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□ LD・発達障害等関連図書 → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #938 2009/12/16 発行 登録(配信)読者数 3,117 ■ ■ LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」協力 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ LD親の会「けやき」の正会員・通信会員・賛助会員・ボラ会員募集中! ▼ ▲ 入会方法等はこちら → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/join.html ▲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 親の会「けやき」2010年1月例会の案内/国分寺労政会館 2010/01/31 ■ ■ 講演会ひとりでできる力を育てる/東京ウィメンズプラザ 2010/01/10 ■ ■ 「著作権法改正と障害者の著作物利用・情報保障を考える」議事録公開 ■ ■ パソコンボランティア指導者養成事業地方研修「沖縄研修」受講者募集 ■ ■ 「LD通級担任−アセスメントの視点」/神戸市総合教育セ 2009/12/28 ■ ■ これからの図書館の在り方検討協力者会議 設置要綱 平成21年7月1日 ■ ■ 国立特別支援教育総合研究所部会 (第13回−18回)    議事要旨 ■ ■ 第7回 文部科学省政策会議 (平成21年12月02日(水曜日)) ■ ■ 鈴木副大臣記者会見録平成21年12月10日(木曜日)15時17分〜15時33分 ■ □ 編集後記 ------------------------------------ 00:05 2009/12/16 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ■ LDニュースへ講演会等のイベント情報の掲載を希望される方へ・・・ ■ ■ 詳細は下記サイトをご覧下さい。原稿は適宜編集する場合があります。 ■ ■□■□■ http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/sample.html ■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 親の会「けやき」2010年1月例会の案内/国分寺労政会館 2010/01/31 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/KEYAKI/NEWS.html#100131 家庭でできる就労準備とは−社会人育成について− 自主グループ「キャリア教育講座Wing」親講座と共同開催 日 時 2010年1月31日(日)13時30分〜17時(受付13時〜) 場 所 国分寺労政会館 第4会議室 JR国分寺駅南口徒歩5分  http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/sosiki/roseikaikan/kokubunji.html 講 師 杉村智子氏(障害者専門指導員) 発達障害のある本人と親に向けたキャリア教育講座を実践中の自主グループWing の親のための講座を、けやき会員の皆様および一般の方々にも公開し、今からで きる就労準備について考えていきたいと思います。講師の杉村氏は、元企業にて 障害のある人の人材育成を担当され、本人たちへの働きかけの具体的な経験(事 例)を沢山お持ちです。お話を伺いながら、家庭でできること、親だからできる ことを一緒に話し合いましょう。 ○ 就労への意識付けと支援機関との連携 ○ 本人が目的、目標をもって就労に臨むためのアドバイス ○ 職場定着のための本人と親へのアドバイス ○ 就労準備に向けて家庭でできること、大切なこと(家庭は何を担うか) 参加申し込み 氏名・所属・連絡先を明記のうえ下記へ。        電子メール keyaki@box.club.ne.jp FAX 020-4666-7443 ※ 資料代1000円を当日受付にて申し受けます。(けやき会員は無料) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LDを活かして生きよう−LD教授のチャレンジ 上野 一彦 (著) 価格:¥ 1575 http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00025.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 講演会ひとりでできる力を育てる/東京ウィメンズプラザ 2010/01/10 ■ ------------------------------------------------------------------------ 転載・転送を歓迎します。−−−−−− http://www.ne.jp/asahi/tokyo/ld/kouen10/ 今日の教育現場では、LD、ADHD、アスペルガー症候群、高機能自閉症、軽度知的 障害などと呼ばれる子どもたちと、どのようにかかわり、どう指導すればよいの かが緊急課題となっています。