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LD(学習障害)ニュース #135 1999.11.14 発行 登録読者数 2,065
LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997.9.10創刊
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■ 日本障害者協議会(JD)主催「新10年推進フォーラム'99」1999.12.8 ■
■ 北星余市高校/黄柳野(つげの)高校説明会 (1999.11.5/11.7) ■
■ 山梨LDを考える会「いちえ会」主催講演会/甲府 1999.12.11 ■
■ NHK「学習障害(LD)児福祉フォーラム」/大阪 1999.12.12 ■
■ 「カニングハム・久子先生講演会」神奈川新聞記事1999.10.25朝刊 ■
■ えじそんくらぶセミナー「ADHDとLD児の理解と対応」99.12.4 盛岡 ■
■ 文部大臣宛(文化庁著作権課所管)要望書提出 全国LD親の会 ■
□ 編集後記 ----------------------------------- 18:34 99/11/14 □
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■ 日本障害者協議会(JD)主催「新10年推進フォーラム'99」1999.12.8 ■
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日本障害者協議会(JD)事務局の許諾を得て、転載させていただきます。
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日本障害者協議会(JD)主催「新10年推進フォーラム'99」
検証!バリアの本質と背景−実感できる「完全参加と平等」をめざして−
本協議会では、来る12月8日(水)、全社協・灘尾ホール(東京都千代
田区)において、標記のフォーラムを開催いたします。
つきましては、参加者募集の告知につきまして是非ともご支援、ご協力を
いただきたく、よろしくお願いいたします。
ご不明な点などございましたら、事務局までご連絡ください。
問い合わせ:日本障害者協議会 事務局(坪松真吾)
〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-1-7
TEL.03-5995-4501
FAX.03-5995-4502
E-mail:office@jdnet.gr.jp
◆開催趣旨
日本障害者協議会は、その前身である「国際障害者年日本推進協議会」の
発足(1980年)から数えて、明年の4月で結成20年を迎えます。
この20年間、国際障害者年(1981年)およびこれに続いての「国連・障害
者の十年」(1983年〜1992年)、さらには「アジア・太平洋障害者の十年」
(1993年〜2002年)、これらをベースに多岐にわたる活動・事業をくりひ
ろげてきました。
障害者基本法の改正や障害者プランの策定などに象徴されるように、こと
に90年代に入ってからの政策展開にはめざましいものがあり、新たな時代
の到来を実感させるものがあります。
しかしながら、国連が示した「障害者の権利宣言」や「障害者の機会均等
化に関する規準規則」に照らしてわが国の障害のある人々の実態を見る時、
まだまだ改革や解決していかなければならない課題は山積しているといっ
てもよいでしょう。
わたしたちは昨秋、「障害者に関する総合計画提言」をまとめあげました。
これをもとに、昨年のフォーラムでは、主要6政党による政党討論会や分
科会を行いました。ここ数年間の運動面での羅針盤ともなるものです。
こうした経過を踏まえ、本年のフォーラムでは、障害分野の水準を拡充さ
せていくうえで極めて重要な役割を担うと思われる「マスメディア」にス
ポットをあてることにしました。また、社会参加や地域生活の具現化を阻
む要因(バリア)の除去をテーマに、欠格条項問題や所得保障制度、介護
制度のあり方についても、現実的で有用な意見交換を行いましょう。
障害分野に携わるみなさん、市民・学生のみなさん、多くのみなさんのご
参加を心よりお待ちしております。
◆日 時 1999年12月8日(水) 9時30分から16時30分
