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==================================================================== LD(学習障害)ニュース #134 1999.11.07 発行 登録読者数 2,042 LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997.9.10創刊 ==================================================================== ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 滋賀県議会でのLD関連質問と教育長答弁について 1999.9.24/30  ■ ■ 限定出版 「発達障害白書 2000」 メインテーマ「流れを変える」  ■ ■ 梅永雄二先生の講演会感想/栃木県大平町おひさまクラブ99.10.23 ■ ■ 信州LD研究会 主催 講演会のお知らせ 1999.11.13 / 2000.01.08 ■ ■ LDフォーラムから「運用再開」のお知らせ 1999.11.03 (水) 02:00 ■ ■ [謹告] 11/13 東京LD連絡会主催講演会への申込みについて [再掲] ■ ● (1999.10.29アナウンス) まぐまぐ年末年始休み予定 ----------- ● □ 編集後記 ----------------------------------- 23:36 99/11/06 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください □■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 滋賀県議会でのLD関連質問と教育長答弁について 1999.9.24/30  ■ -------------------------------------------------------------------- LDニュース読者Mさんから報告いただきました。ありがとうございます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1999年 9月24日(金)滋賀県議会において、吉田清一議員(自民党)の代表 質問の中で、「LD(学習障害)教育について」取り上げられ、県教育長の 答弁がありました。 質問及び答弁は、次の通りでした。 ----------------- 吉田清一議員: つぎに、学習障害児、LDといわれる子どもの教育についてお尋ねします。 今年の7月2日に「学習障害に対する指導について」と題して、「学習障害 及びこれに類似する学習上の困難を有する自動生徒の指導方法に関する調査 研究協力者会議」から文部省へ報告が提出されました。 今回の報告で学習障害とは、基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、 聞く、話す、読む、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使 用に著しい困難を示す様々な状態を指すもので、原因としては、中枢神経系 に何らかの機能障害があると推定され、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情 緒障害などの障害や、環境的な要因が直接の原因となるものではないと定義 されております。 学習障害のあるお子さんの保護者の方々に接する機会がありますが、学習障 害児を持たれている保護者の方々にとって、こういったお子さんのことを一 人でも多くの方にわかってほしいと思っておられるとともに、親として、同 じ悩みを持つ仲間とともに滋賀県の学習障害児を持つ親の会をつくって悩み を出し合ったり、研修を積み重ねておられます。また、滋賀県学習障害教育 研究会の先生方とともに、子ども同士自らの学習の場として合宿を続けてお られます。 子供さんそれぞれによって違いますが、注意が集中しない、落ち着きがない、 先生や友達から怠けているんじゃないのなどと誤解されたり、学力不足と見 なされたりしやすく、中には、そのことで仲間からのいじめにあったり、だ んだん学校に嫌気がさし学校を嫌う傾向が出て、不登校に陥っていく子ども もいると聞いております。 またその現象のみが一人歩きし、ますます集団からはみ出す結果に陥ったり していき、さらに誤解を招くという結果になっていくとも言われております。 こういったお子さんを持たれている親御さんにとって、まずは子どものこと をわかってほしいと訴えられる気持ちも分かります。 正しい受け止め方がしてもらえず、本当のことをわかってもらえず、行動の みに目がいき、わがままな子どもとか、勝手な子どもとか、注意散漫な子ど もとか、集団になじもうとしない子などと見かけで決めつけられているので す。