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==================================================================== LD(学習障害)ニュース #214 2000.12.09 発行 登録読者数 2,882 LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997.9.10創刊 ==================================================================== ▼ LD親の会「けやき」の会員(正・通信・賛助)になってください! ▼ ▲ 詳細はこちら → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/join.html ▲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 第3回「学習障害児理解のための基礎と実践講座」神戸 2001/01/13 ■ ■ 兵庫親の会主催 中川克子先生講演会 三宮青少年会館 2000/01/28 ■ ■ AIU-YMCA プロジェクト「学習障害理解セミナー」足利 2001/02/12 ■ ■ 平成11年度岩手県心身障害児就学指導委員会 会議録 2000/01/13 ■ ■ 埼玉県議会平成12年9月定例会でのLD関連質疑・答弁 2000/09/12 ■ ■ LD児 一人でも多くの人に理解を 親の会八日市支部がセミナー開催 ■ ■ LD児は未来の経営トップ!? LD児のための「目と目」プロジェクト ■ ■ 【抄録】 LD (学習障害) とADHD (注意欠陥多動障害) の理解と対応 ■ ■ 海外ニュース・米国/リタリン濫用 横流しで全公立学校を調査へ ■ ■ ビデオ 「君が教えてくれたこと」全4巻 2001年1月26日発売予定 ■ □ 編集後記 ------------------------------- 20:00 2000/12/08 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください □■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 第3回「学習障害児理解のための基礎と実践講座」神戸 2001/01/13 ■ --------------------------------------------------------------------  第3回「学習障害児理解のための基礎と実践講座」LD児及び周辺児へ   のかかわり方−いじめ・不登校・ADHDの背景にある学習障害とは− 日 時 2001年01月13日(土) 13:00〜16:00 場 所 西山記念会館 神戸市中央区脇浜町3-4-168     阪急・春日野道駅下車 徒歩10分 講 師 大阪教育大学教授     竹田 契一 先生     西宮YMCA LD教室主任    西岡 有香 先生     大阪医科大学・小児科講師 鈴木 周平 先生 定 員 718名 入場無料 主 催 国際ロータリー第2608地区 新世代委員会・社会奉仕委員会 後 援 兵庫県・神戸市及び兵庫県・神戸市・西宮市・芦屋市・宝塚市各教     育委員会 問合せ 特養老人ホームオリンピア TEL 078-221-7098 山口元     E-mail :infold@coconet.gr.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 兵庫親の会主催 中川克子先生講演会 三宮青少年会館 2000/01/28 ■ -------------------------------------------------------------------- テーマ 「LD理解と受容」 日 時 2001年01月28日(日) 14:00〜16:30 場 所 三宮青少年会館 参加費 正会員500円 非正会員1,000円 定 員 80名(先着順) 申込み 非会員の受付は以下の通り     期間 2000年12月11日〜16日     E-mail :tatunoko@sanynet.ne.jp 備 考 この講演会は平成12年度、神戸市社会福祉協議会善意銀行助成事業     として行われます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ AIU-YMCA プロジェクト「学習障害理解セミナー」足利 2001/02/12 ■ -------------------------------------------------------------------- 日 時 2001年2月12日 (月/休日) 13:00〜17:00 内 容 第1部『医学的な立場から』     宮尾 益知 氏(大宮心身障害総合センター)     第2部『教育的な立場から』     小池 敏英 氏(東京学芸大学 障害児教育学科) 会 場 足利市民プラザ 足利勤労福祉センター4階/会議室     足利市朝倉町264 対象者 教職員、学生、保護者などを含め、一般から広く公募。 参加費 1,000円(資料代として/当日徴収) 定 員 100名 申込法 氏名、職業、連絡先を、電話・FAX・Eメールで。     * 受付開始 2001年1月9日(火)より。     * 定員になり次第、締め切ります。 申込先 足利YMCA/担当 藤生(ふじう)     〒326−0057 足利市丸山町686−1     TEL 0284−41−3431   FAX 0284−41−3784     Eメール ashikaga@ymcajapan.org 主 催 足利YMCA、日本YMCA同盟 後 援 AIU保険会社、日本LD学会、全国LD(学習障害)親の会、     栃木県学習障害児(者)親の会連絡会「ゆずりは」、足利市教育委     員会、佐野市教育委員会、田沼町教育委員会、岩舟町教育委員会、     大平町教育委員会、下野新聞社、両毛新聞社、株式会社とちぎテレ     ビ、わたらせテレビ(足利ケーブルテレビ株式会社) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 平成11年度岩手県心身障害児就学指導委員会 会議録 2000/01/13 ■ -------------------------------------------------------------------- http://www.pref.iwate.jp/~hp0902/gaiyo/syogai2.html から抜粋転載。 −−−−−−−−−−  会議録 【平成11年度岩手県心身障害児就学指導委員会】 1 日 時 平成12年1月13日 14:30〜16:00 2 場 所 岩手県庁12階特別会議室 3 出席者(敬称略)    −−−−省略−−−− 4 議 事  (1)報 告   ア 本県の特殊教育の現状   イ 平成11年度障害児就学指導の実施状況   ウ 平成10年度市町村就学指導委員会の状況   エ 平成11年度当初盲学校・聾学校・養護学校への就学・転入学「学     校指定」一覧     以上のことについて、会議資料に基づき事務局から報告がなされた。  (2)協 議 ア 報告についての質疑 (委員質問)  特殊学級の小学校における増加傾向と中学校における減少傾向が窺えるが  どういうことか。 (事務局)  中学校については、知的障害養護学校の中学部に入学する生徒のうち、3  0%が小学校からの入学者であり、中学校入学時点で養護学校に切り替え  る子供が相当数いることが要因していることが予想される。また小学校に  ついては、保護者のニーズの変化や小学校特殊学級に対するニーズが高ま  りにともなう学級開設に向けた努力の成果と見ることができる。 (委員質問)  特殊学級の人数規模はどうなっているか。 (事務局)  小人数化が進行しているが、はっきりとした統計は取っていない。 (委員意見)  特殊学級の小人数化にともない、ますます交流教育の必要性が高まってい  る。交流教育の展開の上では柔軟に対応できるという意味では小人数は好  都合といえる要素である。交流教育の充実に期待したい。 (委員意見)  聴覚障害の子供たちにとっても小人数化の問題は大きい。友達がいないこ  とで、一層孤独感を深めている。交流教育の推進は切実な課題である。 (事務局)  県としても、「第8次岩手県教育振興基本計画」に「交流教育の充実」を  盛り込んだところである。 (委員質問)  普通学校にいて、将来社会自立のために盲学校へ就学してくることが予想  される弱視の児童生徒はどれくらいいるか。 (事務局)  実態はつかんでいない。的確に把握できるような調査について検討したい。 (委員質問)  卒業後、福祉作業所への入所が多くなっているが、福祉作業所に対するニ  ーズはどうなっているか。 (事務局)  最初から福祉作業所を希望しているかどうかについては、なんともいえな  い。ただ、障害の重度・重複化により、一般就労が難しい子供とその保護  者にとっては福祉作業所に対するニーズは高まっていると考えられる。 イ 市町村及び盲学校・聾学校・養護学校から障害の程度が判別困難なもの   として依頼のあったものの審査   報告及び審査ともになかった。 ウ 平成12年度入学予定児に関する市町村教育員会の就学指導状況 (委員質問)  市町村就学指導担当者の資質向上はどうなっているか。 (事務局)  文部省の方針にもあるように、保護者の意向を良く聞き、十分に時間をか  けるようにことあるごとに話している。今後研修の在り方についても検討  を加えたい。 (委員意見)  バリアフリー、ノーマライゼーションの浸透は望ましいことである。就学  指導委員会でその子にとって望ましいと判断された就学先が、最終的には  親の願いによって決まってしまう状況にある。その子一人の就学という問  題にとどまらず、周囲に多くの影響をもたらすことも考慮する必要がある。  親への就学相談や指導も重要な課題ではないだろうか。 (委員意見)  就学指導に際し、十分に時間をかけていないように思われる。保護者の理  解を得るには、十分な時間をかければならない。また、障害のある子の家  族や親の意向をよく聞くことも求められる。そうしたことからすると、担  当指導主事の資質の向上(特殊学級経験、在職期間、研修等)が期待され  る。  就学先を判断する上では教育環境の整備が前提となるが、特殊学級設置の  方向が明らかになるのがいつ頃なのか、明確にすべきである。  「学習障害児」と学級崩壊的行動がつなげられている誤解があり、指導が  必要である。 (事務局)  学習障害児については、教育センターで研究をまとめ講義の中に取り入れ  ている。 (委員意見)  盛岡市内の情緒障害児学級入級に際し、学区上の規制がある。希望する学  級に入るには、住所を変えなければならない。改善できないものだろうか。 (委員意見)  教員に採用されてはいないが、優秀な学生は多くいる。そうした学生の活  用を図ってはどうだろうか。 (委員意見)  聴覚障害においては、早期発見・早期治療が進み、生後6か月から補聴器  つけるようになっている。  状況は一人一人違うのに就学に際しては「二者択一」にならざるをえない  状況である。そうした中で、聾学校には多様な対応が求めれている。 (委員意見)  特殊学級設置に際しては、厳しい枠を設けてはいない。市町村からの要請  により、その子とって必要かどうか総合的に判断し、必要と判断された場  合は一人でも設置するようにしている。 (委員意見)  市町村段階では保護者と就学指導担当者との意向が必ずしも一致していな  い状況が見られる。従来はこの就学指導委員会まで上がってくることがあ  ったが、最近はそうした事例はなく、問題が潜在化していることが窺われ  る。こうした市町村段階での取り組みがどうであったかの報告が待たれる  ところである。    また、本日出された意見が来年度の就学指導にどのように反映されたのか  報告を期待したい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 埼玉県議会平成12年9月定例会でのLD関連質疑・答弁 2000/09/12 ■ -------------------------------------------------------------------- http://www1.pref.saitama.jp/~s-gikai/gaiyou/h1209/1209m073_1.html から転載−−−−−−−−−−−− 埼玉県議会平成12年9月定例会の一般質問・質疑質問・答弁 質問者 大山 忍(自民) 学級崩壊について Q 小学校の段階において、子どもたちが教師の指導に従わず授業が成立し  ないなどの状況が見られるということは、極めて憂慮すべき事態でござい  ます。  その原因や背景は、子どもたちの変化に対応できないなど教師の指導力の  不足、幼児期におけるしつけなど家庭の教育力の低下、地域の連帯感の希  薄化など、様々な要因が複雑に絡み合っているものと考えられますが、い  かなる困難な要因があろうと、学校教育を正常に機能させ、次代を担う子  どもたちに思いやりと義務感、責任感を持たせ、楽しい学校生活の場を与  えるのは、我々大人の責務であります。  そのためには、子どもたちの変化に対応できる教師の指導力の向上や学校  における指導体制の確立が急務であると考えますが、どのような取組をし  ているのか、お伺いします。  また、注意欠陥多動性症候群と言われる注意、集中の持続が難しい子ども  たち、学習障害と言われる子どもたちに対する理解や指導に問題があると  も考えられるのではないでしょうか。  このことについてどのような取組をしているのか、伺います。 ------------------------ A 桐川 卓雄教育長 いわゆる学級崩壊を予防し解決を図るためには、議員  御指摘のとおり、教師の指導力の向上と学校における指導体制の確立が大  変重要でございます。  県では、生徒指導アドバイザーによる学校への訪問指導、カウンセリング  研修や全小学校における校内研修の実施などを通して、教員の資質の一層  の向上と全校一丸となった指導体制の確立に努めているところでございま  す。  また、注意欠陥多動性症候群や学習障害と言われている子どもたちへの取  組でございますが、このような子どもたちの中には、中枢神経系の障害か  ら来るケースもありますので、指導マニュアルを各学校に配布し、障害を  正しく理解させるとともに、その対応などについて研修会を開催してまい  りました。  また、今年度から専門家が研究協力校を巡回し、指導方法などの相談に応  じる事業を開始したところでございます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD児 一人でも多くの人に理解を 親の会八日市支部がセミナー開催 ■ -------------------------------------------------------------------- 全文は次のサイトに http://www.bcap.co.jp/s-hochi/n001130.html#3  滋賀県八日市中央公民館 2000年11月30日? ---------------------------------- 滋賀県学習障害児親の会八日市支部はこのほど市立八日市中央公民館で「学 習障害児理解セミナー」を開いた。 市民ら約五十人が出席。県学習障害研究会会員で学習障害児親の会の藤井茂 樹顧問が学習障害児や家庭に対する指導やケアーについて講演。甲西町立三 雲小学校西谷潤教諭がアメリカの実践について報告。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD児は未来の経営トップ!? LD児のための「目と目」プロジェクト ■ -------------------------------------------------------------------- 教育改革リサーチ研究所・大沼安史氏のご厚意により、下記より転載させて いただきました。