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□ LD・発達障害等関連図書 → http://ldnews2000.web.fc2.com/books/  □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #1029 2010/10/15 発行 登録(配信)読者数 3063 ■ ■ LD = Learning Disabilities LDニュース編集人発行 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ペアレント・トレーニング研修会/太子堂区民センター  2010/11/06 ■ ■ 埼玉親の会「麦」主催研修会/浦和コミュニティセンター 2010/11/23 ■ ■ 北海道親の会クローバー公開講演会/札幌市教育文化会館 2010/11/06 ■ ■ カニングハム久子先生特別講演会/TKP田町カンファ  2010/10/23 ■ ■ リアル熟議名古屋 『小・中学校をより良くするために』 2010/11/03 ■ ■ 秋田LD・ADHD研究会シンポ/秋田大学60周年記念ホール  2010/10/31 ■ ■ こども☆ 若者支援者ネットワーク 秋のフォーラム2010 2010/11/28 ■ ■ 神奈川LD等発達障害児・者親の会「にじの会」 講演会 2010/10/24 ■ ■ 今後の学級編制及び教職員定数の改善に関する有識者ヒアリング 第3回 ■ ■ 特別支援教育の在り方に関する特別委員会(第2回) 議事録 2010/08/11 ■ □ 編集後記 ------------------------------------ 01:10 2010/10/15 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ■ LDニュースへ講演会等のイベント情報の掲載を希望される方へ・・・ ■ ■ 詳細は下記サイトをご覧下さい。原稿は適宜編集する場合があります。 ■ ■□■□■□ http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/sample.html □■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 感覚統合を生かしてたのしく学習−読む力・書く力を育てる 佐藤 和美 (著) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00050.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ペアレント・トレーニング研修会/太子堂区民センター  2010/11/06 ■ ------------------------------------------------------------------------ 主催者からのご案内です。 −−−−−−−−−−−−  各地親の会等でご講演されている中田先生のペアレント・トレーニングの研修 会を開催します。本来は、数回にわたるセッションをインストラクターの先生も お迎えしワークショップも入れて、一日研修の形式で行います。皆様のご参加を  お待ちしています。 日 時:2010年11月6日(土) 10:00〜16:00 (開場 9:30〜)      ◆ 昼休み12時〜13時 主 催:にんじん村 協力:ムーヴ 場 所:世田谷区立太子堂区民センター 第一会議室     東急世田谷線 『三軒茶屋駅』より徒歩7分     東急田園都市線 『三軒茶屋駅』より徒歩4分     バス(渋05、11、12、21、23、24、26、2、黒06、下61)     『三軒茶屋』下車徒歩3〜6分     住所:東京都世田谷区太子堂1-14-20 電話番号:03-3422-1101 講 師:立正大学教授 中田 洋二郎(なかた ようじろう)先生 インストラクター:児童養護施設手まり学園指導員          南 真嘉(みなみ まさよし)先生 中田洋二郎(なかた ようじろう)先生 略歴  臨床心理士 早稲田大学文学部卒 同大学院文学研究科修士課程修了 国立精神・神経センター精神保健研究所 児童・思春期精神保健部室長 福島大学大学院教育学研究科教授を経て、現在、立正大学心理学部教授 南 真嘉(みなみ まさよし)先生 略歴  児童指導員 北海道教育大学教育学部卒 福島大学大学院教育学研究科修士課程修了 老人養護施設指導員を経て、現在、神奈川県児童養護施設手まり学園指導員 参加費:一般の方(非会員):1,000円(資料代)     にんじん村会員:無料 定 員:50名 持ち物:筆記用具 昼食   ◆ 昼食は各自ご用意いただくか、近隣で昼休み内にお済ませください。     