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□ LD・発達障害等関連図書 → http://ldnews2000.web.fc2.com/books/  □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #1178 2012/12/16 発行 登録(配信)読者数 2984 ■ ■ LD = Learning Disabilities LDニュース編集人発行 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 横山浩之氏〜子育てセミナー青森主催/藤崎町文化センタ 2012/12/23 ■ ■ 特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果 2012/12/05 ■ ■ e-Textbookの新標準を策定する作業を行なっています ISO/IEC 18120 ■ ■ 子どものこころの健康を考えるシンポ/京急第2ビル   2012/01/27 ■ ■ 日本障害者協議会・障害者政策に関する質問状政策アンケートへの回答 ■ ■ 日本デジタル教科書学会研究会エデュテク・トーク(Edu×Tech Talk) ■ □ 編集後記 ------------------------------------ 11:28 2012/12/16 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  冬休みのワーキングメモリトレーニングお申込み受付中。コグメド・ジャパン  http://www.cogmed-japan.com/                 【広告】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ■ LDニュースへ講演会等のイベント情報の掲載を希望される方へ・・・ ■ ■ 詳細は下記サイトをご覧下さい。原稿は適宜編集する場合があります。 ■ ■□■□■□ http://ldnews2000.web.fc2.com/sample.html  ■□■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 感覚統合を生かしてたのしく学習−読む力・書く力を育てる 佐藤 和美 (著) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00050.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 横山浩之氏〜子育てセミナー青森主催/藤崎町文化センタ 2012/12/23 ■ ------------------------------------------------------------------------ 講演名 第2回子育てセミナーin青森(藤崎町) テーマ 学童期の子育てで大切なこと〜家庭でできること学校でできること〜 講 師 横山浩之 先生 山形大学医学部教授 日 時 2012年12月23日(日) 午前9時05分〜12時15分 会 場 藤崎町文化センター  〒 038−3802 青森県南津軽郡藤崎町西豊田1丁目1番地  http://www.town.fujisaki.lg.jp/index.cfm/10,0,44,html 定 員 80名(定員になり次第締め切ります) 主 催 子育てセミナー青森実行委員会/共催:にゃっき〜ず青森 後 援 南地方教育研究会・サークルふゞき(鍛国研津軽ゼミ) 参加費 藤崎町内500円  藤崎町外1000円      当日受付1500円 *授業を受ける児童の参加費1000円(おやつ、軽食、託児代等) *授業を受けるお子さんの公募もしています。  3年生対象の国語の授業ですが、2年生・4年生の参加も可能です。  詳しくは下記事務局までお問い合わせ下さい。 申込み 必要事項を明記して下記へお申込み下さい。     締め切りは12月20日とします。     子育てセミナー青森実行委員会事務局     E-mail:kosodate-aomori@knyackies.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『あたまと心で考えようSSTワークシートー自己認知・コミュニケーションスキ ル編』 http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00060.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果 2012/12/05 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/material/__icsFiles/afieldfile/2012/12/05/1328849_01.pdf 平成24年12月5日 文部科学省初等中等教育局特別支援教育課 通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児 童生徒に関する調査結果について (3)調査時期 平成24年2月から3月にかけて実施。 (6)回収数及び回収率 標本児童生徒数のうち、52,272人について回答 が得られ、回収率は97.0%。標本学校数のうち、1,164校について回答 が得られ、回収率は97.0%。 質問項目に対して担任教員が回答した内容から、知的発達に遅れはないものの学 習面又は行動面で著しい困難を示すとされた児童生徒の困難の状況は、以下の表 1〜表6のとおり。 