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==================================================================== LD(学習障害)ニュース #104 1999.05.07 発行 登録読者数 1,550 LD = Learning Disabilities LD親の会「けやき」編集 1997.9.10創刊 ==================================================================== ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 全国LD(学習障害)親の会 第7回総会のご案内 1999.6.13 □ ■ 「ドキュメンタリー人間劇場」99/5/26 22:00 テレビ東京系列放映 ■ ■ 安田精神保健夏期講座「多動性障害と学習障害(LD)」 99/7/17-18 ■ ■ 安田夏期講座「個別教育・援助プランその新たな視点」99/8/28-29 ■ ■ ADHD関連図書新刊のご紹介 「多動な子どもたちQ&A」 ■ ■ (社)精神発達障害指導教育協会 主催各種セミナー 講座 (抜粋) ■ ■ NEW YORK TIMES 1999/4/6 版にアスペルガー症候群関連記事    ■ □ 編集後記 ----------------------------------- 22:40 99/05/06 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください □■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 全国LD(学習障害)親の会 第7回総会のご案内 1999.6.13 □ -------------------------------------------------------------------- 全国LD親の会事務局の山岡氏よりの情報提供です。感謝いたします。 -----------------------------------------/   全国LD(学習障害)親の会 第7回総会のご案内    日 時: 1999年6月13日(日)10時30分より    会 場: 愛知県中小企業センター 会議室         (JR名古屋駅より徒歩3分)         名古屋市中村区名駅4-4 TEL052-561-4121 地 図: http://www.mapion.co.jp/cgi/m?no=1071974000190700078    総会議事内容(予定)      1.活動報告      2.平成10年度決算報告      3.平成11年度活動方針      4.平成11年度予算      5.役員改選      6.その他    総会終了後(午後)分科会を予定しています。    分科会のテーマ:親の会の運営について            就学、教育面について −−−−    議案書と案内は、近々各親の会事務局あて発送の予定とのこと。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 「ドキュメンタリー人間劇場」99/5/26 22:00 テレビ東京系列放映 ■ -------------------------------------------------------------------- 許諾を得られましたので、以下に転載させていただきます。 ----------------------------------------------------------/  ドキュメンタリー・ジャパンというテレビ番組制作会社の坂上香(ディレ クター)です。 5月26日(水)、テレビ東京系列にて、夜10時から「ドキュメンタリー 人間劇場」という番組枠で、「そのまんまで素敵だよ〜みんながヒーローに なれるクラス〜」と題して、横浜市の公立中学の「特殊学級」(情緒障害・ 知的障害学級)に焦点をあてたドキュメンタリーを放映します。ぜひ、ごら んください。  軽度の自閉症の生徒や知的障害を持った生徒達の日常から、どんなことに 悩み、苦しみ、喜んでいるのか、4ヵ月間、ほとんど毎日カメラをまわして ありのままを記録したものです。学校や保護者、そして生徒達本人から取材 許可がおりるまでに、二ヵ月以上学校に足を運び、一緒に授業を体験したり もしました。みんな本当にとっても素敵な生徒たちばかりで、私自身、いろ んなことをおしえられ、一緒になって泣いたり笑ったりしました。 ぜひ、ごらんください!そして放映後、御意見をいただけるとありがたい です。 -------------- 坂上 香 tel:03-5570-3551 fax:03-5570-3550 東京都港区赤坂 6−15−1 赤坂ミツワビル別館2階 ドキュメンタリージャパン  http://www.venus.dti.ne.jp/~djdj/ QYQ01452@nifty.ne.jp -----------------------------------------------------/ 【参考】ドキュメンタリー人間劇場 「そのまんまでいいよ」〜ある「特殊学級」の記録〜(仮)      http://www.venus.dti.ne.jp/~djdj/ningengekijo.