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□ LD・発達障害等関連図書 → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #796 2008/06/09 発行 登録(配信)読者数 3,567 ■ ■ LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ LD親の会「けやき」の正会員・通信会員・賛助会員・ボラ会員募集中! ▼ ▲ 入会方法等はこちら → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/join.html ▲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 親の会けやき相談会/多摩障害者スポーツセンター集会室 2008/06/28 ■ ■ 博報賞受賞記念 第7回全国LD親の会 公開フォーラム 2008/06/22 ■ ■ 第8回 「発達性ディスレクシア研究会」のお知らせ  2008/07/20-21 ■ ■ 「発達障害」理解のための勉強会/恵比寿区民会館集会室 2008/06/27 ■ ■ 平成20年度 「高等学校における発達障害支援モデル事業」について  ■ ■ WNUSP 障害者権利条約履行マニュアル邦訳発行 義絆社ニュース発行所 ■ ■ 文部科学省・拡大教科書普及推進会議(第1回)議事概要 2008/04/25 ■ ■ 文部科学省・拡大教科書普及推進会議(第1回)配付資料 2008/04/25 ■ ■ 宿泊施設のユニバーサル・デザイン/日大理工学部駿河台 2008/07/04 ■ □ 編集後記 ------------------------------------ 00:03 2008/06/09 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ■ LDニュースへ講演会等のイベント情報の掲載を希望される方へ・・・ ■ ■ 詳細は下記サイトをご覧下さい。原稿は適宜編集する場合があります。 ■ ■□■□■ http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/sample.html ■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障害の子どもたち (講談社現代新書 1922)杉山 登志郎 価格:¥ 756 http://www.amazon.co.jp/dp/4062800403/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 親の会けやき相談会/多摩障害者スポーツセンター集会室 2008/06/28 ■ ------------------------------------------------------------------------ 「けやき」入会に関するご相談等を受け付けます。どなたでも参加できます。 日 時 2008年6月28日(土)13時〜14時 会 場 多摩障害者スポーツセンター 集会室     http://www.tamaspo.com/annaizu.htm 交 通 JR中央線 国立駅南口 徒歩20分     JR南武線 谷保駅北口 徒歩10分     路線バス 立川バス・京王バス 「国立高校前」下車(本数多数)     無料送迎バス時刻表     http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/KEYAKI/tama_sp.html お申し込みは不要ですが、できれば下記へご連絡ください。 お返事は特にいたしません。ご了承ください。 FAX : 020-4666-7443 E-mail : keyaki@box.club.ne.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 輝きMAX!すべての子どもが伸びる特別支援教育 ―LD・ADHD・アスペルガー症候群から、いじめ・不登校・非行まで品川 裕香 価格:¥ 1,365(定価:¥ 1,365) http://www.amazon.co.jp/dp/4760823379/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 博報賞受賞記念 第7回全国LD親の会 公開フォーラム 2008/06/22 ■ ------------------------------------------------------------------------ 主催者からのご案内です。転載・転送自由。 