LD(学習障害)ニュース登録は こちら から。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #988 2010/07/03 発行 登録(配信)読者数 3,039 ■ ■ LD = Learning Disabilities LDニュース編集人発行 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ S.E.N.Sの会神奈川支部会公開研修会/Lプラザ 2010/08/07 ■ ■ ひらめき・ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ 2010/08/08 ■ ■ 新刊 これでわかる「気になる子」の育て方/成美堂出版 2010/07/20 ■ ■ 平成22年発達障害者支援実地研修事業に係る公募について 2010/06/28 ■ ■ 全国障害児・者実態調査(仮称)に関するワーキンググループ (第3回) ■ ■ 第5回「子どもの心の診療拠点病院の整備に関する有識者会議」の開催 ■ ■ 第6回 「脳の機能発達と学習メカニズムの解明」シンポジウムご案内 ■ ■ ズバッと解決ライブ in 港/東京都立港特別支援学校 2010/07/21 ■ ■ 神奈川LD協会主催 夏のセミナー2010 2010/07/31-08/21 ■ ■ 中教審 「今後の学級編制及び教職員定数の改善」で出された主な意見 ■ ■ LD(学習障害)ニュース #971 より LDニュース編集人 発行となりました ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ■ LDニュースへ講演会等のイベント情報の掲載を希望される方へ・・・ ■ ■ 詳細は下記サイトをご覧下さい。原稿は適宜編集する場合があります。 ■ ■□■□■□ http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/sample.html □■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ S.E.N.Sの会神奈川支部会公開研修会/Lプラザ 2010/08/07 ■ ------------------------------------------------------------------------ 主催者からのご案内です。 −−−−−−−−−−−− 日 時 2010年8月7日(土) 午後10時00分〜午後4時00分 会 場 かながわ労働プラザ(Lプラザ)4階会議室5、6、7 神奈川県横浜市中区 プログラム1(10:00〜12:00) テーマ 教室で活かせる視機能訓練の基本的な考え方と支援の実際 講 師 守田好江先生(視機能訓練士) プログラム2(13:00〜16:00) テーマIEPの立て方について2〜的確な短期目標の立て方を中心に〜 (昨年の研修会の続編です) 講 師 バーンズ亀山静子先生(ニューヨーク州公認スクールサイコロジスト /早稲田大学大学院・東京家政大学大学院非常勤講師) 交 通 JR根岸線石川町駅徒歩5分(地図は以下を参照してください。) http://www.zai-roudoufukushi-kanagawa.or.jp/~l-plaza/map.html 定 員 90名(定員になり次第締め切ります) 主 催 S.E.N.Sの会 神奈川支部会 参加費 神奈川支部会会員3000円 非会員5000円 申込み方法 参加ご希望の方は、事務局までメールしてください。 参加していただける場合折り返し、申込用紙や要項をお送りします。 お申込時にお知らせいただきたいこと(メール本文にご記入ください) 1.お名前(フリガナ) 2.LD学会会員番号(非会員の方は非会員 とお書き下さい) 3.SENS登録番号(該当しない方は登録番号なしとお書き下さい) 4.お電話番号(日中の連絡用です)5.ご住所(〒もお書き下さい) 6.ご所属 7.職種 8.研修証明書の希望の有無 9.「視機能」について 1)ほとんど知らない 2)本などを読みある程 度知っている 3)よく知っている (当てはまる番号をお書き下さい) S.E.N.Sの会 神奈川支部会事務局 E-mail:sens_kanagawa@futuro.or.jp ホームページ http://www14.ocn.ne.jp/~sens_kan/11.html この研修はSENS更新ポイントの対象研修(2ポイント;領域IX)となります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 感覚統合を生かしてたのしく学習─読む力・書く力を育てる 佐藤 和美 (著) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00050.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ひらめき・ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ 2010/08/08 ■ ------------------------------------------------------------------------ 『技術が拓く障害学生の大学進学』開催のご案内 障害のある学生の学習や大学進学に役立つ最新のテクノロジーについて実習を通 して学んでみませんか?このプログラムでは、障害のある学生が抱える困難を軽 減し、努力だけでは超えられない壁をクリアする手段を与えてくれるパソコンを はじめとする身近なテクノロジーを大学入試や普段の学習場面において活用する 方法や、それを利用するための配慮を得るためのポイントについて、実例を交え ながら紹介します。最先端のロボット技術の講義からは、テクノロジーを活用し て人が活き活きと生活する未来像を描きます。科学技術が拓く「誰にも優しい社 会」をつくる方法について一緒に考えてみませんか?みなさまのご参加を心より お待ちしております。 【開催案内】 開催日時:2010年8月8日(日) 場 所:東京大学先端科学技術研究センター4号館2階講堂 対 象:中高生 募集定員:30名 参加費用:無料 持 ち 物:昼食、筆記用具 主 催:東京大学先端科学技術研究センター バリアフリー系 【当日のスケジュール】 10:20〜10:50 受付(東京大学先端科学技術研究センター4号館2階講堂) 10:50〜11:00 開講のあいさつ 11:00〜12:00 講義 ロボット時代の創造〜科学技術が生み出す誰にも優しい社会の実現を目指して」 講 師:高橋智隆氏(先端科学技術研究センター 特任准教授) 12:00〜13:00 昼食 13:00〜14:30 実習(支援技術体験,研究室見学) 講 師:巌淵守氏(先端科学技術研究センター 准教授)・他 14:30〜14:45 アンケート記入 14:45〜15:00 修了式 15:00 解散 【申込受付締切】 2010年7月23日(金) 【申込方法】 ホームページから申し込む方法と、メールで申し込む方法がございます。 (1) ホームページでの申し込み 以下のホームページに必要事項を入力してお申し込みください。 https://cp11.smp.ne.jp/gakujutu/seminar・_act=Regform&seminarld=HT22041 (2) メールでの申し込み 件名として「ひらめき・ときめきサイエンス申し込み」として作成したメールに、 以下の必要事項を記入し、受付担当アドレス (maki_hirai@bfp.rcast.u-tokyo.ac.jp)までお送りください。 ・氏名(フリガナ) ・学校名、学年 ・性別 ・障害名 ・連絡先郵便番号・住所 ・TEL ・E-mail ・保護者からの参加同意の有無 ・その他聞きたいこと、知りたいことなどがあれば記入 ※詳しくは、「ひらめき・ときめきサイエンス」ウェブページをご覧下さい。 [→] http://www.jsps.go.jp/hirameki/ [→] http;//www.jsps.go.jp/hirameki/ht22000/ht22041.pdf [お問い合わせ] 〒153-8904 東京都目黒区駒場4-6-1 東京大学先端科学技術研究センター バリアフリー系 (担当:平井) Tel : 03-5452-5490 Fax : 03-5452-5490 E-mail: maki_hirai@bfp.rcast.u-tokyo.ac.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障害チェックシートできました−がっこうのまいにちをゆらす・ずらす・つ くる すぎむら なおみ (著), 「しーとん」 (著) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00049.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 新刊 これでわかる「気になる子」の育て方/成美堂出版 2010/07/20 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00051.html 書 名 これでわかる「気になる子」の育て方 監 修 木村順(作業療法士) 発行所 成美堂出版 定 価 1300円+税 発 行 2010年7月20日 うちの子、もしかして発達障がい? グレーゾーンの子どもたちの特性、家庭でのサポートのしかた、園、学校での支 援策を詳しく紹介。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 仕事がしたい! 発達障害がある人の就労相談 (単行本) 梅永 雄二 (著) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00048.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 平成22年発達障害者支援実地研修事業に係る公募について 2010/06/28 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/05.html 平成22年発達障害者支援実地研修事業に係る公募について 平成22年6月28日 社会・援護局障害保健福祉部 発達障害者に対する支援を適切に行うためには、発達障害に関する専門的知識を 有する人材を確保するよう務めるとともに、発達障害に対する理解を深め、及び 専門性を高めるため研修等必要な措置を講じることが必要不可欠です。 このことから、本事業は、国が指定した民間施設等(以下、「施設」という。) において、発達障害児(者)への専門的な支援を行う発達障害者支援センター職 員等を対象とした中期の実地研修を実施し、地域において指導的な役割を担うこ とができる専門的な人材育成を行う施設に対して所要の助成を行い、もって、発 達障害者の自立及び社会参加に資することを目的としています。 ・実施要綱(PDF:835KB) http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/dl/05a.pdf ・別記1、2、3(PDF:122KB) http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/dl/05b.pdf 助成の対象となる開発テーマ及び応募資格者は以下の通りです。 <対象の研修テーマ> 次のテーマに関する研修について、審査の上で採択を行います。 (詳細は実施要綱、別記1、2、3参照) 1.強度行動障害研修 2.成人期支援研修 3.早期支援研修 <応募資格者> 地域において指導的な役割を担うことができる専門的な人材育成を目指す国内の 民間施設で、発達障害に関する専門的知識を有しており、事業者の経理が明確で 経営の安定性が確保されていること。 申請者は上記施設の代表者であること(以下、「施設代表者」という。) <応募方法> 本事業による助成を希望される方につきましては、別添「発達障害者支援実地研 修事業協議要項」に基づき、平成22年7月23日(金)(必着)までに、下記 の提出先に「平成22年度衛生関係指導者養成等委託費(発達障害者支援実地研 修事業)実施協議書」(別紙1)、「発達障害者支援実地研修事業積算資料」(別 紙2)、「発達障害者支援者実地研修事業推薦書」(別紙3)を以下に掲げる書 類を添えてご提出くださいますようお願いします。 (添付する書類) 1.法人の概要、活動状況に係る次の書類(地方公共団体は不要) [1] 定款又は寄付行為(様式なし) [2] 役員名簿(様式なし) [3] 理事会で承認を得た直近の事業実績報告書(様式なし) 2.法人の財務状況に係る次の書類 [1] 平成22年度収入支出予算(見込)書抄本(様式なし) [2] 理事会等で承認を得た直近の財務諸表(貸借対照表、収支計算書、財産目 録)、監事等による監査結果報告書(様式なし) なお、協議のあった事業については、有識者等からなる「発達障害者施策検討会」 に諮り、その内容に関する意見を聞くとともに、必要に応じヒアリングを行った 上で、採択の可否及び採択の場合はその補助額を決定することとしておりますこ とを申し添えます。 <関係書類> ・発達障害者支援者実地研修事業公募要綱(別添)(PDF:350KB) http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/dl/05c.pdf ・平成22年度衛生関係指導者養成等委託費(発達障害者支援者実地研修事業) 実施協議書(別紙1)(PDF:156KB)(Word:72KB) http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/dl/05d.pdf http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/dl/05d.doc ・発達障害者支援者実地研修事業積算資料(別紙2)(PDF:66KB)(Excel:41KB) http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/dl/05e.pdf http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/dl/05e.xls ・発達障害者支援者実地研修事業推薦書(別紙3)(PDF:86KB)(Word:46KB) http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/dl/05f.pdf http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/dl/05f.doc ※ 発達障害者支援者実地研修事業推薦書(別紙3)については、所在地の都道 府県・指定都市が記入するもの。 (参考) ・別紙1(記入例)(PDF:214KB) http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/dl/05g.pdf ・別紙2(記入例)(PDF:71KB) http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/dl/05h.pdf ・別紙3(記入例)(PDF:133KB) http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/dl/05i.pdf 問い合わせ先 社会・援護局 障害保健福祉部 障害福祉課 地域移行・障害児支援室 TEL:03-5253-1111(内線3038)/FAX:03-3591-8914 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達が気になる子のサポート入門 発達障害は「オリジナル」発達 (新書) 阿部 利彦 (著) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00039.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 全国障害児・者実態調査(仮称)に関するワーキンググループ (第3回) ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/06/s0624-5.html 全国障害児・者実態調査(仮称)に関するワーキンググループ(第3回) 平成22年6月24日(木)18:00〜20:00 経済産業省別館1038会議室 議事次第 1.開会 2.議事 (1)調査の全体像について (2)調査の対象について (3)その他 3.閉会 資料 資料1 調査対象者として指摘のあったものについての考え方の整理(案) (PDF:117KB) http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/06/dl/s0624-5a.pdf 資料2 調査の対象(案)(PDF:151KB) http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/06/dl/s0624-5b.pdf 照会先[全国障害児・者実態調査(仮称)に関するワーキンググループ事務局] 厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部 企画課統計調査係 TEL 03−5253−1111(内線3029) FAX 03−3502−0892 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 大学生の発達障害 佐々木 正美 (編集), 梅永 雄二 (編集) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00047.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 第5回「子どもの心の診療拠点病院の整備に関する有識者会議」の開催 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/07/s0730-2.html 公開・頭撮可 平成22年6月25日 照会先:厚生労働省雇用均等・児童家庭局 母子保健課 小林(内線7939) 電話 03-5253−1111(代) 第5回「子どもの心の診療拠点病院の整備に関する有識者会議」の開催について この度、第5回「子どもの心の診療拠点病院の整備に関する有識者会議」を開催 することとしました。その傍聴等について、下記のとおり公表します。 記 1.日 時 平成22年7月30日(金)10:30〜12:30 2.場 所 中央合同庁舎第7号館金融庁 9階 共用会議室2(904号室) 東京都千代田区霞が関3−2−1 (東京メトロ 丸の内線、千代田線「霞ヶ関」駅または「国会議事 堂前」駅、日比谷線「霞ヶ関」駅、銀座線「虎ノ門」駅より各下 車徒歩5分) 3.議 題 (1)子どもの心の診療体制に関する調査の結果について (2)子どもの心の診療拠点病院機構推進事業の評価について (3)その他 4.傍聴者 若干名 5.募集要領 ・傍聴の申し込みは、委員会の開催の都度に実施します。 ・第5回有識者会議の傍聴申し込みの締め切り日は7月23日(金)です。 ・ファクシミリ又は電子メールにてお申し込みください。 (以下を参照ください。また、電話でのお申し込みは御遠慮ください。) ・また、希望者多数の場合は抽選となり、傍聴できない場合もあります。抽選の 結果、傍聴出来ない方には後日連絡いたします(傍聴可能な方には特段連絡い たしません。)。 <傍聴に関する照会先> 厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課 〒100-8916 東京都千代田区霞が関1−2−2 中央合同庁舎第5号館 電話(代表)03−5253−1111(内線 7939) 小林 <傍聴申し込み要領> ・申し込み先 厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課 ファクシミリ番号:03−3595−2680 電子メールアドレス:kobayashi-saoriks@mhlw.go.jp ・記載事項 第5回「子どもの心の診療拠点病院の整備に関する有識者会議」の傍聴について 傍聴希望者のお名前(ふりがな)・電話及びファクシミリ番号・(お差し支えな ければ)勤務先・所属団体 ※ 複数名お申し込みの場合もお一人ずつの記載事項をお書きください。 ※ 車椅子をお使いの方はその旨お書き添えください。また、介助の方がいらっ しゃる場合は、その方のお名前も併せてお書き添えください。 ---------- 傍聴される皆様への注意事項 -------------- 委員会の傍聴に当たっては、次の注意事項を遵守してください。これらを守られ ない場合は退室していただくことがあります。 1.事務局の指定した場所以外の場所に立ち入ることはできません。 2.携帯電話・ポケットベル等の電源は必ず切って傍聴してください。 3.写真撮影やビデオカメラ・テープレコーダー等の使用は御遠慮ください。 4.静粛を旨とし、意見聴取の妨害になるような行為は慎んでください。 5.委員等の言論に対し賛否を表明し、又は拍手をすることはできません。 6.傍聴中、新聞又は書籍の類を閲覧することは御遠慮ください。 7.傍聴中、飲食及び喫煙は御遠慮ください。 8.傍聴中の入退席はやむを得ない場合を除き慎んでください。 9.銃刀類その他危険なものを持っている方、酒気を帯びている方、その他秩序 を乱す恐れがあると認められる方の傍聴はお断りいたします。 10.その他、座長及び事務局職員の指示に従うようお願いします。 ※なお、会場及び建物の警備上の理由により身分証をご提示いただくことがあり ますので予め御了承ください。 事務局 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障害 境界に立つ若者たち (平凡社新書) (新書) 山下 成司 (著) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00023.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 第6回 「脳の機能発達と学習メカニズムの解明」シンポジウムご案内 ■ ------------------------------------------------------------------------ 第6回「脳の機能発達と学習メカニズムの解明」シンポジウムご案内 −脳を育む:発達と機能回復の脳科学− 開催趣旨 (独)科学技術振興機構(JST)・戦略的創造研究推進事業(CREST)の研究領域 「脳の機能発達と学習メカニズムの解明」は学習に関与する脳機能やヒトに特有 な言語などの高次脳機能の発達メカニズム、さらに精神・神経の障害からの機能 回復機序の解明を目指す研究を対象として、平成15年度に発足しました。 今回のシンポジウムでは、今年度で研究期間終了を迎えるH17年度採択の4課 題を中心に、既に研究期間が終了した研究課題を加えた9課題につき、「発達と 機能回復」に関する研究成果に焦点をあて開催することになりました。 関連領域の研究者のみならず、他の領域の研究者、さらには一般の方々に研究成 果をご報告し、皆様からのご批判とご助言を受けて研究を更に進展させることを 目指しています。 日 時 平成22年10月30日(土) 10:00〜17:35 場 所 都市センターホテル 3階 コスモスホール (東京都千代田区平河町2丁目4番1号) 参加費:無料 主 催 独立行政法人 科学技術振興機構(JST) 参加申込み方法 (先着順 定員になり次第締切らせて頂きます) 氏名、勤務先、〒住所、所属、電話、研究交流会参加の有無を明記の上、下記の URL、E-mail又はFAXでお申込み下さい。 URL :http://www.brain-l.crest.jst.go.jp/info/symposium.htm E-mail:brain-s5@brain.jst.go.jp FAX :06−6872−3591 プログラム 10:00 開会挨拶 研究総括 津本忠治 (理化学研究所) セッション1 座長: 渥美 義賢 領域アドバイザー (国立特別支援教育総合研究所) 10:10 自閉症の脳科学 北澤 茂 (順点堂大学) 10:50 行動の学習と定着のしくみ 小林和人 (福島県立医科大学) 〜ドーパミンによる行動制御のしくみ〜 11:30 脳がつくる視覚の不思議:そのしくみと発達 藤田一郎(大阪大学) 12:10 休憩 セッション2 座長: 山鳥 重 領域アドバイザー (前神戸学院大学) 13:10 妊娠・授乳期の母子の関わりと脳機能発達 和田圭司 (国立精神・神経医療研究センター) 13:50 赤ちゃんの脳の発達のしくみ 多賀 厳太郎 (東京大学) 14:30 「やわらかい」脳の光と影 ヘンシュ貴雄 (ハーバード大学) 15:10 休憩 セッション3 座長: 岡野 栄之 領域アドバイザー (慶應義塾大学) 15:25 神経幹細胞を活性化する 大隅典子 (東北大学) 〜睡眠と運動と栄養の効果〜 16:05 失われた脳の機能を補うしくみ 伊佐 正 (生理学研究所) 16:45 体は老いても脳は若い? 櫻井芳雄 (京都大学) 〜ブレインーマシン・インタフェースが明かす高齢脳の力〜 17:25 閉会挨拶 科学技術振興機構 シンポジウム事務局 独立行政法人科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業 「脳の機能発達と学習メカニズムの解明」研究事務所 技術参事 坂巻泰尚 〒560-0082 大阪府豊中市新千里東町1-4-2 千里ライフサイエンスセンタービル 11階 TEL:06-4863-9350 FAX:06-6872-3591 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LDを活かして生きよう−LD教授のチャレンジ 上野 一彦 (著) 価格:¥ 1575 http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00025.