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LD(学習障害)ニュース #227 2001.01.20 発行 登録読者数 2,925
LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997.9.10創刊
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■ 神奈川LD協会 IEP学習会 東京国際フォーラム 2001/01/29 ■
■ 親の会パルレ「LD児のために〜先生と一緒の勉強会」 2001/03/04 ■
■ 第21回埼玉障害児教育研究集会/浦和・埼玉教育会館 2001/02/04 ■
■ 「LDをもつ人の就労・社会的自立を考える」船橋市 2001/01/20 ■
■ 見晴台学園「青年部」「学寮」新設(2001/4)説明会 2001/01/28 ■
■ 21世紀の特殊教育の在り方調査研究協力者会議 (第6回議事要旨) ■
■ 21世紀の特殊教育の在り方調査研究協力者会議 (第7回議事要旨) ■
□ 編集後記 ------------------------------- 22:56 2001/01/19 □
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■□■□ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください □■□■
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■ 神奈川LD協会 IEP学習会 東京国際フォーラム 2001/01/29 ■
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神奈川LD協会では、 1月27〜28日、日米シンポジウムを開きますが、その
翌29日、ボストンの Dr.Haynes と Honoluluの Mr.Salza を講師に招いて小
さなワークショップをいたします。
このIEP学習会はLD協会指導スタッフのために計画いたしましたが、会
場に多少の余裕がありますので、ご案内申し上げます。
日 時:2001年1月29日(月) 午前10時より12時まで
場 所:東京国際フォーラム G404会議室
参加費:7,000円 先着10名まで
現在LD児の指導にあたっている方が優先です。保護者はご遠慮ください。
お申し込みはLD協会研究相談部の伊藤または大橋まで。
TEL 045-984-7910 または 045-981-5096
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■ 親の会パルレ「LD児のために〜先生と一緒の勉強会」 2001/03/04 ■
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親の会パルレの主催で、勉強会を開催します。
日 時: 3月4日(日) 午後1:30〜3:30
会 場: セントラルプラザ 10階
東京ボランティア、市民活動センター 会議室A
JR総武線 飯田橋駅 西口 隣
テーマ: 「LD児のために〜先生と一緒の勉強会〜」
講 師: 杉並区立中瀬中学校 通級指導室教諭
月森 久江 先生
参加費: 会員、学生 500円
非会員 1000円
問い合わせ先: tsuboi@alles.or.jp
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■ 第21回埼玉障害児教育研究集会/浦和・埼玉教育会館 2001/02/04 ■
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と き 2001年02月04日(日) 9:30〜16:30 受付9:00〜
ところ 埼玉教育会館 浦和市 JR浦和下車 埼玉県庁前
記念講演 21世紀の障害者教育の展望〜障害者教育の歴史に学ぶ(仮)
清水 寛 氏 (埼玉大学)
分科会 聴覚・視覚・肢体・病弱・訪問・小中障害児学級・青年・地域社会
健康・特別分科会「特別な教育的ニーズと就学保障」
主 催 埼玉県教職員組合障害児教育対策委員会
埼玉県高等学校教職員組合障害児教育部
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■ 「LDをもつ人の就労・社会的自立を考える」船橋市 2001/01/20 ■
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千葉LD児・者 親の会「コスモ」主催 講演会
演 題 「LDをもつ人の就労・社会的自立を考える」
講 師 梅永雄二先生(明星大学)
日 時 2001年1月20日(土) 14:00〜16:00 (受付 13:30)
会 場 船橋市海神公民館ホール (京成海神駅下車すぐ)
参加費無料。事前申込みは不要です。直接、会場へ。
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■ 見晴台学園「青年部」「学寮」新設(2001/4)説明会 2001/01/28 ■
