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■ LD(学習障害)ニュース #352 2002/04/28 発行 登録読者(配信)数 3,577 ■
■ LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997/09/10創刊 ■
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■ NHK学習障害福祉フォーラム 第1回全国LD親の会公開シンポ 2002/06/09 ■
■ NHK学習障害フォーラム「LD教育を考える」/秋田 2002/05/26 ■
■ 高機能自閉症・アスペルガー症候群入門−正しい理解と対応のために− ■
■ 精神発達障害指導教育協会主催2002年実践セミナー・実技講座 ■
■ 文化庁著作権審議会 第1小委員会(第16回)議事要旨 1999/11/26 ■
■ 学校教育法施行令の一部を改正する制令が公布される 2002/04/24 ■
□ 編集後記 ------------------------------------ 21:25 2002/04/28 □
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■ NHK学習障害福祉フォーラム 第1回全国LD親の会公開シンポ 2002/06/09 ■
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主催者からのご案内です。転載歓迎。
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NHK学習障害福祉フォーラム 第1回全国LD親の会公開シンポジウム
『これからの特別支援教育の在り方』
日 時:2002年6月9日(日)10:00〜16:30
会 場:日本青年館(中ホール)
新宿区霞岳町15番地 TEL 03(3401)0101
JR千駄ヶ谷駅または信濃町駅下車 徒歩7分
地下鉄銀座線外苑前駅下車 徒歩5分
主 催:NHK厚生文化事業団、全国LD(学習障害)親の会、NHK
後 援:文部科学省 東京都教育委員会 神奈川県教育委員会 埼玉県教育委員
会 千葉県教育委員会 日本LD学会 日本障害者協議会 日本自閉症
協会 えじそんくらぶ 日本障害者リハビリテーション協会 「アジア
太平洋障害者の十年」最終年記念フォーラム組織委員会
内 容:文部科学省では、昨年10月から「特別支援教育の在り方に関する調査
研究協力者会議」を設け、ADHDや高機能自閉症の定義・判断基準・指導
方法の検討、ADHD等に関する実態調査を進めています。すでに47都道
府県で行われている学習障害(LD)の指導充実事業と合わせて、特別
な教育的支援を必要とする児童・生徒に対する教育の在り方が示される
ことになります。
このフォーラムでは、第一部で文部科学省、学会、教育のそれぞれ第一
線で活躍する専門家の方々から今後の方向性について講演していただき、
第二部のシンポジウムでLD、ADHD、高機能自閉症の各支援団体から様
々な提言をいただき、第一部の講師とともに特別支援教育の在り方につ
いて討論します。
通常の学級における特別支援教育を推進していくためには、児童生徒、
保護者、教職員を初め広く社会一般の理解も重要となりますので、多く
の方々の参加をお待ちしております。
<プログラム>
第1部 講演 10:00〜11:00 「特別支援教育の実現をめざして」
日本LD学会会長 上野一彦
11:00〜11:10 休 憩
11:10〜11:50 「特別支援教育の方向性について」
日本LD学会理事 佐々木徳子
11:50〜12:30 「特別支援教育に関する施策の現状と今後の方向」
文部科学省特別支援教育課 柘植雅義
第2部 シンポジウム
13:30〜16:30「これからの特別支援教育の在り方について」
シンポジスト 高山 恵子(えじそんくらぶ代表)
須田 初枝(日本自閉症協会副会長)
藤本 健(全国LD親の会会長)
指定討論 上野 一彦(日本LD学会会長)
佐々木徳子(日本LD学会理事)
柘植 雅義(文部科学省 特別支援教育課)
司 会 山岡 修(全国LD親の会事務局長)
<参加申し込み方法>
参加費は無料です。参加希望の方は往復ハガキに住所・氏名・電話番号・参加
人数を明記の上、下記の住所までお申し込みください。会場の関係で先着300
人で締め切らせていただきます。ただし、LD親の会会員方は、所属の会経由で
お申し込みください。
会場には駐車場がございませんので、公共交通機関をご利用ください。
<申し込み・問い合わせ先>
〒150−0047 渋谷区神山町4−14 第三共同ビル6階
NHK厚生文化事業団「LDフォーラム(東京)」係
TEL 03−3481−7855
FAX 03−3481−7674
