LD(学習障害)ニュース登録は こちら から。

前号 | 目次 | 次号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #349 2002/04/11 発行 登録読者(配信)数 3,553 ■ ■ LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 親の会「けやき」2002年度総会及び特別講演会のお知らせ 2002/04/20 ■ ■ 日英のAD/HDサポートを考える会/文京区立本駒込地域セ  2002/04/17 ■ ■ 広島県障害児教育基本構想策定委員会答申(抜粋)その他 2002/03/28 ■ ■ 大阪市学習障害(LD)等調査研究のための検討委員会 平12年6月12日 ■ ■ リンダ・リー「学習障害者に限る」http://www.nytimes.com/ 02/01/13 ■ □ 編集後記 ------------------------------------ 21:54 2002/04/10 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 親の会「けやき」2002年度総会及び特別講演会のお知らせ 2002/04/20 ■ ------------------------------------------------------------------------ ※ 総会は会員のみの参加となります。特別講演会は一般の方も参加できます。 日 時 : 2002年4月20日(土) 13:30〜16:30 会 場 : 国分寺ひかりプラザ JR中央線 国立駅 北口 下車 徒歩5分 特別講演 :「これからの特別支援教育の在り方とLD(仮題)」 15:30〜16:30   講 師 上野 一彦 先生 東京学芸大学副学長 日本LD学会会長 上野先生は文部科学省の「特別支援教育の在り方に関する調査研究協力者会議」 の委員でもあります。今後のLDに対する特別支援教育の方向性について、お話し いただく予定です。 特別講演は会員以外の方も参加できます。参加希望者は下記宛てに申し込んでく ださい。定員になり次第締め切ります。資料代1,000円を会場で納入ください。 氏名・住所・電話番号・所属等を明記のうえ件名を「講演会」としてお申し込み ください。 申込先: keyaki@box.club.ne.jp または FAX : 020-4666-8809 →A4一枚以内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 日英のAD/HDサポートを考える会/文京区立本駒込地域セ  2002/04/17 ■ ------------------------------------------------------------------------ 主催者からの案内です。 −−−−−−−−−− イギリスのボランタリー組織「コンタクト・ア・ファミリー」で、AD/HDを持つ 子どものサポート活動 ADHD全国協会(ADHD National Alliance)のコーディネ ーターをされているジム・ヘッジランドさんが、観光のため日本に数日間滞在さ れることになりました。(コンタクト・ア・ファミリーは障害児の親のサポート をするボランタリー組織で、親の会やサポートグループ設立の支援にも積極的に 取り組んでいる組織です。) そこで、ジムさんを囲んで日本とイギリスのAD/HDを持つ子ども・大人のサポー トについて情報交換をしたいと思い、この会を企画しました。ジムさんはイギリ スだけでなく、ヨーロッパの国々のAD/HDサポートグループのネットワークの事 務局もされています。 AD/HDのサポートをどのように進めていくか、また今後の日本とイギリス・ヨー ロッパとの連携を以下に進めていくか、一緒に考えてみませんか? −−−−−−−−−−−− テーマ ヨーロッパのAD/HDサポートとネットワークの現状 講 師 ジム・ヘッジランド氏     (コンタクト・ア・ファミリーADHD全国協会コーディネーター) 日 時 2002年4月17日(水) 午後7時〜午後9時 会 場 文京区立本駒込地域センター(旧本駒込出張所)     東京都文京区本駒込3-22-4 交 通 地下鉄南北線「本駒込」駅下車、本郷通を北に徒歩5分右側     またはJR「駒込」駅下車、本郷通を南に徒歩10分左側 定 員 30名(定員になり次第締め切り。消防法関係で定員以の入場不可) 主 催 日英のAD/HDサポートを考える会 宇都宮大学教育学部 参加費 500円(資料・会場代) 問い合わせ・申込み 参加希望者の氏名・住所・連絡先を明記して下記へ。  高橋万由美  E-mail:riku@mba.nifty.com  (宇都宮大学教育学部)  英文資料に簡単な日本語の解説がついたものを用意。簡単な通訳がつきますが,  急な企画のため,十分な準備ができない点をご了承ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 広島県障害児教育基本構想策定委員会答申(抜粋)その他 2002/03/28 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.pref.hiroshima.jp/kyouiku/hotline/07challenge/kihonsingikai/tousin/tousin_honbun.htm −−−−−−−−−−−−−− はじめに 本県の障害児教育は,昭和54年の養護学校教育の義務制実施を節目として,整 備・充実が図られてきたが,20余年が経過した現在,障害のある幼児児童生徒 の能力や可能性が十分に発揮されていない状況もあり,一人一人の教育的ニーズ に応じた取組みが十分であるとはいえない。 一方,国においては,平成5年12月に制定された障害者基本法に基づき,教育, 福祉,労働などの各分野にわたってノーマライゼーションの理念を実現するため の取組みが進められている。