表1 質問項目に対して担任教員が回答した内容から、知的発達に遅れはないも のの学習面又は行動面で著しい困難を示すとされた児童生徒の割合 推定値(95%信頼区間) 学習面又は行動面で著しい困難を示す 6.5%(6.2%〜6.8%) 学習面で著しい困難を示す 4.5%(4.2%〜4.7%) 行動面で著しい困難を示す 3.6%(3.4%〜3.9%) 学習面と行動面ともに著しい困難を示す 1.6%(1.5%〜1.7%) ※「学習面で著しい困難を示す」とは、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計 算する」「推論する」の一つあるいは複数で著しい困難を示す場合を指し、一方、 「行動面で著しい困難を示す」とは、「不注意」、「多動性−衝動性」、あるい は「対人関係やこだわり等」について一つか複数で問題を著しく示す場合を指す。 表2 質問項目に対して担任教員が回答した内容から、知的発達に遅れはないも のの学習面、各行動面で著しい困難を示すとされた児童生徒の割合 推定値(95%信頼区間) A:学習面で著しい困難を示す 4.5%(4.2%〜4.7%) B:「不注意」又は「多動性−衝動性」の問題を著しく示す 3.1% (2.9%〜3.3%) C:「対人関係やこだわり等」の問題を著しく示す 1.1%(1.0%〜1.3%) 表3 A・B・Cの関連 推定値(95%信頼区間) A かつ B 1.5%(1.3%〜1.6%) B かつ C 0.7%(0.6%〜0.8%) C かつ A 0.5%(0.5%〜0.6%) A かつ B かつ C 0.4%(0.3%〜0.5%) 表4 質問項目に対して担任教員が回答した内容から、知的発達に遅れはないも のの学習面、行動面の各領域で著しい困難を示すとされた児童生徒の割合 推定値(95%信頼区間) 「聞く」又は「話す」に著しい困難を示す 1.7%(1.5%〜1.8%) 「読む」又は「書く」に著しい困難を示す 2.4%(2.3%〜2.6%) 「計算する」又は「推論する」に著しい困難を示す 2.3% (2.1%〜2.5%) 「不注意」の問題を著しく示す 2.7%(2.5%〜2.9%) 「多動性−衝動性」の問題を著しく示す 1.4%(1.2%〜1.5%) 「対人関係やこだわり等」の問題を著しく示す 1.1%(1.0%〜1.3%) 表5 質問項目に対して担任教員が回答した内容から、知的発達に遅れはないも のの学習面、各行動面で著しい困難を示すとされた児童生徒の男女別集計 推定値(95%信頼区間)  男子 学習面又は行動面で著しい困難を示す 9.3% (8.9%〜9.8%) A                 5.9% (5.6%〜6.3%) B                 5.2% (4.8%〜5.5%) C                 1.8% (1.7%〜2.1%)  女子 学習面又は行動面で著しい困難を示す 3.6% (3.3%〜3.8%) A                 2.9% (2.7%〜3.2%) B                 1.0% (0.9%〜1.1%) C                 0.4% (0.3%〜0.5%) ------------ http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/018/toushin/030301i.htm 「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する 全国実態調査」調査結果 1.調査の目的 学習障害(LD)、注意欠陥/多動性障害(ADHD)、高機能自閉症等、通常 の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒の実態を明らかにし、 今後の施策の在り方や教育の在り方の検討の基礎資料とする。 (3)調査対象 全国5地域の公立小学校(1〜6年)及び公立中学校(1〜3年)の通常の学級 に在籍する児童生徒41,579人を対象として、学級担任と教務主任等の複数の教員 で判断の上で回答するよう依頼した。これは、対象地域の全児童生徒数の2.5% にあたる。 (4)調査時期 2002年2月から3月にかけて実施。 (5)回収率 対象学校は370校で回収率は98.9%。対象学級では4328学級で 回収率は98.6%。 知的発達に遅れはないものの、学習面や行動面で著しい困難を持っていると担任 教師が回答した児童生徒の割合は、表1に示すように6.3%である。 表1 知的発達に遅れはないものの学習面や行動面で著しい困難を示すと担任教 師が回答した児童生徒の割合 学習面か行動面で著しい困難を示す   6.3% 学習面で著しい困難を示        4.5% 行動面で著しい困難を示す       2.9% 学習面と行動面ともに著しい困難を示す 1.2% ※小数点以下の四捨五入の扱いにより下記の表1、2の数値から計算すると 6.2%になる。 ※「学習面で著しい困難を示す」とは、「聞く」「話す」「読む」「書く」 「計算する」「推論する」の一つあるいは複数で著しい困難を示す場合を示し、 一方、「行動面で著しい困難を示す」とは、「不注意」の問題、「多動性−衝動 性」の問題、あるいは「対人関係やこだわり等」の一つか複数で著しく示す場合 を示す。 学習面や行動面の各領域で著しい困難を示す割合を表2に示す。 