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□ LD・発達障害等関連図書 → http://ldnews2000.web.fc2.com/books/  □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #1033 2010/10/24 発行 登録(配信)読者数 3068 ■ ■ LD = Learning Disabilities LDニュース編集人発行 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 親の会「けやき」11月例会/国分寺労政会館第2会議室 2010/11/27 ■ ■ 発達障害等に対応した教材等の在り方に関する調査研究事業中間報告書 ■ ■ 発達障害等に対応した教材等の在り方調査研究事業 慶大 中間報告書 ■ ■ 発達障害等に対応した教材等の在り方調査研究事業 リハ協中間報告書 ■ ■ 発達障害等に対応した教材等の在り方調査研究事業 東大 中間報告書 ■ ■ 発達障害等に対応した教材等の在り方調査研究事業 エッジ中間報告書 ■ ■ 平成21年度(2009年度) 障害のある学生の修学支援に関する実態調査 ■ ■ フランクフルト・ブックフェアで次期EPUBの概要発表   2010/10/22 ■ ■ 実践研究助成パナソニック教育財団大阪マルチメディアデイジー研究会 ■ ■ シンポ『デジタル教科書を巡って(仮)』/東洋大白山校舎 2010/11/20 ■ ■ 教育ルネサンス 発達障害の学生支援 読売新聞記事 2010/10/20−23 ■ □ 編集後記 ------------------------------------ 12:14 2010/10/24 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ■ LDニュースへ講演会等のイベント情報の掲載を希望される方へ・・・ ■ ■ 詳細は下記サイトをご覧下さい。原稿は適宜編集する場合があります。 ■ ■□■□■□ http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/sample.html □■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 感覚統合を生かしてたのしく学習−読む力・書く力を育てる 佐藤 和美 (著) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00050.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 親の会「けやき」11月例会/国分寺労政会館第2会議室 2010/11/27 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/KEYAKI/NEWS.html#101127 集団の中で育てにくい子どもの支援について 〜保育に携わっている方々と保護者が理解しあうために〜 講 師 芦澤 清音 先生 (帝京大学教育学部准教授) 日 時 2010年11月27日(土) 13時30分〜16時45分 会 場 国分寺労政会館 第2会議室 JR中央線 国分寺駅南口 徒歩5分 http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/sosiki/roseikaikan/kokubunji.html 保育園や幼稚園などで、みんなと一緒の行動が取れない・順番が待てない・こだ わりがありパニックになる・不器用で動きがぎこちない・音に敏感あるいは音に 鈍感で名前を読んでも反応しない・情緒が不安定など・・・子どもに気になる症 状があると集団の中でトラブルになることがあります。 保育者も保護者もトラブルを解消しようと日々、奮闘していますが、長年、保育 園や小学校で発達相談活動をされている芦澤先生は保育者と保護者の間に意識の ズレがあると指摘されます。そのズレを知ることがお互いを理解しあえる鍵では ないでしょうか?そうして、子どもも大人も笑顔になれたらいいですね。 保育・幼児教育に関わっている方、保護者の方、ご参加をお待ちしています。 ◇ 申し込み 会員以外の方は、お名前・お立場・連絡先を明記の上、下記まで        お申し込みください。        お困りのことがあれば、お書き添えください。    電子メール:keyaki@box.club.ne.jp FAX:020−4666−7443 ◇ 定 員:40名 ◇ 参加費:1,000円(当日受付にて申し受けます) 会員は無料です。 ◇ 保育はありません。 ◇ 親の会「けやき」の入会のための説明会   同日 12:30〜13:30 同じ会場にて行ないます。どうぞ、おいで   ください。(無料) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達が気になる子のサポート入門 発達障害は「オリジナル」発達 (新書) 阿部 利彦 (著) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00039.