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□ LD・発達障害等関連図書 → http://ldnews2000.web.fc2.com/books/  □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #1114 2011/10/21 発行 登録(配信)読者数 3005 ■ ■ LD = Learning Disabilities LDニュース編集人発行 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD親の会「けやき」Wing主催研修会発達障害のある生徒のキャリア教育 ■ ■ 親の会「けやき」講演会「二次障害予防」/武蔵野公会堂 2011/11/26 ■ ■ 国立国会図書館 視覚障害者等サービス実施計画   平成23年7月 ■ ■ インクルーシブ教育システムの構築に向けて 研究成果報告書 国総研 ■ ■ 学習会 「今こそ私たちの求める新法を!」/西陣織会館 2011/11/03 ■ ■ 国立国会図書館 公共図書館における障害者サービスに関する調査研究 ■ ■ 録音(DAISY)資料製作に関する全国基準      2011年10月1日版 ■ ■ 録音(DAISY)資料製作に関する全国基準 完成報告会   2012/01/24 ■ ■ 全国ボラフェス 視覚障害者の読書をサポート/青学大  2011/11/13 ■ ■ セミナー 「大人の発達障害を考える」/三鷹公会堂 別館 2011/10/30 ■ □ 編集後記 ------------------------------------ 00:06 2011/10/21 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  秋のワーキングメモリトレーニングお申込み受付中。コグメド・ジャパン   http://www.cogmed-japan.com/               【広告】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ■ LDニュースへ講演会等のイベント情報の掲載を希望される方へ・・・ ■ ■ 詳細は下記サイトをご覧下さい。原稿は適宜編集する場合があります。 ■ ■□■□■□ http://ldnews2000.web.fc2.com/sample.html  ■□■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障害 母たちの奮闘記 (平凡社新書) [新書] 山下 成司 (著) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00064.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD親の会「けやき」Wing主催研修会発達障害のある生徒のキャリア教育 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://ldnews2000.web.fc2.com/pdf/20111203.pdf LD親の会「けやき」Wing主催研修会 発達障害のある生徒のキャリア教育 〜普通校でのあり方を考える〜 平成17年に発達障害者支援法が施行されて以降、発達障害の人に向けた支援は急 激に進んで来ていますですが、その一方で、本人・保護者が“障害”を受け入れ ることができなかったり、成人後の雇用・就業がなかなか進まない状況もありま す。 研修会では、特に普通校に在籍する発達障害の児童・生徒に焦点を当てながら、 親や支援者は現状をどのように理解し、本人をナビゲートするには何が必要かな どについて一緒に考えたいと思います。特別支援学校とは異なる環境にいる児童 ・生徒のキャリア教育を進めるにはどうすればよいのでしょうか。 日 時:2011年12月3日(土)13:30〜17:00     (受付開始 13:00) 会 場:新宿NSビル3階 305会議室 (地図参照) 対 象:教員・保護者・就労支援機関・区市教育委員会・大学関係者 プログラム ◆ 第1部 <13:30〜14:15> 講 演:「発達障害を持つ生徒のキャリア教育を考える」 講 師:神奈川県立保健福祉大学教授 松為 信雄 氏 休憩 <14:15〜14:30> ◆ 第2部 <14:30〜16:00> シンポジウム:「発達障害者の就労面  における現状と課題」  シンポジスト   東京都教育委員会 伏見 明氏   株式会社キユーピーあい取締役社長 湯田 正樹氏   就労支援機関 市村たづ子氏   Wing代表 新堀 和子氏  コーディネーター 松為 信雄氏 ◆ 質疑応答・まとめ <16:00〜16:30> ※ 資料代 (会員、一般とも)500円 後 援:全国LD親の会、東京都教育委員会(申請中)、田口教育研究所 この研修会は、「公益信託オラクル融資の会ボランティア基金」より助成を受け ています。  <参加申し込み先> 下記申し込みサイトから、お申し込みください。   http://kokucheese.com/event/index/17270/ ◆ 申し込み締め切り:2011年11月20日(日)必着。