また,近年,障害児教育においては,幼児児童生徒 の障害の重度・重複化や多様化への対応,早期からの適切な教育的対応,職業的 自立の推進,学習障害(LD)児等への指導の充実が課題としてあげられている。 このような課題を解決するために求められるものは,障害のある幼児児童生徒一 人一人の教育的ニーズに応じて能力や可能性を最大限に伸ばすための教育を行う こと,さらに障害のある幼児児童生徒が自己のもつ能力や可能性を最大限に伸ば すための教育システムと教育内容を創造することである。 このような状況を踏まえ,課題解決のためのより具体的な方向性を明らかにする 必要性から,平成13年5月に広島県障害児教育基本構想策定委員会が設置され, 平成13年6月の第1回策定委員会において,広島県における障害児教育の基本 構想策定について諮問された。 6回の策定委員会及びその委任を受け,8回開催された専門委員会において, (1)障害の種類,程度に応じた適正な就学指導について,(2)総合型の養護 学校及び高等養護学校の設置並びに盲学校,ろう学校及び養護学校の適正配置に ついて,(3)特殊教育教諭免許状取得の推進,研修の充実など,教員の専門性 の向上について,(4)その他障害児教育の推進に関することについて協議を進 め,その結果を平成14年2月8日に「中間報告」として提出した。 策定委員会では,「中間報告」で提言した今後の本県における障害児教育の方向 性について広く県民等から意見を求め,それらを踏まえて「答申」に向けて協議 を深めることとした。具体的には,パブリックコメントを実施し意見を募集した り,策定委員会に設置されたアドバイザーからの指導を受けた。本委員会は,こ れらを参考とし,1回の委員会と3回の専門委員会による協議を経て,ここに答 申をとりまとめた。 −−−中略−−− 2 今後の障害児教育の基本的方向性 (4)その他障害児教育の推進に関することについて 盲・ろう・養護学校が,地域における障害児教育に関する相談のセンターとして の役割を果たすために,次の事項に取組むこと。 ○ 各盲・ろう・養護学校に専任の教育相談主任を置き,教育相談活動の充実に   努めること。 ○ 相談に関係する福祉,医療等の機関を含めた,研修・研究組織を整備するこ   と。 小・中学校の「障害児学級」「通級による指導」「通常の学級に在籍する学習障 害(LD)児等への指導」の充実を図るために,次の事項に取組むこと。 ○ 障害児学級担任,通級による指導担当の教員には,特殊教育教諭免許状の保   有者を充てたり,保有していない教員には特殊教育教諭免許状の取得を促す   こと。 ○ 障害児学級担任,通級による指導担当の教員を一定年数継続することや,専   門性に基づく指導が受け継がれる体制をつくること。 ○ 近隣の学校の障害児学級,通級による指導の関係者で構成された組織による   研修・研究を推進すること。 ○ 教育センター等において,学習障害(LD)児等への指導内容・方法につい   ての研究を進め,学校に対する支援体制を整備すること。  交流教育を推進するため,次の事項に取組むこと。 ○ 交流教育については,意義を踏まえ組織的に計画的・継続的な実施に努める   こと。         【資料16】〜【資料17】  開かれた学校づくりを推進するために,次の事項に取組むこと。 ○ 専門性に基づく特色ある教育活動の情報提供に努めること。 ○ 学校の自己評価と外部評価を実施し,その評価結果に基づいて改善策を立て,   学校の組織と教育活動の活性化を図ること。 ア 盲・ろう・養護学校のセンター的機能 盲・ろう・養護学校が,地域における障害児教育に関する相談のセンターとして の役割を果たすためには,各学校に専任の教育相談主任を置き,関係者による研 修・研究体制を組織することにより,資質の向上及び学校間,関係機関との効果 的な連携に努めることが望まれる。 イ 「障害児学級」「通級による指導」「学習障害(LD)児等への指導」の充実 障害児学級は,通常の学級では適切な教育を受けることが困難な児童生徒のため に,学校教育法第75条の規定により編制された学級であり,同法施行規則によ り,特別の教育課程によることができることとされている。 通級による指導とは,通常の学級に籍を置いて学びながら,障害の種類,程度に 応じた内容を,別に設置された教室で学ぶ形態で,本県においては,「言語障害」 「難聴」「弱視」「情緒障害」の教室が小学校に設置されている。 障害児学級や通級による指導を充実し,効果的な指導を行うためには,教員間の 連携等,学校全体で取組む体制が必要である。 学習障害(LD)については,「基本的には全般的な知的発達に遅れはないが, 聞く,話す,読む,書く,計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と 使用に著しい困難を示す様々な状態を指す。」と定義されている。現在,本県で は文部科学省の委嘱を受け,「学習障害(LD)児の指導体制充実事業」を推進 している。また,教育センターにおいても,2年間にわたり実態把握の在り方や, 学校支援システムについて研究を進めている。今後とも,学習障害(LD)児の 実態把握に基づき指導内容・方法の研究を進め,学校支援や理解啓発に取組む必 要がある。 ウ 交流教育の推進 交流教育は,同じ社会に生きる人間として,お互いを正しく理解し,共に助け合 い、支え合って生きていくことの大切さを学ぶ場である。 障害のある幼児児童生徒が,経験を広めて積極的な態度を養い,社会性や豊かな 人間性をはぐくむために,新たに小・中・高等学校の学習指導要領に明記された 意義を踏まえ,交流教育の効果的な推進が求められる。                     【資料16】〜【資料17】 エ 開かれた学校づくり 盲・ろう・養護学校等が,障害のある幼児児童生徒及び保護者のニーズに応え, 地域から信頼されるためには,専門性に基づく特色ある教育活動の情報を発信し ていくことが必要である。 