感謝申し上げます。  教育改革リサーチ研究所ホームページ  http://www.umlaut.co.jp/onuma/ −−−−−−−−−−−−−−−−−− ● 学習障害児は未来の経営トップ!?   以前、このコーナーで、いわゆるLD、「学習障害」を持った子どもたち が、実は大変な才能を持っていることをお話しました。「読書障害」とか 「注意力欠陥」と、呼ばれている人たちが、すごい潜在的な力、創造力を持 っているんですね。その一例としてあげたのが、アメリカの超名門大学をL Dの学生が2人そろって優等で卒業した、という話題でした。  「LDの人たちはすごい才能を持っている」というと、「芸術」など“現 実離れ(?)”した分野を思い描きがちですが、これも「偏見」ですね。な んとアメリカでは大企業のCEO(最高経営責任者)に、LDの人が名を連 ね、大活躍をしている。  たとえば、インターネットのルーターをつくっている超有名企業、「シス コ」の会長さんがそうです。ジョン・チェインバースという人です。  それからチャールズ・シュワッブ。これまた超すごい証券会社の経営トッ プです。  こういう人たちの活動と実績が「LD」に対する社会一般の評価を変えて るんです。  ドン・ウインクラーさん(52歳)も、その一人です。  「重度の読書障害(ダイレクシア)」の持ち主。声を出して、字を読めま せん。読めても、6歳の子どもレベル。Eメールをもらうときなど、「大文 字」でないと理解でないと、もう無理なんだそうです。  その人が従業員2万人近い「フォード・クレジット」(車の、あのフォー ドですね)の経営トップで采配を振るっている。アメリカのCEOは名誉職 ではありません。実力がなければ、結果を出さなければ、勤まらないポスト なんです。  ウインクラーさんは、早寝早起きだそうです。朝の3時に起きて「1日」 をスタートさせます。20分はまずウオームアップの時間。パソコンのスク リーンに「C」と「F」の大文字を出し、上下左右に動かして、それを目で 追うんだそうです。ときには4+1=5、といった計算問題します。エレフ ァント(象)のように視覚化しにくい「基本語」(GETとかITとか)も しっかり“復習”します。  そういう頭の準備体操をしてから、朝の5時まで、当面する経営課題のこ とを「考える」んだそうです。考えるのはひとつのことだけ、「それしか」 考えません。そこから、「アイデア」が一度に「100個」も生まれるとい いますから、並みの才能ではありません。  「フォード・クレジット」の各オフィスには、ウインクラーさんの「経営 方針」が掲げられています。これが実は「絵」なんですね。宇宙船とかが描 かれた、夢いっぱいの「絵」なんです。視覚化したイメージが経営方針にな っています。  このウインクラーさんや「シスコ」のチャインバースさんらが中心となっ て、来年1月(ということは21世紀の幕開け)に、「読書障害サミット」 を開く計画を進めています。同じ障害を持った人々に対する社会的な理解と 支援を訴えたいそうです。  日本でも、LDの子は「末は社長かナントカか」の時代が早く来てほしい ものですね。 ----------------------- ● LD児のための「目と目」プロジェクト  米国東部の名門大学、ブラウン大学をともに優等で卒業したLD(学習障 害)の青年2人が、ADやADHDの子どもたちのため、「目と目(Eye to Eye)」プロジェクトを進めている。  ジョナサン・ムーニーさんとデービッド・コールさん。 ムーニーさんは「読書障害」の持ち主で、12歳まで読むことができなかっ た。 ADHDのコールさんは、15歳で高校を中退した。 2人はその後、障害を闘いながら大学に進学、ともに励まし合って、この夏、 遂に優等で卒業を果たした。ムーニーさんは英文学、コールさんはビジュア ル・アートを専攻。  「目と目(Eye to Eye)」プロジェクトは、ブラウン大学在学中の2人が1 998年3月から始めた。LDの大学生が、同じ障害を持つ子どもたちのパ ートナーとなり、学習を支援していくプログラムだ。2人は地元の小学校に 出かけ、学習支援を続けて来た。  LDの子の学習をサポートは、同じLDを背負いながら、大学に進学した 先輩が担うのが最も効果的、というのが、プロジェクトを支える基本的な考 え方だ。  関心のある方は、2人が最近出した共著の著書を参照。  Jonathan Mooney, David Cole, Learning Outside the Line, Simon&Schuster. −−−−−−− 補足 上記著書については、教育改革リサーチ研究所で翻訳予定とのこと。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 【抄録】 LD (学習障害) とADHD (注意欠陥多動障害) の理解と対応 ■ -------------------------------------------------------------------- 【抄録】 LD(学習障害)とADHD(注意欠陥多動障害)の理解と対応  鍋谷 まこと(主な研究領域:発達障害及び神経生理学 医学博士)  姫路市総合福祉通園センター小児科  第32回全国情緒障害教育研究協議会/第26回兵庫県情緒障害教育研究大会  下記のサイトで閲覧できます。  