http://www.normanet.ne.jp/~zenkokld/ −−−−−−−−−−−−−−− 博報賞受賞記念 第7回 全国LD親の会公開フォーラム             特別支援教育のネクスト・ステージ            発達障害向けの教材・教具の実証研究 展示会同時開催 日 時:2008年6月22日(日) 10:00 − 16:45(開場 9:30) 会 場:国立オリンピック記念青少年総合センター  カルチャー棟 大ホール <交通> 小田急線 参宮橋駅 下車 徒歩約7分      地下鉄千代田線 代々木公園駅下車      (代々木公園方面4番出口)徒歩約10分 資料代:事前申込1,000円 当日1,200円 (LD親の会会員 無料) 定 員:750名  文部科学省が特別支援教育の体制整備に取り組み始めてから5年が経過し、 「よく、ここまで出来たな」「こんな支援をぜひ地元でもやって欲しい」と、驚 きと羨望を感じさせるような先進的な事例が見られるようになってきました。  ここ数年、特別支援教育への転換に向けた文部科学省の取り組みや、発達障害 者支援法の施行を受けた厚生労働省の積極的な取り組みにより、特別支援教育や 発達障害支援の体制整備は格段に進展してきました。しかし、一人ひとりの発達 障害のある当事者・家族が実感できる位、支援が行きわたっているかと言えば、 まだまだであり、ようやく第一ステージに立った所というのが実態です。  特別支援教育が目指す姿は、発達障害を含め障害のある一人ひとりの子ども達 の、自立や社会参加を目指し、一人ひとりのニーズに合わせた乳幼児期から学校 卒業後までの一貫性のある支援を行うことであり、極めて高い目標です。これを 実現させていくためには、先進的な事例を一般化させていくなどにより、全体の レベルを着実にステージ・アップさせていくような、長期的展望に立った不断の 取り組みが必要です。  今回のフォーラムでは、こうしたことを踏まえ、特別支援教育の現状や課題、 先進事例の紹介等を通して、特別支援教育体制をさらに進化させていくためのあ るべき姿や次に進むべき方向性「ネクスト・ステージ」について、参加者ととも に考えていきたいと思います。   また、会場では、全国LD親の会が2006〜2007年度に、文部科学省からの委 嘱事業として取り組み、440項目のデータ・ベース作成等を行った「発達障害向 けの教材・教具の実証研究」の中で開発した教材・教具の一部のギャラリー展示 会を併せて行います。  多くの方のご来場をお待ちしています。 主 催:全国LD親の会 後 援:文部科学省、厚生労働省(申請中)、東京都教育委員会、神奈川県教育委     員会、埼玉県教育委員会、千葉県教育委員会、財団法人博報児童教育振     興会、日本発達障害ネットワーク、日本障害者協議会、日本障害者リハ     ビリテーション協会、日本LD学会、(社)日本作業療法士協会、社団     法人日本自閉症協会、NPO法人えじそんくらぶ NPO法人アスペ・     エルデの会、NPO法人エッジ、NHK厚生文化事業団 [プログラム] 10:00-10:05 開演挨拶:山岡 修 (全国LD親の会・会長) 10:05-10:55 講演1:特別支援教育の過去・現在・未来            上野 一彦 (東京学芸大学・教授) 10:55-11:45 講演2:特別支援教育の先進的な取り組みとネクスト・ステージ            柘植 雅義 (兵庫教育大学大学院・教授) 11:45-12:00  事業報告:発達障害児向けの教材・教具実証研究            (文部科学省委嘱事業)            内藤 孝子 (全国LD親の会・副会長) 12:00-13:00  昼食休憩 13:00-13:30 提言1:特別支援教育の現状と目指すべき方向性            山岡 修 (全国LD親の会・会長) 13:30-14:00 提言2:国の特別支援教育への取組の現状とネクスト・ステージ        古川 聖登 (三条市教育委員会教育部長、前文部科学省               特別支援教育課 課長補佐発達障害支援専門官) 14:00-14:15 休憩 14:15-16:40 シンポジウム 「特別支援教育のネクスト・ステージ」   ● 幼稚園での先進事例    秦 昌子 (松江市立雑賀幼稚園・教頭)   ● 通常の学級、通級指導教室のネクスト・ステージ    米田 和子 (堺LD研究会・代表、堺市教育センター専門指導員)   ● 外部専門家との連携の先進事例    辻 薫 (大阪府作業療法士会 発達部門代表)   ● 学力向上や不登校・いじめ対策などと連携した取り組み    松田 裕可 (山形県鶴岡市教育委員会朝日分室教育課・指導係長)   ● 指定討論 柘植 雅義 (兵庫教育大学大学院・教授)          山岡 修 (全国LD親の会・会長)   ● 司会   内藤 孝子 (全国LD親の会・副会長) [申込方法] 下記の郵便振替口座に必要事項を記入の上、お振込みください。 郵便振替口座 :00120-3-52748   [口座名]全国LD親の会 振 込 金 額   :1000円(事前申込・資料代) 締 切 り    :6月10日 記入事項  :通 信 欄: 1第7回全国LD親の会公開フォーラム参加申込              2所属  をご記入ください        依頼人欄: 1住所 2氏名 3電話番号をご記入下さい。 [ご留意事項] 1) 参加お一人毎に1件ずつでお振込をお願いします。 2) 郵便振替の受領書が参加証となります。フォーラム当日必ずご持参下さい。 