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□ LD・発達障害等関連図書 → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #925 2009/11/03 発行 登録(配信)読者数 3,084 ■ ■ LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」協力 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ LD親の会「けやき」の正会員・通信会員・賛助会員・ボラ会員募集中! ▼ ▲ 入会方法等はこちら → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/join.html ▲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 親の会「けやき」2009年11月例会ご案内/国分寺労政会館 2009/11/28 ■ ■ 障害のある児童・生徒等の理解啓発推進事業/新宿区立四谷区民ホール ■ ■ 平成21年度 個別の教育支援計画講習会 東京都教育庁主催 2009/11/19 ■ ■ 全国親の会近畿ブロ主催研修会/京都市中京青少年活動セ 2009/11/23 ■ ■ 日本障害フォーラム(JDF)セミナー 権利条約の原点とわが国の課題  ■ ■ 国立国会図書館のデジタルアーカイブ事業に関する要望書 2009/10/08 ■ ■ 著作権法改正に伴う図書館の障害者サービス充実の要望書 2009/10/26 ■ ■ 2009年度 「海外日本人学校と特別支援教育受け入れについての一覧」 ■ ■ 第95回全国図書館大会分科会意見書 (東京・明治大学) 2009/10/30 ■ □ 編集後記 ------------------------------------ 06:10 2009/11/03 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ■ LDニュースへ講演会等のイベント情報の掲載を希望される方へ・・・ ■ ■ 詳細は下記サイトをご覧下さい。原稿は適宜編集する場合があります。 ■ ■□■□■ http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/sample.html ■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 親の会「けやき」2009年11月例会ご案内/国分寺労政会館 2009/11/28 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/KEYAKI/NEWS.html#091128 −−−−−−−−−−−−−−−− 親の会「けやき」2009年11月 例会 のご案内 日 時 2009年11月28日(土) 13:30 〜 17:00 (受付 13:15) 場 所 国分寺労政会館 交 通 JR中央線 国分寺駅南口 徒歩5分 内 容 : 進路について考える(仮題) 講 師 : 半澤 嘉博 氏 (東京家政大学家政学部児童教育学科 准教授) 学齢期からの教育・進路についての講演会を開催いたします。 半澤嘉博先生は、前東京都教育庁指導部特別支援学校教育担当課長のご実績から 学校現場の取り組みにも詳しく、学校と親の両方の立場を理解くださっています。 会員の皆様の意見や質問を事前にお聞きし、具体的にお話いただけるよう計画し たいと考えていますので、ぜひご参加ください。 受付 13:15〜13:30  終了 17:00 資料代 外部一般の方 1,000円を当日受付にて申し受けます。 ※ けやき会員は申し込み不要、無料です。 ※ 申し込み 氏名・お立場・連絡先明記で keyaki@box.club.ne.jp  又はFAX 020-4666-7443 へ ※ 定員を超えた場合のみお返事を差し上げます。 ※ 閉会後国立駅近くの会場にて懇親会(おやじの会主催)を予定しております。  詳細は当日お知らせ致します。お時間のある方は是非ご参加下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こうすればうまくいく発達障害のペアレント・トレーニング実践マニュアル 北 道子 (編集), 河内 美恵 (編集) http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00017.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 障害のある児童・生徒等の理解啓発推進事業/新宿区立四谷区民ホール ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/pr090827t.htm 平成21年度 障害のある児童・生徒等の理解啓発推進事業の実施について −夢に向かって共に進もう−  東京都教育委員会は、発達障害を含む障害や特別支援教育、特別支援学校等に ついて広く都民に理解啓発を図るため、次のとおり理解啓発事業を実施しますの でお知らせします。 ○ 事業の目的  障害のある児童・生徒等が地域の人々に働きかけ、情報を発信し、自らの考え を発表し、主張する場を設定することを通じて、障害のある児童・生徒等一人一 人が地域社会で自立できる力を培うとともに、広く都民に対して特別支援教育の 理解啓発を行うことを目的とし、平成20年度から実施しています。 ○ 実施会場  広く都民の方を対象とした理解啓発を行う本会場と、地域に密着した理解啓発 を行うサテライト会場とで実施します。 ○ 会場別詳細 1 本会場 日時:平成21年11月28日(土曜日)午後1時30分から午後4時30分まで 会場:新宿区立四谷区民ホール 対象:都内在住・在学・在勤の方(300名程度) 内容:総合司会 相沢 早苗さん(フリーアナウンサー) 【障害のある子供たちのダンスとパフォーマンス】 <出演団体>  都立八王子盲学校「八盲マルベリーズ」  指導:吉野 ゆりえさん(世界ダンス議会国際審査員)  聴覚障害のある人たちのグループ「ひよこっち」  指導:橋本 一郎さん(都立中央ろう学校教諭)  障害の有無などにかかわらず、自由な身体表現活動を行うグループ  「みんなのダンス・フィールド」  指導:西 洋子(ひろこ)さん(東洋英和女学院大学教授)  ダウン症の子供たちのダンススクール「LOVE(ラブ) JUNX(ジャンクス)」  指導:牧野 アンナさん(「LOVE(ラブ) JUNX(ジャンクス)」代表) 【芸術系大学生等派遣事業の報告】 東京藝術大学等の学生・院生等による特別支援学校生徒への絵画指導等実践報告 (作品紹介・授業風景の紹介) <報告者>東京藝術大学 本郷寛教授、東京藝術大学学生・院生等 【都立特別支援学校児童・生徒の作品展示】 <企画・実施>中部学校経営支援センター 申込方法及び申込先: ・ 往復はがき又はチラシ裏面(コピー可)のファクシミリ用紙に、必要事項   (申込代表者の住所・氏名・電話番号・ファクシミリ番号、同行者の氏名   (4名まで)と、在勤・在学者は、勤務先名、学校名)を記入し、東京都   特別支援教育推進室理解啓発担当までお申込みください。 ・ チラシは、9月下旬に区市町村教育委員会、都内の公立小・中学校、都立   高等学校、都立特別支援学校等に配布予定です。 ・ 入場は無料です。定員を上回った場合は先着順とします。 2 サテライト会場(申込不要) (1)都立特別支援学校と都立高等学校の教育活動発表会&フリーマーケット   「フリマ西風(にし)」  日時:平成21年11月14日(土曜日)午前10時から午後4時まで  会場:東京都多摩教育センター  内容:都立特別支援学校と都立高等学校の教育活動の発表、フリーマーケット  問い合わせ先:西部学校経営支援センター(所・支所)         電話042−527−6980 (2)キッズな(絆)フェスタinあやせ  日時:平成21年11月28日(土曜日)午前11時から午後3時まで  会場:足立区勤労福祉会館  内容:都立特別支援学校児童・生徒及び都立高等学校生徒の作品展示、実習製     作作品等の販売、体験活動、講演会  問い合わせ先:東部学校経営支援センター 電話03−3815−4740 ちらし(PDF形式:203KB)   http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/pr090827t.pdf <問い合わせ先> 教育庁都立学校教育部特別支援教育課   電話 03-5320−6762 教育庁指導部義務教育特別支援教育指導課 電話 03-5320−6847 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LDを活かして生きよう−LD教授のチャレンジ 上野 一彦 (著) 価格:¥ 1,575 http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00025.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 平成21年度 個別の教育支援計画講習会 東京都教育庁主催 2009/11/19 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.ne.jp/asahi/tokyo/ld/tokyosne/20091119.html 主 催 東京都教育庁 日 時 2009年11月19日(木)午後2時〜4時45分 会 場 東京都教職員研修センター JR水道橋駅下車 テーマ 幼児期から高等学校までの一貫した支援の在り方 事例報告 多摩市教育委員会 板橋区小学校 八王子市中学校 シンポジウム コーディネーター 後上鐵夫(国総研) 申し込み 11月12日〆切 電03−5320−6847 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 僕は、字が読めない。読字障害(ディスレクシア)と戦いつづけた南雲明彦の24年 http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00026.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 全国親の会近畿ブロ主催研修会/京都市中京青少年活動セ 2009/11/23 ■ ------------------------------------------------------------------------ 主催者からのご案内です。 −−−−−−−−−−−− NPO法人全国LD親の会近畿ブロック主催研修会 テーマ 高等教育機関における発達障害のある学生への支援の取組み 講 師 佐藤 克敏 先生 京都教育大学・准教授 日 時 2009年11月23日(月・祝) 午後1時30分〜4時45分 会 場 京都市中京青少年活動センター 大会議室     京都市中京区東洞院通六角下ル御射山町262(3階) 交 通 京都市営地下鉄烏丸御池駅下車 徒歩5分     京都市営地下鉄四条駅、または阪急電鉄烏丸駅 徒歩5分 定 員 80名(定員になり次第締め切ります) 平成18年に実施した全国LD親の会の会員調査では、高校生の回答者の約4割 が大学への進学希望で、就職希望を上回っており、高等教育機関で学ぶ発達障害 のある学生数は増加していると思われます。 障害のある学生支援の取組を意欲的に進めている高等教育機関の実際の具体的な 支援策や成果、そして卒業後のことなども視野に入れた課題などを、ともに学ん でいきたいと思います。 主 催 NPO法人全国LD親の会近畿ブロック     京都LD等発達障害親の会「たんぽぽ」 共 催 (財)京都市ユースサービス協会(京都市中京青少年活動センター) 後 援 京都新聞社・(財)京都新聞社会福祉事業団 参加費 会員500円  非会員1000円 申込み kyotold-oyanokai@hotmail.co.jp     必要事項(郵便番号、住所、氏名、電話番号、所属)を明記の上(参加     希望者のお名前はすべて書いて下さい)、メールにてお申し込みくださ     い。