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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #467 2003/10/14 発行 登録(配信)読者数 3,449 ■ ■ LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ NHK学習障害福祉フォーラム LD児・者の就労を考える 2003/10/25 ■ ■ 兵庫県LD親の会「たつの子」はりまブロック主催 平山諭先生講演会 ■ ■ 東京都教職員研修講座「これからの特別支援教育の展開」 2003/11/04 ■ ■ 平成15年10月7日大阪府議会本会議でのLD関連質疑 (速報) 2003/10/07 ■ □ 編集後記 ------------------------------------ 21:21 2003/10/13 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ■ LDニュースへ講演会等のイベント情報の掲載を希望される方へ・・・ ■ ■ 詳細は下記サイトをご覧下さい。原稿は適宜編集する場合があります。 ■ ■□■□■ http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/sample.html ■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ NHK学習障害福祉フォーラム LD児・者の就労を考える 2003/10/25 ■ ------------------------------------------------------------------------ 主催者からのお知らせがありました。 −−−−−−−−−−−−−−−−−− NHK学習障害福祉フォーラム(神奈川) 主 催 NHK厚生文化事業団、NHK横浜放送局、神奈川LD親の会「にじの会」  LD児・者の就労を考える  -職業準備教育を就労に役立て、就労後に生かすために- 現在、LD及びその周辺の障害者の就労は非常に困難な状態が続いています。 そこで、障害を持つ子どもの就労について考えるために、主たる講演者に梅永先 生をお迎えして、NHK学習障害福祉フォーラムを共催いたします。 多くのご参加をお待ちしています。なお、当日は長時間の講演になることもあり 託児はいたしません。本人の参加を含めて多くの方の参加をお待ちしています。 今回の会場は定員以上の入場をきつく禁止されています。そのため、定員になっ てしまうと追加をお受けすることが出来ません。また、往復はがきでの申し込み になります。最後に書きました応募要領をよく読まれた上でお早めに申し込みく ださい。 LDとその周辺の子供たちにとって就労には、最終学歴における就労準備教育から 就労の際の手助け、就労後のケアと幅広い取り組み方があります。今回の講演の テーマは、最終学歴からの就労準備教育を就労につなげていくには、本人・親・ 雇用主・ジョブコーチ等の就労援助者が連携する為には何をしたらいいのか、と いうものです。 日 時 2003年10月25日(土)10:00から16:30      開場及び受付開始 9:30 会 場 横浜市社会福祉センター ホール     横浜市中区桜木町1-1(〒231-8482)     電話:045-201-2060 入場料 無料  予定人員 300名 参加申し込み 参加費は無料です。参加希望の方は往復ハガキに住所・氏名・電        話番号および自宅住所を明記の上、お申し込みください。        はがき一枚につき一名でお申し込みください。会場の関係で先着        300人で締め切らせていただきます。なお、会場には駐車場があ        りませんので、公共交通機関をご利用ください。 申し込み・問い合わせ先 渡辺 晴子    〒244-0003 横浜市戸塚区戸塚町2230-3 ヒルズ南戸塚4-506    fax : 045-865-6631 e-mail : AND01636@nifty.com    ※全国LD親の会々員の方はその旨を明記の上お申し込み下さい。  プログラム 第一部 基調講演(10:00-12:00)     梅永雄二先生(宇都宮大学教授)(コーディネーター) 第二部 それぞれの現場から見たLD児・者の就労(13:00-16:30)     小林 幸夫さん (オレンジジャムコ社長)     小川 卓さん  (電機神奈川福祉センター)     東條 由美子さん(東京都LD児・者を考える会「くじら」              チャレンジ ドステーション クジラ代表)     矢島 正貴さん (元星槎学園高等部青葉校教諭、              社会福祉法人すずらんの会 就労支援部)   梅永先生にはLD児・者の雇用を取り巻く状況を総合的にお話いただきます。さら に、小林さんには障害者を雇用する立場から、小川さんには就労援助センターで ジョブコーチをされた立場から、東條さんには障害者を持つ親の立場と、最近、 障害者就労支援事業に取り組みチャレンジド ステーション クジラを立ち上げた 経緯などを、そして、矢島さんには長年LD児の就労準備教育を行ってきた立場か らお話をいただくと共に、梅永先生を交え、今後、障害を持つ子供の就労準備教 育がどのようになるべきかを御討論いただきたいと思います。 後 援 神奈川県、神奈川県教育委員会(予定)、横浜市、横浜市教育委員会、     川崎市教育委員会、全国LD親の会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 兵庫県LD親の会「たつの子」はりまブロック主催 平山諭先生講演会 ■ ------------------------------------------------------------------------ 主催者からのお知らせです。 −−−−−−−−−−−− 演題「軽度発達障害児(LD・ADHD・アスペルガー症候群・高機能自閉症) 学校・家庭・地域での支援【愛の環境コントロール】」 軽度発達障害の子ども達は身近にたくさんいます。昨年の文部科学省の調査では、 普通クラスの6%の児童・生徒がLD・ADHD・アスペルガー症候群・高機能 自閉症の軽度発達障害であることがわかりました。学校で、家庭で、地域でどん な支援が出来るのか、そしてこの子達に必要な教育は?軽度発達障害児への実践 教育「環境対話キャンプ」で有名な平山諭先生に詳しくお話し頂きます。質疑応 答の時間も予定いたしております。多くの教育関係者・療育関係者及び保護者の 方のご参加をお待ちいたしております。 日 時 2003年11月16日(日)午後2時〜4時30分(開場/1:30) 会 場 姫路市自治福祉会館 (7階・大会議室) 姫路市安田三丁目1番地  TEL 0792-88-0130 定 員 150名 参加費  無料 申込み方法 E-mailお申し込みの場合 1.お名前 2.ご住所 3.電話番号 4.たつの子 正会員・通信会員・賛   助会員、その他を書いてお送りください。 申し込み受け付けはこちら mickey.ohtomo@nifty.ne.jp ※ お申し込みをされた方にはこちらから2〜3日以内に返事をいたします。   返事がない場合は再度ご連絡ください。 お申し込み期限 11月10日(月)   定員になり次第締め切りますので、お早めにお申し込み下さい。   お申し込み後、都合でキャンセルされる場合は必ずご連絡ください。   ※託児はありません。 主 催 兵庫県LD親の会「たつの子」はりまブロック 後 援 姫路市教育委員会 ※この企画は男女共同参画市民企画支援事業補助金の交付を受けています。 ご注意 主催者以外の方は会場での録音・録画は固く禁止いたします。 平山諭先生 プロフィール ・倉敷市立短期大学専攻科 保育臨床専攻教授   (専門:発達臨床学・発達病理学) ・LD/ADHD児環境対話キャンプ代表 ・岡山大学教育学部講師 ・川崎医療福祉大学医療福祉学部講師 ・スクールカウンセラー ・親の会「対話フレンズ」会長 詳しくは、たつの子ホームページにてご覧ください http://www.sanynet.ne.jp/~tatunoko/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 東京都教職員研修講座「これからの特別支援教育の展開」 2003/11/04 ■ ------------------------------------------------------------------------ 日 時 2003年11月4日(火)13:30〜17:00 場 所 東京都教職員研修センター講堂 内 容 研究発表 「通常の学級に在籍する児童・生徒の学習障害(LD)、注          意欠陥/多動性障害(ADHD)、高機能自閉症等に対応し          た教育的支援に関する研究」(研究部研究課)           講  演 「これからの特別支援教育の展開」     講  師 東京学芸大学副学長 上野一彦先生     パネルディスカッション           「学習困難な子どもたちの理解と今後の課題」           パネラー 教育庁指導部主任指導主事、東京都公立学校教員、保護者 趣 旨 東京都心身障害教育改善検討委員会の中間まとめを受け、学習障害(L     D)、注意欠陥/多動性障害(ADHD)、高機能自閉症等の児童・生     徒に対する教育的支援の在り方についてどのように考え取り組んでいけ     ばよいかということを、     ・ 基本的な考え方     ・ 学校としての連携や研修の在り方     ・ 保護者と学校の協力の在り方     などの面から、都民や保護者、教職員とともに探っていきます。  申込み方法は下記サイト参照。受付期間10月17日(金)まで(当日消印有効) http://www.kyoiku-kensyu.metro.tokyo.jp/update20030919/KOUKAI/PAGE03.HTM ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 平成15年10月7日大阪府議会本会議でのLD関連質疑 (速報) 2003/10/07 ■ ------------------------------------------------------------------------ 以下はLDニュース読者からの情報提供です。速報ですので、正式の議事録ではあ りません。ご留意下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−  森山浩行 大阪府議会議員 一般質問 3.未来への投資  (2) LD児への対応  LD(学習障害)についての認識と今後の対策について 森山浩行 大阪府議会議員 さわやか大阪の森山ひろゆきです。次にLD、いわゆる学習障害児への認識・感覚 についてお伺いします。なお前例がないというなかでご了承いただきペーパーを 持ち込みまして質問させていただくことをあらかじめお断り申 し上げます。 みなさんこの文字なんと読むでしょうか。カタカナ三文字です、白黒反転させて みてください、補助棒を引いてみます、カタカナで「ココロ」と読めます。 