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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #258 2001/05/05 発行 登録読者(配信)数 3,107 ■ ■ LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 教育ガイドブック充実、仙台市教委、本年度版 河北新報 2001/05/02 ■ ■ 講演会 21世紀の新しい特別支援教育/西埼玉LD研究会  2001/05/19 ■ ■ LD,ADHDなどに関する学習講座(第1回)山形県鶴岡市   2001/05/09 ■ ■ 明星大学人文学部心理・教育学科梅永研究室ホームページ 2001/05/02 ■ ■ 親の会フォーラム LDをもつ人の社会的自立と教育の使命 2001/02/17 ■ ■ 北海道芽室町議会 通級 ことばの教室 LD関連質疑議事録 2000/09/18 ■ ■ 島根県松江市総合計画審議会第2部会 第2回議事録 [抜粋] 2000/11/20 ■ □ 編集後記 ---------------------------------- 19:32 2001/05/04 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 教育ガイドブック充実、仙台市教委、本年度版 河北新報 2001/05/02 ■ ------------------------------------------------------------------------ 河北新報ニュースによると。 http://www.kahoku.co.jp/News/2001/05/20010502JY_01.htm ------------------------- 仙台市教委は、いじめや不登校などに悩む保護者や教職員に解決の糸口を紹介し ようと、教育相談ガイドブック「いっしょに考えてみませんか?」を作製した。 本年度版では読み書きや計算など特定分野の習熟が困難な「学習障害(LD)」 や、注意力を欠いて教室で歩き回る「注意欠陥多動性障害(ADHD)」の子供 の特性を理解するためのページが新たに加わっている。 ガイドブックはA4判、カラー10ページ。2万5000部を作製し、市立の幼 稚園、小中高校、養護学校の全教職員、さらに小中学校の1年生の保護者全員に 配布した。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD,ADHDなどに関する学習講座(第1回)山形県鶴岡市   2001/05/09 ■ ------------------------------------------------------------------------ 北庄内NPO支援センターの転載許諾を得て、下記サイトから転載。 http://www2.yamagata-npo.ne.jp/event_schedule.php?y=2001&m=05&d=9&k=t --------------------- 学習障害(LD)注意欠陥多動性障害(ADHD)などに関する学習会の第1回目です。 時 間: 2001年5月9日 18時30分〜21時00分 会 場:『かたぐるま』ホール      (鶴岡市ほなみ町3−2、TEL:0235−28−3136) テーマ:『子どもの精神発達と親の役割』 内 容:子どもの精神発達の過程とそれぞれの年代における親の役割、発達障害     との関連について考える。 講 師:県立鶴岡病院精神科 灘岡 壽英 先生 その他:臨時託児所を開設いたしますので利用希望の方はあらかじめ申込用紙に     記載して下さい。 ◆問合せ先:小規模作業所 月山      (鶴岡市泉町5−70、TEL:0235−24−8541) ※申込用紙は出羽庄内地域づくりグループサロンにも置いています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 講演会 21世紀の新しい特別支援教育/西埼玉LD研究会  2001/05/19 ■ ------------------------------------------------------------------------  講演会 〜21世紀の新しい特別支援教育を求めて〜   『LD・ADHD の子ども達への理解と対応』 日 時 2001年5月19日(土) 14:00〜16:00 (受付開始13:30) 講 師 上野一彦先生 東京学芸大学副学長 日本LD学会会長 会 場 入間市産業文化センター1 階ホール     入間市向陽台1-1-7 TEL 042-964-9377     西武池袋線入間市駅南口徒歩10分     公共交通機関をご利用ください。 参加費 1,000円(当日受付で集金) 問合せ t-takeishi@mta.biglobe.ne.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 明星大学人文学部心理・教育学科梅永研究室ホームページ 2001/05/02 ■ ------------------------------------------------------------------------ 明星大学人文学部心理・教育学科梅永研究室ホームページが開設されました。 