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□ LD・発達障害等関連図書 → http://ldnews2000.web.fc2.com/books/  □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #1166 2012/09/12 発行 登録(配信)読者数 2997 ■ ■ LD = Learning Disabilities LDニュース編集人発行 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 第35回総合リハビリテーション研究大会/横浜市   2012/09/21-22 ■ ■ 差別禁止法各則に関する日本障害フォーラム意見書障害者差別禁止法案 ■ ■ インクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進について ■ ■ 『発達障害白書 2013年版(CD-ROM付き)』編:日本発達障害福祉連盟 ■ ■ 発達障害ある高校生へ授業手法 大阪府教育委員会が出版 2012/09/07 ■ ■ 発達・学習障害もここでは立派なビジネス  シリコンバレーのど根性 ■ ■ 教育や心理の学会は自己保身的ではないか 綜合的な教育支援のひろば ■ ■ あなたの周りの放射能をチェック!福島第一原発事故の放射能汚染地図 ■ □ 編集後記 ------------------------------------ 18:29 2012/09/12 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  新学期 秋期のワーキングメモリトレーニングお申込み受付中。  コグメド・ジャパン http://www.cogmed-japan.com/       【広告】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ■ LDニュースへ講演会等のイベント情報の掲載を希望される方へ・・・ ■ ■ 詳細は下記サイトをご覧下さい。原稿は適宜編集する場合があります。 ■ ■□■□■□ http://ldnews2000.web.fc2.com/sample.html  ■□■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 感覚統合を生かしてたのしく学習−読む力・書く力を育てる 佐藤 和美 (著) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00050.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 第35回総合リハビリテーション研究大会/横浜市   2012/09/21-22 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.jsrpd.jp/index.php?q=node/1656 【9月21日(金)、22日(土)開催】第35回総合リハビリテーション研究大会 第35回総合リハビリテーション研究大会 総合リハビリテーションの新生をめざして 3 〜地域での実践から〜 日時:2012年9月21日(金)〜9月22日(土) 会場:障害者スポーツ文化センター横浜ラポール(横浜市北区鳥山町1752)    横浜市総合リハビリテーションセンター    (神奈川県横浜市港北区鳥山町1770)〔22日分科会〕 参加費:一般3,000円、学生1,000円 主催:公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会 後援:(順不同・依頼中)  内閣府、厚生労働省、文部科学省、国土交通省、経済産業省、消費者庁、  社会福祉法人全国社会福祉協議会、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構、  日本障害フォーラム、公益社団法人日本リハビリテーション医学会、  公益社団法人日本理学療法士協会、一般社団法人日本作業療法士協会、  一般社団法人日本言語聴覚士協会 生涯学習:日本理学療法士協会認定及び専門理学療法士履修ポイント取得可能 (10ポイント)日本作業療法士協会生涯教育制度ポイント取得可能 (1日1ポイント) http://www.normanet.ne.jp/~rehab/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『あたまと心で考えようSSTワークシートー自己認知・コミュニケーションスキ ル編』 http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00060.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 差別禁止法各則に関する日本障害フォーラム意見書障害者差別禁止法案 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/law/promotion/sk2/2_s9.html 第2回 障害者政策委員会 差別禁止部会 平成24年8月17日(金)13:00〜17:00 中央合同庁舎第4号館共用220会議室 差別禁止法各則に関するJDF意見書  各則に関しまして、以下の考え方をJDFとして意見書の形でまとめて提出致 します。 