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==================================================================== LD(学習障害)ニュース #211 2000.11.20 発行 登録読者数 2,851 LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997.9.10創刊 ==================================================================== ▼ LD親の会「けやき」の会員(正・通信・賛助)になってください! ▼ ▲ 詳細はこちら → http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/join.html ▲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 日本LD学会第9回大会・第8回教育研修会の会場地図・交通案内地図 ■ ■ 文部科学省2001年度概算要求 「特別支援教育の新興」 LD関連のみ ■ ■ LDの心理的疑似体験プログラム(試行版)の頒布について 2000/12 ■ ■ 日本LD学会 「LD指導者養成セミナー」 の開催について 2001/3-8 ■ ■ TRON イネーブルウェアシンポ 「バリアフリーに活かす携帯電話」 ■ ■ インフルエンザ脳炎・脳症悪化にボルタレンが影響  2000/11/16 ■ □ 編集後記 ------------------------------- 14:25 2000/11/19 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください □■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 日本LD学会第9回大会・第8回教育研修会の会場地図・交通案内地図 ■ -------------------------------------------------------------------- 東京の目白大学新宿キャンパスで開催される日本LD学会第9回大会まで、 あと一週間を切りました。下記サイトで、日本LD学会第9回大会・第8回教育 研修会の会場地図や交通案内地図が掲載されています。 ● 交通案内地図 http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jald/new/map.html ● 会場地図 http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jald/new/mejiro_u.gif ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 文部科学省2001年度概算要求 「特別支援教育の新興」 LD関連のみ ■ -------------------------------------------------------------------- 文部省のホームページ等の資料を参照して作成してみました。初等中等教育 でLD関連のものだけをピックアップしています。 文部省ホームページ http://www.monbu.go.jp/ −−−−−−−−−− ●「特別支援教育の新興」(今年度までは「特殊教育の新興」) 総額 78億2400万円(前年比24.9%増) 1.「特別支援教育の在り方に関する調査研究」1200万円(新規) 専門家による調査研究協力者会議を設置し、LD児、ADHD児、高機能自 閉症児等の特別な支援教育が必要な児童・生徒の支援・教育の在り方を研究。 また、小中学校に在籍しているこれらの児童・生徒の実態調査を行う。調査 項目は、児童・生徒数や様態、教育上の課題など。悉皆調査とはせず全体的 な状況を推計するのが目的。 2.「特別支援教育推進事業」1億1000万円(新規) [1] 障害のある子どものための教育相談体系化事業 (略) [2] LD児に対する指導体制の充実事業 2000年度に全国15自治体で「調査研究事業」として実施しているもの を、「モデル事業」とし、全国各都道府県で実施する。LDの判断・実態把 握・手続き・基準等を整備し、各教育委員会と学校に「校内委員会」を設置 し、専門家チームの指導を得てLDの判断や指導方法の充実を進める。 3.備考 2001年度から「文部省」は文部科学省に、「特殊教育課」は「特別支援 教育課」へと変更される。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDの心理的疑似体験プログラム(試行版)の頒布について 2000/12 ■ -------------------------------------------------------------------- 日本LD学会では、LD教育研修会で使用の「LDの心理的疑似体験プログラム」 を試行版として作成し会員に頒布する。           ~~~~~~~~~~~~~~ 第 9回大会当日実費で頒布予定。大会会場の学会本部まで。また、下記要領 で後日郵送もする。(発送は2000年12月中旬) [ 申し込み方法 ] 「疑似体験プログラム希望」と明記し郵便振替で代金10,000円(送付料含む) を下記の口座にお振込みください。   郵便振替  加入者名  日本LD学会  口座番号  00170−4−562021 [ 問い合わせ先 ] ※ 宛先を明記し80円切手を貼付した返信用封筒を同封して、下記まで。 〒320-0851 宇都宮市鶴田町 687-9 ムギショウピル 2F  栃木県カウンセリングセンター内  日本LD学会事務局 詳細については、下記を参照してください。 http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jald/doc/doc-j/j001117.