表2 知的発達に遅れはないものの学習面や行動面の各領域で著しい困難を示す と担任教師が回答した児童生徒の割合 A:「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」に著しい   困難を示す4.5% B:「不注意」又は「多動性−衝動性」の問題を著しく示す 2.5% C:「対人関係やこだわり等」の問題を著しく示す 0.8% ※「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」に著しい困難を 示すとは、その一つあるいは複数で著しい困難を示す場合を示す。 A・B・Cの重なり状況を表3に示す。 表3 A・B・Cの関連 A かつ B     1.1% B かつ C     0.4% C かつ A     0.3% A かつ B かつ C 0.2% 各領域の下位項目毎の集計を表4に示す。 表4 領域別集計 「聞く」又は「話す」に著しい困難を示す      1.1% 「読む」又は「書く」に著しい困難を示す      2.5% 「計算する」又は「推論する」に著しい困難を示す  2.8% 「不注意」の問題を著しく示す           1.1% 「多動性−衝動性」の問題を著しく示す       2.3% 「対人関係やこだわり等」の問題を著しく示す    0.8% 男女別の主計を表5に示す。 表5 男女別集計  男 8.9%  女 3.7% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 教室でできる特別支援教育のアイデア 中学校・高等学校編 http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00072.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ e-Textbookの新標準を策定する作業を行なっています ISO/IEC 18120 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.surveygizmo.com/s3/1096416/e-Textbook-scope-and-requirements-Japanese ISO/IEC JTC1/SC36* では現在、e-Textbookの新しい標準を策定する作業を行な っています。 このe-Textbookに関する作業(ISO/IEC 18120) で定める新たな仕様は、電子書籍 に関する既存の標準規格を置き換えるものではなく、既存の標準規格に対する追 加仕様となります。 2012年から2013年にかけて、ISO/IEC 18120の策定プロジェクトでは、このプロ ジェクトに対する要求事項を調査する予定です。これにより、e-Textbookに関係 する様々な団体のニーズを把握いたします。 以下にアンケートの項目があります。記入には5分から15分を要します。ご回 答戴いた結果は、今後策定される標準仕様の重要な参考情報とさせていただきま す。ご回答にご協力いただきたく、どうぞよろしくお願いいたします。 また、回答中の個人情報は、集計作業以外には使用しません。 ISO/IEC JTC1/SC36 は、e-Textbookに関する国際的かつ共通の要求事項を明らか にするため、CEN WS/LTと密接に連携をとって作業を進めています。 CEN WS/LT (the Learning Technologies Workshop of the European Committee for Standardisation)は、eTernityと呼ぶプロジェクトを現在進行中です。詳細は http://etextbookseurope.eu/ を御覧ください。 * SC36はJTC1 (Joint Technical Committee of the International Standards Organisation and the International Electrotechnical Commission)の下部組 織であり、学習、教育、トレーニングのIT利用に関する活動を行なっています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ぼくはうみがみたくなりました [DVD] ひとりの自閉症の青年と、その周囲の 人々が織り成す、心温まるヒューマン・ドラマ http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00062.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 子どものこころの健康を考えるシンポ/京急第2ビル   2012/01/27 ■ ------------------------------------------------------------------------ 「子どものこころの健康を考えるシンポジウム」 【テーマ】「青年期の障がいの理解と援助」 【日 時】2013年1月27日(日) 12:45〜16:30 【会 場】AP品川(京急第2ビル)JKLM 会議室      (東京都港区高輪3-25-23 京急第2ビル9階。      JR、京浜急行「品川」駅より徒歩3分) 【主 催】日本精神神経科診療所協会 【後 援】東京都医師会 【内 容】13:00〜15:10=「青年期の発達障がいについて」  田中康雄(こころとそだちのクリニックむすびめ、児童精神科医)、 「大学生の相談支援の実際」若山隆(日本福祉大学学生相談室、臨床心理士)、 「大学生の発達障がいの自助グループについて」早川徳香 (南山大学、児童精神科医)、 「センターでの発達障がいをもつ青年の支援の現状」  石橋悦子(東京都障害者発達支援センター主任支援員)。  