この講演では“自分でできる”という彼らの自己 肯定感を高め、自分自身でものごとを解決する力を育てる有効な指導・支援の方 法を、具体的な実践例をとおして紹介していただきます。あわせて、自己決定と は何か?その重要性と課題についても、お話しいただきます。 特別なニーズをもつ子どもたちの対人関係の改善や自己管理の形成を願う保護者 はもちろん、教師、特別支援教育支援員等教育関係、就労支援関係のみなさまの ご参加をお待ちしています。これまでに障害児教育の経験をお持ちでない“困り 感”を感じている通常級の先生方も是非ご参加ください。 □ 日 時:2010年1月10日(日)13:30〜16:30(13:10 開場) □ 会 場:東京ウィメンズプラザ ホール (東京都渋谷区神宮前 5-53-67)   交通のご案内 JR山手線:渋谷駅下車徒歩12分   東京メトロ銀座線:表参道駅下車徒歩7分 □ 講 演  ○ ひとりでできる力を育てる−支援技法と実践例−    長澤 正樹(新潟大学 教授) 13時35分〜15時00分  ○ 生きる力を育む教育−東京都における特別支援教育での試み−    太田 裕子(東京都 教育庁指導部 副参事) 15時10分〜16時10分  ○質疑応答 16時10分〜16時30分 □ 申込み:往復はがき、電子メール (詳細は下記を参照ください) ◆ 定 員:250名(定員になり次第締め切ります) ◆ 資料代:1000円(当日受付にてお支払い下さい) ◆ 1.氏名、 2.住所、 3.電話番号 メールアドレス 4.所属   を明記し申込み下さい ※ 保育室はありませんのでご注意下さい。 ◆ 申込み 電子メール;pop@mix.club.ne.jp 主 催:東京LD親の会連絡会 「全国LD親の会」に加盟する東京都の3団体     (「くじら」「けやき」「にんじん村」)により構成されています。     「LD等発達障害児・者」の親の会として、LDの理解、支援を求めるた     めに行政への働きかけ等を共同で行っています。 後 援:東京都教育委員会 渋谷区教育委員会 21東京パイロットクラブ     全国LD親の会 参 考;東京LD親の会連絡会 http://www.ne.jp/asahi/tokyo/ld/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ことばの発達に遅れのある子のための言語指導プログラム111 −サインを逃さずタイミングよく話しかける技術− 長澤正樹 (著) http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00027.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 「著作権法改正と障害者の著作物利用・情報保障を考える」議事録公開 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/copyright/1125_symposium/ シンポジウム 「著作権法改正と障害者の著作物利用・情報保障を考える」 障害者関係20団体で構成される障害者放送協議会では、足かけ10年にわたり、障 害者の情報保障促進や著作物利用環境の格差是正等を目指し、著作権法の関連条 項の改正を求めて活動してまいりました。来年1月1日施行の法改正で「障害者 も健常者と同様に多様な情報へのアクセスが可能」になる(文化庁資料)とされ ていますが、実際に障害者全ての情報保障があらゆる場面において健常者と「同 様」となるのか、法律の実効性の問題、残された課題等について検討が必要です。 このような趣旨をふまえ、広く国民的な議論をして頂くための問題提起として、 下記のシンポジウムを開催したく、関係する多くの皆様にご参集を呼びかけるも のです。 日 時:平成21年11月25日(水)12時30分〜14時40分 場 所:参議院議員会館 第3会議室 主 催:障害者放送協議会 内 容:関係者からの意見発表とシンポジウム テーマ:改正著作権法への期待と今後の課題  1.開会挨拶・来賓紹介  2.趣旨説明 井上 芳郎(障害者放送協議会著作権委員会委員長)  3.意見発表(各10分・計70分)(順不同・敬称略)  国会議員からの挨拶  石川 准(静岡県立大学国際関係学部教授       /全国視覚障害者情報提供施設協会理事)  浅利 義弘(全日本ろうあ連盟理事)  高岡 正(全日本難聴者・中途失聴者団体連合会理事長       /CS障害者放送統一機構副理事長)  山中 香奈(兵庫県LD親の会代表)  橋本 操(日本ALS協会副会長)  田中 久徳(国立国会図書館総務部企画課電子情報企画室長)  市橋 正光(大活字文化普及協会事務局長)  4.意見交換(30分) コーディネート:河村 宏                (デイジーコンソーシアム会長)  5.まとめ  6.閉会挨拶  (敬称略) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ そだちの科学 no.13−こころの科学 (単行本) http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00029.