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□ LD・発達障害等関連図書 → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #859 2009/02/08 発行 登録(配信)読者数 3,275 ■ ■ LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ LD親の会「けやき」の正会員・通信会員・賛助会員・ボラ会員募集中! ▼ ▲ 入会方法等はこちら → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/join.html ▲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 現代の子どもが抱える心の問題〜発達障害を中心に/東京 2009/02/25 ■ ■ 室蘭LDを考える会「ダビンチ」発達障害講演会/苫小牧市 2009/02/22 ■ ■ 文部科学省 「教育指標の国際比較」(平成21年版)の公表について  ■ ■ 【お知らせ】「世界自閉症啓発デー」シンポのお知らせ  2009/04/02 ■ ■ 島田療育センター創立40年「公開シンポジウム」のご案内 2009/02/15 ■ ■ シンポジウム「アクセシブルな電子本を届けよう」/東京 2009/02/22 ■ ■ 障害者の一般就労を支える人材の育成のあり方に関する研究会議事録4 ■ □ 編集後記 ------------------------------------ 09:25 2009/02/08 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ■ LDニュースへ講演会等のイベント情報の掲載を希望される方へ・・・ ■ ■ 詳細は下記サイトをご覧下さい。原稿は適宜編集する場合があります。 ■ ■□■□■ http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/sample.html ■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 現代の子どもが抱える心の問題〜発達障害を中心に/東京 2009/02/25 ■ ------------------------------------------------------------------------ 主催者からのお知らせです。 −−−−−−−−−−−−−−− 子どもが抱える心の問題を理解するために 「子どもの心を考える都民フォーラム」を開催します  東京都では、発達障害や児童虐待、いじめ、不登校、ひきこもりなど、様々な 子どもの心の問題に関わる地域の関係者等を支援するため、東京都立梅ケ丘病院 において「子どもの心診療支援拠点病院事業」を平成20年7月から実施していま す。今回は「現代の子どもが抱える心の問題〜発達障害を中心に」をテーマに、 都民向けの講演会とシンポジウムを開催します。 1.日時 平成21年2月25日(水曜日)13時30分から16時30分まで 2.会場 東京国際フォーラム・ホールC    (千代田区丸の内3−5−1 最寄駅:JR・地下鉄有楽町駅) 3.テーマ 「現代の子どもが抱える心の問題〜発達障害を中心に」   4.プログラム(予定)  <第1部 講演会>  現代の子どもが抱える心の問題について、医療、福祉、教育などの視点からわ  かりやすくお話します。  演者:東京都立梅ケ丘病院院長 市川 宏伸  中京大学教授 辻井 正次     大妻女子大学教授 内山 登紀夫 北海道大学大学院教授 田中 康雄  <第2部 シンポジウム>  会場の皆様からの質問を中心に、第1部の演者によるシンポジウム。  コーディネーター:NHK解説委員 室山 哲也 5.対象及び募集定員 都民1,200名(先着順) ※参加料無料 6.申込方法 平成21年2月16日(消印有効)までに、往復はがきに、住所    ・氏名・年齢・性別・職業・電話を書いて、   「都立梅ケ丘病院都民    フォーラム事務局」へお申込下さい。   都立梅ケ丘病院都民フォーラム事務局   〒156-0043 世田谷区松原6-37-10 電話 03-3323-1621 問い合わせ先   子どもの心診療支援拠点病院事業について   福祉保健局少子社会対策部子ども医療課 成田・田   電話番号 03-5320-4370(直通)都庁内線 32-660、32-681    子どもの心を考える都民フォーラムについて    東京都立梅ケ丘病院都民フォーラム事務局 吉積・相沢    電話番号 03-3323-1621(代表) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LD教授(パパ)の贈り物−ふつうであるよりも個性的に生きたいあなたへ 上野 一彦 価格:¥ 1,365 http://www.amazon.co.jp/dp/4062139812/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 室蘭LDを考える会「ダビンチ」発達障害講演会/苫小牧市 2009/02/22 ■ ------------------------------------------------------------------------ 主催者からのお知らせです。 −−−−−−−−−−−−−−−− テーマ 軽度発達障害の理解と支援〜生涯にわたっての支援を考える〜 講 師 齊藤真善先生  北海道教育大学准教授 日 時 2009年2月22日(日)午後2時30分〜4時30分 会 場 北海道苫小牧市文化交流センター(アイビー・プラザ)講習室     苫小牧市本町1丁目6-1 定 員 70名(定員になり次第締め切ります) 主 催 室蘭LDを考える会「ダビンチ」 共 催 北海道LD親の会連絡協議会 後 援 苫小牧市・白老町・厚真町・安平町・むかわ町の各教育委員会 参加費 500円 申込み 参加希望者の氏名・住所・電話番号・所属を明記して下記へお申し込み     ください。     TEL&FAX  0143−23−1923  熊谷 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LD・ADHD・アスペルガー症候群 気になる子がぐんぐん伸びる授業 ―すべての子どもの個性が光る特別支援教育 高山 恵子 (定価:¥ 1,365) http://www.amazon.co.jp/dp/4098373726/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 文部科学省 「教育指標の国際比較」(平成21年版)の公表について  ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/1223117.htm −−−−−−−−−−−−−−             「教育指標の国際比較」(平成21年版) 平成21年1月                         生涯学習政策局調査企画課 まえがき  知識基盤型社会への移行や国際化の進展の中で,我が国の教育を考える際に, その状況を諸外国との比較において見ることが不可欠となっています。  本書は,このような国際比較の需要に応えるための1つの試みとして作成した ものであり,アメリカ合衆国,イギリス,フランス,ドイツ,ロシア連邦,中国, 韓国等における教育の普及,教育諸条件,教育費等の状況を統計数字を用いて示 しました。また,本書の第2部,第3部においては,OECD『図表でみる教育 2008 年版』を用い,対象国を広げています。  各国の教育はその国の歴史・社会・文化等の諸条件を背景にそれぞれ独自の展 開をみせており,単に数量的に比較することについては無理な点も少なくありま せん。このため,本書では,統計の取り方により1つの指標について複数の数値 が得られる場合にはこれらを並記するなど,できるだけ多面的に各国の状況をみ ることができるようにしました。  本書が我が国の教育を考えるための基礎資料として関係各方面で活用されると ともに,広く一般にも諸外国における教育の理解のためにご利用いただければ幸甚です。 平成21年1月 文部科学省生涯学習政策局長 清水 潔 目次 第1部 教育の普及 1 就学前教育の在籍率 2 義務教育後中等教育への進学率 3 義務教育後中等教育の在学率 4 高等教育への進学率 5 高等教育の在学率 6 高等教育在学者の人口千人当たり人数 7 学部学生に対する大学院学生の比率 8 高等教育在学者の専攻分野別構成 9 学位取得者の専攻分野別構成 第2部 教員 10 教員1人当たり児童・生徒数 11 1学級当たり児童・生徒数 12 女子教員の比率 第3部 教育費 13 国内総生産(GDP)に対する学校教育費の比率 14 一般政府総支出に対する公財政支出学校教育費の比率 15 学校教育費の公私負担区分 16 公財政教育支出における国・地方の負担区分 17 学校教育費の使途別構成 18 学生・生徒1人当たり学校教育費 19 大学の学生納付金 20 政府機関等奨学制度 付録 ・ 各国の就学前教育・義務教育後中等教育・高等教育の該当年齢人口と全人口 ・ 各国の学校系統図と学校統計 ・ 各国の私立学校の割合 ・ 各国の高等教育教員の構成 ・ 各国通貨の円貨換算率 ・ 各国の典拠資料 全体版 (PDF:1376KB) http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/__icsFiles/afieldfile/2009/01/30/1223117_1.pdf ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障がいを持つ子の「いいところ」応援計画 阿部 利彦 価格:¥ 1,785 http://www.amazon.co.jp/dp/4892401862/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 【お知らせ】「世界自閉症啓発デー」シンポのお知らせ  2009/04/02 ■ ------------------------------------------------------------------------ 【お知らせ】「世界自閉症啓発デー」のお知らせ                    〔初等中等教育局特別支援教育課〕  平成19年12月、国連総会において、平成20年度以降、毎年4月2日を「世界自 閉症啓発デー」とする決議が採択されました。  