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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #240 2001/03/12 発行 登録読者(配信)数 3,070 ■ ■ LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ LD親の会「けやき」の正会員・通信会員・賛助会員になってください! ▼ ▲ 入会方法等はこちら → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/join.html ▲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 道南地区教育相談ネットワーク(仮称)を設立 2001/03/07付 函館新聞 ■ ■ LD対応はチーム指導を/LD児研究報告書 沖縄タイムス  2001/03/09 ■ ■ IQは70以上に/LDの判断基準設定 琉球新報ニュース 2001/03/09 ■ ■ 第97回 日本精神神学会総会開催 大阪国際会議場 2001/05/17,18,19 ■ ■ 障害者施策に関する計画の策定等の状況について 総理府 2000/08/29 ■ ■ 「北海道LDサポート学会」の発足のお知らせとご案内    2001/02 ■ ■ 教育論文 不登校生徒と養護教諭の役割〜保健室登校生徒との関わり〜 ■ ■ 学習上困難を示す児童生徒に対する教育的援助の在り方に関する研究  ■ ■ 精神保健福祉相談メンタルヘルス Q & A 群馬県精神保健福祉センター  ■ ■ 教育セミナー"高校"どうする!この時期からの進学・転校 2001/03/17 ■ □ 編集後記 ----------------------------------- 01:03 2001/03/11 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 道南地区教育相談ネットワーク(仮称)を設立 2001/03/07付 函館新聞 ■ ------------------------------------------------------------------------ 全文は以下サイトで閲覧可。 http://www.hakodateshinbun.co.jp/news.htm −−−−−−−−−−−−−−− 渡島・桧山管内の特殊教育諸学校の関係者が中心になって4月、「道南地区教育 相談ネットワーク(仮称)」を設立する。 −−−−−−−−−−(中略)−−−−−−−− 乳幼児期から卒業後にわたって支援する体制を目指すほか、普通学校の在籍生に ついても難聴や弱視をはじめ、学習障害(LD)や注意欠陥多動性障害(ADH D)、高機能自閉症など教育的支援を必要とする児童・生徒や保護者、教諭らへ も積極的に対応したいとしている。4月から1年間を試行期として改善を図りな がら、2002年度からのスムースな運営を目指す。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD対応はチーム指導を/LD児研究報告書 沖縄タイムス  2001/03/09 ■ ------------------------------------------------------------------------ 全文は下記サイトで閲覧できます。 http://www.okinawatimes.co.jp/day/200103091300.html#no_5 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− <沖縄タイムス 2001年3月9日 朝刊> 周りの無理解によっていじめにあったり、授業から取り残されるなど対応が遅れ ていた学習障害(LD)児に対する初の研究報告書がまとまった。LD児等調査 研究運営会議の平田永哲会長(琉大教授)が八日、翁長良盛県教育長へ報告書を 提出。LDの判断基準や指導体制を示したほか、課題として「アシスタント・テ ィーチャーの配置」など加配を強く求めている。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ IQは70以上に/LDの判断基準設定 琉球新報ニュース 2001/03/09 ■ ------------------------------------------------------------------------ 全文は下記サイトで閲覧できます。 http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/2001/2001_03/010309g.html −−−−−−−−−−−−−−−−− 琉球新報ニュース 2001年3月9日 10:42 更新 IQは70以上に/LDの判断基準設定  学習障害(LD=Learning Disabilities)の児童・生 徒への教育的対応について検討していた県教委の学習障害児等調査研究運営会議 (会長・平田永哲琉大教授)は8日午前、昨年6月からこれまでの調査・研究の 成果をまとめた報告書を、翁長良盛県教育長に提出した。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 第97回 日本精神神学会総会開催 大阪国際会議場 2001/05/17,18,19 ■ ------------------------------------------------------------------------  全文は以下サイトで閲覧できます。 