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==================================================================== LD(学習障害)ニュース #149 2000.01.28 発行 登録読者数 2,187 LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997.9.10創刊 ==================================================================== ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 「星の子」「うぃず」 定例会&新年会 2000/01/23 つくば    ■ ■ アメリカ映画「カーラの結婚宣言」(The Other Sister) の感想  ■ ■ 国際シンポジウム 障害者・高齢者の情報アクセスと著作権 00/2/5 ■ ■ LD沖縄ビーチふれあいツアー(春休み友達つくろう沖縄)3/26〜29 ■ □ 編集後記 ------------------------------- 21:05 2000/01/27 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください □■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 茨城親の会「星の子・うぃず」定例会&新年会 2000/01/23 つくば ■ --------------------------------------------------------------------  「星の子」インフォ 2000.01.25 より転載させていただきました。 −−−−−−  大寒を迎えたばかりだというのに、鬱蒼とした緑濃い山道を走って行く。 何処へ連れて行かれるのだろう?やがて東屋風の「つくば宴会センター」へ 着く。「星の子」うぃず、新年会が盛大に行われた。  青年LD10名(16歳から34歳)と親たち10数名が参集した。大寒直後、つく ばの裏ぶれた寒景の中、寒さが身にしみる。ビール・熱燗とアルコールが直 ぐに交わされた。21歳以上が7名と、日頃は飲まない彼らも (彼女たちは兎 も角)、この日は盛り上がって良く飲んでいた。  この日の昼「うぃず」の2000年初めての定例会でLD青年(成人)の話を聞 く会を企画した。その流れもあって青年達の気心も分かっていた。  良く検討された企画ではなく、とにかく初めてなので喋れる人からと言う ことで、Sさん34歳、1998年の筑波大でのLD学会の時に入会された成人の方 で、その過去からLDではないかと気付かれ入会された方から話していただく ことになった。  20数回の職歴転職を経て現在、東洋医学の専門学校へ入学するための学費 を稼ぎたいと思っている。長年の経験から良くなかった点、こうしたら良い のではないか等、若い青年LD達にとって勉強になる内容でした。  「自分一人の衝動で行動しては駄目だ。トラブルの時は上司を交えて話し 合いを行うと上手く解決が出来る。気の合う仲間と相談しながら仕事をする 方が楽しくやれる。正社員になって保険とかボーナスを貰えるようになった 方が良い。一生懸命やっていても邪魔する人はいるので、気のあった仲間と 仕事が出来るように努力する必要がある。サンドバックを買って、またはバ ットで素振りしてストレスを発散した方が良い。将来に希望を持って努力す れば目先のトラブルは気にならない。」等々・・・  話し方もしっかりしていて、とても信頼できる態度で目指す東洋医学の先 生にはピッタリの感じでした。   後で聞いた話ですが、はじめに用意していた話とは全く変わってしまっ たとのことで、話しているうちに自分の経験から、色々判ってきて、注意す るところ、こうあって欲しいところ等々、その時は夢中で対処していたこと が客観的に見つめられた、と言っていました。  こんな所が、LD者の素晴らしい処なのかな、と思えます。今だ夢があって、 それに向かって努力していて、周りの人にも大きな夢を見させてくれる、だ から私もLD者が好きなのです。  その後、参加した青年達に今の状況など聴きながら午前中の会が進みまし た。皆それぞれの対応に違いはありますが、その苦労も伺われる反面、やは り夢に向かって進んでいる姿も見受けられました。  Sさんのお母さんの話ですと、彼の心、考え方を理解するのに苦労したと の事でした。  LD本人の話を聞く会は、とても心温まる内容となり、そのまま新年会の盛 り上がりとなりました。こんなに楽しげな彼ら(彼女ら)を観るのは初めて という親御さんもいました。  寒さの凍みる東屋のような「つくば宴会センター」は、何故か薄暗い電灯 の光の下でも輝いて見えていたのは私だけだったでしょうか?! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ アメリカ映画「カーラの結婚宣言」(The Other Sister) の感想  ■ --------------------------------------------------------------------  「星の子」インフォ 2000.01.27 より転載させていただきました。 −−−−−−  前回、予告のみの紹介でしたが、昨日観てきましたので感想を。機会があ りましたら、是非御覧下さい、感動ものです!!!  ------- カーラの結婚宣言(The Other Sister)  カーラの姉(次女)の結婚式前夜パーティー。着飾った人々、ダニーも白 のスーツにネクタイと正装していた。  愛を育んできた二人には、知的障害(軽度)故のトラウマがあった。子供 の頃から笑われ続けてきたカーラ、今も「バカ」と言われ続けているダニー だったが。  酔った勢いで、たどたどしくカーラとの愛を皆の前で話し出すダニー。笑 い声に包まれる広間。カーラは激怒しダニーに「バカ!」と言ってしまう。 「バカ」と言われたダニーも激怒、サンフランシスコを後にして、カルフォ ルニアに向かう夜行バスに乗り込んでしまう。  バスの中で二人で観た「卒業」の映画を語るダニー。カーラへの想いが積 もり途中でバスを降りてしまう。だが、切符をバスに忘れてしまい、降りし きる雪の中でヒッチハイクする羽目に。車は1台も停まらない。やっと停ま ったのはバイク。サンフランシスコへ向け二人乗りのバイクは吹雪く道を走 る。  朝、家畜運搬のトラックの荷台から降りてくるダニー。教会の前、式は既 に始まっていて教会に入れて貰えない。ダニーは教会の脇へ消える。  ピンク色のドレスにキャップの可愛いカーラ達、聖歌隊。祭壇では今しも 愛の誓いが陳べられようとしていた。  愛の大団円(ハッピーエンド)へ向けて、最後の試練が待っている。カー ラの自立に絶対反対な母。娘を理解しようと何時もカーラの味方になる父、 彼らを暖かく見守る姉妹・友達。そしてカーラとダニーの結婚式へ・・・・  障害児(軽度知的)の成長、観る者には反面教師としての母、将来への不 安は拭いきれないが、それでも巧く作られた良い作品でした。  