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■ LD(学習障害)ニュース #511 2004/10/09 発行 登録(配信)読者数 3,384 ■
■ LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997/09/10創刊 ■
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■ LD懇話会かながわ例会/川崎ミューザシンフォニーホール 2004/10/26 ■
■ 兵庫親の会たつの子 15周年記念 講演会/あすてっぷKOBE 2004/11/14 ■
■ カニングハム久子先生 AD/HDセミナー/行徳文化ホール 2004/11/06 ■
■ 障害者放送協議会「著作権法改正に関する要望事項」抜粋 2004/08/31 ■
■ 足りない「高等養護学校」 高まる進学率/ (岩手日報)2004/10/07 ■
■ 「定時制高廃止は人権侵害」救済申し立て/大阪 (朝日)2007/07/27 ■
■ 少年院での軽度発達障害調査発表/第13回日本LD学会 2004/10/07 ■
□ 編集後記 ------------------------------------ 16:49 2004/10/09 □
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■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■
■ LDニュースへ講演会等のイベント情報の掲載を希望される方へ・・・ ■
■ 詳細は下記サイトをご覧下さい。原稿は適宜編集する場合があります。 ■
■□■□■ http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/sample.html ■□■□■
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■ LD懇話会かながわ例会/川崎ミューザシンフォニーホール 2004/10/26 ■
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主催者からのご案内です。
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ADHD/LD/ASへのスタディスキルの実践的応用とその効果について
日 時:2004年10月26日(火) 午後6時半〜8時半
場 所:川崎ミューザシンフォニーホール研修室1・2
JR川崎駅西口下車徒歩1・2分。改札を背に左方向に、ミューザへの連
絡通路があります。2階の入り口からミューザに入り、中央のエスカレ
ーターを上がって、右手の市民交流室・研修室方向へ。
講 演:LD発達相談センターかながわ 安住ゆう子先生
司 会:座間市立ひばりが丘小学校 平松純子先生
ADHD、アスペルガー症候群、高機能自閉症などの子ども達は、好きなこと
へは、集中が持続しますが、あまり興味がないことには、取り掛かることすら困
難なことがあり、また、やらなければと思っても、どのようにやればよいか分か
らないようです。リタリンは、取り掛かりや注意の持続に効果がありますが、学
習の進め方、テスト勉強や宿題をどのような手順でやればよいかについては、指
導が必要です。
また、授業中どこが重要なのかも聞き逃したり、分からなかったりします。高学
年になると、見掛けの落ち着きは出てきますが、学習に手がつかない、提出物に
取り掛かれない、作成しても出すタイミングを逃すなどのことが大きく影響して
きます。忘れる・失くすがそこに拍車をかけてしまうようです。
米国のランドマークスクール(LD/ディスレクシアの私立校)では、スタディ
スキルを大学生でも2、3年かけて指導します。今回は、民間機関での取り組みの
実践について検討したいと思います。(文責 加藤)
*会場は57名可能。予約は不要です。但し先着順。22時まで使用可能。
*ミューザ川崎リパーク駐車場(西口通りから入る)20分¥100.
