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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #340 2002/02/27 発行 登録読者(配信)数 3,492 ■ ■ LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 「LDってなんだろう?−学習障害理解の手引−」予約販売のお知らせ ■ ■ 学校保健法施行規則一部改正省令案に関するパブリック・コメント募集 ■ ■ 第5回 香川県学校精神保健研究会 ADHDのすべて 2002/03/09-10 ■ ■ 「わい・Y 春の勉強会」仙台YMCAコミュニティスクール 3/25-29 ■ ■ ADHDの適応支援教育に関する研究会 島根県平田市  2002/02/23 ■ ■ IQ測定以外も容認 就学時の幼児の知能検査 文部科学省 2002/02/21 ■ ■ 長野県障害者プラン第1篇 計画の基本的方向 質問及びご意見募集中 ■ ■ 山口県議会 平成13年11月定例議会 議事録(抜粋) 2002/12/05 ■ ■ LD先進市、堺 LD児に関する説明パンフレット「全保護者」へ配布 ■ □ 編集後記 ------------------------------------ 18:15 2002/02/27 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 「LDってなんだろう?−学習障害理解の手引−」予約販売のお知らせ ■ ------------------------------------------------------------------------ 「全国LD親の会」からのお知らせ。。。。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  「LDってなんだろう?−学習障害理解の手引−」   A5版、40ページ、2002年3月 第2版発行  2001年3月に発行しました小冊子「LDってなんだろう? 」を増刷し、期間限 定で実費販売を行うことにしました。 1.販売方法: 50冊単位とします。(1先=200冊まで、今回販売数=2,000冊) 2.販売期間:2002年2月20日-2002年3月20日 3.販売価格:一冊100円+送料実費           50冊= 6,000円 100冊=11,000円 150冊=16,500円 200冊=21,500円 4.申し込み方法   下記の郵便振替口座に必要事項を記入の上、お振込みください。  郵便振替口座:00120-3-52748 全国LD親の会 記入事項  :(1)購入冊数 (2)住所 (3)氏名 (4)電話番号 (5)所属 5.その他 (1)在庫がなくなり次第締め切らせていただきます。 (2)発送は3月末から4月初旬に行います。   (3)一冊単位の販売は、4月以降各地の親の会経由で行う予定にしております。    取り扱わない会もありますので、各地の親の会に直接お問い合わせください。     各地の親の会での販売価格は、1冊=100円です。 6. 目次:   第1章 LDってなんだろう -- 上野 一彦 先生  第2章 家庭での取り組み -- 西岡 有香 先生  第3章 学校での対応   -- 緒方 明子 先生   第4章 LD親の会とは?       全国各地の親の会と連絡先       各地の診断・相談・療育機関       各地の特殊教育センター       参考図書       LD関係の主なウェブサイト ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 学校保健法施行規則一部改正省令案に関するパブリック・コメント募集 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mext.go.jp/b_menu/public/2002/020203.htm −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 学校保健法施行規則の一部を改正する省令案に関するパブリックコメント(意見 提出手続)を以下のように実施します。  文部科学省では、学校保健法施行規則(昭和33年文部省令第18号)の一部 改正を行う予定です。 改正内容は以下のとおりですが、本件につきまして御意見がございましたら、 下記の要領にて御提出下さい。なお、御意見に対して個別に回答は致しかねます ので、その旨御了承願います。                 記 1 提出方法 郵便・FAX・電子メール (電話による御意見の受付は致しかねますので、あらかじめ御了承下さい。) 2 提出期限 平成14年3月4日(月) 3 宛先 〒100−8959 東京都千代田区霞が関3−2−2 文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課企画・健康教育係 宛 FAX番号 03−3592−2960 メールアドレス: gakkoken@mext.go.jp 【御意見提出様式】 文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課企画・健康教育係 宛 学校保健法施行規則の一部改正案に対する意見 1.氏名 2.会社名/部署名若しくは学校名又は職業 3.住所 4.