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□ LD・発達障害等関連図書 → http://ldnews2000.web.fc2.com/books/  □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #1079 2011/05/27 発行 登録(配信)読者数 2991 ■ ■ LD = Learning Disabilities LDニュース編集人発行 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD親の会「けやき」 2011年5月活動/多摩社会教育会館 2011/05/28 ■ ■ シリーズ親講座(2011/03/27〜06/19)社会に出るための準備-就労・自立 ■ ■ 『個別支援計画』 作成および運用に関する研修会   2011/09/17-18 ■ ■ IDPFがePUB 3正式版をリリース IDPF Digital Book Conference で発表 ■ ■ SENSの会東京支部 研修会ご案内/明治学院大学2号館  2011/06/11 ■ ■ DVD『視覚障害学生の入学が決まったら』 筑波技術大学  2011/05/25 ■ ■ 「『オフ』と『オン』の調和による学生支援」最終報告書(富山大学) ■ ■ 「トータル・コミュニケーション・サポート・フォーラム2010」報告書 ■ ■ 児童生徒が学校等において受ける線量低減に向けた当面の対応について ■ ■ 日本原子力学会「原子力安全」調査専門委員会緊急シンポジウム 資料 ■ □ 編集後記 ------------------------------------ 23:00 2011/05/27 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ■ LDニュースへ講演会等のイベント情報の掲載を希望される方へ・・・ ■ ■ 詳細は下記サイトをご覧下さい。原稿は適宜編集する場合があります。 ■ ■□■□■□ http://ldnews2000.web.fc2.com/sample.html  ■□■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ことばの発達に遅れのある子のための言語指導プログラム111 −サインを逃さずタイミングよく話しかける技術− 長澤正樹 (著) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00027.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD親の会「けやき」 2011年5月活動/多摩社会教育会館 2011/05/28 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/KEYAKI/20110528.pdf 2011年5月活動日のお知らせ 4月総会において今年度の活動計画を承認頂きましたので、早速5月の例会から 「会員交流」をスタートいたします。先の震災依頼、私たちの生活も変化しまし た。平常に戻るにはまだまだ時間がかかると思われますが、これからの一年間は、 「親の会としてできること」を見つめ直す機会となればと思っています。ご都合 をつけて、ぜひご参加ください。 日 時 2011年5月28日(土) 14:00〜16:30   ○ 受付は、13:30から開始します。 場 所 東京都多摩社会教育会館 201研修室   駅から少し距離がありますので、時間に余裕を持ってお出かけください。 内 容 ○ 会員継続・新規入会手続き   入会申込書・子どもの状況アンケートを忘れずに提出してください。 ○ 活動報告・連絡・係補助の相談 ○ 会員交流  自己紹介(お子さんの様子)やテーマにわかれてのグループ交        流等を考えています。 【 備 考 】 ※ 午前中の10時〜12時で、役員会を開催します。(302研修室) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LDを活かして生きよう−LD教授のチャレンジ 上野 一彦 (著) 価格:¥ 1575 http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00025.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ シリーズ親講座(2011/03/27〜06/19)社会に出るための準備-就労・自立 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/KEYAKI/NEWS.html#110327 シリーズ 親講座 (2011/03/27〜06/19)社会に出るための準備 〜就労・自立〜 学齢期に発達障害と診断された子供達は学習ばかりに気をとられ就職活動を機に 社会性が大きく欠けて育っていることに気がつくことが多いようです。 この度、キャリア教育講座Wingではそのような困り感に応え、就労に関する 講座を行うことになりました。 就労自立に必要なスキル、就労に関するプロセス、制度を基本から一緒に学びま せんか。 