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□ LD・発達障害等関連図書 → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #801 2008/06/17 発行 登録(配信)読者数 3,566 ■ ■ LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ LD親の会「けやき」の正会員・通信会員・賛助会員・ボラ会員募集中! ▼ ▲ 入会方法等はこちら → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/join.html ▲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 親の会けやき相談会/多摩障害者スポーツセンター集会室 2008/06/28 ■ ■ 博報賞受賞記念 第7回全国LD親の会 公開フォーラム 2008/06/22 ■ ■ LD児「僕のことわかって!」Part15/東京西徳州会病院 2008/07/27 ■ ■ 冊子 「ええやん ちがっても 〜広汎性発達障がいの理解のために〜」 ■ ■ 拡大教科書普及推進会議(第1回)議事概要       2008/04/25 ■ ■ シンポウム DAISY を中心としたディスレクシアへの教育的支援 報告書 ■ ■ DAISYコンソーシアム、ITU 世界電気通信情報社会賞受賞  2008/05/15 ■ ■ 「サポートブック作り方・使い方ガイド」発行記念講演会 2008/07/02 ■ ■ 神戸市保健福祉局 こども家庭センター 発達障害ネットワーク推進室 ■ □ 編集後記 ------------------------------------ 07:03 2008/06/17 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ■ LDニュースへ講演会等のイベント情報の掲載を希望される方へ・・・ ■ ■ 詳細は下記サイトをご覧下さい。原稿は適宜編集する場合があります。 ■ ■□■□■ http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/sample.html ■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 親の会けやき相談会/多摩障害者スポーツセンター集会室 2008/06/28 ■ ------------------------------------------------------------------------ 「けやき」入会に関するご相談等を受け付けます。どなたでも参加できます。 日 時 2008年6月28日(土)13時〜14時 会 場 多摩障害者スポーツセンター 集会室     http://www.tamaspo.com/annaizu.htm 交 通 JR中央線 国立駅南口 徒歩20分     JR南武線 谷保駅北口 徒歩10分     路線バス 立川バス・京王バス 「国立高校前」下車(本数多数)     無料送迎バス時刻表     http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/KEYAKI/tama_sp.html お申し込みは不要ですが、できれば下記へご連絡ください。 お返事は特にいたしません。ご了承ください。 FAX : 020-4666-7443 E-mail : keyaki@box.club.ne.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LD教授(パパ)の贈り物−ふつうであるよりも個性的に生きたいあなたへ 上野 一彦 価格:¥ 1,365 http://www.amazon.co.jp/dp/4062139812/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 博報賞受賞記念 第7回全国LD親の会 公開フォーラム 2008/06/22 ■ ------------------------------------------------------------------------ 主催者からのご案内です。転載・転送自由。 http://www.normanet.ne.jp/~zenkokld/ −−−−−−−−−−−−−−− 博報賞受賞記念 第7回 全国LD親の会公開フォーラム             特別支援教育のネクスト・ステージ            発達障害向けの教材・教具の実証研究 展示会同時開催 日 時:2008年6月22日(日) 10:00 − 16:45(開場 9:30) 会 場:国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟 大ホール <交通>  小田急線 参宮橋駅 下車 徒歩約7分 地下鉄千代田線 代々木公園駅下車(代  々木公園方面4番出口)徒歩約10分 資料代:1,200円 (LD親の会会員 無料) [申込方法] ○ メール:E-mail: jpald@jddnet.jp   またはFAX:03-6240-0671で事前予約を受付します。   当日、会場の受付で1200円(資料代)お支払いください。 ○ 事前申込みに余裕がある場合は、当日受付を行う予定です ------  件名:第7回全国LD親の会公開フォーラム参加申込   記入事項: 1住所 2氏名 3電話番号 4FAXをご記入下さい。   