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ズバッと解決ライブ in 港/東京都立港特別支援学校 2010/07/21 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.kanekoshobo.co.jp/zlive20100721_c.pdf ※7月3日(土)に開催間近の「ズバッと解決LIVE」第2弾、“in群馬”の詳細 http://www.kanekoshobo.co.jp/zlive20100703_gunma.pdf 【ズバッと解決ライブ in港】 「支援の達人から学ぶ・発達が気になる子の 実践ワークショップ V3」 ○書籍『クラスで気になる子の支援 ズバッと解決ファイル』(金子書房刊)と のコラボから生まれた「公開・専門家チーム事例検討会」。 ○学校・家庭で見られる「発達が気になる子」のケースに、4人の「支援の達人」 が支援のコツとアイデアをレクチャーします。 ○大好評だった第1回の所沢、7月の群馬開催に続く第3弾のセミナーLIVE、つい に都内での初開催です! ◆講師 阿部 利彦 先生(所沢市教育委員会健やか輝き支援室) 坂本 條樹 先生(所沢市発達障害・情緒障害通級指導教室 「そだちとこころの教室フロー」) 今井 正司 先生(早稲田大学応用脳科学研究所) 川上 康則 先生(東京都立港特別支援学校) ◆取り上げる事例 「支援対象生徒からの支援拒否に悩む学習支援員、ジュンコさんのケース」 「思い通りにいかないとすぐに怒りだしてしまう小学生、シロウ君のケース」 【日 時】2010年7月21日(水)13:30〜16:30 ※受付は13:00〜 【会 場】東京都立港特別支援学校 〒108-0075 東京都港区港南3-9-45 電話:03-3471-9191 http://www.minato-sh.metro.tokyo.jp/ ・品川駅 港南口より徒歩15分 ・品川駅東口 バス停a8乗り場より、品99系統 品川埠頭循環で「港南四丁目」 バス停下車後 徒歩2分 ※品99-2系統 東京入国管理局前行きでも同様です 【参加費】無料 【お申し込み】※FAXでの申込をお願いいたします。FAXで、「氏名」「電話番 号」「Email」「所属」、また「7月21日 ズバッとLIVE申込」と明記の上、 下記までご送信ください。 【FAX番号】03-3471-9195 「港特別支援学校 特別支援教育部 高月 行」 【申込締切】平成22年7月14日(水) ※資料準備の都合上、必ず事前申込をお願いします。なお、定員に達した場合 は申し込みをお断りすることがありますので、ご了承ください。 〇駐車場はございませんので、公共の交通機関をご利用ください。 ○お子様連れでのご来場はご遠慮ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 大人の発達障害−アスペルガー症候群、AD/HD、自閉症が楽になる本 (単行本) 備瀬 哲弘 (著) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00030.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 神奈川LD協会主催 夏のセミナー2010 2010/07/31-08/21 ■ ------------------------------------------------------------------------ 神奈川LD協会主催 http://www.246.ne.jp/~kanald/2010/summer.html メインテーマ:発達障害のある子どもたちこころの育ち・学びの育ちを応援する 楽しくなければ学べない、本気でなければつまらない 人間として、プロとして、リスペクタブルな19人の講師が繰り 広げる21日間 日 程 講師名(敬称略) タイトル 基本セミナー 7月31日(土) 成田奈緒子 発達障害のある子どもの理解と関わり方 8月 1日(日) 岡田 俊 発達障害のある子どもがかかえるこころの問題 8月 2日(月) 佐々木正美 自閉症をわかること・子どもをわかること・親 をわかること 実践セミナー 8月 3日(火) 小田浩伸 発達障害のある子どもたちを通常の学級で支援す る 8月 4日(水) 秋元有子 算数(数や計算)につまずく子どもたちの指導へ のヒント 8月 5日(木) 漆澤恭子 小1プロブレムを起こさない…でも、起きたらど うする 8月 6日(金) 岡田 智 小集団指導に活かすソーシャル・スキル・トレー ニング(SST) 8月 7日(土) 加藤寿宏 特別支援教育に活かす作業療法の知と技 アンコールセミナー 8月 8日(日) 井上賞子・杉本陽子 通常学級での授業参加を支える教具の 工夫 8月 9日(月) 小笠原恵 行動問題への実践的対応 8月10日(火) 有川宏幸 子どもの発達支援に活かす保護者の理解と支援 実技セミナー 8月11日(水) 中尾繁樹 特別に配慮が必要な子どもたちへの具体的な指導 方法 −基礎編− 8月12日(木) 中尾繁樹 特別に配慮が必要な子どもたちへの具体的な指導 方法 −実技・実践編− 宿泊セミナー 8月14日(土) 岡田 俊 発達障害のある子どものこころ −事例検討を極める2days− 8月15日(日) 参加型セミナー 8月16日(月) 霜田浩信 支援の必要な子どもの学びを育てる−ちょっと役 立つ小技とツール− 8月17日(火) 宮本信也 愛着問題から考える子どものこころの問題 8月18日(水) 名越斉子 発達検査を用いたアプローチ−能力の凸凹を指導 に活かす− 8月19日(木) 渡部匡隆 現場に活かす応用行動分析の考え方 8月20日(金) 阿部利彦 発達障害のある子どもの「オリジナルな発達」を 学級で支援する 8月21日(土) 海津亜希子 通常の学級における学習につまずきのある子ど もへの多層指導モデル ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ビジョントレーニング 学ぶことが大好きになる 北出 勝也 (著) ¥ 2520 http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00024.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 中教審 「今後の学級編制及び教職員定数の改善」で出された主な意見 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/hensei/007/1292450.htm 中央教育審議会初等中等教育分科会(3月24日、5月17日)で出された主な意見 (「今後の学級編制及び教職員定数の改善」関係) 「今後の学級編制及び教職員定数の改善に関する教育関係団体ヒアリング」意見 概要 ○ 標記ヒアリングについて、24団体から2月〜4月に3回に分けて実施。 