第4回 6月19日(日) 『大切なスキル』 『まとめ』  講師 松為 信雄 氏 (神奈川県立保健福祉大学教授) 受講料 非会員 4000円 (全4回) けやき会員 2000円 (全4回) ★ 初回に受付にて受講料をお支払いください。(欠席されても返金はされませ  んのでご了承ください) 会 場 南大沢文化会館 第1会議室 (京王相模原線・南大沢下車) 時 間 13時30分〜15時30分(13時受付開始) 申込み 先着20名 メールまたはFAXで 連絡先 新堀 和子 TEL・FAX 042−637−1451      Eメール caco.n@utopia.ocn.ne.jp ★親講座終了後 親子講座(中学3年生〜高校3年生)の開講にあたり5名の追  加募集をします。 問合せ先 042−637−1451 (新堀) 主 催 LD親の会「けやき」 自主グループキャリア教育講座「Wing」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障害 母たちの奮闘記 (平凡社新書) [新書] 山下 成司 (著) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00064.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 『個別支援計画』 作成および運用に関する研修会   2011/09/17-18 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.normanet.ne.jp/~ww100006/trainingsession2011/trainingsession.kobetsu-1st.outline.2011.pdf 平成23年度 第1回 『個別支援計画』作成および運用に関する研修会  〜誰もが生き甲斐を感じて暮らせる社会を実現するために〜 【実 施 要 項】 1.目 的 個別支援計画に対する考え方、手法などを検討し、より利用者に寄       り添った個別支援計画が作成され、利用者の個性に合わせた計画が       作成されることにより、より豊かな日常生活をおくることができる       ようになることを目的としています。 2.主 催 全国身体障害者総合福祉センター(戸山サンライズ)       (厚生労働省委託事業) 3.開催場所 全国身体障害者総合福祉センター(戸山サンライズ)        〒162-0052 東京都新宿区戸山1−22−1        TEL 03(3204)3611(代) FAX 03(3232)3621 4.期 間 平成23年9月17日(土)〜9月18日(日) 5.対象者 各事業所の個別支援計画作成担当者及びサービス管理責任者などで、       現在、個別支援計画の作成および運用に関わっている方 6.定 員 70名(申込状況により、定員を調整する場合がございます。)  ※応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。 7.カリキュラム 別紙1参照 http://www.normanet.ne.jp/~ww100006/trainingsession2011/trainingsession.chiikiseikatsu-1st.schedule.2011.pdf 8.必要経費 1研修費 12,000円        2懇親会 2,000円        (講義終了後の17:30〜18:00頃開始の予定です。)        3宿泊費(1泊朝食付き) 5,000円(希望者のみ・相部屋)                   〃 6,500円( 〃 ・個室・健常者)                   〃 5,000円( 〃 ・個室・障害者)        (宿泊費は、宿泊をする日数分ご用意いただきます。) 9.申込方法 受講申込書(別紙2)を全国身体障害者総合福祉センター(戸山      サンライズ)宛に直接お申し込みください。FAXにて申し込む場合      は、送信後、必ず当センター養成研修課まで受信の可否を確認してく      ださい。 http://www.normanet.ne.jp/~ww100006/trainingsession2011/trainingsession.chiikiseikatsu-1st.application.2011.pdf http://www.normanet.ne.jp/~ww100006/trainingsession2011/trainingsession.chiikiseikatsu-1st.application.2011.doc 10.申込締切 平成23年7月29日(金)必着 11.受講決定 平成23年8月9日(火)頃、受講者決定通知を発送予定。  (受講申込者宛てに受講決定・受講不可を問わず通知いたします。) 12.修了証書 全課程修了者には修了証書を授与します。(遅刻・欠席・早退の        著しい者には授与しない場合がありますのでご注意下さい。) 13.宿泊申込 当センターに宿泊を希望する受講者は、宿泊申込書によりお申し        込みください。個室利用はご希望に添えられない場合がございま        すので、ご了承ください。        なお、できる限りキャンセル等変更がないようにお願いいたしま        す。