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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #339 2002/02/20 発行 登録読者(配信)数 3,483 ■ ■ LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 「LDってなんだろう?−学習障害理解の手引−」予約販売のお知らせ ■ ■ 障害種別の枠を超えた盲・聾・養護学校に関する作業部会(第1回)議事 ■ ■ ADHD指導者養成講座 入間市えじそんくらぶ本部  2002/03/30-31 ■ ■ 世界の『障害のある子どもたちの教育』は今/横須賀市  2002/03/02 ■ ■ 【予告】日本発達障害学会 第37回大会/東京代々木  2002/07/06-08 ■ ■ ADHD、1校1人超す・厚労省研究班、初の全国調査  2002/02/19 ■ □ 編集後記 ------------------------------------ 19:52 2002/02/20 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 「LDってなんだろう?−学習障害理解の手引−」予約販売のお知らせ ■ ------------------------------------------------------------------------ 「全国LD親の会」からのお知らせ。。。。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  「LDってなんだろう?−学習障害理解の手引−」   A5版、40ページ、2002年3月 第2版発行  2001年3月に発行しました小冊子「LDってなんだろう? 」を増刷し、期間限 定で実費販売を行うことにしました。 1.販売方法: 50冊単位とします。(1先=200冊まで、今回販売数=2,000冊) 2.販売期間:2002年2月20日-2002年3月20日 3.販売価格:一冊100円+送料実費           50冊= 6,000円 100冊=11,000円 150冊=16,500円 200冊=21,500円 4.申し込み方法   下記の郵便振替口座に必要事項を記入の上、お振込みください。  郵便振替口座:00120-3-52748 全国LD親の会 記入事項  :(1)購入冊数 (2)住所 (3)氏名 (4)電話番号 (5)所属 5.その他 (1)在庫がなくなり次第締め切らせていただきます。 (2)発送は3月末から4月初旬に行います。   (3)一冊単位の販売は、4月以降各地の親の会経由で行う予定にしております。    取り扱わない会もありますので、各地の親の会に直接お問い合わせください。     各地の親の会での販売価格は、1冊=100円です。 6. 目次:   第1章 LDってなんだろう -- 上野 一彦 先生  第2章 家庭での取り組み -- 西岡 有香 先生  第3章 学校での対応   -- 緒方 明子 先生   第4章 LD親の会とは?       全国各地の親の会と連絡先       各地の診断・相談・療育機関       各地の特殊教育センター       参考図書       LD関係の主なウェブサイト ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 障害種別の枠を超えた盲・聾・養護学校に関する作業部会(第1回)議事 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/018/gijiroku/003/020201.htm −−−−−−−−−−−−− 特別支援教育の在り方に関する調査研究協力者会議 障害種別の枠を超えた盲・聾・養護学校に関する作業部会(第1回)議事要旨 1. 日時 平成13年12月19日(水)10:00〜13:00       2. 場所 文部科学省仮設会議室 B22       3. 出席者     (協力者) 河端委員、斎藤委員、竹中委員、西條委員、宮崎委員、望月委員、        森原委員の各氏   (文部科学省) 池原特別支援教育課長、鈴木視学官、古川調査官ほか関係官 4. 議事内容  (1)池原特別支援教育課長から挨拶があった。  (2)事務局より配付資料の説明があった。  (3)出席者紹介の後、細村部会長と三浦副部会長から挨拶があった。  (4)事務局より「特別支援教育の現状と課題」の資料に沿って、障害種別を     超えた盲・聾・養護学校に関する作業部会を設置した経緯について説明     の後、委員から意見等があった。主な意見等は以下のとおり。 ○聾学校は、重複障害の子どもの在籍率が18%と低いが、他の養護学校等に在籍  しているのか。 ○聾の重複障害の子供が他の障害の養護学校等に通っている数についての調査は  ない。 ○知的障害と聴覚障害の重複障害の場合、知的障害の為に認知出来ないのか、聴  覚障害なのか見極めがつきにくい。 ○知的障害養護学校にいる視覚障害のある子供の調査は大学の調査があるが、聴  覚障害がある子供の把握については検討が必要。重度の障害のある子供につい  ても実態を把握する必要がある  (5)森原委員より資料に基づき京都市が取り組んでいる「総合養護学校の研     究開発について」、望月委員より静岡県が取り組んでいる「地域の実態     に応じた取り組みについて」、事務局より「地域の実態に応じた取り組     みについて」説明の後、フリートーキングが行われた。主な意見は以下     のとおり。 ○養護学校の義務化からまだ20年だが、その間に総合養護学校が必要だという  ような問題が多くあったのか。京都市の事例は、今までのシステムを大きく変  えるような感じがするが、少子化が進む中、これだけの予算をかけてどれだけ  の教育的効果があるのか。 ○今ある盲・聾・養護学校すべてを総合化するわけではない。