先着順受付で定員になり次第締め切ります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ビジョントレーニング 学ぶことが大好きになる 北出 勝也 (著) ¥ 2,520 http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00024.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 日本障害フォーラム(JDF)セミナー 権利条約の原点とわが国の課題  ■ ------------------------------------------------------------------------ 転載自由−−− 日本障害フォーラム(JDF)セミナー 権利条約の原点とわが国の課題 日時:2009年12月1日(火)10:00〜17:00 場所: 全社協・灘尾ホール     (東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル)      http://www.shakyo.or..jp/jncsw/sinkasumi.html 参加費:1,000円(資料代)  (当日受付にてお支払いください。資料を必要としない介助者等は無料です) ※手話通訳、点字資料、要約筆記  キリン福祉財団、損保ジャパン記念財団、ヤマト福祉財団助成事業 申込方法 下記ホームページから参加申込みができます。       または文末の事務局にお問い合わせください。       http://www.normanet.ne.jp/~jdf/1201/       (参加申込締切 11月24日) 開催趣旨 12の障害者団体・関係団体で構成される「日本障害フォーラム(JDF)」は、そ の設立以来、障害者権利条約の推進に民間の立場から取り組んでいます。 障害者権利条約は2008年5月に発効し、わが国でも批准に向けた準備が進められ ています。 本セミナーでは、国連障害者権利条約特別委員会議長として、条約の採択に多大 な貢献をされたドン・マッケイ大使を基調講演者に迎え、その原点と世界的な動 向を再認識するとともに、地域での取り組みについても考え、わが国の課題を協 議します。 プログラム(敬称略) 10:00 開会挨拶 小川 榮一 (JDF代表)    来賓挨拶    基調報告 森 祐司 (JDF政策委員長/日本身体障害者団体連合会) 10:30 基調講演 「障害者権利条約 その原点と最新動向」     ドン・マッケイ (元・国連障害者権利条約特別委員会議長) 12:00 昼休み 13:00 パネルディスカッション(一部依頼中) 第一部 「障害者権利条約−わが国の課題」  パネリスト 障害者権利条約推進議員連盟        外務省 内閣府 日本弁護士連合会        東 俊裕(JDF権利条約小委員長/DPI日本会議) 第二部 「地域における取り組み」  パネリスト  嵐谷 安雄 (大阪障害フォーラム)         平野 みどり(熊本・障害者差別禁止条例をつくる会)         愛知障害フォーラム  指定発言 JDF地域フォーラム開催地より       (北海道、岡山、仙台、京都、富山)       東京の地域組織より コーディネータ 藤井 克徳(JDF幹事会議長/日本障害者協議会)         大久保常明(JDF幹事会副議長/全日本手をつなぐ育成会) 16:55 閉会挨拶 三澤 了 (JDF副代表) ※プログラム、演題等は変更することがあります。 【申込方法・問合せ先】 下記、申込必要事項を、11月24日までにメール、FAX、電話にて下記の連絡 先までお申込ください。   *先着順。参加証などは特にお送りいたしません   *参加費は、当日に受け付けにてお支払いください ●申込必要事項● 「JDFセミナー」に参加します。 お名前 ご所属 ご連絡先  ご住所 〒  TEL:  FAX:  E-mail:  介助者  □ 同行する  □ 同行しない 次の項目で必要がありましたらお知らせください。  □手話通訳  □要約筆記  □磁気ループ  □点字資料  □車いすスペース  □その他(                  ) ※セミナーに関するご連絡、今後のご案内等にのみ使用し、それ以外の用途には  使用しません。  申込先・問合せ   JDF事務局 原田、松田、丹波   電話: 03-5292-7628 Fax: 03-5292-7630 E-mail: jdf_info@dinf.ne.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 図解 よくわかるADHD 単行本(ソフトカバー) 榊原 洋一 (著) http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00019.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 国立国会図書館のデジタルアーカイブ事業に関する要望書 2009/10/08 ■ ------------------------------------------------------------------------                           2009年10月8日    「国立国会図書館のデジタルアーカイブ事業」に関する要望書 国立国会図書館 館長 長尾真 様                       障害者放送協議会著作権委員会 国立国会図書館で進められようとしている「デジタルアーカイブ事業」に関し、 障害者等の情報アクセス及び著作物利用促進の観点から、以下の各事項につき要 望致しますのでご高配のほどよろしくお願い申し上げます。 (1)「国立国会図書館において電子化された資料については、情報提供施設と して図書館が果たす役割の重要性にかんがみ、読書に困難のある視覚障害者等へ の情報提供を含め、その有効な活用を図ること。」