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ぼくはうみがみたくなりました [DVD] ひとりの自閉症の青年と、その周囲の 人々が織り成す、心温まるヒューマン・ドラマ http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00062.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ IDPFがePUB 3正式版をリリース IDPF Digital Book Conference で発表 ■ ------------------------------------------------------------------------ ◆ IDPFがePUB 3正式版をリリース IDPF理事会は5月23日、ePUB 3の草案を正式に承認しニューヨークで開催された IDPF Digital Book Conferenceで、ビル・マッコイ専務理事から発表された。 Webの現世代の仕様を取り入れ、動的コンテンツに対話できるようになったほか、 マルチコラムもサポートされ名実共にE-Bookの標準としての水準が高まったが、 特に日本にとっては、世界中の製品に広く実装されるデファクトの国際標準に おいて日本語組版仕様が初めて制式化されたことに意義がある。 http://bit.ly/iiVE1h ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ インクルーシブ教育の実践−すべての子どものニーズにこたえる学級づくり− http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00052.html  学苑社 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ SENSの会東京支部 研修会ご案内/明治学院大学2号館  2011/06/11 ■ ------------------------------------------------------------------------     SENSの会東京支部 研修会ご案内  東京に転居してきている発達障害のある子どもへの支援も含めて、7月の定例 研修会を6月に変更し、宮本先生による研修会を開催することにしました。一般 公開ですので、ぜひ多くの方々をお誘いあわせてご参加ください。                 SENSの会 東京支部会会長 牟田悦子 ・日時:平成23年6月11日(土)1時半〜3時半           1時〜:受付、3時〜3時半:協議(質疑応答) ・テーマ:災害時に発達障害のある子どもをどう支援するか        ─ 転校先での支援を含めて ー ・講師:宮本信也先生(筑波大学) ・場所:明治学院大学 定員100人 2号館 2201教室です。 ・参加費:1000円 当日支払い 参加はSENS会員に限らずオープンです。 ・参加申込み:  会場準備の都合がありますので、6月5日までにこのメールへの返信または  下記アドレスへのメールでお申し込みください。   東京支部事務局メールアドレス   senstky-owner@yahoogroups.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『あたまと心で考えようSSTワークシートー自己認知・コミュニケーションスキ ル編』 http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00060.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ DVD『視覚障害学生の入学が決まったら』 筑波技術大学  2011/05/25 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.jasso.go.jp/tokubetsu_shien/doukou2011.html#H230525TT  DVD『視覚障害学生の入学が決まったら  −手や耳や低視力で読めるメディア変換を知ろう−』のご案内 (筑波技術大学)  筑波技術大学では、このたび、文部科学省の特別教育研究経費により、DVD版 の映像資料『視覚障害学生の入学が決まったら−手や耳や低視力で読めるメディ ア変換を知ろう−』を制作・発行いたしました。 『視覚障害学生の入学が決まったら −手や耳や低視力で読めるメディア変換を知ろう−』 ◆目次 (1) みなさんへのお願い (2) はじめに必要なことは − 面談 (3) 面談が終わったら − 基本的な支援 (4) 点訳(点字・触図) (5) 音訳(対面朗読・DAISY) (6) ロービジョン機器 (7) PCアクセシビリティ このDVDは、視覚障害学生に対する、学習資料の保障の必要性や方法を、多彩な 映像により具体的に示すもので、多くの皆様のお力添えによって完成することが できました。  学習資料の保障に関する基本的な考え方とともに、点訳、音訳、電子データ化 などのメディア変換や、PC、ロービジョン機器などの活用について、実際の場面 の映像を使って、総合的かつ多面的に解説するこの資料は、視覚障害者の学習機 会の拡大を図るうえで、様々にご活用いただけるものと存じます。 ◆ご希望の方に無償で提供(送料のみご負担ください)いたします。 ご希望の方は問い合わせ先までご連絡ください。 ◆なお、数に限りがありますことをあらかじめご了承ください。 【問い合わせ先】筑波技術大学 障害者高等教育研究支援センター  担当:宮城愛美 E-mail:dvd.tsukuba.tech「@」gmail.com  (メールを送る際は@前後の「」を取ってご利用ください) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ビジョントレーニング 学ぶことが大好きになる 北出 勝也 (著) ¥ 2520 http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00024.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 「『オフ』と『オン』の調和による学生支援」最終報告書(富山大学) ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.jasso.go.jp/tokubetsu_shien/doukou2011.html#H230525FR 新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム(学生支援GP)「『オフ』と 『オン』の調和による学生支援」最終報告書(富山大学) 富山大学では、平成19年度から平成22年度まで「新たな社会的ニーズに対応した 学生支援プログラム(学生支援GP)」として選定された、「『オフ』と『オン』 の調和による学生支援」事業を行なってきました。 富山大学ホームページ内「平成19年度選定学生支援GP 『オフ』と『オン』の調 和による学生支援  −高機能発達障害傾向を持つ学生への支援システムを中核として−」  プログラム概要 http://www3.u-toyama.ac.jp/gp07/program.html ◆このたび、これまでの取り組み内容をとりまとめた最終報告書  (A4版 145頁)を作成しました。 ご希望の方は問い合せ先までご連絡ください。 富山大学学生支援GPホームページ内報告書掲載ページ http://www3.u-toyama.ac.jp/gp07/news.html 【問い合わせ先】 富山大学 学生支援センター  アクセシビリティ・コミュニケーション支援室  トータルコミュニケーション支援部門  〒930-8555 富山市五福3190 TEL・FAX:076-445-6910  E-mail:tcsi「@」ctg.u-toyama.ac.jp  (メールを送る際は@前後の「」を取ってご利用ください) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 特別支援教育におけるATを活用したコミュニケーション支援 http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00061.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 「トータル・コミュニケーション・サポート・フォーラム2010」報告書 ■ ------------------------------------------------------------------------ 「オフ」と「オン」の調和による学生支援 平成22年度 「トータル・コミュニケーション・サポート・フォーラム2010」報告書 (富山大学) 富山大学では、平成19年度から平成22年度まで「新たな社会的ニーズに対応した 学生支援プログラム(学生支援GP)」として選定された、「『オフ』と『オン』 の調和による学生支援」事業を行なってきました。 本事業の取組みを紹介するため、2010年11月27日に「トータル・コミュニケーシ ョン・サポート・フォーラム2010」を開催いたしました。 第一部「ヒューマンケアにおける知識創造プロセス」 「理論編」として、知識経営理論をベースとした、ヒューマンケア実践理論を、 どのように構築すべきかの観点から、知識経営理論、構造構成的アプローチ、ナ ラティブ・アプローチの第一人者による、講演および総合討論を実施しました。 第二部「発達障害大学生支援の新たなパラダイム」 「実践編」として、チームサポートとコーディネーション、ナラティブ・アセス メント、心理教育的サポートに基づく、発達障害大学生支援の実践報告を行ない、 実践で得られた知識資産についての総合討論を実施しました。 ◆このたび、フォーラムのすべてをまとめた報告書(A4版 121頁)を作成しま した。 ご希望の方は問い合わせ先までご連絡ください。 富山大学学生支援GPホームページ内報告書掲載ページ http://www3.u-toyama.ac.jp/gp07/news.html 【問い合わせ先】富山大学 学生支援センター アクセシビリティ・コミュニケーション支援室 トータルコミュニケーション 支援部門  〒930-8555 富山市五福3190  TEL・FAX:076-445-6910 E-mail:tcsi「@」ctg.u-toyama.ac.jp  (メールを送る際は@前後の「」を取ってご利用ください) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 大人の発達障害−アスペルガー症候群、AD/HD、自閉症が楽になる本 (単行本) 備瀬 哲弘 (著) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00030.