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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #481 2004/01/05 発行 登録(配信)読者数 3,485 ■ ■ LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 東京LD親の会連絡会講演会教室の中の気になる子どもたち 2004/01/24 ■ ■ 阪神大震災:復興担当教員特別枠来年度廃止方針/文科省 2004/01/04 ■ ■ 第156国会 参議院 内閣委員会 議事録 (抜粋) 平成15年05月29日 ■ ■ 第156国会 参議院 文教科学委員会 議事録(抜粋) 平成15年03月20日 ■ ■ 第156国会 衆議院 予算委員会第四分科会 (抜粋) 平成15年02月27日 ■ ■ 第156国会 参議院 予算委員会 議事録 (抜粋) 平成15年01月28日 ■ □ 編集後記 ------------------------------------ 07:03 2004/01/05 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ■ LDニュースへ講演会等のイベント情報の掲載を希望される方へ・・・ ■ ■ 詳細は下記サイトをご覧下さい。原稿は適宜編集する場合があります。 ■ ■□■□■ http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/sample.html ■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 東京LD親の会連絡会講演会教室の中の気になる子どもたち 2004/01/24 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.ne.jp/asahi/tokyo/ld/kouen06/ −−−−−−−−−−−−−−−−− 以下転載自由。 日 時: 2004年1月24(土) 14:00〜16:30  受付開始 13:30〜 講演会の内容 講 師 上野 一彦 東京学芸大学 副学長・日本LD学会 会長 LD(学習障害)、AD/HD(注意欠陥/多動性障害)、高機能自閉症などの児童、生 徒はどのような子どもたちなのか。学校での支援や配慮の必要性についてお話 しいただきます。 講 師 半澤 嘉博 東京都教育庁指導部主任指導主事・特別支援教育担当 2001年度から始まった学習障害モデル事業の内容、今後の東京都の特別支援教 育の取り組みと課題についてお話しいただきます。 会 場: 南大沢文化会館 主ホール    〒192-0366 八王子市南大沢2丁目27番地    鉄道: 京王相模原線「南大沢駅」徒歩3分    バス: JR八王子駅 京王線聖蹟桜ヶ丘駅発「南大沢四丁目」徒歩1分 主 催: 東京LD親の会連絡会(LD児・者を支援する親の会) 後 援:東京都教育委員会 八王子市/多摩市/町田市/稲城市/日野市/立川     市/府中市/国分寺市/国立市 各教育委員会(申請中含む)     21東京パイロットクラブ/NPO CEセンター/東京LD教育研究会/全国     LD親の会 資料代: 500円 (当日受付で申し受けます) 申込み方法: 往復はがきまたは電子メールで 往復はがき: 〒192-0907 八王子市長沼町960 新堀方             東京LD親の会連絡会講演会係 電子メール: tokyold@mcn.ne.jp  1氏名、2住所、3電話番号、メールアドレス、4所属 を明記しお申込み下 さい。講師の先生に対してご質問のある方は、申し込みの際、併せてお知らせ 下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 阪神大震災:復興担当教員特別枠来年度廃止方針/文科省 2004/01/04 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040104k0000m010087000c.html −−−−−−−−−−−−−  阪神大震災で被災した児童・生徒の心のケアのために兵庫県内に配置されてい る復興担当教員について、文部科学省がこれまで設けていた教員定数の特別枠を、 04年度から廃止する方針を決めたことが3日、分かった。今春、LD(学習障 害)や不登校などの対応のため全国で約5300人の教員を増やすことから、 「この増員分の中での運用を考えてほしい」としている。これに対し、兵庫県教 委は「心のケアが必要な被災児童・生徒は今も多く、LDなどへの対応とは大き く異なる」として特別枠の継続を求めている。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 第156国会 参議院 内閣委員会 議事録 (抜粋) 平成15年05月29日 ■ ------------------------------------------------------------------------ ○吉川春子君 もう一つ、文部科学省にNPO法人による学校設置についてお伺 いいたします。  