LDいわゆる学習障害、学習障害児の子供たちの中にはさまざまなタイプがありま すけれども、たとえば文字の読み書き、文字の読み書きに困難があるといっても 実感としてなかなかわかりにくいものですけれども、このような形白黒反転で見 える見えているけれども読めないという状況、少し一端わかっていただけたので はないかなと思います。 擬似体験という形でやっているものですけれどもこのような読めないということ に関して、それは本人の努力が足りないからであるというかたちで先生から責め られる子供たち、この気持ちわかっていただきたいなと思います。 平成10年度に国が実施した「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とす る児童生徒に関する全国実態調査」においては、学習面でLDの定義になっている 聞く読む書く計算する推論するの項目について著しい困難を示す児童生徒の割合 がなんと4.5%にものぼると示されています。 しかしながらこのLDの判断の基準や学習面での具体的な配慮の方法まだ十分確立 しておらず、学校全体としての理解や取り組みがじゅうぶん進んでいないのが現 状であり大きな問題であると考えます。 私は現在このLD学会の会員の一人です。この4年間堺市においてLD等の子供たち の保護者の方々それから教育委員会とともにその理解啓発や学校における指導体 制の改善・充実に向けた活動をしてまいりました。今後一人一人の教育的ニーズ に応じた適切な教育的支援を行えるよう学校内の体制作り、それから学校外から の専門的な支援体制をきづいて行く事が緊急の課題であると考えます。府教育委 員会のLDについての認識と今後の対策について教育長のご所見をお伺い致します。 竹内脩 大阪府教育委員会教育長 まずLDいわゆる学習障害についておこたえいたします。LDはご承知のように学力 全般に落ち込みをみせるわけではないのに特定のものの習得と使用に著しい困難 を示すさまざまな状態をさすものであり、医学的には中枢神経系の何らかの機能 障害によるものと推定されております。  LDの児童生徒はその障害が軽微である為に、周囲から本人の努力不足と周囲に誤 解されやすいことからこのような子供たちの個々の状況を的確に把握するととも にその理解や指導体制作りを進めることが新たな課題となっております。  このため府教育委員会では、平成13年度から2年間 堺市ほか2市のモデル校に おいてLDの判断基準や実態把握方法をはじめ指導方法等について研修を行いその 成果を広く活用できるように冊子にまとめ他の市町村へも提供いたしました。 今年度からはLDを含めた軽度発達障害に対する地域単位の体制作りのモデル事業 である特別支援教育推進体制モデル事業に府内6市を指定したところであります。 モデル地域の小中学校においては校内委員会を組織し教員や関係機関を連絡調整 する特別支援教育コーディネーターをおくとともに、当該市においては学校に対 する支援体制として専門家チーム及び巡回相談員を配置したところであります。 また府立盲聾養護学校の教員を活用し地域を指定したところです。地域の小中学 校を支援するため今年度から障害教育地域支援コーディネーター実践研修を開始 し、地域支援の中核となる教員の育成を図っております。 今後これらの事業成果を 全市町村教育委員会に還元しながらモデル地域をさら に拡大し、府内のすべての小中学校においてLD等の軽度発達障害に適切な対応が できるよう努めてまいります。 森山浩行 大阪府議会議員 学習障害については複数の教員が授業にかかわるティームティーチングなど、ち ょっとした手助けによって子供たちに 可能性をひろげていただきたい、これは そのほかの困っている子供たちの手助けにもなります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------------ 21:21 2003/10/13 □ ------------------------------------------------------------------------ 文化祭や体育祭は終わりましたか? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容に関する質問には原則として回答いたしかねます ■ ■ LDニュースの記載内容を転載される場合には必ず下記までご連絡下さい ■ ■ 編集に際し正確を期していますが最終保証責任は免責とさせて頂きます ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 親の会「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999.03.12 から] ホームページ URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998.07.31 から] i-mode 版 URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/i/ [2000.05.10 から] LD 関連の情報交換・意見交流・質問は下記の「LDフォーラム」をご利用下さい LD-FRM URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/LD-FRM/ [2000.08.17 から] ★ 挿入されている広告内容や広告主と親の会「けやき」は一切無関係です ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LDニュースは「まぐまぐ」 http://www.mag2.com/ を利用して発行してます

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