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■ LD(学習障害)ニュース #279 2001/07/10 発行 登録読者(配信)数 3,242 ■
■ LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997/09/10創刊 ■
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■ 千葉LD教育研究会 「LD疑似体験プログラム」/千葉工業大 2001/0728 ■
■ 【近刊】「月刊 実践障害児教育」2001/8月号 アスペルガー 高機能自閉 ■
■ NHK福祉情報誌 『ピーヴォ』17号 テーマ「LD〜学習障害〜」 ■
■ 「鳥取県の障害児教育を考える会」での意見等概要 2001/05/08-09-10 ■
■ 日本行動分析学会年次大会 西南女学院大学・北九州市 2001/08/23-24 ■
■ 講演『自閉症の人たちを支援するということ』長野県佐久 2001/09/16 ■
■ 平成13年度に学級編成の弾力化を実施する都道府県の状況について ■
□ 編集後記 ------------------------------------ 21:58 2001/07/10 □
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■ 千葉LD教育研究会 「LD疑似体験プログラム」/千葉工業大 2001/0728 ■
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日 時 : 2001年 7月28日(土) 13:00〜16:00
会 場 : 千葉工業大学 (JR津田沼駅前)
主 催 : 千葉 LD 教育研究会
内 容 : LD疑似体験プログラム
講 師 : 佐々木 徳子 先生
横浜市立綱島東小学校 日本LD学会常任理事
参加費 : 1000円
連絡先 : E-mail ld@teacher.email.ne.jp
事前の申し込みが必要です。申し込み受け付け後、参加可能な方に対して、当日
の教室の案内と受講票をお送りします。受講票のない方は、当日おいでになって
も参加できませんので、ご注意下さい。定員になり次第締め切ります。お早めに
申し込んで下さい。
研修会終了後、佐々木先生を囲んで、懇親会を予定しています。(会費4000円程
度徴収)参加ご希望の方は、合わせて申し込んで下さい。
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■ 【近刊】「月刊 実践障害児教育」2001/8月号 アスペルガー 高機能自閉 ■
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下記を参照。
http://kids.gakken.co.jp/campus/jiritu/billbord/03_01.html
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周囲の人とのコミュニケーションが苦手な高機能自閉症児たち。その理解と支援
の実際を1冊まるごと特集。
【誌 名】 「月刊 実践障害児教育」2001/8月号
【定 価】 650円 (本体619円)
【体 裁】 B5判 本文56ページ
【発 行】 学習研究社 7月16日発売(予定)
【目 次】
総説 総体的理解のために アスペルガー症候群と高機能自閉症
解説 アスペルガー症候群と高機能自閉症の幼児期の特徴
幼児期に早期発見をするには
指導と実践
養護学校での指導
パニック・トラブルのA君が転入して
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■ NHK福祉情報誌 『ピーヴォ』17号 テーマ「LD〜学習障害〜」 ■
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下記を参照。
http://npwo.or.jp/topics/
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NHK福祉情報誌『ピーヴォ』2001夏号 特集:(Vol.17) LD〜学習障害
●LDは個性の尊重される時代の扉を開く 東京学芸大学教授 上野 一彦
●はーとインタビュー 本当に大切な生きる力を 女優 五十嵐 めぐみ
●ほっとエッセイ 碧空 NHKラジオ深夜便アンカー 村田 昭
●福祉の今を識る LDとADHDの対策始まる NHK社会部記者 村田 英明
●特集リポート Let's dance!〜ダンスがひろげる心身の可能性
振付家・香瑠子さんのLDダンススクールを取材
NHK厚生文化事業団 田口 牧子
●拝見 福祉の仕事 教育相談員 旭出学園教育研究所 服部 由起子
★ ご希望の方は、郵便局より以下の口座へ振込み。
1年分(4冊) 140円×4回=560円(1セット)
郵便振替口座番号 00190−033707
口座名義 社会福祉法人 NHK厚生文化事業団
★ 問い合わせ
NHK厚生文化事業団「ピーヴォ」係
〒150−0047
東京都渋谷区神山町4-14 第三共同ビル6階
電話 03-3481-7855 FAX 03-3481-7674
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■ 「鳥取県の障害児教育を考える会」での意見等概要 2001/05/08-09-10 ■
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下記サイトから一部抜粋。
http://www1.pref.tottori.jp/kyouiku/shougaiji/syougaizkangaerukaii.html
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1 趣 旨 鳥取県教育委員会では、本県における障害児教育の充実・発展を図る
ため、昨年度、鳥取県障害児教育検討委員会を設けて障害児教育の在
り方について検討し、3月にその検討結果を公表したところです。
この会は、その具体化や障害児教育の諸課題について、保護者をはじ
めとする県民の意見を聞くため開催したものです。
2 開催日時及び場所
【東部地区】
日 時:平成13年5月8日(火) 午前10:00〜12:30
場 所:県民ふれあい会館 大研修室(鳥取市扇町21番地)
参加者数:約80名
【中部地区】
日 時:平成13年5月9日(水) 午前10:00〜12:00
場 所:中部総合事務所 第3会議室(倉吉市東巌城町2番地)