3) 6月11日以降は、メール:E-mail: jpald@jddnet.jp または    FAX:03-6240-0671で事前予約を受付します。    当日、会場の受付で1200円(資料代)お支払いください。 4) 6月10日以前は、メール、FAXでのお申込は出来ませんのでご注意ください。 5) 定員に達し次第受付を終了させていただきます。   事前申込みに余裕がある場合は、当日受付を行う予定です   (当日受付・資料代:1200円) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LD・ADHD・アスペルガー症候群 気になる子がぐんぐん伸びる授業 ―すべての子どもの個性が光る特別支援教育高山 恵子 価格:¥ 1,365(定価:¥ 1,365) http://www.amazon.co.jp/dp/4098373726/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 第8回 「発達性ディスレクシア研究会」のお知らせ  2008/07/20-21 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://square.umin.ac.jp/dyslexia/ −−−−−−−−−−−−−−− 日 時 2008年 7月20日(日)〜21日(月) 9時〜18時(予定) テーマ 「流暢性からみた発達性dyslexia〜       読み書きの速度が遅いとディスレクシアなのか?」 講 演 「特異的言語(発達)障害研究における近年の動向(仮)」      辰巳 格(LD・Dyslexiaセンター) 会 場 山崎製パン厚生年金基金会館 SUN CITY     (JR総武線「市川」駅下車徒歩2分     「市川」駅は東京駅から20分、東京国際空港(羽田)から約1時間) 参加費 会員4000円  一般6000円 学生3000円 (抄録代費込) 参加資格 保護者の方はご遠慮ください。 参加予約 2008年7月10日までに、e-mailもしくはFAXにて下記まで。      (事前登録要) 演題募集 未発表の研究だけでなく,発表済みの研究についても対象とします。      内容はテーマに限りません。発表を希望される方は、演題申し込みフ      ォームをお送り致しますのでご連絡ください。演題の採択およびプロ      グラムに関しましては事務局に一任願います。  抄録受付は2008 年6月15日までとさせていただきます。  第8回発達性ディスレクシア研究会    実行委員長 宇野 彰(筑波大学大学院人間総合科学研究科)   [連絡先] 目白大学保健医療学部 春原のりこ  tel 048-797-2131 fax 048-797-2138 e-mail dyslexia2008@hotmail.co.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 教室でできる特別支援教育のアイデア172 小学校編 (シリーズ教室で行う特別支援教育)価格:¥ 2,520(定価:¥ 2,520) http://www.amazon.co.jp/dp/4810054578/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 「発達障害」理解のための勉強会/恵比寿区民会館集会室 2008/06/27 ■ ------------------------------------------------------------------------ 【日時】 2008年6月27日(金) 18:00〜21:00 【会場】 恵比寿区民会館集会室 恵比寿駅徒歩5分      渋谷区恵比寿西2-8-1  TEL 03-3461-3453      (約100名まで先着予約制) 要予約 先着順   連絡先 TEL 045-560-3721 E-mail:info@taguchiken.com 【内容】 タイトル: 「親としてそれぞれに思うこと」〜小学生・高校生・大学生の親の体験談〜 演者 1 NPO法人えじそんくらぶ  理事・薬剤師 川崎由紀子 2 NPO法人えじそんくらぶの会「東京EAST23」  事務局 島田佐智子 3 NPO法人えじそんくらぶの会「東京EAST23」  事務局 渡辺亜希子 講演会の主なポイント ★ 「ダブルバインド」の生きにくさの説明 ★ どの子にとっても学校は安全で安心できる場であるはずなのに・・・・ ★  子どもたちの素直さの発見法と個別の能力の引き出し方 ★ 発達障害簡易チェックシートの配布。早期発見に役立ちます http://www.taguchiken.