これに基づき、今後は全ての加盟国において、社会全体が自閉症に対する理 解が進むような取組を積極的に行うよう求められています。  文部科学省においても、学校や地域における支援体制の整備を早急に進めて いるところですが、そのためには保護者や障害のある子どもたちを取り巻く地 域の方々が、自閉症や発達障害について正しく理解することが必要不可欠です。  皆様におかれましては、この「世界自閉症啓発デー」を契機に、自閉症等に ついて正しく理解し、学校における指導や支援等に役立てていただきたいと思 います。  また、平成20年4月に独立行政法人国立特別支援教育総合研究所に開設され た「発達障害教育情報センター」のWEBサイトにおいて、教員研修用講座や発 達障害に関する各種教育情報を発信しておりますので、ご活用ください。 (発達障害教育情報センターのWEBサイト→http://icedd.nise.go.jp/blog/)  なお、「世界自閉症啓発デー」を記念して、厚生労働省や関係団体によるシ ンポジウムが開催される予定ですので、お時間のある方は是非ご参加ください。    【世界自閉症啓発デー・シンポジウム】   日 時:平成21年4月2日(木曜日)10時〜16時30分   場 所:東京ウィメンズプラザ(東京都渋谷区神宮前5-53-67)   主 催:厚生労働省、社団法人日本自閉症協会   共 催:独立行政法人国立特別支援教育総合研究所、       日本発達障害ネットワーク、アスペ・エルデの会、       日本自閉症スペクトラム学会、全国自閉症者施設協議会   大会プログラム    (1)主催者挨拶、来賓祝辞     (2)鼎談 「自閉症の人たちの人生を考える」    (3)シンポジウム 「自閉症の人たちとともにあゆむ」        ア 自閉症について知ってもらいたいこと         イ 自閉症の人たちの特性と困難さ          ウ 自閉症の人たちのすばらしい力と可能性        エ 地域で自閉症の人たちを支える           オ 皆で支える自閉症の人たちの課題と展望        討論      (4)宣言 「世界自閉症啓発デー・東京宣言」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障害のある子とお母さん・先生のための思いっきり支援ツール―ポジティブ にいこう! 武蔵 博文 価格:¥ 1,890(定価:¥ 1,890) http://www.amazon.co.jp/dp/4887205147/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 島田療育センター創立40年「公開シンポジウム」のご案内 2009/02/15 ■ ------------------------------------------------------------------------ 島田療育センター「公開シンポジウム」のご案内 テーマ 「発達障害児の支援について考えるPart2〜就労に向けての支援」 島田療育センターでは平成13年の創立40周年記念事業として、地域支援に関わる 公開シンポジウムを開催し、今回で第8回目を迎えます。昨年度は「発達障害児 の支援について考える」というテーマで実施し、大きな関心を集めました。 今回は昨年度テーマのPart2として、特別支援教育や就労というライフステージ における支援を、多くの市民や関係機関の皆さんと共に考える機会にしたいと思 います。基調講演には日本の障害者就労支援の第一人者である目白大学教授の松 矢勝宏先生をお迎えし「発達障害児者の就労の現状と展望」についてお話してい ただきます。また、パネルディスカッションでも当事者を含む就労に関わる様々 な立場の方々をお迎えしております。多くの方々に参加していただき、情報を共 有できることを願っております。 1.主 催:島田療育センター 2.後 援:多摩市、八王子市、社会福祉法人読売光と愛の事業団(後援と助成) 3.実施日時:2009年2月15日(日)午後1時〜4時半 4.会 場:厚生棟研修室 5.対 象:地域の障害児者及びご家族、一般市民、行政・医療・福祉・教育関係      者、当センターの職員 6.参加定員:150名(申し込み先着順) 7.参加費:1,000円(資料代含む) 8.