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LD(学習障害)ニュース #158 2000.03.22 発行 登録読者数 2,304
LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997.9.10創刊
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■ 東京YMCA東陽町センターLD及び周辺児童支援プログラム参加者募集 ■
■ 東京YMCA・LD英語教育研究会主催 英語教室 新規募集 ■
■ よこはま発達クリニック研修生・ボランティア募集のお知らせ ■
■ 障害者・高齢者の情報アクセスと著作権(国際シンポジウム) ■
■ TRONイネーブルウェア研究会例会自閉症と情報ネットワークの役割 ■
■ 【新刊】障害を理解しよう 茂木俊彦/監訳 小峰書店 2000/2刊 ■
■ 視覚障害者用録音図書システム「ディジー」の紹介「天声人語」 ■
■ 2000/4から自閉症者を主人公としたテレビドラマ放映開始 NTV TBS ■
■ 2000年度「てんかん」講座 全10回 日本てんかん協会東京都支部 ■
□ 編集後記 ------------------------------- 22:51 2000/03/21 □
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■ 東京YMCA東陽町センターLD及び周辺児童支援プログラム参加者募集 ■
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1.社会性指導クラスASCA(あすか)
小学校低学年から中学生までを対象とした社会性指導クラスです。これは、
社会的経験の積み上げを主に行っていくことで、自立する為の力を養ってい
くものです。
★ 主な指導内容
小学校低学年 「ルール理解」「集団参加」「自己コントロール」
小学校高学年 「コミュニケーション能力」「感情理解」「役割の遂行」
中 学 生 「葛藤場面の対処」「話し合いスキル」「自主的な活動の組み
立て」
★ 活動日程
小学校低学年 水曜日 15:30〜16:30
(1〜3年) 17:00〜18:00
小学校高学年 土曜日 15:30〜16:30
(4〜6年) 17:30〜18:30
中学生 土曜日 10:30〜12:30
(1〜3年)
★ 入会方法
事前に入会相談(有料)が必要になります。電話にてご予約ください。
2.活動プログラム「ひまわり」
東陽町センターを中心に楽しく活動を行っています。LD児だけでなく、周
辺の子どもも対象として、楽しい活動の中に、自信を身につける、自尊心を
養う、日常生活のスキルの取得などを目的としています。
★主な活動内容
公共交通機関を利用しての移動、料理、クラフト、ゲーム(ルール理解)等
99年度例 熱帯植物園見学、ゼリー作り、牛乳パックを利用してのクラフト、
ロウソク作り、科学技術館見学など
★活動日程 第4土曜日(1,8月を除く年10回)10:00〜16:00
★入会方法 事前にアンケート(無料)にお答えいただきます。電話にてお
問い合わせください。
☆★ ASCA、ひまわり お問い合わせ先 ★☆
東京YMCA東陽町センター
〒135-0016 江東区東陽 2-2-20
電話 03-3615-5570
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■ 東京YMCA・LD英語教育研究会主催 英語教室 第6期新入生を募集 ■
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第6期新入生を募集いたします。LD児、または英語が他の教科に比べて極端
に苦手なお子様で、当教室の主旨に賛同する方のご応募をお待ちしておりま
す。
会の趣旨:東京YMCA・LD英語教育研究会は、1997年10月よりLD児を対象とし
た英語教室を開講、その中で英語学習についての実践を行い、研
究発表を重ねて、指導方法を確立してきました。フォニックスを
利用したアルファベット指導においては、自主教材の作成を手が
け、LDの子ども達の英語学習への興味を引き出し、効果を上げて
います。今後は、これまでの指導法をまとめながら、LD児への支
援を行って行く予定です。
新規募集人数:若干名
授業期間:2000年4月より6ヶ月間(90分授業×10回)
授業日時:土曜日の午後3時から午後4時30分
対 象:小学5年生以上で、LD児もしくはその領域にある人。
費 用:入会金 15,000円(税別)
授業料 35,000円(税別)
教材費 5,000円(税別)
合 計 55,000円
返金規定:事情があってキャンセルする場合は、東京YMCAの返金規定に従っ
て返金いたします。
特 色:
(1) 学習指導に当たっては受講生徒各々の個人プログラムを作成し、LD児へ
の理解のある講師が指導します。
(2) 講師は、英語教員、大学院生ほかLD児への英語教育に強い関心をもつ人