会場でお召し上がりの際は、ごみはお持ち帰りをお願いたします 締切り:10月30日(土) 定員になり次第、締め切りとなります 申込み先:メール ninjinmura1106@gmail.com      FAX 03-6324-0924 『ペアレント・トレーニング研修会申込み』と件名を入れ、以下を明記してくだ さい  1)氏名 2)住所 3)電話番号 4)一般/会員     (一般の方は所属等あればご記入ください) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達が気になる子のサポート入門 発達障害は「オリジナル」発達 (新書) 阿部 利彦 (著) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00039.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 埼玉親の会「麦」主催研修会/浦和コミュニティセンター 2010/11/23 ■ ------------------------------------------------------------------------ 主催者からのご案内です。 −−−−−−−−−−−− 特別支援教育士・自閉症スペクトラム支援士の資格を持つ先生方をお招きして、 学齢期の具体的指導をお話いただきます。間違った指導は、子ども本人を苦しめ、 劣等感を生み、二次障害とつながります。苦手な教科や、学校生活で困っている ことへの対応を学び、子どもにやる気や自信を持たせ、笑顔で生活できるように していきましょう。 テーマ 発達障害一般研修 〜学齢期の教科指導と学校生活での対応〜 講 師 武石淑子氏(所沢市立林小学校教諭、特別支援教育士、     自閉症スペクトラム支援士)     白倉節子氏(所沢市立上新井小学校教諭、特別支援教育士、     自閉症スペクトラム支援士)     佐々木仁子氏(所沢市立北小学校教諭、特別支援教育士、     自閉症スペクトラム支援士) 日 時 2010年11月23日(火・祝)AM10:00〜12:00(受付AM9:40〜) 会 場 浦和コミュニティセンター 第14集会室(浦和パルコ10F)     さいたま市浦和区東高砂町11−1 交 通 JR浦和駅東口下車徒歩1分 有料駐車場あり 定 員 60名(定員になり次第締め切ります) 主 催 埼玉親の会「麦」 参加費 会 員 無料     非会員 資料代として500円を当日受付でお支払いください。 申込み 参加希望者の氏名・連絡先(電話・FAX・MAIL)、所属(保護者・関係     機関)を明記して下記へお申込み下さい。     申込みに際して知り得た参加者の情報は、目的外には使用せず、研修会     終了後処分いたします。ご安心ください。     なお、保育は会場の都合で行っておりません。     お子様連れの場合、保護者の責任において管理お願いします。       埼玉親の会「麦」事務局 TEL&FAX 048-687-9435       E-mail:ldmugi@hotmail.com 関連ウェブサイト http://ld-mugi.sakura.ne.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障害 境界に立つ若者たち (平凡社新書) (新書) 山下 成司 (著) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00023.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 北海道親の会クローバー公開講演会/札幌市教育文化会館 2010/11/06 ■ ------------------------------------------------------------------------ 主催者からのご案内です。 −−−−−−−−−−−− テーマ 公開講演会 「発達障害者が就労し活躍するための具体的対策」           〜行政が、教育が、親が、社会が、今なすべきこと〜  発達障害者支援法が平成17年に施行され、“発達障害”という言葉が徐々に 認知度を高め、発達障害者に対する支援の必要性が謳われるようになりました。 しかし、誰が、いつ、どのような支援をするのか、具体的な対策は明確になって おりません。発達障害者の活躍の舞台を整えるためには、行政機関、教育機関は どう対処するのか、そして親は何をするべきなのか、社会はどう変わるべきなの か。梅永先生の示唆に富んだお話をお聞きします。 講 師 梅永 雄二先生 宇都宮大学教授 日 時 2010年11月6日(土) 午後1時30分〜3時30分                      (受付:午後1時〜 ) 会 場 札幌市教育文化会館 4階 講堂 札幌市中央区北1条西13丁目 交 通 地下鉄東西線「西11丁目」駅下車 1番出口徒歩5分 定 員 156名(定員になり次第締め切ります) 主 催 ハッピーステージ・プロジェクトチーム 共 催 北海道学習障害児・者親の会「クローバー」 参加費 一般1,000円  学生・正会員500円 申込み 参加希望者の氏名・住所・連絡先を明記して下記へお申込み下さい。     締め切りは10月25日とします。    北海道学習障害児・者親の会「クローバー」事務局    E-mail:hsp-clover@hotmail.co.jp 関連ウェブサイト http://www.ld-clover.info/ この講演会は、トヨタ財団からの助成金を受けて実施します。