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 発達障害等に対応した教材等の在り方に関する調査研究事業中間報告書 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/main/006/1298377.htm 平成21年度「発達障害等に対応した教材等の在り方に関する調査研究事業」 中間報告書 2010/10/18 公表 慶應義塾大学 中間報告書 (PDF:754KB) http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2010/10/18/1298386_01.pdf 財団法人日本障害者リハビリテーション協会 中間報告書 (PDF:314KB) http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2010/10/18/1298386_02.pdf 東京大学先端科学技術研究センター・人間支援工学分野 中間報告書 (PDF:1517KB) http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2010/10/18/1298386_03.pdf 特定非営利活動法人エッジ (PDF:497KB) http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2010/10/18/1298386_04.pdf ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障害 境界に立つ若者たち (平凡社新書) (新書) 山下 成司 (著) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00023.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 発達障害等に対応した教材等の在り方調査研究事業 慶大 中間報告書 ■ ------------------------------------------------------------------------ 慶應義塾大学 中間報告書 (PDF:754KB) http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2010/10/18/1298386_01.pdf 1 研究テーマ  高等学校段階における弱視生徒用拡大教科書の在り方に関する調査研究 2 研究の概要  高等学校段階の弱視生徒の視機能の実態に関する調査は少ないし、ボランティ アによる拡大教科書の製作実績も低いため、ニーズが不明確である。加えて、発 達段階を考慮すると弱視レンズ等のエイドを使いこなす力をつけたいという教育 目標も考慮する必要ある。そこで、高等学校段階における弱視生徒用拡大教科書 の在り方を明らかにするために、第1年次は、a)拡大教科書の要件を明らかにし た上での試作(3教科30種類)、b)盲学校の弱視生徒を対象としたアンケート調 査(51校、協力者272名)、c)盲学校の教員を対象にしたアンケート調査(68校、 協力者1312名)、d)各地域の拠点盲学校における弱視生徒対象のフィールド調査 (12校、協力者78名延べ156名)を実施した。 3 研究成果の概要  生徒対象の調査の結果、高等学校では好みも効率も小中学校段階よりも小さな 文字サイズにシフト(ピークが22から18ポイントに変化)していることがわかっ た。272名中63%の生徒が単純拡大教科書の給与を受けているが、日常的に利用し ているのは54%であった。拡大教科書を使っていない理由は、判が大きすぎる、 文字が小さすぎる、補助具を併用しなければならないのが不便、フォントが見え にくい等が挙がっており、これらに配慮すれば単純拡大教科書を活用できる生徒 の数はさらに増えることが示唆された。また、すべての弱視生徒が拡大教科書を 求めているわけではなく、拡大補助具があれば拡大教科書は必要ないという生徒 も28%おり、その実態を明らかにする必要があることが示唆された。この傾向は フィールドで実施した模擬授業によるパフォーマンス評価でも確認された。なお、 好み調査ではレイアウト拡大を必要とする弱視生徒が69%いるが、その実態に関 しては今後さらなる個別調査が必要であることが示唆された。教員調査の結果、 拡大教科書はすべての教科・学年で用意すべきであるが、拡大教科書を使って指 導するかどうかは児童・生徒の実態に応じて行う必要性があるという意識が強い ことがわかった。ところが、拡大教科書や補助具をどのような基準で選択させる かについては、評価の実態と理想の間でズレが見られた。今後、その理由を究明 する必要性が示唆された。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ インクルーシブ教育の実践−すべての子どものニーズにこたえる学級づくり− http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00052.html  学苑社 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 発達障害等に対応した教材等の在り方調査研究事業 リハ協中間報告書 ■ ------------------------------------------------------------------------ 財団法人日本障害者リハビリテーション協会 中間報告書 (PDF:314KB) http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2010/10/18/1298386_02.pdf 1 研究テーマ  発達障害等に適する電子教科書と教材の研究 2 研究の概要  電子教科書の備えるべき機能について仮説を立て、実証実験のためのDAISY教 科書の仕様を決定し、実証実験を行う。