頬を拭って(自信のない人は大きめのハンカチを)映画館を出ると、銀座 のネオンがとてもロマンチックに輝いていました。           1月26日/丸の内シャンゼリゼ(上映中)にて。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 国際シンポジウム 障害者・高齢者の情報アクセスと著作権 00/2/5 ■ -------------------------------------------------------------------- 主催者側から、プログラムに関する続報がございましたので転載させてい ただきます。 改変しない限り、転載は自由とのことです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ここから (2000,01,26 updata) --- マルチメディアネットワーク時代における 障害者・高齢者の情報アクセスと著作権(国際シンポジウム)---  障害者・高齢者の情報アクセス権を保障するための技術は目覚しい進歩を 続けています。技術の進展にくらべて、それを普及しふだんの生活の中に定 着させるための体制整備の立ち遅れが目立ちます。 このシンポジウムでは、「ユニバーサルデザインに基く情報技術の可能性」 と「マルチメディアネットワーク時代の著作権のありかた」について、それ ぞれ国際的に活躍されている講師から最新の状況について講演して頂き、午 後は各分野で活躍するパネリストに午前中の講師と共に今後の展望について 論議して頂きます。 ● 日 時:2000年2月5日(土)午前10時〜午後5時 ● 場 所:江戸川区総合区民ホール 大ホール         (都営新宿線 船堀駅下車1分)       参加費無料、参加資格は問いません ※ 当日は同時通訳、手話、字幕、磁気ループ、点字チラシ及び車椅子専用 席等もご用意致します。 プログラム 10:00 ○開 会 (財)日本障害者リハビリテーション協会                副会長 板 山 賢 治 10:10 ○基調報告 「障害者の情報アクセスと著作権-今何が問題か-」            (財)日本障害者リハビリテーション協会                情報センター長 河 村  宏 休  憩 10:20 ○招待講演 「インターネットにおける障害者の情報アクセス」              DAISYコンソーシアム 調整中 11:00  休  憩 11:15 ○招待講演       「障害者のためのデジタルTV放送について」        CPB/WGBH National Center for Accessible Media(NCAM)        ゲリー・フィールド,Manager DTV Access Project 12:00  休  憩(情報機器展示およびデモンストレーション) 13:15 ○招待講演 「著作権に関する国際的な取組み(仮称)」         Gallaudet University 図書館長 ジョン・デイ        休  憩 14:20 ○パネルディスカッション       「マルチメディアネットワーク時代における障害者・高齢者の 情報アクセスと著作権」 (途中休憩30分)        パネリスト:講演者および下記団体(交渉中)      (文化庁、日本盲人会連合、全日本ろうあ連盟、全日本難聴者・ 中途失聴者団体連合会、LD親の会) 17:00 ○閉  会 【問い合せ先】(財)日本障害者リハビリテーション協会 金 丸     TEL:03-5273-0601 FAX:03-5273-1523 E-mail sonomi@dinf.ne.jp −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ここまで 【参考】江戸川区総合区民ホール地図 http://www.mapion.co.jp/cgi/m?no=1092002500196400078 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD沖縄ビーチふれあいツアー(春休み友達つくろう沖縄)3/26〜29 ■ -------------------------------------------------------------------- 期 間 2000年3月26日〜29日(3泊4日) 対象者 LD児・者及び家族、兄弟、姉妹、LD教育に興味ある方。 代 金 128,000円(羽田空港集合) 98,000円(那覇空港集合) 主 催 近畿日本ツーリスト 協 力 LDライフ研究所 前・全国親の会会長 山田裕康     沖縄LD研究会 沖縄YMCA 横浜YMCA 募 集 40名 〆 切 2000年2月25日 問合せ 近畿日本ツーリスト・バリアフリー旅行センターLD沖縄係り     TEL 03-5323-6915 FAX 03-5323-6678 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------- 21:05 2000/01/27 □ --------------------------------------------------------------------  久々の強力な寒波と、インフルエンザが列島を襲っています。皆さまご注 意を。。。  2月5日の国際シンポジウム「障害者・高齢者の情報アクセスと著作権」の 内容に大きな変更がありました。会場の江戸川区総合区民ホールは、都営新 宿線船堀駅前の交通至便なところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュース記載内容を転載される場合は必ず下記までご連絡下さい ■ 「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999.03.12 更新] 「けやき」URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998.07.31 更新] LDニュースのバックナンバーの閲覧及び配信は以下のサイトからできます http://backnumber.to/list.asp?userid=10000592 [1999.01.11 更新] LDに関する情報交換・意見交流・質問は「LDフォーラム」をご利用下さい http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/LD-FRM/INDEX.html [LD-FRM] 読者用「掲示板」→ http://www.simple-j.com/kkk/kbbs.cgi?bn=110201 ■ 編集者は掲載内容に関して最終保証責任を負うものではありません ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LD NEWS は「まぐまぐ」http://www.mag2.com/ を利用して発行しています

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