参加費:正会員 無料(年会費3000円納入済みの方)
当日会員 1000円(当日1回限りの参加の方)
連絡先:事務局 加藤醇子
〒212-0012川崎市幸区中幸町3-32-7光和ビル3F
クリニック・かとう ?044-522-0011、FAX 044-522-0130
(診療中は電話に出られないことがあります。受付にご用件と電話番号を
お伝え下さい。当方よりご連絡致します。又はFAXをご利用下さい。水
曜は休診です。)
年会費振込先:郵便局 振替口座番号 00290−7−43224
年会費3000円(川崎幸郵便局)
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■ 兵庫親の会たつの子 15周年記念 講演会/あすてっぷKOBE 2004/11/14 ■
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主催者からのご案内です。
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演 題 「発達障害がある子の思春期」
講 師 田中 究 氏 神戸大学医学部附属病院 精神神経科医師
小栗 正幸氏 大阪少年鑑別所 首席専門官
LD・ADHD・アスペルガー症候群・高機能自閉症・広汎性発達障害等の軽度発達障
害の子ども達が健やかな成長をし、豊かな思春期を送るために何が必要か、親や
関係者はどのような対応をすれば良いのかを、専門の先生方お二人に違った視点
からお話し頂きます。質疑応答の時間も予定いたしております。多くの教育関係
者・療育関係者及び保護者の方のご参加をお待ちいたしております。
日 時 2004年11月14日(日) 13:00〜16:30 (受付12:30〜)
会 場 あすてっぷKOBE(神戸市男女共同参画センター) セミナー室
神戸市中央区橘通3丁目4-3 電話(078)361-6979
定 員 250名(託児なし) 非会員の方も参加できます
参加費 無 料
申込み〆切 11月5日(金) ※定員になり次第締め切ります
申込み方法
E-mailにて、1.お名前 2.住所 3.電話番号
4.会員(正会員・通信会員・賛助会員) or 非会員
上記内容を書いてお送りください。
お申し込み tatunoko@sanynet.ne.jp
主 催 兵庫県LD親の会「たつの子」
後 援 (予定)兵庫県教育委員会・神戸市教育委員会
あすてっぷKOBE http://www.city.kobe.jp/cityoffice/17/060/kyodo/astep/
講演1・・・精神科医師の立場からの提言 (13:15〜)
講演2・・・少年鑑別所専門官の立場からの提言 (14:15〜)
質疑応答 (15:30〜16:30)
田中 究氏プロフィール
神戸大学医学部附属病院 精神神経科医師。専門は、精神病理学、児童青年期
精神医学、精神療法。児童期思春期の発達障害を含めて広く精神科医療に関わ
っている。
小栗 正幸氏プロフィール
大阪少年鑑別所 首席専門官 LD教育士スーパーバイザー 法務省所属の心理
学専攻者(法務技官)として、犯罪者や非行少年の資質鑑別に従事。
思春期・青年期の逸脱行動(非行)を中心とする業務のかたわら、LD、ADHD、
広汎性発達障害など周囲から気づかれにくい発達的なハンディキャップを持っ
た子どもたちや、その保護者への支援を続けている。
詳しくは「たつの子HP」をご覧ください。
http://www.sanynet.ne.jp/~tatunoko/
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■ カニングハム久子先生 AD/HDセミナー/行徳文化ホール 2004/11/06 ■
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主催者からのご案内です。
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現在、AD/HDのある子ども達への総合的な支援体制の充実を図るため、モ
デル事業等が推進されています。今後、最も重要な点は医療・教育・行政・家庭
とのネットワークであると思います。
NPO空の色はそらいろ(旧AD/HDサポートネットワーク)では、昨年度
に引き続き、在米38年の教育カウンセラーであり、自助組織「SPEAC ニューヨ
ーク臨床教育父母の会」の主宰である、カニングハム久子先生を講師にお招きし
下記の通りセミナーを開催いたします。
様々な立場で、AD/HDのある子ども達を支援している専門家の方々、およ
び関心のある方々の参加をお持ちしております。
名 称 第3回「AD/HDセミナー in ちば」
テ ー マ 医療・教育・行政・家庭、それぞれの立場でできること
日 時 2004年11月6日(土)午後2時〜4時
会場受付は1時30分より
会 場 行徳文化ホールI&I(あいあい)ホール(2F)
(市川市末広1-1-48 電話 047-359-1114
地下鉄東西線「行徳」駅下車徒歩5分)
参 加 費 無料
申込方法 FAXまたはメールにてお申込下さい。(10月20日まで)
なお、会場の都合上先着400名とさせていただきますので、
定員になり次第締め切らせていただきます。予めご了承ください。
申 込 先 FAX:047−463−1831
e-mail: info_sorairo@yahoo.co.jp
問 合 先 事務局 電話 070−5559−3725
主 催 NPO法人空の色はそらいろ(旧AD/HDサポートネットワーク)
後 援 千葉県教育委員会、市川市教育委員会、千葉県小児医療・アレルギー
対策プロジェクト、日本イーライリリー株式会社、NPO法人千葉県
ヒューマンセラピー協会、千葉LD児・者親の会「コスモ」
◎AD/HDとは?