【小中学校等に関する主な意見】 (1)学級編制 ○ 通常学級の標準(現行40人)を30人または35人に見直すべき、との意見が大 勢を占めた。また、複式学級、特別支援学級における編制基準の引き下げを求め る意見もあった。 ○ 都道府県や地域、学校の実情に応じた弾力的な運用が行えるようにすべき、 との意見が多かった。 ○ 学級編制の標準の見直しに伴う施設整備については、十分な移行期間を設け るとともに、国の財源措置が必要であるとの意見が多かった。 1.少人数学級について ・子ども一人一人にきめ細かな指導をするため、教員一人あたりの児童生徒数を 下げなければならず、少人数学級の実現を可能とする大幅な定数改善が必要。 (全国都道府県教育委員長協議会・全国都道府県教育長協議会) ・一人一人の児童生徒に向き合う時間を十分確保するとともに、きめ細やかな指 導が展開できるよう、30人学級の完全実施を。(全国都市教育長協議会、同旨全 国公立学校教頭会、全日本教職員組合、全日本教職員連盟、(社)日本PTA全 国協議会) ・保護者へのアンケートによると、「保護者が思う適正な一クラスの児童生徒数」 は、30人:45.4%、20人:16.0%、35人:8.4%の順となっている。保護者も 30人以下学級を望んでいることは明らかであり、学級規模は30人以下とすべき。 (日本教職員組合) ・国として、義務教育の教育水準を今後も維持・向上させる立場から、教員が子 供と向き合う時間を確保するために35人程度の少人数学級の実現を漸次進めてい くこと(全国市町村教育委員会連合会) ・複雑で多様な教育課題が山積している中では現行の40人学級の編制基準を見直 す必要がある。諸条件を考慮して、当面は35人とし、将来的には30人程度が適当。 (全国町村教育長会) ・学級編制の標準を見直し、通常学級にあっては、1学級の生徒数を35人とする こと(全日本中学校長会、同旨全国学校栄養士協議会) ・OECD各国平均である1学級あたりの児童数21.4人を目途とした、教職員定数の 改善(全国連合小学校長会) ・児童生徒の家庭環境、学習環境等の変化により多様な教育的ニーズがある中で、 公立諸学校では少人数学級制又は複数担任制による児童生徒にきめ細かな指導が できるような学級編制が望まれる。学級編制基準を早急に40人未満にすることが 必要。(日本教育大学協会) 2.複式学級について ・小学校1・2年及び中学校の複式学級の解消、小学校2・3年、4・5年の変則複式 学級を解消すること。(全国へき地教育研究連盟) ・複式学級は、基本的に解消することをめざし、学級編制の標準を改善する。 (全日本教職員組合) ・複式学級の標準を10人程度にすべき。(全国町村教育長会) 3.特別支援学級について ・特別支援学級における定員を現行の8人より減じる(6人以下や5人)こと。 (全国町村教育長会、全日本中学校長会、全日本教職員組合) 4.弾力的な学級編制について ・国として新たな標準に基づき教職員定数を配当するとともに、これをもとに、 都道府県の実情に応じた独自の学級編制を行うことが可能となる弾力的な制度と すべきである。(全国都道府県教育委員長協議会・全国都道府県教育長協議会) ・単に標準学級数を下げるだけではなく、弾力的な学級編制が可能になるように 教員定数の改善を図っていただきたい。(指定都市教育委員・教育長協議会) ・学級編制については、地域や学校の実情に応じて弾力的に運用できるようにし てほしい。上限を35人程度とし、1クラスの児童生徒数の下限を25人程度とする などとして人数の幅を持たせると、無理のない学級編制ができる。 (全国町村教育長会) 5.学級編制の標準の見直しに伴う施設整備について ・教室の整備工事、空調等教育環境の整備に十分な移行期間の確保が必要であ る。また、財源措置を含んだ実施をお願いしたい。(指定都市教育委員・教育長 協議会、同旨全国都道府県教育委員長協議会・全国都道府県教育長協議会、中核 市教育長会、全国町村教育長会、全日本教職員連盟、全国都市教育長協議会) ・学習机の大きさが新しい基準になっていることなどもあり、非常に教室が狭く 感じられる。このことも踏まえ、できれば学級規模は30人前後が望ましい。(全 国町村教育長会、同旨全国公立学校教頭会、全国公立小中学校事務職員研究会) (2)少人数学級の効果 ○ 少人数学級の成果として、下記のような意見があった。一方、学級規模が小 さくなりすぎると社会性をはぐくむ上で問題がないか十分な検討が必要との意見 もあった。 (学習指導面の成果) ・生徒一人一人に目が行き届き、個に応じたきめ細かな学習指導が行え、学力向 上に効果がある ・発言・発表など、子ども一人一人の活躍の場が増加している ・教室にゆとりのスペースが生まれ、学習環境が向上している など (生活指導面の成果) ・不登校や問題行動の早期対応につながっている ・幼児教育から小学校教育への円滑な移行が図られている ・子どもたちが落ち着いて学校生活が送れる など 1.学習指導面での効果について ・生徒一人一人に目が行き届き、個に応じたきめ細かな学習指導が行え、学力向 上に効果がある。(全日本中学校長会、同旨全国都道府県教育委員長協議会・全 国都道府県教育長協議会、全国連合小学校長会) ・発言、発表など、子ども一人一人の活躍の場が増加している。(指定都市教育 委員・教育長協議会、同旨全国都道府県教育委員長協議会、全国都道府県教育長 協議会) ・低学年の少人数学級により、幼児教育から小学校教育への円滑な移行が図られ ている。(指定都市教育委員・教育長協議会) ・ノート指導、作品へのコメントが丁寧にできる。(全国都道府県教育委員長協 議会・全国都道府県教育長協議会) ・教室にゆとりのスペースが生まれ、学習環境が向上している。(指定都市教育 委員・教育長協議会) 2.生活指導面での効果について ・不登校や問題行動の早期対応につながっている。(指定都市教育委員・教育長 協議会) ・生徒は集団内にある所属感・存在感を得られやすく、様々な問題行動や不登校 の改善、予防に効果がある。(全日本中学校長会) ・幼児教育から小学校教育への円滑な移行が図られている(指定都市教育委員・ 教育長協議会) ・配慮を要する子どもに細やかな対応ができるようになった。(全国都道府県教 育委員長協議会、全国都道府県教育長協議会) ・子どもたちが落ち着いて学校生活が送れる。