LD(学習障害)ニュース登録は こちら から。

前号 | 目次 | 次号

□ LD・発達障害等関連図書 → http://ldnews2000.web.fc2.com/books/  □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LD(学習障害)ニュース #1022 2010/09/17 発行 登録(配信)読者数 3055 ■ ■ LD = Learning Disabilities LDニュース編集人発行 1997/09/10創刊 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 発達障がい者に対する療育手帳の交付について(通知)総務省行政評価局 ■ ■ 鈴木寛 文部科学副大臣記者会見録 英語ノート調査費  2010/09/02 ■ ■ デジタル教科書に対するJAPETの考え方 JAPET 2010/06/08 ■ ■ フィンランドにおける質の高い教育実践の実際/成蹊大学 2010/10/14 ■ ■ 障がいのある子どものためのデジタル教科書の普及を[かなえNEWS] ■ ■ 発達障害者や学習障害者にも資料を届ける −BRC 副理事長 松井 進 ■ ■ 高知県議会 マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書 ■ ■ 高知市議会 マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書 ■ ■ 所沢市議会 マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書 ■ ■ 福島市議会 マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書 ■ ■ 地方自治体 マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書 ■ □ 編集後記 ------------------------------------ 01:05 2010/09/17 □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■ この LDニュース は「等幅」フォントでお読みください ■□■□■ ■ LDニュースへ講演会等のイベント情報の掲載を希望される方へ・・・ ■ ■ 詳細は下記サイトをご覧下さい。原稿は適宜編集する場合があります。 ■ ■□■□■□ http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/sample.html □■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 感覚統合を生かしてたのしく学習−読む力・書く力を育てる 佐藤 和美 (著) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00050.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 発達障がい者に対する療育手帳の交付について(通知)総務省行政評価局 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01hyoka03_01000002.html 総務省行政評価局では、行政苦情救済推進会議の意見を踏まえて、平成22年9月 13日、次の案件について、厚生労働省に対しあっせん等を行います。 http://www.soumu.go.jp/main_content/000081477.pdf                     総評相第196号 平成22年9月13日 厚生労働省社会・援護局長殿                            総務省行政評価局長  発達障がい者に対する療育手帳の交付について(通知)  当省では、総務省設置法(平成11年法律第91号)第4条第21号に基づき、行政 機関等の業務に関する苦情の申出につき必要なあっせんを行っています。  この度、当省に対し、「甥が発達障がいのため、人とのコミュニケーションが 上手にとれないので、療育手帳の交付申請をしたが、知能指数が基準の75より高 い76であるという理由で却下された。社会生活に適応できないのに、知能指数が 基準より1高いだけで手帳が交付されないことに納得できない。知能指数が高い 発達障がい者も手帳の交付を受けられるようにしてほしい。」との申出及び「私 が住む県では、知能指数が高い自閉症などの発達障がい者には、知的障がい者を 対象とする療育手帳は交付基準に該当しないとして交付されないが、他の県や政 令市では交付されている例があると聞いた。療育手帳の交付に当たっては、全国 の発達障がい者が平等に手帳の交付を受けられるよう、交付基準を統一してほし い。」との申出がありました。  これらの申出について総務大臣が開催する行政苦情救済推進会議において民間 有識者の意見を聴取するなどにより検討した結果について、下記のとおり通知し ます。                記  発達障がい者については、発達障がい者を交付対象とする独自の手帳制度が設 けられていないが、発達障がいにより日常生活又は社会生活に制約があり支援の 必要が認められる場合には、精神障害者保健福祉手帳が交付され、また、その者 の知的障がいの程度によっては療育手帳が交付されることとされている。  療育手帳の交付については、都道府県及び指定都市(以下「都道府県等」とい う。)が厚生労働省の通知(各都道府県知事及び各指定都市市長あての「療育手 帳制度について」(昭和48年9月27日発児第156号厚生事務次官通知)及び「療 育手帳制度の実施について」(昭和48年9月27日児発725号厚生省児童家庭局長 通知))に基づき実施しているが、これらの通知では具体的な交付基準が示され ておらず、都道府県等が各々交付基準を定めている。  当局が調査した16道府県・政令指定都市では、療育手帳の交付対象とする知的 障がい者の知能指数の上限値について、いずれもおおむね70又は75に設定してお り、当該値を超える者は原則的には交付対象としていない。このため、発達障が い者が療育手帳による支援措置を受けることを希望しても、知能指数が当該値よ りも高い場合には療育手帳の交付を受けられない場合が生じている。  また、同じような知的障がいを有する発達障がい者であっても、居住する都道 府県等により療育手帳が交付される者と交付されない者とに分かれたり、療育手 帳を交付されていた者がほかの都道府県等に転居したところ、転居先では交付さ れないといった事態が生じている。  