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■ NHK学習障害フォーラム「LD教育を考える」/秋田 2002/05/26 ■
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http://www.npwo.or.jp/topics/ からの転載。
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日 時 2002年5月26日(日)午後1:00〜
会 場 秋田県総合保健センター(脳血管研究センター隣)
秋田市千秋久保田町6番6号 電話 018−831−2011
内 容 午後1:00〜
記念講演 五十嵐めぐみ氏(女優)
五十嵐めぐみ氏はご主人をがんで亡くされた後、LDの息子さんを育て
ながら女優として復帰。全国各地でLDへの理解と支援を願ってトーク
ショー形式の講演活動を行っておられます。
午後2:00〜
基調講演 上野一彦氏 「LD教育の現状と課題」
東京学芸大学副学長であり、日本LD学会会長でもいらっしゃる上野先
生はLD研究の第一人者でおられます。今回はLD教育に焦点を絞り、
ご講演いただきます。
午後3:00〜
パネルディスカッション
アドバイザー 上野一彦氏(東京学芸大学副学長、日本LD学会会長)
パネラー 秋山邦久氏(秋田県中央児童相談所南支所心理判定員・臨床心理士)
石山憲二氏(秋田県教育庁幼児養護教育課特殊教育班主幹)
佐藤有子氏 (親の会会員、中学生の母)
コーディネーター 遠藤定雄氏
(中学校教師、LD児のための「ユアクラス」を秋田市で主宰)
入場申込 入場は無料。(先着200人)ハガキでの申込みが必要。
ハガキに住所・年齢・電話番号・入場希望者人数を書いてお申込みく
ださい。
*託児希望の方はお子様のお名前と年齢を記入してください。 ボランティア
さんが子供さんを見てくれます。
宛先 〒010−8501 NHK秋田放送局「NHK学習障害フォーラム」係
問合せ先 NHK秋田放送局 018−824−8100
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■ 高機能自閉症・アスペルガー症候群入門−正しい理解と対応のために− ■
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出版社からのご案内です。
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書 名 高機能自閉症・アスペルガー症候群入門−正しい理解と対応のために
著 者 内山登紀夫・水野薫・吉田友子=編
発行日 中央法規出版 2002年3月25日
定 価 2,000円(税別)
内容 高機能自閉症・アスペルガー症候群について、第一線の医師・教師らがわ
かりやすく執筆した入門書です。複雑な診断用語の整理から、家庭・学校
での具体的な対応までを解説しています。
目次
第1章 高機能自閉症・アスペルガー症候群とは何か
1高機能自閉症・アスペルガー症候群とは
2自閉症スペクトラムの基本症状
3高機能自閉症の随伴症状
4自閉症の疫学
5高機能自閉症に並存することの多い障害
6高機能自閉症の医学心理学的治療
第2章 高機能自閉症の子どもの心理
1認知の特徴と高機能自閉症
2社会性とコミュニケーションの障害
第3章 高機能自閉症の子どもの家庭教育
・人に不快感を与えないことば遣いができるようにする
・礼儀作法を身につけさせる
・変わった興味関心をどこまで許すか
など
第4章 高機能自閉症の子どもへの保育・教育
1幼稚園、保育園、小学校での高機能自閉症の子どもの特徴
2幼稚園、保育園での高機能自閉症の子どもの指導
3小学校での高機能自閉症の子どもの指導
4幼稚園、保育園、小学校における高機能自閉症の子どもの発見と対応
http://www.chuohoki.co.jp/pub/detail.cgi?Select=1&Item=2185
中央法規出版
〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-36-1オダカビル5F
TEL03-3379-3784/FAX03-5351-7855
URL:http://www.chuohoki.co.jp/
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■ 精神発達障害指導教育協会主催2002年実践セミナー・実技講座 ■
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主催者からのご案内です。
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詳細は http://www.hattatsu.or.jp/annai/kenshu.htm を参照。
目 的 発達と指導、教育に関する情報・知識や、新たな考え方をご紹介します。
