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□ LD・発達障害等関連図書 → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #818 2008/08/17 発行 登録(配信)読者数 3,340 ■ ■ LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ LD親の会「けやき」の正会員・通信会員・賛助会員・ボラ会員募集中! ▼ ▲ 入会方法等はこちら → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/join.html ▲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 親の会「けやき」 2008年8月相談会案内/多摩スポーツセ 2008/08/30 ■ ■ 親の会「けやき」 20周年記念 講演会/こまばエミナース 2008/09/20 ■ ■ 平成20年度 発達障害のある人への理解と支援 Part2 2008/08/19 ■ ■ 神奈川職業リハビリテーション研究会第4回シンポジウム 2008/10/11 ■ ■ 第8回障害児支援の見直しに関する検討会議事録(抜粋) 2008/06/24 ■ ■ 月刊VERY連載「学校のソムリエ」「ママたちの保健室」/品川裕香 ■ ■ 「教科用特定図書等普及法」施行令案に関するパブリックコメント募集 ■ ■ 「教科用特定図書等普及法」の施行令案の概要について  2005/08/05 ■ ■ 高校における弱視生徒への教育方法・教材のあり方WG(第2回) 議事概要 ■ □ 編集後記 ------------------------------------ 18:17 2008/08/17 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ■ LDニュースへ講演会等のイベント情報の掲載を希望される方へ・・・ ■ ■ 詳細は下記サイトをご覧下さい。原稿は適宜編集する場合があります。 ■ ■□■□■ http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/sample.html ■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 親の会「けやき」 2008年8月相談会案内/多摩スポーツセ 2008/08/30 ■ ------------------------------------------------------------------------ 以下は、転載・転送自由です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−− 親の会「けやき」相談会 「けやき」入会等に関するご相談等を受け付けます。どなたでも参加できます。 日 時 2008年8月30日(土)13時〜14時 会 場 多摩障害者スポーツセンター 集会室     http://air.ap.teacup.com/keyaki/img/1179840349.gif 交 通 JR中央線 国立駅南口 徒歩20分     JR南武線 谷保駅北口 徒歩10分     路線バス 立川バス・京王バス 「国立高校前」下車(本数多数)     無料送迎バス時刻表 http://www.tamaspo.com/bus.htm  お申し込みは不要ですが、できれば下記へご連絡ください。  お返事は特にいたしません。ご了承ください。  FAX : 020-4666-7443 E-mail : keyaki@box.club.ne.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障害のある子とお母さん・先生のための思いっきり支援ツール ―ポジティブにいこう! 武蔵 博文 価格:¥ 1,890(定価:¥ 1,890) http://www.amazon.co.jp/dp/4887205147/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 親の会「けやき」 20周年記念 講演会/こまばエミナース 2008/09/20 ■ ------------------------------------------------------------------------ 以下は、転載・転送自由です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−− 親の会「けやき」創立20周年記念講演会 「けやき」2008年9月例会 日 時 2008年9月20日(土)13:30〜16:00 (受付開始13:00〜) 演 題 今後の特別支援教育を展望する 講 師 上野 一彦 先生 (東京学芸大学教授・日本LD学会会長) 場 所 こまばエミナース 2F 「富士」     http://www.komaba-eminence.com/access.html 交 通 京王井の頭線「駒場東大前」駅西口から徒歩5分     http://www.keio.co.jp/train/station/57_komabatodaimae/ プログラム   13:00〜13:30 受付   13:30〜14:00 諸連絡・報告(各部会・担当役員)   14:00〜15:00 講演   15:00〜15:15 休憩(ドリンクサービス有り)   15:15〜16:00 質疑応答 資料代 1,000円 (けやき会員は無料) ※ 会員外の方は事前申し込みをお願いします。   