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ビジョントレーニング 学ぶことが大好きになる 北出 勝也 (著) ¥ 2520 http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00024.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ カニングハム久子先生特別講演会/TKP田町カンファ  2010/10/23 ■ ------------------------------------------------------------------------ 第5回【今年も待望の来日】カニングハム久子先生特別講演会 〜読み書きの困難な中・高生への接し方を中心とした話題として〜 思春期の子どもたちの脳のしくみに寄り添い、読み書きの特徴を理解し、事例を 通して指導法の改善を図ります。 日 時:2010年10月23日(土) 13時受付 13時30分開講 場 所:TKP田町カンファレンスセンター ルーム1A    〒108-0014 東京都港区芝4-8-2 興和三田ビル1F    会場電話:03-3456-2750 講 師:カニングハム久子先生    コミュニケーションセラピスト、アットマーク明蓬館高等学校特別顧問、   「SPECニューヨーク臨床教育父母の会」主宰   1934年長崎県生まれ。同志社女子大学英文学科卒業後67年渡米留学。ニュー  ヨーク市立ハンター大学で修士号を取得。その後ニューヨーク医科大学教官。  ニューヨーク州ウェストチェスター郡立医療センター視聴覚臨床技師プログラ  ム主任を経る。 お申込み方法 FAXの場合/必要事項明記の上03−5423−2813までお 送りください。  電話の場合/0120−958−719  アットマーク明蓬館高校入学相談室までご連絡ください  ●Web/ http://www.at‐mhk.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ インクルーシブ教育の実践−すべての子どものニーズにこたえる学級づくり− http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00052.html  学苑社 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ リアル熟議名古屋 『小・中学校をより良くするために』 2010/11/03 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://jukugi.mext.go.jp/information_detail?information_id=421 【開催案内】11月3日名古屋でリアル熟議を開催!   リアル熟議 名古屋『小学校・中学校をより良くするために』   第一回開催・参加者募集のご案内 (以下、主催者からのご案内を掲載) 「NPO法人 相互教育ネットワーク・誰でもヒーロー」は、日頃の小学校の先生 を応援する活動と主旨を同じくし、『小学校・中学校をより良くするために』を 目的としたタウンミーティングを、この11月より定期的に主催していくことにい たしました。 つきましては11月3日(文化の日)に開催する第一回への参加者を今回広く募集 いたします。 ぜひこのミーティングに参加いただき、「明日の未来の小学校・中学校をより良 くする」ための知恵をみんなで出し合い、具体的な行動につなげていきましょう。 (詳細は下記参照) なお、このタウンミーティングは文部科学省が推進している“リアル熟議”とし て開催いたします。当日は文部科学省関係者の参加も予定しております。    記 開催名 :リアル熟議 名古屋『小学校・中学校をより良くするために』 テーマ「小学校・中学校のために私たちが明日から具体的にできること」 開催日時:11月3日(文化の日・水曜日) 開始 13:30  終了 16:30予定 会  場:アーバンネット伏見ビル1階富士ゼロックス株式会社セミナールーム      名古屋市中区錦一丁目10−20 最寄り駅名古屋市営地下鉄「伏見駅」 参加費 :無 料 申し込み:お手数ですが、下記の専用HPまたはFAXでお願いします       専用HP→http://kokucheese.com/event/index/4721/ 【FAXでのお申込みの場合】 ・氏名・企業名/所属団体名(部署/役職)・性別・年齢・連絡先住所 (メールアドレスでも可)を記載の上、下記番号にFAX願います。      FAX送付先番号→052-957-5596 <内容説明> 当日はいろいろな属性の参加者がいくつかのグループに別れ、日頃の地位や立場 を忘れて、肩肘張らない意見交換を行ないます。 ディベートではなく、意見を尊重し傾聴するスタイルです。 最後に各グループのまとめを参加者全員で共有し、今後の行動・活動方針を見出 したいと思います。 