アメリカ精神医学会の診断基準第4版(DSM−IV)にある診断名「Attention
Deficit/Hyperactivity Disorder」の頭文字をとって「AD/HD」と表されて
います。日本語では「注意欠陥/多動性障害」と訳されています。
AD/HDは「不注意」「多動性」「衝動性」の3つの症状を特徴とする症候
群です。AD/HDの診断は、DSM−IVの診断基準に基づき、専門の医師によ
って行われます。
−−−−−−−−−−−−−−−きりとりせん−−−−−−−−−−−−−−−
参加申込書
第3回「AD/HDセミナー in ちば」に参加を希望します.
1.ご芳名
2.ご住所 電話 e-mail
3.ご同伴者 名 ご芳名
4.AD/HDに関する事で質問がございましたらお書きください.
(セミナー当日カニングハム先生にお答えいただきます.)
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■ 障害者放送協議会「著作権法改正に関する要望事項」抜粋 2004/08/31 ■
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障害者放送協議会から下記のような要望書が、文化庁に対して提出されました。
文化審議会著作権分科会で今後協議される予定です。
「障害者放送協議会」の活動について。
http://www.normanet.ne.jp/~housou/about.html
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著作権法改正に関する要望について(平成16年8月31日) 抜粋
http://www.normanet.ne.jp/~housou/request/040831request.html
○要望の趣旨
特に字幕を付与したビデオ・DVD等、およびインターネットのストリーム配信や
通信衛星による放送コンテンツについては、利用を聴覚障害者だけでなく、知的
障害者、発達障害者(自閉症、学習障害、注意欠陥多動性障害等のある人。以下
同じ)、高次脳機能障害者等も利用できるよう、拡大すること。
○法改正を必要とする理由
字幕については、聴覚障害者以外にも必要とする人がたちがいる。知的障害者や
発達障害者、高次脳機能障害者は、知的障害または認知の障害のため、音声(話
し言葉)のみでは内容を十分に理解できないことがある。すなわち、「音」とし
ては認識できていても、「言葉」としての意味理解に困難がある。そのため、音
声(話し言葉)に併せて字幕(文字)が表示されることで内容の理解が可能とな
る。情報保障としての字幕を、これらの人々にも利用させてほしい。
○改正条項及び内容
著作権法第37条の2に、「障害者の福祉の増進を目的とする事業を行う者で政令
で定めるものは、公表された著作物に、専ら障害者の用に供するために手話、字
幕を付与することができる」等を加える。
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○要望の趣旨
字幕を付与したビデオ・DVD等、およびインターネットのストリーム配信や通信
衛星による放送(コンテンツ)については、聴覚障害者だけでなく、知的障害者、
発達障害者(自閉症、学習障害、注意欠陥多動性障害等のある人。以下同じ)、
高次脳機能障害者等もニーズがある。聴覚障害以外の障害者の支援については、
その障害者の特性等をよく理解した、それぞれの障害者に関わる団体、組織が制
作できるようにすること。
○法改正を必要とする理由
字幕については、聴覚障害者以外にも必要とする人がたちがいる。知的障害者や
発達障害者、高次脳機能障害者は、知的障害または認知の障害のため、音声(話
し言葉)のみでは内容を十分に理解できないことがある。すなわち、「音」とし
ては認識できていても、「言葉」としての意味理解に困難がある。そのため、音
声(話し言葉)に併せて字幕(文字)が表示されることで内容の理解が可能とな
り、字幕のニーズがある。
そこで、それぞれの障害者の特性等をよく理解した、それぞれの障害者に関わる
団体、組織、教育機関等が、無許諾で字幕を付与できるなどの方法で、字幕を必
要とする人たちが、これらのものを鑑賞・利用する権利を保障してほしい。
○改正条項及び内容
著作権法第37条の2に、「障害者の福祉の増進を目的とする事業を行う者で政令
で定めるものは、公表された著作物に、専ら障害者の用に供するために手話、字
幕を付与することができる」等を加える。
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○要望の趣旨
第37条の字幕送信について、利用者を聴覚障害者だけでなく、知的障害者、発達
障害者(自閉症、学習障害、注意欠陥多動性障害等のある人。以下同じ)、高次
脳機能障害者等も利用できるよう、利用対象者を拡大すること。
また、「聴覚障害者の福祉の増進を目的とする事業を行う者」以外にも、その他
の障害者福祉団体、NPO等も送信できるようにしてほしい。
○法改正を必要とする理由
知的障害者や発達障害者、高次脳機能障害者は、知的障害または認知の障害のた