内 容:  第1部 基調講演 松矢勝宏氏(目白大学人間学部子ども学科 教授・学科長      /NPO人障害者就業生活支援開発センター/Green Work 21理事長)      〜発達障害者(児)への就労支援の現状と展望  第2部 シンポジウム   眞田恵(島田療育センター 心理相談室 心理判定員)       〜コミュニケーションエイド機器等による支援   市村たづ子氏(南大沢学園特別支援学校 進路指導担当教諭       〜特別支援学校での就労に向けた取り組みと実例    山部千代子氏(株 ベネッセ ビジネスメイト 人事部)       〜特例子会社における障害者雇用の実際とビジネスモデルの考え方   小柳裕子氏 他(工房マテリアル利用者)       〜働くことの喜び(ビデオメッセージ)   安田秀子氏(工房マテリアル 代表)       〜授産施設の現状と課題  9.申し込み・お問い合わせ先:島田療育センター 支援部 地域連携情報室  お申し込みは下記方法で2009年1月5日(月)より受付致します。  電話:042-374-2101 fax:042-374-2089  e-mail:info-room@shimada-ryoiku.or.jp  電話受付 :平日 午前9時〜12時/午後1時〜5時  FAX申し込み書はこちらからもダウンロードできます。  メールでのお申し込みでは氏名・所属・駐車場利用の有無・ご意見などをお書  き下さい。(代表の方が申し込まれる場合は、参加される方全員の氏名をお知  らせください。) 10.駐車場:駐車場はご用意しておりますが、スペースに限りがありますので、  万が一の場合、敷地内に駐車できない可能性があります。できるだけ、徒歩や  タクシーでのご来所にご協力下さい。お車で来られる場合は相乗りをお勧めし  ます。また、やむを得ず駐車場が必要な方は、申し込みの際にお伝え下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 私たち、発達障害と生きてます―出会い、そして再生へ 高森 明 ほか 価格:¥ 1,785(定価:¥ 1,785) http://www.amazon.co.jp/dp/4892401978/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ シンポジウム「アクセシブルな電子本を届けよう」/東京 2009/02/22 ■ ------------------------------------------------------------------------ シンポジウム 「アクセシブルな電子本を届けよう 読書に障害のある読者が利用できるシステ ム構築をめざして」 講演1「読書障害者の読書を助けるブックシェアプロジェクト(米国)の現状と    課題」ジム・フラクターマン(ブックシェアプロジェクト代表)    【日本語通訳あり】 講演2「障害当事者が求める電子本」    松井進(BRC副理事長)、南雲明彦(学習コーチアカデミー) 講演3「電子本をもっとアクセシブルに」    萩野正昭(ボイジャー社長)、金子和弘(講談社) 日 時:2009年2月22日(日)13時20分〜16時50分(13時受付開始) 会 場:日本教育会館 9F第5会議室     〒101-0003東京都千代田区一ツ橋2-6-2    (道案内専用電話)03-3230-2833     地下鉄「神保町駅」A1出口徒歩3分 地 図: http://jec.or.jp/koutuu/ 定 員:100人 参加費:無料 主 催:特定非営利活動法人バリアフリー資料リソースセンター(BRC) 共 催:静岡県立大学国際関係学部石川准研究室 後 援:日本電子出版協会(JEPA)、出版UD研究会 協 賛:株式会社アメディア、ケージーエス株式会社、株式会社高知システム     開発、有限会社読書工房、株式会社ラビット(五十音順) <申し込み方法> お名前、所属(ある方だけで結構です)、連絡先(電話・Eメール)を明記のう え、2月10日(火)までに下記にお申し込みください。 なお、下記のような配慮をご希望の方は、お申し込みの際、その旨お書き添えく ださい。 ・当日配布する資料のテキストデータをメールにより事前送付 ・神保町駅から会場までの誘導 ・手話通訳 ・パソコン要約筆記 など <申し込み・問い合わせ先> Eメール、FAX、郵便などでお申し込みください。 バリアフリー資料リソースセンター(BRC)事務局 〒171-0031 東京都豊島区目白3-21-6-101 電話:03-3950-5260 ファックス:03-5988-9161 電子メール:tokyo222@dokusho.org URL:http://www.dokusho.org/ バリアフリー資料リソースセンター(以下、BRC)は、「出版社」と「本をそ のままの状態で利用することが困難な読者(読書障害者)」との橋渡しをおこな う第三者機関として、2005年10月に発足したNPO法人です。 BRCでは、市販されている本をそのまま読めない・読みにくい人のために、 「データ」を提供する事業と「読みにくさ」を抱えている読者の潜在的なニーズ を調査研究する事業を中心に活動を行っています。 このたび、BRCではアメリカでオンライン上でデータ提供を行い、視覚障害や 学習障害などいわゆる読書障害者の情報環境改善に大きな成果を上げている 「ブックシェアプロジェクト」の代表者であるジム・フラクターマン氏をお招き し、同プロジェクトについてご紹介いただくことにしました。 