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■ LD(学習障害)ニュース #300 2001/09/10 発行 登録読者(配信)数 3,318 ■
■ LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997/09/10創刊 ■
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■ NHK厚生文化事業団 LD相談会開催 関東甲信越対象 2001/11/04 ■
■ LD懇話会かながわ 第38回 例会 フォーラムよこはま 2001/10/26 ■
■ 神奈川県親の会「にじの会」青年部設立記念講演会 2001/09/24 ■
■ 茨城県LD親の会「星の子」のホームページがリニューアル URLを変更 ■
■ 朝日新聞「アエラ」No.39 大人の多動障害どう共存するか 2001/09/10 ■
■ 埼玉県新座市が市立小学校全18校の1年生の全学級で2人担任制導入 ■
■ 思春期の子どもを持つ親のための家庭教育資料作成協力者会議議事要旨 ■
■ アメリカ障害者差別禁止法(ADA)のいわば日本版策定にむけての動向 ■
□ 編集後記 ------------------------------------ 22:50 2001/09/09 □
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■ NHK厚生文化事業団 LD相談会開催 関東甲信越対象 2001/11/04 ■
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NHK厚生文化事業団 第一回LD相談会開催 関東甲信越対象
詳細は下記サイトから。
http://www.npwo.or.jp/topics/index.html#11
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医療・教育分野を専門とする先生が、1時間の個別相談にあたります。
開催日 2001年11月4日(日) 10:00〜15:00
開催場所 NHK放送センター内会議室 (東京都渋谷区神南2−2−1)
相談の対象 関東甲信越地方にお住まいの幼児〜高校生
問合せ・申し込み先
NHK厚生文化事業団「LD相談会」係
〒150−0047 東京都渋谷区神山町4−14 第三共同ビル
TEL:03−3481−7855
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■ LD懇話会かながわ 第38回 例会 フォーラムよこはま 2001/10/26 ■
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LD懇話会かながわ 加藤醇子先生よりお知らせいただきました。
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現在、学校現場では、ADHDやアスペルガ−症候群・高機能自閉などへの対応がト
ピックスとなっています。行動面・対人面に問題があれば、集団生活で本人も周
囲も非常に困るからです。読み、書き、計算など特異的LDは、行動面の問題など
がなければ発見されることすら非常に少ないし、行動面・対人面の問題に合併し
ていても、問題が大きいほうが優先されるため、対応の対象になりません。しか
し、本人にとってみれば、能力があるにも関わらず、情報のインプット・アウト
プットにつまずきがあると、一生涯、経済面でもメンタル面でも多大な不利益を
受けてしまいます。生きていく上での基礎力に対してだけでも早期に対応出来れ
ば不利益は軽減されるでしょうし、意欲をなくすことも少なくなるかもしれませ
ん。
英語圏では、読み障害は全児童の10%〜15%あると云われ、わが国でも、広島大
山田純教授の研究では6%あり、欧米とそれ程差はありません。欧米では、早く
から研究が進んでいますが、わが国とは言語体系が異なるので、そのまま利用す
ることは出来ません。今回は、どのように指導していくべきか、天野先生のお話
を聞き考えていきたいと思います。また、幼児の就学前からの読み書きの基礎指
導についても川崎を中心に研究調査されており、そのお話もお聞きしたいと思い
ます。 (文責:加藤醇子)
テーマ LD児への読み書き指導の実際
講 師 天野 清 先生 中央大学教授 (元 国立国語研究所)
日 時 2001年10月26日(金)午後6時半〜8時半
場 所 ランドマークタワー13階 フォーラムよこはま セミナールーム1
JRまたは東急東横線桜木町駅下車。 エスカレーター終点右側、エレベー
ターAにて13階へ)
定 員 60名収容、予約は不要です。但し先着順。
参加費 正会員 無料(年会費3000円納入済みの方)
当日会員 1000円(当日1回限りの参加の方)
連絡先 事務局 加藤醇子
〒226-0025 横浜市緑区十日市場町803−2 第1サンワードビル1F
クリニック・かとう TEL 045-985-2540 FAX 045-985-7525
受付にご用件と電話番号をお伝え下さい。当方よりご連絡致します。
又はFAXをご利用下さい。水曜は休診です。