電話番号 5.意見 注) 電子媒体にて御意見がある場合には、テキストファイルにてお願い      します。 ※なお、御提出いただいた御意見(記載内容)は、御住所、電話番号を除き    全て公表される可能性があることを御承知置きください。 【改正内容】 近年の知能検査に関する手法の多様化や、色覚に関する知見の集積等を踏ま  え、学校保健法施行規則(昭和33年文部省令第18号)の一部改正を行う。 1.就学時の健康診断関連 (旧)知能については標準化された知能検査法によって知的障害の発見に      つとめることとする。 ↓ (新)知能については適切な検査によって知的障害の発見につとめること      とする。 2.児童、生徒等の健康診断関連 健康診断の必須項目のうち、色覚検査を削除する。 注) 1については、平成15年度就学予定者に係る健康診断から適用し、     2については、平成15年度の健康診断から適用する予定です。 (スポーツ・青少年局学校健康教育課) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 第5回 香川県学校精神保健研究会 ADHDのすべて 2002/03/09-10 ■ ------------------------------------------------------------------------ 下記サイトより許諾を得て転載。 http://www.kms.ac.jp/~psycho/infomation.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−  子どもが自発的に大人に相談し、行動の問題で医療機関を受診することはない。 両親や教師など周囲の要請で来院する。社会(学校)や地域や家庭で何らかの困 った事態が生じており、周囲の大人によるこれまでの対処では解決ができなかっ たためである。受診の時点で、子どもに対する周囲の認識は大幅に歪んでいるこ とが多い。そして、恐るべき二次障害が静かに進行している。ADHDこそこの ような病態の代表的なものなのである。子どものための子ども中心の医療が開始 されなければならない。しかし、開始に至るまでの教師や家族のADHDに対す る知識や経験が大いに予後を左右する。ADHDには薬物が有効である可能性が あり、早期発見が期待される。  今回私どもはADHDの要点を二日間で掌握できるワークショップを提供する 機会を得た。保育園・幼稚園・小学校での早期発見はいわゆる十七歳問題の予防 にも繋がる重大な問題である。中学校・高校での症状は二次障害が前面に出て、 非行・怠学・対人関係の齟齬・いじめの問題・自殺の背景となることがある。そ れぞれの発達段階において教育と教育場面での早期発見と冷静な観察を遂行すべ く、この機会に正しい知識を身につけていただこう。有力な武器であるリタリン はどのような場合に用いるかを知ることは医療関係者にのみ必要なことではない。 今こそ教育と医療の接点を模索しようではないか。 日 時 2002年3月9日(土)〜10日(日) 会 場 高松市医師会館     〒760-0018 高松市天神前4番14号 TEL:087 831 2208 主 催 香川医科大学医学心理学教室     〒761-0793 木田郡三木町池戸1750-1 問合せ FAX: 087−891−2246   E-mail: Psycho@kms.ac.jp  3月9日(土)   16:15 開場   16:30−19:30  長尾圭造(浅香山病院)            講義「ADHDに関する基礎知識」  3月10日(日)   09:15 開場   09:30−12:00  原 仁(国立特殊教育総合研究所部長)            講演「ADHDとリタリン」   13:30−16:00  長尾圭造ほか;ADHD・事例検討 参加費 土曜日のみ参加:3,000円     日曜日のみ参加:6,000円  全日参加:8,000円 予 約 <郵便振込> 口座番号:01680−8−56591            加入者名:医学心理学教室  原 仁(はらひとし):1949生まれ。千葉大学医学部卒。医学博士。東京女子   医科大学小児科、国立精神・神経センター精神保健研究所精神薄弱部治療研   究室勤務を経て、現在、国立特殊教育総合研究所病弱教育研究部部長。  著書:「発達障害背景辞典」(学研)     「入門・教師のためのやさしい精神神経医学」(学研)     「リタリンを超えて−その効用と限界」(文教資料協会) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 「わい・Y 春の勉強会」仙台YMCAコミュニティスクール 3/25-29 ■ ------------------------------------------------------------------------ 主催者からの案内です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 期 間:2002年3月25日(月)〜29日(金)9:30〜12:00 内 容: 9:30〜朝の会     9:45〜学習     10:50〜学習     11:50〜帰りの会      基礎コース --- 一人で勉強を進めることが苦手な小学生から高校生          学期末総合復習と次年度の予習  受験コース --- 高等養護学校・定時制、私立(東北高校ジェネラルコース等)          高校受験希望者  体験学習(基礎・受験コース合同です)   --- 3月26日 10:50〜11:50           「ごみの正しい出し方とリサイクル」       28日 10:50〜11:50           「プラスチック粘土を使った創作活動」 費 用:12,000円(税別)     テキスト代・特別活動費込み 定 員:各コース 10名     定員になり次第、締切 申 込:お名前・ご連絡先・ご希望の日時を添えて、電話・FAX・メール等で。 