15:20〜16:20=ディスカッション。 *詳細は http://www.japc.or.jp/pdf2/H24/jido130127.pdf を参照。 【参加費】無料 【定 員】230名(先着順。定員になり次第受付終了) 【申込み方法】FAXにて申込みください。後日参加証をお送りします。  申込みの詳細は、http://www.japc.or.jp/pdf2/H24/jido130127.pdfを。 【お問合せ先】公益社団法人日本精神神経科診療所協会事務局        〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-38-2ミヤタビル8F        TEL: 03-3320-1423   FAX: 03-3320-9120 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障害 母たちの奮闘記 (平凡社新書) [新書] 山下 成司 (著) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00064.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 日本障害者協議会・障害者政策に関する質問状政策アンケートへの回答 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.jdnet.gr.jp/pdf/report/20121203/all.pdf http://www.jdnet.gr.jp/report/12_11/121130.html 1.障害者関係予算について 日本の障害者関係の公的支出はOECD諸国の中でも極めて低い水準(対GDP比で32 か国中18位、OECD諸国平均の1/2の水準、2007年調査)にあります。2010年6月の 参議院選挙の際の前回アンケートでは、下記の設問に対して各党から様々なご回 答をいただきました。 改めてお尋ねします。下記の設問に対する貴党のご見解をお聞かせください。以 下、選択肢の数字(○1〜○4)にマルをつけてご回答ください。記述を求めてい る部分は200字以内での記述をお願いいたします。 2.障害者総合支援法について 今年6月に成立した障害者総合支援法は、自立支援法違憲訴訟団と交わした「基 本合意文書」(2010年1月)や総合福祉部会が提言した「骨格提言」(2011年8月) と大きな落差があり、抜本的な見直しが必要と考えます。 障害者総合支援法に対する貴党のご見解をお聞かせください。 3.障害者差別禁止法について 障害者政策委員会差別禁止部会は、本年9月「『障害を理由とする差別の禁止に 関する法制』についての差別禁止部会の意見」をまとめました。「合理的配慮」 の不提供も差別であるとした部会案に基づいて、法案が策定されることを期待し ますが、これに関する貴党のご見解をお聞かせください。 4.障害者の政策への意見反映について 障害者権利条約の第四条第3項では「締約国は、この条約を実施するための法令 及び政策の作成及び実施において、並びに障害者に関する問題についての他の意 思決定過程において、障害者(障害のある児童を含む。)を代表する団体を通じ、 障害者と緊密に協議し、及び障害者を積極的に関与させる。」(政府公定訳案、 以下同じ)とあり、また“Nothing About Us Without Us”(私たちのことを、私 たち抜きに決めないで)は、障害者権利条約制定における基本的な理念と言われ ています。 私たち(障害者)に関わる政策及び計画は、障害者を対象としたものにとどまり ません。政府が立案する「すべての政策及び計画」の対象には障害者が含まれて います。そこで、「男女共同参画基本計画」において国・都道府県・市町村の審 議会等委員に占める女性の割合を数値目標と定めているように、「障害者基本計 画」において、障害者の委員の割合を目標値として明記することが必要と考えま すが、貴党のお考えをお聞かせください。 5.障害者の所得保障について 日本障害者協議会では、障害者の所得保障の在り方について「障害者の所得保障 と就労支援に関する2007年提言」を出しています。そこでは所得保障政策の基本 的な考え方として、以下三点を提起しました。 1.成人期障害者に対する家族の扶養義務制度を廃止すること 2.障害者であるか否かにかかわらず、勤労所得が最低生活水準に満たないすべ ての者に対応する、基礎的で普遍的な所得保障制度を確立すること 3.障害ゆえの特別経費は個別的なニーズに基づき保障されること また、こうした考え方に基づき、まず実行すべき政策として、次の三点を提起し ています。 1.生活保護法の扶養義務優先規定の改正、あるいは運用を改善し、扶養義務の 範囲を「夫婦及び未成年の子の親」に限定すること 2.住宅手当制度を創設すること 3.障害基礎年金の支給水準の不足を補い、生活保護を受給しなくて済むための 新たな障害給付制度を創設すること さらに緊急的な課題として、「障害基礎年金及び特別障害給付金の適用範囲を拡 大し、所得保障を受けられない障害者をなくすこと」を提起しました。 以上の政策について貴党のお考えをお聞かせください。 6.障害者権利条約のモニタリング機関について 障害者権利条約を批准するにあたって、第三十三条第2項の「この条約の実施を 促進し、保護し、及び監視するための枠組み」(モニタリング機関)が必要にな りますが、これに関する貴党のご見解をお聞かせください。 