【労働・雇用】 ○対象範囲 事業所規模に関わらずすべての使用者を対象とする。 採用から退職までにおけるすべての労働条件 ○差別と正当化事由 使用者は労働者の募集、採用、昇進、福利厚生、教育・訓練、解雇、及びあらゆ る労働条件における障害に基づく差別をしてはならない。 障害に基づく差別であるとして裁判上又は裁判外の救済手続を申し立てたこと及 びこれに協力したことに基づいて、事業者が行う解雇その他の不利益な取り扱い については、これを行ってはならない。 労働組合は、労働者の加入を、障害を理由として拒否してはならない。 合理的配慮が提供された上で行われる労働能力の評価については差別に当たらな い ○合理的配慮の例示  個々の障害者である労働者の個別ニーズに応じた環境の整備 建物・用具等の物的環境(休息スペースの確保等を含む) 人的支援(介助者、ジョブコーチなどを含む) 意思疎通手段 労働条件の調整(医療やリハビリのための時間調整などを含む) 【政治参加】  政策決定過程のあらゆる段階に、障害者の参加の権利を妨げられることがない という基本的視点に立つ ○対象範囲 すべての障害者が他の市民と同等に情報を入手したり提供したりする権利を享受 し、かつ選挙権及び被選挙権の剥奪もしくは制限を受けたりすることがないよう に、公職の選挙権及び被選挙権(公職選挙法)を対象とする。 同じく上記の理由に基づいて、最高裁判所裁判官の国民審査、一の地方公共団体 のみに適用される特別法の制定のための投票、日本国憲法改正の国民の承認に係 る投票、地方公共団体の住民による各種の直接請求に基づく投票等も対象とする。 同じく上記の理由に基づいて、国会及び地方公共団体の議会への請願等も対象と する。 同じく上記の理由に基づいて、国会及び地方公共団体の議会の傍聴等も対象とす る。 その規模に関わらず、政治活動を行っているすべての政党。特に公職選挙法等で 認められている「政党」を対象とする。 障害者政策に関する提言を行う国や地方公共団体の委員会や機関など。 国会や地方公共団体の議会そのものも対象とする(言語障害をもつ議員の発言権 や議決への参加の仕方について、あるいは議場の構造の問題など)。 政治的意思表明を行う一定規模の集会やデモの主催者 上記に関わる情報の提供(入手) ○差別と正当化事由 国及び地方公共団体、政党等は、政治参加に関して、障害に基づく差別をしては ならない。 ○合理的配慮の例示  個々の障害者である者の個別ニーズに応じた環境の整備 建物・用具等の物的環境(投票所、議場等へのアクセス、など) 人的支援(投票所、議場等における支援、など) 意思疎通手段(投票手段、選挙公報、政見放送および投票に関する情報等の提供、 議会審議の手段、など) 【医療】 ○対象範囲 事業規模に関わらずすべての医療機関を対象とする 医療機関が提供するすべての医療行為及び医療に関連する行為 ○差別と正当化事由 障害を理由とした診療拒否、治療の放棄、その他一般的医療水準に満たない医療 を提供してはならない 一般に提供されるインフォームド・コンセントを行わないで、本人の望まない治 療行為を行ってはならない ○合理的配慮義務の例示 障害者が自らの意思と選択に基づいた医療を受けられるような適切な情報提供 障害に関わる検査・治療や、妊娠及び出産に関する検査・治療の内容と対応の方 法について、障害を持ちながら十分な日常生活や社会生活を送ることができるよ うな支援策等について情報を提供し、連携を図ること (解説)  医療の場面では、機能障害・構造障害を予防し、治療し、障害者でない人に近 づけることのみに主眼におかれがちです。機能障害・構造障害があること自体が 良くないこと、克服すべきことではありません。  機能障害・構造障害は、ある部分までしか改善できなくとも、社会の中でより 生活しやすい支援のひとつが医療やリハビリテーションです。障害者の生活が医 療やリハビリテーション中心というのは、一時的なものであり、長期に必要であ るとしても、同世代の障害者でない人の生活とかけ離れた生活を強いられてはな りません。  精神医療の現場は、特に人としての尊厳を傷つける行為が多く行なわれてきま した。地域で暮らしていくための支援との連携が必要です。  また、障害者が二次障害や、他の病気をもつことが増えています。もともとの 障害に理解がなく適切な医療を受けられないことも多くあります。  さらに、脳死移植、尊厳死、出生前検査、遺伝子検査等々医療に関連した問題 も多く出てきています。障害に基づく差別につながらないことを考えていく必要 があります。 【情報】 〇対象範囲 公的機関及び公共性をもつ団体や事業所 〇差別と正当化事由 本人の必要とする方法での情報の提供や発信を拒否すること 情報の提供や発信に当たり、不当な条件を課すこと ※(例)手話通訳者の立ち位置を制限するなど(裁判所など) 情報の提供や発信に要する費用を、それを必要とする障害者にのみ請求すること。 〇合理的配慮の例示 印刷物は点字印刷や拡大文字、音訳での利用を可能とすること 音声によるものは要約筆記を含む文字への変換や手話、触手話、指点字等への翻 訳を行うこと 映像や画像によるものは文字や音声等での認識を可能とすること 文章によるものは平易な用語や文体、記号や絵等を用いた版を作成することなど 【司法手続き】 1.対象範囲  裁判所における司法手続(民事、刑事)及び検察庁並びに警察署における刑事 司法手続、刑事施設等(刑事施設、少年院又は少年鑑別所)における処遇又はこ れらに関連する行為(以下「司法手続等」という)に関与する者 2.