参加者数:約50名
【西部地区】
日 時:平成13年5月10日(木) 午前10:00〜12:30
場 所:米子郵便局 第1会議室(米子市弥生町2丁目11番地)
参加者数:約85名
3 参加者 障害のある幼児児童生徒の保護者をはじめとする県民
4 主な内容 (1)説 明
・「鳥取県障害児教育検討委員会」(報告)について
・本年度の取組の概要について
(2)意見交換
・障害児教育全般について
5 意見交換の概要 以下に当日の意見交換の要旨を掲載します。「○」印が参
加者からの質問等で、「→」印が回答です。
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○ADHD、LD等外来相談が増えた。教育、医療、福祉の三者連携のことを言
われたが、教育サイドからのアプローチがなければ実践していけないのに、学校
の対応がうまくいっていない現状がある。人的体制の充実が必要である。
→3名の学習障害等専門教員を配置している。今年10月にはさらに3名を配置
する。まず親が子どもの障害を理解することが一番大切である。理解と啓発のた
めのパンフレットを作成した。
○ADHDの通級指導を考えているか。学校はADHD児について理解はできて
もその対応に困っている。ADHD児は個別対応とともにソーシャルトレーニン
グが大切である。そういう子どもを集めてトレーニングする場の開設をお願いし
たい。
→教員配置は県の仕事であり、補助員配置は市町村の仕事である。年度中途での
教員配置は現在の制度では無理である。他県の実態等を把握して検討していきた
い。
○高等養護学校の設置をぜひお願いしたい。子どもたちがどのような形で社会参
加していくのか姿が見えないと ころが、教員も保護者も不安なところである。
また、日々の子どもたちの学習をどう進めていけばよいのか、特に新任の担任は
困っている。手引き書のようなものがほしい。
→養護学校のセンター化は、現場の教員のためでもある。教育相談にも応じなけ
ればならない。教員は教えることのプロで、子どもから学ぶことはその日からで
きることである。子どもをしっかり観察することを意識させたい。
○小学校1年の時にADHDの診断を受けた。学校から普通学級で学習してほし
いといわれ、普通学級に在籍している。毎年担任が替わり、対応が後手後手に回
っているため、現在クラスに入れず保健室図書室登校である。学校全体での研修
の義務化を図り、外部講師を招いて障害児理解の充実に努めてほしい。東中の安
木先生を講師に頼む場合は校長を通さなければならないと聞いた。保護者の希望
では無理なのか。
→最初の申し込みは、在籍校の校長を通してお願いしたい。在籍校の校長を通す
ということは、校長にも意識してもらうということにつながる。
○高機能自閉症の子は、高等養護学校の対象となるか。
→高等養護学校については、知的障害があることが入学資格になる。高等学校課
に対し、新しい定時制・通信制の高校設置を検討する中で、高等養護学校入学資
格がない生徒について、検討をするように要望している。
○養護学校高等部と高等養護学校の違いは何か。
→高等養護学校は、知的に軽度な障害のある生徒を対象とする養護学校であり、
就労を目指す生徒に焦点化した指導ができるものである。鳥取県で設置するなら
ば、将来を見越した新しい内容の学校をつくりたい。
○LD、ADHDのある子どもの進路をどう考えていくか。
→障害児学級にLD、ADHD児を入級させるものと誤解している者が多いこと
に危機感をもっている。このことについて、高等学校課と小中学校課が連携して
考えていかなければならない。
○LD、ADHD児は、中学校の集団指導体制に適応できなくなり、不登校状態
になるケースがある。
○高校に障害児学級を設置することは検討されなかったのか。
→高等学校課との検討課題の1つとしたい。後期中等教育をどこで受けるのがよ
いのか考えていくことが必要である。
○学習遅滞の子どもについて、どう考えているか。学習遅滞の子どもに何らかの
配慮がないのか。
→通常学級に入級している学習遅滞のある子どもの中には、学習障害(LD)と
いわれる児童生徒がいると推察される。学習障害等専門教員も配置しているので、
有効に活用して欲しい。
→学習遅滞の子どもの実態を市教委、西部教育事務所に伝えて欲しい。
→学習遅滞の原因の一つとして、基礎的な学習を習得する時期に何らかの理由で
基礎学力が身に付いていないことがある。学年に関わりなく基礎の部分を習得す
るためのドリル学習等を継続的に行うことも大切である。
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■ 日本行動分析学会年次大会 西南女学院大学・北九州市 2001/08/23-24 ■
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下記サイトを参照。
http://member.nifty.ne.jp/ssonoyama/J-ABA2001.htm
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日本行動分析学会第19回年次大会 西南女学院大学(北九州市)
会 場 西南女学院大学 北九州市小倉北区井堀1-3-5
大会会期 2001年8月23−24日
公開研修会 2001年8月22日 25日
記念講演 8月23日(木)13:00〜14:10 ----------------------------
21世紀への展望 −行動分析学の現在・未来−
佐藤 方哉 氏(帝京大教授・慶應大名誉教授・元国際行動分析学会会長)
シンポジウムB(自主企画) 8月24日(金)13:50〜15:50 ------------
医療・リハビリテーションにおける応用行動分析学
−事例から見えてくるもの−
企画者 山本淳一(筑波大学) 司会者 山本淳一(筑波大学)
話題提供者
山崎裕司(高知リハビリテーション学院)
長谷川輝美(聖マリアンナ医科大学病院)
鈴木 誠(聖マリアンナ医科大学病院)
「医療・リハビリテーションにおける応用行動分析学
−病院リハビリテーションにおける理学療法士・作業療法士の立場から−」
刎田文記(障害者職業総合センター)
「障害者職業総合センターにおける脳外傷者等に対する
職業リハビリテーション・サービス」
佐々木和義(兵庫教育大学)
「医療・リハビリテーションにおける応用行動分析学
−認知機能回復のためのリハビリテーションと生活全般への行動支援−」
指定討論者 鎌倉やよい(愛知県立看護大学)
浅野俊夫(愛知大学)
シンポジウムC(自主企画) 8月24日(金)16:00〜18:00 ------------
学校支援における行動コンサルテーションの役割