参加費 実践セミナー 各13,650円(会員12,600円)
実技講座 各8,400円(会員7,900円)
会 場 後楽園会館 東京都文京区後楽1−7−22
実践セミナー 2002年7月20日(土)〜8月1日(木)
A 講座 発達障害−基本から学ぶ
B ADHDへの理解と指導−トータル・アプローチを求めて
C 指導にいかす発達心理学−発達を学び、指導におりこむ
D 軽度発達障害への理解と対応−医学・心理学の視点から
E ことばをはぐくむ
F 発達診断を学ぶ−さまざまな心理発達検査
G 不器用な子どもたちへの療育・指導―「不器用さ」を理解する
H 青年・成人期への支援と指導−社会的自立への支援を中心に
I 自閉症への治療と指導−発達段階から理解する
J ことばとコミュニケーションの指導−さまざまな指導法を学ぶ
K 自閉症児・者への理解と対応―伝え方と伝えるべきことと
L 行動の問題とその対応―理解をもとにした指導法
実技講座 2002年9月15日(日)〜10月14日(月)
1 ADHDへのコントロール訓練−幼児期・学童期への対応法
2 音楽療法の実際−その評価と展開
3 ADHDへの理解と指導−「社会性」を伸ばす
4 ムーブメント教育の進め方−基本を学び、楽しい指導に
5 自閉症への認知発達治療−発達段階(ステージ)をとらえての指導
6 ことばの発達を促す指導法−<S−S法>によるスピーチセラピー
7 発達を促す「あそび」活動−もっと楽しく、もっとゆたかに
8 自閉症児へのコミュニケーション指導−応用行動分析の視点から
9 課題学習の進め方−ことばの指導を中心に
10 あそびではぐくむ子どもの発達−目標を持って関わる
お問い合わせ・お申し込み先
(社)発達協会
〒115−0045 東京都北区赤羽2−48−4−601
TEL 03−3903−3800
FAX 03−3903−3836
E-mail kenshu@hattatsu.or.jp
ホームページ http://www.hattatsu.or.jp/
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■ 文化庁著作権審議会 第1小委員会(第16回)議事要旨 1999/11/26 ■
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http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/12/chosaku/gijiroku/012/991102.htm
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平成11年11月26日(金)10:30〜13:00 霞山会館
・出席者
委 員:北川会長、齊藤主査、阿部、大山、佐野、土井、道垣内、土肥、中山、
野村、紋谷の各委員
事務局:山元審議官、吉田著作権課長、尾崎マルチメディア著作権室長、その他
の担当官
1 開会
事務局から「障害者の著作物利用に係る権利制限規定の見直しについて」と
「第1小委員会審議のまとめ(案)について(執行・罰則、保護期間)」説明が
あった後、意見交換が行われた。
2 議事(○:委員、△:事務局)
(1)障害者の著作物利用に係る権利制限規定の見直しについて
○図書館等に対する許諾に関する権利処理ルールが既に形成されているとしてい
るが、それに関する説明がされてない。
△視覚障害者の録音図書に関する権利処理は、文芸著作権保護同盟が一括して要
望を受けて行っている。字幕ビデオは聴力障害者情報文化センターが権利者と年
間の包括許諾契約を結び、提供している。ただ、いずれも許諾契約に基づくもの
であり、許諾が受けられなかったり、厳しい条件を付けられたりするため、障害
者の側から権利制限をして欲しいとの要望が来ている。また、公共図書館におい
て点字図書館と同様に録音テープを貸し出して欲しいという要望もある。
○現行の点字に関する権利制限規定の立法趣旨は、複製に手間がかかり、零細な
権利であるから権利が侵害されにくいというものであったと思う。そうであれば、
技術の発達に伴ってパソコン点訳が増加していることは、新たな権利制限の見直
しの理由とならないのではないか。
○点字に関する権利制限は、点字という性質から権利侵害につながるおそれがな
いから、ということが理由であった。当時に今と同じ技術があったらこのような
権利制限をしていたであろう。
○音声から文字に変換することは技術的にさほど困難ではないにもかかわらず、
リアルタイム字幕を送信する施設を限定する必要があるのか。
△将来的には自動的に字幕を作成することができ、施設を限定する必要がなくな
るかも知れないが、現在のところリアルタイム字幕の入力者はボランティアが主
であるので必要である。
○リアルタイム字幕に関しては、現在権利処理がなされているのか。
△ニュースや一部の権利管理団体の管理著作物については行われているようだ。