「勉強応援隊」−−−−−−− 期 間:3月25日(月)〜29日(金) 13:00〜17:00 内 容:1時間は学習を行います。教科は自分で決めることができます。     その他の時間は、自由時間です。パソコンや卓球、トランプ、ゲームな     ど、元気なリーダーと一緒に遊びましょう。 対 象:一人で勉強をがんばっている小学生から中学生 費 用:一日 1,500円(税別) 申 込:お名前・ご連絡先・ご希望の日時を添えて、電話・FAX・メール等で。 申込・問い合わせ:仙台YMCAコミュニティスクール 担当 佐藤優子 〒980−0822 仙台市青葉区立町9−7 国際ホテル専門学校内 TEL 022(222)7645  FAX 022(222)4651 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ADHDの適応支援教育に関する研究会 島根県平田市 2002/02/23  ■ ------------------------------------------------------------------------ 島根日々新聞 http://www.shimanenichinichi.co.jp/db/show.phtml?ki=200202230202 −−−−−−−−−−−−−−−− ADHD(注意欠陥多動性障害)を含む子どもたちの理解と支援を広げようと、 適応支援教育に関する教職員研究会が平田市平田町の市立文化館でこのほど開か れた。 平田市内の教職員ら約九十人が出席。平田市適応支援教育研究会(座長・柳楽桂 子佐香小学校校長)の活動状況などが報告された後、ADHDなどの診療にあた っているさつきクリニック(平田)の佐藤比登美さんが講演した。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ IQ測定以外も容認 就学時の幼児の知能検査 文部科学省 2002/02/21 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.sanyo.oni.co.jp/kyodo/CORENEWS/20020221/20020221KIIATA62610.html −−−−−−−−−−−−− 注意欠陥多動性障害(ADHD)の兆候を見つけ出すことや、障害や疾病の早期 発見、早期治療のためにも検査方法の見直しを求める声が学校医や現場の教職員 からあったという。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 長野県障害者プラン第1篇 計画の基本的方向 質問及びご意見募集中 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.pref.nagano.jp/syakai/fukusi/plan/dai1hen2.htm −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 第1篇 計 画 の 基 本 的 方 向 第1章 障害者を取り巻く環境の変化 1 障害の重度化、重複化及び障害者の増加、高齢化の傾向   障害の重度化、重複化や障害者の増加、高齢化が進行する中、この状況に対  応できる各種援護施策や介護など、障害者が安心して生活できる施策が求めら  れています。 2 社会全体の意識の変化   障害者の自立と社会経済活動への主体的な参加意識が強まる一方で、社会全  体にあっても障害者が地域の中で生活することは自然なことというノーマライ  ゼーションの考え方が徐々に浸透しつつあり、さらには障害者に社会の構成員  としての役割をより一層担うことが求められてきています。 3 措置制度から利用制度への移行   平成15年度から障害のある人に対する福祉サービスの提供は、行政機関に  よる措置制度から利用者がサービスを選択し契約する利用制度になります。   こうした制度の変更に対応し、福祉サービスの利用者と提供者との対等な関  係を確保するため、利用者の多様な選択肢の確保、情報提供、さらに権利擁護  やサービス評価の体制などの施策の充実が求められています。 4 在宅福祉サービスへの期待の高まり   ノーマライゼーションの理念の浸透により、地域において生活をしたいとい  う障害者が増え、それに対応できる在宅福祉サービスの充実が求められていま  す。   またこれにともない、障害のある人が地域生活を送るうえで、住まいや働く  場の確保、情報提供や相談を行う総合相談窓口の充実が求められています。 5 障害の多様化に対応する専門性や人材の確保の要請   障害の多様化や高機能自閉症、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、高次脳  機能障害といった新たな障害に対する専門性が求められています。   