プログラム:13:00 主催者 挨拶        13:15 熟議・資料 説明        13:30 グループ討議 1回目        14:30 グループ討議 2回目        15:30 グループ発表        16:00 情報の共有・講評        16:20 閉会 ・主催 NPO法人相互教育ネットワーク・誰でもヒーロー  ・協賛 富士ゼロックス株式会社 ・協力 瀬戸キャリア教育推進協議会      ソーシャルアクションスクール      株式会社コミュニティコミュニケーション ・協力 文部科学省 職員 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ アスペルガー症候群の子育て200のヒント ブレンダ ボイド (著), 落合 みどり (翻訳) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00058.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 秋田LD・ADHD研究会シンポ/秋田大学60周年記念ホール  2010/10/31 ■ ------------------------------------------------------------------------ 主催者からのご案内です。 −−−−−−−−−−−− 日 時 2010年10月31日(日) 午前9時30分〜午後2時 日 程 9:00〜 9:30 開場・受付 9:30〜10:50 基調講演 演題「発達障害のある人にとっての就労」    講師 北海道大学大学院教育学研究院         附属子ども発達臨床研究センター教授 田中 康雄氏 11:00〜14:00 シンポジウム (12:00〜13:00 昼食・休憩)            テーマ「発達障害者の就労支援について」  ・コーディネーター  秋田県立秋田明徳館高等学校 松井 克彦氏  ・パネラー        秋田障害者職業センター 菱川  治氏             サポートステーションあきた 佐藤真由美氏        秋田大学教育文化学部附属特別支援学校 小川 成樹氏             秋田県立秋田明徳館高等学校 秋山 美和氏  ・指定討論者        北海道大学大学院教授 田中 康雄氏 会 場 秋田大学60周年記念ホール(秋田大学手形キャンパス内)      〒010-8502 秋田市手形学園町1−1 TEL:018-833-5261 交 通 秋田駅東口から徒歩15分(バスやタクシーもあります) 定 員 200名 主 催 秋田LD・ADHD研究会 共 催 秋田県自閉症研究会 参加費 3,000円 申込み 当日直接会場においでください。参加費も当日会場でお支払いください。 その他 大学構内には十分な広さの駐車場がありませんので、できるだけ相乗り、 または公共交通機関をご利用ください。      秋田LD・ADHD研究会事務局      E-mail:akitald@yahoo.co.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LDを活かして生きよう−LD教授のチャレンジ 上野 一彦 (著) 価格:¥ 1575 http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00025.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ こども☆ 若者支援者ネットワーク 秋のフォーラム2010 2010/11/28 ■ ------------------------------------------------------------------------ 2005年、寝屋川事件に学ぶ 裁かれた罪、裁けなかった「こころ」 ★講師:佐藤 幹夫 氏 日 時:2010年11月28日(日) 場 所::らぷらす 集会室3・4 (下北沢 北沢タウンホール 11階 ) 主 催:こども☆若者 支援者ネットワーク 開 場13:30 講演開始 14:00   資料代500円 同じ会場にて 17:30から交流会を予定しております。自由参加、飲食実費500円 [講師略歴] 1953年秋田県生まれ。養護学校教員を21年間務めたあと、2001年に退 職し、文筆活動に入る。在職中の87年より批評とジャーナルの雑誌『飢餓陣営』 を編集、刊行。現在、千葉・東金事件のルポ、発達障害や特別支援教育、高齢者 の医療と介護のルポなどを連載中。執筆活動の他、出版企画や編集など、フリー 編集者としての活動も進める。更生保護法人同歩会・評議員。自立支援センター 「ふるさとの会」相談室顧問。 [主な著書] ・『「自閉症」の子どもたちと考えてきたこと』(洋泉社) ・ 文庫版『自閉症裁判』(朝日文庫) ・『ルポ 高齢者医療』(岩波新書) ・文庫版『十七歳の自閉症裁判』寝屋川事件の遺したもの(岩波現代文庫) 若者による殺傷事件が次々に起こり、私たちの中には不安が広がっています。中 でも、最近の事件では、加害者に「アスペルガー症候群・自閉症」など、発達障 害があると報道されることも少なくありません。マスコミなどの断片的な情報に よって、日々お子さんの障害と格闘しているご家族は、重い気持ちを抱えておら れるかもしれません。