お名前・お立場・連絡先明記で下記まで。FAXのお返事はいたしませんが、   受付でその旨をお伝えください。   電子メール keyaki@box.club.ne.jp   FAX 020−4666−7443 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LD教授(パパ)の贈り物−ふつうであるよりも個性的に生きたいあなたへ 上野 一彦 価格:¥ 1,365 http://www.amazon.co.jp/dp/4062139812/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 平成20年度 発達障害のある人への理解と支援 Part2 2008/08/19 ■ ------------------------------------------------------------------------ 平成20年度 発達障害のある人への理解と支援 Part2   「みえないこころの声を聴く」   〜発達障害のある子ども・その親の気持ちが分かる人になる〜 “子どもの聞き分けがよくなるように”“イライラしない子育て”などという類 のキャッチコピーがついた親向けの雑誌や本を書店でたくさん見かけます。そこ からは、困らない子育ての特効薬を探し求めようとする親たちの姿が浮かびあが ってきます。 このように、一般に親は自信をなくしています。ましてや、通常の発達の型にお さまらない子どもに対する場合、親のストレスやプレッシャーはどんどん増えて いくことでしょう。もちろん子ども自身も大変な苦労があります。 私たちは社会の一員としてこの現状をとらえ、幼児期とその周辺の支援にあたる 方々に、子育ての基本となる認識を広めたいと思っているのです。  日 時:平成20年8月19日(火)pm1:00〜4:15  場 所:東京都庁 都議会議事堂 1階都民ホール  主 催:東京都、東京都発達障害者支援センター  プログラム   1:05〜2:15 講演「発達障害のある子どもと親にかかわる相談から」          講師:石井 哲夫(東京都発達障害者支援センター長)   2:30〜4:15 ワークショップ        「幼稚園・保育園の現場から・・・子ども、親、地域の今」         実践報告者:若山 望 (村山中藤保育園副園長)               今井 明代(すこやか園園長)            コーディネーター:石井 哲夫  定 員:200名(要予約)  参加費:無料  申込先:東京都発達障害者支援センター TOSCA      電話 03-3426-2318  FAX 03-3706-7242      E-mail:tosca@kisenfukushi.com  http://www.tosca-net.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障がいを持つ子の「いいところ」応援計画 阿部 利彦 価格:¥ 1,785 http://www.amazon.co.jp/dp/4892401862/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 神奈川職業リハビリテーション研究会第4回シンポジウム 2008/10/11 ■ ------------------------------------------------------------------------ 神奈川職業リハビリテーション研究会は、障がいのある人の雇用・就労支援に関 わる労働・企業・教育・福祉・医療などの多分野で実践をされておられる方々が、 その専門領域や組織の壁を越えて地域ネットワークと連携を深め、「働くことを 踏まえた地域生活」を進めるための知識やノウハウを共有して蓄積することを目 的に設立されました。 研究会は「障がいのある方々の職場定着」に当面の焦点をおき、それを進めるた めの実践的なノウハウや方策を多面的に検討するために、継続的なシンポジウム を開催します。第4回は、加齢に伴うさまざまな課題とそれらに対する対処や支 援、に焦点を当てて検討します。 日 時 2008年10月11日(土)13:30〜16:30 13:00:受付開始 場 所 横浜市健康福祉総合センター 4階ホール     〒231-8482 横浜市中区桜木町1−1 内 容  司会・コーディネーター 松為 信雄 氏(神奈川県立保健福祉大学) 第1部 パネリスト発表   ☆雇用企業(その1)から    栗原敏郎 氏(大協製作所代表取締役社長)   ☆雇用企業(その2)から    萩原能成 氏(伊藤忠ユニダス代表取締役社長)   ☆支援機関(その1)から    穐本さえ子 氏(電機神奈川福祉センター総合施設長)   ☆支援機関(その2)から    加藤房子 氏(全国精神障害者地域生活支援協議会常任理事) 第2部 ディスカッション  皆様のノウハウの共有に向けた討議を十分にします 費用・参加申し込み 1.費用: ¥2,000 2.参加申し込み: 当日の受付で行います。