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 安田精神保健夏期講座「多動性障害と学習障害(LD)」 99/7/17-18 ■ -------------------------------------------------------------------- 1. 期 日: 1999/7月17日(土)〜18日(日) 2. 会 場: 安田生命アカデミア(東京都府中市) 3. 定 員: 150名 4. 講 師: 山崎 晃資(東海大学医学部教授) 上野 一彦(東京学芸大学教授) (敬称略) 原   仁(国立特殊教育総合研究所病弱教育研究部長) 池田 敬史(東京都立小平養護学校校長) 5. 後 援: 東京都教育委員会・日本LD学会 (申請中) 6. 対 象: 子どもの教育・指導・相談等にかかわる専門家と学生 ■ 受講のお勧め 多動性障害と呼ばれる子どもの行動特徴は、不注意・集中困難、多動・落ち 着きのなさ、衝動性などがあげられます。最近のアメリカLD協会の調査に よれば、LD児の50〜80%が多動性障害を伴うといわれており、多動性 障害と学習障害(LD)は密接な関係にあります。 本講座ではこのような子どもをどう理解し、実際に対応・指導すればよいの かを具体的に学ぶことをねらいとして企画しました。講座では、まず「多動 性障害の診断と理解」についての私の講義と、「学習障害(LD)の神経心 理学を原仁先生にご講義いただきます。夜には宿泊者と希望者で「学校にお ける多動・LD児の指導について」の情報交換(グループ討議)を私と上野 先生のコーディネートで予定しています。 2日目は「学習障害(LD)をめぐる最近の動向」についての上野先生の講 義の後、行政の立場から「LD児・多動児に対する学校での指導方針」につ いて都立小平養護学校の池田敬史校長からお話いただきます。午後は前夜の グループ討論のまとめをしていただき、最後に「これからのLD・多動児の 教育」と題して、通級学級での指導・情緒障害児学級での指導・教育相談で の指導につき3名のシンポジストからご報告いただいた後、会場の受講者参 加のシンポジウムを行ないたいと思います。 学校現場の先生はもちろん、子どもの相談にかかわる方の受講をお勧めしま す。              (東海大学医学部教授 山崎 晃資) [プログラム] 第1日 7月17日(土) 13:30 開講 13:40-14:00 オリエンテーション 14:00-15:30 講義1「多動性障害の診断と理解」 山崎晃資 15:45-17:15 講義2「学習障害の神経心理学」 原 仁 19:00-21:00 夜間グループ情報交換(討議)山崎晃資・上野一彦 「情報交換―学校における多動・LD児の指導について−」   第2日 7月18日(日) 9:30-11:00 講義3「学習障害(LD)をめぐる最近の動向」 上野一彦 11:00-12:00 講義4「LD・多動児に対する学校での指導方針」 池田敬史 13:00-13:30 グループ討議まとめ 13:30-16:00 シンポジウム「これからのLD・多動児の教育」 コーディネーター  山崎 晃資 上野 一彦 指定討論者  池田敬史   シンポジストとテーマ 1 普通学級におけるLD・多動児の指導 大石 博子 (高槻市立芥川小) 2 情緒学級でのLD・多動児の指導 齋藤眞理子 (杉並区立第七小) 3 LD・多動児の指導と連携の実際 水野  薫(多摩教育研究所) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 安田夏期講座「個別教育・援助プランその新たな視点」99/8/28-29 ■ ■ −発達障害児・者に対する具体的指導と援助のために− ■ -------------------------------------------------------------------- 1. 期 日 1999年8月28日(土)〜29日(日) 2. 会 場 安田生命アカデミア(府中市日鋼町1−40) 3. 講座のねらい 自閉症や発達障害児・者の教育・療育・援助の現場において、「個のニーズ に応じたサービス」をどのように展開したらよいのでしょうか。一人一人の ユニークなニーズを、どのような観点から把握していけばよいのでしょうか。 そのニーズに的確に応じるための具体的なプログラムはどのように作成・実 施していけばよいのでしょうか。現在の生活環境から将来の生活環境に向け て、どのような指導や援助が必要となるのでしょうか。 今回の講座では、一人一人のニーズに応えるための理念や理論的な枠組みだ けを紹介するのではなく、具体的な事例を通して今現場で必要なこと、そし て明日からの療育に役立つ内容を紹介したいと思います。ぜひ2日間の講座 で新たな視点とアプローチについて学んでみませんか。 皆様の参加を心よりお待ちしております。 4. 受講をお勧めしたい方   発達障害児・者の教育・保育・指導・援助などに関わっておられる方 5. 