め、音声(話し言葉)のみでは内容を十分に理解できないことがある。すなわち、
「音」としては認識できていても、「言葉」としての意味理解に困難がある。そ
のため、音声(話し言葉)に併せて字幕(文字)が表示されることで内容の理解
が可能となる。情報保障としての字幕を、これらの人々にも利用させてほしい。
また、身体障害者手帳をもつ聴覚障害者以外にも、聞こえに問題のある人に対し
ては、柔軟な対応が必要である。
聴覚障害以外の障害者の支援については、その障害者に関わる団体、組織が制作
することが必要である。
○改正条項及び内容
著作権法第37条の2「聴覚障害者の福祉の増進を目的とする事業を行う者で政令
で定めるものは、放送され、又は有線放送される著作物について、専ら聴覚障害
者の用に供するために、」を、「障害者の福祉の増進を目的とする事業を行う者
で政令で定めるものは、放送され、又は有線放送される著作物について、専ら障
害者の用に供するために、」等に改正する。
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○要望の趣旨
第37条改正に伴って認められた字幕に関する翻案権(第43条3)の制限を、知的障
害者、発達障害者(自閉症、学習障害、注意欠陥多動性障害等のある人。以下同
じ)、高次脳機能障害者等も情報にアクセスできるようにするために、内容の書
き直し等(例えば難しい表現の書き換え)も含む柔軟なものに拡大すること。
○法改正を必要とする理由
聴覚障害者のための字幕が、読みやすいよう要約されるのと同様に、知的または
認知の障害のある人たちが字幕を利用しやすいよう、それぞれの障害特性に合わ
せ、内容をやさしく書き直すことができるなど、柔軟な対応をお願いしたい。
○改正条項及び内容
「著作権法第43条 3.第37条の2 翻案(要約に限る。)」の
「(要約に限る。)」を削除する。
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○要望の趣旨
視覚障害者情報提供施設(点字図書館)だけではなく、公共図書館及び教育機関等
においても、無許諾で録音図書を製作できるようにすること。
○法改正を必要とする理由
視覚障害者以外にも、活字で書かれている印刷物を、知的または認知の障害等に
より、読むことが困難な人たちがいるが、これらの人々は、視覚障害者情報提供
施設を利用することができず、したがって、録音図書を利用できない。公共図書
館及び教育機関等において無許諾で録音図書製作ができるようにして、ニーズの
ある人たちが広く録音図書を利用できるようにしてほしい。
○改正条項及び内容
著作権法第37条3 「点字図書館その他の視覚障害者の福祉の増進を目的とする
施設で政令で定めるものにおいては」を、「点字図書館その他障害者の福祉の増
進を目的とする施設で政令で定めるもの、図書館その他の施設で政令で定めるも
の、及び、学校その他の教育機関においては」等に改正する。
○要望の趣旨
第37条に規定されている録音図書を含む音訳物について、視覚障害者だけではな
く、音声情報を必要とする知的障害者、発達障害者(自閉症、学習障害、注意欠
陥多動性障害等のある人。以下同じ)、高次脳機能障害者、上肢麻痺等の身体障
害者、高齢者なども利用できるよう、利用対象者を拡大すること。
○法改正を必要とする理由
視覚障害者以外にも、活字で書かれている印刷物を読むことに困難のある人たち
がいる。困難の原因としては、知的または認知の障害によるもの、高次脳機能障
害によるもの、上肢麻痺等の身体障害によるもの、高齢によるものなど様々であ
る。このような読むことが困難な人たちが読書する権利を保障するために、録音
図書を利用させてほしい。
○改正条項及び内容
著作権法第37条3項「専ら視覚障害者向けの」を「専ら障害者向けの」等に改正
する。
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■ 足りない「高等養護学校」 高まる進学率/ (岩手日報)2004/10/07 ■
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http://www.iwate-np.co.jp/news/y2004/m10/d07/NippoNews_9.html
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県内では知的障害や肢体不自由、病弱の中学生の進学率が年々高まっているもの
の、受け入れ先となる養護学校高等部の整備が遅れている。県教委は2005年
度、青山養護学校の一関と釜石の両分教室を独立させ3学級の高等部を新設する
が、全県的には整備が追いつかない状況だ。高校全入時代、整った環境で教育を
願う生徒や保護者は多く、教育施設の整備が急務となっている。
−−−−−中略−−−−−
盛岡市の会社役員番田光雄さん(56)は子どもが松園養護を卒業後、同校で青
山養護高等科の訪問指導を受けている。番田さんは「体に不安がある子は遠くへ
の通学が厳しい。訪問指導でも行事のたびに本校である青山養護に行くのも大変
