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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #378 2002/08/11 発行 登録(配信)読者数 3,637 ■ ■ LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD学習障害の相談会 NHK放送センター 東京都渋谷 2002/09/01 ■ ■ 城西大学女子短期大学部主催 心理学講座 「子どもの問題行動の心理」 ■ ■ 【新刊】 『アスペルガー的人生』ニキ・リンコ訳 東京書籍刊 2002/05 ■ ■ 児童虐待:障害児の被害7.2% 児童相談所 2000年度受理 2002/07/26 ■ ■ キレる:4,5歳児クラス 半数に問題行動保育園の全国調査 2002/07/31 ■ ■ 平成14年第1回 広島市議会における主な発言・答弁要旨 2/19-3/27 ■ ■ 平成14年4月1日付広島市人事異動について 「特別支援教育室」新設 ■ □ 編集後記 ------------------------------------ 00:24 2002/08/11 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD学習障害の相談会 NHK放送センター 東京都渋谷 2002/09/01 ■ ------------------------------------------------------------------------ 全般的な知的発達に遅れはないのに、読み書き、計算などに遅れが見られたり、 手先が不器用、集団行動が苦手などの悩みを抱えるお子さんを対象に、専門の先 生が相談にあたります。相談は無料ですが事前申込が必要です。 対 象 関東甲信越地方にお住まいの幼児から高校生です。 日時/場所 2002年9月1日(日) NHK放送センター(東京都渋谷区) 申込方法  ハガキもしくは封書で、お子さんの名前・年齢・学年・保護者の名       前・住所・電話番号・相談したい内容を書いてお申込ください。定       員になり次第、受付を締め切らせて頂きます。 申込・お問合せ 〒150-0047 渋谷区神山町4-14 第三共同ビル            「NHK厚生文化事業団 LD相談会」係          Tel:03-3481-7855(NHK厚生文化事業団) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 城西大学女子短期大学部主催 心理学講座 「子どもの問題行動の心理」 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.josai.ac.jp/tandai/shinchaku/shinrigaku.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 8月24日(土) 児童虐待 児童虐待の現状と対策 10月26日(土) ADHD ADHDの正しい理解と対策 11月30日(土) 障害児 さまざまな障害を持つ子どもの心理 12月21日(土) 児童臨床 これからの子どもとの関わり方、児童観 時 間: 午後3時〜4時30分 会 場: 城西大学女子短期大学部 302号教室 講 師: 藤田主一(本学教授)、佐藤嘉晃(本学助教授) 受講料: 無料 申込み: 当日受付(当日、会場にお越しください) 連絡先: 坂戸市けやき台1-1 城西大学女子短期大学部      電話 049-271-7730(事務室直通) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 【新刊】『アスペルガー的人生』ニキ・リンコ訳 東京書籍刊 2002/05 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www2.tokyo-shoseki-ptg.co.jp/tosho/bin/frame.asp?isbn=79723-3 −−−−−−−−−−−−−−− 大人になるまで知らずに「探索」し続けたアスペルガー症候群の半生。サバイバ ルと理解のための「ハウツー編」付きで、当事者、配偶者、家族、教育関係者、 医療関係者必携。 【新 刊】『アスペルガー的人生』   【著 者】 :リアン・ホリデー・ウィリー 【訳 者】 :ニキ・リンコ  四六判・上製・256ページ 2000円  ISBN 4-487-79723-3 −−−−−−−−−− 序 文 トニー・アトウッド  謝 辞/著者ノート まえがき /1 幼少の頃 /2 ティーン時代 /3 大学時代 /4 社会に出て / 5 理解者を得て /6 わが子を育てながら /7 ASと知って ハウツー編 1 まわりの人に自分の困難さやニーズをどう伝えるか カムアウトしてプラスになるかもしれないこと /カムアウトにつきまとうリスク /カムアウトする範囲と戦略は上手に選ぼう /考えられるカムアウト戦略 2 大学での生き残り術 社会性の障害に対する援助 /キャンパス内の移動のために /時間と努力を最大 限に活用するには /大学生活でのストレス解消法 3 職業の選択と責任 仕事を選ぶために:まずは「自分」を知り、理解しよう /理想の仕事を手にする ために /仕事で成功するためには 4 日常生活の雑事を混乱せずにこなすには 色を使った分類法:誰にでも出来、たいていの物に使える整理整頓法 /混雑した 場所を避け、感覚の負担過剰を防ぐには /混乱せずに一日を乗り切るには 5 感覚にまつわる問題に対処するには 触覚過敏 /視覚過敏 /聴覚過敏 /食物にまつわる過敏 /嗅覚過敏 6 ASではない援助者たちに知っておいてほしいこと 家族・配偶者・親しい友人の方へ /教育関係の方へ /雇用主の方へ 7 用語解説 8 役に立つ情報源・書籍 訳者あとがき ニキ・リンコ /本書を読んで 落合 みどり ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 児童虐待:障害児の被害7.2% 児童相談所 2000年度受理 2002/07/26 ■ ------------------------------------------------------------------------ [毎日新聞7月26日] ( 2002-07-26-03:01 ) http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200207/26/20020726k0000m040147000c.html −−−−−−−−−−−−−−− 全国の児童相談所が00年度に受けた児童虐待の相談中、障害児の被害は少なく とも1008人と全体の7.2%を占めたことが、昨年度の厚生労働省厚生科学 研究班(本間博彰・主任研究者)の調査で分かった。 −−−−−中略−−−−−− 障害別の内訳は▽知的障害児788人▽身体障害児159人(肢体不自由児87 人、聴覚障害児31人、内部障害児22人、視覚障害児19人)▽注意欠陥多動 性障害(ADHD)児91人--など。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ キレる:4,5歳児クラス 半数に問題行動保育園の全国調査 2002/07/31 ■ ------------------------------------------------------------------------ [毎日新聞7月31日] ( 2002-07-31-11:06 ) http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200207/31/20020731k0000e040018000c.html −−−−−−−−−−−−−−−− 「他の子の腹を訳もなくたたく」「おもちゃの取り合いで何度も『ぶっ殺す』と 言う」「注意されると自分の手足をひっかく」-- 楠凡之・北九州市立大助教授 (臨床教育学)らによる保育園の全国調査で、園児のこんな問題行動が報告され た。 −−−−−中略−−−−−− 72人のうち、保育士が「虐待を受けている可能性がある」と受け止めた子が4 0人に上った。一方で医師から注意欠陥多動性障害(ADHD)と診断されるな ど、病気が原因とみられる園児は12人(16%)だった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 平成14年第1回 広島市議会における主な発言・答弁要旨 2/19-3/27 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.city.hiroshima.jp/kyouiku/gikai/teirei02.htm −−−−−−−−−−−−−−− 開会期間:平成14年(2002年)2月19日〜3月27日 質問要旨:21世紀の特殊教育のあり方(学習障害児等への対応)について 答弁要旨:平成13年度から全ての都道府県で学習障害児に対する指導体制の充実      等の実践研究を行っており、本市教育委員会としては14年度に設置す      る特別支援教育基本構想策定委員会において、学習障害児の教育のあ      り方について検討したい。 質問要旨:通級指導教室の整備方針、中学校での状況、教員の研修等について 答弁要旨:教員の配置については、県教育委員会が所管しており、8〜10名の児      童生徒と週24〜27時間の指導時間を配置要件としているが、子どもの      実態に応じた整備充実を図るため、配置要件の緩和を要望したい。      平成13年度に中学校へ入学した10名については通常の学級において、      子どもの実態に配慮した指導を行っている。保護者から通級指導教室      に通わせたいという相談はない。      教員については、児童生徒の障害の状況に応じたきめ細かな指導を行      う必要があり、教育センター等での研修や大学の専攻科への派遣を行      っている。今後とも、教員の専門性が高まるよう研修機会の確保・充      実に努めたい。 質問要旨:1名でも障害児学級を新設することについて 答弁要旨:県教育委員会では、障害児学級の新設について平成13年度から3年間      で段階的に学級編制基準の緩和を実施する計画であり、本市において      は2中学校で2学級が新設された。さらに、1名でも障害児学級が新      設できるよう、市長も広島県市長会議で要望しており、教育委員会と      しても引き続き要望していきたい。 質問要旨:1人でも障害児学級を新設することについて 答弁要旨:平成14年度、障害児学級を希望する障害児で、障害児学級のない小学      校へ入学する予定の児童は3名、中学校へ入学する生徒は1名であり、      中学校では県の措置により学級ができる。小学校入学の3名について      は、就学指導、相談を行っている。学級の設置は県の権限であり、単      市の措置は難しいが、学校での指導体制などについて検討したい。 質問要旨:市長公約としての20人学級の実現について 市長答弁:教育の内容を改善していく中で、計画をつくっただけではそれが予算      として国、県に認められるものではないため、国、県に働きかけてい      き、5年をかけて現実的なプランをつくっていくことを提案している。      道のりはきびしいが、議員の方々といっしょに国、県に働きかけ、そ      の実現に力を貸していただきたい。 質問要旨:少人数学級実現への広島市としての取組みについて 市長答弁:市が独自で行うことはありうるが、現行の制度では県に財源が配分さ      れており、それを市の財布から出すこととなれば他の施策にしわ寄せ      がくることとなる。そのような制度的な問題もあり、時間がかかって      いるが、もっと柔軟性のある学級編制や財政措置として県、市の段階      で教育費を主体性をもって使えるような仕組みをつくるような方向で      努力していきたい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 平成14年4月1日付広島市人事異動について 「特別支援教育室」新設 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.city.hiroshima.jp/shichou/kisha/140328.html −−−−−−−−−−− 以下抜粋 管理職の異動の概要については何点かあるのですが、本市の重要課題に的確かつ 迅速に対応するために、まず第一に「広島市21世紀教育改革推進総合プラン検 討会議」の提言の具現化や、新しい時代に相応しい学校づくりを的確に進めるた め、教育委員会学校教育部に「企画課」を新設し、課長を含め7人の職員を配置 いたしました。 それから、従来の障害児教育の充実・推進に加えて、学習障害児等、通常の学級 に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒への対応を強化するため、教 育委員会学校教育部指導課に「特別支援教育室」を新設し、室長を含め4人の職 員を配置いたしました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------------ 00:24 2002/08/11 □ ------------------------------------------------------------------------  お盆休みを迎えましたが、皆さん帰省されるのでしょうか。。。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容に関する質問には原則として回答はいたしません ■ ■ LDニュースの記載内容を転載される場合には必ず下記までご連絡下さい ■ ■ 編集に際し正確を期していますが最終保証責任は免責とさせて頂きます ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 親の会「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999.03.12 から] ホームページ URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998.07.31 から] i-mode 版 URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/i/ [2000.05.10 から] LD 関連の情報交換・意見交流・質問は下記の「LDフォーラム」をご利用下さい LD-FRM URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/LD-FRM/ [2000.08.17 から] ★ 挿入されている広告内容や広告主と親の会「けやき」は一切無関係です ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LDニュースは「まぐまぐ」 http://www.mag2.com/ を利用して発行してます

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