との国会決議の趣旨を最大限 尊重し、電子化の際のフォーマットとして全ての障害者にアクセシブルなデイジ ー形式などを導入すること。 (2)国立国会図書館から遠隔地に居住する利用者の利便を図り、全ての国民が 等しく国立国会図書館の所蔵資料を利用出来る機会を作ること。そのためには電 子化(デイジー化など)された資料の館外での利用を可能とするため、インター ネットを活用した利用を可能とすること。その際には、「ないーぶネット」や 「びぶりおネット」など既存のサービスとの連携を図ること。 (3)国立国会図書館に所蔵される音声情報を含む資料について、聴覚障害者等 の利用を促進出来るよう字幕・手話等の付与や、インターネットを活用した利用 を可能とすること。 (4)国立国会図書館のデジタルアーカイブ事業においては、デジタル化すべき 資料の優先順位について、不要不急のものを排し必要性の高いものから順次進め ること。例えば、今期国会でも議論された文科省検定教科書のデイジー化につい ては、国会答弁にもあるように文科省と情報交換し連携を取り進められたい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 障害児の<育ち>を支える http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00026.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 著作権法改正に伴う図書館の障害者サービス充実の要望書 2009/10/26 ■ ------------------------------------------------------------------------   著作権法改正に伴う図書館の障害者サービスの充実に係る要望書(要旨)                         NPO法人全国LD親の会 著作権法第37条第3項及び第37条の2改正に伴う、著作権法施行令において 複製等が行える者を指定することとなっているが、その中に全ての学校図書館を 含めること。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障害 境界に立つ若者たち (平凡社新書) (新書) 山下 成司 (著) http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00023.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 2009年度 「海外日本人学校と特別支援教育受け入れについての一覧」 ■ ------------------------------------------------------------------------ 以下のようなお知らせがありました。 −−−−−−−−−−−−− 2009年度「海外日本人学校と特別支援教育−心身の発達に障害があり、特別な教 育的支援を必要とする児童生徒の受け入れについての一覧」をホームページに公 開いたしましたのでご覧いただければ幸いに存じます。 http://www.groupwith.info/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=82 今年8月下旬に各日本人学校にアンケートをお願いし、ご回答いただいた内容を 一覧にして掲載しております。 今後とも宜しくお力添えの程お願い申し上げます。 Group With代表 諏訪 美草 −海外で暮らす家族と共に− Group With http://groupwith.info/  groupwith@nifty.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 私たち、発達障害と生きてます─出会い、そして再生へ 高森 明,木下 千紗子, 南雲 明彦,高橋 今日子,橙山 緑,片岡 麻実,鈴木 大知,アハメッド 敦子 (著) http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00008.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 第95回全国図書館大会分科会意見書 (東京・明治大学) 2009/10/30 ■ ------------------------------------------------------------------------                             平成21年10月30日  第95回 全国図書館大会 分科会意見書 (於:東京・明治大学)  すべての図書館が連携し、特別なニーズをもつ児童生徒に「個に応じた」  読書と学習の支援を  ● 小中学校等に在籍する特別な児童生徒  現在、公立の小中学校等にはさまざまな児童生徒が在籍する。2002年に文部科 学省が行った「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に 関する全国実態調査」では、知的発達に遅れはないものの、学習面で著しい困難 を示す児童生徒は6.3%と報告されている(1)。  その大半は軽度の発達障害(学習障害等)である。学習障害の中心症状の1つ にディスレクシア(読字障害)があり、通常の文字で印刷された図書(教科書を 含む)が読みにくい状況にある。  ● 特別な支援とは  特定の児童生徒にとって、できないことであっても、あるいは苦手なことであ っても、授業の活動や学校生活への参加が促進されるような配慮や工夫があれば、 できるようになったり、苦手を克服できるようになる。そのために必要な配慮や 工夫のことを「特別な支援」(2)と呼んでいる。そして学校図書館を含むすべて の図書館ができる特別な支援の1つに、マルチメディアDAISYなどの障害者用資料 の製作と資料共有による提供がある。  マルチメディアDAISYは、音声が出ている箇所を自動的にハイライトで表示さ れる。