◆会 場 全社協・灘尾ホールおよび全社協会議室
東京都千代田区霞が関3−3−2新霞が関ビル
TEL 03-3580-0988
◆主 催 日本障害者協議会(JD) http://www.jdnet.gr.jp/"
◆後 援 総理府障害者施策推進本部 厚生省 労働省 文部省 郵政省
建設省 運輸省 全国社会福祉協議会 日本身障者団体連合会
◆参加費 3000円(介助者は無料)
◆交流会費 4000円(介助者も有料)(17:30〜19:30)
(会 場)キャニーズ霞が関
東京都千代田区霞が関3−2−6東京倶楽部ビルB1
◆プログラム(敬称略)
○9:00 受 付
○9:30 開会式 主催者あいさつ 調 一興(日本障害者協議会代表)
来賓あいさつ
○10:00 アンケート結果報告
「障害のある人の社会参加に係る報道について」
シンポジウムの討議資料のため、厚生記者会所属の36社(外国通信社およ
び地方放送局を除く)および全都道府県ごとに最も発行部数の多い(全国
新聞ガイド・1999年版)各1社から厚生記者会所属社を除いた28社の計64
社に対してアンケート調査を実施しています。
<報 告 者>企画・障害者の日委員会
○10:15 シンポジウム「障害のある人々の社会参加とマスコミの役割」
<シンポジスト>
野沢 和弘(毎日新聞社社会部記者)
板東 玲子(読売新聞社生活情報部記者)
南 直樹(日本放送協会解説委員)
村山 正司(朝日新聞社学芸部記者)
<進 行>清原 慶子(東京工科大学メディア学部教授)
藤井 克徳(日本障害者協議会常務理事)
○12:30 昼食・休憩
○13:30 分科会(1〜3)
1.これでいいのか「障害者排除法」−社会参加を阻む法律の壁=欠格条項
をなくそう−
一定の職業につくには、免許や資格が必要な場合が多くあります。
しかし、一定の障害があるとその免許や資格を取得できないとされて
いる場合も非常に多く、それが障害のある人の社会参加を阻む大きな
要因となっています。
現在、このような障害のある人が免許や資格を取得できないとする
法律(欠格条項)の見直し作業が関係各省庁で進められていますが、
ここで、免許や資格を取得できない現状を再確認し、あるべき姿を模
索するとともに、今後の運動の進め方を探ります。
<発 言 者>岩崎 晋也(日本障害者協議会政策委員/法政大学助教授)
臼井久実子(障害者欠格条項をなくす会事務局長)
加藤真規子(全国精神障害者団体連合会事務局長)
高橋 英一(全日本手をつなぐ育成会理事)
黒崎 信幸(全日本ろうあ連盟手話通訳対策部長)
<進 行>吉田 勧(日本障害者協議会政策副委員長
/日本てんかん協会常務理事)
I.「あるべき所得保障制度」にむけてのアプローチ
障害のある人の福祉サービス利用も個人の選択の尊重をうたって
「措置から契約へ」と変わります。障害のある人にとって、その前
提には所得保障制度の確立があってのことです。それなのになぜ、こ
の問題が1986(昭和61)年の障害基礎年金導入で一段落とされ、忘れ
去られたのでしょうか?
障害基礎年金は低額のまま、制度の矛盾が生み出した無年金障害者
を放置したままです。その結果、生活保護受給者の9割は高齢者・障
害者で占められています。自治体格差のある各種手当は財源難を理由
に軒並み予算カットの方向が強まっています。社会福祉基礎構造改革
や年金制度改革が俎上にのったこの時期、私たちは本気で、自立の基
本である経済的自立を求めて、「家族扶養から社会的扶養」への流れ
をつくらなければなりません。どんなに重度の障害があっても安心し
て生活できる「あるべき所得保障制度」にむけて、3つの角度((1)
家族扶養から切り離した所得保障制度へのアプローチ、(2)「学生無
年金障害者の審査請求運動」からのアプローチ、(3)日本障害者協議
会「所得保障制度に関する提言」からのアプローチ)から迫り、今す
ぐやること、中長期的な展望などについて議論します。
<発 言 者>高橋 芳樹(無年金障害者の会)
菊池江美子(日本精神保健福祉士協会)
他1名
<助 言 者>吉本 哲夫(日本障害者協議会副代表/障害者の生活
と権利を守る全国連絡協議会会長)
<進 行>池末美穂子(日本障害者協議会所得保障制度に関する
特別委員長/日本福祉大学社会福祉学部教授)
II.自己決定・自己選択の理念を明確に−障害者介護のゆくえ−