http://www.hino.meisei-u.ac.jp/ed/umenaga/index.htm ------------------- 梅永研究室には日野キャンパスにおける心理・教育学科の3年生、4年生、大学 院心理学専攻の修士1年、2年および通信教育課程学部生、通信教育課程大学院 生が所属しています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 親の会フォーラム LDをもつ人の社会的自立と教育の使命 2001/02/17 ■ ------------------------------------------------------------------------ 大阪LD(学習障害)親の会10周年記念企画 親の会フォーラム 「LD(学習障害)をもつ人の社会的自立と教育の使命」 ドーンフェスティバル〜21世紀へ夢えがくグループフェスタ2001〜参加イベント 2月17日ドーンセンターにおいて、大阪LD(学習障害)親の会10周年記念企画親 の会フォーラム「LD(学習障害)をもつ人の社会的自立と教育の使命」を「翼」さ んと共催で、開催することができました。 ---------------------------------- 全文は下記サイトで読めます。 http://www.normanet.ne.jp/~otahuku/Abota/Katudo/forumb.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 北海道芽室町議会 通級 ことばの教室 LD関連質疑議事録 2000/09/18 ■ ------------------------------------------------------------------------ 転載もとは下記サイト。 http://www.netbeet.ne.jp/~t_memuro/gikai/gijiroku/H12/06kai/H12.9.18n03.htm ------------------------- ○3番(高橋仁美) ------- 前略    3項目目は、通級学級の開設についてであります。  文部省では平成5年から通級指導の制度化を図り、推進してきている中で、管 内では帯広市が3カ所、ほかに音更町、幕別町、清水町、新得町、士幌町が開設 しているわけですが、芽室町はなぜ実施をしていないのでしょうか。教育委員会 のお考えを伺いたいと思います。  第4項目目は、ことばの教室の位置づけについて、教育委員会のお考えを伺い たいと思います。 ○議長(平野勝一)  高橋仁美議員、3番目の2項についてはよろしいですか。  どうぞ続けてください。 ○3番(高橋仁美)  失礼いたしました。  通級学級に通える資格を持ったといいますか、対象となり得る児童については どれくらいいるのかお教えをいただきたいと思います。 --------------------------- ○教育長(宮西義憲)  高橋仁美議員の3項目目の1点目、文部省の通級学級 制度を芽室町はなぜ実施していないのか。このご質問にお答えいたします。  通級学級と申しますのは、通常の学級の学習におおむね参加できる軽度の障害 のある児童が学籍を通常学級に置いたまま週に1回、あるいは2回、あるいは数 回、養護や訓練、教科の補充指導をその学級に通って受けることができる指導形 態で、平成5年度から制度化され、児童10人程度に教員1人を配置するものであ ります。この通級学級が制度化された平成5年度における芽室小学校の特殊学級 を例に挙げますと、言語障害、情緒障害、そして知的障害の3つの障害区分にそ れぞれ1人ずつ3人の児童が在籍し、その児童に対し4人の教員が配置されてお りました。したがいまして、こうした特殊学級の指導がそれぞれの児童にとって よりきめ細かい教育的配慮がなされる最良の方法と就学指導委員会などで判断し たところであります。  また、平成5年度において、芽室町内小学校全体で言葉に障害を持つ児童数は 3名であり、通級学級の制度が基準とする10人程度に1人の教員配置を満たさな かったこと。さらに、通級学級制度の大きな要因でもあります学籍の所属にあっ ては、保護者は学籍の通常学級所属より当該児童にとってより効果的な学習指導 を望んだことで導入に至らなかったものであります。  以降、今日まで就学指導委員会の判定及び保護者のご意向などから通級学級開 設に至っていないものであります。  次に、2点目の特殊学級に在籍せず通級の対象となり得る軽い障害児の把握に ついてのご質問でありますが、学校ごとの具体的な人員は控えさせていただきた いと思いますが、町内の小学校全体ではおおむね5人以下、このように把握して いるところであります。近年特定の学習障害も指摘されまして、困難な現状が存 在いたしますが、それぞれの障害は客観的な事実に基づく診断や判定があります。 教育委員会といたしましてはそれなくして軽い障害があると、このように判断は いたしませんので、ご理解をいただきたいと思います。  次に、4項目目、ことばの教室の位置づけについてお答えいたします。  ことばの教室は、昭和55年芽室西小学校と芽室中学校の言語障害特殊学級とし て認可を受け、昭和56年大通り公園内にあった旧武道館を仮教室として小・中学 校の教員4人と幼児担当の町職員1人、合わせて5人により指導を開始いたしま した。同年12月には現在地に移転新設し、言語に障害を持つ児童生徒を主体に指 導してまいりました。