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LD(学習障害)ニュース #204 2000.11.10 発行 登録読者数 2,829
LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997.9.10創刊
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■ 21世紀の特殊教育の在り方について(中間報告)全文掲載 その1 ■
■ 毎日新聞-小中学校就学基準に見直 文部省協力者会議 2000/11/06 ■
■ 日本障害者協議会新10推進フォーラム2000開催ご案内 2000/12/08 ■
■ 学校心理学研究会ワークショップ-ADHDの理解と援助- 2000/11/23 ■
■ AIU-YMCAプロジェクトLD理解セミナー奈良県文化会館 2001/01/28 ■
■ よこはま発達クリニック(院長・内山登紀夫)ホームページが開設 ■
□ 編集後記 ------------------------------- 20:31 2000/11/09 □
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■ 21世紀の特殊教育の在り方について(中間報告)全文掲載 その1 ■
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http://www.monbu.go.jp/singi/chosa/00000471/ から転載
21世紀の特殊教育の在り方について(中間報告)
〜 一人一人のニーズに応じた特別な支援の在り方について 〜
文部省 21世紀の特殊教育の在り方に関する調査研究協力者会議
2000/11/06 発表
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----- 目 次 -----
第1章 今後の特殊教育の在り方についての基本的な考え方
1 我が国の特殊教育の発展
2 今後の特殊教育の在り方についての基本的な考え方
第2章 就学指導の在り方の改善について
1 乳幼児期から学校卒業後まで一貫した相談支援体制の整備について
2 障害の程度に関する基準及び就学手続きの見直しについて
3 就学指導委員会の役割の充実について
第3章 特別な教育的支援を必要とする児童生徒への対応について
1 障害の状態等に応じた指導の充実方策
1-1 障害の重度・重複化や社会の変化に対応した指導の充実
1-2 学習障害児、注意欠陥/多動性障害(ADHD)児、高機能自閉症児等
への教育的対応
1-3 最新の情報技術(IT)を活用した指導の充実
2 特殊教育諸学校、特殊学級及び通級による指導の
今後の在り方について
2-1 地域の特殊教育のセンターとしての特殊教育諸学校の機能の充実
2-2 特殊学級、通級による指導の今後の在り方について
3 後期中等教育機関への受入れの促進と障害のある者の生涯学習の支援
について
第4章 特殊教育の改善・充実のための条件整備について
1 盲・聾・養護学校や特殊学級等における学級編制及び
教職員配置について
2 特殊教育関係教職員の専門性の向上
2-1 特殊教育教諭免許状の保有率の向上及び今後の免許状の在り方に
ついて
2-2 研修の充実
3 特殊教育を推進するための条件整備について
4 国立特殊教育総合研究所の充実
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■ 毎日新聞-小中学校就学基準に見直 文部省協力者会議 2000/11/06 ■
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11月 6日公表された、この中間報告はマスコミ各社でも報道された。毎日新
聞 2000/11/06 によると
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200011/06/1107m046-100.html
文部省の「21世紀の特殊教育のあり方に関する調査研究協力者会議」は6
日、盲・ろう・養護学校などに就学する児童・生徒の障害の基準見直しを求
める中間報告をまとめた。今後、関係団体などの意見を聞いた上で来年3月
までに最終報告をまとめる。
このほか「学習障害(LD)」や教室で人一倍歩き回ったり、注意力がない
「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」、知的障害を伴わない自閉症の「高
機能自閉症」などの児童・生徒の実態を把握するため、全国調査を実施する
ことも提言。
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今後、関係団体へのヒアリングが予定されているようですが、是非広汎な意
見が反映されることを望みます。
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■ 日本障害者協議会新10推進フォーラム2000開催ご案内 2000/12/08 ■
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テーマ 新世紀へのカウントダウン!