保護者がうちの子はこういった子どもなんですよとの訴えに対して、そ れに応じるべく、今こそ本格的な取り組みに乗り出す必要があると考えます。 この子たちにとってどのような教育や環境が必要なのか、どんな教育方法が 適切かを考える必要があるのではないでしょうか。国松知事も昨年の知事選 の時、学習障害のある子どもの教育についての質問に、「それぞれの障害の 態様や程度に応じた教育方法についてさらに研究開発につとめるとともに、 特別な指導・相談体制の設置についても考えたいと思います。」とその意欲 を示されています。 学習障害児に対する教育の在り方は、大きな教育課題であります。滋賀県と して今日までの実態把握及びこの子らに対し、どのような取り組みをされて きたかを尋ねるものであります。 又、今後、県教委として取り組み、又、市町村教委との連携、学校現場での 指導方法や指導体制について積極的な答弁を教育長に伺うものであります。 (質問事項) ・LD(学習障害)教育について (質問要旨) ・今日までどのような取り組みをしてきたか。 ・今後どのような取り組みをしようとしているか。 吉川 勉教育長: LD、学習障害教育についてのご質問にお答えいたします。 学習障害、Learning Disabilities 略してLDと申しておりますが、近年、 教育関係者の中で注目され、また、その研究や取り組みが進められていると ころでありまして、私も大変気にかけている課題の一つでございます。 学習障害と考えられる児童生徒は、ご質問にありましたように、聞く、話す、 読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得や使用に著 しい困難性を示すものでありますが、その状態が様々であるために、教員や 周囲の人々から学習障害児であるということの理解が得られにくい状況にあ ります。 実態が十分把握できない背景には、新しい教育課題であるために、国全体と しての定義や具体的な判断基準が明確でなかったことがあげられますが、今 年7月、先程のご質問で昨年とおっしゃられましたようですが、今年7月文 部省の協力者会議から学習障害についての定義づけと判断基準の試案が提示 されたことによりまして、LDに対する理解が一定進んでいくものになると いうように考えております。 そうした状況のもとで、県下でも学習障害児ではないかと思われる子どもさ んが現におられることから、国の判断基準を待つまでもなく取り組みを進め ているところでありまして、まず教員が学習障害児への理解を深めることが 大切であると考え、総合教育センターでの初任者研修や一定年限の経験を積 んだ教員に対して「学習障害児の理解と支援」についての研修を実施してお りまして、今年度だけでも約900名が受講しております。また、全教職員 に理解啓発を深めるため、リーフレット配布しているところでもございます。 また、学習障害児のうち、言語障害と重複している児童生徒に対しては、県 下15の学校に設置しております「ことばの教室」において、ほかの学校から 通える、いわゆる通級方式などによりまして必要な指導を行っているところ であります。 一方、昨年度から国の指定を受けて、学習障害児に対する専門家を指導員と して委嘱して、対象地域の小中学校を定期的に巡回し、教員に学習障害児に 対する指導内容、方法に関する指導助言を行う事業を一部の地域で先行的に 実施しているところでもあります。 国においては、先の報告を受けて、これから具体的な対応を検討する旨聞き 及んでおりますが、本件におきましても、今後、国の定める基準による調査 はもとより、教員の研修の中で、具体的な事例を、事例研究を取り上げるな ど、今まで以上に実践に活かせる指導力を養うとともに、相談窓口の設置や 相談システムづくりについて、市町村教育委員会と連携を図りながら、でき るだけ早く整備してまいりたいと考えております。 =================================== 1999年 9月30日(木) 滋賀県議会において、梅村 正議員(公明党)の一般 質問の中で、「学習障害児(LD)の教育環境の向上について」取り上げら れ、県教育長の答弁がありました。 質問及び答弁は、次の通りでした。 ----------------- 梅村 正議員: 学習障害児(LD)の教育環境の整備向上について教育長に伺います。 「学習障害」と診断され、「言葉の教室」に通っている小学生の保護者の方 は、学校や地域の方々から温かい励ましを受けながら、まさに子供と二人三 脚の毎日です。 その、保護者の方の「願い」ともいうべき「思い」を聞かせていただきまし た。「未来を切り開いていく子供に」、また、「驚くような豊かな個性と能 力を持っている。それを活かせたい」、など、秘めた可能性を信じ、必死の 毎日であります。 このような子供たちを前にして、私たちができる手を、あらゆる手を差し伸 べたい、と改めて強く感じた次第です。それ故、できることから、具体的に 教育環境を整え、その子供たちに保護者の皆さんに、希望に満ちた未来の展 望が開けて行けるよう、願い質問するものであります。 