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==================================================================== LD(学習障害)ニュース #123 1999.08.26 発行 登録読者数 1,886 LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997.9.10創刊 ==================================================================== ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 札幌市教育研究所教育相談室  「子育て相談教室」 1999.8.27 ■ ■ 不登校を考える講演・意見交換会「LDについて知ろう」1999.9.19 ■ ■ 子どもたちの北海道大自然体験会 1999.10.4〜7  北海道芦別 ■ ■ 安田精神保健講座 (夜間講座) 1999.9〜2000.3 東京・池袋 ■ ■ 神奈川学習障害教育研究協会主催 連続講座 第5回 1999.9.12 ■ ■ 教師のための学習障害・高機能広汎性発達障害セミナー 1999.8.29 ■ ■ ADHDを伴ったLDの併発児に対するヴァイオリンを使った受容の試み ■ □ 編集後記 ----------------------------------- 01:14 99/08/26 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください □■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 札幌市教育研究所教育相談室 「子育て相談教室」1999.8.27 ■ -------------------------------------------------------------------- 「うごきまわる子どもたち−のび太・ジャイアン症候群 (注意欠陥・多動性障害)」 講 師 司馬クリニック院長・司馬 理英子 先生    (「のび太・ジャイアン症候群」シリーズ著者) 日 時 1999年8月27日(金) 14:00〜16:30 会 場 札幌市教育研究所     札幌市豊平区豊平1条12丁目 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 不登校を考える講演・意見交換会「LDについて知ろう」1999.9.19 ■ -------------------------------------------------------------------- [pressnet 6005] http://pchan.tegami.com/pressnet/ より一部転載しました。 ---------------- 日 時:1999年9月19日(日) 13:00〜16:00 場 所:十日市場地区センター(JR横浜線「十日市場」駅より徒歩5分) 内 容:■講演   --岩澤一美先生(学校法人 国際学園企画部)     ■意見交換会--ざっくばらんにお話し合いを。     ■個別相談会--実際の情報提供も含め、個別のご相談に応じます (無料)。 定 員:50名程度 参加費用:500円 お申込方法:お名前、ご連絡先(住所、電話番号)、参加人数、お立場(保 護者、教員、その他各種相談機関関係者など)をご記入の上、下記 の番号までfaxまたはe-mailにてお申込み下さい。     TEL,FAX:045−982−5627     e-mail address :path@maple.ocn.ne.jp     「心理相談室パスファインダー」まで。 ●企画機関:心理相談室パスファインダー      代表者:伊藤(いとう)・長田(おさだ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 子どもたちの北海道大自然体験会 1999.10.4〜7  北海道芦別 ■ -------------------------------------------------------------------- [pressnet 6006] http://pchan.tegami.com/pressnet/ より一部転載しました。 ---------------- 日 時:1999年10月4日(月)から10月7日(木)の3泊4日 場 所:北海道 芦別・富良野(羽田空港にて集合・解散します。) 宿 泊:星槎国際高等学校 芦別本校宿舎をお借りします。 対 象:「学校へは行けない、行かない、行きたくない」小学〜高校生まで 定 員:20名程度 参加費用:52,000円 ※説明会・個別相談会: 9月19日(日)10:00〜12:00      発達相談センターかながわ(JR横浜線「十日市場」駅徒歩1分) お申込方法:参加希望者のお名前、年齢、ご連絡先(住所、電話番号)をご       記入の上、下記の番号までFAXまたはE−メールにてお申込み下       さい。またはお電話でのお申込みも承っております。       TEL・FAX:045−982−5627       e-mail address :path@maple.ocn.ne.jp       「心理相談室パスファインダー」まで。 ●企画機関:心理相談室パスファインダー       代表者:伊藤(いとう)・長田(おさだ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 安田精神保健講座 (夜間講座) 1999.9〜2000.3 東京・池袋 ■ -------------------------------------------------------------------- 会  場:安田生命社会事業団講義室      安田生命池袋ビル4階/池袋ビル4階/JR池袋駅東口徒歩5〜6分 講義時間:午後6時30分〜8時(1回1時間30分) 内容の詳細は以下のサイトを参照してください。 安田精神保健講座1999年度後期夜間講座科目 http://village.infoweb.ne.jp/~ymind/info02.htm 安田生命社会事業団 ホームページ http://village.infoweb.ne.jp/~ymind/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 神奈川学習障害教育研究協会主催 連続講座 第5回 1999.9.12 ■ -------------------------------------------------------------------- (社)神奈川学習障害教育研究協会主催 連続講座 第5回 「LD児の進学」 講 師 阿久澤 栄 氏 (藤沢市立白浜養護学校校長) 1999年9月12日 日曜日  14時〜16時 かながわ県民活動サポートセンター2階ホール(JR横浜駅西口徒歩5分) 今ある日本の教育体制の中から LD児童達の利用できるシステムについて 将来を見通しての進路選びの観点 他 申し込み・問い合わせは神奈川LD協会 TEL 045−984−7910 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 教師のための学習障害・高機能広汎性発達障害セミナー 1999.8.29 ■ -------------------------------------------------------------------- LDニュース読者の方からの情報提供です。 -------------------------------- 教師のための学習障害・高機能広汎性発達障害セミナー  日時:1999.8.29(日) PM12:00〜PM6:00    会場:三重大学 教育学部 大会議室    受講料:無料  参加資格:東海3県下の学校教師     日程・セミナー内容     12:00 開会のことば     12:10 学習障害・高機能広汎性発達障害とはどういう子供たちか? (児童精神医学の視点から) 講師 杉山登志郎 (静岡大学教育学部教授)      1:30 学習障害・高機能広汎性発達障害の子供たちへの薬物療法       講師 小西眞行       (三重県小児心療センターあすなろ学園 児童精神科)   2:30 学校での学習障害・高機能広汎性発達障害の子供たちへの対処法       講師 辻井正次 (岐阜聖徳学園大学教育学部助教授) 3:30 子供への実際の対応についてのコンサルテーション       アスペの会・エルデの会スタッフ一同 申し込み方法:受講希望者は、封書にて、住所・氏名・教員歴・所属学校名        所属学校の住所・Telを記入の上、封書表面に「セミナー申込」        と明記の上申し込んで下さい。    申込先:〒501-6194 羽島郡柳津町高桑2078       岐阜聖徳学園大学教育学部辻井研究室       「三重大セミナー申込担当」宛        (メールでのお問い合わせはご遠慮下さい)  主催:アスペの会・エルデの会     アスペ・エルデ親の会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ADHDを伴ったLDの併発児に対するヴァイオリンを使った受容の試み ■ --------------------------------------------------------------------  1999年6月26日徳島郷土文化会館で開催された、「第20回日本バイオミュ ージック学会学術大会」での表記研究発表の概要について、発表者より投 稿いただきました。感謝いたします。 ---------------------------- 「ADHDを伴ったLDの併発児に対するヴァイオリンを使った受容の試み」 秋山由美子 【目的】   注意欠陥/多動性障害(ADHD)を伴ったLD(学習障害)児は、 知能に大きな遅れが無いため自己不全感に陥りやすく、認知に偏りがあ るため、個々のケースによってさまざまな状態を呈する。A児、B児に ヴァイオリン(以下Vlnとする)を使って、左右の認知、多動の軽減、 集中力を養い、自己形成において自信をもたせることを目的とした。 【方法】   週5回程度、健常児と同じようにVlnを媒体としてメソッドにそ って練習をした。視覚的に符号を読む事が心理検査等でむずかしいと判 断したA児は、聴覚を優先してともに歌い、ピアノで弾いて聴かせた後 Vlnで弾かせた。   聴覚よりも視覚からのほうが入り易いB児は読譜力をつけるように 援助した。視覚が強い子は、とかく音程がずれやすいため、時に聴音を 行った。   一定の場所をVlnを弾く場所と設定し、約15分の練習時間はそ の場を離れず、立って弾く約束をした。月3回程度Vlnの指導者のと ころへ指導を受けにいかせた。 【結果】   非言語性LDのA児は、読譜が困難だが聴覚的に入力された場合は 正確に模倣する力がついた。手先が非常に不器用だが、8年間でかなり 上手に弾けるようになり、書字困難な状況も前向きに取組む様になった。 Vlnを含め、学校で習うリコーダーも音楽的で本人も自信がつき、自 己不全感は感じられない。幼少時に、左右の認知ができなかったが、 Vlnという右左の違う動きを伴う楽器に親しむ事によって識別が可能 となった。   言語性LDのB児は、視覚優先で楽譜がないと弾けないが見た音程 はかなり正確に出すようになった。漢字の書字困難はあるが、聴音では 音符は書ける。中学になり学習面で自己不全感があり毎授業寝ていると いう状況だったが、音楽の時間にVlnを披露するなど驚かされる一面 があった。この子は言語操作力が弱いため、音楽で表現できることは有 意義である。 【考察】   A児は会話は普通だがソーシャルスキルが弱いので、一定のルール のなかで音楽を楽しむことで身につけて行ったことも多い。B児の場合 は、年齢的に学習面で難しいようだが、音楽という教科で自信が持てた ので不登校などに至らず、遅刻しながらも通学している。以上の2症例 は4,5歳からVlnを通して音楽に親しんだため、Vlnが自己形成 の時期に自信になったと考えられる。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ----------------------------------- 01:14 99/08/26 □ ---------------------------------- 志賀高原に行ってました。早くもダケカンバやナナカマドの紅葉がはじま っており、すでに秋の気配。。。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュース記載内容を転載される場合は必ず下記までご連絡下さい ■ 「けやき」連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999.03.12 更新] 「けやき」HP http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998.07.31 更新] LDニュースのバックナンバーの閲覧及び配信は以下のサイトからできます http://backnumber.to/list.asp?userid=10000592 [1999.01.11 更新] LDに関する情報交換・意見交流・質問は「LDフォーラム」をご利用下さい http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/LD-FRM/INDEX.html [LD-FRM] 読者用「掲示板」→ http://www.simple-j.com/kkk/kbbs.cgi?bn=110201 ■ 編集者は掲載記事に関して最終保証責任を負うものではありません ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LD NEWS は「まぐまぐ」http://www.mag2.com/ を利用して発行しています

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