また一般の「私たち」は、気づかないうちに自分の中に安 易な思い込みや偏見を育てていないでしょうか。外から見ると「ナゾ」とも思え る「発達障害」の特性を理解するためには、彼らの感じている世界そのものを知 ろうとする粘り強い努力が必要です。 誰もが「裁判員」として、裁く立場に立つ可能性のある現在です。犯罪を犯した 人とその背景を知ることなしに、同様に辛いできごとが繰り返されるのを防ぐこ とはできないでしょう。犯罪やそれを未然に防ぐこと、再犯防止について考える ことはこのように、私たちの暮らしにとって、とても身近なことです。 今回は、2005年の「寝屋川事件」を「17歳の自閉症裁判」と位置づけ、若 者の犯罪の背景と裁判経過を丁寧に追い続け、深く考察しておられる講師のお話 を手がかりに、考え合いたいと思います。漠然とした不安から一歩を踏み出し、 事実に近づくことで、当事者も支援者も互いに理解し合い、助け合い、共に生き る社会へ向かっていくことができるよう願っています。  一人でも多くの方のご参加をお待ちしています。 申し込み・問い合わせ:メール kodomowakamono@hotmail.co.jp             電話・FAX(フリースクールコピエ)前田                03−5438−3910 会場の都合により、事前にご予約・お申し込みください(先着80名) 後援:世田谷区 世田谷区教育委員会 世田谷区社会福祉協議会    狛江市 狛江市教育委員会 狛江市社会福祉協議会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ことばの発達に遅れのある子のための言語指導プログラム111 −サインを逃さずタイミングよく話しかける技術− 長澤正樹 (著) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00027.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 神奈川LD等発達障害児・者親の会「にじの会」 講演会 2010/10/24 ■ ------------------------------------------------------------------------ 神奈川LD等発達障害児・者親の会「にじの会」2010年度講演会 「豊かな人生を目指して〜就労移行の支援〜」のお知らせ お誘いの言葉: 最近の傾向として、専門学校や大学の在学中・卒業後に発達障害のあることがわ かる例が増えています。 「進学したものの単位が取れず、進級・卒業ができない」「就職活動が上手くい かない」という事などで困り、支援を受けたり相談先を探したり、障害のある人 への支援サービスを利用して働く例も見られます。 特別支援教育の進展もあり、大学・専門学校等への進学を希望する子ども・保護 者は増えており、これからは各校で修学や自己理解のサポート、就労への移行サ ポートなどの体制が整備されて行くことが望まれます。 そこで、大学における発達障害のある学生への先駆的な支援事例を学び、高等教 育機関から就労への移行支援の課題について皆さんとともに考えたいと思います。 日時: 2010年10月24日(日) 13:00〜16:15 場所: 横浜市西公会堂  横浜市西区岡野1-6-41 (横浜駅より徒歩10分) 対象:保護者・教育関係者・支援関係者・その他関心の有る方 定員:400名  参加費:無料   ◎第1部 13:00〜14:00  講 演 「富山大学における発達障害学生に対するトータルコミュニケーションサポート」 西村 優紀美氏 (富山大学保健管理センター) ◎第2部 14:15〜16:15  シンポジウム 豊かな人生を目指して〜就労移行の支援〜 西村 優紀美氏(富山大学) 吉澤 宏次氏(かながわA) 大橋 恵子氏(高島屋横浜店) 福田 里美(にじの会) * メール naobee141@yahoo.co.jp *Eメールで事前申し込みをされる方は、1〜6への回答を添えてください。 1.お名前 (ふりがな) 2.住所 (お住まいの市町村、区名まで) 3.電話/FAX番号 か Eメールアドレス 4.○性別 ○年代 ○所属・ご職業 ○発達障害のある方のご家族の場合はお 子さんの学年・年齢 5.講演会情報入手先 特別支援教育ネットワークMLと添えてください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ そうだったのか!発達障害 わざとじゃないモン─実録4コママンガ (単行本) 斗希 典裟 (著), 発達障害を考える会TRYアングル (編集) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00028.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 今後の学級編制及び教職員定数の改善に関する有識者ヒアリング 第3回 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/072/gijigaiyou/1298077.htm 今後の学級編制及び教職員定数の改善に関する有識者ヒアリング(第3回) 議事録 1.