍からだけでは捉えきれないその困難さを実際に
体験しようというのがそのねらいです。このような体験が実際に指導や相談
に当たる教育・相談機関の方々、また日々の子育ての参考になればと考えて
おります。
さらに実際にLDや不登校への対応を手がけている教育施設の先生方に来てい
ただいて、進学に関する個別相談会も開く予定です。詳細は以下のとおりで
す。
日 時:2000年7月23日(日) 14:00〜16:30
内 容: 第 2 回
[1] 講 演 安住ゆう子先生(LD発達相談センターかながわ)
「LDとは? 心理学的疑似体験と指導へのヒント」
[2] 講 演 岩澤一美先生(学校法人 国際学園)
「LDや不登校生への民間教育の対応の現状(2)〜技能連携校〜」
[3] 個別相談会...実際の情報提供も含め、不登校や引きこもり、
進学・進路等のご相談に応じます。
定 員:100名程度(定員になりしだい締め切らせていただきます)
会 場:市社会福祉協議会 社会保険研修交流センター ウィリング横浜
(京浜急行線、横浜市営地下鉄線上大岡駅駅ビルオフィスタワー12F)
費 用:1000円(資料代、会場費を含む)
申込方法:氏名・連絡先(住所&電話)・立場(保護者・教員等)・参加希
望人数を記載してファックスかメールにて。
FAX:045−982−5627(心理相談室パスファインダー)
e-mail:path@maple.ocn.ne.jp (同上)
●問い合わせ・連絡先:
「心理相談室パスファインダー」 担当:伊藤(いとう)・長田(おさだ)
●住 所:〒226−0025
横浜市緑区十日市場町819−3 第2研山ビル3F
心理相談室パスファインダー
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■ 「学習障害を考える」メーリングリスト l_d@freeml.com ■
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メイリングリスト・オーナーから以下のような紹介文いただきました。
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学習障害を考えるメーリングリストをつくりました。ご興味があるかたは下
記のサイトをご覧になっていただくか、
owner-l_d@freeml.com
にメールをいただきたいと思います。
http://www.freeml.com/GroupInfo.cgi?Group=l_d
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■ ドラマのノベライズ本「君が教えてくれたこと」光進社1500円+税 ■
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LD-FRM会員の方からお知らせいただきました。
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ドラマのノベライズ本がもう出来ていたんですね。店頭で見かけました。
「君が教えてくれたこと」 武田百合子
ISBN4-87761-047-2 光進社 1500円+税
1回の放送がそのまま1章として書かれていて、小説というより脚本を忠実
にたどったという感じ。そのせいかもしれませんけど、文章で繭子のような
言語性の良い自閉症者を描写するのはなかなか難しいな・・、と感じました。
ドラマを見た人にはイメージできるけどね。
あとがきには、杉山先生と辻井先生が「自閉症とは」「繭子について−高機
能自閉症」という解説を付けています。
参考図書も紹介されています。
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【参考】「君が教えてくれたこと」公式ホームページ
http://www.tbs.co.jp/kimioshi/map.html
http://www.tbs.co.jp/kimioshi/books.html
http://www.tbs.co.jp/kimioshi/autism.html
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■ 少年犯罪と精神疾患の関係を語る前に 山崎晃資 雑誌 望星 2000/8 ■
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雑誌「望星」2000/8月号(東海大学出版会刊)で、東海大学医学部精神科教
授山崎晃資氏が「親も、マスコミも、子どもたちの心の病気を素人診断して
はいけない」と題して、最近の少年犯罪と精神疾患の関係を云々する前に、
もっと基本的な問題があることを指摘している。
また、親や教師が、単なるチェックリストで安易にADHDと決めつけてしまう
ことに対しても戒めている。
日本では、児童精神医学の分野が大変遅れている現状を指摘している。少子
化に向かっている日本では、今後児童精神医学を発展させる必要性を訴えて
いる。
------以下引用
たとえば反社会的行為を重ねる「行為障害」とされている子には、生物学的
な面だけでなく、心理的にかなり深いダメージを負ってることが多い。たい
ていマイナス要因がいくつも複雑に絡んでいる。それだけに対処するには十
分に配慮してあげないとうまくいかないのです。本当に解決しょうと思えば、
周囲の人も並大抵の努力ではうまくいかないし、そういう体制もいまの日本
にははとんどない。
-----中略------
だから私たち臨床医は、マスコミの取材などに答えるにしても、安易に問題
の原因を特定して発言できないのです。
−そんななか、児童精神医学の役割は大きいですね。
ところが、日本には児童精神科という診療科名はありません。これは欧米か
ら比べると半世紀遅れているのです。大学の医学部にも児童精神医学の講座
はない。子どもの精神科ですよって看板が上げられないから、親はどこに行
っていいかわからないんです。
------以上引用
雑誌「望星」東海教育研究所発行 東海大学出版会刊 580円
雑誌コード 08135-8
http://www.tokaiedu.co.jp/bosei/
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□ 編集後記 ------------------------------- 22:24 2000/07/20 □
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本日「けやき」ホームページ開設3周年目を迎えました。おかげさまで、
通算アクセスカウント数も、10万件目前です。
今後とも、よろしくお願いいたします。 m(_"_)m
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