また、読書障害者の立場から、自分たちが求めている電子本について、BRCが 昨年度実施した視覚障害のある読者へのアンケート調査の結果や、今年度実施し ている「読み」に困難のある当事者・支援者へのアンケート調査の概要などをま じえながら、報告していただくとともに、出版社の側からは、市販されている電 子本を自由に拡大したり、オンデマンド大活字本をつくる、あるいは合成音声で 読み上げが可能になっているといった事例を報告いただきます。 プログラム 13:00 受付開始 13:20 開会挨拶 服部敦司(バリアフリー資料リソースセンター理事長) 13:40 講演1「読書障害者の読書を助けるブックシェアプロジェクト(米国) の現状と課題」ジム・フラクターマン(ブックシェアプロジェクト代表)【日本 語通訳あり(逐語通訳)】 ※ブックシェアは、2000年から運営されている会員制のウェブ図書館サービス。 会員6,000人(2007年現在)のうち、80%が視覚障害者、15%が読字障害者、 5%が自分でページをめくれない身体障害者である。入会金25ドル、年会費50ド ルを払った読書障害者は、ウェブ図書館にアップされている電子本を自由にダウ ンロードし、自分にあった読書スタイルで読書することができる。障害学生支援 を担当している大学も法人会員となっている。2007年現在、34,000タイトルの電 子本(英語とスペイン語)がアップされている。ブックシェアの実績を評価した アメリカ政府は、5年間で3200万ドルの予算をつけ、約10万タイトルの教科書・ 教材の電子化を委託している。 14:40 講演2「障害当事者が求める電子本」松井進(BRC副理事長)+南雲 明彦(学習コーチアカデミー) ※松井進氏は視覚障害当事者、南雲明彦氏は読字障害当事者の立場から、電子本 に対する期待を語っていただく。 15:20 休憩(20分)※協賛社による関連書籍や読書障害者が利用している情報機 器に関するミニ展示を行います。 15:40 講演3「電子本をもっとアクセシブルに」萩野正昭(ボイジャー社長) +金子和弘(講談社) ※ボイジャーは、2006年2月にドットブックのブラウザ「T-Time」へロービジョ ンモードを標準搭載するとともに、2008年10月には高知システム開発のソフトウ エア「My Book」への対応を発表。現在、講談社・新潮社・角川書店が発行する ドットブックの合成音声読み上げが実現している。また、ドットブックからオン デマンド印刷するシステムT-Bridgeの開発により、講談社から目にやさしい「講 談社オンデマンドブックス・ワイド大活字版」などが出版されている。 16:20 質疑応答 16:40 閉会挨拶 16:50 閉会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 怠けてなんかない!ディスレクシア読む書く記憶するのが困難なLDの子どもたち 品川 裕香 価格:¥ 1,365(定価:¥ 1,365) http://www.amazon.co.jp/dp/4265801269/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 障害者の一般就労を支える人材の育成のあり方に関する研究会議事録4 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/11/txt/s1117-2.txt −−−−−−−−−−−−−−−−−− 第4回 障害者の一般就労を支える人材の育成のあり方に関する研究会議事録 (平成20年11月17日(月)18:00〜20:00 於:第12会議室) ○事務局 藤井  資料の2の[2]をご覧いただければと思います。今、秋場からご説明を申し上げました 就労支援共通基礎スキルについてということで、一応今までの議論を踏まえて、たたき 台としてご提案をさせていただきます。  これまでの研究会及び並行して開催している作業部会の議論の一端を紹介したいと思 います。就労支援を担う人材、主にここで取り上げているのは就労支援員、就業支援担 当者、ジョブコーチ等でございますけれども、これらに共通する部分があるのではない かという議論が多くございます。あと、就労支援機関のみならず、就労支援機関以外に、 また就労支援機関の職員で就労支援担当者以外の者でも、就労支援の目的や流れを理解 することが必要なグループがあるのではないかと、議論があります。  現在、基礎的な就労支援スキルを習得できる研修としては、幕張の総合センターで行 っております職リハ実践セミナー、発達障害者就労支援セミナー、それから、地方自治 体や民間機関が独自に行っている研修等もございます。  そういった研修を実施する場合の前提として、どんな人が対象となるかカテゴライズ してみたのが、1の(1)から(4)です。  まず、1は、本来のターゲットではありませんが、「就労支援機関で直接就労支援業務 を担当する者」ということで、就労支援員、障害者就業・生活支援センターの就業支援 担当者、1号ジョブコーチ。