−どうなる日本の障害者施策、どうする日本の障害者運動−
日 時:2000年12月8日(金) 10時から16時30分
会 場:全社協・灘尾ホール(東京都千代田区3−3−2 新霞が関ビルLB階)
参加費:3000円(当日4000円) ※介助者は無料
定 員:400人(手話通訳・要約筆記、点字プログラムあり)
本年4月、日本障害者協議会(JD)はその前身である国際障害者年日本推進
協議会の結成から数えて20年を迎えるに至りました。
国際障害者年(1981年)とこれに続く「国連・障害者の10年」(1983年〜
1992年)、「アジア・太平洋障害者の10年」(1993年〜2002年)は、新鮮で
説得力のある理念を豊富に導入するきっかけとなり、また国際交流を飛躍的
に加速させることとなりました。こうした動きと相まって、国内においても
新たな潮流を見ることができます。障害者基本法の改正や障害者プランの策
定、成年後見人制度の創設、欠格条項見直しの動きなどは、その代表的なも
のです。
しかしながら、欧米の国々と比べて、また、障害のある人々が置かれている
実態や個々人のニーズに照らしてみるならば、基本問題の大半が積み残しの
状態にあるといって差し支えないでしょう。とくに、所得保障や家族(扶養
義務)制度、障害認定・等級制など、とくに稼得能力の低下した人々の自立
といった中心テーマの実現については、残念ながら今世紀内の決着を見るこ
とが難しい状況にあります。
21世紀を見据えた今世紀最後の開催となる本フォーラムは、あらためて政策
面を中心にわが国の障害分野がどの程度まで到達しているのか、新世紀初頭
に継承すべき基本的な課題として何があげられるのか、これらを欧米との比
較を交えながら論究していきたいと思います。また、大きな流れとなってい
るいわゆる「IT(情報通信技術)革命」について、障害分野からこれをどう
捉え、いま何をなすべきかについても深めあいたいと思います。
後 援(申請中、順不同)総理府障害者施策推進本部 厚生省 労働省 文
部省 郵政省 運輸省 社会福祉法人全国社会福祉協議会 社会福
祉法人日本身体障害者団体連合会
プログラム(敬称略)
○10:00 開会宣言、式典(主催者あいさつ、来賓あいさつ、感謝状贈呈)
○11:15 記念講演「IT革命と社会福祉」古川 享(米国マイクロソフト社
コンシューマ担当バイスプレジデント)
○12:15 昼食
○13:15 基調講演「国際障害者年以降の障害者運動の総括と今後の展望」
調 一興 (日本障害者協議会代表)
○14:00 記念シンポジウム
「欧米の障害者政策からみた日本の到達点と課題」
<シンポジスト>
・F. シュローダー(教育省リハビリテーション庁長官/米国)
・R. ジェイコブス(サンディエゴ大学教授/米国)
・K. エリクソン(ウプサラ大学教授/スウェーデン)
※ 他に日本側シンポジスト3名を予定
<司 会>丸山 一郎(埼玉県立大学社会福祉学科教授)
○16:30 閉会あいさつ
申込方法
参加申込書に必要事項(参加費、昼食費は希望内容を○で囲み、合計金額を
記入してください)をご記入のうえ、ファックスまたは電子メールでお送り
ください。なお、参加費が振り込まれた時点でお申し込みの受付とさせてい
ただき、参加券を発送いたします。
<金融機関>巣鴨信用金庫 小竹向原支店 普通預金0066826
(口座名義)日本障害者協議会 代表 調 一興
<郵便振替>00120−2−70876
申込締切 12月1日(金)
その他
(1)ご昼食はお弁当のご予約(1000円)をお受けします。
(2)駐車場は新霞が関ビル地下にございますが、できるだけ公共交通機関
をご利用ください。
【申込先・問い合わせ】
日本障害者協議会 事務局(担当:坪松、依田)
TEL.03-5995-4501 FAX.03-5995-4502 E-mail:office@jdnet.gr.jp
<新10年推進フォーラム2000参加申込書>
1)お名前(フリガナ)
2)ご所属
3)介助者(同行する、同行しない)
4)参加券送付先(ご自宅、お勤め先)
〒
5)TEL. − −
FAX. − −
6)E-mail:
7)申込内容
・本 人:参加費(3000円)+ 昼食(1000円)
・介助者:昼食(1000円)
8)送金方法
・銀行振込(名義: )
・郵便振替
9)送金日 月 日
10)次の項目で必要がありましたら、印をつけてください。
・手話通訳 ・要約筆記 ・点字プログラム ・車いす用スペース
・その他( )
11)取り消しについて
お電話またはファックス、Eメールにて、事務局までご連絡ください。
*8日前まで--全額返金します(振込手数料はご負担ください)。
*7日前以後--返金できません。当日資料の発送をもって振り替え。
○講演者略歴
古川 享(ふるかわすすむ)さん
1954年東京都出身。1978年和光大学人間関係学科中退。1979年株式会社アス
キー入社。出版、ソフトウェアの開発事業に携わる。1982年同社取締役就任。
1986年株式会社アスキー退社と同時にマイクロソフト株式会社設立、初代代
表取締役社長に就任。1991年同社代表取締役会長に就任。以来、米国マイク
ロソフト社極東地域担当シニアディレクターを兼務し、マルチメディア関連
から家庭市場を見据えたコンシューマ戦略まで、極東地域における先端技術
の開発に従事。2000年 4月米国マイクロソフト社コンシューマ戦略担当バイ
スプレジデントに就任。
○欧米のシンポジスト略歴
Dr. Fredric Schroeder Ph. D(フレデリック・シュローダー博士)
米国クリントン政権 1期目(1994年)から、「教育省リハビリテーション・
サービス庁」の長官(第 9代)をつとめる。リハビリテーション法に基づく
連邦政府の諸サービスの実施と、全米の障害者施策の評価や調査研究に関す
る責任者である。
Dr. Ron Jacobs(ロン・ジェイコブス博士)
米国サンディエゴ州立大学「管理・リハビリテーション・教育学部」教授。