その後、昭和58年に町職員を増員、指導体制を充実させ、 幼児期における言語障害の早期発見、早期指導とともに児童生徒の言語指導に対 応しております。また、平成6年には幼児期からの指導が効果を発揮し、小学校 高学年や中学生の通室対象者が減少したため、本町の専任職員により小学生を含 めながらも幼児期からの指導に重点を移したところであります。  したがいまして、今日の指導体制は本町職員3人が小学生8人と幼児25人、合 計33人に対しまして言葉の発達や、おくれ、発音の誤り、吃音などの矯正、また 言語指導の観点から人との関係がとりづらくコミュニケーションに問題のある児 童生徒の指導や観察、教育相談などを実施しているのが実態であります。  以上、ことばの教室の位置づけについてお答えといたします。 ○3番(高橋仁美)  それでは、再質問をさせていただきます。 ------------------ 中略  それから、3項目目の通級学級のことについてであります。  通級学級に通えるといいますか、その対象となり得る子供さんが客観的に判断 して5人以下だということで開設できる10人はいないので開設をしていないんだ ということはよく理解をいたしました。  私は、この件に関して、8月いろいろな方に教育関係者などお話を伺ったり、 それから本なども見ていろいろなことを考えたことがあったわけですけれども、 そういたしますと、今特殊学級に在籍していなくて通常学級に軽い障害を持った 方が現実にはいるわけですね。その子供さんたちにとって、どうすることがいい のかと、そこが問題ではないかと思うんです。  文部省の分け方で言いますと、重度の障害のある子供といいますのは、盲学校 だとか聾学校だとか、あるいは養護学校に行くというふうな仕組みになっている ようです。それから、それ以外の軽度の障害のある子供は特殊学級の方でという 押さえ方のようです。しかし、現実は親の立場になってみても特殊学級には入れ たくないんだという方が多いようなんです。それはどうしてかということを考え ますと、やはり特殊学級に行っているということは、何かそのどうでしょう、隠 したいというような思いも少しあるのか、何か自分の子供の障害を認めざるを得 ないような状況ではないかと思うんですね。ですから、通常の学級にもやはり軽 い障害を持った方がいるというのは現実だと思うんです。  私、9月1日にお願いをして、芽室小学校の特殊学級、泉学級というのですが、 1日体験をさせていただいたわけです。そのときに、子供たちの様子を見ました ら、とっても先生を信頼しているし、先生はとても愛情を持って熱心に子供たち と接していました。今、芽室小学校6人その特殊学級に子供さんが在籍をしてい るわけなんですけれども、その時間の中でも交流といいまして、普通学級の方に も自由にというか、1週間に何時間と多分決まっているんだと思いますが、行っ て一緒にいろいろなことをする時間もありますし、また逆に通常の学級の方から 特殊学級の方に来ている子供もいました、時間によって。  そういうことで、特殊学級における指導というのは、本当に子供の障害に合っ たような、一人一人を大事にした教育をしているなというふうに感じました。そ こで、今芽室小学校でやられているような普通学級といいますか、通常の学級か ら特殊学級へ時間によって来る、通級状態ですよね、そういうことを今後もされ ていくことが大事だと。よその学校のことはちょっとわかりませんけれども、そ ういうことをすることが子供さんにとってはいいことではないだろうかというふ うに思うわけです。通常の学級ですと仮に40人いましたら、理解力というのは高 い子供もいれば、余りよく理解できない子供、それぞれいるわけですけれども、 現場の先生といたしましては、やはり中間的な子供に照準を合わせた学習の方法 をやっていると思うんです。その中で、軽い障害がある子供に対して、どれだけ の時間を割いて目をかけてくれているのかなといったら、それはほとんどないの ではないかというふうに考えるわけです。それは、その現場の先生の責任でもな い、責められない部分はあると思うんです。  ですから、5人以下いらっしゃるという子供さん、ぜひ特学の方に通級という ような形で行かれることが一番子供にとっていいというふうに私は考えるんです。 そのときに、ひとつ問題だなということは、特学という言葉が非常に嫌な言葉だ なというふうに感じたんです。子供たちと一緒におりまして自分が潜在的に特学 といいましたら、何かそこへ行っている子はちょっと違うのかなと、特殊なのか なというか、そういうような意識を自然に持ってきてしまったんではないかなと いうふうに反省しているところなんです。ですけれども、そこにいる子供たちと いうのは、通常の子供に比べたらできることが少ないというだけで何も変わらな い普通の子供だということがよく理解をできたんです。  それで、私は出雲市が老人会のことを敬人会と言っているように、芽室町も特 学なんていう言葉をやめて、何か適当な言葉で言うようにしたらいいのではない かなと、そういうことを芽室町から発信していったらいいのではないかなという ふうに感じました。それについては、教育長はどんなふうにお考えか、伺いたい と思います。  さて、第4項目目のことばの教室についてでありますが、私はここで3つの提 案をしたいと思います。  その1つといたしましては、ことばの教室とはどういうところかを町民にきち んとお知らせをする努力をしてほしいと思います。なぜかといいますと、ことば の教室は健診の2歳児健診、3歳児健診で職員の方が立ち会われているそうなん ですけれども、そのときにちょっと言葉の教室へ通って様子を見た方がいいです よとなったときに、拒否反応が起きるというんです。