ただし先着順60  名まで。 ◆ 定員になりました場合のみ連絡いたします。  <交通案内> ◆ JR線・京王線・小田急線・東京メトロ丸ノ内線:新宿駅「南口・西口」より   徒歩約7分 ◆ 都営地下鉄新宿線・京王新線:新宿駅「新都心口」より徒歩約6分 ◆ 西武新宿線:西武新宿駅より徒歩約15分 ◆ 都営地下鉄大江戸線:都庁前駅「A3出口」より徒歩約3分 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 特別支援教育におけるATを活用したコミュニケーション支援 http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00061.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 親の会「けやき」講演会「二次障害予防」/武蔵野公会堂 2011/11/26 ■ ------------------------------------------------------------------------ LD親の会「けやき」主催講演会『どんな大人にしたいですか』 〜家庭や学校でできる二次障害予防の心得〜 http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/KEYAKI/20111126.pdf http://kokucheese.com/event/index/16227/ LD親の会「けやき」主催講演会 『どんな大人にしたいですか』〜家庭や学校でできる二次障害予防の心得〜 講 師:小栗 正幸 氏     特別支援教育ネット代表・特別支援教育士スーパーバイザー 障害が原因で起こる失敗や挫折のくり返しから、感情や行動にゆがみが生じ、周 囲を困らせる行動をとることを二次障害といいます。 LD親の会「けやき」では、小栗正幸氏をお招きし、「家庭や学校でできる二次 障害予防の心得」と題して、下記日程にて講演会を開催いたします。 LD等発達障害のある思春期の子どもをかかえて、子育てに悩む親御さんや、支 援に携わっている教育機関等の関係者の方々におきき頂き、参考にしてほしいと 思っています。是非、多くの皆様のご参加をお願いします。 日 時:2011年11月26日(土) 13:30〜16:00                    (受付開始 13:00) 場 所:武蔵野公会堂 第1・2会議室(2F) JR中央線吉祥寺駅(南口) 定 員:100名(事前申し込みが必要です) 対 象:保護者、教育関係者、障害者支援関係者、一般(関心のある方) 申 込:名前・お立場・連絡先を明記の上、11月12日(土)までに申込 ★申込先Eメールアドレス:keyaki@box.club.ne.jp 資料代:1000円(当日受付にて申し受けます)けやき会員は無料です 主 催:LD(学習障害)親の会「けやき」 後 援:東京都教育委員会(申請中) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 感覚統合を生かしてたのしく学習−読む力・書く力を育てる 佐藤 和美 (著) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00050.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 国立国会図書館 視覚障害者等サービス実施計画   平成23年7月 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://ldnews2000.web.fc2.com/pdf/20110700.pdf 趣旨・経緯 障害者の権利及び尊厳を保護し促進するための「障害者の権利に関する条約」が 第61回国際連合総会本会議(平成18年12月)において採択された。我が国は平成 19年9月に署名し、批准に向け関係法令等の整備を進めている。このうち障害者 の情報利用の機会の確保のための措置としては、平成21年に障害者のために権利 者の許諾を得ずに著作物等を利用できる範囲を拡大する改正著作権法が成立し、 平成22年1月に施行された。なお、同改正著作権法の衆参両議院の委員会審議で は、読書に困難のある視覚障害者等への情報提供を含め、当館において電子化し た資料の有効な活用を図ることについての附帯決議がなされている。 平成22年2月には、改正著作権法により可能となった視覚障害者等に対する図書 館サービスの実施に関する、具体的な取扱いの指針として、日本図書館協会等に より「図書館の障害者サービスにおける著作権法第37条第3項に基づく著作物の 複製等に関するガイドライン」(以下「ガイドライン」という。)が権利者団体 の理解の下に策定された。 当館では、平成22年7月に「視覚障害者等へのサービスに関する基本的考え方につ いて」を取りまとめ、関係機関・団体に提示し協議を重ねてきた。これは、ガイ ドラインに準拠してサービス対象者並びに提供する情報の種類及び方法を拡大す ることを目指すものである。 この「視覚障害者等サービス実施計画」(以下「実施計画」という。)