○送信施設を限定しないと、緊急時にどこにアクセスすればよいかも分からず、
情報も不正確である可能性が否定できないため、障害者がまどわされてしまうの
ではないか。
△施設限定をしないという選択肢もある。ただ、施設限定をすることには緊急時
等にどこにアクセスすればよいのかを予め障害者が知ることができるというメリ
ットがあるし、文字変換の信頼性も確保できる。
○施設は広い範囲において認めるつもりか。
△全ての視聴覚障害者情報提供施設等を指定していても、ネットワーク送信にお
いては、隔地からも瞬時に情報を伝えることが可能であるので、字幕作成につい
て一定の能力を有する団体等を限定的に指定すればよいのではないかと考えてい
る。
○地域的な災害においては、ネットのキャパシティー等を考慮するとその地域で
対応できる方がよいのではないか。
△将来的には地域性等を考慮して指定することができるようになるかもしれない。
○たとえばニュースについてのみリアルタイム字幕の付与を認める等、番組の内
容により区別はしないのか。
△2007年までに字幕放送・手話放送が普及すれば、録画物については補完的
な規定となるかもしれないが、番組内容による制限は難しいと考えている。
○送信された字幕の著作者は誰になると解するのか。
△原著作者がそのまま著作者となる。翻案に創作性があるときに限り、入力者が
翻案の二次的な著作者になるに過ぎない。
○録音図書中にグラフや地図の解説等があるが、それらはどう扱われるのか。
△現行法における音声解説の付加に準じて扱われると思われる。
○文字から音声への変換と、音声から文字への変換は同様に解するのか。
△現在のところ、点字データを音声化したものはまだ一般の人には理解しにくい
ため、実態としては通常の口述とは異なるかもしれないが、口述権と複製権等の
違いがある。
○パソコンは点訳のためのツールであり、そのツールの中で一時的に複製されて
いるものをわざわざ取り上げる必要があるのか。また点字データとは点字の複製
物であり、それが手段として送信されたとしても問題はないのではないか。
△保存された点字データが一時的でなく利用されているので複製権の制限は必要
であるし、点字の複製物であっても著作物が送信されていることにかわりはない
ため公衆送信権の問題は残る。
○デジタル化された著作物に誰でもがアクセスできるようになると、健常者の流
用の可能性があるが、アクセスできる者を制限する等、流用に対する配慮が必要
ではないのか。
△点字データを文字に戻すことは可能であるが、かなり原文との隔たりがあり、
現在のところ流用のおそれは少ないと思われる。
○将来も考慮に入れてリアルタイム字幕についてパスワード等を用いることは可
能であるのか。
△現在、実態としてはリアルタイム字幕のページにアクセスするためにはパスワ
ードが必要とされている。もし健常者にその字幕部分を入手されたとしても、映
像は別途入手せねばならず、流用される可能性は低いと思われるし、施設限定を
することによってさらに流用されにくくすることができる。
○学習障害者とはどのような者のことか。
△明確な定義はまだないが、特定の学習機能に障害を持つ者のことである。
検討の方向性につき、委員の了解を得た。
(2)第1小委員会審議のまとめ(案)について(執行・罰則、保護期間)
○第1小委員会専門部会の報告書の宛先はどこか。
△第1小委員会に対する報告という形を取り、第1小委員会の報告にも取り込ま
れるが、第1小委員会の報告書と同時に専門部会の報告として外部に公表する。
○保護期間を、それが長い国に合わせることの意義は分かるが、70年に延ばす
ことは著作権者の曾孫を保護することであり、創作者本人の創作に対するインセ
ンティブにつながるか疑問である。特許に近い性質を持つ著作物もある著作権の
保護期間の延長は特許法のせん奪にもなりかねず、経済に与える影響も考慮しな
ければならない。写真の著作物の保護期間を延長することにも極めて慎重でなけ
ればならない。一度パブリックドメインになったものを個人の所有にすることは
憲法問題になりうる。また、既に創作した著作物の保護期間を延長しても創作の
インセンティブにつながらないことも考えるべきだ。
○(専門部会の報告書について)侵害行為の手段が「平和的」と表現することは
侵害行為に関する表現として不適切であり、一般に公表するのであれば誤解を招
きかねないので改めるべきだ。
○団藤正光氏が横領と窃盗の例を用いて説明したように、手段が「平和的」であ
るということを表しているだけなので、問題ない。
○保護期間の戦時加算が大きな問題として残っているため、「現行の戦時加算規
定の下でのさらなる保護期間の延長は行うべきでない」と書き直すべきだ。
○写真の著作物に関しては、他の著作物と保護の上で均衡を欠いているので、保
護の復活という手段でなくとも、何らかの手当は施すべき。
○現段階において保護期間を延長することに対する意見としては積極・消極どち