7.災害時の支援について 東日本大震災では、多くの住民が犠牲になりましたが、その中でも特に障害者の 死亡率が、総住民の2倍に上り、その多くが在宅生活をしている障害者でした 。移動に障害があり、急な避難ができなかったことや、そもそも避難指示が情報 として伝わっていなかったことなどが指摘されていますが、詳細な実態調査がな されていません(避難に関する問題は、原発事故の避難指示においても同様の問 題が指摘されています)。 また避難できた人でも、避難所や、あるいは福祉避難所ですら障害特性への配慮 がなされない中、被災した自宅に戻ったり、車中で生活せざるを得ない障害者が いました。 さらにNPO等が障害者支援をするために現地で活動しようにも、個人情報保護法 により外部団体への要援護者名簿が、南相馬市や陸前高田市を除いて、提供され ませんでした。それは、「災害時要援護者の避難支援ガイドライン」(平成18年 策定)で、災害時に「明らかに本人の利益になるとき」に限定して、本人の同意 なしに、関係機関への情報提供を認めていますが、その関係機関の例示に、障害 者団体が明確に入っていないためと思われます。 これ以外にも様々な問題が明らかになりましたが、そのほとんどが現在でも改善 されずに放置されています。貴党として、災害時における障害者支援について今 回の災害の教訓をどう生かそうとお考えなのか、具体的な災害時要援護者への政 策をお書きください。(200字以内) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ そうだったのか!発達障害 わざとじゃないモン─実録4コママンガ (単行本) 斗希 典裟 (著), 発達障害を考える会TRYアングル (編集) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00028.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 日本デジタル教科書学会研究会エデュテク・トーク(Edu×Tech Talk) ■ ------------------------------------------------------------------------ http://js-dt.jp/convention/2012edutechtalk/apply.html 日本デジタル教科書学会研究会「エデュテク・トーク(Edu×Tech Talk)」   〜デジタル時代の空間・位置感覚と教育〜 日 時 2012年12月22日(土)第一部 13:00〜 第二部 14:20〜 会 場 青山学院大学 青山キャンパス(総研ビル11階 第19会議室)    http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/access.html 参加費 本学会会員 500円 / 一般 3,500円     参加費は,当日会場にてお支払いください。 内 容  第一部 13:00〜  「デジタル時代の教育実践研究」寺尾敦 氏(青山学院大学)  第二部 14:20〜  「位置を起点に、様々な時代・テーマで地域を知る、                 絵地図モバイルサービスの実践」    高橋真知 氏(ATR Creative代表取締役社長)  「2012年の主なAR活用事例と、今後予想される教育現場での                 ARの活用について」    田村建士 氏 (レイ・フロンティア株式会社代表取締役)  ディスカッション 「Edu×Tech Talk」   コーディネーター:上松恵理子(本学会副会長・新潟大学)    寺尾敦氏(青山学院大学)    高橋真知氏(ATR Creative代表取締役社長)    田村建士氏(レイ・フロンティア株式会社代表取締役)    松下慶太(本学会理事・実践女子大学)    伊藤一成(本学会理事・青山学院大学)    広瀬一弥(本学会理事・亀岡市立南つつじヶ丘小学校) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ インクルーシブ教育の実践−すべての子どものニーズにこたえる学級づくり− http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00052.html  学苑社 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------------ 11:28 2012/12/16 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 投票率が前回よりも低いようです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容に関する質問には原則として回答いたしかねます ■ ■ 編集に際し正確を期していますが最終保証責任は免責とさせて頂きます ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ LDニュースは「まぐまぐ」 http://www.mag2.com/ を利用して発行してます ------------------------------------------------------------------------

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