企画者 加藤哲文(上越教育大学) 司会者 加藤哲文(上越教育大学)
話題提供者
米山直樹(上越教育大学)
「スクールカウンセリングにおけるデータ収集の問題」
廣瀬由美子(国立特殊教育総合研究所)
「自閉症児を受け持つ通常の学級担任への支援の検討
−「連携シート」の活用を中心に−」
野呂文行(筑波大学)
「学校教員へのコンサルテーションと大学相談室の役割
−注意欠陥・多動障害児童の授業準備行動の改善事例を通じて−」
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■ 講演『自閉症の人たちを支援するということ』長野県佐久 2001/09/16 ■
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http://www.avis.ne.jp/~withyou/groups/group-autism_lec20010916.htm
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講 演 『自閉症の人たちを支援するということ』
2001年9月16日(日)講演:午前10:30〜12:00 質疑応答12:00〜
講 師: 内山 登紀夫 先生
よこはま発達クリニック院長大妻女子大学人間関係学部助教授
会 場: 佐久勤労者福祉センター
長野新幹線「佐久平駅」蓼科口より徒歩5分
申し込みは不要 参加費 500円
主 催: 日本自閉症協会 長野県東信地区自閉症児者親の会
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■ 平成13年度に学級編成の弾力化を実施する都道府県の状況について ■
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下記からの転載。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/13/05/010525.htm
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文部科学省初等中等教育局教育課程課 平成13年5月11日
平成13年度に学級編成の弾力化を実施する都道府県の状況について
公立小・中学校の学級編成は、国の標準に従い各都道府県において基準を定める
という制度の基本は変えないが、都道府県教育委員会の判断により、児童生徒の
実態を考慮して特に必要があると認められる場合には、国の標準により定められ
る一学級の児童又は生徒の数を下回る数を基準として定めることを可能とする制
度改正を行ったところである。
この制度改正の趣旨を踏まえ、平成13年度において学級編成の弾力化を図ること
とした都道府県の状況を以下にまとめた。
○児童生徒数が一定数以上の場合に学級編成を弾力化する例(5県)
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県 名 対 象 事 例
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秋 田 小学校1・2年 30人程度の学級編成ができるよう教諭等を配置
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新 潟 小学校1・2年 30人程度(32人まで許容)以下の学級編成がで
きるよう
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広 島 小学校1年 学年3学級以上で、1学級の平均児童数が35人を
越える学校について、35人以下で編成する
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愛 媛 小学校1年 児童数が概ね100人を超える学校できめ細かな指
導が必要な場合、35人以下で編成する
中学校1年 生徒数が概ね200人を超える学校できめ細かな指
導が必要な場合、35人以下で編成する
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鹿児島 小学校1年 児童数36人以上を2学級以上有する学校について、
35人以下で編成する
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○その他特別の事情がある場合に学級編成を弾力化する例(5府県)
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県 名 事 例
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山 形 小学校1年できめ細かな指導を行う必要があると認められる学校で実
施
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千 葉 生徒指導上困難な学校等について、特に、きめ細かな指導を必要とす
る場合
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京都府 小・中学校において児童又は生徒の実態を考慮して特に必要があると
認められる学校で実施
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大阪府 1学級の平均児童数が35人を超え、教育上特別の考慮を必要とする
学校における特定の学年で実施
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兵庫県 小・中学校で学級編成の弾力化による少人数教育を実践する研究指定
校で実施
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※ その他、特定の学年で前年度の学級を維持する例(東京都など)や、複式学
級を解消する例(静岡県など)もある。
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□ 編集後記 ------------------------------------ 21:58 2001/07/10 □
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全国的に「学級編成の弾力化」が少しずつですがすすめられているようです。
直接にはLD児対策ということではないのですが、間接的にLD児等への効果
も期待できるのではないでしょうか。
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