現状のままでいけ  るところはそのままで、これまでで足りないところを補うために総合化を検討  すると理解している。 ○今までの特殊教育の内容がこわされるような誤解を保護者がもたないような説  明をするよう注意してほしい。 ○総合化する必要性を明確にする必要がある。またメリットとデメリットで分け  ているが、専門性や指導力の面から、関係者の評価としてはどうなのかも明確  にしてほしい。 ○肢体不自由養護学校には重度の子どもが多くいるが、京都市内には肢体不自由  養護学校が1校しかないため、1カ所に集まらなければならず、通学時間につ  いて保護者の要望があることと養護学校のある地域のバランスの問題が背景と  してあった。 ○今回の養護学校の総合化を検討することになった大きな要因は、障害の重複化  によって、障害種別の学校でありながら、入ってくる子どもの障害の状態にず  れが出てきている事だ。東京のように交通の便が良い所では各障害種別の学校  でも対応できるが、そのような地域は非常に少ない。1000校ある盲・聾・  養護学校をどう地域のニーズに合った学校にしていくかが、今求められている  課題。地域の実態に合わせて、総合化するところもあれば、単独の種別でいけ  るところもある。京都市では、教育課程の在り方についても研究されており、  大事な問題と考える。 ○養護学校を総合化した時に、単一の障害の子どもがはいってきた場合、専門性  を確保していく事が必要。また今後の盲・聾・養護学校の在り方として、地域  のセンター的機能が必要となってくると思われるので、すべての学校に教育相  談部門が必要になってくる。 ○総合化する上で盲・聾・養護学校の都道府県立と市町村立のすみ分けも検討す  る必要がある。総合化すれば大規模化してしまうので、例えば小・中学部は市  町村立とし、高等部や専攻科は都道府県立とするといった様に適切な規模につ  いても念頭におきながら総合化を検討する必要がある。 ○総合化してもそれぞれの障害に対応した指導ができるように、単一の障害につ  いての教員の研修は必要。 ○障害者がtaxpayerとして自立できることを目指して、教育と就労との  連携の面からの検討も必要。 (初等中等教育局特別支援教育課) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ADHD指導者養成講座 入間市えじそんくらぶ本部  2002/03/30-31 ■ ------------------------------------------------------------------------ 主催者からのご案内です。 −−−−−−−−−−−− 講 師 高山恵子(えじそんくらぶ代表) 日 時 2002年3月30日(土)・31日(日) 午後1時〜5時 会 場 埼玉県入間市 NPO法人えじそんくらぶ 下藤沢オフィス   定 員 各回30名 定員となり次第締め切り、その後はキャンセル待ち。     ※当日の託児はございません 主 催 えじそんくらぶ   講座料 http://www.e-club.jp/youseikouza.htm をご覧下さい。 宿 泊 宿泊ご希望の方は、えじそんくらぶ施設内をご利用いただけます。 申込方法 http://www.e-club.jp/youseikouza.htm をご覧下さい。   〒358−0003 埼玉県入間市豊岡1−1−1−924   NPO法人えじそんくらぶ   FAX:042−962−8683 メール info@e-club.jp   ウェブサイト http://www.e-club.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 世界の『障害のある子どもたちの教育』は今/横須賀市  2002/03/02 ■ ------------------------------------------------------------------------ 主催者からのご案内です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−  「ともに学ぶ総合高校を考える会」 講演会    世界の『障害のある子どもたちの教育』は今       −ドイツ・EUにおけるインクルージョンへの転換− 国連によって提唱された「インクルージョン」とは、様々なニーズをもった人々 一人一人にきちんと応えられる社会を形成しようという考え方です。教育におけ るインクルージョンもこの考え方に基づいています。 EUには様々な歴史や文化をもつ国が加盟していますが、インクルージョンは共通 に取り組まれている課題の一つです。既に大きな転換を遂げたイタリアのような 国もあれば、ドイツやフランスのようにその過程にある国もあります。 今回、この領域においてEUで重要な役割を果たされている ドイツ・ケルン大学 教授のヴァルター・ドレーヤー氏を迎え、「日本の障害のある子どもの教育」は これからどうあるべきか、「後期中等教育」におけるインクルージョンをどのよ うにすすめていくか、を考える機会としたいと思っています。  多くの方のご参加をお待ちしております。           日 時 2002年3月2日(土)14:00〜16:30 受付13:30〜 場 所 市民ホール(ウエルシティ市民プラザ2F)     JR横須賀線・横須賀駅より徒歩5分、京急線・逸見駅より徒歩5分 講 師 ヴァルター・ドレ−ヤー氏(ドイツ・ケルン大学教授) コーディネーター 滝坂 信一氏(独法人・国立特殊教育総合研究所) 参加費 1000円  定員 : 100名 申込み&お問合せ 「ともに学ぶ総合高校を考える会」      メールアドレス mikamoon777@aol.com  * 保育あります。