学習障害に限らず、発達の遅れや片寄りを持つ子供たちにとって、大切なの は早期発見と対応でありますが、学習障害の場合、発達障害としては比較的 軽微の為、発見が遅れがちになり、把握しにくい状況であります。そして、 現実には、いじめや不登校へとつながる可能性が大きいことから問題を大き くしています。的確な診断で早期発見、早期療育が不可欠であります。 学習障害児は、多動性や衝動性などの行動の特徴がある一方、知的発達に全 般的な遅れはなく、多くのことがほかの子供たちと同じようにできるのに、 例えば、聞こえていても言葉の意味を理解することができない、自分の言い たいことを表現することや文字が鏡文字になったり形の整った文字を書くこ とや、繰上げや繰り下げなどの計算が苦手であり、鉄棒やボール運動などの 手足の動きが不自然など、特定の分野で遅れが見られる状態、といわれてい ます。 原因は、脳の中枢神経系の機能障害があると推測されていますが、今日まで、 定義付けや認定基準がなかった為、初期の対応など救済対策が遅れているの が現状であります。 故に、「学習障害児」は「できない」のではなく、「習得に時間がかかる」 だけであり、手順を細かくしながら適切な援助が必要であります。それはま た、「違っていて当たり前」として、どんな特徴があっても、一人の人間と して、まず子供の全体を認め、受容し、よい点をほめ、おおらかに育てる、 個性豊かな人間性を尊重した教育が求められ、より広く啓発・理解されるこ とが不可欠であります。 教育現場での熱心な取り組みをしていただいていることに敬意を表します。 また、教育長は、本議会の吉田議員の代表質問に対し、「本県では、国の診 断基準を待つまでもなく進めている」との積極的な取り組みのご答弁を聞か せていただき、敬意を表しつつ、以下、伺うものであります。 1.現在、本県での学習障害と言われる児童・生徒の実態について把握されて  いると思いますが、どのような状況なのでしょうか。また、本県の実態を  踏まえ、文部省の試案をどのように読まれ、本県の学習障害児への教育に  どのように展開し、推進しようとされるのか、ご所見を伺います。 2.教育現場や周辺において、学習障害と知って対応するのと、知らずに対応  するのとでは子供への与える影響が大変異なることは勿論であります。そ  れは、いじめや不登校(おそらく不登校児童の中に多くの学習障害児がい  るのでは)など問題をさらに大きくしています。  また、現場で苦労していただいている先生や保護者に対し、より障害への  理解 を深めると共に、指導方法などの不安解消へ、専門的な適切なアド  バイスや相談体制の充実が必要なことですので伺っておきたいのでありま  す。それによって、教育現場に一人でも多くの専門家を育てることができ  ればと、思うのであります。  また、早期発見・対応に加え、普段からの保護者への支援などが求められ  ることから、医療機関や保護者・学校など関係者による連絡・協議の場を  もつなど、初期段階から適切に対処していくことが必要と考えますが、今  後の対応について見解を伺います。 3.また現在、小学校には14通級指導教室「ことばの教室」があり、中学校は  1校のみであります。進学や将来を考える保護者にとってみれば大変深刻  な問題です。学習障害は、適切な指導を受ければ改善されるケースが多い  とされているだけに、その改善への可能性を最大限に生かす、的確な対処  ができれば、と願うばかりであります。  具体的には、多動性や情緒不安定などの行動特性を持つ多様な学習障害児  を含めた、より広い範囲での情緒障害児の通級教室の拡充など、教育環境  の充実・強化を図るべきと考えますが、現状と今後の対応について伺いま  す。 (質問事項) ・学習障害児(LD)の教育環境の向上について (質問要旨) ・学習障害といわれる児童生徒の実態について ・学習障害児の教育相談体制等について ・学習障害児等の教育指導の充実・強化について 吉川 勉教育長: 学習障害児の教育環境の向上についてのご質問にお答えいたします。 一人の子供が全般的には知的発達の遅れがないにも関わらず、たとえば、極 端に言語による自己表現が苦手であったり、一つにことを思いこむと、その ことにこだわって周囲の状況判断ができなくなるというようなことのために 、本来、その子が持っている優れた資質が発揮できず、本人や家族の方々が 大変悩んでおられる状況などを聞くにつけ、学習障害、いわゆるLDと考え られる児童生徒一人ひとりの、それぞれの状況に応じた教育現場の対応につ いては、重要な教育課題として真剣な受け止めが必要だという思いを強くし ております。 学習障害と考えられる児童生徒の状況については、県教委としましても、こ れまで特定の教科の学習が困難な児童生徒について調査を行ってきましたが、 明確にLDと判断するに足る定義や国の判断基準がなかったこともあって、 その結果が、即学習障害児であるという判断には至りませんでした。 しかし、少なくとも児童生徒の中に、現実に学習障害があると考えられる子 どもがおられるということから、今日まで、それらの児童生徒に対する具体 的な対応等について研究し、教員研修など可能なものから取り組んでまいり ました。 