http://www.jspn.or.jp/3sou_b.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 会 期 2001年5月17日(木)/18日(金)/19日(土) 会 場 大阪国際会議場     大阪市北区中之島5-3-51 TEL 06-4803-5555 会 長 武田 雅俊(大阪大学医学部 教授) 事務局 〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-2 D3 大阪大学医学部精神医学教室(事務局長 篠崎和弘)     TEL 06-6879-3051 FAX 06-6879-3059 ● 教育講演 (46講演、各30分) 29 ADHD(注意欠陥多動性障害)  【日 時】 5月18日(金)10:00〜10:30  【講 演】 山崎晃資(東海大学)  【座 長】 中村 純 30 発達障害と思春期:PDDおよびADHD  【日 時】 5月18日(金)10:30〜11:00  【講 演】 市川宏伸(都立梅ヶ丘病院)  【座 長】 中村 純 ● 精神医学研修コース内容紹介(全20コース) 11.LD、ADHDとその周辺  【日 時】 5月18日(金)9:00〜12:00 【コーディネーター】 白瀧貞昭(武庫川女子大学文学部人間科学科) LD、ADHDに含まれる症状を理解し、これらの状態にある児童生徒への治療 的アプローチを考えるためには、発達期の脳と高次心理機能との関係を扱う「発 達神経心理学」についての基本を理解しておくことが最低限、要請される。現在、 日本の学校現場でLD児、ADHD児に対処することを要請されているのはもち ろん教師であるが、上記のような発達神経心理学的基礎知識を教師が十分に有し ていないことから、これらに対して精神神経科医との連携が求められることにな る。また、LD児、ADHD児は文字どおりの学習、多動性、衝動性などの問題 だけにとどまらず、他の多くの精神科的諸問題をも合併したりすることも学校現 場でより問題を困難にしている。この面でも精神科医の役割は大きい。本研修コ ースでは次のような事柄を学習する予定である。 1.LD,ADHDの診断が行えるよう、必要な児童生徒の認知(知的機能)、   行動、対人関係などの評価、観察法に関する基礎の学習 2.LD、ADHDなどに対する治療的アプローチの基本(教育的、心理的、薬   物治療など多面的治療法)の学習 3.LD、ADHD児などを教育委員会、学校、家庭、医療・訓練機関などで全   体として包括的にアプローチしていくための望ましい体制などについて ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 障害者施策に関する計画の策定等の状況について 総理府 2000/08/29 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www8.cao.go.jp/information/shougai/sakutei.html からの転載。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−          総理府障害者施策推進本部担当室 平成12年8月29日      障害者施策に関する計画の策定等の状況について         市町村障害者計画等の策定状況 障害者基本法(昭和45年法律第84号)第7条の2第2項及び第3項により都 道府県及び市町村が策定するよう努めなければならないとされている都道府県障 害者計画及び市町村障害者計画の策定状況について、平成11年度末の状況を取 りまとめたものである。 1 市町村障害者計画の策定状況 1)概況 ・ 平成11年度末現在で計画が策定されている市町村は、2,058団体であり、指定 都市を除く市町村3,240団体に対する策定率は63.5%となった。 ・ これは、平成10年度末と比べて、団体数で455団体、策定率では14.1ポイント   の伸びである。 ・ 団体の区分ごとに見ると、市及び特別区では策定率91.1%であるのに対し、町  村では策定率が56.2%と低位にある。 ・ 都道府県別に見ると、8県ですべての市町村が策定を終了している一方で、熊   本県(策定率9.6%)、茨城県(策定率20.0%)、福井県(策定率20.0%)等策定の進  んでいない都道府県がある。 ・ 策定率を市区、町村別、都道府県別に見ると、町村の策定率が低い都道府県   は、市区の策定率も低い傾向にある。 ・ 人口規模別に策定率を見ると、市区では人口2万人未満で、また、町村では人  口5千人未満で策定率が50%を割り込んでおり、引き続き小規模市町村での策   定が遅れているということができる。 ・ 計画が策定されている市町村の人口を見ると、指定都市を除く対象人口  106,883,145人に対して93,092,791人(87.1%)となっており、昨年より9.4ポ   イントの増加となっている。 2) 計画の内容 ・ 策定済の計画を見ると、精神障害者施策の記述が有るものは87.7%となってい  る。 ・ 数値目標の有無については、昨年度より2.7ポイント増の40.5%が数値目標を   設定している。 3) 計画策定手法 ・ 広域計画を策定している団体が13県251団体となり、昨年の9県131団体から大  幅に増加。 ・ 広域計画を策定している市町村の平均人口は17,189人で、市町村全体の平均   人口32,988人を大きく下回っている。 4) 今後の見通し ・ 平成12年度中に策定を予定している団体は467であり、予定通りに策定が進め  ば、平成12年度末には2,525団体、策定率77.9%に達する見込み。 