私は、例えば手が腫れてい たら保健婦さんに病院行ったらどうですかと言われたら、ああそうですねと言っ て行きます。でも、その言葉の教室へ行ってみたらと言われたら、何でそんなこ とを言うんだとか、そういう反応があるというんです。でも、病院へ行くことも ことばの教室へ行くことも同じだというふうな意識づけに町民がならないとだめ だと思うんです。それは町民、特に子育てをする若いお父さん、お母さんの意識 を変えることもことばの教室の大事な仕事ではないかというふうに考えるからで す。  2つ目の提案といたしましては、ことばの教室から子育てをする親に何かメッ セージを発信してほしいと、そんなふうに考えます。例えば、健診のときであり ますとか、あるいはお母さん教室だとか、また幼稚園や保育所の父母会の集まり のときだとか、育児クラブでなどいろいろな機会があろうかと思います。また、 町民福祉の集いというようなこともやっているわけですから、そういうところに もぜひ参加をしていただいて、アドバイスや相談などをしていただくことで、町 民に開かれたことばの教室になっていってもらいたいというふうに考えます。  3つ目といたしましては、関係者との交流、意見交換の場も必要ではないのか なというふうに考えます。関係者というのはだれかなと自分で考えたときに、例 えば保健福祉の職員でありますとか、それから特殊学級の先生とか、それから保 護者の方とか保育士の方とかいろいろ考えられるわけですけれども、どういう方 がいいのか私はちょっとわかりませんけれども、その3つのことを提案をしてお きたいと思います。 ○教育長(宮西義憲)  高橋議員のご質問にお答えいたします。  前段ございました特殊学級という言葉をやめて芽室町から新しい言葉の発信を と、こういうご提言がございました。この特殊学級という言葉については公的な 書類、公的には学校教育法という法律がございまして、その中で使われている言 葉でありまして、私ども公的な書類の中では使わざるを得ない言葉、こういうふ うに認識してございます。 ただし、子供たちの指導現場では私どもは余りこの言葉は使ってございませんで して、高橋議員ごらんになった学校についても、泉学級と、こういう言葉が使わ れていたと思いますが、学校によっては泉学級、若草学級、あるいはこだま学級、 あるいは中学生の場合にはA、B、Cと3クラスありましたら、そのクラスはB 組と単純にクラス分けして呼んでいると、こういうような方法をとっている現状 にございます。  ただ、ご指摘の趣旨もよく理解できますので、今後ともそれらにつきましては 十分心していきたいと、このように考えております。  それから、もう一点ございました高橋議員がごらんになったときに、普通学級 から来ている子がいたよと、こういう現状でありますが、私どもは学校サイドと も相談いたしまして、一人一人の子供たちにとっていかに効果的な学習手段を確 保できるかということにつきましては、学校対応の範疇でやっていただいている というのが現状であります。したがいまして、そういう子供たちがその泉学級に 学習に行く時間があると、そういう現実は確かに存在してございます。これらに つきましては、今後とも学校サイドと十分に連携をとりながら学校対応というこ とを進めてまいりたい、このように考えております。  それから、2点目にご提言がございました。3点ばかりご提言がございました が、貴重なご提言でございますので、十分今後とも考えていきたいと。ただ、い ろいろ難しさもございますけれども、十分に参考にさせていただくものはしてい きたいと思っております。  ただ、3点目にありました関係者との意見交換の場でありますけれども、これ らにつきましては、実は保健婦さんの子供たちの健診は1歳半からたしかやって いるわけですが、言葉のチェックは1歳半のときからやります。ただし、これは 保健婦さんの健診ですね。ただし、私どもの言葉の教室の職員が同席して行くの は2歳から、こういう形になっておりまして、それらの現状の中での意見交換、 これは常にやってございまして、これらにつきましても今後ともより強化してい きたいなと思いますけれども、既にやってございます。  それから、私立幼稚園の先生も含めました保育園の保母さん、あるいは私立幼 稚園の先生、それから小学校の入学時における低学年担当の先生方、これらとの 意見交換、情報交換も十分やっているつもりでおりますけれども、これはケース に応じて常に迅速に対応していかなければならないものも出てまいりますので、 定期的な意見交換ばかりではなくて、事案に合った対応に心がけてまいりたいと、 このように考えていることを申し上げお答えといたします。 ○3番(高橋仁美)  それでは、3回目の質問をさせていただきます。  1点だけ、ことばの教室についてであります。私はことばの教室に限らず、ど ういう組織であれ、団体であれ、やはり10年以上経過いたしますと、一度点検で ありますとか、見直しをしてみる必要があるんではないかと。先ほど申し上げた こともありますけれども、それらを含めまして、そんなふうに感じるわけですが、 その必要があるかないかということで教育長のお考えを伺いたいと思います。  今回、いろいろな方のお話ですとか、北海道における言語障害児教育の実態と いう資料なんか見ますと、どうも理解できない部分も多々ありました。資料の中 では、芽室ことばの教室というのは幼児単独設置というふうになっているわけで すけれども、小学生も通っていますね。