定 員 120名 6. 受講料 11,000円(税込み) [プログラム] 8月28日 10:10-11:40 個のニーズに応じた教育・援助プラン    川崎医療大学 佐々木 正美 12:45-13:15 年齢による指導・援助プラン    安田生命社会事業団子ども療育相談センター 新井 利明 13:15-14:30 成人期の生活に向けた個の対応と援助     明星大学 梅永 雄二 14:45-16:00 成人期の生活と課題(指導・援助の変化) 足立区東部障害福祉総合センター 渡辺 一郎   8月29日 10:00-10:30 有効な指導目標とは 前掲 新井 利明 10:30-11:50 効果的な指導手続きのために(指導目標の3要素) 足立区東部障害福祉総合センター 境 博義 12:50-14:10 効率的な指導を行うために(指導目標とトランジッション) 都立青鳥養護学校久我山分校 市川 裕二 14:20-15:40 ライフステージに応じた教育・援助プランの実際 小金井養護学校 三苫 由紀雄 -----------------------------------------------------// 【参考】申込要領 などは以下のサイトで。。。     http://village.infoweb.ne.jp/~ymind/topic06.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ADHD関連図書新刊のご紹介 「多動な子どもたちQ&A」 ■ -------------------------------------------------------------------- ADHD関連図書新刊のご紹介です −−−−−−−−−−−− 以下 新刊案内よりの引用 −−−−−−−  「多動な子どもたちQ&A」 −ADHD(注意欠陥・多動性障害)を正しく理解するために− (社)発達協会 王子クリニック院長 石崎 朝世 編著 (社)発達協会ブックメイト刊 \1,680(税込み) TEL 03-3903-3800  FAX 03-3903-3836 60のQuestionを7つのテーマで紹介 Q. ゲームに負けると大騒ぎ、その怒り方が普通ではありません Q. 叱る方は得意ですが、どうやってほめたらいいか分かりません Q. ADHDと診断されたことを学校に話すべきでしょうか Q. 薬物治療の効果と副作用を教えて下さい ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ (社)精神発達障害指導教育協会 主催各種セミナー 講座 (抜粋) ■ -------------------------------------------------------------------- 発達協会発行「発達教育1999号外」より抜粋 (社)発達協会 TEL 03-3903-3800 FAX 03-3903-3836 会場はいずれも「後楽園会館」東京都文京区後楽園 1-7-22  参加費(一講座当たり): 実践セミナー \13,650  実技講座 \8,400 ------------------------------------------------ ● 実践セミナー 9:30受け付け 10:00−16:30 C. 1999.7.24(土)-25(日) 「多動症候群への理解と指導」 ・多動症候群の診断と医療−関連する障害も含めて−  石崎朝世(王子クリニック) ・多動症候群への運動指導−コントロール力を育てる−  倉持親優(発達協会) ・認知の障害と多動症候群−多動に見られる認知の特徴−  前川久夫(筑波大) ・社会性の発達と行動の問題−友達との関わり方・育て方−  安住ゆう子(LD発達相談センター神奈川) ・子どもの発達と多動症候群−指導に生かす発達への目−  近藤直子(日本福祉大) ・発達の節目と行動の問題−多動への新たな視点−  近藤直子(日本福祉大) E. 1999.7.26(月)-27(火) 「自閉症児・者への治療と教育」 ・さまざまな自閉症−アスペルガー症候群を含めて−  平林伸一(長野県立こども病院) ・認知発達治療とその理論  太田昌孝(東京学芸大) ・認知発達治療の実際−その対応について−  永井洋子(静岡県立大) ・認知特性から見た自閉症−自閉の世界を知る−  熊谷高幸(福井大) ・自立を目指す指導の実際−事例から学ぶ−  上岡一世(愛媛大) ・社会の中で自立する−生きる力を育てる−  上岡一世(愛媛大) G. 1999.7.28(水)-29(木) 「自閉症児・者への理解と対応」 TEACCH (ティーチ)プログラムと家庭での指導 ・自閉性障害と基本のとらえ方−特徴を踏まえた発達援助−  中根晃(実践女子大) ・人と関わる力を育てる−幼児・学童期とTEACCH−  村川哲郎(おしまコロニー・つくしんぼ学級) ・はたらく力を育てる−TEACCHと作業指導−  寺尾孝士(おしまコロニー・星が丘寮) ・暮らす力を育てる−TEACCHと生活指導−  寺尾孝士(おしまコロニー・星が丘寮) ・自閉症児を育てる 河島淳子(トモニ療育センター) ・家庭での指導・教育 河島淳子(トモニ療育センター) H. 1999.7.28(水)-29(木) 