2 都道府県・指定都市の状況 ・ 同時に調査している都道府県及び指定都市については、すべての団体で既に   策定済である。 ・ また、基本計画の見直しを行った団体は、1府1県1市、新たな実施計画を  策定した団体は、1県となっている。 −−−−−−−−−−−−− 障害者施策に関する計画の策定等の状況  −− 目 次 −− I 地方障害者計画の策定状況  1 都道府県・指定都市障害者計画策定の概要  2 都道府県・指定都市障害者計画(基本計画)の策定状況(1) , (2)  3 都道府県・指定都市障害者計画(実施計画)の策定状況  4 市町村障害者計画策定の概要  5 市町村障害者計画の策定状況(総数の部),(市区の部),(町村の部)  6 人口規模別市町村障害者計画の策定状況  7 広域計画・数値目標・精神障害記述の状況(策定済分),(策定予定分)  8 障害者計画が策定されている市区町村の人口(都道府県別)  9 都道府県別市町村障害者計画策定率の推移 II 地方障害者施策推進協議会等の設置状況  1 都道府県・指定都市障害者施策推進協議会設置の概要  2 都道府県・指定都市障害者施策推進協議会の設置状況(1) , (2)  3 市町村障害者施策推進協議会等の設置状況 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 「北海道LDサポート学会」の発足のお知らせとご案内    2001/02 ■ ------------------------------------------------------------------------ 下記サイトから管理者の許諾を得て転載いたします。 http://www08.u-page.so-net.ne.jp/bj8/mkoizumi/korekar.htm −−−−−−−−−−−−−− 北海道LDサポート学会のご案内。 「北海道LDサポート学会」とは ☆ この会の目的 北海道におけるLDとその周辺の子どもたち(LD、ADHD、高機能自閉症、 アスペルガー症候群等を含む)に関する研究・臨床・教育・福祉の進歩向上を 促すとともに、LD児に対するライフサイクルに沿った支援の増進を図ること を目的としています。 ☆ この会は、次の事業を行います。 1.年1回、基礎研究、医療、教育、福祉などの成果を発表しあうための研究    会を行います。 2.北海道LD懇話会と連携をとりながら指導者の資質の向上をめざすための   講習会やワークショップを開催します。 3.会員の研究や実践の成果を発表するための専門誌を発行します。 4.日本LD学会および北海道LD懇話会等の連携を深めます。 ☆ この会の会員資格   LDに関する基礎研究・医療・教育・福祉に携わっている方   年会費  一般会員 3000円        学生会員 1000円 北海道LDサポート学会事務局(予定)  北海道大学教育学部障害児心理研究室内  〒060-0811  札幌市北区北11条西7丁目 FAX 011-706-3108 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 教育論文 不登校生徒と養護教諭の役割〜保健室登校生徒との関わり〜 ■ ------------------------------------------------------------------------ 下記サイトで全文が閲覧できます。 http://www.city.yamato.kanagawa.jp/kenkyu/topics/ronbun02.htm −−−−−−−−−−−−−    不登校生徒と養護教諭の役割〜保健室登校生徒との関わりを通して〜                  大和市立南林間中学校養護教諭 大平尚美 平成12年度学校基本調査によると、平成11年度間の長期欠席者(30日以上 の欠席者)のうち、「不登校」を理由とする児童生徒数は、小学校2万6千人、 中学校10万4千人の合計13万人で、過去最高となった。 平成8年度、文部省が実施した保健室利用状況調査によると、1日の大半を保健 室で過ごすいわゆる「保健室登校」の児童・生徒がいる学校は、小学校で12.1 %、中学校で37.1%。高校で19.4%に上っている。保健室登校は増加傾向 にあり、特に中学校で増加している。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 学習上困難を示す児童生徒に対する教育的援助の在り方に関する研究  ■ ------------------------------------------------------------------------ 全文は下記サイトで閲覧できます。 http://www.gec.gifu.gifu.jp/kenkyu/kiyou_ippan/09/09.htm −−−−−−−−−−−−−−−−− 岐阜県教育センター研究紀要(特殊教育) 学習上困難を示す児童生徒に対する教育的援助の在り方に関する研究 (2)             −学習障害児等に対する教育的援助の在り方− (小学校・中学校・特殊教育諸学校) 3年計画 完結年次 〈研究の概要〉 本研究のねらいは,県内における学習障害の疑いのある児童生徒の実態を調査し, 事例研究を通じて教育的援助の在り方を求めようとしたものである。調査の結果, 学習障害の疑いのある児童生徒の多くが,実際に学習上の困難や二次的障害を示 していることが分かった。それを受けて,個々の児童生徒のつまずきの要因や認 知の特性等に応じた個別指導計画を作成し,指導・援助の工夫を行ったり,学校 の実状に応じた校内支援体制を築いたりするなどの教育的援助の在り方を明らか にした。