日時 平成22年5月12日(水曜日)17時〜18時30分 2.場所 文部科学省東館3階 2特別会議室 3.議題  1.参加有識者からの意見発表  2.意見交換 4.議事録 (抄) 【鈴木副大臣】  どうも今日はほんとうに小川先生、赤井先生、ありがとうご ざいます。もう申し上げるまでもないんですけれども、政権の第2フェーズの最 重要課題として、やっぱり教員の質と数というのは、今日は数の話を、今年、 4,200人増やしましたけれども、やっぱり計画的に増やしていかないと、採用の 関係等々もありますので、7次定数改善以降、この問題、ずっと手がついており ませんでしたので、新しい政権になって準備をしてまいりました。 それで、今日は学級編制40人上限というのはどうするかという議論と、それから、 これから計画的にどういうふうにしていくかと、こういうご意見を伺いたいと思 っていますが、これから財政当局とか納税者の皆さんに我々が説明をしていかな きゃいけないわけですけれども、多分、小学校、中学校、あるいは高等学校もち ょっと含めてですけれども、なぜ教員を増やしていかなきゃいけないかというシ ナリオが少しずつ違うと思うんですね。小学校でも、低学年と高学年とでは違う と思いますし。そこの全体のポートフォリオだとは思うんですけれども、そのス トーリーというものがまだいまひとつ、ちょっとつかみかねている──いろいろ なことを言う人がいっぱいいて、どれもその日はそのとおりだなと思ってしまっ て、しかし、それを全部やると、ボリューム的に大変なことになってしまって、 財源に限りがあるわけですから、そこを何とかやっぱり優先順位というのをつけ ていくというのは我々の仕事でもありますので、そのあたりをぜひ教えていただ きたいのと、それから、やっぱり大都市部と地方部とで少し現状のスタートライ ンが違っていますので、そこについてどういうふうに考えていったらいいのかと いうあたりとか、いろいろ幾つか我々もそれなりに勉強を重ねてまいりまして、 それ以外の論点ももちろん、後で伺いたいとは思いますけれども、その辺の迷い を晴らしていただければと思いますので、今日はよろしくお願いをしたいと思い ます。 5.出席者  小川正人氏(放送大学教養学部教授)、  赤井伸郎氏(大阪大学大学院公共政策研究科准教授) お問い合わせ先 初等中等教育局財務課 電話番号:03-5253-4111(代表)(内線2567) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 大人の発達障害−アスペルガー症候群、AD/HD、自閉症が楽になる本 (単行本) 備瀬 哲弘 (著) http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00030.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 特別支援教育の在り方に関する特別委員会(第2回) 議事録 2010/08/11 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/siryo/1298180.htm 1.日 時 平成22年8月11日(水曜日)15時00分〜18時00分 2.場 所 旧文部省庁舎6階 第2講堂 3.議 題   1.就学相談・就学先決定の在り方について自治体からのヒアリング   2.自由討議   3.その他 4.議事録(抜粋) 【品川委員】 教育ジャーナリストの品川です。どうぞよろしくお願いします。 御報告ありがとうございました。長野県教育委員会に質問があります。インクル ーシブ教育を実質的に行い、すべての子どもの教育権を保障するためには、とに かく受け入れるというのではうまくいくとは思えません。インクルーシブ教育と いう以上、単なる場の共有ではないわけですから、受け入れる側の教育と、受け 入れられる側の教育内容の担保といいますか、専門性の担保が必要だと考えてい ます。措置変更が最終的には9割という御報告でしたけれども、この数字だけを 拝見しても、私にはよくわかりませんのでお伺いしたいのですが、措置変更の主 な理由は何なのでしょうか。受け入れられたとしてもその子のニーズに応じた教 育がなければ変更するのは当然と考えます。そういった変更理由に対して、例え ば、教育委員会側はどのような指導を学校側になさったのかなさっていないのか。 あるいは、先ほど「連携」とおっしゃっておられました。私自身、長野県はよく 取材しておりますのである程度の実態は把握しているつもりですが、受け入れる 段階での「連携」、つまり担任や学年主任、学年団、学校長らとの「連携」、あ るいはそれぞれの専門性の担保についてはどのようなことをなさっておられるの か、教えていただけませんしょうか。宜しくお願いいたします。 【長野県教育委員会岸田指導係長】 長野県教育委員会の岸田です。措置変更を されていく主な理由ですが、子どもの現在置かれている学習環境での育ちが一番 大きいと思います。それを一番身近で見ている学校の校内就学相談委員会で判断 をして、その時々に最も適切であると考える教育を考えていくことが一番の元だ と思います。