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 日本LD学会 「LD指導者養成セミナー」 の開催について 2001/3-8 ■ --------------------------------------------------------------------   日本LD学会 「LD指導者養成セミナー」 の開催について   2001/3-8 全4回 関東・関西地区 日本LD学会で検討を重ねてきた「LD指導者養成プログラム」が完成。学会が 認定する「LD指導者」の資格を得るためには、このセミナーに参加して所定 の単位を取得することが必要。 受講するためには、[1] 日本LD学会に入会していること、[2] 学校・児童相 談機関・LDの指導機関などに勤務していること、などの条件が必要。第 9回 大会の折りに、受講希望者の募集を開始。 セミナーは関東地区と関西地区で並行して開講予定。ただし変更の可能性あ り。詳しくは、後日発表とのこと。 第1回 2001年03月24日(土)〜26日(月) 3日間 東京 2001年03月29日(木)〜31日(土) 3日間 神戸 第2回 2001年05月03日(木)〜06日(日) の間の2日間 東京 2001年05月03日(木)〜06日(日) の間の2日間 関西 第3回 2001年6,7月の第2または第4土〜日曜日 2日間 東京 2001年6,7月の第2または第4土〜日曜日 2日間 関西 第4回 2001年08月21日(火)〜24日(金) 栃木(鬼怒川温泉) 2001年08月 関西 合宿方式で実習トレーニングを行う予定 以下を参照。 http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jald/doc/doc-j/semi/2001.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ TRON イネーブルウェアシンポ 「バリアフリーに活かす携帯電話」 ■ -------------------------------------------------------------------- ※本掲載は、改変しない限り、いかなるメディアに転載してくださっても 結構です(TRONイネーブルウェア研究会事務局)。とのことです。 ------------------------------------ T E P S 2 0 0 1 (TRONイネーブルウェアシンポジウム2001) 【日時】2000年12月9日(土) 13:30 【テーマ】「バリアフリーに活かす次世代携帯電話」 【場所】ゲートシティホール(ゲートシティ大崎内) (JR山手線大崎駅下車徒歩3分) 【主催】TRONイネーブルウェア研究会、 トロンプロジェクトシンポジウム実行委員会 【協賛】インタフェースデザイン研究会 【特別協賛】株式会社アプリックス、株式会社NTTデータ 株式会社エルミックシステム、株式会社サトー パーソナルメディア株式会社、矢崎総業株式会社 ●TEPS2001のご案内 近年の携帯電話をはじめとするモバイルコミュニケーション端末の技術発展 とその普及には目を見張るものがあります。そして、この普及は、障害者の コミュニケーション手段にも大きな影響を与えています。これまで聴覚障害 者には無縁と思われていた携帯電話も、iモードをはじめとする電子メール 端末機能の登場により、欠かせないコミュニケーションツールになりました。 また、カメラを備え映像の送信が可能なモバイル端末では、遠隔からの視覚 障害者支援の可能性もあるでしょう。 今年は、招待講演に、最先端の次世代携帯電話の開発に携わっていらっしゃ るNTTドコモ マルチメディア研究所の中野博隆所長をお招きします。同社は、 世界でも有数の次世代移動体通信技術の開発を進めており、その技術の展望 をご講演いただきます。 発表では、障害を持つ方がたの携帯電話との関わり合いをご報告いただき、 引き続きパネルディスカッションでは、次世代携帯電話の技術を、今後の障 害者のコミュニケーション手段にどのように活かすべきなのかを一緒に探っ ていきたいと思います。 ●プログラム 13:00 受付開始 13:30-14:15 基調講演 「次世代携帯電話技術で実現するイネーブルウェアコミュニケーション」 坂村健(TRONイネーブルウェア研究会・会長/東京大学大学院・教授) 14:15-15:00 招待講演 「これからの移動通信が可能とする新しいコミュニケーションについて」 中野博隆(NTTドコモ マルチメディア研究所・所長) 15:00-15:15 休憩 15:15-16:00 発表 「携帯電話は聴覚障害者の生活をどのように変えるか?」 長谷川 洋(筑波技術短期大学) 「対人関係をとりがたい生徒たちの対話をつなげるLANメール交換の 実践報告から」 三崎吉剛(東京都立八王子盲学校) 「今後のPHSに期待するもの 〜自閉症児の親の立場から〜」 山下久仁明(フリースペースつくしんぼ主宰) 16:00〜17:00 パネルディスカッション パネリスト:中野博隆、長谷川洋、三崎吉剛、山下久仁明 コーディネーター:坂村健 17:00 終了 ●TRONイネーブルウェアとTEPS トロンプロジェクトでは、近い将来にきっと訪れるであろう電脳社会の技術 基盤づくりを行っています。その社会では「誰でもが使える」電子機器、コ ンピュータの実現が不可欠であることは言うまでもありません。そこで私た ちは、「誰でもが使える」の範囲を広げるために、障害者への対応を大きな テーマの一つとしてきました。そして、そのための研究開発を推進し、その ための機能を標準的な機能として普及させるために、1987年から『TRONイネ ーブルウェア研究会』を組織し、活動を行っています。 TEPSは、「TRON Electronic Prosthetics Symposium」の略です。「TRONイ ネーブルウェアシンポジウム」を短く「TEPS(テップス)」とよぶこともあ ります。TRON電子補綴技術 (TRON Electronic Prosthetics: TEP)は、「イネー ブルウェア」と同じ意味を持つ言葉です。「補綴(ほてい/ほてつ)術: Prosthetics」という言葉は、従来、人工臓器や義手・義足などの開発研究を 行う医学の一分野を指した言葉です。近代の技術革新、特にコンピュータ技 術の発達は、このような従来の補綴具の領域を越える新しい補綴機器の開発 を可能としています。そこで、TRONではこの新しい概念を表すために、「補 綴:Prosthetics」という従来の言葉をそのまま使用し、「TRON電子補綴技 術」とよんでいます。 