1件につき3名まで受け付けます。 [ご留意事項] ・メール申し込みの方は、受付メールを返信します。 ・FAXで申し込みの方は、受付できない場合のみ返信します。返信がない場合  は、受付済みということで、当日FAX受付にお申し出ください。 ・定員に達し次第受付を終了させていただきます。  (当日受付・資料代:1200円) 定 員:750名  特別支援教育の現状や課題、先進事例の紹介等を通して、特別支援教育体制を さらに進化させていくためのあるべき姿や次に進むべき方向性「ネクスト・ステ ージ」について、参加者とともに考えていきたいと思います。  また、会場ギャラリーでは、発達障害児のためのサポートツール・データベー ス(教材・教具DB)で http://www.jpald.net/research/ 紹介している新作 教材なども展示します。使い方をご説明します。多くの方のご来場をお待ちして います。 主 催:全国LD親の会 後 援:文部科学省、厚生労働省(申請中)、東京都教育委員会、神奈川県教育委 員会、埼玉県教育委員会、千葉県教育委員会、財団法人博報児童教育振興会、日 本発達障害ネットワーク、日本障害者協議会、日本障害者リハビリテーション協 会、日本LD学会、(社)日本作業療法士協会、社団法人日本自閉症協会、NP O法人えじそんくらぶ、NPO法人アスペ・エルデの会、NPO法人エッジ、N HK厚生文化事業団 [プログラム] 10:00-10:05 開演挨拶:山岡 修 (全国LD親の会・会長) 10:05-10:55 講演1:特別支援教育の過去・現在・未来            上野 一彦 (東京学芸大学・教授) 10:55-11:45 講演2:特別支援教育の先進的な取り組みとネクスト・ステージ            柘植 雅義 (兵庫教育大学大学院・教授) 11:45-12:00  事業報告:発達障害児向けの教材・教具実証研究            (文部科学省委嘱事業)            内藤 孝子 (全国LD親の会・副会長) 12:00-13:00  昼食休憩 13:00-13:30 提言1:特別支援教育の現状と目指すべき方向性            山岡 修 (全国LD親の会・会長) 13:30-14:00 提言2:国の特別支援教育への取組の現状とネクスト・ステージ        古川 聖登 (三条市教育委員会教育部長、前文部科学省               特別支援教育課 課長補佐発達障害支援専門官) 14:00-14:15 休憩 14:15-16:40 シンポジウム 「特別支援教育のネクスト・ステージ」   ● 幼稚園での先進事例    秦 昌子 (松江市立雑賀幼稚園・教頭)   ● 通常の学級、通級指導教室のネクスト・ステージ    米田 和子 (堺LD研究会・代表、堺市教育センター専門指導員)   ● 外部専門家との連携の先進事例    辻 薫 (大阪府作業療法士会 発達部門代表)   ● 学力向上や不登校・いじめ対策などと連携した取り組み    松田 裕可 (山形県鶴岡市教育委員会朝日分室教育課・指導係長)   ● 指定討論 柘植 雅義 (兵庫教育大学大学院・教授)          山岡 修 (全国LD親の会・会長)   ● 司会   内藤 孝子 (全国LD親の会・副会長) 【ギャラリー展示】 ・スリーヒントゲームのカルタ・お話サイコロ ・かな2パズル・掛け算筆算ヒントカード・回転量で見せる・時計滑り止めシー  ト・箸蔵君 ・どこでもカットアウトテーブル・ワンタッチ足台・どこでも遮蔽版・どこでも  斜面台 ・どこでも座位保持クッションなど50種類以上を展示 ・デイジー(DAISY)図書 の紹介もおこなっています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障がいを持つ子の「いいところ」応援計画 阿部 利彦 価格:¥ 1,785 http://www.amazon.co.jp/dp/4892401862/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD児「僕のことわかって!」Part15/東京西徳州会病院 2008/07/27 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.ld-kujira.com/ −−−−−−−−−−−− テーマ 「これって発達障害?」〜診断と療育の大切さ〜 主 催 LD児・者を考える会「くじら」 日 時 2008年7月27日(日)14時〜16時 受付13時30分〜 会 場 東京西徳州会病院 別館6階     東京都昭島市松原町3−1−1     青梅線拝島駅徒歩10分、昭島駅徒歩13分     http://www.tokyonishi-hp.or.jp/ 講 師 東京西徳州会病院       医師 二瓶 健次     東京西徳州会病院    臨床心理士 白川 公子     LD児・者を考える会「くじら」代表 吉野 由紀夫 問合せ takako539@yahoo.co.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LD・ADHD・アスペルガー症候群 気になる子がぐんぐん伸びる授業 ―すべての子どもの個性が光る特別支援教育 高山 恵子 (定価:¥ 1,365) http://www.amazon.co.jp/dp/4098373726/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 冊子 「ええやん ちがっても 〜広汎性発達障がいの理解のために〜」 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.iph.pref.osaka.jp/KoKoRo/dl/pdd/pdd_dl.