らが強いのか。
△判断が困難であるが、消極論の方が強いのではないか。写真の保護復活に関し
てはさらに消極的な意見が強いようである。
○写真の保護を図るために何かをしなければならないと思う気持ちもわかるので、
保護の復活以外で手当ができればもちろん好ましいと考えるが、パブリックドメ
インになったものの保護を復活させることは本来的に法律上の問題にはなりえな
いし、平成8年の改正において外圧により隣接権の保護を復活させたときに、そ
れを前例とはしないとしている。それを上回るほどの事情があるのかという問題
だ。
○戦時加算規定は、現に戦時加算の対象となっている旧連合国民の著作権の保護
期間が全て経過すれば、意味のないものになるが、保護期間の延長問題は、それ
まで待っていてはくれないだろう。
○刑法施行法に規定されている、外国における日本国民の著作権法違反を処罰の
対象とする規定を見直すべきである。刑法の原則からも納得のいく説明はないし、
自然犯的なものであるとも思われない。
△時間的に今回のまとめに盛り込むことは困難であるので、引き続きの検討課題
としたい。
3 閉会
事務局から次回の日程の連絡があり、閉会となった。
(文化庁著作権課)
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■ 学校教育法施行令の一部を改正する制令が公布される 2002/04/24 ■
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4月24日付け官報で、学校教育法施行令の一部を改正する制令が公布されまし
た。9月1日施行とのことで、平成15年度入学者から適用されます。
下記サイトで閲覧できますが、本文はセキュリティがかけられたpdfファイルで、
ダウンロードは可能ですが、印刷不可となっています。
1週間程度で閲覧できなくなると思いますのでお早めに。
http://kanpou.pb-mof.go.jp/20020424/20020424h03348/20020424h03348t0007f.html
http://kanpou.pb-mof.go.jp/20020424/20020424h03348/20020424h03348t0008f.html
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□ 編集後記 ------------------------------------ 21:25 2002/04/28 □
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連休です。如何お過ごしでしょうか。
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★ LDニュースへ講演会等のイベント情報の掲載を希望される方へ・・・ ★
★ 詳細は下記サイトをご覧下さい。原稿は適宜編集する場合があります。 ★
★ http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/sample.html ★
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■ LDニュースの記載内容に関する質問には原則として回答はいたしません ■
■ LDニュースの記載内容を転載される場合には必ず下記までご連絡下さい ■
■ 編集に際し正確を期していますが最終保証責任は免責とさせて頂きます ■
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親の会「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999.03.12 から]
ホームページ URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998.07.31 から]
i-mode 版 URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/i/ [2000.05.10 から]
LD 関連の情報交換・意見交流・質問は下記の「LDフォーラム」をご利用下さい
LD-FRM URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/LD-FRM/ [2000.08.17 から]
★ 挿入されている広告内容や広告主と親の会「けやき」は一切無関係です ★
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LD NEWS は「まぐまぐ」 http://www.mag2.com/ を利用して発行しています
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