から構成されます。
(3) 指導内容は英会話重視型、困難点重視型など個々のニーズに合わせます。
(4) 授業形態は、生徒の状況に合わせ、授業内で3人〜4人の集団レッスン、
個人レッスンがあります。
(5) コース中にケースカンファレンス、保護者面談があります。
(6) コース内容には、保護者の参加も含まれます。
注 意:
個別プログラム作成のため、受講に際しては必ず所定の心理・学力検査の結
果が必要です。但し、他の教育・医療機関での検査を既にお済ませの方はそ
の結果をご提出下さい。
募集締切:2000年3月27日(月) 必着。3月29日(水)面接を行います。
応募先:東京YMCA・LD英語教室
〒101‐0053東京都千代田区神田美土代町7
電話:03‐3293‐1916(担当・江村)
FAX:03‐3293‐1928
emura@tokyo.ymca.or.jp
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■ よこはま発達クリニック研修生・ボランティア募集のお知らせ ■
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よこはま発達クリニック(以下YPDC)では平成12年度より研修生ならびにボラ
ンティアを募集します。
A. 基礎講座---発達障害児の教育・療育や児童精神科臨床を行う上で必要な
精神医学・認知心理学・福祉の基礎的知識を学びます。
対 象:障害児保育・教育および障害児臨床に従事する25歳〜45歳の専門職
形 式:全15回の講義を少人数(定員20名)で受講し、毎回800字以内のレポ
ートを提出していただきます。
講 師:内山登紀夫医師、藤岡宏医師、吉田友子医師、飯塚直美言語聴覚士
(第4回)、保護者講師(第14回)の予定です。
内 容:臨床医学入門(第1回5/26)研修に関するオリエンテーションののち、
守秘義務や診断の意義など精神科臨床に関わる基本的心構えについ
て学びます。
発達障害:障害概念の理解自閉症スペクトラム(第2回6/23)、
ADHD,LD(第3回7/14)、発達性言語遅滞・構音障害(第4回7/28)
精神遅滞:認知発達と心理評価(第5回9/08)
療育技法の基本的理解:TEACCH・応用行動分析など(第6回9/22)
医学的対応の基本的理解:てんかん・薬物療法など(第7回10/13)
精神科疾患:疾患概念の基本的理解精神分裂病(第8回11/10)、躁うつ病
(第9回11/24)、神経症(第10回12/08),人格障害(第11回1/12)
幼児期・学童期の社会資源(第12回1/26)、成人期の社会資源
(第13回2/09)、利用者ニーズに応えるサービス(第14回2/23)
総合デイスカッションおよび修了式(第15回3/09)
第I期開催予定日時:平成12年5月から平成13年3月にかけての、金曜日
午後6時30分から8時まで。
費用:7万円 (ただし、医師は12万円) 分納;可
募集人数:若干名
応募方法:履歴書(高校卒業以降の学歴・職歴・現職の具体的内容・資格、
を含む)を添えて、平成12年4月21日までに、YPDCに郵送または
FAXでお申し込みください。可否については、後日ご連絡致しま
す。
B. 臨床研修---事前に保護者(および本人)の了承の得られた利用者の診察・
指導場面に陪席し、診断技術や療育技術について学びます。
対 象:障害児保育・教育および障害児臨床に従事する25歳〜45歳の専門職
で、守秘義務を遵守できる方
内 容:下記の臨床場面に同席し、同日中にレポートを提出していただきま
す。事前事後にミニ・カンファレンスを行います。
内 容:下記の臨床場面への参加および事前事後のミニ・カンファレンス医
師診察陪席 ST指導陪席およびアシスト 個別指導(TEACCHモデル)
陪席および教材製作
実習実施日時: 研修生の希望日時をもとに調整
費 用:一日5千円(ただし、医師は一日2万円、半日1万円)3ヶ月を1クールと
して、継続的な臨床研修も可能です(費用は別途相談)。
応募方法 :希望日程に履歴書(高校卒業以降の学歴・職歴・現職の具体的内
容・資格、を含む)を添えて、YPDCに郵送またはFAXでお申し込
みください。随時受け付けています。可否については、後日ご
連絡致します。
C.ボランテイア---YPDCでは、教材製作などのボランテイアを募集していま
す。
応募方法:簡単な履歴書を添えて、お手伝いいただける日時・内容等を郵送
またはFAXでお知らせください。
この他、YPDCでは保護者・専門職を対象とする講演会も随時開催予定です。
講演会案内をご希望の方は、お名前・FAX番号・ご住所・生年月日・ご所属
(専門職の場合)を、YPDCに郵送またはFAXでお申し込みください。随時、ご
連絡させていただきます。
よこはま発達クリニック
院 長 内山登紀夫
研修委員 吉田友子
事務窓口 西戸さよ子
横浜市都筑区茅ヶ崎中央7-7レスターテ港北2F
FAX 045-942-1099
なおメイルでのお問い合せは ncdd@d1.dion.ne.jp までねがいます.