定員(300人)を超えますと、お           断りすることがあります。 【シンポジウムに関するお問合せは・・・】   船山敏一.TEL0466−82−4384 (第1藤沢ひまわり作業所)   神奈川職業リハビリテーション研究会に関するお問い合わせは、松為信雄   (046-828-2676:matsui-n@kuhs.ac.jp:神奈川県立保健福祉大学)、もし   くは、鈴木弘美(045-841-2179:ymsn@forest-1.com:横浜メンタルサービ   スネットワーク)が承ります ** 研究会シンポジウムの今後の予定 ** 職場定着のための実践的な知識とノウハウを共有して蓄積するために、次のシリ ーズで開催する予定です。 第5回(2009年 1月):発達障害の人の職場定着支援 第6回(2009年 4月):精神障害の人の職場定着支援 第7回(2009年 7月):高次脳機能障害の人の職場定着支援 第8回(2009年 10月):キャリア発達と職場定着 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 輝きMAX!すべての子どもが伸びる特別支援教育―LD・ADHD・アスペルガー症候群 から、いじめ・不登校・非行まで品川 裕香 価格:¥ 1,365(定価:¥ 1,365) http://www.amazon.co.jp/dp/4760823379/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 第8回障害児支援の見直しに関する検討会議事録(抜粋) 2008/06/24 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/06/txt/s0624-2.txt −−−−−−−−−−−−−−−−− 第8回 障害児支援の見直しに関する検討会 日 時 平成20年6月24日(火) 10:00〜12:00 場 所 厚生労働省6階共用第8会議室 (前略) ○柏女座長 ありがとうございました。そのような方向で進めさせていただきま す。ご意見を頂戴したい点は、事務局から説明がありましたように大きく3点で す。1点は、現在あります「議論の整理」のところについて、加筆訂正がある部 分についてのご意見を頂戴したいということ。2点目は、ここには触れていない けれども、さらに追加をして、こういう対応を図る必要があるということについ てご意見を頂戴したいということ。3点目は、特に6頁と7頁に青字で書いてある 部分です。6頁については、通園施設・児童デイ等についての一元化、あるいは 再編の問題等々についてご意見を頂戴できればということ。2つ目の7頁について は、日中一時支援事業、児童デイサービスのあり方。 そういう意味では、日中一時支援などが、子どもたちの放課後生活を豊かに保障 していけるのだろうか。豊かに保障していくためには、どのような仕組みが必要 なのだろうか。 その辺についてのご意見を別途頂戴したいということ。これらについてご意見を 頂戴できればと思います。  私からの意見ですが、前半の話を聞いていて、やはり気になったのが「グレー ゾーン」という言葉です。報告書案のところでは別の、例えば「診断がつきにく い子ども」とか、「判断がつきにくい」といった表現に変えていただければと思 いました。それでは、どなたからでも結構です、ご意見を頂戴いたします。 ○山岡委員 いま座長がおっしゃったとおりで、グレーゾーンという言葉を使っ て、団体へ帰って怒られました。白黒を付けると、白が善で黒が悪だとすると、 グレーは悪に近いというところではないか。こういう言い方を当事者団体がする のかと怒られました。ですから、「気になる子ども」とか、座長がおっしゃった とおり、最初に注釈を付けていただいて、そういう言葉は取っていただきたいと 思います。  それから「軽度」ということで事務局では迷っているようですが、ここで使わ れているのは、知的障害を伴わないということで使われているケースが多いので、 「軽度」というのは誤解を招くので使わないでいただきたいと思います。 (中略) ○山岡委員 すでに柴田委員、副島委員、渡辺委員がおっしゃっていますが、児 童デイのII型の学齢期以上のところで、発達障害のある子どもについても非常に 大切です。しかしながら、いま経過措置になっていること、単価が引き下げられ た等で、なかなかうまく機能していないのではないか。あるいは、これからの対 応をどうしたらいいのかということです。いまのスタイルを見ますと、タイムケ ア事業のときは、若干、社会適応訓練みたいなものが入ったりしたのが、こちら になると、例えば、日中一時支援になったらなくなったとか、方向性として厚生 労働省の管轄のところでは、レスパイトと保護者の就労保障に限定してきたよう な流れがあると思います。非常に貴重な場でありますし、療育の場としてもう一 度きちんと位置づけるべきだろうと考えています。発達支援とか自立支援、いろ いろなことがこの場でできるということで、ST、OT、PTの専門スタッフを揃えた ようなきちんとした体制にしていくのが良いと思います。もちろん、学校教育と の棲み分けというところが、議論の中でもあったかと思います。これは渡辺委員 もおっしゃったように、地域によって「ハコ」をどこにするかとか、いろいろな 問題で縦割行政の中でも難しいところがあるかと思います。