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□ LD・発達障害等関連図書 → http://ldnews2000.web.fc2.com/books/  □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #1170 2012/10/05 発行 登録(配信)読者数 2997 ■ ■ LD = Learning Disabilities LDニュース編集人発行 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 2012.10.8 公開シンポジウム 「教育と障害差別禁止法」 2012/10/08 ■ ■ 講演会「TICADVのためのアフリカ開発講座コース」 2012/10/26-01/25 ■ ■ 日本デジタル教科書学会研究会 Edu×Tech Talk/青学大  2012/12/22 ■ ■ 日本LD学会 「我が国におけるデジタル教科書・教材の可能性」/仙台 ■ ■ 2012.09.20 第26回 DiTT勉強会のご報告 -竹元賢治氏・近藤武夫氏- ■ □ 編集後記 ------------------------------------ 07:00 2012/10/05 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  新学期 秋期のワーキングメモリトレーニングお申込み受付中。  コグメド・ジャパン http://www.cogmed-japan.com/       【広告】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ■ LDニュースへ講演会等のイベント情報の掲載を希望される方へ・・・ ■ ■ 詳細は下記サイトをご覧下さい。原稿は適宜編集する場合があります。 ■ ■□■□■□ http://ldnews2000.web.fc2.com/sample.html  ■□■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 感覚統合を生かしてたのしく学習−読む力・書く力を育てる 佐藤 和美 (著) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00050.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 2012.10.8 公開シンポジウム 「教育と障害差別禁止法」 2012/10/08 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.disabilitylawproject.jp/symposium20121008.html 共催:障害法研究会   :東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター 趣旨:内閣府の差別禁止部会で、約2年の検討を経て、2012年9月に「「障害を理    由とする差別の禁止に関する法制」についての差別禁止部会の意見」がま とまりました。この部会意見を受けて、教育分野の障害差別禁止法に関して、当 事者団体、弁護士、法学と障害学の研究者が問題提起をして、ディスカッション を行い、理解を深めたいと思います。幅広い関係者のご参加をお待ちしておりま す。 日時:2012年10月8日(月・祝日)13:30-17:30(開場13:00) 場所:東京大学本郷キャンパス教育学部棟1階第一会議室    (3階に車イス利用可能トイレ) 地図    http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_09_01_j.html 参加費:無料 情報保障:文字通訳・手話通訳あり 申込み:参加ご希望の方は、「シンポジウム参加申込書」を事務局(今川)まで、     Eメールにてお送りください。Eメールには、1お名前2ご所属3情報保 障を含む必要事項、の3点を記載してください。申込み数が多い場合には、会場 の定員(35名)に達した時点で、申込みを締め切らせていただきます。 プログラム  司会:新田秀樹(大正大学) 共催者挨拶(5分)  ・菊池馨実(早稲田大学)  ・下山晴彦(東京大学教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター) 第一部 個別発表(60分) ・尾上浩二(DPI日本会議・内閣府障害者政策委員会構成員)  障害者権利条約・障害者制度改革とインクルーシブ教育 資料1 資料2  http://www.disabilitylawproject.jp/Onoue20121008abstract.doc  http://www.disabilitylawproject.jp/Onoue20121008Siryo1.doc  http://www.disabilitylawproject.jp/Onoue20121008Siryo2.doc ・大谷恭子(弁護士・内閣府障害者政策委員会構成員・  差別禁止部会構成員) 教育における障害者(児)差別  http://www.disabilitylawproject.jp/Otani20121008abstract.doc ・今川奈緒(佛教大学)  障害児への適切な教育の保障について(仮) 第二部 個別発表(40分) ・織原保尚(中部学院大学) アメリカ障害者教育法(IDEA)について  http://www.disabilitylawproject.jp/Orihara20121008abstract.doc ・星加良司(東京大学)  差別禁止アプローチの実効性と教育の役割 資料  http://www.disabilitylawproject.jp/Hoshika20121008abstract.txt  http://www.disabilitylawproject.jp/Hoshika20121008Siryo.txt 第三部 討論と質疑応答─教育分野における合理的配慮の可能性について (80分) ・コーディネイター:川島聡(東京大学・内閣府差別禁止部会構成員) ・パネリスト:尾上浩二・大谷恭子・今川奈緒・織原保尚・星加良司 資料「障害を理由とする差別の禁止に関する法制」についての差別禁止   部会の意見 http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/seisaku_iinkai/index.html 資料「障害を理由とする差別の禁止に関する法制」についての差別禁止   部会の意見【概要】 http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/seisaku_iinkai/index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『あたまと心で考えようSSTワークシートー自己認知・コミュニケーションスキ ル編』 http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00060.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 講演会「TICADVのためのアフリカ開発講座コース」 2012/10/26-01/25 ■ ------------------------------------------------------------------------ 申込締切は、10月5日、定員40人、会場は東京大学駒場キャンパス18号館となっ ています。参加費は無料とのことです。 2012年10月12日 講演会「TICADVのためのアフリカ開発講座」コース1 http://www.ide.go.jp/Japanese/Event/Seminar/121012_africa_01.html 2012年10月12日(金曜) コース1(遠藤貢・平野克己)東大駒場キャンパス 18号館4階コラボレーションルーム1 2012年10月26日(金曜) コース2(Alain Hunter・嘉治美佐子) (使用言語:英語) 東大駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム3 2012年11月9日(金曜) コース3(牧野久美子・Sabelo J. Ndlovu-Gatsheni) (使用言語:英語) 東大駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム1 2012年11月30日(金曜) コース4(阪本拓人・関谷雄一)  東大駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム1 2012年12月14日(金曜) コース5(佐藤千鶴子・福西隆弘) 東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム3 2013年1月11日(金曜) コース6(津田みわ・佐藤章) 東大駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム1 2013年1月25日(金曜) コース7(児玉由佳・武内進一) ジェトロ本部5階AB会議室 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 教室でできる特別支援教育のアイデア 中学校・高等学校編 http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00072.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 日本デジタル教科書学会研究会 Edu×Tech Talk/青学大  2012/12/22 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://js-dt.jp/convention/2012edutechtalk/index.html 日本デジタル教科書学会研究会 エデュテク・トーク (Edu×Tech Talk)−デジタル時代の空間・位置感覚と教育− 日 時 2012年12月22日(土) 概要 第一部では寺尾敦氏に、教育実践と研究をどのように結びつけるかについてご講 演をいただきます。 第二部では「ちずぶらり」などで知られるATR Creativeの高橋真知さんとAR(拡 張現実)活用などで知られるレイ・フロンティアの田村建士さんに先端技術の教 育活用の可能性についてお話していただきます。 その後、登壇者も含め、新しい技術と教育との関わり方について、幅広くディス カッションを行います。 日程 第一部 13:00-13:05 あいさつ 13:05-14:05 「デジタル時代の教育実践研究」 寺尾敦 氏(青山学院大学) 14:05-14:20 休憩 第二部  14:20-14:25 挨拶&主旨説明      14:25-15:25 「位置を起点に、様々な時代・テーマで地域を知る、絵地図モバイルサービスの 実践」高橋真知 氏(ATR Creative代表取締役社長) 15:25-16:25 「2012年の主なAR活用事例と、今後予想される教育現場でのARの活用について」 田村建士 氏 (レイ・フロンティア株式会社代表取締役) 16:30-17:30 ディスカッション 「Edu×Tech Talk」 登壇者 コーディネーター:上松恵理子(本学会副会長・新潟大学) 寺尾敦氏(青山学院大学) 高橋真知氏(ATR Creative代表取締役社長) 田村建士氏(レイ・フロンティア株式会社代表取締役) 松下慶太(本学会理事・実践女子大学) 伊藤一成(本学会理事・青山学院大学) 広瀬一弥(本学会理事・亀岡市立南つつじヶ丘小学校) 参加費 本学会会員 500円 一般 3,500円 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ぼくはうみがみたくなりました [DVD] ひとりの自閉症の青年と、その周囲の 人々が織り成す、心温まるヒューマン・ドラマ http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00062.