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ちゃんと人とつきあいたい―発達障害や人間関係に悩む人のためのソーシャルス キル・トレーニング ライフステージ 価格:¥ 1,680(定価:¥ 1,680) http://www.amazon.co.jp/dp/4381022378/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 平成20年度 「高等学校における発達障害支援モデル事業」について  ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/05/08052909.htm −−−−−−−−−−−−−−−−       平成20年度「高等学校における発達障害支援モデル事業」について                        平成20年5月29日 文部科学省  文部科学省では、平成19年度より、発達障害のある生徒への具体的な支援の在 り方について実践的な研究を行う高等学校をモデル校として指定し、「高等学校 における発達障害支援モデル事業」を実施しています。  このたび、平成20年度新規モデル校として11校を指定しましたので、お知らせ します。 1.経緯  文部科学省では、「発達障害者支援法」の規定や特別支援教育の理念に基づき、 発達障害のある生徒への具体的な支援の在り方について研究する高等学校をモデ ル校として指定し、設置者に対して本事業の委嘱(私立学校は委託)を行いまし た(指定期間は2年間:平成20年度〜平成21年度)。 2.指定校数  平成20年度指定校11校(公立10校、私立1校)  平成19年度指定校14校(国立2校、公立11校、私立1校)を含め、モデル校は計 25校となります。 3.審査  文部科学省では、学識経験者等からなる審査評価委員会での審査に基づき、平 成20年度高等学校における発達障害支援モデル事業のモデル校として、別紙1の 11校の指定を行いました。  指定された学校の研究概要は別紙2のとおりです。 別紙1 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/05/08052909/001.htm 別紙2 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/05/08052909/002.htm 4.モデル校の名称  当事業のモデル校は、「SNEハイスクール」や「SNEモデル校」と称しています (SNE:Special Needs Education)。 [お問い合わせ先] 初等中等教育局特別支援教育課 課長:永山 裕二(内線2426) 課長補佐:齋藤 憲一郎(内線3191) 電話:03-5253-4111(代表)、03-6734-3192(直通) -------------------- 高等学校における発達障害支援モデル事業実施要項  http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/05/08052909/003.htm 高等学校における発達障害支援モデル事業  http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/05/08052909/004.htm 高等学校における発達障害支援モデル事業(PDF:157KB)  http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/05/08052909/001.pdf (初等中等教育局特別支援教育課) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LD教授(パパ)の贈り物−ふつうであるよりも個性的に生きたいあなたへ 上野 一彦 価格:¥ 1,365 http://www.amazon.co.jp/dp/4062139812/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ WNUSP 障害者権利条約履行マニュアル邦訳発行 義絆社ニュース発行所 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://nagano.dee.cc/wnuspmanual.htm −−−−−−−−−−−−−−−− WNUSP障害者権利条約履行マニュアル邦訳を発行しました。 A4判 56ページ 定価 送料含め 1000円 条約の要約と何をなすべきか、各地の実践例オールタナティブの提起など盛りだ くさんの内容です。お申し込みは長野英子まで なお墨字が読めない視覚障害者等には、電子データをお送りいたします。 下記に1000円お振込みの上長野までメールでお申し込みください。電子データを メールでお送りいたします。 アドレスnrk38816(@)nifty.com (@)を@と書き換えてお送りください。 郵便振替口座 00130-8-409131 口座名 義絆社ニュース発行所 英文原文はこちらからワードファイルをダウンロードできます。 http://nagano.dee.cc/WNUSP%20CRPD%20Manual.doc ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 心からのごめんなさいへ―人ひとりの個性に合わせた教育を導入した 少年院の挑戦 品川 裕香 価格:¥ 1,995(定価:¥ 1,995) http://www.amazon.co.jp/dp/4805825936/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 文部科学省・拡大教科書普及推進会議(第1回)議事概要 2008/04/25 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/048/gaiyou/08060317.htm −−−−−−−−−−−−−−−−−− 1.