基本的には、児童デ イサービスII型を維持拡充して、そちらで療育の面もやるのだということを位置 づけていただくように要望します。 ○柴田委員 5頁の「保育所等での受入れを促進する」は大事なことですが、 「これまで通園施設等に通っている子どもがなるべく並行して保育所等へ通える ようにしていく」、こういう表現をすると、通園施設は全部完成していて、そこ から保育園へ並行通園していくというような表現ですが、実は通園施設は足りな いと思います。  同時に、保育所等との並行通園も強化していくという、両建てでしていく必要 があるだろうと思います。将来の方向性と現在の施策があまり飛び過ぎた議論に ならないように、そこは注意する必要があると思います。  児童デイのところで、いま山岡委員がおっしゃったように、学齢期の療育・発 達を支援するシステムとして、副島委員からもありましたが、ここはきちんとし た法制的な位置づけが必要だと思います。財源の問題をどうするかというのは、 さらにそれは大事な問題で、社会保障費が2,200億円の削減を継続することにな っているようですが、基本的に福祉についてのきちんとした予算の配分を作って いく施策を是非ともお願いしたいと思います。 (中略) ○山岡委員 家族支援のところについて申し上げます。よく「親は将来に漠然と した不安を持っている」と言うのですが、これは間違いですね。漠然とした不安 だったら、自分で考えれば解決するかもしれませんが、将来が漠然だから、強い 不安を持っているということだと思うのです。将来について、要するに支援体制 なりがきちんとしていない。例えば親として、親の亡きあとを考えるのですが、 預金でも残そうかなと思っても、預金がありすぎると応益負担が増えるという制 度になっております。現在も、親に過重な負担が掛かっているということですね。  もう1つは、障害を持つ子どもなんか産んだという罪悪感的なものが、旧来型 の制度、例えば教育の分野でも呼称などいろいろな言葉があり、そういったもの に対して措置を与えるがごときのような制度ができてきていて、何となく雰囲気 がそのようになっているというところがあるわけです。  あと、保護者支援と家族支援の中で保護者のところに絞りますと、1つは親育 てというか、育て方をきちんと親に指導していくというポイントがあると思うの です。例えば母親教室だったり、父親教室だったり、例で出ているペアレントト レーニングは、ADHDや発達障害に結構効果的ということで言われていますが、ほ かにも随分応用できると思っています。  当事者団体の取組をここにも挙げていただいていますが、例えば親の相談会み たいなものでいくと、親の大半は悩みを30分聞いただけでほとんど解消している ということがあって、そういうピアカウンセリングみたいなもの。それから、自 閉症協会さんでかなりやられたペアレントメンターといっている事業などといっ たものの支援をいただく、あるいはペアレントトレーニングとか、指導する当事 者団体そのものに支援できなければ、地域単位でも構わないのですが、そういう 指導者の養成のようなことを自治体がやっていくとか、ボランティアを養成する などということはできるのではないかと思います。  もう1つ、保護者に対する相談支援体制ということですが、ここにも書いてい ただいていますが、基本的には身近で、気軽で、かつ長期的に見ていただける所 が、いちばん 良いのです。長期間は、同じ人がずっと見るのが無理であれば、松矢委員が発言 されていたように、個別の支援計画なりで、きちんと長くつないでいくという事 が大事だと思います。以上です。−−略 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ もっと伝えたい―コミュニケーションの種をまく (ドキュメント・ユニバーサルデザイン) 藤田 康文 (定価:¥ 1,680) http://www.amazon.co.jp/dp/4477019289/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 月刊VERY連載「学校のソムリエ」「ママたちの保健室」/品川裕香 ■ ------------------------------------------------------------------------ 品川裕香さんからのご案内がありました。 −−−−−−−−−−−−−− 今年の3月から光文社の月刊VERYという30代向けの高級ファッション誌で 「学校のソムリエ」という連載をしております。 発達障害に特化した話ではなく、犯罪学・社会学などのエビデンスを踏まえ、全 国各地の素敵な学校をご紹介しながら望ましい教育とは何か、望ましい学校・学 級とはどういうものか、保護者にできること・やるべきことは何かを提案してい く連載です。 ちなみにWEBでも連載しております。 