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■ 障害者・高齢者の情報アクセスと著作権(国際シンポジウム) ■
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2000年2月5日(土)都内で開催された、標記シンポジウムの様子が、以下のサ
イトで閲覧できます。
http://www.ascii.co.jp/ascii24/call.cgi?file=issue/2000/0208/topi03.html
http://www.ascii.co.jp/ascii24/call.cgi?file=issue/2000/0214/topi02.html
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■ TRONイネーブルウェア研究会例会自閉症と情報ネットワークの役割 ■
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3月11日、都内で開催された、第13回TRONイネーブルウェア研究会例会
−自閉症と情報ネットワークの役割−の様子が以下のサイトで閲覧できます。
「ビル・ゲイツも自閉症?」というタイトルがついてます。
http://www.ascii.co.jp/ascii24/call.cgi?file=issue/2000/0315/topi01.html
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■ 【新刊】障害を理解しよう 茂木俊彦/監訳 小峰書店 2000/2刊 ■
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小峰書店 (学校・図書館向けシリーズ) 2000/02 刊
● 「障害を理解しよう」
● 茂木俊彦/監訳
● 小学校高学年〜中学生向
● 揃定価(揃本体10000円+税)
● B5変型判
● 各36ページ
【シリーズの特長】
目が見えないと、朝どうやって服を着るんだろう。耳が聞こえないと、どう
やって話をするんだろう。障害をもつ人たちが、日常生活をどのようにすご
しているのかを紹介し、わたしたちが友人としてできることをともに考えま
す。障害をもつ人が文章を担当。
● ISBN4-338-16500-6 NDC369
1 目の不自由な人たち
ピーター・ホワイト文/京兼玲子訳
2 耳の不自由な人たち
マギー・ウーリー文/京兼玲子訳
3 学習の障害がある人たち
M.フリン,P.フリン文/京兼玲子訳
4 車いすの人たち
ルイス・キース文/京兼玲子訳
http://www.komineshoten.co.jp/%83V%83%8A%81%5B%83Y/html/16500A.html
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■ 視覚障害者用録音図書システム「ディジー」の紹介「天声人語」 ■
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朝日新聞 2000/3/20 付け「天声人語」に視覚障害者用録音図書システム
「ディジー」の紹介があります。
また、デジタルテレビの視聴覚障害者向け情報保障の規格策定の必要性にも
触れています。
欧米等では、このような録音図書は、視覚障害者だけでなく、LDのタイプの
一つであるディスレキシア(難読症)の人々等にも多数利用されているとの
こと。
なお、「天声人語」全文は以下のサイトで閲覧できます。
(閲覧可能なのは 2000/03/26 まで?)
http://tokyonet.asahi.com/paper/column.html#column_20
また、「ディジー」については、以下のサイトを参照してください。
デジタル編集協議会「ひなぎく」
プリントハンディキャップの人へ情報提供
http://www.daisy.gr.jp/
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■ 2000/4から自閉症者を主人公としたテレビドラマ放映開始 NTV TBS ■
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1.NTV系「天使が消えた街」4/12 水曜 午後10:00〜
「自閉症」で働き者の兄(藤井フミヤ)を持つ孤独な弟(堂本光一)が、
友人からの借金を押しつけられる。この二人の異母兄弟の葛藤を描く。
日本テレビ TEL 03-5275-1111
2.TBS系「君が教えてくれたこと」4/13 木曜 午後9:00〜
「自閉症」の主人公(ともさかりえ)が、PTSD(心的外傷後ストレス障
害)の元精神科医(河上隆也)と出会い、恋愛感情が生まれるというス
トーリー。番組発表記者会見の席上で、日本自閉症協会発行の冊子が配
布されたとのこと。
TBSテレビ TEL 03-3746-1111
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■ 2000年度「てんかん」講座 全10回 日本てんかん協会東京都支部 ■
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詳細については日本てんかん協会東京都支部ホームページ参照。
http://www.normanet.ne.jp./~ww100064/
●2000/04/23 てんかんの診断
洲鎌 盛一先生 神奈川県衛生看護学校附属病院小児科
●2000/05/14 てんかんをもつ子どもと家族
帆足 英一先生 都立母子保健院小児科
●2000/06/25 てんかんの原因
大久保 善朗先生 東京医科歯科大学附属病院精神神経科
●2000/07/23 てんかんの種類
藤野 修先生 日本医科大学附属千葉北総病院小児科
●2000/10/01 てんかん発作の観察と介助
野沢 胤美先生 昭和大学医学部附属病院神経内科
●2000/10/22 てんかんと精神障害
上杉 秀二先生 国立精神神経センター武蔵病院精神科
●2000/11/26 抗てんかん薬の作用と副作用
大石 実先生 日本大学練馬光が丘病院神経内科
●2001/01/28 てんかんの外科治療
鈴木 一郎先生 日赤医療センター脳神経外科
●2001/02/25 難治性てんかん
新井 幸男先生 新井こどもクリニック小児科
●2001/03/25 てんかん治療の終了
福水 道郎先生 国立精神神経センター武蔵病院小児科
受 付 午後1時から
会 場 全国心身障害児福祉財団4F会議室
東京都新宿区西早稲田2−2−8
交 通 地下鉄東西線 早稲田駅下車
穴八幡方面出口より徒歩7分
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□ 編集後記 ------------------------------- 22:51 2000/03/21 □
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いろいろな場面で、LD支援が広がってきているようです。
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■ LDニュース記載内容を転載される場合は必ず下記までご連絡下さい ■
「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999.03.12 更新]
「けやき」URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998.07.31 更新]
LDニュースのバックナンバーの閲覧及び配信は以下のサイトからできます
http://backnumber.to/list.asp?userid=10000592 [1999.01.11 更新]
LDに関する情報交換・意見交流・質問は「LDフォーラム」をご利用下さい
http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/LD-FRM/INDEX.html [LD-FRM]
読者用「掲示板」→ http://www.simple-j.com/kkk/kbbs.cgi?bn=110201
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