日時 平成20年4月25日(金曜日)15時〜16時30分 2.場所 東海大学校友会館 朝日の間 3.議題 拡大教科書の普及推進について その他 4.出席者 (委員)香川座長、千田座長代理、石津委員、市川委員、宇野委員、大賀委員、 太田委員、大旗委員、小林委員、齋藤(肇)委員、齊藤(美)委員、末吉委員、 高柳委員、田中委員、土屋委員、花香委員、守屋委員、安元委員、山田委員、渡 辺委員 (事務局)金森初等中等教育局長、布村審議官、伯井教科書課長、水野特別支援 教育課専門官、矢崎教科書課課長補佐、松木教科書課課長補佐、山下文化庁長官 官房著作権課長 5.議事 主な意見は次のとおり。 (1)座長・座長代理の選出  座長に香川委員、座長代理に千田委員が選出された。 (2)議事の運営について  「拡大教科書普及推進会議の運営について(資料2)」が了承された。 【委員】ワーキンググループで検討した事項は、基本的にこの会議で報告があり、 最終的にはこの会議で承認するという進め方であると考えてよいか。 【事務局】ワーキンググループで議論いただいた内容を推進会議で了承いただく ことになる。 (3)拡大教科書の現状等について  「拡大教科書の現状及びこれまでの取り組み(資料3)」、「推進会議におけ る検討事項(資料4)」について、事務局による資料説明の後、意見交換が行わ れた。 【委員】盲学校の高等部段階では、出版ベースで保証されているのは1冊もない 状況。なぜ、中学部まではあって、高等部には何もないのか、という生徒や保護 者からの意見がある。盲学校といえども、全員に行きわたっている状況ではない。 【委員】児童生徒それぞれの見え方によった拡大教科書を、希望どおり迅速に、 正確に、安価で提供できる方法を模索しているが、第一に弱視児童生徒の見え方 を把握し、経験と確かな理論と方法を提供できる人たちで知恵を絞れば、自社出 版も難しい問題ではないと感じている。標準規格の対象となる児童生徒をどのよ うに選ぶかということについては大きな問題。視力の低い子ではなく、授業中に、 実際に教科書の記述を見にくい子を選ぶということが必要と考える。弱視の子ど もたちは、日に日に成長しており、速やかに方針を出していただきたい。 【委員】一人一人の見え方が違うため、弱視児童生徒全員に拡大教科書が必要と いうわけではないと思う。拡大教科書の使用が望ましい場合、原本教科書でも大 丈夫な場合、原本教科書を視覚補助具を用いて見る場合など、いろいろなパター ンがある。そのような現状をしっかり把握し、共通理解しておくことは非常に大 事なこと。 【委員】拡大教科書を使うか、ルーペ、拡大読書器等を使うかということは、二 者択一ではなく、弱視児童生徒の選択の自由を確保することが重要。子どもたち は、拡大教科書を一生懸命ボランティアに頼んでも断られて、どうしようと困っ ている。憲法にある教育を受ける権利や機会均等に係るような重要な問題。でき る限り早く我々が結論を出し、セミナー等を開催して普及啓発を図る必要がある。 【委員】教科書協会では昨年度、拡大教科書の普及推進のための調査研究委員会 を設置し、拡大教科書の普及充実に向けて取り組んでいる。拡大教科書の自社版 の発行については、責務として十分認識している。推進会議あるいはワーキング グループの検討をとおして、少しでも拡大教科書の発行に努めていきたい。 【委員】教科書出版社とボランティアが協力して拡大教科書を作るという方策も あるのではないか。 【委員】拡大教科書を作る際、ベースとなる教科書があまりに細かく記述されて いたり、盛りだくさんであることから悩むことが多い。ベースとなる教科書が少 しでも見やすく分かりやすいものになることが、より多くの子どもたちの学習の 保障になると思うし、発達障害等の児童生徒も多くおり、視覚に障害がなくても、 見やすく分かりやすい教科書を求めている。拡大教科書の作成に関するノウハウ を一般の教科書作りにも反映する提言を行う必要があるのではないか。 【委員】拡大教科書を発行した経験から申し上げると、拡大教科書は一般の教科 書と別々に作っていたのでは、費用や労力の面で割が合わないので、今回の会議 でまとめられる拡大教科書の基準に合わせて一般の教科書を作っていく必要があ ると考える。拡大教科書を作ることは教科書会社としても反対ではなく責務とい うくらいに考えるが、予算を含め、条件整備は必要。 【委員】教科書出版社が拡大教科書を発行する上では、特に著作権、知的財産権、 データの不正使用の防止が前提となる。 【委員】現場では、弱視の児童生徒以外にも、たくさんの発達障害の児童生徒が おり、分かりやすい教科書が必要であると感じている。 【委員】弱視教育において開発したノウハウは、他の障害のある児童生徒にも生 かせる可能性はあると思う。 