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大阪府では広汎性発達障がいを正しく理解しこの障がいのあるお子さん達に適切 な支援がなされることを願って 冊子 「ええやん ちがっても〜広汎性発達障が いの理解のために〜」 を作成しました。 保護者をはじめ多くの方々にご活用いただければ幸いです。 「ええやん ちがっても 〜広汎性発達障がいの理解のために〜」  監修:大阪自閉症研究会  発行:大阪府こころの健康総合センター − PDF版 − 下記よりダウンロードしてご利用ください http://www.iph.pref.osaka.jp/KoKoRo/dl/pdd/eeyan_1.pdf http://www.iph.pref.osaka.jp/KoKoRo/dl/pdd/eeyan_2.pdf ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 輝きMAX!すべての子どもが伸びる特別支援教育―LD・ADHD・アスペルガー症候群 から、いじめ・不登校・非行まで品川 裕香 価格:¥ 1,365(定価:¥ 1,365) http://www.amazon.co.jp/dp/4760823379/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 拡大教科書普及推進会議(第1回)議事概要       2008/04/25 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/048/gaiyou/08060317.htm −−−−−−−−−−−−−−− 1.日時 平成20年4月25日(金曜日)15時〜16時30分 2.場所 東海大学校友会館 朝日の間 3.議題 拡大教科書の普及推進について その他 4.出席者 (委員)香川座長、千田座長代理、石津委員、市川委員、宇野委員、 大賀委員、太田委員、大旗委員、小林委員、齋藤(肇)委員、齊藤(美)委員、 末吉委員、高柳委員、田中委員、土屋委員、花香委員、守屋委員、安元委員、山 田委員、渡辺委員 (事務局)金森初等中等教育局長、布村審議官、伯井教科書課長、水野特別支援 教育課専門官、矢崎教科書課課長補佐、松木教科書課課長補佐 山下文化庁長官 官房著作権課長 5.議事 主な意見は次のとおり。 (1)座長・座長代理の選出 座長に香川委員、座長代理に千田委員が選出された。 (2)議事の運営について  「拡大教科書普及推進会議の運営について(資料2)」が了承された。 【委員】 ワーキンググループで検討した事項は、基本的にこの会議で報告があ り、最終的にはこの会議で承認するという進め方であると考えてよいか。 【事務局】 ワーキンググループで議論いただいた内容を推進会議で了承いただ くことになる。 (3)拡大教科書の現状等について  「拡大教科書の現状及びこれまでの取り組み(資料3)」、「推進会議におけ る検討事項(資料4)」について、事務局による資料説明の後、意見交換が行わ れた。 【委員】 盲学校の高等部段階では、出版ベースで保証されているのは1冊もな い状況。なぜ、中学部まではあって、高等部には何もないのか、という生徒や保 護者からの意見がある。盲学校といえども、全員に行きわたっている状況ではな い。 【委員】 児童生徒それぞれの見え方によった拡大教科書を、希望どおり迅速に、 正確に、安価で提供できる方法を模索しているが、第一に弱視児童生徒の見え方 を把握し、経験と確かな理論と方法を提供できる人たちで知恵を絞れば、自社出 版も難しい問題ではないと感じている。標準規格の対象となる児童生徒をどのよ うに選ぶかということについては大きな問題。視力の低い子ではなく、授業中に、 実際に教科書の記述を見にくい子を選ぶということが必要と考える。弱視の子ど もたちは、日に日に成長しており、速やかに方針を出していただきたい。 【委員】 一人一人の見え方が違うため、弱視児童生徒全員に拡大教科書が必要 というわけではないと思う。拡大教科書の使用が望ましい場合、原本教科書でも 大丈夫な場合、原本教科書を視覚補助具を用いて見る場合など、いろいろなパタ ーンがある。そのような現状をしっかり把握し、共通理解しておくことは非常に 大事なこと。 【委員】 拡大教科書を使うか、ルーペ、拡大読書器等を使うかということは、 二者択一ではなく、弱視児童生徒の選択の自由を確保することが重要。子どもた ちは、拡大教科書を一生懸命ボランティアに頼んでも断られて、どうしようと困 っている。憲法にある教育を受ける権利や機会均等に係るような重要な問題。で きる限り早く我々が結論を出し、セミナー等を開催して普及啓発を図る必要があ る。 【委員】 教科書協会では昨年度、拡大教科書の普及推進のための調査研究委員 会を設置し、拡大教科書の普及充実に向けて取り組んでいる。拡大教科書の自社 版の発行については、責務として十分認識している。推進会議あるいはワーキン ググループの検討をとおして、少しでも拡大教科書の発行に努めていきたい。 【委員】 教科書出版社とボランティアが協力して拡大教科書を作るという方策 もあるのではないか。 