http://www.tek.co.jp/klasse/sanpo/HD/dr1.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 海外ニュース・米国/リタリン濫用 横流しで全公立学校を調査へ ■ -------------------------------------------------------------------- メールニュース「21世紀教育改革情報」より許諾を得て転載します。 http://www.umlaut.co.jp/onuma/edmag/ −−−−−−−−−−−−−− ADHDなど学習障害を持つとされた子どもたちに対する向精神薬、リタリ ン(ライタリン=メチルフェニデート)の濫用が問題となっている米国で、 連邦政府の会計検査院が全米の全公立学校を対象に管理状態を調査すること になった。 リタリンを横流ししたり、密売するケースが出ているため。「注意散漫」と いった教室での子どもの問題行動を薬物でコントロールする安易な傾向が、 犯罪を誘発する事態になっていることを物語っている。 米国の調査会社の調べによると、児童・生徒に対するリタリン投与は急増の 一途を辿っており、処方件数は1994年から99年までの5ヵ年に、年間 1100万件から1900万件に伸びている。 有色人種の子どもに対して投与が偏るなど、その濫用問題に批判が出ており、 一部地域では教育委員会が投与の中止を命じる事態にもなっている。 連邦会計検査院が全米調査に乗り出すのは、連邦議会・上院の司法委員会の 求めによるもの。 米国内ではユタ州で小学校校長が児童用のリタリンを砂糖の錠剤にすりかえ ていたことが発覚するなど、公立学校からの盗難・流出・密売事件が相次い でいるほか、生徒たちの間で1錠20ドルで売買されている実態もテレビ報 道で明るみに出ており、公教育の現場での安易なリタリンの使用と管理が新 たな社会問題を産み出す事態になっている。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ビデオ 「君が教えてくれたこと」全4巻 2001年1月26日発売予定 ■ -------------------------------------------------------------------- 今年4月13日から6月29日に TBS系テレビで放送されたドラマ「君が教えてく れたこと」がビデオ化される予定。 2001年1月26日発売予定 (販売会社:ビクターエンタテインメント) 販売価格:各巻 7,800円(本体価格) 4巻セット [STVE−105] 31,200円(本体価格) 収録内容:Vol.1(1〜3話収録) [TVE−328]      Vol.2(4〜6話収録) [TVE−329]      Vol.3(7〜9話収録) [TVE−330]      Vol.4(10〜12話収録) [TVE−331] TEL 0120-68-1173 (TBSショッピングフリーダイヤル)から申込み可。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------- 20:00 2000/12/08 □ -------------------------------------------------------------------- 読者用「掲示板」 http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=110201 は事情により、2000年12月末で廃止いたします。現在は、パスワードにて、 アクセス不可にしてあります。よろしくお願いいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュース記載内容を転載される場合は必ず下記までご連絡下さい ■ 「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999.03.12 更新] 「けやき」URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998.07.31 更新] i-mode URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/i/ [2000.05.10 更新] LDニュースのバックナンバーの閲覧については以下のサイトからできます http://jazz.tegami.com/backnumber/frame.cgi?id=0000000592 [LDNSBK] LDに関する情報交換・意見交流・質問は「LDフォーラム」をご利用下さい LD-FRM http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/LD-FRM/ [2000.08.17 更新] ■ 編集者は掲載内容に関して最終保証責任を負うものではありません ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LD NEWS は「まぐまぐ」 http://www.mag2.com/ を利用して発行しています

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