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http://www.asahi-net.or.jp/~at6k-ngys/setumei.html
から許諾を得て転載。
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見晴台学園では、2001年4 月新設の「青年部」と「学寮」についての説明会
を下記のように行います。
日 時:2001年1月28日(日) 午後1時〜4時
会 場:愛知県中小企業センター7階 (名古屋駅前)
青年部(4年制)について 2001年4月、青年部を新設します。
入学資格 ・原則として、18歳以上
・学園で学びたい人
(友だちが欲しい人、自信をつけたい人、自分が好きになり
たい人、自立したい人)
教育課程 ・一般教養教育…近隣の大学で、特別授業を開設
・フィールド体験学習
・SSP(自己学習計画)
学納金 入学金 40万円/入学時
授業料 42万円/年
教材費 約12万円/年
行事費 約 6万円/年
施設維持費 20万円/年
−−−−−−−− 以下は参考。
http://www.asahi-net.or.jp/~at6k-ngys/invite2.html
学習障害児の学園・見晴台学園 2001(平成13)年度 生徒募集のご案内
高等部 本科1年生 募集人数 男女15名程度
中等部 募集人数 男女若干名
出願資格 2001年3月中学校卒業見込み、又は中学校卒業後3年以内の人
12から14歳
・学習障害児やその周辺の子ども
・自分らしさを大切にしながら、ゆっくり学びたいと思っている子ども
出願期間 2001年2月19日(月)〜2月22日(木)
★ 郵送の場合 2月22日の消印有効です。
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■ 21世紀の特殊教育の在り方調査研究協力者会議 (第6回議事要旨) ■
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http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/006/gijiroku/001/001002.htm
からの転載です。
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21世紀の特殊教育の在り方に関する調査研究協力者会議(第6回議事要旨)
1.日時 平成12年10月24日(月)10:00〜11:40
2.場所 虎ノ門パストラル しらかばの間
3.出席者
(協力者)安彦(忠)、安彦(ひ)、飯田、池田、上野、江草、大南、河合、
瀬尾、?、中野、西嶋、細村、三浦、三上、宮崎の各氏
(文部省)御手洗初等中等教育局長、玉井審議官、池原特殊教育課長、今井
特殊教育企画官、吉富特殊教育課課長補佐ほか関係官
4.議事内容
(1)事務局より配付資料の確認があった。
(2)事務局から、前回会議の意見を踏まえ修正した中間報告(案)の説明
が行われた後、フリートーキングが行われた。主な意見は以下のとお
り。
(第1章 今後の特殊教育の在り方についての基本的な考え方)
○就学猶予・免除者が減少した理由には、54年の養護学校義務制であるこ
とは確かであるが、同時に、訪問教育も始まったことがその理由の一つで
もあることから、小・中学部の訪問教育についても明記することが必要。
○厚生省や労働省の動向をみると、就労支援を考える時には生活支援も併せ
て検討していることを考えると、「就労支援、生活支援」とすれば今後い
ろんなつながりがもてると思う。
(第2章 就学指導の在り方の改善について)
○教育相談員の活用について、退職校長に限らず、特殊教育について豊富な
知識と経験がある者を活用することが重要。
○就学指導委員会の役割に盲・聾・養護学校か小・中学校に就学するかの判
断だけでなく、学校長が特殊学級か通常の学級かを判断するときのアドバ
イスを行う機能を加えることが必要。
(第3章 特別な教育的支援を必要とする児童生徒への対応について)
○夏期休業日における対応については、学校のみの対応ということではなく、
生涯学習、福祉の面と協力して対応することも重要。
○夏期休業中の対応については、現在盲・聾・養護学校において、プール指
導等を行っており、単に数日間の登校日を設けるということだけでなく、
様々 な行事等も含めて「登校日等」と示したほうがいいのではないか。
○障害が重度・重複化している子どもは、生活の変化に対応しにくいことか
ら、慣れている学校の対応ということが重要であり、学校の長期休業中の
対応を示して欲しい。
○自閉症児等の対応について、ADHDや自閉症の判断基準に関する研究は、大
学等で進んでいる。また、指導方法についても佐賀大学や香川大学附属養
護学校における取組は、国際的にも評価されている。自閉症児等の判断基
準や指導方法については、研究途中にあると明記した方がいいのではない
か。
○自閉症児への対応については、力量のある教員であれば、高機能自閉症児