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 児童生徒が学校等において受ける線量低減に向けた当面の対応について ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/1306598.htm 福島県内における児童生徒等が学校等において受ける線量低減に向けた 当面の対応について              平成23年5月27日(金曜日) 大臣) 改めて私の方から皆様方に申し上げます。 資料をお配りしておりますように、福島県内における児童生徒等が学校等におい て受ける線量低減に向けた当面の対応ということについて申し上げます。 文部科学省においては、暫定的考え方に沿って、学校における児童生徒等の受け る線量を低減させ、より安心して教育を受けられる環境の構築を目指しており、 さらなる取組を行うことといたしました。その内容をお示しの「福島県内におけ る児童生徒等が学校等において受ける線量低減に向けた当面の対応について」と して取りまとめておりますので、今日公表いたします。 その内容でありますけれども、まず福島県内における学校等の校庭等の土壌対策 に関しましては、去る5月17日に原子力災害対策本部において原子力被災者への 対応に関する当面の取組み方針を策定をしております。この中で教育施設におけ る土壌等の取扱いについて、早急に対応する旨が明記されたところであります。 また一方で、先の第一次補正予算によりまして、県内の全幼稚園、小中高等学校、 高等専修学校、保育所等に携帯できる積算線量計を配布することになりました。 本日配布をいたしました。これにより、各学校における年間の積算線量を測定す ることが可能になりました。このため、これを機に、暫定的考え方で示した、今 後できる限り児童生徒等の受ける線量を減らしていくという基本に立って、今年 度学校において児童生徒等が受ける線量について、当面年間1ミリシーベルト以 下を目指すこととして、また校庭等の土壌に関して、児童生徒等の受ける線量を 低減する取組みに対して、学校施設の災害復旧事業の枠組みで財政的支援を行う ことといたしました。 以上、私どもとしましては、重ねて申し上げますが、より安心を確保できる方策 として、今回政府の方針、あるいは現場における線量計での測定、こういったも のが可能になりましたので、これに合わせて、今日このように改めて年間1ミリ シーベルト以下を目指すということを国民の皆さん方、また被災者の皆様方、あ るいは現地の皆さん方にもお知らせをすることにいたしました。 こちらからは以上でございます。 鈴木副大臣) それでは、引き続きましてお手元にお配りをいたしました資料について、私の方 から御説明を申し上げたいと思います。 まず1点目でございますけれども、もう既に御案内のとおり、4月19日に今後児童 生徒及び幼児・園児の受ける線量を減らしていくことが適切であるということを 通知をいたしております。そして、この暫定的な考え方に基づきまして、これま でも多様な放射線モニタリングの実施・強化をいたしておりました。5月11日に は、校庭・園庭の土壌に関し、まとめて地下に集中的に置く方法など、線量低減 策を教育委員会等にお示しをいたしておるところでございます。 今も大臣から申し上げましたように、5月17日に原子力災害対策本部により策定 をされました当面の取組み方針におきまして、教育への支援の一環として、福島 県内の教育施設における土壌等の取扱いについて、早急に対応をしていく旨が明 記をされました。 この方針も踏まえまして、文部科学省において今後暫定的考え方に沿って、学校 内において児童生徒等の受ける線量を低減させ、より安心して教育を受けられる 環境の構築を目指し、さらなる取組を推進する必要があるということでございま す。 このため、次のページをめくっていただきますと、今日、福島県教育委員会の協 力のもと、福島県内のすべての学校等に対して、積算線量計を配布をいたします。 今日、午前と午後2回に分けて、全教育委員会関係者を、福島県教育委員会で招 集をされて、線量計を手渡しをするという段取りと聞いております。そして、そ の使い方の説明等々を行って、そして6月1日から児童生徒の受ける実際の積算線 量のモニタリングを福島県内の全校で開始をしていただきます。そして、この暫 定的考え方で示しました、できる限り児童生徒の受ける線量を減らしていくとい う基本に立って、今年度学校において児童生徒等が受ける線量について、当面年 間1ミリシーベルト以下を目指すと。なお、引き続き、児童生徒等の心身の健康 ・発達等に関する専門家等の意見を伺いながら、さらなる取組みの可能性につい て検討をすることといたしております。 3点目でございますが、当面の取り組み方針を踏まえ、さらなる安心確保のため、 文部科学省または福島県による調査結果に基づき、校庭・園庭における土壌に関 し、児童生徒の受ける線量の低減策を講じる設置者に対しまして、公立学校では、 ほぼ10割国の負担ということを指しておりますが、その財政支援を行うこととい たします。 