河村副大臣は、このNPO問題に大分お力を入れて取り組まれてこられたわけ ですけれども、今回こういう形になりました。十三条でNPO法人による学校の 設置が認められて、不登校の児童生徒、学習障害、注意欠陥多動性障害、こうい う特別なニーズがある場合を対象としております。  NPOでいろいろ多様な取組がされているということは私も知っておりまして、 それから、NPOがもっともっと日本で発展してほしいということで私も運動に 参加してきたわけなんですけれども、私は、NPOが独自におやりになるという ことと、不登校児が全国で十三万九千人もいると、これはNPOに任せて終わり ということでは到底ないわけでして、もうびっくりするようなお子さんたちが毎 年、不登校なわけですね。これは一〇%程度と、文部省の適応指導教室の利用な どで対応しているのは一〇%程度なんですけれども、やっぱりもっと子供を中心 にした取組を励ます、あるいはフリースクール、フリースペース、親の会、本人、 NPOなどの公的支援とか、こういうことも含めて、やっぱり不登校の問題はま ず文部省自身が全国的に取り組むべきだと思いますが、そのことについて、時間 もないので簡単なコメントをお願いします。 ○副大臣(河村建夫君) 委員御指摘のとおりで、これだけの不登校児がいると いうのは、やっぱり、これは文部科学省、一体何をしておったんだと言われても やむを得ないし、私は、この点については早急に対応していかなきゃいけません。  だから、むしろNPO法人の手もかりてということであって、NPO法人に丸 投げするんじゃとても追っ付きませんから、NPO法人のこれまで努力されてき たことも受け入れながら文部科学省がやっぱり中心になって対応していかなきゃ いかぬと、こう思っておるわけでございまして、このことは急ぐ課題でございま すし、これは、文部科学省としては大変なことだという思いで取り組まなきゃい かぬと、このように思っております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 第156国会 参議院 文教科学委員会 議事録(抜粋) 平成15年03月20日 ■ ------------------------------------------------------------------------ ○仲道俊哉君 鴻池大臣とのやり取り等、率直なお話をお聞きし、チョコレート の話までお聞きいたしまして、ありがとうございました。  NPOについてはかなり今詳しく御説明いただいたわけでございますけれども、 かなり問題点もありますので、逐次その点について質問をいたしたいと思うんで すが、副大臣にお聞きしたいんですが、不登校や学習障害など特別な教育支援に 限定して認めたという理由は何ですか。 ○副大臣(河村建夫君) NPO法人の制度設計といいますか、これ学校経営と いうことで考えますと、やっぱり大臣がさっきちょっと懸念を申されました安定 性とか継続性とか、そういう点で若干の懸念もある。しかし、一方では柔軟とい いますか、非常に機動的な活動もできるような、なっております。  で、実際に不登校等の特別な配慮を要する児童生徒、そういう者に対する教育 については、これまでも数多くのNPO法人から具体的な提案をいただいたり、 あるいは実際にそれに取り掛かっておられる実績のある学校も、学校といいます かNPO法人があることも我々知っておったわけでございます。そうした観点に 立って、不登校等の特別な配慮を要する児童生徒に対して教育に実績のあるNP O法人については、これは特区でやっていただくことによって学校教育の充実と か活性化に資するであろうという最終的な判断をしたものでございまして、これ までそういうNPO法人に対しても、いわゆる私学助成的なものは一切もちろん できないわけでありますけれども、研究費といいますか、そういうことで支援を してきた例もございますので、そういう実績のあるところに限定してやっていた だくことは、これからの教育活性化といいますか、そういう面で必要であるとい うふうに判断をして、限定をして認めたと、こういうことでございます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 第156国会 衆議院 予算委員会第四分科会 (抜粋) 平成15年02月27日 ■ ------------------------------------------------------------------------ ○赤羽分科員 五時の本部会議の前にはっきりした御答弁をいただいたことに、 大変感謝をしたいというふうに思っております。  やはり私も、NPOで現実に不登校児とか学習障害のお子さんとかを面倒を見 ている、ある意味では今の学校教育から受け入れられなかった人たちをサポート している、補完的にやっている、これをやはりせっかくこういうことができるの ですから、ぜひ、これもまた構造改革の特区の中の話ですし、一歩踏み込んで、 そういった教育のあり方というものを本来の教育の中でも考えていくことが大事 なんじゃないかというふうに思うのですね。今の学校がすべていいという前提で はないはずなんで、全国で不登校児が二十万人ぐらいいるというのは、十三万で すか。