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ パソコンボランティア指導者養成事業地方研修「沖縄研修」受講者募集 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.jsrpd.jp/ic/pcv/ パソコンボランティア指導者養成事業地方研修「沖縄研修」受講者募集お知らせ 平成21年度パソコンボランティア指導者養成事業研修の沖縄研修の受講者募集を 開始いたしましたのでお知らせいたします。 開催日:平成22年2月5日(金曜)から2月7日(日曜) 場 所:浦添市てだこホール(予定) 次のウェブページより実施要綱、研修科目の概要、実施予定をご確認の上、研修 申し込みフォームよりお申し込みをお願いいたします。 http://www.jsrpd.jp/ic/pcv/form.html 皆様のご参加をお待ちするとともに、周知・広報のご協力をお願い申し上げます。 財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 情報センター パソボラ事務局 E-mail:pcv@list.jsrpd.jp TEL:03-5273-0796 FAX:03-5273-0615 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ そうだったのか!発達障害 わざとじゃないモン─実録4コママンガ (単行本) 斗希 典裟 (著), 発達障害を考える会TRYアングル (編集) http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00028.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 「LD通級担任−アセスメントの視点」/神戸市総合教育セ 2009/12/28 ■ ------------------------------------------------------------------------ 話 題 「アセスメントの視点」     http://edublog.jp/nagasaki-northstars/archive/22 話題提供者:増本 利信 (LD通級担任) 日 時:2009年12月28日(月)17時より19時 場 所:兵庫県神戸市ハーバーランド「総合教育センター」     http://www.kobe-c.ed.jp/kec/kec/under.htm 参加対象者:どなたでも結構です 参加いただける予定の方は15日火曜までに下記へ。 north.8.stars@gmail.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ビジョントレーニング 学ぶことが大好きになる 北出 勝也 (著) ¥ 2520 http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00024.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ これからの図書館の在り方検討協力者会議 設置要綱 平成21年7月1日 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/019/youkou/1286642.htm      これからの図書館の在り方検討協力者会議 設置要綱平成21年7月1日                           生涯学習政策局長決定 1.趣旨 図書館は,人々の生涯学習の場として,学習活動の振興と文化の発展のために幅 広い活動を通して,社会の発展に大きく寄与してきたところである。人々の学習 目的や学習要求がますます多様化・高度化していること,及び時代の進展・変化 に伴う新たな社会の要請に対応して,今後より一層積極的な役割を果たすことが 求められている。 このため,今日の図書館の現状や課題を把握・分析し,生涯学習社会における図 書館の在り方について調査・検討を行う「これからの図書館の在り方検討協力者 会議」を設ける。 2.調査研究事項  (1)図書館の現状と課題等について  (2)21世紀の図書館に求められる機能について   ア)高度化・多様化する地域住民の要求への対応   イ)社会の変化に伴う新たな要請への対応   ウ)社会教育施設として備えるべき機能  (3)社会の変化に対応した図書館の在り方について  (4)図書館に必要とされる司書の在り方について  (5)その他 3.実施方法 別紙の者の協力を得て、上記2に掲げる事項について検討を行うものとする。な お、必要に応じ,本協力者会議以外の者の協力を得ることができるものとする。 4.実施期間 平成21年7月1日から平成22年3月31日までとする。 5.その他 この協力者会議の庶務は、生涯学習政策局社会教育課において処理する。 お問い合わせ先 生涯学習政策局社会教育課 −−−−−−−−−−−− これからの図書館の在り方検討協力者会議(第1回) 議事要旨 1.日時 平成21年7月23日(木曜日) http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/019/gijiroku/1286629.htm これからの図書館の在り方検討協力者会議(第1回) 配付資料 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/019/shiryo/1286631.htm これからの図書館の在り方検討協力者会議(第2回) 議事要旨 1.