【委員】拡大教科書を普及推進する際、ボランティアが取り組んでいくべき内容 とどのようにバランスをとっていくのかに留意しながら議論に加わりたい。 【委員】教科書会社以外の民間企業が拡大教科書を作るという仕組みの構築に関 しては、営利企業である民間会社の活動に対し、ガードを外からいかにかけるか ということも考える必要がある。 (4)ワーキンググループの設置について  「ワーキンググループの設置(資料5)」について、事務局による資料説明の 後、意見交換が行われた。ワーキンググループについては、事項毎に検討・作業 を行う「拡大教科書標準規格ワーキンググループ」、「教科書デジタルデータ提 供促進ワーキンググループ」、「高校における弱視生徒への教育方法・教材のあ り方ワーキンググループ」を設置することとなった。 【委員】標準規格もデジタルデータも高校が関係するが、高校段階のワーキング グループはなぜ独立させるのか。 【事務局】標準規格、デジタルデータの提供について、高校を除外するという意 味ではない。一方で、発行される教科書の種類やあり方が義務教育段階の教科書 とは異なる等のことから、高校段階における弱視生徒の教育方法、教材のあり方 というものをしっかり議論し、その上でどのような支援方策が必要なのかという ことを御議論いただければと考えている。 【委員】児童生徒が成長するにつれて、自分の眼疾患について正しく理解するこ と、自分の見え方の特性を知ること、視覚補助具を使って上手にものを見ていけ るようになることは重要。実際に高校段階で拡大教科書のようなものを必要とし ている生徒がどれくらいいるのかということを踏まえて、出版ベースでどうして いくべきかをよく考えていく必要があるので、検討は非常に大事だと思う。 【委員】現状を見ると、幼小中というのは、かなりいろんな支援体制が充実して きている。大学も、各大学で障害学生支援室というものを設けるなどしている。 ただ、どうしても今のところ高校のところがエアポケットのようになっている現 状がある。高校を取り残すような結論は出すべきではないと思う。 【委員】小学校の児童には拡大教科書は是非必要であるが、社会に出てからのこ とを考えると、皆と同じような教材をいかに視覚補助具を駆使していろんな情報 を得ることができるかという教育も大事。学校では視覚補助具の使い方について も十分にトレーニングしていただき、必要な場合は拡大教科書も用意してもらえ るという方向がよいのではないか。 【委員】高校段階のワーキンググループを作ることは適切。小中学校の教科書の 数は限られているが、高等学校の教科書は多岐にわたっており、義務教育段階の 教科書に対するサービスの方法とでは違った対応が求められ、別の視点からの検 討が必要になると思う。 【委員】拡大教科書の標準規格ワーキンググループの中に、現場で実際に弱視の 子どもを指導している先生方の意見が入ることにより、よりよい教科書ができる のではないか。 (5)事務局より今後の日程について説明があり、閉会となった。 (初等中等教育局教科書課) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ もっと伝えたい―コミュニケーションの種をまく (ドキュメント・ユニバーサルデザイン) 藤田 康文 (定価:¥ 1,680) http://www.amazon.co.jp/dp/4477019289/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 文部科学省・拡大教科書普及推進会議(第1回)配付資料 2008/04/25 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/048/shiryo/08051206.htm −−−−−−−−−−−−−−−−−− 1.日時 平成20年4月25日(金曜日)15時〜16時30分 2.場所 東海大学校友会館 朝日の間 3.議題 拡大教科書の普及推進について その他 4.配付資料一覧  資料1 拡大教科書普及推進会議について  資料1(別紙)  拡大教科書普及推進会議委員名簿     (※拡大教科書普及推進会議 名簿へリンク)  資料2 拡大教科書普及推進会議の運営について(案)  資料3 「拡大教科書」の現状及びこれまでの取組みについて  資料3(参考1) 小中学校の通常学級に通う視覚に障害のある児童生徒への         「拡大教科書」等の実績等について  資料3(参考資料) 「拡大教科書」の発行者について  資料3(参考2) 附帯決議の「拡大教科書」部分の抜粋  資料3(参考3) 小坂文部科学大臣書簡(PDF:88KB)     (※拡大教科書へリンク)  資料3(参考4) ボランティア団体へのデジタルデータの提供について  資料3(参考5) 渡海文部科学大臣書簡(PDF:126KB)     (※拡大教科書へリンク)  資料4 検討事項について(案)  資料5 ワーキンググループの設置について(案)  (初等中等教育局教科書課) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障がいを持つ子の「いいところ」応援計画 