それから、設置形態にいたしましても幼 児単独もあれば幼児と小学校を併設した例だとか、それから西十勝ことばの教室 のようにことばの教室ときずな園という福祉の分野とが併設したセンター型とい うのもあります。あるいは、小学校単独設置だとか、いろいろな形態があるよう です。管轄につきましては、ここは教育委員会ですけれども、福祉の管轄という ところもあります。幼児に重きを置いて言葉の治療ということであれば、福祉の 分野でもいいのではないのかなと、将来的にはどうなのかなと。また、音更町だ とか幕別町というのは、人事異動なんかもあるようなんですが、そういったこと はどうなのかなと、いろいろ考えさせられました。ですから、一度この機会に点 検、見直しなどをされることを希望いたしますが、教育長はいかがでしょうか。 ○教育長(宮西義憲)  ご指摘をいただきました趣旨については十分理解でき るつもりでおりますので、点検、見直しと申しましょうか、その運営の点検と評 価、これにつきましては、やはり私どももやっていかなければならないというふ うに考えておりまして、就学指導委員会なども通じまして今後ご指摘のありまし た点も含めいろいろと考えてまいりたいと、このように考えております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 島根県松江市総合計画審議会第2部会 第2回議事録 [抜粋] 2000/11/20 ■ ------------------------------------------------------------------------ 【瀬戸委員】 ----------- 前略 112ページですが、この前提案させて頂いたADHDを含めて頂いて有り難うござい ました。括弧 4、障害児教育の充実というところ、これは従来の障害児教育、こ れまでの行われている障害児教育というのは知的障害と身体障害っていうふうに 挙げてあります。ところが、最近非常に増えているのが、学習障害と行動障害。 学習障害についてはLD、ADHDについては異質のものですが行動障害。従って、こ この障害児教育については、広義での障害児教育にしたほうがいいのではないか というふうに思います。 ------------- 後略 【遠藤副教育長】 ----------- 前略  それから、障害児のことにつきましては、ご指摘のとおり学習障害あるいは行 動障害といろんな面の障害をもった子が出てきておりますので、これ担当のほう ともう一回つめて回答したいというふうに思っています。ご指摘のような方法で 考えさせて頂きたいというふうに思っております。 ------------- 後略 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ---------------------------------- 19:32 2001/05/04 □ ------------------------------------------------------------------------  4月30日付け朝日新聞社説で、「学習障害・理解をみんなのものに」と題して、 教育的支援の必要性について提言されていました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ LD親の会「けやき」の正会員・通信会員・賛助会員になってください! ▼ ▲ 入会方法等はこちら → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/join.html ▲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容を転載される場合には必ず下記までご連絡下さい ■ 親の会「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999.03.12 更新] ホームページ URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998.07.31 更新] i-mode 版 URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/i/ [2000.05.10 更新] LDニュース 最新号バックナンバーについては下記のサイトから閲覧が可能です URL: http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000000592 [2000.12.21 更新] LD 関連の情報交換・意見交流・質問は下記の「LDフォーラム」をご利用下さい LD-FRM URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/LD-FRM/ [2000.08.17 更新] 編集に際し正確を期していますが、最終保証責任は免責とさせていただきます ■ 挿入されている広告内容や広告主と親の会「けやき」は一切無関係です ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  LD NEWS は「まぐまぐ」 http://www.mag2.com/ を利用して発行しています

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