日時 平成21年9月10日(木曜日) http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/019/gijiroku/1286638.htm これからの図書館の在り方検討協力者会議(第3回) 議事要旨 1.日時 平成21年10月2日(金曜日) http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/019/gijiroku/1286639.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障害 境界に立つ若者たち (平凡社新書) (新書) 山下 成司 (著) http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00023.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 国立特別支援教育総合研究所部会 (第13回−18回)    議事要旨 ■ ------------------------------------------------------------------------ 国立特別支援教育総合研究所部会(第13回) 議事要旨 1.日時 平成20年6月25日(水曜日)14時〜16時 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/dokuritu/0021/002b/gijiroku/1285421.htm 国立特別支援教育総合研究所部会(第14回) 議事要旨 1.日時 平成20年7月18日(金曜日)13時30分〜16時 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/dokuritu/0021/002b/gijiroku/1285424.htm 国立特別支援教育総合研究所部会(第15回) 議事要旨 1.日時 平成20年7月29日(火曜日)14時〜15時30分 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/dokuritu/0021/002b/gijiroku/1285427.htm 国立特別支援教育総合研究所部会(第16回) 議事要旨 1.日時 平成21年6月29日(月曜日)13時55分〜16時05分 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/dokuritu/0021/002b/gijiroku/1285419.htm 国立特別支援教育総合研究所部会(第17回) 議事要旨 1.日時 平成21年7月13日(月曜日)13時30分〜16時 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/dokuritu/0021/002b/gijiroku/1285429.htm 国立特別支援教育総合研究所部会(第18回) 議事要旨 1.日時 平成21年7月29日(水曜日)10時〜12時 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/dokuritu/0021/002b/gijiroku/1285431.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 大人の発達障害−アスペルガー症候群、AD/HD、自閉症が楽になる本 (単行本) 備瀬 哲弘 (著) http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00030.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 第7回 文部科学省政策会議 (平成21年12月02日(水曜日)) ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mext.go.jp/b_menu/seisakukaigi/syousai/1287908.htm 第8回文部科学省政策会議(平成21年12月2日) 1.日時 平成21年12月2日(水曜日)8時〜 2.場所 衆議院第1議員会館 第1会議室 3.議題 (1)行政刷新会議の動向について (2)2018年及び2022年ワールドカップサッカー大会の日本招致について (3)税制調査会の動向について (4)その他 4.概要(抜粋) 【質疑応答】 ○ 高校の無償化は、日本国籍か否かを問わずに支給するようだが、外国人学校 の固定資産税については、非課税措置がされているものとそうでないものがある と聞く。整理をするべきではないか。 (回答) 党内でも様々な議論がある。固定資産税については、地方によって対応が異なる ようなので、統一的な考え方をまとめる必要がある。 (4)その他 ○ 特別支援教育に関して、民主党は、インクルーシブ教育を基本理念として持 っているが、障害者権利条約の批准に向けて、国内法の整備に関する議論を行う 必要があるのではないか。 (回答) 議論の場は設けていきたい。今後、学校環境整備法案についても検討していきた いと考えている。あわせて、来年度の予算編成に向けて、特別支援教育への対応 の必要性も踏まえ、5,500人の教員定数の改善の要求をしているところである。 