「個別教育プログラム (IEP) とその実際」 ひとりひとりを見つめた指導・教育 ・社会の中で暮らせる力を−医療・教育・福祉の目指すべきこと−  宮田広善(姫路市総合福祉通園センター) ・表情認知の個別プログラム−共感を深めるために−  向後礼子(障害者職業総合センター) ・視知覚訓練の実際−読み書きの基礎にあるもの−  細村迪夫(群馬大) ・自立を目指した身辺の指導−目標の設定と指導の実際−  武藤英夫(発達協会) ・コミュニケーション能力を高める−テクノエイドを用いた指導を中心に−  中邑賢龍(香川大) ・コミュニケーション能力と集団指導−仲間とともに育ち合う−  西岡有香(西宮YMCA) I. 1999.8.1(日)-2(月) 「行動の問題と医学・心理学」 ・行動の発達と脳のしくみ−最近の脳科学から−  瀬川雅也(瀬川小児神経クリニック) ・行動の問題と医学的対応−常同行動を中心に−  市川宏伸(梅ヶ丘病院) ・行動の問題への心理的対応−行動分析と療育的アプローチ  山本淳一(筑波大) ・発達障害と行動の問題−強度行動障害と指導の実際−  三島卓穂(弘済学園) ・発達心理学から見た行動の問題−幼児・学童期を中心に−  別府哲(岐阜大) ・からだに現れる心の緊張−リラクゼーションと動作法−  今野義孝(文教大) J. 1999.8.1(日)-2(月) 「青年・成人期への指導と対応」 意思の尊重と地域生活援助を中心に ・本人意思を尊重する−その基本の考え方とは−  谷口政隆(日本女子大) ・施設病を克服する−生活のとらえ直しと支援計画−  久田則夫(龍谷大) ・街での暮らしのサポート術−社会生活と支援の実際−  久田則夫(龍谷大) ・精神的危機と医学的対応−精神疾患を中心に−  吉川武彦(国立精神・神経センター) ・ソーシャル・スキルトレーニングのすすめ−自立に向けての課題とは−  渡部距イ(横浜国大) ・自己決定能力を高める−心理学的アプローチの実際−  渡部距イ(横浜国大) ● 実技講座 9:30受け付け 10:00−16:00 2. 1999.9.19(日)  「多動な子どもとコントロール訓練」動きとことばをテーマに ・多動症候群とは 石崎朝世(王子クリニック) ・コントロールの力を高める−おもに運動指導を通して−  倉持親優(発達協会) 3. 1999.9.23(木)  「自閉症と認知発達治療」−理解する、指導する− ・自閉症と認知発達治療−自閉症の認知・発達特徴を理解する−  武藤直子(全国療育センター) ・認知発達治療の実際−指導の進め方−  染谷利一(東京大)松永しのぶ(鎌倉女子大) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ NEW YORK TIMES 1999/4/6 版にアスペルガー症候群関連記事    ■ -------------------------------------------------------------------- LD−FRM会員からの情報です。。。以下のサイト(英文)です。 http://www.nytimes.com/library/national/science/040699sci-asperger-syndrome.html 登録フォームが出てきますが、登録後無料で閲覧できます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ----------------------------------- 22:40 99/05/06 □ ---------------------------------- 皆さま、GWはいかがお過ごしでしたか。。。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュース記載内容を転載される場合は必ず下記までご連絡下さい ■ 連絡先 E-mail: keyaki@box.club.ne.jp [1999.03.12 更新] 「けやき」HP http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ [1998.07.31 更新] LDニュースのバックナンバーの閲覧及び配信は以下のサイトからできます http://backnumber.to/list.asp?userid=10000592 [1999.01.11 更新] LDに関する情報交換・意見交流・質問は「LDフォーラム」をご利用下さい http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/LD-FRM/INDEX.html [LD-FRM] LDニュース読者用「掲示板」→ http://gb.jh.net/gb3/usr/keyaki.html ■ 編集者は掲載記事に関して最終保証責任を負うものではありません ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LD NEWS は「まぐまぐ」http://www.mag2.com/ を利用して発行しています

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