今回、全国的な課題として研究されてきた文部省の協力者会議から、学習障 害についての定義付けと判断および実態把握についての基準の試案、試みの 案が示されたことから、今後、文部省の方針のもとで正確な状況の把握が進 むものと考えているところであります。 次に、学習障害児に対する相談体制や初期の段階からの適切な対処について でありますが、多用な状況を示す子どもがいる中で、正確にに学習障害児で あると判断するには、容易ではありませんが、文部省の協力者会議が示しま した判断基準の試案を手がかりとして、日常の児童生徒の関わりの中で、で きる限り早期に発見し、早期に対応できるよう、教員の研修の充実に努めて まいりたいと考えております。 また、保護者と学校との連携を深めることはもとより、既存の教育相談窓口 の活用や総合教育センター等での対応を含めて、専門家も含めた相談システ ム作りについて早急に検討していきたいと考えております。 最後に、教育指導の充実・強化についてでありますが、今回の報告の中で、 担任による指導やティーム・ティーチングによる指導、通常の学級以外の場 での指導などが示されております。 今後、これらについての国の対応が検討されると存じますので、本県におき ましても国に対し要請を強めるとともに制度化の動きを見ながら、市町村と も十分に協議し、子どもたちの生活や学習を支援する手だてを様々な角度か ら検討してまいりたいと考えております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 限定出版 「発達障害白書 2000」 メインテーマ「流れを変える」  ■ -------------------------------------------------------------------- 日本知的障害福祉連盟編「発達障害白書 2000」日本文化科学社刊 4,000円 第1部 流れを変える 第2部 保健・医療(医学的概念の変遷/原因追及の歴史/診断および治療     の技術/保健・医療と福祉の統合) 第3部 早期対応(各機関での発達支援サービス/地域での新しい取り組み     /試行的な取り組み) 第4部 教育(特殊学級教育/通級による指導/養護学校教育/訪問教育/     卒業者の進路/交流教育/生涯学習/福祉教育/養護学校による教     育相談活動−青森県の例から) 第5部 施設ケアサービス(施設における在宅福祉支援/利用者本位の制度     と施設ケアサービス) 第6部 職業(雇用・能力開発支援/職業的自立啓発事業/雇用の拡大/助     成金制度) 第7部 生活支援(住居援助事業/グループホーム等/生活支援事業/通所     援護事業/障害者明るいくらし促進事業/権利擁護・相談等/本人     活動/情報/移動/福祉用具/放課後生活、おもちゃ図書館) 第8部 文化・スポーツ活動(文化・芸術/スポーツ/放送・映画/旅行) 第9部 経済保障(所得の保障/医療費の助成/共済・保険制度/その他の     経済保障) 第10部 国際交流(アジア太平洋障害者の10年の活動/II(国際育成会連盟)     AFMR(アジア精神遅滞連盟)の動き/IASSID(国際知的障害研究協会)     /政府開発援助/国際交流諸活動) 第11部 時の話題 第12部 資料 日本文化科学社  〒113-0021 東京都文京区本駒込 6-15-17        TEL 03-3946-3131 FAX 03-3946-3567 http://www.nichibun.co.jp/ -------------------------- 1997年版 「新しい障害観」 1998年版 「障害者プラン−変革と前進」 1999年版 「支え合う社会」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 梅永雄二先生の講演会感想/栃木県大平町おひさまクラブ99.10.23 ■ --------------------------------------------------------------------  LDニュース読者Hさんの投稿です。感謝いたします。 −−−−−−−−−− 栃木県大平町「おひさまクラブ」(発達に遅れのある子どもと親のサーク ル)主催で、明星大学・梅永雄二先生講演会「将来の自立のために、幼児・ 学童期に必要な取り組み〜自閉症児からLD児まで〜」が10月23日、栃木県 大平町ふるさとふれあい館にて開催されました。 TEACCHプログラムや行動分析の話、実際の就労の場で長年援助されてきた 梅永先生の実体験に基づく具体的な話は大変興味深いものでした。 なかでも、分解されたボールペンを使って、実際に参加者に組み立てるま での課題分析をさせた試みはおもしろかったです。 子どもがその課題を達成するためには、どのような工程を踏まなければな らないか、どの部分でつまづいているのかを、指導する側(親や先生)は的 確に把握(課題分析)していないと、曖昧な指導が本人を混乱させる場合も あることがよくわかりました。 