お問い合わせ先 大臣官房総務課法令審議室 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LD教授(パパ)の贈り物−ふつうであるよりも個性的に生きたいあなたへ 上野 一彦 http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00031.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 鈴木副大臣記者会見録平成21年12月10日(木曜日)15時17分〜15時33分 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/1287931.htm 副大臣) 冒頭は特にございません。 記者) 高校無償化の財源についてなんですが、文部科学省では特定扶養控除の 一部を当てる考えを示しています。その上で所得制限を受け入れないというふう にしていますが、財務省側との考えの隔たりが相当あるようで、12月も3分の1を 過ぎましたけれども、タイムリミットが迫る中で副大臣も制度設計を詰めている ところとは思いますけれども、今後の見通し、それから着地点、後は現状等お聞 かせ願えますでしょうか。 副大臣) 皆さん御存じのように、昨日は川端大臣と藤井大臣で自由に意見交換 をしていただいたところでございまして、大臣からは所得制限を設けることが理 念上、あるいは今まで参議院でも可決をして参りましたが、そういういろいろな 観点から、あるいは条約における留保撤回という観点から難しいということにつ いて十分御説明いただいたというふうに思っております。それを受けて財務省が どういうふうに御判断されるのかということを、引き続き、限られた時間でござ いますけれどもやっていく。後は大臣の指示を逐次伺いながら、副大臣レベルで やることがあればやっていくということになるかと思います。私どもは文部科学 省予算について要求している側でありますから、その要求の趣旨、意味について 御説明をする以上のことはできないわけですけれども、財務省は国家戦略室と一 緒に予算全体のいろいろな調整を、全貌を掴んでおられるわけですから、私たち は全貌はよく分かりませんので、マニフェストの一丁目一番地であるということ について十分御理解をいただき続けるということだろうというふうに思います。 ただ、大臣間での直接のコミュニケーションが始まりましたので、そういう意味 では最終ステージであることだけは間違いないということでございます。 記者) 来週、予算に関する基本方針がまとまるということで、その段階では所 得制限であるとか、高校無償化の扱いについては政府内で決着がつくということ でよろしいでしょうか。 副大臣) 少なくとも私はそう理解しています。 記者) 昨日、大臣がぶら下がりの中で、特定扶養控除について、論点の一つと してまだ残っているのかという問いに対して、税は税の世界で議論しているとい うのが基本的な立ち位置という、いわゆるセットということではなくて、それぞ れマニフェストと税とは別だという認識を示されたんですが、これはどういうふ うに受け止めればいいんでしょうか。 副大臣) それ以上でも以下でもないと思いますけれども、私どもも財務省が今 進めておられる作業の全貌が見えませんので。そもそも論はそういうことですよ ね、税は税の世界、予算は予算の世界ということでありますけれども、今年の予 算編成はやはり従来とはかなり違う予算編成でありますので、かつ閣議決定では 少なくとも高校無償化は別枠ということになった。それ以外のことについては従 来の予算枠の中での組替えというスタンスでありましたから、そもそも論とその 話と、二つしか手がかりはないわけです。ですから、原則論に立ち返ったという ことなんだろうと思います。それ以上、予算の全貌がどういう進捗になるのかと いうのは、私どもの側からは、やや情報が不足しているというかですね、これは 同時並行でいろんな話が進んでいますから、文科省だけじゃなくて、マニフェス トの主要項目だけでも7本ぐらい走っていますので、そういう中で日々いろいろ な動きがあるんだろうというふうに推測をいたしております。 記者) 特定扶養控除が来年度、今の形で維持されるとなると、後は本当に所得 制限か、それ以外にどういう案があるのということになるかと思うんですが、そ うなった場合はやはり所得制限を考えていかなくてはいけないんじゃないですか。 副大臣) 所得制限が難しいということは、少なくとも政治家といいますか、財 務省の政務三役は、いろいろなお立場お立場がありますが、その意味合いという ことは十分御理解をいただけていると思います。 記者) すると所得制限をしたいと言ってきているのは、政治家ではなくて財務 省の役人の方であると。 副大臣) 藤井大臣は何をおっしゃったか私は分かりませんけれども、少し前に 私にも直接お話をいただいたことは事実ですけれども、それに対して、私どもは ありとあらゆる方々に対して、ありとあらゆる場面で同じことを何度も何度も申 し上げてきている。要するに、所得制限というものは高校無償化ではなくて授業 料減免の拡大にすぎないということをですね。それについては、あれだけの参議 院選、そして衆議院選と2回の選挙で高校無償化をあれだけ高々と掲げて戦った ことの意味は重いのではないかということを、大串政務官にも、野田副大臣にも、 そしてあらゆる方々に申し上げ続けてきているということです。 