年会費振込先:横浜十日市場郵便局 口座番号 00290−7−43224
年会費3000円
今後の予定:−−−−−−−−−−−−−−
2002年1月22日ディスレキシア(読み書きのLD)について 詳細未定
2002年2月23日 LD懇話会啓発シンポジウム秦野
午 前:LD懇話会啓発シンポジウム
「ADHD・LDの基本的理解」
「症例検討会」 保護者も参加可能。
午 後:LD学会神奈川教育部会「LD擬似体験」中川克子先生
神奈川県LD親の会「にじの会」との共同開催。
* 懇話会の啓発シンポジウムは、県内各地域の希望によって企画します。
* 正式会員には、6月の例会;宿泊勉強会のまとめを同封致します。
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■ 神奈川県親の会「にじの会」青年部設立記念講演会 2001/09/24 ■
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にじの会青年部設立記念講演会
テーマ:「神奈川県におけるLDの就労の現状について」
講 師:志賀利一先生
(電器神奈川福祉センター/通所授産施設ぽこあぽこ副センター長 )
日 時:2001年9月24日(月:祭日)13:00(受付)より
場 所:県民サポートセンター 3F 301号室
参加費:資料代 500円
志賀先生は神奈川県における知的な障害を持つ人たちの就労に長く関わってこら
れました。また、LDの就労問題にも詳しい方です。
申し込み yukari_k@zj8.so-net.ne.jp
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■ 茨城県LD親の会「星の子」のホームページがリニューアル URLを変更 ■
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「星の子」ホームページがリニューアルされURLを変更しました。
http://hoshinoko.tripod.com/
「つくば市自主企画講座」の日程等は「新着情報」のコーナに、また、7月に行
われた「梅永先生講演会」で使われた資料を、先生の許可を頂き、掲載していま
す。「活動報告」のコーナにあります。
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■ 朝日新聞「アエラ」No.39 大人の多動障害どう共存するか 2001/09/10 ■
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読者よりの情報提供です。
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朝日新聞「アエラ」No.39 大人の多動障害どう共存するか 2001/09/10
http://opendoors.asahi-np.co.jp/span/aera/current.htm
大人の多動障害どう共存するか
ADHDと共存する大人というテーマの記事。「飽きっぽい、片付けられない、
物事を先延ばしにする、手続きができない」などの症状を持つ大人のADHDの
方が3名紹介されている(いずれも女性)。
薬で制御したり、周囲の人に支援を求めて、環境を整えることにより、二次障害
は抑えられる。完治は難しいので自分のADHDと共存して生きる術を学ぶ事が
大切。
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「こころの科学」 No.99
特別企画 行動療法より −発達障害の親訓練− ADHDを中心に
ADHDに対する効果的な治療法をめざして2000年から開始されたADHD
児をもつ親の親訓練プログラムの実際について
執筆者:大隈 紘子(大分県精神保健福祉センター)
免田 賢(国立肥前療養所・情動行動障害センター)
伊藤 啓介(国立肥前療養所・情動行動障害センター)
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■ 埼玉県新座市が市立小学校全18校の1年生の全学級で2人担任制導入 ■
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http://www.mainichi.co.jp/life/kyoiku/edumail/index.html
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埼玉県新座市の須田健治市長は、来年度から市立小学校全18校の1年生の全
学級で担任教師を2人置く2人担任制を導入する方向で検討していることを明ら
かにした。
同市はすでに文部科学省の制度で93年度から、主に1年生を対象に、共同授
業(チーム・ティーチング)を行うための教員12人を県の負担で配置している。
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■ 思春期の子どもを持つ親のための家庭教育資料作成協力者会議議事要旨 ■
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http://www.sta.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/006/gijiroku/001/010201.htm