教育効果については内容理解と共に自尊 意識と積極性の変化に留意して、今年度はアンケート調査を中心としてその評価 を行うこととした。2年次については、今年度のアンケート調査結果を踏まえて、 環境面にも配慮した実証実験を行い、電子教科書の備えるべき機能について、客 観的な評価を実施する。また、作成コストについては、異なる製作シナリオごと に定量的な比較を行う。 3 研究成果の概要  電子教科書の備えるべき機能については、国内外の読字障害児等への支援に関 する知見をもとに○1アクセシビリティ、○2ナビゲーション、○3注意喚起と 集中の持続、の三カテゴリーに沿って様々な利用例を想定して、まず機能仕様を 定め、次いで、それを作成するためのファイルフォーマットおよび再生のための ツールを検討した。その結果、日本語に固有のルビと縦書き表示に対応する必要 があるファイルフォーマットは、日本語に対応した製作ツールがあるDAISY 2.02 規格をベースにルビと縦書きを拡張した独自の仕様とし、再生には別途開発され た無償のAMIS 2.6およびAMIS 3.1の日本語対応版を用いることにした。  現在すでにDAISYを使用している教員等に対しアンケートを実施した。その結 果、音読のスキルが向上、読むことへの負担の軽減と自信が持てたこと、学習お よび授業への参加意欲や内容理解の向上などの教育的な効果があることが示唆さ れた。  また、LD・ディスレクシア等の疑いがある児童が在籍する通常学級において、 当該児童に配慮した一斉授業の在り方の研究の予備的な取り組みを行い、次年度 に支援を必要とする児童が気軽に教室の中で電子教科書を使用できる環境をつく るための知見を得ることができた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ビジョントレーニング 学ぶことが大好きになる 北出 勝也 (著) ¥ 2520 http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00024.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 発達障害等に対応した教材等の在り方調査研究事業 東大 中間報告書 ■ ------------------------------------------------------------------------ 東京大学先端科学技術研究センター・人間支援工学分野 中間報告書 (PDF:1517KB) http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2010/10/18/1298386_03.pdf 1 研究テーマ  教科書等教材の効果的学習を促進するための具体的方策に関する研究  〜電子化された教材の加工とパソコンなどの支援技術の活用を中心として〜 2 研究の概要  我が国も批准を目指す障害者権利条約にも明記された、発達障害等障害のある 児童生徒への合理的配慮の必要性にのっとり、教材活用における支援技術 (Assistive Technology:AT)の教育現場での具体的な実践を行うための方策 を明らかにする研究を行う。特に、教科書バリアフリー法に基づき出版社から提 供される教科書データを、発達障害等の障害のある児童生徒の個別ニーズに合わ せ、どのような形で加工し、ATを活用して利用可能とすればよいのかについて、 多面的な実証研究に基づき、現場の教師がすぐに利用可能な形でその具体的方策 を示す。 3 研究成果の概要  教科書教材・書籍等へのアクセスを保障する支援技術製品(音声読み上げソフ ト等,Assistive Technology,以下ATと略す)を活用した学習支援の具体的方策 を検討した。○1国内及び欧米諸国で使用されている障害のある児童生徒におい て利用されている電子教科書データの形式,データ配布システムの在り方を調査 した(国内外のAT製品の仕様調査と利用可能性,国外で電子教科書データ提供に 関わる団体へのヒアリング調査)。○2現状,教科書会社から提供される教科書 データ形式であるPDF書類を,支援技術製品を用いて読み上げる際に必要となる 行程を実践を通じて調査した。○3電子データの利用の対象である読み書き困難 のある児童生徒を簡便にスクリーニングする検査システムの活用実践を行った。  ○2の実践から,現在の教育現場には,電子データ利用の可否を客観的に判断 するための,実施の簡便なスクリーニング法が欠けていることがわかった。そこ で○3では,長野市内の3つの協力普通小学校で約600名の児童生徒に対し,デジ タルペンを用いた読み書きの一斉スクリーニング検査を行い,各クラス数名ずつ の読み書きが極端に遅い(平均値より1〜2標準偏差下回る)児童生徒や,文字サ イズやレイアウトの変更,分かち書き等の調整により,読み速度が改善する児童 生徒を特定することができた。これらの調整は,電子データが利用できれば,AT 製品を活用して発達障害児の個別ニーズに合わせ高い自由度で実施可能なため, 今後,教科書データが学校においても利用できるようになることが望ましい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『あたまと心で考えようSSTワークシートー自己認知・コミュニケーションスキ ル編』 http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00060.