(全国都道府県教育委員長協議会、 全国都道府県教育長協議会) ・基本的な生活習慣の確立や望ましい学級集団づくりを行いやすくなっている (全国都道府県教育委員長協議会、全国都道府県教育長協議会) ・中1に少人数学級を導入した場合に、「中1ギャップ」解消に一定の効果がみら れる。(指定都市教育委員・教育長協議会) 3.子どもと向き合う時間の確保について ・担任教員の事務処理に費やす時間が減少し、子どもと接する時間が増加してい る。(指定都市教育委員・教育長協議会、同旨全国都道府県教育委員長協議会、 全国都道府県教育長協議会、全国連合小学校長会) ・保護者への意識調査では、教員が「忙しいようだ」と感じている保護者が65% を超えている。((社)日本PTA全国協議会) 4.学級規模が小さくなりすぎる場合の課題について ・少人数の中でのグループ化など、人間関係づくりの面で懸念がある。(指定都 市教育委員・教育長協議会) ・学級規模が小さくなりすぎる場合、集団的教育が効果的に行えるかどうか、社 会性をはぐくむ上での問題点がないかどうか等についても十分議論する必要。 (全国教育管理職員団体協議会、同旨全日本教職員連盟) (3)教職員定数の改善 ○ 人材確保の面からも、国が定数改善の中長期的計画を定め確実に実施すべき、 との意見があった。 ○ 新学習指導要領の授業時数増に対応できる定数改善をすべき、少人数指導・ 習熟度別指導等指導方法の工夫改善のための加配は継続・充実すべきとの意見が あった。 ○ 様々な教育課題に対応するため、副校長・教頭、専科教員、司書教諭、養護 教諭栄養教諭・栄養職員、事務職員等の配置の充実を求める意見があった。また、 特別支援教育の充実を図るため、教員配置の充実を求める意見があった。 1.計画的な定数改善について ・子ども一人ひとりにきめ細かな指導をするためには、教員が子どもと向き合う 時間を確保していかなければならず、少人数学級の実現を可能とする大幅な定数 改善が必要。このため、「一学級あたり児童生徒数」や「教員一人当たり児童生 徒数」に関する中長期計画を定め、教職員定数の改善を段階的かつ確実に実施し ていくべき。(全国都道府県教育委員長協議会・全国都道府県教育長協議会、同 旨全国市町村教育員会連合会) ・人材確保の面からも、今後の見通しと計画を早期に明らかにしていただく必要 がある。(指定都市教育委員・教育長協議会) 2.新学習指導要領対応について ・新しい学習指導要領では、理数教育や外国語教育の充実等が示されている。授 業時数の増加に対応できるような定数改善をお願いしたい。(指定都市教育委員 ・教育長協議会) ・新学習指導要領に基づく教育活動を進めるためには、個別指導やグループ別指 導、繰り返し指導や習熟の程度に応じた指導、ティームティーチングによる指導 など、指導方法や指導体制の工夫改善がますます必要。(全国市町村教育委員会 連合会) ・新学習指導要領の実施において、子どもたち一人ひとりが各教科の中で「表現 力」「判断力」「思考力」をより高める学習が盛り込まれている。きめ細かい指 導が必要となっており、授業時数も増加する。的確に対応するための教職員増が 不可欠。(日本教職員組合) 3.少人数指導について ・新たな学級編制の標準に基づく教職員定数の増により、少人数指導や習熟度別 指導などの取組が後退することのないよう、指導方法の工夫改善のための加配に ついては継続すべき。(全国都道府県教育委員長協議会・全国都道府県教育長協 議会) ・少人数指導等の指導方法改善にかかる教員加配の充実を。(全日本中学校長会) 4.様々な教育課題への対応について ・教頭(副校長)を教員定数外で配置すること。(全日本中学校長会) ・専任教頭の全校配置、事務職員と養護教諭の全校配置、中学校の免許外教科担 任の解消を要望。(全国へき地教育研究連盟、同旨全国連合小学校長会) ・いじめ、不登校等の生徒指導上の課題や外国人児童生徒をはじめとする支援を 要する児童生徒への対応は多様化・複雑化しており、教諭はもとよりこれらに対 応する養護教諭・栄養教諭も含めた加配の充実が必要。(全国都道府県教育委員 長協議会・全国都道府県教育長協議会、同旨指定都市教育委員・教育長協議会) ・小学校の教科指導の充実のため、専科教員(音楽・図工・理科・外国語活動・ 体育・ICT)の加配的措置をお願いしたい。(全国町村教育長会) ・生徒指導専任教員、司書教諭、各学年に副担任を配置できるよう教職員定数の 改善を。(全国市町村教育委員会連合会) ・教職員定数の標準を見直し、全教科の教員を配置することを原則とし、平均し て学級数の2倍の教員配置を標準とすること。(全日本中学校長会) ・小学校の各学年に一人分の定数増をすべき。(全国公立学校教頭会) ・教職員定数改善にあたっては、小学校で学級数の1.5倍、中学校で2.0倍の教 員配置とし、その校内配置は学校の裁量とすべき。(全国教育管理職員団体協議 会) ・養護教諭の複数配置の拡充を。(全国養護教諭連絡協議会、同旨全国連合小学 校長会) ・栄養教諭・学校栄養職員について配置基準の改善を。(全国学校栄養士協議会、 同旨全国連合小学校長会) ・教員が子どもと向き合う時間を確保するために、すべての学校事務を事務職員 が担える体制づくりを行うため、事務職員の定数改善を。(全国公立小中学校事 務職員研究会、全国連合小学校長会、日本教育大学協会) ・外国人児童生徒のために加配教員の増員、特に日本語教育を専門とする教員の 配置が不可欠。(日本教育大学協会) 5.特別支援教育について ・特別支援を必要とする児童生徒が通常学級に在籍する割合に応じて複数担任制 や介助員・生活指導員などの配置をしていただきたい。(全国町村教育長会) ・インクルーシブな教育を進めるため、障害のある子どもたちが通常学級で学ぶ ことができるよう、教員加配など環境整備を図る必要がある。(日本教職員組合) ・特別支援教育のセンター的機能を充実させるためには、特別支援教育コーディ ネーターの定数配置が必要。(全国特別支援学校長会、全日本教職員組合) ・通常学級に在籍する発達障害傾向にある児童生徒への適切な対応が行えるよう 「発達障害」「集団適応」に資する教職員加配増が必要。(全国都市教育長協議 会) ・現行の特別支援教育支援員の配置と別に、特別な教育的ニーズのある子どもた ちに対する教育的指導に対応する教員の配置を行う。学年1名の配置をめざし漸 進的に改善する。(全日本教職員組合) (4)都道府県から市町村への学級編制等に関する権限の移譲 ○ 学級編制等に関する権限の移譲について、様々な意見があった。 ・市区町村への学級編制にかかる権限の移譲について、各都道府県内において一 定の教育水準と教育環境を確保する観点から、移譲ありきではなく、その是非も 含め適切に検討を進めること。なお、検討するにあたっては、学級編制の権限と 併せ、教職員の定数管理や給与負担も一体として取り扱うとともに、その責任を 負うことを前提とする必要。