そして、それを保護者、また本人にお伝えして、今後の進路を考え ていくということだと思います。  それから、2番目の専門性の担保についてですが、校内、あるいは管理職に対 する就学相談に係る専門性というのは、長野県教育委員会で義務付けられている 校長・教頭の新任研修では特別支援教育、就学相談に係る内容については悉皆研 修となっています。県でさまざまな研修会、協議会等を設けて、管理職にも参加 を促しています。以上です。 【品川委員】 おっしゃることは大変よくわかるのですが、インクルーシブと申 します以上、受け入れられた先の担任の先生の専門性などはどのように担保され ているのでしょうか。と申しますのも、担任の先生の専門性がないままに、ただ 生徒を受け入れるということであれば、当然ながら、学習環境として望ましくな いことが年齢に応じて顕著になってくると思われます。 【長野県教育委員会岸田指導係長】 長野県教育委員会の岸田です。委員の御指 摘のとおりです。そのために、例えば障害の重い子どもを通常の学級で受け入れ る場合、校内では担任だけでは対応が難しいこともあると思います。そのような ときには、市町村教育委員会からの支援加配、また、校内に特別支援学級等があ れば、指導内容、指導方法についての助言を受けながら指導を検討していきます。 個別の指導計画等の作成に当たっては、担任が主体となるのはもちろんですが、 校内の委員会等で十分議論を重ねて教育対応を考えていく方法をとっています。 以上です。 −−−− 【山岡委員】 すみません、中澤委員に宿題になってしまうかもしれませんが、 今回、品川委員がおっしゃったこととも通じるのですけれども、就学指導という ことで、就学時に決めてしまってよいのかと私ずっと思ってきました。おそらく その前の段階や、入学してからも必要なのではないかと思います。確かに小学校 に入るとき、あるいは中学に入るときなんかは、どこに行くかを決めなくてはい けないと思いますが。  アメリカでいくと、IEPというのは何年かに一度つくるのではなくて、毎年見 直すことになっていたと思いますので、その時にどこで教育するのが良いかを決 めればいいのではないかなと私は思っています。そういうことがないかというこ と。  それから、例えば大阪府の場合は特別支援学級がすごく柔軟に運用されている ので、保護者はそこを希望するケースが多い。大阪府の場合は逆に言うと、通級 指導教室が少し少なかったりしますし、あるいはそういうふうに特別支援学級の 希望が多いと、特別支援学校に行くケースが少なかったりすると思うのです。あ るいは東京都や名古屋、大阪などの場合は、どこに住んでいても、特別支援学校 が通学可能な範囲にありますけれども、地方に行ったら、通えるところになかっ たりとか、あるいはさっき品川委員がおっしゃったように、教師の質の問題が全 然違うなど。それから通常の学級において、アメリカの場合は、通常の学級に在 籍していても、IEPがつくられるので、個に応じた指導が行われているわけです よね。ということがあったりとか、その中でリソースルームが使えたりとか、い ろいろな制度や仕組みが違うので、必ずしも就学指導だけをどうしたらいいかと いう問題ではなくて、全体の体制や仕組み等の関係で考える必要があります。私 は、日本においてはおそらく、さっき言われた専門性のある教育的支援が今の通 常の学級の中ではなかなか難しいと思われるので、現状の中においては何らかの 特別な場における指導が必要だと思っています。けれども、そういう段階の中に おいて、6歳の秋に1回就学指導で決めてしまったら、ずっと変えられないのかと、 疑問に思っています。先ほどの長野県教育委員会の例ですと、判断と異なる措置 があるということを言われていましたけれども、実は中学校1年生になったとき に変わるケースが多いとおっしゃっていました。うちの子どもはそうですけれど も、6歳のときと12歳のときと明らかに状況が違いました。ですから、6歳のとき に決められた状況判断が正しかったのではなくて、それは中学校1年生のときに は正しいかもしれませんけれども、小学校の1年生から6年生の間は通常の学校に いたほうがよかったのかもしれない。そのところが全くわからないわけです。中 学校1年生のときに特別支援学校の中学部に通われたかもしれませんけれども、 振り返ってみたら、小学校の1年生から例えば3年生ぐらいまでは通常の学級のほ うがよかったのではという判断はなかったのか、などですね。そういうふうに考 えると、もう少し毎年柔軟に、就学指導とか言わないで、教育相談の中で、この 学年においてはどうしたらいいのかとかいうような考え方というのはないのかと かいう問題提起と、アメリカの例でいくと、就学時とか、IEPとかの関係はどう なのか、という点について中澤委員にお聞きしたいと思います。 【中澤委員】 中澤です。私の知っている範囲でお答えします。アメリカの場合 ですけれども、実はアメリカの場合、特別支援教育についての法律は幾つかのパ ーツに分かれていまして、ゼロ歳から2歳までと3歳から21歳と大きく2つに分か れています。ゼロ歳、できるだけ早く発見して対応するということになっており まして、特別な支援が必要な子どもについては、ゼロ歳から21歳までカバーされ ております。