文部科学省男女共同参画学習課家庭教育支援室
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思春期の子どもを持つ親のための家庭教育資料作成協力者会議(第5回)議事要旨
1. 日 時: 平成13年2月13日(火) 10:00〜13:00
2. 場 所: 霞山会館「うめの間」(霞山会館ビル9階)
3. 議 題:
(1)総論編について (2)事例編・相談機関編について (3)その他
4. 議 事:
・ 前回会議の「議事要旨」の確認が行われた。
・ 生涯学習政策局長より挨拶があった。
・ 事務局より2次案作成に際しての考え方について説明があった。
・ 協力者の意見交換が行われた。(主な意見等は以下のとおり。)
<1〜3章について>
○ 「子どもの声」は大人が読んで胸に迫ってくる感じがするので、是非残
してほしい。また、内容は良いが、位置がそぐわないものがある。
○ 逆Z理論で示されていた思春期の子どもと親の距離の置き方は、「ポイ
ント」の形であらわされているように思う。
○ ADHD、アスペルガーについては、コラムのような形で少し触れる程
度に記載したい。
○ 子どもが被害者となるケースについて、本文とコラムが重複している。
コラムは具体的な被害の事例にとどめて、整理すべき。
○ 図4「思春期の子どもにとっての家族」はぜひ復活させてほしい。
○ 思春期の子どもの危機と同時に、更年期や自分の親の介護など親にも危
機があることをどこかに何らかの形で入れてほしい。
○ 4章を読むと、父親の不在によって母親が問題を抱えやすいことや、大
人が気づかないところで子どもが叫んでいるということがわかるが、それ
が1〜3章に生かされていない感じがする。
○ 羅針盤、海図といった例えがあるが、いずれも親子の信頼あってのもの
であることを強調したい。また、「羅針盤が不正確であってはなりません」
といった表現は、親が常に完璧でなければならないように見え、プレッシ
ャーを与える。
<4章、5章について>
・ 事例中の子どもの名前について、ふりがなを振ること及び最初に出てく
るときに(仮名)と書くことを条件に委員より了承された。
○ 呼び捨てではなく、「○○ちゃん」「○○くん」「○○さん」としては
どうか。
○ 前問題行動、非社会的問題行動など、言葉が硬いので括弧書きにしては
どうか。
○ 非社会的問題行動について、「他人に迷惑をかけないものの」とあるが、
親の危機感を表すような「何とかしなくては、と不安になる」というよう
な表現のほうがいいのではないか。
○ 非社会的問題行動と反社会的問題行動について、「実際には分けられな
い部分もある」という旨を問題行動の概説の部分に入れてはどうか。
○ 「非行」と「反社会的問題行動」の関係がつかめない。「非行少年収容
施設」ではなく、「少年院」、「児童支援施設」と具体的にはっきり書く
など、「非行」という言葉を使わない方向で検討してみてはどうか。
○ 「親へのアドバイス、メッセージ」についてあいまいな結論にするより
も、はっきりと「こうした方が良い」と書いてある方がいいかもしれない。
○ 親が過保護でありながら子どもの姿が見えておらず、大人自身に問題が
ある場合が多いことについて、もっと書き込むべき。
<その他>
・ 全体に「父親=仕事」「母親=主婦」とならないよう、事務局で表現ぶ
りを工夫することとされた。
・ 索引については、目次との違いや、用語としての意味のあるものをまと
めて、数ページ程度にすることとなった。
・ タイトルについては、「危機」と向き合うのではなく、問題があっても
なくても、子どもと向き合ってほしいので、あまり「危機」や「キレる」
といった言葉を強調しすぎない方が良いのではないかとの意見があったが、
引き続き検討する事とされた。
・ 以上の協議を踏まえ、座長、副座長と相談の上、改めて事務局で整理して
次回会議で諮ることとなった。
(男女共同参画学習課家庭教育支援室)
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■ アメリカ障害者差別禁止法(ADA)のいわば日本版策定にむけての動向 ■
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(社福)プロップステーションのホームページで、アメリカの障害者差別禁止法
の日本版とも言うべき法案策定に関しての記事があります。LD等にも言及があ
るようです。
http://www.prop.or.jp/clip/200108ushio.html
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□ 編集後記 ------------------------------------ 22:50 2001/09/09 □
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このニュースも創刊4年目となり、300号を迎えました。今後ともよろしくお
願いいたします。
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