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 日本LD学会 「我が国におけるデジタル教科書・教材の可能性」/仙台 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.jald.or.jp/jald21th_annual_congress_003.htm 日本LD学会 「我が国におけるデジタル教科書・教材の可能性       〜LDの子どもにとってのわかりやすさとは〜」その他 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障害 母たちの奮闘記 (平凡社新書) [新書] 山下 成司 (著) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00064.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 2012.09.20 第26回 DiTT勉強会のご報告 -竹元賢治氏・近藤武夫氏- ■ ------------------------------------------------------------------------ http://ditt.jp/report/ 2012年9月20日、山王健保会館2階会議室にて、第26回デジタル教科書教材協議会 勉強会を開催いたしました。今回は竹元 賢治氏(インテル株式会社 イノベー ション事業本部教育事業統括部 教育事業開発部長)と近藤 武夫氏(東京大学 先端科学技術研究センター 人間支援工学分野・講師)にご登壇頂きました。竹 元 賢治氏には、「21世紀型教育をビジネスとして語ろう」というテーマで、近 藤 武夫氏には「障害のある児童の学習の現状と、有効なコンテンツ・機器」と いうテーマでお話を頂きました。 近藤武夫氏 ご講演要旨- 平成14年の文科省の「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童 生徒に関する全国実態調査」では、通常学級での発達障害のある児童は、全国の 小中学校に6.3%いるとされている。人数を推計すれば66万人となる。また,6.3 %のうち最も大きな比率を占める障害は学習障害であり,4.5%を占める。 学習障害のある児童生徒には,目は見えていても,文字を見て読むことに大きな 困難のある児童が含まれる。彼らは、学習を行う以前に,紙に印刷された教科書 が主な教材として使われている教室には参加することが難しい。そのため,「印 刷物障害(=紙の印刷物を読むことに困難のある障害)」に含められている。ま た,学習障害は外見上からは障害あることがわかりづらいため,「見えない障害」 とも言われる。結果,障害のために勉学が遅れていることを本人の甘えであると 見られてしまったり,適切な支援を受けられないままに過ごしている子どもたち も多い。こうした児童生徒には,学校からドロップアウトせざるを得ない現状が ある。 障害のある子供たちの学びを支える技法としてテクノロジーの利用をして、支援 していく必要がある。デジタルはアナログな教材等とは違い,コンテンツの提示 方法を調整したり,変換することも行いやすい。そのため、障害を持つ個々の児 童に合わせて利用できるところもひとつのメリットとなっている。障害のある子 どもとない子どもがともに学ぶインクルーシブ教育とそこで合理的配慮が提供さ れるこれからの時代に不可欠なものとなる。代表的な支援技術デバイスの持つ機 能例として、「音声で読み上げる」、「文字や色などを読みやすく調整する」、 「視覚的な注意をガイドする」、「文章を視覚的に構造化する」、「音声で文字 を入力する」などがある。 実例として、東京大学が運営しているDO-IT JAPANで、障害を持つ小学生に対し て、テクノロジーによる配慮がない場合とある場合でテストを行い,成績を比較 した。結果は、配慮なしの場合よりも配慮がある場合で、点数が2倍以上,偏差 値でも20以上の向上が見られた。この事から、発達障害のある子供に対して技術 を使って支援していくことは、学びに困難を感じている多くの子どもたちの学力 を底上げすることにもつながる。日本の国力のボトムアップにも繋がっていくだ ろう。 しかし現状は、教育の現場では障害児へのテクノロジー利用は一般的に認められ にくく,支援につながっていない。海外(特にアメリカ)での読み書き障害児へ 向けた教育現場でのテクノロジー利用の現状と、日本の現状には大きな格差があ る。また、高校入試や大学入試でもそうした配慮が得られるように小学校から大 学まで一貫した支援が必要である。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ そうだったのか!発達障害 わざとじゃないモン─実録4コママンガ (単行本) 斗希 典裟 (著), 発達障害を考える会TRYアングル (編集) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00028.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------------ 07:00 2012/10/05 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 台風の被害にあわれた方へお見舞い申し上げます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容に関する質問には原則として回答いたしかねます ■ ■ 編集に際し正確を期していますが最終保証責任は免責とさせて頂きます ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ LDニュースは「まぐまぐ」 http://www.mag2.com/ を利用して発行してます ------------------------------------------------------------------------

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