差別と正当化事由 (1) 司法手続き等に関与する者は司法手続等において障害を理由として差別をし てはならない (2) 合理的配慮義務に違反すること。 3.合理的配慮の例示 (1) 障害者が司法手続等の内容を理解することを容易にするための適切な情報伝 達方法の使用 (2) 適切な情報伝達方法を使用しても、障害者が司法手続等の意味又は内容を十 分に理解することができない場合における適切な補助者の付与 (3) 司法手続等の提供に関する運用、方針、手続における不利益除去対策 (4) 障害者に対する、その障害の種類・程度に応じた処遇 (5) その他、障害者の適正な司法手続及び処遇を受ける権利を実質的に保障する ために必要な合理的配慮を行うこと。 4.準用 2および3は、裁判外紛争解決機関、検察審査会、保護観察所の行う保護観察に、 その性質に反しない限り準用するものとする。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ぼくはうみがみたくなりました [DVD] ひとりの自閉症の青年と、その周囲の 人々が織り成す、心温まるヒューマン・ドラマ http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00062.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ インクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進について ■ ------------------------------------------------------------------------ 【お知らせ】「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のため        の特別支援教育の推進」について                      〔初等中等教育局特別支援教育課〕  障害者の権利に関する条約(以下「条約」という。)の批准に向け、政府全体 で、障害者制度改革の検討が行われており、教育では、主に、障害のある子ども と障害のない子どもが共に学ぶ、という条約にあるインクルーシブ教育システム の構築が課題になっています。  文部科学省では、中央教育審議会初等中等教育分科会の下に設置された特別支 援教育の在り方に関する特別委員会において、平成22年7月から条約の理念を踏 まえた特別支援教育の在り方について審議が行われ、本年7月23日の中央教育審 議会総会において、初等中等教育分科会報告として報告されました。 本報告書では、  1.共生社会の形成に向けて  2.就学相談・就学先決定の在り方について  3.障害のある子どもが十分に教育を受けられるための合理的配慮及びその基礎   となる環境整備  4.多様な学びの場の整備と学校間連携の推進  5.特別支援教育を充実させるための教職員の専門性向上等 について、まとめられており、このうち、「1.共生社会の形成に向けて」におい ては、 ○インクルーシブ教育システムにおいては、同じ場で共に学ぶことを追求するとと もに、個別の教育的ニーズのある幼児児童生徒に対して、自立と社会参加を見据え て、その時点で教育的ニーズに最も的確に応える指導を提供できる、多様で柔軟な 仕組みを整備することが重要である。小・中学校における通常の学級、通級による 指導、特別支援学級、特別支援学校といった、連続性のある「多様な学びの場」を 用意しておくことが必要である。 ○特別支援教育は、共生社会の形成に向けて、インクルーシブ教育システム構築の ために必要不可欠なものである。そのため、以下の(1)から(3)までの考え方に 基づき、特別支援教育を発展させていくことが必要である。このような形で特別支 援教育を推進していくことは、子ども一人一人の教育的ニーズを把握し、適切な指 導及び必要な支援を行うものであり、この観点から教育を進めていくことにより、 障害のある子どもにも、障害があることが周囲から認識されていないものの学習上 又は生活上の困難のある子どもにも、更には全ての子どもにとっても、良い効果を もたらすことができるものと考えられる。 (1)障害のある子どもが、その能力や可能性を最大限に伸ばし、自立し社会参加す   ることができるよう、医療、保健、福祉、労働等との連携を強化し、社会全体   の様々な機能を活用して、十分な教育が受けられるよう、障害のある子どもの   教育の充実を図ることが重要である。 (2)障害のある子どもが、地域社会の中で積極的に活動し、その一員として豊かに   生きることができるよう、地域の同世代の子どもや人々の交流等を通して、地   域での生活基盤を形成することが求められている。このため、可能な限り共に   学ぶことができるよう配慮することが重要である。 (3)特別支援教育に関連して、障害者理解を推進することにより、周囲の人々が、   障害のある人や子どもと共に学び合い生きる中で、公平性を確保しつつ社会の   構成員としての基礎を作っていくことが重要である。   次代を担う子どもに対し、学校において、これを率先して進めていくことは、  インクルーシブな社会の構築につながる。 ○基本的な方向性としては、障害のある子どもと障害のない子どもが、できるだけ  同じ場で共に学ぶことを目指すべきである。その場合には、それぞれの子どもが、  授業内容が分かり学習活動に参加している実感・達成感を持ちながら、充実した  時間を過ごしつつ、生きる力を身に付けていけるかどうか、これが最も本質的な  視点であり、そのための環境整備が必要である。 ○今後の進め方については、施策を短期(条約批准まで)と中長期(条約批准後の  10年間程度)に整理した上で、段階的に実施していく必要がある。 短期:就学相談・就学先決定の在り方に係る制度改革の実施、教職員の研修等の     充実、当面必要な環境整備の実施。「合理的配慮」の充実のための取組。     それらに必要な財源を確保して順次実施。 中長期:短期の施策の進捗状況を踏まえ、追加的な環境整備や教職員の専門性向     上のための方策を検討していく。最終的には、条約の理念が目指す共生社     会の形成に向けてインクルーシブ教育システムを構築していくことを目指     す。 等について指摘されています。 今後は、本報告を踏まえ、共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム 構築のための特別支援教育が推進されることが期待されます。 報告書の詳細については、以下のホームページを御覧ください。  (報告書概要、本文、別表、参考資料、別添へのリンク) http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/houkoku/1321667.htm                     (お問合せ先)                      初等中等教育局特別支援教育課                      企画調査係                      TEL:03−5253−4111(内線3193) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障害 母たちの奮闘記 (平凡社新書) [新書] 山下 成司 (著) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00064.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 『発達障害白書 2013年版(CD-ROM付き)』編:日本発達障害福祉連盟 ■ ------------------------------------------------------------------------ 『発達障害白書 2013年版(CD-ROM付き)』 https://www.space96.com/php/user/item_detail.php?store_id=space96&item_cd=s12091202 編:日本発達障害福祉連盟 価格:3,150円 発売日:2012年09月01日 (内容) 知的障害を中心とした発達障害分野の、2011年における医療・教育・家族支援・ 福祉・労働・国際動向などに関するトピックをとりあげる。 特集は「東日本大震災への支援活動と災害への対応策関係団体からの活動報告と 提言」「ボーダーレス化する発達障害」 (目次) まえがき  『発達障害白書2013年版』における「発達障害」の表記と定義の統一について 第1部 特集  1 東日本大震災での支援活動と災害への対応策  2 ボーダーレス化する「発達障害」 第2部 各分野における2011年度の動向  第1章 障害概念  第2章 医療  第3章 幼児期/家族支援  第4章 教 育:特別支援学校の教育  第5章 教育:小・中学校等での特別支援教育  第6章 日中活動  第7章 住まい  第8章 地域生活支援  第9章 職業  第10章 権利擁護/本人活動  第11章 文化・社会活動  第12章 国際動向 第3部 資料  1 年表  2 統計  3 日本発達障害福祉連盟と構成団体名簿  あとがき  執筆者一覧 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 自閉症の精神病理と治療 (杉山登志郎著作集1) [単行本] 杉山登志郎 (著) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00070.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 発達障害ある高校生へ授業手法 大阪府教育委員会が出版 2012/09/07 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/120907/20120907022.html  大阪府教育委員会は、言葉のやりとりが苦手だったり、落ち着きがなかったり する発達障害のある高校生への授業の手法をまとめた本『高校で学ぶ発達障がい のある生徒のための共感からはじまる「わかる」授業づくり』(ジアース教育新 社、A4判、118ページ、1890円)を7日に出版する。生徒の「困り感」 に関する考え方を独自に考案しつつ、具体的な対応方法などを提示している。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達が気になる子のサポート入門 発達障害は「オリジナル」発達 (新書) 阿部 利彦 (著) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00039.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 発達・学習障害もここでは立派なビジネス  シリコンバレーのど根性 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20120904/236373/  8月半ば、ある殺人事件の判決が大阪地裁であった。