【委員】 拡大教科書を作る際、ベースとなる教科書があまりに細かく記述され ていたり、盛りだくさんであることから悩むことが多い。ベースとなる教科書が 少しでも見やすく分かりやすいものになることが、より多くの子どもたちの学習 の保障になると思うし、発達障害等の児童生徒も多くおり、視覚に障害がなくて も、見やすく分かりやすい教科書を求めている。拡大教科書の作成に関するノウ ハウを一般の教科書作りにも反映する提言を行う必要があるのではないか。 【委員】 拡大教科書を発行した経験から申し上げると、拡大教科書は一般の教 科書と別々に作っていたのでは、費用や労力の面で割が合わないので、今回の会 議でまとめられる拡大教科書の基準に合わせて一般の教科書を作っていく必要が あると考える。拡大教科書を作ることは教科書会社としても反対ではなく責務と いうくらいに考えるが、予算を含め、条件整備は必要。 【委員】 教科書出版社が拡大教科書を発行する上では、特に著作権、知的財産 権、データの不正使用の防止が前提となる。 【委員】 現場では、弱視の児童生徒以外にも、たくさんの発達障害の児童生徒 がおり、分かりやすい教科書が必要であると感じている。 【委員】 弱視教育において開発したノウハウは、他の障害のある児童生徒にも 生かせる可能性はあると思う。 【委員】 拡大教科書を普及推進する際、ボランティアが取り組んでいくべき内 容とどのようにバランスをとっていくのかに留意しながら議論に加わりたい。 【委員】 教科書会社以外の民間企業が拡大教科書を作るという仕組みの構築に 関しては、営利企業である民間会社の活動に対し、ガードを外からいかにかける かということも考える必要がある。 (4)ワーキンググループの設置について  「ワーキンググループの設置(資料5)」について、事務局による資料説明の 後、意見交換が行われた。ワーキンググループについては、事項毎に検討・作業 を行う「拡大教科書標準規格ワーキンググループ」、「教科書デジタルデータ提 供促進ワーキンググループ」、「高校における弱視生徒への教育方法・教材のあ り方ワーキンググループ」を設置することとなった。 【委員】 標準規格もデジタルデータも高校が関係するが、高校段階のワーキン ググループはなぜ独立させるのか。 【事務局】 標準規格、デジタルデータの提供について、高校を除外するという 意味ではない。一方で、発行される教科書の種類やあり方が義務教育段階の教科 書とは異なる等のことから、高校段階における弱視生徒の教育方法、教材のあり 方というものをしっかり議論し、その上でどのような支援方策が必要なのかとい うことを御議論いただければと考えている。 【委員】 児童生徒が成長するにつれて、自分の眼疾患について正しく理解する こと、自分の見え方の特性を知ること、視覚補助具を使って上手にものを見てい けるようになることは重要。実際に高校段階で拡大教科書のようなものを必要と している生徒がどれくらいいるのかということを踏まえて、出版ベースでどうし ていくべきかをよく考えていく必要があるので、検討は非常に大事だと思う。 【委員】 現状を見ると、幼小中というのは、かなりいろんな支援体制が充実し てきている。大学も、各大学で障害学生支援室というものを設けるなどしている。 ただ、どうしても今のところ高校のところがエアポケットのようになっている現 状がある。高校を取り残すような結論は出すべきではないと思う。 【委員】 小学校の児童には拡大教科書は是非必要であるが、社会に出てからの ことを考えると、皆と同じような教材をいかに視覚補助具を駆使していろんな情 報を得ることができるかという教育も大事。学校では視覚補助具の使い方につい ても十分にトレーニングしていただき、必要な場合は拡大教科書も用意してもら えるという方向がよいのではないか。 【委員】 高校段階のワーキンググループを作ることは適切。小中学校の教科書 の数は限られているが、高等学校の教科書は多岐にわたっており、義務教育段階 の教科書に対するサービスの方法とでは違った対応が求められ、別の視点からの 検討が必要になると思う。 【委員】 拡大教科書の標準規格ワーキンググループの中に、現場で実際に弱視 の子どもを指導している先生方の意見が入ることにより、よりよい教科書ができ るのではないか。 (5)事務局より今後の日程について説明があり、閉会となった。 (初等中等教育局教科書課) −−−−−−−−−−−−−−−−−− 拡大教科書普及推進会議委員名簿 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/048/meibo/08051205.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障害の子どもたち (講談社現代新書 1922)杉山 登志郎 価格:¥ 756 http://www.amazon.co.jp/dp/4062800403/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ シンポウム DAISY を中心としたディスレクシアへの教育的支援 報告書 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/conf/symp20080112/index.html −−−−−−−−−−−−−−− はじめに デジタル録音図書の国際標準DAISY(Digital Accessible Information SYstem)は、 情報技術の発展に伴い視覚障害者・認知知的障害者と使用者の枠を広げてきまし た。