http://veryweb.jp/sommelier/ (↑こちらの「ママたちの保健室」はWEBのみの連載になります) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LD・ADHD・アスペルガー症候群 気になる子がぐんぐん伸びる授業 ―すべての子どもの個性が光る特別支援教育 高山 恵子 (定価:¥ 1,365) http://www.amazon.co.jp/dp/4098373726/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 「教科用特定図書等普及法」施行令案に関するパブリックコメント募集 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=185000335&OBJCD=100185&GROUP= http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1030&btnDownload=yes&hdnSeqno=0000041763 −−−−−−−−−−−−−−−  障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の促進等に関する法   律施行令(案)に関するパブリックコメント(意見公募手続)の実施について                           平成20年8月14日                          初等中等教育局教科書課 この度、文部科学省では、障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の 普及の促進等に関する法律施行令の制定を予定しています。 つきましては、本件に関し、行政手続法第39条などに基き、障害のある児童及 び生徒のための教科用特定図書等の普及の促進等に関する法律施行令の案につい て、パブリック・コメント(意見公募手続)を実施いたします。 御意見等がございましたら、下記の要領にて御提出ください。 【1.案の具体的内容】   →【別添】参照 【2.意見の提出方法】  (1)提出手段郵送・FAX・電子メール   (電話による意見の受付は致しかねますので、御了承ください)  (2)提出期限 平成20年8月28日必着  (3)宛先    住所:〒100−8959 東京都千代田区霞が関3−2−2       文部科学省初等中等教育局教科書課企画係宛       FAX番号:03−5253−4111(内線2412・2576)       電子メールアドレス:s-yamamo@mext.go.jp  (判別のため、件名は【○○○○への意見】として下さい。また、コンピュー   ターウィルス対策のため、添付ファイルは開くことができません。必ずメー   ル本文に御意見を御記入下さい) 【3.意見提出様式】  「○○○○への意見」  ・氏名  ・性別、年齢  ・職業(在学中の場合は「高校生」「大学生」など在学する学校段階を表記。)  ・住所  ・電話番号  ・意見 ※複数の論点について御意見をお寄せいただく場合には、とりまとめの都合上、 論点毎に別様としてください。(1枚1意見、1メール1意見としてください。) 【4.備考】 ○1 御意見に対して個別には回答致しかねますので、あらかじめ御了承願います。 ○2 御意見については、氏名、住所、電話番号を除いて公表されることがありま  す。なお、氏名、住所、電話番号については、御意見の内容に不明な点があっ  た場合の連絡以外の用途では使用しません。 (初等中等教育局教科書課) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 教室でできる特別支援教育のアイデア172 小学校編 (シリーズ教室で行う特別支援教育) 価格:¥ 2,520(定価:¥ 2,520) 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者に対する無償給付に関する事務については、当該学校を所管する教育委員会等 の実施機関がこれを行うこととする(第1条関係)。 ○ 教科用特定図書等の無償給付に関して、実施機関、都道府県教育委員会、教 科用特定図書等発行者及び小中学校の設置者が行う事務について規定する(第2 条〜第5条関係)。 ○ 文部科学大臣は、無償給付及び給与の実施状況を調査し、及び小中学校の設 置者に対し報告を求めることができることとする(第6条関係)。 ○ 教科用特定図書等普及法施行令の規定により都道府県及び市町村が処理する こととされている事務は、法定受託事務とする(第7条、附則第3条関係)。 3.施行期日 教科用特定図書等普及法施行令は、法の施行の日(平成20年9月17日)から 施行する(附則第1条関係)。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 脳科学と発達障害―ここまでわかったそのメカニズム (シリーズCura)榊原 洋一 価格:¥ 1,260(定価:¥ 1,260) http://www.amazon.co.jp/dp/4805830085/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 高校における弱視生徒への教育方法・教材のあり方WG(第2回) 議事概要 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/048/gaiyou/003/08073033.htm −−−−−−−−−−−−−−−−− 高校における弱視生徒への教育方法・教材のあり方ワーキンググループ (第2回)議事概要 1.日時 平成20年6月23日(月曜日)14時〜16時45分 2.場所 オカモトヤビル 4階会議室 3.議題 (1)拡大教科書の普及推進について (2)その他 4.