は、これ らの経緯を踏まえ策定するものであり、平成23年度以降の当館における視覚障害 者等へのサービスの実施に関する具体的な方策を示すものである。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ことばの発達に遅れのある子のための言語指導プログラム111 −サインを逃さずタイミングよく話しかける技術− 長澤正樹 (著) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00027.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ インクルーシブ教育システムの構築に向けて 研究成果報告書 国総研 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.nise.go.jp/cms/resources/content/2975/b-259.pdf   障害のある子どもの今後の教育についての基礎研究   −インクルーシブ教育システムの構築にむけて−   (平成21年度〜22年度)研究成果報告書 平成23年3月   国立特別支援教育総合研究所 目 次 1 研究の目的 (1)研究の趣旨 (2)研究の内容 2 障害の特性を踏まえた配慮の現状に関する訪問調査について (1)視覚障害のある児童生徒への配慮の現状 (2)聴覚障害のある児童生徒への配慮の現状 (3)肢体不自由のある児童生徒への配慮の現状 (4)病弱・身体虚弱児童生徒への配慮の現状 (5)言語障害のある児童生徒への配慮の現状 (6)自閉症のある児童生徒への配慮の現状  3 知的障害のある児童生徒の『交流及び共同学習」の現状について 4 海外のインクルーシブ教育システムに関する訪問調査について (1)韓国におけるインクルーシブ教育の調査報告 (2)西オーストラリア州におけるインクルーシブな教育のシステムとその展開 (3)カナダオンタリオ州におけるインクルーシブ教育の調査について 5 まとめ 資料編 (1)アメリカ合衆国におけるインクルーシブな教育のシステムと展開    −通常の教育カリキュラムへのアクセスとそこでの進歩− (2)イギリスの Spesial EducationalNeeds の制度とインクルーシブ教育 研究の目的 (1)研究の趣旨  我が国では,障害者の自立と社会参加の一層の促進を図るため,平成5年に障 害者基本法が制定され,ノーマライゼーシヨンの理念を実現するための取組が進 められている。平成16年の障害者基本法の一部改訂では,第14条に,「国及び地 方公共団体は,障害のある児童及び生徒と障害のない児童及び生徒との交流及び 共同学習を積極的に進めることによって,その相互理解を促進しなけれればなら ない」ことが示され,現行の学習指導要領にも交流及び共同学習のことが明記さ れるに至っている。国際的な動向では,平成19年9月に障害者の権利に関する条 約に署名を行っている。この同時期の平成19年8月に,季刊「特別支援教育」 (文部科学省初等中等教育局特別支援教育課編集,2007)では「障害のある子ど ものために,一人ひとりが考えよう」と題した巻頭言が掲載され,その中で「教 育制度はよりインクルーシブな方向へ移行していくことは国際的な潮流である」 ことが述べられている。平成21年の本研究着手時点で約20ケ国であった障害者の 権利に関する条約の批准国は,平成23年の1月には,97ケ国が批准を行っている 状況となっており,我が国においては,インクルーシブ教育システムの構築の検 討が喫緊の課題になってきている。  児童生徒の教育は,学習指導要領にもとづいて行われており,その中で,障害 のある子どもの教育活動においては,とりわけ特別支援学校の学習指導要領が重 要な役割を担っている。平成21年3月に改訂された,特別支援学校の新しい学習 指導要領では,主な改善事項として次の4点の方針が,文部科学省より示された。  ・障害の重度・重複化,多様化への対応  ・一人一人に応じた指導の充実  ・自立と社会参加に向けた職業教育の充実  ・交流及び共同学習の推進  昭和54年の養護学校義務制開始以来,約10年ごとに学習指導要領が改訂されて きたが,主な改善項目として交流及び共同学習が示されたことは,障害者基本法 の方向性が反映されたものと言えよう。交流及び共同学習は,これからの共生社 会の形成を視野にいれた教育活動であり,この点で,今後のインクルーシブ教育 システムの構築に深く関係する事項と言える。これらの状況を踏まえて,ナショ ナルセンターとしてインクルーシブ教育システムの構築に資することができるよ う,本研究では,基礎的な研究段階として,現状での障害のある児童生徒が小・ 中学校で学習する場合の配慮を把握し,その内容の整理を行うとともに,海外の 関連情報の収集を目的に研究に取り組んだ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ アスペルガーですが、妻で母で社長です。 出版社:大和出版 価格:¥1、365 http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00066.