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 発達障害等に対応した教材等の在り方調査研究事業 エッジ中間報告書 ■ ------------------------------------------------------------------------ 特定非営利活動法人エッジ (PDF:497KB) http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2010/10/18/1298386_04.pdf 1 研究テーマ 音声による教科用特定図書等や教材の在り方及びそれらを利用した効果的な指導 方法や教育効果等に関する実証実験 2 研究の概要 (1)発達障害のある児童生徒、その中でも特に発達性ディスレクシア(読み書  き障害)がある者(出現率は、全児童生徒の約8%、読み障害が約6%:Uno  et al.(2009))及び弱視の児童生徒に対する教育において、これらの児童生徒  が十分に本来の能力を発揮し、健やかな学校生活が出来るように、聴覚からの  学習の有効性を分析・研究する。 (2)現状の録音による音声教材作成の問題点(品質、作成期間、コスト等)を  解消するため、音声合成ソフトウエアとWebを利用した仕組みにより、誰で  も簡便な操作で安価に素早くテキストの音声化が行える音声教材作成システム  の研究開発を行う。 3 研究成果の概要 (1)聴覚からの学習の有効性分析、研究    多変量解析を用いた学習面、心理面、社会的側面に関する変化の解析準備    ア.アンケート作成    (ア) 低学年向けアンケートの作成(保護者回答用)    (イ) 高学年向けアンケートの作成(児童回答用)    イ.オリジナル課題教材作成(※)     客観的な解析データを取得するために、オリジナル課題教材を6課題作     成し、音声課題教材を作成    ウ.多変量解析の解析内容及び実施方法の検討 (2)音声教材作成システムの研究開発    ア.音声合成ソフトウエアとWebを利用して、複数の人が同時に音声教     材作成に携われる音声教材作成システム(プロトタイプ)を作成    イ.評価用音声教材作成システムサーバーの設置 (※)「II.音声教材作成システム」を利用した音声教材の作成 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『あたまと心で考えよう SSTワークシートー社会的行動編』 http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00059.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 平成21年度(2009年度) 障害のある学生の修学支援に関する実態調査 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.jasso.go.jp/tokubetsu_shien/chosa0901.html 平成21年度(2009年度)障害のある学生の修学支援に関する実態調査 平成22年(2010年) 10月18日 印刷用プレスリリース(PDF:217KB) http://www.jasso.go.jp/kouhou/press/documents/jp_1018.pdf 平成21年度(2009年度)大学、短期大学及び高等専門学校における障害のある学 生の修学支援に関する実態調査結果報告書(PDF:995KB) http://www.jasso.go.jp/tokubetsu_shien/documents/report.pdf  独立行政法人日本学生支援機構では、全国の大学、短期大学及び高等専門学校 を対象に障害のある学生(以下、「障害学生」という)の修学支援に関する実態 調査を実施しました。本調査は5回目であり、調査結果の概要は下記のとおりで す。 1. 調査概要及び回収状況 (1)目的  今後の障害学生の修学支援に関する方策を検討する上で、全国の大学、短期大 学及び高等専門学校(以下「学校」という)における障害学生の状況及びその支 援状況について把握し、障害学生の修学支援の充実に資する。 (2)対象  大学(大学院、大学院大学及び専攻科を含む。以下同じ)、短期大学(部) (大学内に短期大学部を有している場合を含む。専攻科を含む。以下同じ)及び 高等専門学校(専攻科を含む。以下同じ) (3)調査方法  郵送による悉皆調査 (4)調査期日  平成21年5月1日現在 (5)回収状況  回答校数1,224校(前年度1,218校)(回収率100.0%(同100.0%)) 2.調査結果概要 (1)障害学生在籍学校数:742校(前年度719校)   (全学校数に対する割合は60.6%(同59.0%)) (2)障害学生数:7,103人(前年度6,235人)   (全学生数に対する割合は0.22%(同0.20%)) (3)平成20年度障害学生の卒業後の進路状況:   平成20年度卒業障害学生数:990人(前年度1,070人) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LDを活かして生きよう−LD教授のチャレンジ 上野 一彦 (著) 価格:¥ 1575 http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00025.