しかし「補綴:Prosthetics」という言葉は、正確であっても多くの人にとっ てなじみの薄い専門用語です。そこで、「イネーブルウェア: Enableware」 という新語も作り、これを広く使用しています。障害者や高齢者など、何か が「出来なくなっている人びと: Disabled Persons」にとって、その何かを 「可能にする: Enable」ためのハードウェア群・ソフトウェア群を指します。 ●参加要領 【参加費】 無料 今回は特別協賛してくださった各社のご厚意により無料とさせて       いただきます。本研究会は、非営利組織(NPO)であり、当会の趣 旨にご賛同くださる方がたからの寄付をいつでもお受けしており ます。詳細は事務局までお問い合わせください。 【お申込方法】 参加申込書にご記入のうえ、電子メール、FAX、郵送で下記 までお送りください。定員に達し次第、申し込みを締め切らせて いただきます。 参加証などの発行はいたしません。当日直接会場へお越しくだ さい。定員に達した後のお申し込みの場合のみ、その旨を連絡い       たします。当日、事前の参加申し込みをお受けした方から優先的 に座席の確保、およびシンポジウム資料をお渡しいたします。座 席を確保できない場合でも、立ち見でご覧いただける場合があり ます。 【お申込先】 TRONイネーブルウェア研究会事務局 東京都品川区平塚1-7-7MYビル 〒142-0051 Phone:03-5702-0348 Fax:03-5702-0359 E-mail: NBG03030@nifty.ne.jp ●会場ご案内 名称: ゲートシティホール(ゲートシティ大崎内) Phone:03-5496-3131 http://www.gatecity.co.jp/ 交通: JR山手線大崎駅下車徒歩3分 −−−−−−−−−−−−−−キリトリ−−−−−−−−−−−−−−−− ●TEPS2001参加申込書 記入日:2000年 月 日 お名前: ご所属: ご住所:〒 [勤務先・自宅]どちらかに○印 電話: [勤務先・自宅]どちらかに○印 FAX: [勤務先・自宅]どちらかに○印 電子メールアドレス: 介添え者の有無 有 無 車椅子での来場 有 無 口述筆記 要 不要 ※その他の援助が必要な方も何なりとご相談ください ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ インフルエンザ脳炎・脳症悪化にボルタレンが影響  2000/11/16 ■ -------------------------------------------------------------------- 秋もすっかり深まりいよいよ、まもなく本格的な冬の到来となりますが、冬 につきものの「インフルエンザ」と「学習障害」との関係で、少々気にかか るニュースがありました。 インフルエンザ脳炎・脳症の怖さについては、以前より知られていましたが、 非ステロイド系消炎剤のジクロフェナクナトリウム(商品名・ボルタレンな ど)の副作用?について、今回調査結果がまとめられた。 また、インフルエンザ脳炎・脳症の後遺症として、「学習障害」が発症する ことがあるという指摘もされています。 以下、下記の記事より抜粋・引用します。 http://www.cnn.co.jp/2000/HEALTH/11/15/asahiaf029.asahi/ −−−−−ここから 子どもがかかりやすく、死にいたる割合が高いインフルエンザ脳炎・脳症と、 治療に使われた解熱剤の関係について調査していた厚生省の研究班(班長= 森島恒雄・名古屋大教授)は15日、非ステロイド系消炎剤のジクロフェナ クナトリウム(商品名・ボルタレンなど)の投与者に死亡率が高く、症状の 重症化に影響している可能性があるとの調査結果をまとめた。 ----(中略)---- インフルエンザにかかる学齢期の子どもは年間50万〜100万人。うち数 百人が脳炎・脳症に至るとされる。5歳ごろまでの乳幼児に多いのが特徴で、 発症から数日で悪化し、発熱やけいれん、幻覚・幻聴が現れる。現状では治 療法が未確立で、死亡率は3割前後、身体障害やてんかん、学習障害などの 後遺症が残ることも多い。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------- 14:25 2000/11/19 □ -------------------------------------------------------------------- 東京の目白大学新宿キャンパスで開催される日本LD学会第9回大会まで、 あと一週間を切りました。会場でお目にかかれるかも知れませんね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュース記載内容を転載される場合は必ず下記までご連絡下さい ■ 「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999.03.12 更新] 「けやき」URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998.07.31 更新] i-mode URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/i/ [2000.05.10 更新] LDニュースのバックナンバーの閲覧については以下のサイトからできます http://jazz.tegami.com/backnumber/frame.cgi?id=0000000592 [LDNSBK] LDに関する情報交換・意見交流・質問は「LDフォーラム」をご利用下さい LD-FRM http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/LD-FRM/ [2000.08.17 更新] 読者用「掲示板」 http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=110201 ■ 編集者は掲載内容に関して最終保証責任を負うものではありません ■ 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