対象につきましては、土壌に関する線量低減策が効果的ということとなる校庭・ 園庭の空間線量率が毎時1マイクロシーベルト以上の学校とし、これは6月1日ご ろからこの測定を再度全校について行いまして、その結果に従って、この1マイ クロシーベルト以上の学校ということを見極めていきたいというふうに思ってお りますけれども、設置者の希望に応じて財政的支援を実施するという中身でござ います。 以上でございます。 記者) 土壌の件に関して、財政支援をするその対象校ですが、毎時1マイクロシーベル ト以上の学校というふうに設定したこの基準は何でしょうか。 鈴木副大臣) この土壌の低減策というものによって、正に受ける線量の低減というものが望め る水準というものが、これまでの幾つかの事例を参考にいたしますと、要するに 土壌への対処前が何マイクロであったとしても、措置後がおおむね毎時1マイク ロシーベルト以下になるわけでありますので、したがって土壌に対する対応とい うものの有効性が、正に1マイクロシーベルトというのが一つの目安になってい ると、こういうことでございます。要するに、この低減策が有効であるというラ インが毎時1マイクロシーベルト程度であるということでございます。 記者) 先ほど、6月1日ごろから測定ということであったと思うんですけれども、既に取 っている学校とかがあると思うんですけれども、その学校というのは改めてその 場で測定するのか、とった時点での数値を測ったものをとるのか、その辺はいか がでしょうか。改めてその場で提出するのか。 鈴木副大臣) とって、1マイクロシーベルト以下であれば、さらなる措置は必要ありませんけ れども、既に先ほど申し上げました学校施設災害復旧事業の枠組みでの財政支援 の対象になるか否かという御質問だというふうに理解をさせていただくとするな らば、既に学校設置者の判断によって、表土の削り取りなどを行った学校で、そ して土壌に関する線量の低減が図られているものについては、この災害復旧事業 の枠組みでの財政支援の対象としてまいりたいというふうに考えております。 記者) 今既にやっている学校は、ほぼ全校対象になるというお考えでしょうか。 鈴木副大臣) 基本的にはそういうことでございます。土壌に関する線量の低減が具体的に図ら れているというものについて、財政的支援の対象といたします。 記者) 有効な低減策ということなんですけれども、郡山市の場合、取ったものをそのま ま放置しているということがあると思うんですけれども、これに関しては支援の 対象とするのでしょうか。 鈴木副大臣) 土壌処理が完了し、そして線量低減が図られているということに該当するように なった場合には、この支援の枠組みの対象になり得るというふうに御理解をいた だきたいと思います。 記者) その場合は、処理した土壌を持って行くところまで国の支援という形になるんで すか。 鈴木副大臣) 基本的には、子どもを主体に考えて、子どもが受ける線量が下がっているのか、 下がっていないのかということであります。そのあたりを地元等々とも御相談を しながら、あるいは様子を伺いながら判断していくと、こういうことになると思 います。 記者) 国費の負担がほぼ10割というお話でしたけれども、これは1マイクロシーベルト 以上であれば、3.8マイクロシーベルトで特にラインとかをつくるのではなく、 同じような扱いでほぼ10割国の負担ということですか。 鈴木副大臣) 基本的にそういうことで結構でございます。 記者) 大臣にお伺いしたいんですが、これはあくまで元々は自主的に自治体がやってき たことだと思うんですが、改めてこうやって国費でそれを支援することの意義と いうか、その辺はどういうふうに。 大臣) これは先ほどもお話ししましたように、新たな発電所、サイト側の今後の方針、 ロードマップ、こういうものが示され、そして我が国、政府としても、これに対 応する取組みの中で、この校庭等のことについても、できるだけ不安がないよう に取組みを進めるという、これは明記されていましたし、それから全校に線量計 も配布するという手順も整っておりますので、私たちとしては、これまで申し上 げたことの、より安心感を持っていただくための措置だということです。 記者) 原子力安全委員会の方で、これまで再三にわたりましてモニタリングのやり方に ついて委員の皆さんから文科省に再考するようにということで御指示があったか と思うんですが、今回のお配りになる線量計の測定のやり方みたいなことは統一 してもらうようになるんでしょうか、それとも個別の学校にお任せされることに なるんでしょうか。 鈴木副大臣) モニタリングのやり方等については、これまでも原子力安全委員会と綿密に相談 をしてきてやっております。既に55の学校についてモニタリング調査を行ってお ります。正に児童生徒と行動を共にする教職員が積算線量計を身に付けて、始業 時及び終業時の積算線量計の数値を確認をし、その時間と数値を記録・保存をす るというやり方でやってまいりました。約1,700強が追加的に配布をされるわけ であります。これでトータル約1,800ぐらいになるんだと思いますけれども、そ の学校はこれまで55校でやっている方法と同じ方法で統一的に実施をするという ことでございます。その説明を本日、教育委員会にやっていただき、そして来週 の月曜日、火曜日等々できちっと徹底をしていただくということでございます。 なお、笠大臣政務官には来週早々に現地に行っていただいて、この方針に基づく さまざまな説明、あるいはさらなる御相談に、福島現地に赴いていただきたいと いうふうに考えております。 