記者) ということは、財務省の三役の方も分かった上で、やはり財政の厳しさ から、そういう提案を出してきているというふうなことになるんでしょうか。 副大臣) 三役の方からというのは、よく私は確認できませんけれども、少なく とも政務官は昔、言ってきたことは事実です。結局、概算要求時点の閣議決定と 何が決定的に違うかといえば、あの時は別枠で出してよろしいと言われたわけで すね。何が違うかといえば、要するに税収不足ですよね。未曾有の税収不足とい うことが概算要求時の閣議決定との前提条件というか背景状況が変わった。もう その一点、かつこれが極めて重大な問題なわけですけれども、あれだけの巨額の 税収不足という中で、私たちも内閣の一員として何とかいい予算を作っていかな きゃいけないという連立方程式の中で、みんな毎日夜中まで知恵を出し合おうと いうことで頑張っているということです。 記者) 確かに財政不足もあると思うんですけれども、やはりマニフェストに書 かれた哲学として、所得を制限してしまうと哲学に反するんだというようなこと を大臣もお話しされていましたけれど、その点は財務省の政治家であったとして も同じマニフェストで戦った、同じ哲学を持ったはずの政治家ですが、そこが違 ってきてしまったというのは…。 副大臣) 政治家同士では、今だに信頼関係、その哲学の重要性については十分 御理解をいただいているというオーラは感じております。あの暑い夏を一緒に戦 った先輩、同僚の皆さんとの友情は常に確認しながら、この難しい方程式を力を 合わせて解きましょうということです。 記者) 財務省主導なんじゃないかというような批判が各場面で上がってきたり、 本当に政治主導なんだろうかというような疑問を国民が持たないかという懸念も あるんですけれども、その辺はどうでしょうか。 副大臣) 財務省というのは査定権限を持っていますから、予算編成というのは 財務省主導なんですね。ただ、財務省のトップは財務大臣ですから、そういう意 味で財務省の政務三役がいろいろな方々の意見を聞きながら、最後はいい査定を していただくべく、我々も全力を尽くすということに尽きると思います。 記者) 所得制限といった場合に、どの程度のものを想定しているんでしょうか。 副大臣) 全く分かりません。文部科学省ではそのような想定もしたこともあり ませんし、逆に言うと、財務省からそういう想定についてのプランを伺ったこと もありませんので、それは全く分かりません。 記者) これまでの試算で、準要保護家庭の350万だとちょっと少なすぎると思 うんですけれど、それをもうちょっと上で線を引いた場合の試算みたいなものと いうのはないんですか。 副大臣) それは我が省の中ではしていませんし、そのような試算を誰かから見 せていただいたということもありません。 記者) 例えば600万とか700万とかで引いた場合に、こんな額だとか分かるよう な。 副大臣) そのような事態はないものと信じていますから、試算はしていません。 記者) 財務省側が何か大まかなものというのはしているんですか。 副大臣) それは知りませんけれど、私はそのような試算を見ていません。まあ、 大詰めですね。 −−略 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 障がい青年の自分づくり─青年期教育と二重の移行支援 (単行本) 渡部 昭男 (著) http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00033.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------------ 00:05 2009/12/16 □ ------------------------------------------------------------------------ 今年も残り少なくなりました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容に関する質問には原則として回答いたしかねます ■ ■ 編集に際し正確を期していますが最終保証責任は免責とさせて頂きます ■ ■ LDニュースの記載内容を転載される場合には必ず下記までご連絡下さい ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 親の会「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999/03/12 から] ホームページ URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998/07/31 から] LD 関連の情報交換・意見交流・質問は下記の「LDフォーラム」をご利用下さい LD-FRM URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/LD-FRM/ [2000/08/17 から] ★ 挿入された広告内容や広告主と親の会「けやき」は一切関係ありません ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ LD・発達障害等関連図書 → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/ □ 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