また、アメリカのノースカロライナ州で自閉症児のために行われている TEACCHプログラムの考え方(本人だけに努力を強いるのではなく、社会の側 が自閉症児がわかりやすいように視覚的なツールなどを用いて歩み寄る)も 日本にはない考え方で、新鮮に感じました。 他の参加者の方々も「大変わかりやすかった」と言っている人が多く、好 評だったようです。 −−−−−−−−−− 【参考】「将来の自立のために−幼児・学童期に必要な取り組み」       〜自閉症児からLD児まで〜 講 師 梅永 雄二 先生 (明星大学・人文学部心理教育学科専任講師) 日 時 1999年10月23日(土) 13:30〜15:30 会 場 栃木県大平町 ふるさとふれあい館 主 催 「おひさまクラブ」(発達に遅れのある子どもと親のサークル) http://member.nifty.ne.jp/KOMI/ohisama.htm 後 援 栃木県学習障害児親の会「ゆずりは」 http://member.nifty.ne.jp/KOMI/yuzuriha.htm 梅永先生プロフィール  慶応大学社会・心理・教育学科卒  筑波大学大学院障害児教育専攻修了  教育学博士(筑波大学)・臨床心理士  著作 「自閉症者の就労支援」筒井書房     「自閉症児者の職業リハビリテーションに関する研究」風間書房     「WISC-R知能検査解釈支援システム」(分担執筆)日本文化科学社 梅永先生は長年、障害者職業カウンセラーとして、成人後の自閉症者の就 労支援に力を注がれてきました。ハンディキャップを持つ子ども達の人生は、 幼稚園・保育園・学校時代より、卒業してからのほうが長く、卒業後の長い 人生を考えた時、幼児期・学童期に何に重点をおいて取り組んでいったら良 いのか、お話しいただく。 また、先生の専門である「応用行動分析」や「TEACCHプログラム」の考え に基づき、お子さんの具体的な「問題行動」や伸ばしたい課題向かって、ど のような工夫や指導方法があるかについて、お話しいただく。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 信州LD研究会 主催 講演会のお知らせ 1999.11.13 / 2000.01.08 ■ -------------------------------------------------------------------- 第40回 期 日:1999年11月13日(土) 15:00〜18:00 会 場:長野県立こども病院 講 演:「LD(学習障害)児の言語指導について」(仮題) 講 師:国際医療福祉大学教授 大石 敬子 先生 ----------- 第41回 期 日:2000年 1月 8日(土) 14:00〜18:00 会 場:松本県民文化会館(大ホール) 講 演:「ADHD(注意欠陥・多動障害)をもつ子の指導について」 シンポジウム 講 師:司馬クリニック院長・医学博士 司馬 理英子 先生 -----------  以降隔月第2土曜日に予定しています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDフォーラムから「運用再開」のお知らせ 1999.11.03 (水) 02:00 ■ -------------------------------------------------------------------- かねてより計画しておりました、LDフォーラム「再編成」のため、「運用 休止」させていただいておりましたが、作業が予測よりも順調に進捗いたし ました結果、予定より早く再開することができました。ご協力感謝いたしま す。  なお、フォーラムは、今までの4会議室体制から、6会議室体制へ増強し ました。以下のような編成です。皆様の活発な投稿をお待ちします。 ------------- 会議室 1 「自己紹介・はじめまして」      新会員の方や、長いこと ROM(読み専門)状態から、復活する際      の簡単な「自己紹介」をお願いいたします。質問もしくは相談的      内容は、会議室4へお願いします。 会議室 2 「LDの会議室」      ここではLD及びLD関連の「意見交流」「情報交換」を主とします。 質問若しくは相談的内容は、会議室4へお願いします。 会議室 3 「AS・ADHDの会議室」      ここではLDとも大きな関連性があると言われる、AS(アスペルガ      ー症候群)・ADHD(注意欠陥多動性障害)に関する「意見交流」      「情報交換」を主とします。 会議室 4 「質問コーナー」      LD及びLD関連事項の質問と回答を行います。質問者は具体的かつ      明確な質問を投稿してください。ただ単に「困っています」とか、      「教えてください」という内容は、差し控えて下さい。また、質      問のみに偏らず、回答の方へも積極的にご発言下さい。 