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 学習会 「今こそ私たちの求める新法を!」/西陣織会館 2011/11/03 ■ ------------------------------------------------------------------------ 以下、転送・転載歓迎 −−−−  学習会 「今こそ私たちの求める新法を!」  日 時:2011年 11月3日(祝) 13時から。  場 所:西陣織会館6階(堀川今出川。地下鉄今出川から西へ徒歩10分)。  講 師:竹端寛さん(山梨学院大。総合福祉部会の委員)  参加費:500円。  主 催:「障害者権利条約の批准と完全実施をめざす京都実行委員会」      (PDFはこちら)http://www.jcil.jp/2011_11_3.pdf −−−− ここまで 障がい者制度改革推進会議の総合福祉部会が、2011年8月「障害がい者総合福祉 法骨格関する提言げ」を発表しました。「障害者総合福祉法」は、障害者の生活 支援を権利として保障するための新しい法律です。今後、国が法案を作成し、制 定いくことになりますが、その考え方の基本を国に対して示したということです。 「障害者権利条約」や、国と障害者自立支援法訴訟の原告が結すんだ「基本合意 文書」を基礎とし、次の6つの目標を掲げています:1障害のない市民との平等 と公平 2谷間や空白の解消 3格差の是正 4放置できない社会問題の解決 5本人のニーズにあった支援サービス 6安定した予算の確保。 難しそう? いえいえ、実は「わたしたちの生活」とそれをとりまく社会のこと。 今回のフォーラムでは、これらの内容理解を深め、それぞれの立場からの意見を 交わします。大切な制度がわたしたち抜ぬきで決められないよう、一緒に学なん で、声を届けましょう! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ もしかして私、大人の発達障害かもしれない!? 田中康雄 (著) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00068.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 国立国会図書館 公共図書館における障害者サービスに関する調査研究 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://current.ndl.go.jp/print/book/export/html/17976 http://current.ndl.go.jp/files/research/2010/2010research_report.pdf   要 約  [調査研究内容の構成] 本調査研究は、A.文献に基づく調査、B.全国の公共図書館における障害者サービ スに関する質問紙調査、C.先進的な活動を行っている公共図書館事例のヒアリン グ調査、の3つの方法で行われた。 文献に基づく調査については、それぞれの研究会委員の専門性から、国内動向と 海外動向で分担し、第1 章で日本の公共図書館における障害者サービスの動向を、 第2章でIFLA(国際図書館連盟)から見る世界の図書館における障害者サービス の動向の報告を行った。続いて第3章で公共図書館における障害者サービスに関 する質問紙調査の結果分析を行い、数字の上から見る障害者サービスの現況をま とめた。そして、ヒアリング調査の結果について、第4章の公共図書館における 障害者サービスの事例的検討、で考察を行った。 資料編では、「1 質問紙調査の集計結果概要」で第3章よりも詳細な数値を掲載 し、「2 ヒアリング調査の要約」で、第4章のもととなったヒアリング要約を収 めている。  [各章の内容] 第1章では、1995年前後に現在の日本の公共図書館における障害者サービスの枠 組みがつくられたという認識から、1995年から2010年までを「普及期」として位 置づけ、全国調査の傾向、施設・設備の整備、マニュアルの継続的発行と蓄積、 情報通信技術(ICT)の進展とメディアの観点から検討し、さらにサービスの多様 化について、病院患者、発達障害(ディスレクシア等)、高齢者等の対象者につ いて、動向を紹介している。対象者の多様化は進んでいるが、今後ニーズが高ま ると思われる高齢者へのサービスは不十分である点などに言及し、最後に著作権 法の改正について述べている。 第2章では、海外動向のうち、IFLAの障害者サービス関連専門分科会の動きと、 デジタル録音図書の国際標準規格DAISYの発展・普及に焦点をあて、IFLAによる 障害者サービスの拡大とそのための具体的な取り組み、グローバル・アクセシブ ル・ライブラリー構築について述べたのち、DAISYを活用した障害者サービスに ついて、日本の普及状況をまとめ、電子書籍フォーマットEPUBとDAISY 可能性に ついて言及している。章末では図書館が利用者の側に立って、アクセシブルな電 子書籍の推進に積極的な役割を果たすべきと主張している。 