また,学校の自己評価と外部評価をとおして,学校の教育課題を明らかにし,そ の結果を教育活動に生かしていく必要がある。 このような体制を確立することは,学校をより開かれたものとし,学校の果たす 責任を明確にすることとなる。 −−−後略−−− 資料編 http://www.pref.hiroshima.jp/kyouiku/hotline/07challenge/kihonsingikai/tousin/tousin_siryou.pdf 広島県障害児教育基本構想策定委員会中間報告パブリックコメント集約 http://www.pref.hiroshima.jp/kyouiku/hotline/07challenge/kihonsingikai/tousin/pabukome_kekka.pdf ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 大阪市学習障害(LD)等調査研究のための検討委員会 平12年6月12日 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.city.osaka.jp/kyouiku/conference02_20.html −−−−−−−−−−−−−−−−− 設置年月日   平成12年6月12日 根拠法令・要綱 「学習障害等調査研究のための検討委員会(要綱)」 委員の任期   平成12年6月12日〜平成14年度末 委員の構成 学識経験のあるもの及び本市職員の中から、教育委員会が委嘱し、       又は任命する。 担任事務   学習障害等調査研究事業の一環である、学習障害について種々の検       討に関する事務 公開・非公開 公開   担当課 養護教育課 電話:06-6208-9186 FAX:06-6202-7055 −−−−−−− 大阪市学習障害(LD)等調査研究のための検討委員会名簿 平成13年6月 竹田 契一 大阪教育大学教授 障害児教育(言語障害)       日本LD学会副会長 富和 清隆 大阪市立総合医療センター小児神経内科部長 小児神経内科 服部 照子 滋賀女子短期大学教授 発達心理学、日本心理学会認定心理士 藤田 継道 兵庫教育大学教授 障害児心理学、行動分析学 堀  智晴 大阪市立大学助教授 障害児保育、障害児教育、       大阪市養護教育審議会委員 −−−−−−− 第5回大阪市学習障害(LD)等調査研究のための検討委員会 要旨 開催日 平成13年7月25日(水) 午後2時〜4時 場 所 大阪市教育センター 内 容 昨年度まとめた研究協力校での教員へのアンケートを踏まえ、事務     局(指導部各課指導主事)も含めて意見交換を行った。また、研究     協力校の様子を視察することが提案された。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ リンダ・リー「学習障害者に限る」http://www.nytimes.com/ 02/01/13 ■ ------------------------------------------------------------------------  『ニューヨークタイムス』2002年1月13日(訳:宮里艶子)  http://ehrlich.shinshu-u.ac.jp/tateiwa/0y/ld.htm#20020113 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------------ 21:54 2002/04/10 □ ------------------------------------------------------------------------  寒さが戻ってきました。と言っても平年並みなのか。。。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ LDニュースへ講演会等のイベント情報の掲載を希望される方へ・・・ ★ ★ 詳細は下記サイトをご覧下さい。原稿は適宜編集する場合があります。 ★ ★ http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/sample.html         ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容に関する質問には原則として回答はいたしません ■ ■ LDニュースの記載内容を転載される場合には必ず下記までご連絡下さい ■ ■ 編集に際し正確を期していますが最終保証責任は免責とさせて頂きます ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 親の会「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999.03.12 から] ホームページ URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998.07.31 から] i-mode 版 URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/i/ [2000.05.10 から] LD 関連の情報交換・意見交流・質問は下記の「LDフォーラム」をご利用下さい LD-FRM URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/LD-FRM/ [2000.08.17 から] ★ 挿入されている広告内容や広告主と親の会「けやき」は一切無関係です ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  LD NEWS は「まぐまぐ」 http://www.mag2.com/ を利用して発行しています

「けやき」ホームページ | 目次

inserted by FC2 system