多くの問題点を残しながらの介護保険の4月実施まであとほんのわ
ずかです。
この介護保険、障害のある人の介護サービスやシステムにどのよう
な影響を与えるのか気がかりです。障害の重い人たちが介護を受けな
がら、地域の中でさまざまな人々と関わって、社会的自立が可能とな
るような介護システムはいかにあるべきなのでしょうか。また、ホー
ムヘルパーなどの介護の供給体制は充分なのか、自己決定・自己選択
の理念に基づくシステムをつくりあげるにはどうすればよいかなど、
多面的に議論を闘わせましょう。
<発 言 者>尾上 浩二(自立生活センター・ナビ代表)
依 頼 中(ピープルファースト関係者)
依 頼 中(精神障害の立場から)
依 頼 中(全国難病団体連絡協議会関係者)
依 頼 中(サービス提供者からの立場から)
<進 行>太田 修平(日本障害者協議会政策副委員長/障害者
の生活保障を要求する連絡会議事務局長)
○16:30 閉 会(会場毎に解散、交流会参加者は移動)
○17:30 交流会(〜19:30)
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■ 北星余市高校/黄柳野(つげの)高校説明会 (1999.11.5/11.7) ■
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茨城県親の会「星の子」インフォより。。。投稿感謝いたします。
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6日か7日の朝日新聞朝刊に千葉県の小学校でのADHD児への”いじめ”に
担任の助言があったとの記事がありました。
「星の子」会員にも、学校の対応が悪く不登校になったとの事件?もあり
ました。「星の子」では早急に教育委員会・学校・親・親の会で話し合いを
持ちLD,ADHD児への理解を求めた結果、短期間で不登校が解消できました。
文部省がLDの定義を公的に出したとはいえ、その取扱を地方分権と絡め、
積極的な指導は期待できない模様です。今後せめて会員の住まう市町村だけ
でも教育委員会に対する働きかけが必要かも知れません。
高校入試にしても、学校の状況が変わることを待っていたら、子供は時期
を逃してしまいます。
そろそろ色々な高等学校の説明会の季節が巡ってきました。たまたま、私
学の説明会に行く機会がありましたので報告を!
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★ 北星余市高校/黄柳野(つげの)高校説明会 (1999.11.5/11.7)
夜の帳の降りた頃、飯田橋駅の地下階段を登って行くと31期のNさんの
顔、とても懐かしい。他に幾人ものおじさん・おばさん達が集まっていた。
今日は31期、32期PTA-OBからなる北星余市高校の先生を囲む懇親会。
息子の担任だったM先生もいらっしゃると言うことで、参加させていただい
た。明日が説明会だという。
待つ程もなく4名の先生達がJRの改札を抜けて来る。挨拶もそこそこに、
会場の蕎麦屋さんへ向かう。早速、M先生と並び歩き出す。
「ミッチーは元気だよ」私を見るなりM先生が言う。
「そうですか」
ミッチーは今年入学した1年生で、以前は我が家の近くに住んでいたが引
っ越して中学に入学した頃から、まったく登校できなくなった。1年前、北
星の卒業式に連れていったところ、すっかり余市の白く雪化粧した海が気に
入ってしまい北星余市高校に行ってしまった。何時もカメラをぶら下げてい
た。
「写真で全道大会まで行ったよ」
「最初、空の担任をしていた先生だよと言ったんだ」
M先生は空の担任の時に比べ、凄く明るくなった。やはり担任を持つとい
うのは大変なことなのだろう。でももう2年担任を持っていないから、来年
の1年生の担任を持つのだろうか?
「解らないけれど、持つかも」
そうこうするうちに目的の蕎麦屋さんに着いた。
蕎麦屋さんの二階で待つ内に、31期のPTA-OB数名、32期のPTA-OB(今
年3月の卒業生の親)20名ほどが集まった。
なんと言っても北星余市の特徴は、このPTA及びPTA-OB会の組織でしょう。
とにかく楽しいことには何にでも顔を出す精神。良い大人がゲームに興じ
てはしゃぎ回っている事もしばしば。これだけ親たちが楽しんでいるのだか
ら、子供達はいかばかりか?