ゼロ歳から2歳までは個別の家族支援プログラムというもので、子 どもというよりも家族を視野に入れた支援計画がつくられます。  それから、御指摘のように、小学校入学の時点で急に決めるというのではなく、 実はアメリカの場合、可能な限り3歳から個別化された教育プログラムがつくら れることになっています。そして3歳の段階で障害がわかってプログラムをつく りましたら、その子に対しては優先的に何らかのプログラムが、幼稚園だとか、 キンダーといいまして小学校の1年前、小学校の中にあるんですけれども、かな り多くの学校が、そういったところで支援が受けられるようになっていまして、 3歳からそういうプログラムがある子どもは、当然その延長上で就学先というの が継続的な検討の中で決められていきます。  あともう一つは、在学してから、やはりちょっと違うぞと思われて診断をされ る場合には、入ってからですが、山岡委員の御指摘のように、IEPというのは毎 年必ず見直しをするという規定がありまして、これはイギリスの判定書も同じで す。ですので、一度決めてしまったらずっと続くというものではありません。そ の計画に沿ってやった効果がどうであったか。もうこの場で教育しないで普通学 級に行っても大丈夫か、そういったことも含めて毎年の見直しで行われるという ことになっています。 【山岡委員】 もう1点だけ、IEPは誰がつくるかというところをもう一度、お願 いします。アメリカの例で結構ですので。 【中澤委員】 アメリカのIEPは法的な拘束力を持つ強いものです。単純な教育 の計画ではありません。このアメリカのIEPの場合は、まずこれを管轄するのは 学区です。そして、メンバーの構成は、先ほど申し上げましたように、保護者は 不可欠です。必要ならば子ども本人、それから特殊教育の教師、それから普通学 級の教師、それから先ほど言いましたように、アメリカではアセスメントは単一 のものでやってはいけないことになっていまして、多角的に該当する領域のアセ スメントを全部やらなければいけませんが、そのアセスメント結果がどういう支 援の必要性を意味するかということを翻訳できる専門家が中に入る必要が指摘さ れています。それから、そういった資源というのがどこにあって、どういうふう に調達可能かというようなことを把握している学校の、多くの場合、校長さんで あるとか、あるいは学区の担当者が入って話し合いをして、その中で、話し合い で決定されていくというのが原則になっています。 【山岡委員】 要は日本でいうと、個別の指導計画は担任の先生や、実際に生徒 を教えていらっしゃる先生がつくられるんですけれども、アメリカの場合はつく るのは、そういう指導される先生ではないというふうに理解していますが、そう いう理解でよろしいでしょうか。 【中澤委員】 学校の中でやるいろいろなプランは別として、今言った法定文書 としてのIEPはそういった方々の中でつくられて、結果は法的な拘束力を持つも のです。一言付け加えますと、大変お金がかかります。毎年の見直しにも膨大な お金と、それから膨大な書類仕事が増えて、実は功罪相半ばしているところで、 先生方への負担も大変多いと聞いています。  イギリスのほうの判定書についても、1回やるたびに何十万円かかってしまう というようなことで、そこにお金を入れるよりは、スクール・アクション・プラ スでもっと柔軟に使ったほうがいいのではないかという意見も実践者の中にはあ るようです。ただ、親としては、判定書があったほうが確実に法的に守られるの で欲しいというところもあって、ただ、イギリスは去年よりも少し判定書を持っ ている率が低くなっているというデータは出ています。以上です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 障がい青年の自分づくり─青年期教育と二重の移行支援 (単行本) 渡部 昭男 (著) http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00033.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------------ 01:10 2010/10/15 □ ------------------------------------------------------------------------ 700mの地下深くから全員無事戻る。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 軽度発達障害のある子のライフサイクルに合わせた理解と対応─「仮に」理解し て、「実際に」支援するために (学研のヒューマンケアブックス) (単行本) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00010.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容に関する質問には原則として回答いたしかねます ■ ■ 編集に際し正確を期していますが最終保証責任は免責とさせて頂きます ■ 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