阿部 利彦 価格:¥ 1,785 http://www.amazon.co.jp/dp/4892401862/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 宿泊施設のユニバーサル・デザイン/日大理工学部駿河台 2008/07/04 ■ ------------------------------------------------------------------------ (以下、転送歓迎)−−−−−−−−−−− 宿泊施設のユニバーサル・デザイン 主 催 日本トイレ協会ノーマライゼーション研究会 共 催 日本福祉のまちづくり学会 ユニバーサル・デザインの掛け声のもと、公共交通機関や公共に開かれた建築物 の整備は着実に進んできましたが、宿泊施設の客室に関しては立ち遅れたままで した。 2006年から施行されたバリアフリー新法において、初めて宿泊施設の客室につい ての規定が設けられ、その整備が緒に就くこととなりましたが、具体的な整備方 法はまだ手探りの段階であり、取り組みが遅れたぶん、実際の経験もまだ十分で はありません。 宿泊施設といってもいろいろなタイプがあり、それぞれにハードや人的対応にお ける考え方や手法は異なります。 そこで今回は異なるタイプの宿泊施設の先進的な事例を紹介し、さらに質の高い 取り組みを考えていきたいと思います。 日 時:2008年7月4日(金)(18:00開始予定) 場 所:日本大学理工学部駿河台校舎 1号館2階 121会議室     (http://www.cst.nihon-u.ac.jp/map/suru.html) プログラム: 18:00-18:10 ごあいさつ 【第一部】各種宿泊施設での取組み事例 18:10-18:35  (ビジネスホテル)東横インの取り組み(25分) 飯島美佐緒さん、梅田 洋子さん 18:35-19:00 (ペンション)伊豆大島 すばるの取り組み(25分) 下田 昭彦さん 19:00-19:25 (シティホテル)京成ホテル ミラマーレの取り組み(25分) 秋元 昭臣さん 【休憩】 【第二部】 シンポジウム ユニバーサルな宿泊施設に向けて 19:35-20:30 第一部の発表者+ 司会:川内 美彦(東洋大学) 参加料:一般 3000円/学生 1500円(当日、会場にて) お申し込み先 氏名・所属・連絡先(電話、あればメールアドレス)を、下記までお知らせ下さ い。設計事務所ゴンドラ(担当:浅井・鳥海)(http://gondola-archi.com/)  TEL 03-5805-3556  FAX 03-5805-3557 Mail info@gondola-archi.com  (情報保障の必要な方はお申し込みの際にお知らせください) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 脳科学と発達障害―ここまでわかったそのメカニズム (シリーズCura)榊原 洋一 価格:¥ 1,260(定価:¥ 1,260) http://www.amazon.co.jp/dp/4805830085/ref=nosim/?tag=ldns-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------------ 00:03 2008/06/09 □ ------------------------------------------------------------------------ 拡大教科書関係の調査研究協力者会議が開始されています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容に関する質問には原則として回答いたしかねます ■ ■ 編集に際し正確を期していますが最終保証責任は免責とさせて頂きます ■ ■ LDニュースの記載内容を転載される場合には必ず下記までご連絡下さい ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 親の会「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999/03/12 から] ホームページ URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998/07/31 から] LD 関連の情報交換・意見交流・質問は下記の「LDフォーラム」をご利用下さい LD-FRM URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/LD-FRM/ [2000/08/17 から] ★ 挿入された広告内容や広告主と親の会「けやき」は一切関係ありません ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ LD・発達障害等関連図書 → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/ □ 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