第3章では、質問紙調査の結果から、障害者サービスの施設・設備、実施状況、 利用者等の項目を抜き出したのち、対面朗読、個人貸出の実施状況、図書館間の 相互貸借の実施状況について分析し、また、郵送や宅配での経費負担、障害者向 け資料の所蔵・製作の状況、病院・施設・学校へのサービスについて概略をまと めている。加えて、自由記述による回答で予算・人員・利用者対応で苦慮してい る館が多く見られたことや、ニーズ把握の必要性と研修の充実について考察して いる。 第4章では、9館のヒアリング調査から共通して浮かび上がる障害者サービスの現 状と課題について、対象者とサービス内容、サービスの提供体制、今後の計画・ 展望について分析を行った。これらの対象館はいずれも障害者サービスでは先進 的な取り組みを行っている館であり、日本の公共図書館における障害者サービス の到達状況を示すものとなっている。それと同時に、各館のヒアリングから明ら かになった課題として、対象者のニーズ調査の必要性、図書館協力者の高齢化、 予算の減額などがあげられた。最後に、ようやく実現した著作権法改正を生かす ためにも、国レベルでの障害者サービス振興策を検討すべきではないかと提言を 行っている。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『あたまと心で考えよう SSTワークシートー社会的行動編』 http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00059.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 録音(DAISY)資料製作に関する全国基準      2011年10月1日版 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://homepage2.nifty.com/daisy_t/kijyunnPDF.pdf http://homepage2.nifty.com/daisy_t/DaisyKijyun.doc http://onyaku.net/pdf-word/DAISY-national-standard.pdf http://onyaku.net/pdf-word/DAISY-national-standard.doc 録音(DAISY)資料製作全国基準検討委員会  従来、録音資料は視覚障害者のためのものと考えられてきた。しかし、現在で は肢体障害や発達障害等、多くの情報障害者にも有効な資料として広く認知され るようになってきている。また、アナログのカセットテープからデジタルの DAISYフォーマットへと移行したことで、その使いやすさも格段に向上した。そ して、今や「録音資料」=「DAISY資料」となりつつある。そこで、この基準で は「録音資料」は特にことわらない限り、音声のみを収録した「DAISY資料」 (音声DAISY)を意味するものとする。  この10年間に全国の図書館やボランティアグループ等によって製作された数万 タイトルの録音資料は、視覚障害者をはじめとするさまざまな障害者に多くの情 報を提供してきた。そして、いうまでもなく、これから製作されるものも同じで あり、たとえ提供方法や貸出のための資料媒体が変わろうとも、録音資料(デー タも含め)はこれからも障害者の文化活動と社会参加を支えていくだろう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ビジョントレーニング 学ぶことが大好きになる 北出 勝也 (著) ¥ 2520 http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00024.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 「録音(DAISY)資料製作に関する全国基準」 完成報告会 2012/01/24 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://onyaku.net/bureau.html 「録音(DAISY)資料製作に関する全国基準」完成報告会(仮題)開催 日 時:2012年1月24日(火)14時〜16時30分(13時30分受付開始) 会 場:東京都江戸東京博物館 1Fホール 〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1   JR総武線両国駅西口下車徒歩3分   都営地下鉄大江戸線両国駅 江戸東京博物館前 A4出口から徒歩1分 ◆詳細につきましては追って掲載します。 ◆「録音(DAISY)資料製作に関する全国基準」の全文は、近々確定次第、日本  図書館協会・デイジートーキョー・全国音訳ボランティアネットワークの各ホ  ームページにアップされる予定です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 大人の発達障害−アスペルガー症候群、AD/HD、自閉症が楽になる本 (単行本) 備瀬 哲弘 (著) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00030.