視覚障害者への取り組みとしては、視覚障害者情報提供施設で提供が行われ 幅広い普及が行われています。認知知的障害者への取り組みとしては、平成17年 4月施行の発達障害支援法により、その意義及び重要性は広がりつつありますが 全国的な広がりには至っていません。 上記の流れを受け、財団法人日本障害者リハビリテーション協会では、平成18年 度に「DAISYを中心とした情報支援普及啓発事業」として、DAISYを中心とした情 報支援のあり方について様々な障害関係者と共に考える総括的な活動を行いまし た。−−略−− 2008年1月12日には、「ディスレクシアへの教育的支援」をテーマとし、ディス レクシアに対する支援について国内外の様々な事例を紹介し、地域に根ざしたよ り良い支援の為にどのような支援活動が必要かについて、当事者及び親、図書館 関係者・教育関係者、および DAISYに関わる関係者等で議論を行うことを目的と して、シンポジウム「DAISYを中心としたディスレクシアへの教育的支援」を開 催しました。当日は、多くの参加者の方にお集まりいただき、活気あふれるシン ポジウムとなりました。−−略−− ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 心からのごめんなさいへ―人ひとりの個性に合わせた教育を導入した 少年院の挑戦 品川 裕香 価格:¥ 1,995(定価:¥ 1,995) http://www.amazon.co.jp/dp/4805825936/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ DAISYコンソーシアム、ITU 世界電気通信情報社会賞受賞  2008/05/15 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prompt/080515_ITU-Award.html −−−−−−−−−−−−−−−−−− DAISYコンソーシアム ニュース 2008年5月15日発表 河村宏DAISYコンソーシアム会長は、本日エジプトのカイロで、DAISYコンソーシ アムを代表し、世界電気通信情報社会賞を受賞した。 世界電気通信情報社会の日は、長期開発目標の達成におけるICTの役割に対する 意識を高めることを目指している。2008年のイベントでは、障害者とICT(情報 通信技術)がもたらすデジタルオポチュニティとを結びつけることに重点が置か れてきた。受賞を報じるDAISYコンソーシアムのプレスリリースは、オンライン で入手できる。−−略 ---------- 下記に受賞時の動画があります。 http://uk.youtube.com/watch?v=zERQTS4N0pk ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ もっと伝えたい―コミュニケーションの種をまく (ドキュメント・ユニバーサルデザイン) 藤田 康文 (定価:¥ 1,680) http://www.amazon.co.jp/dp/4477019289/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 「サポートブック作り方・使い方ガイド」発行記念講演会 2008/07/02 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.city.kobe.jp/cityoffice/18/menu03/b/hattatsu_shougai/pdf/20080702_takada.pdf −−−−−−−−−−−−−−−−−− 主 催 神戸市こども家庭センター発達障害ネットワーク推進室 日 時 2008年7月2日(水) 10:00〜12:00 (受付9:45〜) 場 所 神戸市総合教育センター大ホール 神戸市中央区東川崎町1-3-2 講 師  高田 哲 氏 神戸大学教授 大学院保健学研究科 医学博士 近年、自閉性障害などの発達障害が増加しているのではないかと、社会的にも大 きな注目を集めています。発達障害の原因には様々な要因が関与しており、根本 的な治療法は見つかっていません。一方で、早期発見と系統だった療育・支援に よって発達予後が改善することが知られるようになってきました。 私たちは、厚生労働省科学研究事業の一環として、 1)就学前の子どもたちを対象としたモデル事業の運営、 2)1歳半から2歳前後の子どもたちの行動観察マニュアルDVDの作成、 3)サポートブックの作り方・使 い方ガイドの出版、 を神戸市と協力して行ってきました。 サポートブックは、家族以外の人に子どもの様々な情報を知ってもらうための情 報ツールで、実際に作ることによって、子どもの発達状況を家族が改めて確認す ることができます。今回の講演では、就学前の子どもたちと支援者を対象にした これらの教育用ツールと発達支援教室についてご紹介いたします。 お問合せ先 神戸市こども家庭センター発達障害ネットワーク推進室       担当/小幡・福永 神戸市中央区東川崎町1-3-1 E-mail:hattatsu-suishin@office.city.kobe TEL:078-382-2760 FAX:078-382-2766 −−−−−−−−− 関連新聞報道 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20080611-OYT8T01033.