記者) あと財政措置の関係なんですが、いわゆる対象となる学校が大体数として見込め ているのか、金額とか、あと財政措置としては補正でやるのか、23年度の既にあ る予算でやるのか。 鈴木副大臣) これは第一次補正でやります。学校については今日考え方をお示しいたしました。 校数については予断をもって臨むのは適切でないと思いますので、それも含めて、 まず淡々と客観的なデータに基づいてやっていきたいということでございます。 要するに、子どもに必要な低減策を講じる設置者については、しっかりと支援を するということが基本論であります。具体的にどういった学校になっていくのか ということについては、来週また笠政務官に現地に赴いていただいて、その調査 のやり方等々、実施のタイミング、そしてその報告のいただき方ということは見 極めていきたいというふうに考えております。 (了)  お問い合わせ先  大臣官房総務課広報室 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 感覚統合を生かしてたのしく学習−読む力・書く力を育てる 佐藤 和美 (著) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00050.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 日本原子力学会「原子力安全」調査専門委員会緊急シンポジウム 資料 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.aesj.or.jp/aesj-symp/ 一般社団法人 日本原子力学会 「原子力安全」調査専門委員会  福島第一原子力発電所事故に関する緊急シンポジウム 日 時 平成23年5月21日(土)13:30-17:20 (終了) 場 所 都市センターホテル コスモスホール 当日発表資料 原子炉の現状推定と事故から学ぶもの 技術分析分科会 岡本孝司 http://www.aesj.or.jp/aesj-symp/presentations/01-01_okamoto.pdf 放射線影響分科会会報告  1)放射線影響分科会の活動    放射線影響分科会主査 占部逸正 (保健物理・環境科学部会長)    http://www.aesj.or.jp/aesj-symp/presentations/02-01_urabe.pdf  2)汚染状況に関する情報整理    放射線影響分科会 服部隆利 (保健物理・環境科学部会副部会長)    http://www.aesj.or.jp/aesj-symp/presentations/02-02_hattori.pdf  3)大気拡散の状況と放出率の推定    放射線影響分科会 山澤弘実 (保健物理・環境科学部会副部会長)    http://www.aesj.or.jp/aesj-symp/presentations/02-03_yamazawa.pdf 地域復興に向けての課題  1)クリーンアップ分科会の活動概要    クリーンアップ分科会主査 井上 正    http://www.aesj.or.jp/aesj-symp/presentations/03-01_inoue.pdf  2)チェルノブイリ発電所事故による環境修復、    今回の事故による環境汚染との比較    クリーンアップ分科会 高橋史明    http://www.aesj.or.jp/aesj-symp/presentations/03-02_takahashi.pdf  3)環境修復の実施における法制度面の課題    クリーンアップ分科会 諸葛 宗男    http://www.aesj.or.jp/aesj-symp/presentations/03-03_morokuzu.pdf ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『あたまと心で考えよう SSTワークシートー社会的行動編』 http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00059.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------------ 23:00 2011/05/27 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 早くも大型台風が接近中です。ご注意ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 軽度発達障害のある子のライフサイクルに合わせた理解と対応─「仮に」理解し て、「実際に」支援するために (学研のヒューマンケアブックス) (単行本) http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00010.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容に関する質問には原則として回答いたしかねます ■ ■ 編集に際し正確を期していますが最終保証責任は免責とさせて頂きます ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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