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 全国ボラフェス 視覚障害者の読書をサポート/青学大  2011/11/13 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://volunteerfestival.jp/875 http://volunteerfestival.jp/wp-content/uploads/56onyaku.pdf 第20回全国ボランティアフェスティバルTOKYO 分科会56 視覚障害者の読書をサポート〜あなたにもできること〜 2011年11月13日(日)9:30-12:30 青山学院大学会場 音訳ボランティアは視覚障害者のために文字情報を音声に変える活動です。現在 の音訳活動では、肉声で読むことに加えて、デジタル録音やデータ変換など、パ ソコン活用の場が増えています。近年は、パソコンの音声ソフトを利用するなど 視覚障害者の読書も変化しています。しかし、音声ソフトでは読み取れないデー タも多く、読み取り可能なデータに変換することも必要になってきています。あ なたも得意な分野で参加しませんか。私たちの活動を体験して、「視覚障害者の 読書」をぜひ知って下さい。あなたにできることが見つかりますよ! <出演者> 山岸 秀和さん(シナノケンシ株式会社) 藤田 晶子さん(全国音訳ボランティアネットワーク 代表) 利用者(視覚障害者) 参加登録料 3,000円 大学生以下の方は、参加登録料の3,000円が無料 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障害の人の就活ノート 石井 京子 (著) (単行本) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00069.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ セミナー 「大人の発達障害を考える」/三鷹公会堂 別館 2011/10/30 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.seisa.ac.jp/seminar/images/NPO1030.pdf ●講演 13:10〜15:00 なぜ、生きづらいのか?気づかれにくい大人の発達障害     星野仁彦 氏   福島学院大学教授・心療内科医・医学博士 ●鼎談 15:15〜16:00 自分らしく生きるためのぼくの方法     市川拓司 氏  作家     品川裕香 氏  教育ジャーナリスト     星野仁彦 氏  福島学院大学教授心療内科医・医学博士 ●対談 芸術性と発達障害〜作品をひも解きながら     市川拓司 氏  作家     品川裕香 氏  教育ジャーナリスト ○ 日 時 平成23年 10月30日[日] 13:00〜17:00(12:00開場)     ○ 会 場 三鷹公会堂「別館」3F第7会議室     (全国の会場にTV会議システムにより配信)        帯広・盛岡・宇都宮・新松戸・厚木・大磯・静岡・浜松        名古屋・大阪・広島・高松・福岡西・沖縄        ※ 会場地図は http://www.seisa.ac.jp/seminar/index.html ○ 受講料 1,000円 ○ お申し込みは http://www.seisa.ac.jp/seminar/2011nposeminar.html 【主催】NPO法人 星槎教育研究所 【共催】星槎大学 【後援】三鷹市教育委員会・調布市教育委員会・横浜市教育委員会・     川崎市教育委員会・二宮町教育委員会・大磯町教育委員会     LD親の会「けやき」・川崎市自閉症協会・NPO法人東京都自閉症協会     えじそんくらぶの会 東京EAST23・えじそんくらぶの会 東京E-CHAP ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ インクルーシブ教育の実践−すべての子どものニーズにこたえる学級づくり− http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00052.html  学苑社 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------------ 00:06 2011/10/21 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「インクルーシブ教育システムの構築に向けて」という研究成果報告書のPDFか らテキスト抽出することが出来なかった。従って、「読み上げ」には対応してい ない。紙に出力してOCRにかけてみた。何という皮肉なことか。。。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容に関する質問には原則として回答いたしかねます ■ ■ 編集に際し正確を期していますが最終保証責任は免責とさせて頂きます ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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