それから、ご議論の中でもございましたけれども、自治体等 の就労支援センターの就労支援担当者もここに加えさせていただいています。  2番目のグループとしては、「就労支援を実施する機関以外の職員で、それなりの知識 が必要であるとする者」、例えば、継続のA・Bの職員、それから、全国で県立含めて19 カ所ございますけれども、障害者能力開発校の訓練指導員並びに生活指導員、それから 特別支援学校の指導教員それから、発達支援センターの就労支援担当者、難病相談支援 センターの担当者、それから、主に精神保健福祉センターなどでございますけれども、 医療保健機関等で障害者の就労支援に関わりのある者。これを第2のグループとしてご ざいます。  それから、第3のグループとしては、就労支援機関の職員で、直接就労支援業務は行 わないが一定程度スキルが必要であるとする者で、先ほどから出ておりますように、サ ービス管理責任者であるとか、あるいは職業指導員や生活支援員、就業・生活支援セン ターの生活支援の担当者としております。  4番目としては、今度は受け入れ側といいますか、企業、それから特例子会社を念頭に 置いて、第2号ジョブコーチ、管理者の方、人事・労務担当者や職業生活相談員等を一応 それぞれのグループとして、ここで提案させていただきます。  2の[2]の2ページ目ですが、研修のやり方についていろいろご議論がありましたけれど も、対象者を特定して行う場合と、あるいは、一般的に広い対象者を行う場合が想定さ れるということです。それから、先ほど、秋場の説明でもありましたが、基礎部分のみ を独立して実施する場合と、それぞれ、例えば就労支援担当者研修の中にある初級研修 に、入門・基礎部門の内容を包括的に行う研修等が想定されます。  それと、3番目の丸として、これはご意見が多かったのですが、座学だけではなかな か身に付かないということで、事例検討、演習ロールプレイングそれから、意見交換、 実習等の時間を多く設けて欲しいというご議論もありました。  それから、研修の機関としては、先ほど申し上げたように、高齢・障害者雇用支援機 構の総合センターあるいは地域センターでの研修、自治体、また、その地域の社会福祉 法人等で研修を実施することが想定されます。具体的研修の内容としては、就労支援入 門と共通基礎知識というように、とりあえず分けて考えてみました。  少なくとも就労支援を志すには最低限習得して欲しいもの、あるいは習得すべきもの ということで、書かせていただいています。  入門編のポイントとしては、就労支援に関する基礎的知識のみならず、背景にある考 え方や理念も必要である。自分の担当職務のみならず、就労支援全体像を押さえること が必要である。福祉施設等で働いていると不足しがちなところにウェイトを置くべきで はないか。4番目としては、自身が不足しているもの、今後必要となってくるものを、 研修していく中で、集中的な気づきを求める、あるいは発想の転換や意識改革を促すと いうことでございます。  [1]の理念と知識として、主にこれは具体的な研修内容に繋がってくるのではないか と思いますけれども、前回作業部会でご議論が多かったのは、「働くことの意味」とい うことで、要するに、障害者は尊厳をもって働くことの意味ということを、もう1度しっ かり基本指導されるべきである。特に、企業で雇用されるということを念頭にやるべき ではないか。  それから、2番目としては、当然、ここで、「障害者を取り巻く現状と障害者の雇用制 度」、2番目として、「全体像と立ち位置ネットワーク」と書いていますけれども、就労 支援のプロセス、これは受付・相談からアセスメント、プランニング、フォローアップ に至るまでの基本的な流れをまず押さえていただくということと、あと就労機関の役割 をまずしっかりと認識することが、将来的なネットワークの構築に繋がるということで ございます。それから、[3]の弱いところということは、「企業の障害者雇用の実際」、 [4]についてはは共通基礎スキルと合い通じるものがございますが、企業の実際の現場 を見たり、あるいは、当事者、企業、支援者の声を、いわゆる体験談としていますけれ ども、こういうところを、しっかり入門編で押さえるべきではないかということで、書 かせていただいています。  右側の箱の担当者基礎という部分に書いていますけれども、その入門編を若干ブラッ シュアップしたということで捉えていただけると思うのですが、支援に必要な最低限の 基本的知識、それから、繰り返しになりますが、それぞれの就労支援機関の役割を十分 しっかり認識をする。認識した上で、地域の実情等に応じた就労支援の連携の在り方を どうするか。福祉施設等で働いていて、不足しがちなところはどこかという、具体的な イメージをもっていただく。それから、就労支援機関がそれぞれの役割を理解した上で、 不足しているスキルは何かということを認識していただく。  [1]の理念と知識として、既存の研修で既に取り組んでいるものと若干重複するとこ ろもありますが、まず、職リハ概論をやって、障害特性と職業的課題、今、発達障害と か高次脳障害とか、いろいろ複雑な事案が出てきていますので、それをしっかりと、課 題を認識してもらう。