だ」と充実を訴える。
文部科学省は障害児だけでなく学習障害(LD)や注意欠陥・多動性障害(AD
HD)なども含めた「特別支援教育」の充実を打ち出している。
県教委学校教育課の高橋勉特別支援教育担当課長補佐は「昨年末、県特別支援教
育推進プランを策定し、対応策の具体化を急いでいる。特別支援教育という観点
も考慮して養護学校の適正配置を実現したい」としている。
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■ 「定時制高廃止は人権侵害」救済申し立て/大阪 (朝日)2007/07/27 ■
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http://mytown.asahi.com/osaka/news02.asp?kiji=807
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府教委の計画では、05年度から北野など14校で夜間定時制を廃止し、学ぶ科
目や時間を選べる多部制単位制高校を5校整備。夜間定時制は29校から15校
となる。申立書は「夜間定時制は高齢者や外国人、中学までの不登校者らが在籍
している。全日制では代替不能な教育を受ける権利が奪われる」などと主張して
いる。
「夜間定時制高校の存続を求めるネットワーク大阪」の寺田由起子代表(51)
は「学習障害の症状がある長男が夜間定時制に受かった時、家族みんなで喜んだ。
セーフティーネットとなる高校を望んでいる人は多い」と訴える。
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■ 少年院での軽度発達障害調査発表/第13回日本LD学会 2004/10/07 ■
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http://mytown.asahi.com/fukushima/news01.asp?c=5&kiji=992
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近年少年院などで矯正教育に携わる実務者の間で、非行少年の中に注意欠陥・多
動性障害(ADHD)、学習障害(LD)、アスペルガー症候群などの軽度発達
障害が少なからず存在することが指摘され、注目を集めています。
04年8月、東京の成蹊大学で開催された第13回日本LD学会において、宇治
少年院(京都)の指導員である加賀山真、井上慎、宇野智子の3氏は、入所して
いる非行少年を対象とした、軽度発達障害と家庭環境の調査結果を発表しました。
−−−−−中略−−−−−
加賀山氏らは、軽度発達障害が直接非行に結びつくわけではなく、家庭の養育環
境、学校での孤立、教師による低い評価などの環境的なハイリスク要因がいくつ
か重なって子どものセルフイメージ(自己像)が低くなり、非行という2次的な
情緒障害が形成されるという仮説を提唱しています。
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□ 編集後記 ------------------------------------ 16:49 2004/10/09 □
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今度は台風22号です。お気をつけ下さい。
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■ LDニュースの記載内容に関する質問には原則として回答いたしかねます ■
■ LDニュースの記載内容を転載される場合には必ず下記までご連絡下さい ■
■ 編集に際し正確を期していますが最終保証責任は免責とさせて頂きます ■
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親の会「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999.03.12 から]
ホームページ URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998.07.31 から]
i-mode 版 URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/i/ [2000.05.10 から]
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LD-FRM URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/LD-FRM/ [2000.08.17 から]
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LDニュースは「まぐまぐ」 http://www.mag2.com/ を利用して発行してます
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