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 精神保健福祉相談メンタルヘルス Q & A 群馬県精神保健福祉センター  ■ ------------------------------------------------------------------------ 下記サイトで全文が閲覧できます。 http://www.pref.gunma.jp/c/05/seishin/q&a/q&aindex.htm −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 注意欠陥多動性障害 3歳の男の子.落ち着きが無く、一時もじっとしていられ           ず,興味があちこちに移ってしまい集中して遊べません. 学習障害 最近,学習障害という言葉を耳にしました.もしかしたらこの子もそ      うなのではないかと思います. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 教育セミナー"高校"どうする!この時期からの進学・転校 2001/03/17 ■ ------------------------------------------------------------------------ 主催者から掲載依頼がありました。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−   【21世紀教育研究所主催 第4回 教育セミナー】    “高校”どうする! この時期からの進学・転校    〜多様化する進路選択の重要ポイントを考える〜 2001年3月17日(土)13:00開場  13:30〜16:30 会  場:全理連ビル9階 会議室(JR代々木駅下車 北口目前 徒歩1分) 参加費 :一組 500円(資料代)(ご予約をお願いします。) 協  力:日本航空高等学校通信制課程/代々木高等学院 ● 第一部 シンポジウム   (13:30〜15:00) パネリスト 飯島 修治さん(都立新宿山吹高校教諭)       粉川 聖典さん(日本航空高校通信制課程東京入学相談室主任)       海老沢利和さん(代々木高等学院入学相談室長) コーディネーター  一色 真司 (NPO法人21世紀教育研究所理事) ● 第二部 グループおよび個別相談会 (15:00〜16:30) ● 主な参加対象 中学3年生、高校在籍中で転入をお考えの方、高校中退から編入をお考えの方お よび保護者。学校の先生、相談関係者、帰国子女の方。 ● 参加申込 参加ご希望の方は、参加される方のお名前とご連絡先(住所、電話番号、お持ち でしたらemailも)を、下記までお電話かFAXまたはEメールにてご連絡くださ い。参加費は当日ご精算お願いします。当日参加もお受けいたしますが、定員超 過の場合にはご参加いただけない場合もございますのでご了承下さい。(事前お 申込みの方につきましては、定員超過のためご参加できない場合のみ、当方より ご連絡いたします。) なお、これまでの進路選択のご経験の中で、お困りになっていらっしゃること、 悩み、お求めの情報などについて、あらかじめFAXまたはEメールにてお寄せ いただければ、優先的に個別のご相談をお受けいたします。また進路選択に関し て、役立つ情報、具体的な進路情報などをお持ちの方も、ぜひ事前にお寄せ下さ い。当日の参考にさせていただきます。 ● 問合せ・申込 特定非営利活動法人 21世紀教育研究所         〒106-0032東京都港区六本木6-2-5 セキヤレジデンス32      TEL:03-3423-0921 / 03-3358-9483                FAX:03-3423-0926 Info@edu21c.net ● 趣 旨 今、日本の各地から、この国の教育をどう変えるか、その抜本的教育改革につい ての議論が盛り上がっています。教育は国家100年の計ともいわれますが、現 実問題として、目前の進路選択に迷い悩む方々にとっては、とてもそんな悠長な ことは言ってられないのが実状であり、本音でしょう。 進路選択は、近年益々多様化しています。既存の学校以外にも様々な学びの場も できつつあります。状況は刻々と変化しており、制度改革を待っていては、いつ までも自分の進路を決断できないという事態にもなるやもしれません。 ならば、この現実をどのようにとらえ、それぞれがどう対応すべきかを、当事者 本人とその家族が自らの頭と体を駆使して決断できることが大切です。 一人ひとりが自分自身の進路を主体的に考え、自分にあった選択肢を見つけなけ ればいけない段階にきているのです。 しかしながら一方では、情報が氾濫する現代において、自分たちだけで有益な情 報を集め、整理し、選択決断することは困難であり、さらに迷うことも多いでし ょう。 今回のシンポジウムでは、中3生および高校中退生や転入を希望する生徒・保護 者のみなさんに対して、後悔しない進路選択、高校選びができるように、具体的 な事例を交えて、その際に「これだけは欠かせない」という重要ポイントを、み なさんと一緒に考えていきたいと思います。 第一部では、パネリストそれぞれの方々から、現場経験に基づく進路選択におけ る問題点、現在の社会状況、そして今後の指針などをふまえて、できるだけ具体 的なモデルを出しながらお話していただきます。そして第二部のグループ懇談お よび個別相談会では、参加者それぞれの方の状況やお考えにそいながら、双方向 なやり取りの中で、より丁寧にお話を伺えればと考えています。 ● 第二部 グループおよび個別相談会について グループ懇談は、都立新宿山吹高校教諭の飯島さんを中心に参加者の方々同士の 経験や知識を共有することを目的とし、より幅広く具体的なお話を希望される方 にお勧めします。 個別相談は、ある程度具体的な進路がお決まりになっている方。または、進路に 関して全く具体的な情報がなく、一つ一つ丁寧に、個別のアドバイスをご希望さ れる方にお勧めします。総合相談として、21世紀教育研究所スタッフ中心にご相 談をお受けしますが、ご希望の場合には、今回協力の日本航空高校ならびに、代 々木高等学院の専門相談員も、お話をお伺いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 静岡県「人づくり百年の計委員会」 浜松会場 議事録  1998/11/13 ■ ------------------------------------------------------------------------ 下記サイトからの転載です。 http://www.pref.shizuoka.jp/kikaku/ki-06/hito-hbu1206.htm −−−−−−−−−−−−−−− (吉澤委員)いろんな可能性を、それぞれの教育の中で伸ばしていくという視点       から見て、障害がある人というのは、もっとも大きな制約を受けて いるわけですけれども、そういう人達にとって、ひとつの選択肢が余分にできる ということは、様々な可能性が膨らんでいくことになります。 この場合、公立高校について、どういう意味があるのかと言うと、ひとつは、地 域の学校に通える、もうひとつは、親しい友人と同じ学校に行ける。これは、静 岡県でも、いずれ検討されてもいいことではないかと思います。 それから、障害者の大学入試について、研究会というのを持ったことがございま す。現状は、はっきりいって、まだまだ遅れております。 昨年、大学における障害者の受入状況に関する調査を行ったグループがありまし て、全国の601大学にアンケートを送りまして、339の大学から回答がありました。 それを細かく分析して、まとめてありますが、過去5年間に障害を持つ受験者が いた大学は、全体の77%。障害者が在席していた大学、これは約70%。残りの大 学、回答がなかった大学の中のどれだけかは、まだ障害者を受け入れてないとい うことになります。 次に、入学者を、障害の内容が多かった順に見ていきますと、難聴、それから下 肢が不自由な方、これは例えば杖とか義足、それから電動イスなどを使用してい る、という方が多かったです。障害が重くなる程、やはり受け入れられた人数は、 少なくなります。 知的障害、学習障害のある受験者の例はどのくらいあるかと、各大学にアンケー トを出した結果は、知的障害者の受験例があった大学が2校、学習障害のあった 受験例があった大学が1校でした。実際に、知的障害の人が、入学しているとい う大学は、1校だけでした。 今後、そういう人達の受験の可能性はどのくらい出てくるかという、アンケート の結果をまとめたところ、70%の大学が、現時点では、回答できないということ でした。 広く、人材を活用するという場合に、やはり、そうした人びとに広く門戸が開か れるということは、絶対必要ですし、そうなければならないと思います。特に、 先程から話題に上がっている大学が、こうした人達を受け入れることを強く希望 します。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ----------------------------------- 01:03 2001/03/11 □ ------------------------------------------------------------------------ 沖縄県の「LD児等調査研究運営会議」からの報告は、今後のLD児教育対策を 考えるうえで、注目すべきものと思います。報告書入手できましたら、ご紹介し たいと思います。皆さまからも、情報等ございましたらお知らせください。 【お知らせ】今号から、1行の文字数を若干増やしました。。。。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容を転載される場合には必ず下記までご連絡下さい ■ 親の会「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999.03.12 更新] ホームページ URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998.07.31 更新] i-mode 版 URL : http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/i/ [2000.05.10 更新] LDニュース 最新号バックナンバーについては下記のサイトから閲覧が可能です URL: http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000000592 [2000.12.21 更新] LD 関連の情報交換・意見交流・質問は下記の「LDフォーラム」をご利用下さい LD-FRM URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/LD-FRM/ [2000.08.17 更新] 編集者は掲載に当たり正確を期すも最終保証責任は免責とさせていただきます ■ 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