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ フランクフルト・ブックフェアで次期EPUBの概要発表   2010/10/22 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.dotbook.jp/magazine-k/2010/10/22/next_epub_supports_vertical_layout/ フランクフルト・ブックフェアで次期EPUBの概要発表 2010年10月22日 posted by 滑川海彦(ライター・翻訳者) 10月12日、アメリカの電子書籍標準化団体の一つ、IDPFのLiza Daly委員 (Threepress Consulting社長)はフランクフルト国際ブックフェアで行なった 次期EPUB3(旧:EPUB 2.1)に関する講演の内容をウェブに公開した。 http://blog.threepress.org/2010/10/12/epub-evolutions-presentation-at-toc-frankfurt-2010/ 興味深いプレゼンなので内容を簡単に要約して紹介する。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ことばの発達に遅れのある子のための言語指導プログラム111 −サインを逃さずタイミングよく話しかける技術− 長澤正樹 (著) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00027.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ パナソニック教育財団実践研究助成大阪マルチメディアデイジー研究会 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.pef.or.jp/01_jissen/07_katudou/houmon01.html 【研究課題】特別支援教育におけるマルチメディアデイジー教科書の導入・活用       に関する実践的研究       〜読み書き障害のある児童生徒への支援を通して〜 ご存じの通り、この夏は猛暑続きでした。9月に入っても、「教室内温度が37 度を超え、子どもたちのやる気が全然ない」という話をお聞きすることも・・・。 やはり、学力向上にはICTよりも先にAC(エアコン)でしょうか?(笑) さて、これまでは、研究助成を受けた"学校"を中心に取材を行ってきましたが、 今回は、複数の学校の先生から成る "教育研究グループ"、「大阪マルチメディ アデイジー研究会」を取材してきました。 これから紹介するマルチメディアデイジーに関する実践は、支援学校だけではな く、校種を問わず一般校での「特別支援教育」にも大変参考となることですので、 最後まで読み進めていただければ幸いです。(以下略) (和歌山大学 豊田 充崇) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 大人の発達障害−アスペルガー症候群、AD/HD、自閉症が楽になる本 (単行本) 備瀬 哲弘 (著) http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00030.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ シンポ『デジタル教科書を巡って(仮)』/東洋大白山校舎 2010/11/20 ■ ------------------------------------------------------------------------ シンポジウム『デジタル教科書を巡って(仮)』 マニフェスト評価機構では、この度、下記の通りシンポジウムを開催いたします。 日時:2010年 11月20日(土) 15時から17時 会場:東洋大学 白山校舎 1405教室 パネラー:田原総一朗、中村伊知哉、岡本薫、松原聡 他 参加費:入場料無料です 申し込み:事前申し込み不要です お問い合わせ: info@manifesto.or.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 障がい青年の自分づくり─青年期教育と二重の移行支援 (単行本) 渡部 昭男 (著) http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00033.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 教育ルネサンス 発達障害の学生支援 読売新聞記事 2010/10/20−23 ■ ------------------------------------------------------------------------  http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20101020-OYT8T00209.htm (5)「生き抜く力」有料指導  「どんな仕事に興味を持ちましたか」と書かれたプリントを前に、学生が真剣 な表情で求人情報誌のページを繰っている。手元をのぞくと、そこには「顧客対 応なしでデータ入力がメーンの一般事務」と書かれている。