北星余市の見聞録は以前に書いたものがあります。以下でご覧下さい。
http://www.iinet.ne.jp/kazu-y/ho.html
で、その日は「謹慎の館」をやっておられた方もいらっしゃっていて、懇
親会は更に盛り上がっていました。「謹慎の館」は、今は中止しているけれ
ど、何時かここに関わった方たちの家を回って全国を歩きたい、と言ってい
ました。一度ここに関わるともう、家族ぐるみのお付き合いになるのだそう
です。
そして翌日(土曜日)は「北星余市高校の学校説明会」でした。こちらに
は妻が参加しました。
翌々日(日曜日)は「黄柳野(つげの)高校説明会」でした。
「かつしかシンフォニーヒルズ」に黄柳野高校より先生と事務の方、生徒
のお母さん、卒業生の方のお話を伺うことが出来ました。
概要としては全寮制を基本としていて、理想の教育を目指しているとのこ
とで、推薦基準の第一に「不登校経験者」と明記されていました。細かな概
要はホームページ [http://www.tsugeno.ac.jp/] にお任せするとして、聞
きかじったことを列挙します。
1)就労・進学:就労は1割ほどで、その他は各種学校、フリーターをしな
がら進路を考える人、予備校へ通う人だそうです。
2)病気等の対応:具合が悪い時はバスで近くの病院へも行けるし、急病の
場合は職員が車で送って行く。
3)休日の対応:原則(片道4時間以内)家に帰る。寮に残ってもサークル
とか、豊橋市へ遊びに行くとか、簡単な自炊をする人もいるそうです。
休日の食事は別料金だそうです。
4)思春期の問題対応:心理学の先生が顧問にいて、年2・3回泊まり込み
で来て、相談を受ける。常勤でスクールカウンセラーもいます。
5)髪染め・ピアス:禁止はしていない(校則がない)とてもバラエテーに
富んでいる。
6)もし寮が駄目になったら:今年から在宅学習も設けレポート及びスクー
リングでサポート出来るようになっているとの事でした。
そして今年の入学定員ですが、100名近くの推薦を予定していて、推
薦試験が2泊3日で行われるとのことで、そこで100パーセント近く
合格が決まるそうです。
で、一般が40名程になりますが、設立当時の県との話し合いにより、愛
知県内からの生徒は20名ほどに限定されているようです。
黄柳野には実際に行ってないので、北星余市との比較は出来ませんが、子
供への対応は黄柳野の方が随分と手厚いのかな?(全寮制という点)反面、
地域との繋がりはどうなんだろう?(北星の転換が学校と町の事情から結び
ついた結果だった)
こちらでは北星余市高校PTAの役割は大きい。泊まる宿、飲食店等余市へ
の地域経済にもたらす効果は大きい。もちろん子供達の存在も更に大きい!
どちらの学校も人間教育を目指し、3年間というステージを喜びに満ちた
ものとし、次のスッテプへの活力を養う場と位置づけているものと思う。
では、LDの受入についてはどうか?具体的には聞いていませんが、LDとか
普通児と言った観点ではなく、学習面で学力・修塾度別クラス、個人の好み
に合わせた興味別クラスを設けている。私学の特長を生かした個別対応も可
能なため一斉授業による落ちこぼれ、落ちこぼしの心配はないと思います?!
当然にLD児への個別対応と言った特別な配慮の必要は無くなるのでしょう?
どこかの親の会で見かけた親御さんに遭うこともあり、結構LD児はいるの
かな?