私の子供も中学校一年生と小学校五年生なんですけれども、いつ不登校児 になるかという不安感というのは結構大きいし、親としてやるべきことをやって ないという後ろめたさもあって、本当にすごく心配の種でもあるし、万が一そう いった状況になったときに、ドロップアウトをして、学校にも行かない、本当に 引きこもりみたいなことというのを何とか避けて、そういったNPOといえども、 やっていくという実績を認めながら、学校として認知していくという方向という のは、やはりこれからの時代に正しい方向だと思いますので、教育のあり方は大 きな議論もされていくのだと思いますが、時代に合った、現状に合った改革をし ていく先鞭として、まずこの特区の中でトライアルをしていただきたいというふ うに強く思うわけでございます。  せっかくですから、大臣、一言、そういった学校に対する改革ですね、外国人 学校も含めて、構造特区内の学校も新たな形態の学校が出てくるわけですので、 それについての大臣としての御発言をいただいて、私は終了したいと思います。 ○遠山国務大臣 我が省は、さまざまな年齢段階の方々に教育の機会をしっかり 提供していくという責務を持っているわけでございます。  これまで日本の学校教育制度というものはしっかり機能してまいったわけでご ざいますけれども、時代とともに人々の価値観も異なり、いろいろな問題も出て きているという中で、どのように本来あるべき教育の質を担保しながら、そして いろいろな要求にこたえていくかということを柔軟に考えていくというのは、大 変大事だと思っております。  そのようなことで、さまざまな制度改革をしているわけでございますが、姿勢 としては、子供の教育、特に子供の教育の場合は一回限りのあれでございますか ら、実験的にやるということは大変難しいわけですし、失敗したらやめたらいい というたぐいではないと私は思っております。そういうことでありますので、十 分担保した上で、できるものについては対応していく、そういう姿勢でこれから も対応してまいりたいというふうに考えております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 第156国会 参議院 予算委員会 議事録 (抜粋) 平成15年01月28日 ■ ------------------------------------------------------------------------ ○山本保君 是非、大学へといいますと、ちょっと入れない、高校を卒業してい ない方というのもたくさんおられます。私は、高等専門学校制ですね、あのアイ デアは大変良かったと思いますので、ああいう形の、中学卒業した段階といいま すか、その資格で入れる学校がいいんじゃないかなと思っております。  次に、そうなりますと、こういう問題は正に特区という、今いろいろ国で小泉 総理中心になって進められてきたわけですが、こういう中で特別な、今までの教 育制度とは違う形で、特区の中で教育改革を進めていくのがいいんじゃないかな と思うんですけれども、期待しているんですが、担当大臣、どうでしょうか。 ○国務大臣(鴻池祥肇君) 特区について随分世間から御理解が得れるようにな ってまいりました。  八月三十日で締め切りました御提案、四百二十六の御提案をいただいておりま す。第二次で、一月十五日に締め切りまして、六百五十一の御提案をいただきま した。そして、ただいま委員のお話のように、教育に関しては六百五十一の中で 百四十の御提案をいただいております。  そういうことを考えれば、やはりただいまの教育に関する、どういうんでしょ うか、いろいろな選択肢が欲しいというような国民のニーズがそういう形で出て きたのではないかと思っておるところでございまして、例えば一、二例を挙げま すと、小学校から英語で授業をやると。これ、今まで大変難しいことであったん ですが、カリキュラムを変更する、あるいは市町村の単位で教師を自由に来てい ただくと、こういったこと。あるいは、不登校児あるいは学習障害児あるいは身 体障害児のお子たちを、株式会社あるいは民間、NPOで学校を作って、いわゆ る学校としてこういうお子たちを教育すると、こういったものが出てきておりま す。株式会社あるいはNPO、あるいは自由に教育が選択できる、父兄の側から も学生の側からも自由に選択をして、どこかできらりと光るような特区で教育が できるようにしたい。  こういうすばらしいことに関しましては、遠山文部科学大臣始め文部科学省、 大いにもろ手を挙げて賛成していただけるものと心から信じております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------------ 07:03 2004/01/05 □ ------------------------------------------------------------------------ 新年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容に関する質問には原則として回答いたしかねます ■ ■ LDニュースの記載内容を転載される場合には必ず下記までご連絡下さい ■ ■ 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