明星大学(東京都日 野市)が発達障害の学生を対象に開く「STARTプログラム」。10月16日 に開かれた3・4年生クラスの講座は、仕事の探し方がテーマだった。--略--  同プログラムの最大の特徴は、対人関係を積極的に営む技能である「ソーシャ ルスキル」よりも、社会や学生生活で困った場面を乗り切るために使う最低限の 実践的スキルの獲得を目指している点だ。「小中学生まではソーシャルスキルト レーニングが重要だが、対人関係の苦手さを克服できない場合もある。こうした 大学生に求められるのは、人と仲良くしなくても社会で受け入れられ、自立して いくための『サバイバルスキル』だ」と、プログラムを開発した小貫(こぬき)悟 (さとる)准教授(42)は強調する。  http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20101021-OYT8T00188.htm (6)親と面談 理解を促す  「友だちとのかかわりを通して成長した息子を見ると、大学進学はむだではな かったと感じている」  夕日が差し込む、大手前大学(兵庫県西宮市)の健康相談室。現代社会学部3 年、椎名篤さん(20)(仮名)に優しい視線を向けながら、椎名さんの母親 (51)が、きっぱりと言いきった。  椎名さんの母親が、椎名さんの発達障害を大学に伝えたのは、指定校推薦入試 に合格し、入学が迫った1月だった。「学習障害のある息子が社会に出る前に、 大学で多くの人と交わってほしかった」と振り返る。  相談を受けた大学側は、椎名さんが入学後、入部を希望した運動系サークルの 部員に、「話を理解するまでにちょっと時間がかかるけれども、受け入れてほし い」と働きかけるなどして協力を要請。キャンパスに椎名さんの居場所を作り、 学生生活を支援した。  http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20101022-OYT8T00258.htm (7)体験の場で「支える側」に  礼拝の始まりを知らせる教会音楽がキャンパスに響くと、ベンチでくつろぐ学 生たちが、次々とチャペルへ向かっていった。  キリスト教の精神を建学の理念に掲げ、一人ひとりの学生を大切にする少人数 教育から出発したプール学院大学(堺市)は、2005年から、発達障害の学生 への支援活動を続けている。  学生支援センターを核にした学習支援、ソーシャルスキルトレーニング、キャ リア教育の3本柱。担任やカウンセラーらによる支援会議で、個別の教育支援計 画を策定し、結果を評価する。発達障害者支援法の成立を受けて始まったこの取 り組みは、07年、文部科学省から優れたプログラムに選ばれている。  http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20101023-OYT8T00254.htm (8)才能を伸ばす視点必要 大学入試センター特任教授 上野一彦さんに聞く  今回の連載では、発達障害の学生支援に力を注ぐ七つの大学の実践を報告した。 「大学全入時代」が到来する中、こうした学生を高等教育の場でどのように支援 していけばよいか。大学入試センターで、入学者選抜における障害者支援を研究 する上野一彦特任教授に話を聞いた。  −−大学に進学する発達障害の学生は増えているのか。  「日本学生支援機構が全国の大学などを対象に実施する実態調査によると、 2009年5月1日現在で、発達障害の診断書がある458人の学生が、174 校に在籍していた。診断書がなくても、発達障害と推察されて教育上の配慮が行 われている学生も699人おり、診断書のある学生の約1・5倍いた。両者を合 わせると1157人で、前年より500人増えている」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ そうだったのか!発達障害 わざとじゃないモン─実録4コママンガ (単行本) 斗希 典裟 (著), 発達障害を考える会TRYアングル (編集) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00028.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------------ 12:14 2010/10/24 □ ------------------------------------------------------------------------ 奄美大島へは大昔に、沖縄に行く途中ほんのちょっと立ち寄ったことがある。豪 雨被害に遭われた方々へお見舞い申し上げます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 軽度発達障害のある子のライフサイクルに合わせた理解と対応─「仮に」理解し て、「実際に」支援するために (学研のヒューマンケアブックス) (単行本) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00010.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容に関する質問には原則として回答いたしかねます ■ ■ 編集に際し正確を期していますが最終保証責任は免責とさせて頂きます ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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