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 教室でできる特別支援教育のアイデア172 小学校編 (シリーズ教室で行う特別支援教育)価格:¥ 2,520(定価:¥ 2,520) http://www.amazon.co.jp/dp/4810054578/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 神戸市保健福祉局 こども家庭センター 発達障害ネットワーク推進室 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.city.kobe.jp/cityoffice/18/menu03/b/hattatsu_shougai/syokai/ http://www.city.kobe.jp/cityoffice/18/menu03/b/hattatsu_shougai/ −−−−−−−−−−−−−− 講演会・研修会のお申込は、こちら hattatsu-suishin@office.city.kobe.jp  からもできます。 参加ご希望の方は、必要事項(1.参加希望日、2.講演/研修会名、3.参加者名、 4.連絡先、5.今後の講演会・研修会のご案内-希望の有無、等)をご記入の上、 送信してください。 ●支援者研修会「サポートブック作りから学ぶ、子どもの理解と対応の仕方」 http://www.city.kobe.jp/cityoffice/18/menu03/b/hattatsu_shougai/pdf/20080702_sb_clover.pdf (pdf.211kb) 日時:平成20年7月2日(水)午後1時30分〜午後4時00分 場所:神戸市総合教育センター(中央区) 講師:ひょうご発達障害者支援センタークローバー 芦屋ブランチ    相談支援員 吉川正勝氏(臨床心理士) ●講演会「思春期・青年期以降の発達障害者への支援を考える  −すべては正しい適切な理解から」 http://www.city.kobe.jp/cityoffice/18/menu03/b/hattatsu_shougai/pdf/20080723_sasaki.pdf (pdf.211kb) 日時:平成20年7月23日(水)午後3時00分〜午後5時00分 場所:兵庫県看護協会 ハーモニーホール(中央区) 講師:佐々木 正美 氏 川崎医療福祉大学 特任教授 ●支援者研修会「発達障害の子どもたちが示す、不適応行動への対応について」 http://www.city.kobe.jp/cityoffice/18/menu03/b/hattatsu_shougai/pdf/20080714_senmon_yoneyama.pdf (pdf.181kb) 日時:平成20年7月14日(月)午後1時30分〜午後5時00分ほか 場所:職員人材開発センターほか(中央区) 講師:米山 直樹 氏 関西学院大学文学部総合心理科学科 准教授 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 脳科学と発達障害―ここまでわかったそのメカニズム (シリーズCura)榊原 洋一 価格:¥ 1,260(定価:¥ 1,260) http://www.amazon.co.jp/dp/4805830085/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------------ 07:03 2008/06/17 □ ------------------------------------------------------------------------ 梅雨時には珍しい爽やかな朝です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容に関する質問には原則として回答いたしかねます ■ ■ 編集に際し正確を期していますが最終保証責任は免責とさせて頂きます ■ ■ LDニュースの記載内容を転載される場合には必ず下記までご連絡下さい ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 親の会「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999/03/12 から] ホームページ URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998/07/31 から] LD 関連の情報交換・意見交流・質問は下記の「LDフォーラム」をご利用下さい LD-FRM URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/LD-FRM/ [2000/08/17 から] ★ 挿入された広告内容や広告主と親の会「けやき」は一切関係ありません ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ LD・発達障害等関連図書 → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/ □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  LDニュースは「まぐまぐ」 http://www.mag2.com/ を利用して発行してます ------------------------------------------------------------------------

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