(事前申込み必要¥800) Prof.Dr.WaltherDreher(ヴァルター・ドレイヤー教授)プロフィール ドイツ連邦共和国ケルン大学特殊教育・リハビリテーション学部学部長  1940年生まれ 専門:知的障害児・者の教育  EU「大学間交流のためのカリキュラム開発プロジェクト」代表  EU「特殊教育教員養成プログラム開発プロジェクト」代表  EU「統合教育のための教師教育カリキュラム開発プロジェクト」代表 主 催 ともに学ぶ総合高校を考える会 後 援 神奈川県/三浦市/逗子市/鎌倉市各教委     横須賀市/葉山町各教委(予定) 協 賛 神奈川LD親の会「にじの会」/分けない教育をすすめる会/横須賀の     福祉を推める会/教育を守る会横須賀支部/生活クラブ生活協同組合三     浦/横須賀地区自閉症児・者親の会たんぽぽの会/横須賀ダウン症児・者     の会つくしの会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ADHD、1校1人超す・厚労省研究班、初の全国調査  2002/02/19 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20020219CCCI123818.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−  授業中に歩き回るなど衝動的な行動が特徴な「注意欠陥・多動性障害(ADH D)」の疑いのある小学生は1000人当たり3.7人で、1校当たり1人を超えていた ことが18日、厚生労働省研究班の調査で分かった。「受診する患者が3年前に比 べて増えている」と回答したのは精神科で5割、小児科では3割に上った。米国な どの海外の調査から「日本にもADHDの児童は数%いる」という予測はあった が、全国規模の調査は初めて。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 【予告】日本発達障害学会 第37回大会/東京代々木  2002/07/06-08 ■ ------------------------------------------------------------------------ 1.メインテーマ 「軽度発達障害児の理解と支援」 2.会  期 2002年7月6日(土)〜7日(日)        前日の5日(金)にはプレコングレスセミナー開催。 3.会  場 国立オリンピック記念青少年総合センター        東京都渋谷区代々木神園町3−1 4.主なプログラムの内容   ○特別講演 「ADHDの理論と診断−過去・現在・未来」    Russell A. Barkley, Ph.D    (マサチューセッツ大学医療センター 心理学主任,精神・神経学教授)   *Barkley教授には、シンポジウムへの参加およびプレコングレスセミナー    においてもご講演いただく予定です。   ○シンポジウム 「軽度発達障害児への支援−特別支援教育の視点から−」   ○プレコングレスセミナー(一般向け講演会)「ADHDのの理解と対処」 5.事務局 〒239-0841 神奈川県横須賀市野比5−1−1             独立行政法人国立特殊教育総合研究所             病弱教育研究部内学会事務局             FAX 0468-49-9476 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------------ 19:52 2002/02/20 □ ------------------------------------------------------------------------ そろそろ花粉の季節。。。。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ LDニュースへ講演会等のイベント情報掲載を希望される方へ・・・ ★ 詳しくは下記サイトをご覧下さい。原稿は編集する場合もあります。 ★ http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/sample.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ LD親の会「けやき」の正会員・通信会員・賛助会員になってください! ▼ ▲ 入会方法等はこちら → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/join.html ▲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容に関する質問にはお答え出来ない場合があります ■ ■ LDニュースの記載内容を転載される場合には必ず下記までご連絡下さい ■ 親の会「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999.03.12 更新] ホームページ URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998.07.31 更新] i-mode 版 URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/i/ [2000.05.10 更新] LD 関連の情報交換・意見交流・質問は下記の「LDフォーラム」をご利用下さい LD-FRM URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/LD-FRM/ [2000.08.17 更新] 編集に際し正確を期していますが、最終保証責任は免責とさせていただきます ■ 挿入されている広告内容や広告主と親の会「けやき」は一切無関係です ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  LD NEWS は「まぐまぐ」 http://www.mag2.com/ を利用して発行しています

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