30年間引きこもっていた 男性が、彼の世話をしていた姉を殺害したという悲しい事件である。この男性に は、アスペルガー症候群という発達障害があった。裁判員による判決は、求刑よ りも長い20年の懲役となったが、その理由は平たく言えば「刑務所以外に受け皿 がないから」だ。  私は学習障害や発達障害の専門家ではないが、当事者の「親」として、その対 策に10年近く走り回ってきた。そのため、このニュースを聞いて考えこんでしま った。確かに、「発達障害は犯罪予備軍」といったレッテルを張られてはいやだ と思うし、支援団体は「差別である」と憤りを表明している。しかし私としては そう単純に怒れない。ほかに受け皿となりそうな設備はあるもののまだ不十分な ようで、家族の苦労や憤りもまた身にしみてよく分かるからだ。  アスペルガー、発達障害、学習障害などの定義はほかの情報ソースに譲ること として、ここではそういった「特別支援が必要な人たち」のシリコンバレーでの 現状を少々語ってみたい。いつものテクノロジー話とはだいぶ違うように見える が、実はイノベーションを生みだすこの地の「精神」と同じ根っこを持っている と私には思えるのだ。−−略 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ インクルーシブ教育の実践−すべての子どものニーズにこたえる学級づくり− http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00052.html  学苑社 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 教育や心理の学会は自己保身的ではないか 綜合的な教育支援のひろば ■ ------------------------------------------------------------------------ http://naritas.jp/wp/?page_id=1739 しかし、筆者が理解に苦しむことは、我々に身近な日本LD学会や日本特殊教育学 会、日本教育心理学会などは、本判決に関して特に態度を明確にしていないこと です。あまりに自分達の活動に熱心で自己保身的です。 それはどういうことでしょうか。学校心理士、臨床発達心理士、特別支援教育士 の心理職の国家資格に向けて、上記の学会は働きかけを強めているようです。つ まり、以上の諸資格が民間資格のままでは、専門職としての労働条件も悪く、現 在の心理職は高学歴にも関わらず低収入の象徴であるとか、アセスメントなどで 倫理規程なども国際水準では厳しくなっているので、国家資格化が必要だという のです。誠に自己保身的な活動だと言わざるを得ません。 今や諸学会は、障害者の諸犯罪に対しては、応報刑ではなく改善や社会復帰に向 けた教育刑が相当であるといった声を上げるべきです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 教室でできる特別支援教育のアイデア 中学校・高等学校編 http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00072.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ あなたの周りの放射能をチェック!福島第一原発事故の放射能汚染地図 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://kipuka.buddysp.com/ あなたの周りの放射能をチェック! 大きく見やすい地図で,あなたの目で放射能の分布をチェックしてね! 原発事故と向き合い,納得した暮らしを手に入れましょう! 「福島第一原発事故の放射能汚染地図」 著者:早川由紀夫 A2版両面カラー印刷,8つ折り ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ そうだったのか!発達障害 わざとじゃないモン─実録4コママンガ (単行本) 斗希 典裟 (著), 発達障害を考える会TRYアングル (編集) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00028.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------------ 18:29 2012/09/12 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 9月半ばなのに残暑が厳しいです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容に関する質問には原則として回答いたしかねます ■ ■ 編集に際し正確を期していますが最終保証責任は免責とさせて頂きます ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ LDニュースは「まぐまぐ」 http://www.mag2.com/ を利用して発行してます ------------------------------------------------------------------------

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