(全国都道府県教育委員長協議会・全国都道府県教 育長協議会) ・定数管理、人事権、費用負担等関連する事項を包括的に検討しなければならな いため、一律に市町村への権限の移譲は難しいと考える。(全国都市教育長協議 会) ・人事権者と給与負担者は一致させるべきという考えから、政令指定都市への税 源移譲を前提とした財源の確保が必要不可欠である。(指定都市教育委員・教育 長協議会) ・今後の学級編制及び教職員定数の在り方について検討するにあたっては、これ らと密接に関わる県費負担教職員の人事権等の移譲についても、併せて論議すべ き。(中核市教育長会) ・「児童生徒数による学級編制」など地域の実情に応じた弾力的な学級編制が可 能となる市町村等への権限移譲(中核市教育長会) ・学級編制の権限を市町村に移譲することや教員の活用に係る学校・校長の裁量 を拡大することは望ましいが、市町村間の財政力の違いによる格差が更に広がる ことのないよう、財政的保障を伴う権限移譲とすることが必要。(全国連合小学 校長会) ・学年や教科の特性を考慮し、1学級35人を標準としつつも実際の学級編制に際 しては、教職員定数内において校長に大幅な裁量権を与えていただきたい。 (全日本中学校長会) (5)国による確実な財源保障 ○ 教育水準の維持向上の観点から、義務教育費国庫負担制度を堅持・充実すべ き。 ・国は義務教育費国庫負担制度を堅持し、その充実を図り、義務教育に義務を果 たすとともに、全国的な教育水準を確保するため、「義務教育費国庫負担法」に 基づき、地方公共団体に負担転嫁することなく、国の責務として必要な財源を確 保する必要がある。(全国都道府県教育委員長協議会・全国都道府県教育長協議 会、同旨全国町村教育長会) ・教育水準の格差が生じないようにすると共に、全国的な水準の維持と向上のた め、国の責任のもと、財政的な措置を増加していくことが必要。(全国都市教育 長協議会) ・地域格差が生じないようにするためには、義務教育費国庫負担制度の国負担2 分の1復元を行うべき。(日本教職員組合、同旨日本高等学校教職員組合) 【高等学校に関する主な意見】 (1)学級編制 ○ 普通科では、35人学級又は30人学級、定時制では20人学級とすべき。 ・全日制普通科では30人学級、定時制では20人学級、職業専門教育を行う職業科 については全日制25人学級を標準とすべき。(全日本教職員組合、日本高等学校 教職員組合、日本教職員組合) ・学校の多様化が進み、同時に社会の変化に伴って生徒の状況も大きく変化して おり、授業の質を高めるためには40人単位の一斉授業では難しく、35人学級とす べき。(全国高等学校長協会) ・普通科等35人学級、専門学科等30人学級。(全国高等学校教頭・副校長会) ・学力の向上や学習の遅れの問題にとどまらず、いじめ実態を早期に発見し対処 するためには、1人の教員が対応できる生徒は現行よりも少ないことが望ましい。 1学級36人程度がよいのではないか。((社)全国高等学校PTA連合会) (2)定数改善 ・円滑な学校運営のための副校長(教頭)の複数配置を完全実施とする。また、 副担任も定数として参入する制度を導入してほしい。(全国高等学校長協会) ・主幹教諭によるマネジメント機能の強化、理数教科の少人数指導の充実、特別 支援教育の充実、高校中途退学対応の充実(全国高等学校教頭・副校長会) ・教頭及び「新たな職」については、従来の教職員定数と別枠で配置を。 (日本高等学校教職員組合) ・教育事務支援員の配置、主幹、主任教諭等の持ち授業時数の軽減を。 (全国高等学校長協会) ・教科指導及び生活指導の充実のために教員定数を増やされたい。 ((社)全国高等学校PTA連合会) 参加団体 ○第1回(2月18日)【10団体】 ・全国都道府県教育委員長協議会・全国都道府県教育長協議会 ・全国都市教育長協議会 ・指定都市教育委員・教育長協議会 ・中核市教育長会 ・全国町村教育長会 ・全国へき地教育研究連盟 ・全国公立学校教頭会 ・全国学校栄養士協議会 ・全日本教職員組合 ・日本高等学校教職員組合 ○第2回(3月2日)【11団体】 ・全国市町村教育委員会連合会 ・全国公立小中学校事務職員研究会 ・全国養護教諭連絡協議会 ・日本教職員組合 ・全日本教職員連盟 ・全国教育管理職員団体協議会 ・全国連合小学校長会 ・全日本中学校校長会 ・全国特別支援学校長会 ・全国高等学校長協会 ・全国高等学校教頭・副校長会 ○第3回(4月27日)【3団体】 ・社団法人日本PTA全国協議会 ・社団法人全国高等学校PTA連合会 ・日本教育大学協会 お問い合わせ先 初等中等教育局財務課 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 子ども虐待と発達障害−発達障害のある子ども虐待への援助手法 渡辺 隆 (著) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00046.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #971 より LDニュース編集人 発行となりました ■ ------------------------------------------------------------------------ 謹告 LD(学習障害)ニュース #971 より、「LDニュース編集人発行」とさせて 頂きますが、親の会「けやき」関連のニュースは、今までどおり最優先で の掲載となります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 図解 よくわかるADHD 単行本(ソフトカバー) 榊原 洋一 (著) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00019.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容に関する質問には原則として回答いたしかねます ■ ■ 編集に際し正確を期していますが最終保証責任は免責とさせて頂きます ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LDニュースは「まぐまぐ」 http://www.mag2.com/ を利用して発行してます ------------------------------------------------------------------------ |
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