出席者(委員)香川主査、井上委員、大賀委員、太田委員、齋木委員、土屋 委員、永田委員、橋本委員、松浦委員、村上委員、守屋委員、安元委員、宇野委 員、大旗委員、渡辺(能)委員 (事務局)伯井教科書課長、永山特別支援教育課長、水野特別支援教育課専門官、 池尻特別支援教育調査官、矢崎教科書課課長補佐、松木教科書課課長補佐 5.議事 (1)事務局から資料についての説明の後、4名の委員から高校及び特別支援学校 (視覚障害)に在学する弱視生徒への配慮事項等について説明があった。主な概 要は以下のとおり。 ア A高等学校  2学年に1名の弱視生徒が在籍している。  地図、数学のグラフ・表など文字や線が重なったものの認識が困難である。  拡大教科書については、ボランティアの方により、今年度は現時点で2〜3教科 作成したところである。拡大教科書にかかる費用は、一定額までは公費で措置し ている。  拡大教科書が作成されていない教科については、ルーペ・単眼鏡・拡大読書器 を使用している。  教科指導上、カラー拡大読書器やデジタルビデオカメラなどの補助具を使用し ている。使用するプリントは130パーセントに拡大したものを準備している。パ ソコンは使用時にフォントを変更したり、白黒を反転したりしている。試験時に は、別室で受験し、時間を1.3倍に延長している。そのほか、板書時には白、黄 色のチョークを使用すること、座席を窓際の前列にすること、UVカットのカーテ ンを使用するなどの配慮を行っている。  拡大教科書の大きさについては、単に大きければ良いというわけでなく、文字 を読むに当たって負担の少ないものが望ましい。  拡大教科書中の図表やカラー資料についての配慮についても検討の余地がある。  生徒本人は、図、グラフ、ふりがなが見やすい拡大教科書を希望している。ま た、適度に行間を開けたものや原本とページ数が同じものを希望している。  中学校時には、拡大教科書のほか、単眼鏡・ルーペも使用していた。また、特 注した大型の机も使用していた。 イ B高等学校  1学年に1名の弱視生徒が在籍している。  まぶしさを感じる。地図・図・グラフなどの読み取りに困難が見られるが、黒 地に白字で書かれた文章は比較的読みやすい傾向にある。  世界史、英語、化学の3教科について、それぞれ別のボランティアが拡大教科 書を作成している。  板書は大きな文字で行い、白や黄色のチョークを使用している。使用するプリ ントは、文字の大きさ・行間・字間などを考慮し、適宜拡大コピーをしている。 定期試験では、見やすい大きさに拡大コピーしている。時間の延長は行っていな い。  拡大教科書は分冊になっていることがデメリットであり、分冊が少なくなると、 1冊が厚いものになり、持ち運びが困難になる。  高校の場合には、入学する直前の4月に使用する教科書が決まるため、授業開 始前に拡大教科書を納入することが困難であり、ボランティアが対応しきれない 現状にある。  生徒本人は、5教科の拡大教科書のほか、漢字、図、表、地図などの拡大コピ ーを希望している。さらに、資料集は拡大したものを希望している。  小学校時には、弱視学級に週1回通い、単眼鏡・ルーペ・パソコンの使用法に ついての訓練を受けた。中学校時には、5教科で拡大教科書を使用したほか、他 の教科はルーペを使用していた。 ウ C高等学校  2学年に1名の弱視生徒が在籍している。  拡大教科書は使用していないが、国語の教科書など縦書きのものが読みにくい。  ルーペや単眼鏡は家庭学習時に必要に応じて使用している。  生徒の希望を踏まえ、座席を前列にしている。また、板書は大きな文字を書く ほか、黒板の端には文字を書かないようにしている。その際には、赤、青、蛍光 のチョークは使用しない。その他の特別な配慮は行っておらず、日常生活は他の 生徒と変わらない。  試験時には、問題用紙をB4判とA3判の2種類を用意し、生徒自身が使用しやす い方を選択している。  生徒本人は、通常の教科書と同じ大きさの拡大教科書があるとよいと考えてい る。また、図や挿絵は大きくなくてもよいが、使用されている文字は大きい方が よいと考えている。  中学校1年時に、拡大教科書を使用したことがある。 エ D特別支援学校(視覚障害)  特別支援学校高等部(本科)在籍生徒25名のうち、12名が弱視の生徒である。 そのうち8名が高校と同じ科目を学習しており、1名が拡大教科書を使用している。  国語、英語、政治経済の3教科について、本人又は保護者がA3判に拡大コピー し、二つ折りにした教科書を使用している。A3を二つ折りにすれば持ち運びしや すい、また、1ページに収まる情報量を非常に大事にしている。  拡大教科書を使用している生徒は、対象を見る際には顔を近づけたり、ルーペ を使用したりしている。  板書は大きな文字で行い、白や黄色のチョークを使用している。試験時には、 問題用紙を拡大している。  本校の拡大教科書を使用している生徒と使用していない生徒の状況を鑑みると、 視力0.06〜0.02程度の範囲が拡大教科書を使用するのが適切ではないかと考えら れ、拡大教科書の恩恵を受けるのは、視覚障害生徒のごく一部と思われる。  拡大教科書を使用すると、使用しない場合に比べて読書時間を短縮することが でき、目の負担を軽減することができるため、学習が進む。  拡大教科書は、かさばりやすく、持ち運びが不便であり、視覚補助具の活用が できる高校段階では、拡大教科書の必要性と煩雑さを考えると、煩雑さに見合う ほどの必要性は感じてはいないと思われる。 (2)説明についての意見交換は以下のとおり。  原本に合わせたページ数にしてほしいという生徒からの希望があるようだが、 拡大すると原本とページ数を合わせるのは困難である。そのため、どのページが 原本と対応しているかが分かるようにページの振り方を工夫しているのが現状で ある。  以前は、当該生徒とボランティアが話し合いながら、拡大教科書を作成してい た時期があったが、現在では学校を経由して拡大教科書を提供するため、生徒の 希望が作成者に伝わりにくい現状にある。  2月頃に学校で使用する教科書が分かるまで、拡大教科書の作成に取りかかれ ないのは、高校だけでなく、小学校、中学校も同じである。  障害について、周りから理解されず、苦しい立場に追い込まれる場合がある。 様々な障害のある子どもについて、他人と違って当たり前であるという心理的抵 抗を払拭することが別の面での特別支援教育の課題である。  弱視者は、目を近づけて見た時に、どのくらい小さな指標が見えるかというこ とが、最も大切な情報源になる。30センチ離して見たのが近距離視力表であるが、 それをどこまで目を近づけてよいか、どこまで小さいものが見えるのか。これが 弱視の実用的な見る力であり、この力がどのくらいかということが大切な情報と 思われる。  拡大教科書の恩恵にあずかるのは視覚障害の生徒のごく一部と考えられるとの 話があったが、特別支援学校(視覚障害)高等部の生徒と高等学校の生徒では条 件が異なる。例えば、高校の授業はスピードが速く、それに対応するためには、 拡大したものがあると便利と思われる。こうした学習環境も含めて考えていく必 要がある。  特別支援学校(視覚障害)高等部の生徒に聞いたところでは、ルーペでは読む 速度が落ちる、拡大読書器を使用すると目が疲れてしまうなど、様々な補助具の 問題点を訴える者も多く、拡大教科書を希望する生徒も少なからずいる。  また、全国盲学校普通教育連絡協議会で、過去に特別支援学校(視覚障害)高 等部の実態調査等を行った。その中では、3人に2人の割合で拡大教科書がほしい という声が上がっている。特別支援学校(視覚障害)においても文字の大きな教 材を提供するという手段は有効な場面は多々あると考える。 (3)議題に対する自由討議が行われた。主な意見は以下のとおり。 【委員】小中学校は、基本的な文字や知識を習得するため、文字などをはっきり 見て概念の枠組みやイメージを培う段階である。高等学校は、小中学校で培った 基本的な見る力や概念、イメージなどを踏まえ、いろいろな方法を使いながら自 分で工夫して見ていく段階である。 【委員】卒業後、社会に出ると自分で工夫していくこととなり、そのために必要 な教育を学校段階でも考えることが必要である。 【委員】拡大教科書作成の過程で、文章と図が同じページに収まるように編集を 行っているが、そのためには、内容を理解することが必要になる。高校レベルに なると内容が高度になるため、それを理解して編集作業を行うことが困難な場合 もある。また、技術的な面では、小・中学校レベルであれば、記号、文字の種類 などパソコンにある既存のフォントで対応できるが、高校レベルになると、古文、 漢文、数式、化学記号など既存のフォントでは対応しきれないものが出てくる。 【委員】本県の公立高校には、弱視生徒が3名在学している。  拡大教科書は3名とも使用していないが、1名は部分拡大した教科書を使用して いる。プリントは、3名とも1.2倍に拡大したり、B4判をA3判に拡大したりしてい る。  また、授業中に弱視レンズを使用しているのは3名のうち1名であり、読書時や 黒板や算数のグラフなどを見る時に使用している。自宅では拡大読書器を使用し ている。  座席については、前列に配置するなど3名とも配慮している。  教科書のデジタルデータについては、3名ともデジタルデータの存在を知らず、 見たこともなかった。  また、拡大教科書があれば使用するかという問いに対しては、2名は必要と回 答し、すべての教科、特に国語の漢字や数学の2乗、3乗を読む際に必要とのこと であった。また、1名は必要ないと回答した。その理由としては、通常、ルーペ を使用していて、ルーペで小さい文字を読んだ方が早く読めるため、必要なもの だけを拡大するほうがよいとのことであった。  ノートパソコンは3名とも授業中に使用していないが、2名は使用したいとの希 望があった。定期試験は3名とも全教科について問題用紙を拡大して実施してい る。試験時間は1名が時間を延長して別室受験をしている。  教材以外では、黒板の字を大きくしたり、家庭科の時間の裁縫など実技の際の 支援、パソコン画面の拡大などの配慮をしている。  高校用の拡大教科書については、文字はすべて大きくして、写真はカラーにし てほしいとのことであった。  このほか、自分で文字の大きさを調節できる機器、さらに、そのような機器を 置く机や教材・教具を置くものもあればよいとのことであった。  高校生は、自分で拡大したり、教材づくりをするノウハウが備わっており、文 字の大きさを自由に拡大できるものを希望するなど、このような点が小中学校と 異なると思われる。 【委員】データの提供はできるだけ使用者の希望に添える形になればよいと考え る。ただし、作業上の問題やデータの提供の困難さなど様々な問題があるので、 それらを解決できればよい。そのためには、教科書を作成する段階から、データ を提供する時点のことを考慮する必要がある。 