会議室 5 「談 話 室」      会員相互の交流・親睦を深めるための会議室として、肩の凝らな      い内容を投稿して下さい。 会議室 6 「資 料 室」      講演会・各種セミナー等のお知らせ。図書・雑誌・論文等の紹介。      など会員の皆様にとって有益な資料・情報を投稿してください。  ★ なお、引き続きLDフォーラム運営資金のための「寄付金」も募集し    ておりますので、ご協力いただけますと幸いです。詳細は以下参照。    http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/LD-FRM/KIFU_9911.html ---------------  LDフォーラム  http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/LD-FRM/INDEX.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ [謹告] 11/13 東京LD連絡会主催講演会の申込みについて [再々掲] ■ --------------------------------------------------------------------  11月13日に予定している、東京LD連絡会主催講演会への参加申し込みにつ いてですが、おかげさまで多数の方よりお申し込みをいただきました。感謝 いたします。  誠に申し訳ございませんが、現在電子メイルでの受付は、「キャンセル待 ち」を条件に、承っております。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い 申し上げます。  なお、すでに申し込まれました方で、取り消しのある方は、早めにお知ら せいただけますと大変助かります。  以下のアドレスまでお願いいたします。  tokyold@mcn.ne.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ● (1999.10.29アナウンス) まぐまぐ年末年始休み予定 ----------- ● -------------------------------------------------------------------- 毎年恒例まぐまぐ冬休みの予定が決まりました。メンテナンスや大掃除の ために年末年始、まぐまぐのすべてのサーバーが停止いたします。停止期間 は以下の通りです。 まぐまぐシステム停止予定 ・ 1999年12月31日から2000年01月04日まで ・ ウィまぐ休刊(2000/01/03号,2000/01/05号の2回) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ----------------------------------- 23:36 99/11/06 □ --------------------------------------------------------------------  本年7月2日に、「文部省協力者会議」報告が公表されて以来、全国各地 でいろいろな動きがあるようです。読者の皆様の地域では、どうでしょうか ?お知らせいただけますと幸いです。 まもなく、「けやき」ホームページのアクセス件数 60,000 カウントを迎 えようとしています。たぶんこの数日中だと思います。これからも、よろし くお願いいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュース記載内容を転載される場合は必ず下記までご連絡下さい ■ 「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999.03.12 更新] 「けやき」URL: http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998.07.31 更新] LDニュースのバックナンバーの閲覧及び配信は以下のサイトからできます http://backnumber.to/list.asp?userid=10000592 [1999.01.11 更新] LDに関する情報交換・意見交流・質問は「LDフォーラム」をご利用下さい http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/LD-FRM/INDEX.html [LD-FRM] 読者用「掲示板」→ http://www.simple-j.com/kkk/kbbs.cgi?bn=110201 ■ 編集者は掲載内容に関して最終保証責任を負うものではありません ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LD NEWS は「まぐまぐ」http://www.mag2.com/ を利用して発行しています

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