結論として、学校選びはどちらでも良いと言う訳には行かない。
確かに違います。もし気になるようでしたら自身で情報を集め、学校を訪問
されることをお勧めします。
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■ 山梨LDを考える会「いちえ会」主催講演会/甲府 1999.12.11 ■
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LDニュース読者もぐもぐ氏からの投稿です。感謝します。
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日 時 :1999年12月11日(土) 14:00〜16:00
会 場 :山梨YMCA青少年センター2階ホール
甲府市中央5−4−11
講 演 :LD理解講演会 「ソーシャルスキルを育てる」
講 師 :金子 健 (明治学院大学文学部心理学科教授)
主 催 :山梨LDを考える会「いちえ会」
山梨YMCA
後 援 :全国LD(学習障害)親の会 他(申請中)
参加費 :1,000円
定 員 :50名
その他 :幼児室での保育あり(@500円=おやつ代+保険)
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申込・問い合わせ先
山梨YMCA
400-0032 甲府市中央5−4−11
TEL:055−235−8543
山梨Dを考える会 「いちえ会」は、今年4月に発足した親の会で、
9月に全国LD親の会に加入しました。3月に準備会として講演会を
開催したのに続き今回が2回目の講演会となります。
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■ NHK「学習障害(LD)児福祉フォーラム」/大阪 1999.12.12 ■
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日 時:1999年12月12日(日)10:00〜16:00
場 所:大阪市中央区民センター(大阪市中央区久太郎町1-2-27)
地下鉄堺筋線・中央線「境筋本町駅」下車3号出口から東へ100m
講 演 -「小学校におけるLD指導の実際」
〜通常学級・通級指導教室でのかかわり方〜
滋賀県甲西町立三雲小学校通級教室教諭 小西喜朗先生
-「民間施設及び病院におけるLD児の指導」
西宮YMCA LD講座主任 西岡有香先生
-「LD児はなぜつまづくのか」
大阪教育大学教授 竹田契一先生
-「わが国のLD児教育をめぐる最新の動向」
〜学習障害に関する調査協力者会議報告の意義と残された問題〜
東京学芸大学教授 上野一彦先生
講師との話し合い
司 会 大阪教育大学教授 竹田契一先生
お申し込み方法
往復ハガキに、ご住所・お氏名・ご職業(またはお勤め先)・お電
話番号をご記入の上、12月6日(月)までにお申し込みください。
入場無料です。託児はありません。先着360名様で締め切らせていただき
ます。当日は昼食を各自ご用意ください。
お申し込み・お問い合わせ
NHK厚生文化事業団近畿支局
電話 06-6947-4836
〒540−8501大阪市中央区馬場町3-43
主 催 NHK厚生文化事業団近畿支局 NHK大阪放送局
後 援 大阪府教育委員会 大阪市教育委員会
近畿学習障害(LD)児・者親の会
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■ 「カニングハム・久子先生講演会」神奈川新聞記事1999.10.25朝刊 ■
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あんくるトム氏よりの情報提供です。感謝いたします。
http://www4.airnet.ne.jp/uncletom/
以下のサイトで、「にじの会」10周年記念「カニングハム・久子先生講
演会」の新聞記事が閲覧できます。
ただし、次のことにくれぐれもご注意ください。
☆ 記事掲載については、神奈川新聞社の許諾を得ていますが、ホームペー
ジ掲載の記事も著作権の保護を受けていますので、無断複製・無断使用
は出来ません。
http://www4.airnet.ne.jp/uncletom/infomation/LD_Info_25.html
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■ えじそんくらぶセミナー「ADHDとLD児の理解と対応」99.12.4 盛岡 ■
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最近ADHDとLDという言葉を聞く機会が増えましたが、家庭や教育現
場での日常的な対応は十分とは言えません。子どもひとりひとりの能力を生
かすために何をすべきか、アメリカの事例も紹介しながら具体的に提案しま
す。
日 時:1999年12月4日(土)1:30受付開始 2:00〜4:30セミナー
場 所:岩手県民会館(盛岡市内丸13-1)4階 第1会議室
TEL 019-624-1171
JR盛岡駅よりバス バスセンター行き内丸下車
定 員:60名
テキスト代: 1500円(えじそんくらぶ会員は1000円)
当日会場でお支払い下さい。
お申込み方法は「えじそんくらぶHP」をご覧下さい。
http://www.e-club.gr.jp
札幌でも12月18日に、田中康雄先生と高山恵子によるセミナーと懇親
会が開催されます。詳細はHPを!