への教育的対応と心因性の情緒障害児への教育的対応の違いを考慮しつつ
在り方の見直しができると思うが、現実には困難なところがある。今後、
調査研究等により検討することも踏まえた表現にした方がいいと思う。
○生涯学習において学校が地域の中で子どもを育てていくという理念をどう
具現化するのかということが重要。子ども一人一人のニーズを捉えること
が必要という考え方に立つと、学校の機能の効果的な在り方や、地域に入
った時の子どもに対してどういうニーズに対応するかということを明確に
することが必要。
(第4章 特殊教育の改善・充実のための条件整備について)
○行動障害をみせている子どもは、学校と家庭の間で適応することが困難で
あるため、学校に併設した寄宿舎における指導が効果的であり、このよう
な視点から寄宿舎の条件整備について検討すべき。
○都市部の知的障害養護学校では、入学者の増加に伴い、普通教室の整備が
遅れている所もある。バリアフリー化に伴う整備充実だけではなく、本来、
最低限備えるべき施設の整備が遅れている学校の今後の整備充実の必要性
についても言及することが必要。
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■ 21世紀の特殊教育の在り方調査研究協力者会議 (第7回議事要旨) ■
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http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/006/gijiroku/001/001201.htm
からの転載です。
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21世紀の特殊教育の在り方に関する調査研究協力者会議(第7回議事要旨)
1.日時 平成12年12月12日(火)14:00〜16:00
2.場所 虎ノ門パストラル 松の間
3.出席者
(協力者)飯田、池田、岩上、上野、河合、瀬尾、高、中野、西嶋、野崎、
細村、三浦、三上、宮崎、村田の各氏
(文部省)御手洗初等中等教育局長、玉井審議官、池原特殊教育課長、月岡
小学校課長、鈴木視学官、今井特殊教育企画官、吉富特殊教育課
課長補佐ほか関係官
4.議事内容
(1)事務局より配付資料の確認があった。
(2)事務局から、中間報告公表後に実施した関係団体からの意見聴取の結
果及び意見を踏まえた最終報告(案)の説明が行われた後、フリート
ーキングが行われた。主な意見は以下のとおり。
○障害者基本法の理念やノーマライゼーションの考え方に基づくと、障害の
ある児童生徒の自立を生涯にわたって支援していく体制を整備することは、
当然の権利として保障されることが必要であり、望ましいという表現では
弱い。
また、それを実現するためには、単なる社会参加だけにとどまらず、様々
な分野への完全参加が重要。
○一人一人の能力を最大限に伸ばし、自立や社会参加の基盤となる「生きる
力」を培うことなど、特別な教育的ニーズに応じた支援を行う考え方に転
換する理由を明確にすることが必要。
○教育について、場ではなくニーズへの対応で考えることは大きな転換。山
積する課題を整理して提言された事項を計画的に推進してほしい。
○児童生徒等の特別な教育的ニーズを把握し、必要な教育的支援を行うとい
う考え方に立って就学指導の改善を図る内容について明確に示すことが必
要。
○就学指導に当たって、保護者が意見表明することは当然のことであり、そ
の趣旨をもっと表してほしい。
○教育相談体制の充実を図るためには、心理学、医学等関係分野の専門家の
助言や支援を受けることも重要。
○学習障害児への対応については、教員や相談担当者の発達障害等について
の専門性を高めることが重要。
○早期教育の充実については、幼稚部が整備されている盲・聾学校だけでな
く、養護学校においても重要。
○教員の資質の向上については、特殊教育教諭免許状の保有率の向上だけで
なく大学院レベルの専門性の向上も重要である。
○特殊教育教諭免許状の保有率向上については、具体的な計画、目標を明確
にして積極的に推進する必要がある。
○特殊教育の教員養成や認定講習の充実については、障害種別の専門的な指
導等についての指導者の確保などの課題もあると考えられるので、その点
に留意して免許保有率の向上を図ることが必要。
○寄宿舎については、寄宿舎の役割として児童生徒一人一人の生活基盤を整
える上で重要であることを強調することが必要。
(3)本会議での意見を踏まえた修文については、座長に一任され、日程を
調整して文部事務次官に最終報告として提出することとされた。
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□ 編集後記 ------------------------------- 22:56 2001/01/19 □
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本当に毎日「寒い」ですね。冷蔵庫にすっぽり入ったような。。。
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