大学内の「ろう・難聴・失聴者リハビリテーションプログラム」の責任者も
兼務。就労問題を含め障害者の社会参加推進に関する調査研究を推進。
Dr. Kent Ericsson(ケント・エリクソン博士)
スウェーデン国ウプサラ大学教育学部教授。リサーチ心理学者として、障害
問題についての調査研究をヨーロッパ各国の広範囲に実施、各種の報告をし
ている。スウェーデンの実施する国際協力のコンサルタントとして世界的に
も活動中。(著書「脱施設化と地域生活(1996年)」は日本でも出版)
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■ 学校心理学研究会ワークショップ-ADHDの理解と援助- 2000/11/23 ■
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学校心理学研究会事務局からお知らせいただきました。
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第3回学校心理学研究会の研修会を下記の通り行います。ふるってご参加く
ださい。
日 時 2000年11月23日 (木曜日)
会 場 筑波大学大塚校舎(旧東京教育大学)
http://map.yahoo.co.jp/cgi/m?no=1091991000196800092
※東京です、筑波本校と違います
時 程 受 付 12時30分〜
研修会 13時30分〜16時30分
内 容 ワークショップ 「ADHDの理解と援助」(講義と実習)
講 師 本田恵子先生(玉川大学助教授)
米国コロンビア大学大学院でガイダンスカウンセリングを
専攻、教育学博士。
参加費 会員500円 非会員1000円
問い合わせ 学校心理学研究会事務局
takemoto@bb.mbn.or.jp
または携帯メール
lukas_kentas@t7.ezweb.ne.jp
【参考】 学校心理学研究会(非公式)サイト
http://plaza10.mbn.or.jp/~Counselor/tokyo_teachers/schoolpsych.htm
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■ AIU-YMCAプロジェクトLD理解セミナー 奈良県文化会館 2001/01/28 ■
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日 時 2001年1月28日(日) 10:30〜15:30 (10:00 開場)
会 場 奈良県文化会館 小ホール (近鉄奈良駅下車徒歩5分)
講 師 竹田契一先生(大阪教育大学)
太田信子先生(大阪YMCA)
テーマ 「LD児はどこでつまずくのか」− 午前のテーマ
「学校・家庭でできる指導法」− 午後のテーマ
「LDとADHD」
参加費 500円
定 員 300人
主 催 奈良YMCA教育センター
後 援 奈良市 AIU保険会社 国際ソロプチミスト奈良
申し込み方法 下記へお電話でご予約頂き,当日会場にて参加費をお支払いくだ
さい。
奈良YMCA教育センター (0742)44−2291
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■ よこはま発達クリニック(院長・内山登紀夫)ホームページが開設 ■
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よこはま発達クリニック(院長・内山登紀夫)のホームページが開設された
とのお知らせをいただきました。診療内容や予約受付方法などがわかります。
http://www.ypdc.net/
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□ 編集後記 ------------------------------- 20:31 2000/11/09 □
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21世紀の特殊教育の在り方について(中間報告)が公表されました。LDニュー
スでは全文を数回に分けて掲載いたします。是非、熟読されることをお薦め
いたします。
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■ LDニュース記載内容を転載される場合は必ず下記までご連絡下さい ■
「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999.03.12 更新]
「けやき」URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998.07.31 更新]
i-mode URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/i/ [2000.05.10 更新]
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http://jazz.tegami.com/backnumber/frame.cgi?id=0000000592 [LDNSBK]
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LD-FRM http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/LD-FRM/ [2000.08.17 更新]
読者用「掲示板」 http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=110201
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