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■ 文部大臣宛(文化庁著作権課所管)要望書提出 全国LD親の会 ■
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さる、11月7日開催された、全国LD親の会理事会で承認された、文部
大臣宛(文化庁著作権課所管)要望書が11月8日、障害者放送協議会放送
研究委員会と文化庁著作権課との協議会の席上、提出されました(原文を改
変しない限り転載自由です)。
なお、この要望書は、障害者放送協議会が、この6月18日付けで文部大
臣宛に提出した要望書に付帯するものです。
【参考】障害者放送協議会
http://www.normanet.ne.jp/~housou/
6月18日付文部大臣宛要望書
http://www.normanet.ne.jp/~housou/kenkyu/19990618youbou.htm
−−−−−−−−−−−ここから−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
平成11年11月8日
文部大臣 中曽根 弘文 様
要 望 書
全国LD(学習障害)親の会 会長 藤本 健
私たち、全国LD(学習障害)親の会(略称「全国LD親の会」)は、現
在41都道府県、53団体、約2700名の会員で構成されており、各地で
活動しております。
本年7月、文部省「学習障害及びこれに類似する学習上の困難を有する児
童生徒の指導方法に関する調査研究協力者会議(主査・東京学芸大学名誉教
授 山口 薫)」から、「学習障害児に対する指導について(報告)」及び、
「学習障害の判断・実態把握基準(試案)」が公表され、我が国においても、
ようやく学習障害(以下LDとする)児に対する、公的な教育支援が開始さ
れることとなりました。
また本年10月、札幌で開催された「日本LD学会第8回大会(大会会長
・札幌医科大学教授 佐藤 剛)」は、LDの状態像と指導内容を吟味するこ
とに焦点をあて、「LD児に対する発達支援の成果と展望」をメインテーマ
としたものでした。
すなわち、LDに対する教育的対応・支援の必要性に関しては、すでに一
定の社会的合意・認識が得られており、教育現場においては具体的な実施段
階を迎えているものと考えられます。
LD児に限らず、およそ教育的対応・支援の場において「情報保障」なく
しては、十分な効果を得ることはできません。しかるに、現行の著作権法に
関して言えば、残念ながらLD児・者を含むコミュニケーションに困難をも
つ人々に対する配慮が十分であるとは言い難く、特にLDの問題に関しては、
その存在自体を想定しておらず、当然ながら検討もなされていないのが実状
です。
今回の著作権法改正にあたり、LD(学習障害)の問題に関し、十分なご
検討をいただきますよう要望いたします。
−−−−−−−−−−−ここまで−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
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□ 編集後記 ----------------------------------- 18:34 99/11/14 □
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11月13日に開催された、東京LD連絡会主催講演会は、おかげさまで多数の
方のご参加により、盛況のうちに終了いたしました。ご参加くださいました
皆様に主催者に代わり感謝申し上げます。また、一部準備不足でご不便・ご
迷惑をおかけいたしました。また満席のため受付をお断りした方へは、心よ
りお詫びいたします。
講演いただいた、梅永先生は、連日の講演・セミナーなどの忙しい日程を
やりくりしていただき、時間を割いていただきました。感謝申し上げます。
講演会終了後も、懇親会・二次会・三次会・・・とおつき合いいただき、
参加者や東京LD連絡会スタッフの面々等と、「異様??」な盛り上がりの
中、交流を深めることができました。
講演会の模様は、近々、先生の許諾を受けて、ネット上で公開していく予
定です。お待ちください。
−−−−−−−−
あと、あっという間に「けやき」ホームページ60,000アクセス達成。感謝
いたします。
札幌LD学会の報告(続報)は、また次号ということでご容赦ください。
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■ LDニュース記載内容を転載される場合は必ず下記までご連絡下さい ■
「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999.03.12 更新]
「けやき」URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998.07.31 更新]
LDニュースのバックナンバーの閲覧及び配信は以下のサイトからできます
http://backnumber.to/list.asp?userid=10000592 [1999.01.11 更新]
LDに関する情報交換・意見交流・質問は「LDフォーラム」をご利用下さい
http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/LD-FRM/INDEX.html [LD-FRM]
読者用「掲示板」→ http://www.simple-j.com/kkk/kbbs.cgi?bn=110201
■ 編集者は掲載内容に関して最終保証責任を負うものではありません ■
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