また、知的障害者や精神障害者のホームヘルパーなど、障害特性に対応でき  る人材の確保も求められています。 6 IT(情報通信技術)の発展によるコミュニケーション手段の多様化   ITの発展により障害者が家などに居ながらにして世界とつながり、他者と  コミュニケーションをとったり、情報収集や発信をすることが可能となってお  り、これらを通じて就業等社会参加の機会を拡大することが求められています。 第2章 計画の基本的な考え方 1 基本理念   障害者が自らの能力を最大限に発揮し、その人らしく自立した生活を送ると  ともに、障害のある人もない人も誰もが社会の一員としてあらゆる活動に参画  できるよう、「リハビリテーション」と「ノーマライゼーション」の理念のも  とに、共に支え合う地域社会の中で、県民一人ひとりが、「自らの生き方を自  分らしく実現できる社会」を創ることを基本理念とします。  (キャッチフレーズ)  「夢 チャレンジ」 2 基本的視点 (1)主体性・選択性の尊重    障害者が一人の生活者として尊重され、自分らしい生活を自らの意思で選    択・決定し、築いていきたいという考え方を具現化していけるよう施策を    推進し、障害者の生活の質(QOL)の向上を図ります。 (2)共に支え合う地域づくりの推進    障害者が安心して生活していけるよう、身近な地域における保健福祉等の    サービス基盤の充実と障害者に配慮したまちづくりなどの地域環境の整備    を図るとともに、ボランティア活動の振興や心のバリアフリーを推進する    など、共に支え合う地域づくりをめざします。 (3)地域生活への移行の促進    障害者が地域で自立した生活を送れるよう、地域生活への移行を促進する    ための施策の推進を図ります。 (4)総合的施策による支援    障害の重度化、重複化等が進む中では、障害者のケアも多分野にわたる専    門性が必要であり、保健、医療、福祉、教育、労働等の各分野の連携を図    り、障害者に対するきめ細かい一貫したサービスが提供できるように、総    合的な施策の推進に取り組みます。 第3章 推進体制 ○ 障害者施策は、保健、医療、福祉、教育、労働、生活環境等多くの分野にま   たがっており、障害の内容やライフステージに応じたきめ細かで一貫したサ   ービスが提供できるよう関係部局が連携し、総合的に取り組みます。 ○ 障害者や障害福祉関係者などを委員として構成する「県障害者施策推進協議   会」に、計画の進捗状況等を報告し、その意見を踏まえ、計画の効果的な推   進を図ります。 ○ 障害保健福祉圏域における障害者施策の推進についての協議、連絡調整を図   るため、県、市町村、障害者及び障害者関係者からなる障害保健福祉圏域調   整会議を定期的に開催します。 ○ 福祉サービスを主体的、計画的に提供できるよう、市町村と連携を図り、施   策の効果的な推進を図ります。 第4章 県民に期待するもの  障害者福祉の推進に当たっては、公的サービスの充実とともに、個人、家族、 地域社会がみんなで支えあう「県民総参加による地域福祉社会づくり」が求めら れています。  このため、県民一人ひとりがお互いに、福祉の受け手であり、担い手でもある という認識のもとに、それぞれの立場で、自主的、積極的な活動を行うことを期 待します。 <お問い合わせ先> このページに関するご質問及びご意見は、障害福祉課までメールもしくは下記に ご連絡ください。 Tel 026-235-7104 / Fax 026-234-2369 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 山口県議会 平成13年11月定例議会 議事録(抜粋) 2002/12/05 ■ ------------------------------------------------------------------------ 平成13年11月山口県議会定例会会議録 平成十三年十二月五日(水曜日) http://www.pref.yamaguchi.jp/gyosei/kengikai/gijiroku/h13_11_teirei/honbun/12-5/17.htm http://www.pref.yamaguchi.jp/gyosei/kengikai/gijiroku/h13_11_teirei/honbun/12-5/20.htm −−−−−−−−−−−−− 〔友田有君〕 続いて、教育委員会の質問に入ります。  近年、自閉症及びその周辺疾患、注意欠陥多動性障害や学習障害など、特別に 教育的な支援が必要な子供たちが増加傾向にあります。対象児童は、全児童の二 ・二%から三・三%と推定され、下関市内で一学年在籍児を二千六百人とすると、 推定対象児童は七十五人、六学年全体では四百五十人と推定されます。  また、通常、学級在籍児の中にも、知的障害が軽度、あるいは知的障害を有し ない高機能自閉症やアスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害、学習障害など、 認知、コミュニケーションや対人関係に問題を有し、特別な教育的支援を必要と する子供たちも多く在籍しているのであります。  しかし、多くは、担任の指導やティームティーチングなどの教育的支援で対応 されているか、情緒障害特殊学級で対応されているかであり、その中には、通級 指導を必要としている子供たちも少なからずおります。  