【委員】高校や大学は、学生が自分の将来に向けて自らの力で学ぼうとする場で あり、そこでの教育は一方的に与えるだけでなく、選択させることが理想である。 【委員】本人が工夫できるように教育することが大事だと考える。そのためには、 高校段階ではデジタルデータを提供し、画面で見ることができるようにするのが 理想的であると考える。 【委員】拡大教科書を使用することと、ルーペ・拡大読書器などを使用して自助 努力をすることは、二者択一ではなく、子どもたちが自分の希望する方法を選択 できるよう環境を整備することが大切である。  また、高校では、例えば、物理の記号や漢文、数学、化学などの添え字などが 読めないと学習に支障が出てくるので、この点についての配慮も必要ではないか。  さらに、以前、中学生を対象に拡大教科書について調査をした際、3割〜4割程 度、黒白反転したものにもニーズがあった。これまで議論してきたように、中学 校と高校では違いがある一方で、このように中高一貫したニーズがあるという考 え方も必要である。  デジタルデータについては、将来的には電子教科書が大いに望まれるところで あるが、例えば、PDFをそのまま提供されても、PDFは拡大すると文字は大きくな るが、ページ内のどこを見ているのか把握することが困難であり、このような点 に配慮されたソフトウェアがないと難しい。 【委員】弱視生徒への支援の第一歩として、拡大コピーをすると少しゆがんだり するので、生徒の希望に応じ、教科書会社から拡大したプリント提供をしていた だくことはどうか。 【委員】教科書を単純拡大することは比較的容易であるが、教科書の注や写真の 説明などは、単純拡大だけでは十分に対応できないと思われる。小・中学校の拡 大教科書と同様にレイアウトし直す必要が出てきた場合、高校は教科・科目の種 類が多いので、対応も困難になるのではないか。  また、高校は普通教科の教師用指導書に一定のデジタルデータが提供されてい るため、既存のデジタルデータを提供して拡大教科書作成に活用することが考え られる。 【委員】PDFだけでは使いづらいとの意見があったが、PDFは全体を見ることも部 分的に拡大することも可能であり、PDFをどのように活用するかということも視 野に入れた検討が必要と思われる。 【委員】PDFを拡大して読む場合、横スクロールや縦スクロールをしなければな らないため、もっと使いやすい形に加工したものをデジタル教科書として提供す ることは、可能性があると思われる。また、教科書指導書に添付されているデジ タルデータが、ボランティアの間ではあまり普及しなかったのは、テキストの内 容が本文だけであり、その他の注釈、新出単語、図版など手を加える部分が多か ったため、活用が少なかったと思われる。 【委員】PDFもXMLも共にテキストである。PDFではフォントを一括置換したり、 音声読み上げ用の教科書を作ることは可能である。また、PDFは大体のパソコン で見ることが可能であるが、一方で、特殊な拡大教科書用のXMLを作成した場合 には、読めるソフトがないと誰も受け取れなくなる危険性がある。 (4)事務局より今後の日程について説明があり、閉会となった。  (以上) (初等中等教育局特別支援教育課) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 心からのごめんなさいへ―人ひとりの個性に合わせた教育を導入した 少年院の挑戦 品川 裕香 価格:¥ 1,995(定価:¥ 1,995) http://www.amazon.co.jp/dp/4805825936/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------------ 18:17 2008/08/17 □ ------------------------------------------------------------------------ 北島選手の金メダル、すごかったですね。。。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容に関する質問には原則として回答いたしかねます ■ ■ 編集に際し正確を期していますが最終保証責任は免責とさせて頂きます ■ ■ LDニュースの記載内容を転載される場合には必ず下記までご連絡下さい ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 親の会「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999/03/12 から] ホームページ URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998/07/31 から] LD 関連の情報交換・意見交流・質問は下記の「LDフォーラム」をご利用下さい LD-FRM URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/LD-FRM/ [2000/08/17 から] ★ 挿入された広告内容や広告主と親の会「けやき」は一切関係ありません ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ LD・発達障害等関連図書 → 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