それから、活用できる障害者の雇用支援策や助成金制度。それと、 最近地域で問題になっているところもあるやに聞いていますけれども、個人情報の取り 扱いについて、しっかり認識しておく必要がある。  それから、[2]全体像と立ち位置ネットワークの中で、作業部会では若干早いのでは ないかという議論もありましたけれども、まず「ケースマネジメント概論と方法論」、 それから、「全体の支援の中で、自らの役割をしっかり認識すること」。それと同時に、 「地域の社会資源の活用やネットワークの構築を計る」。それと、[3]弱いところとい うか、押さえるところとしては、「企業の視点や企業文化の理解」。それから、「コミ ュニケーション能力」が絶対に必要であるということで、話の聞き方とか、分かりやす い説明の仕方、あるいは企業を開拓する場合には、プレゼンテーション方法、それから、 価値観や立場の異なる人への理解や連携方法等ということで、担当者の既存の弱いとこ ろ、補うべきところを記載させていただいています。−−略 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 育てにくい子にはわけがある―感覚統合が教えてくれたもの (子育てと健康シリーズ) 木村 順 価格:¥ 1,575(定価:¥ 1,575) http://www.amazon.co.jp/dp/4272403257/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------------ 09:25 2009/02/08 □ ------------------------------------------------------------------------ 2009年2月10日(火)19時30分放送予定クローズアップ現代 http://www.nhk.or.jp/gendai/ 2月10日(火)放送予定 どう伸ばす発達障害”の子供たち〜混乱続く教育現場〜(仮題) 人とのコミュニケーションがうまくとれず、周りの状況にあわせた行動が 苦手な高機能自閉症やアスペルガー症候群。知的な発達に問題ないのに読 み書きや計算など、特定の学習だけが極端に苦手な学習障害(LD)。落 ち着いて物事に集中することができない注意欠陥多動性障害(ADHD)。 これらの知的に遅れのない「発達障害児」は、文部科学省の調査によると、 通常学級に在籍する小中学生の約6%にのぼると言われ、いじめの対象に なることもあり対策が急がれていた。国は、昨年度から全ての小中学校で 発達障害児を支援する学習・生活指導を行うことを定めたが、専門家不足 や教師への研修体制などが整わず、全国で模索と混乱が続いている。 得意分野では極めて優れた能力を発揮する発達障害の子供達の教育はど うあるべきか?30年以上前から取り組むイギリスでは、社会人になる まで一貫した長所を伸ばす教育で、研究者や芸術家として成功する例が 少なくない。発達障害の子供達を社会に適応させ、才能を開花させるた めに、どんな支援体制が必要なのか考える。 (NO.2696) スタジオゲスト:上野 一彦さん   (東京学芸大学教授 ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容に関する質問には原則として回答いたしかねます ■ ■ 編集に際し正確を期していますが最終保証責任は免責とさせて頂きます ■ ■ LDニュースの記載内容を転載される場合には必ず下記までご連絡下さい ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 親の会「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999/03/12 から] ホームページ URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998/07/31 から] LD 関連の情報交換・意見交流・質問は下記の「LDフォーラム」をご利用下さい LD-FRM URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/LD-FRM/ [2000/08/17 から] ★ 挿入された広告内容や広告主と親の会「けやき」は一切関係ありません ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ LD・発達障害等関連図書 → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/ □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  LDニュースは「まぐまぐ」 http://www.mag2.com/ を利用して発行してます ------------------------------------------------------------------------

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