既に、他の県や文部科学省では、情緒障害児の通級指導教室の必要性を認め、 近くでは、福岡県では平成五年から設置され、現在七校、広島県では平成七年か ら三校の情緒障害通級指導教室が設置され、効果を上げております。  山口県では、いまだに導入されておりませんが、どのようなお考えなのか、教 育長の御所見をお聞かせいただきたいと思います。 教育長(牛見正彦君)  次に、特別な支援を必要とする子供たちの教育について、数点のお尋ねにお答 えを申し上げます。  まず、情緒障害通級指導教室の設置についてでありますが、お示しのように、 情緒障害の通級指導教室は、県内ではこれまで設置をされておりませんが、これ は一定の児童、生徒数及び指導時間数が確保される場合には、国の教員配置制度 の対象となりますので、市町村教委と十分連携を図りながら対応をしてまいりた いと考えております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD先進市、堺 LD児に関する説明パンフレット「全保護者」へ配布 ■ ------------------------------------------------------------------------ 堺市議会議員 森山ひろゆきメールマガジン 第67号 から転載。 −−−−−−−−− 森山ひろゆきHP(日々更新!「日経ゼロワン」でも紹介) http://www.kprint.sakai.osaka.jp/hiromomo ご意見・ご質問・ご感想はこちら:moriyamahiroyuki@hotmail.com −−−−−−−−−− ● LD先進市、堺 ●  今回、堺市では全国で初めてLD(学習障害)児に関する説明パンフレットを 「全保護者」へ配布するという快挙。森山がこの問題にとりくんで2年半、保護 者のみなさんの前向きな努力と教育委員会の担当者の連係プレーによるもの。 「見た目」わかりにくいが「手助け」が必要なLD・ADHDなどの軽度障害は 周囲の理解があれば「良いところ」をのばすこともできるし、無理解にさらされ ればスグに「いじめ」の対象となる。 本当に腹立たしい事件が積み重なる中、ひとつひとつに報復したりけじめをつけ ることをおいてまでも「枠組み作り」のために奮闘してきたこどもたちや保護者 のみなさんの努力の結晶としての「未来への贈り物」大切にしたい。 「だれもが可能性をひらき、輝く教育」きれいごとはだれでもいえるが、本当に これを実現するには、本当の意味での相互理解が必要。お互いが情報を共有して 相手の立場を理解する。 人と人との関係の基本だが、福祉や教育だけでなく、国際理解など、あらゆる場 面でいえること。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------------ 18:15 2002/02/27 □ ------------------------------------------------------------------------ 今年のインフルエンザは悪質ですね。。。長引きます。。。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ LDニュースへ講演会等のイベント情報掲載を希望される方へ・・・ ★ 詳しくは下記サイトをご覧下さい。原稿は編集する場合もあります。 ★ http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/sample.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ LD親の会「けやき」の正会員・通信会員・賛助会員になってください! ▼ ▲ 入会方法等はこちら → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/join.html ▲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容に関する質問にはお答え出来ない場合があります ■ ■ LDニュースの記載内容を転載される場合には必ず下記までご連絡下さい ■ 親の会「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999.03.12 更新] ホームページ URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998.07.31 更新] i-mode 版 URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/i/ [2000.05.10 更新] LD 関連の情報交換・意見交流・質問は下記の「LDフォーラム」をご利用下さい LD-FRM URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/LD-FRM/ [2000.08.17 更新] 編集に際し正確を期していますが、最終保証責任は免責とさせていただきます ■ 挿入されている広告内容や広告主と親の会「けやき」は一切無関係です ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  LD NEWS は「まぐまぐ」 http://www.mag2.com/ を利用して発行しています

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