それにより、LD(学習障害)児の、よく似た字の読み間違いや、行の飛ば し読みを防ぐ。また、利用者が音声のスピード、文字の大きさを調整できる。こ のマルチメディアDAISYが、LD児らにとっての読書支援のみならず、探究学習を 行ううえでも、基礎知識となる必要な情報を理解するうえでのおおきな支援ツー ルとなる。  ● 学校図書館における特別な支援の現状  しかし、現状では学校司書、司書教諭等の個人的努力に負うところが大きい。 視聴覚資料も自治体によっては学校図書費ではなく学校予算枠の消耗品費に含ま れていることもあり、視聴覚資料の収集が十分でない場合もある。マルチメディ アDAISYについても、同様の問題が予想されうる。それゆえ、学校図書館のみな らず公共図書館を含むすべての図書館、教育関係者、非営利団体との連携は欠か せない。  ● すべての図書館・教育関係者及び非営利団体との連携  人が配置されている学校図書館では、LD児を含めたさまざまな児童生徒の資料 のニーズ傾向が把握しやすい。こうした学校図書館を中心に、児童生徒の資料の ニーズ傾向などについて公共図書館と学校図書館とで情報交換を行うなどの連携 が可能である。。情報交換にもとづいて、製作・資料共有を図るのも1つの方法 である。  また、(財)日本障害者リハビリテーション協会では、マルチメディアDAISY 製作・提供を行うNPO法人団体と協力して、ネットワークを構築し、マルチメデ ィアDAISY版教科書の提供についても取り組んでいる(3)。こうした取り組みに加 えて、さらに図書館のネットワークを活用することで、LD児者のニーズに応える ことが容易になる。  実際に、東京学芸大学の学校図書館運営専門委員会では、文部科学省の2009年 度「学校図書館の活性化推進総合事業」の1つにあたる「教員のサポート機能強 化に向けた学校図書館活性化プロジェクト」おいて、DAISYを計画に含めている。  通常学校においても、公共図書館、民間の非営利団体や特別支援学校の学校図 書館との間で情報交換などが積極的に行われば、学校図書館のみならずすべての 図書館に取り入れられる情報や資料の収集も容易になるのではないだろうか。ま た、非営利団体による一般図書のマルチメディアDAISY化についても、より製作 しやすいように、出版社側からのデータ提供が促進されることを願う。  このように、すべての図書館ネットワーク、非営利団体、教育ネットワークに よる横断的なネットワーク、つまり、連携的なアプローチが今後の障害者用資料 の製作・資料共有を左右するであろう。  以上のことから、館種を越えたネットワーク(連携)のとりくみを行うことを 意見書として提出する。 --------------------------------------- (1) 文部科学省.調査結果.通常の学級に在籍する特別な教育支援を必要とする児 童生徒に関する全国実態調査.2002. http://www.mext.go.jp/b_menu/public/2002/021004c.htm , (参照 2009-05-06). (2) 緒方明子.“通常の学級における発達障害への教育”.発達障害の教育支援 法.太田俊己・中坪晃一・宮崎英憲編.放送大学教育振興会,2006,p.156. (3) (財)日本障害者リハビリテーション協会情報センター(編).DAISYを中心 としたディスレクシアキャンペーン事業成果報告会〜DAISY教科書提供体制の確 立を目指して〜.平成20年度DAISYを中心としたディスレクシアキャンペーン事業 報告書. (財) 日本障害者リハビリテーション協会情報センター,2009,124p. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ イラスト版 発達障害の子がいるクラスのつくり方−これが基本子どもが困らな い35のスキル (単行本) 梅原 厚子 (著) http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00016.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------------ 06:10 2009/11/03 □ ------------------------------------------------------------------------ 一気に寒くなりました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容に関する質問には原則として回答いたしかねます ■ ■ 編集に際し正確を期していますが最終保証責任は免責とさせて頂きます ■ ■ LDニュースの記載内容を転載される場合には必ず下記までご連絡下さい ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 親の会「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999/03/12 から] ホームページ URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998/07/31 から] LD 関連の情報交換・意見交流・質問は下記の「LDフォーラム」をご利用下さい LD-FRM URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/LD-FRM/ [2000/08/17 から] ★ 挿入された広告内容や広告主と親の会「けやき」は一切関係ありません ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ LD・発達障害等関連図書 → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/ □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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