このような状況を踏まえ、厚生労働省の意見も聴取しつつ、発達障がい者に対 する療育手帳の交付について、行政苦情救済推進会議で検討を行い、同会議にお いては、次のような認識に至った。 ○1発達障がい者の特性を踏まえた支援の在り方について検討するべきである。 ○2療育手帳を交付する都道府県等の取組が区々となっていることについて改善  を図るべきである。  しかしながら、現在、障がい者、障がい者福祉に関する事業の従事者及び学識 経験者等を構成員とする政府の障がい者制度改革推進会議において、当面5年間 を改革の集中期間として、福祉・医療・教育など障がい者施策の総合的かつ効果 的な推進を図る観点から障がい者施策についての新たな枠組みを検討していると ころであることから、行政苦情救済推進会議では、障がい者制度改革推進会議の 議論の動向を注視していくこととし、同会議の検討に資するため、上記の認識を 通知することが適当であるとの結論に達した。このため、当省では、行政苦情救 済推進会議の問題認識を厚生労働省に通知するものである。  また、当省は、障がい者制度改革推進会議等での検討に資するため、今後、同 様の行政相談があった場合には、必要に応じて厚生労働省に情報を提供すること とする。  なお、当省では、本通知の内容について管区局行政評価局(四国行政評価支局 及び沖縄行政評価事務所を含む。)及び行政評価事務所に周知し、発達障がい者 に対する療育手帳の交付に係る行政相談があった場合には、上記の情報提供のた め当局に相談内容を連絡することを徹底することとする。 −−−−−−−−−−−− http://www.soumu.go.jp/main_content/000081476.pdf 発達障がい者に対する療育手帳の交付について(概要) −行政苦情救済推進会議の意見を踏まえた通知− −−−−−−−−−−−− 連絡先 総務省行政評価局行政相談課 連絡先:行政相談業務室長 羽室 雅文     行政相談官    小田島幸雄(1)     行政相談官    星 庄一(2) 電 話 :03-5253-5425(直通) FAX  :03-5253-5426 E-mail:https://www.soumu.go.jp/hyouka/i-hyouka-form.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達障害 境界に立つ若者たち (平凡社新書) (新書) 山下 成司 (著) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00023.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 鈴木寛 文部科学副大臣記者会見録 英語ノート調査費  2010/09/02 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/1297413.htm http://www.youtube.com/watch?v=TJdiUgqFx3A −−略 記者) 来年の概算要求に、英語ノートの調査費というのを要求されているんで すけれども、今年度までは昨年度分で一応配付すると。今後の方向性みたいなも のは、大体どういう方向性に持っていきたいとか、英語ノートをどうするかとい うこともお考えなんですか。 副大臣) これは、いろいろ専門家に検討していただきたいと思っていますが、 私の個人的な考え方で申し上げると、英語教育自身の有りようというものも変え ていかなければいけない。つまり、ウェブを使ったというのは単にそこからダウ ンロードするとかという話ではなくて、もちろんそのことを否定はしていません が、ウェブを使うことによっていろいろな発音とか、ヒアリングとかという、音 声情報を駆使できるということがウェブの、紙にない特徴であります。今までの 英語ノートというのはプリントされたものを配布する、これは、恐らく現場の本 当に強い声がありますから、それは必要なんだということは私どももよく受け止 めているつもりですが、加えて、ある意味で新しい学びのチャンスだと思うんで す、英語については。つまり、特に発音がいい教員というのをどれだけ集められ るかというのは以前から指摘されていた問題であります。そういったことなども 含めて、紙とウェブと、それから教師の今までとは違ったコラボレーションの教 育モデルというものを作っていったらいいなと。それを英語から始めていったら いいなということを昨年から思っております。したがって、印刷物のノートのと ころだけが注目されていますけれども、そうではなくて、印刷物とウェブと教員 の、ティームティーチング、ALTのところも含めての総合的なより良い英語教育 のモデルというものを有識者の皆さんと一緒に考えて実施していきたいという思 いでございます。 記者) そうすると、英語ノートを単純に印刷物として復活させるというよりも、 新しいデジタル教科書とかという方向にも持っていきたいということですか。 副大臣) そういう方向にも持っていきたいと思っています。まだクラウドで提 供するっていうほどクラウドの整備は進みません、多分この1、2年で言えばです ね。そうなれば、例えば、最近の本は一番後ろにCD-ROMがくっついている本が幾 らでもありますから、そういうようなことも、多分、教師向けというようなこと で言えばあり得るんだろうというふうに思います。まあ、紙で子どもたちに持っ ておいてもらった方がいいものは紙で持っていればいいと思いますけれども、そ ういう意味では本当に教科書ではなくてノートになるんでしょうね。今までの教 科書概念とは少し違ったもので、名前の付け方はいろいろあろうかと思いますけ れども。ですから、一例で申し上げると、英語の、特に小学校なんかはコンピュ ータ教室でやるのが標準みたいな形で、特にスピーキングとかヒアリングとかに 関わるようなところなんていうのは、そういうデジタル教材というものを使って いくということが割とウエイトを占めていく。もちろん手元に何か物がある。な かなか、小学校で英語を教えられる教員というのは本当に少ないですから、かな りデジタル教材の力、助けを得た形での学びという形になっていくんじゃないか なというふうに思います。 記者) 専門家に御意見を伺うことについては、今年度中に一旦そういった会議 を立ち上げるということですか。 副大臣) これからですが、多分、そういう広範な意見を聞いていくということ だと思います。 記者) そこのメンバーには、実際にそういった新しい英語教材を使う現場の先 生たちを会議のメンバーに入れるとか、あるいは更に、英語教材の開発というの は考えていらっしゃらないのでしょうか。 副大臣) それはあり得ると思います。この前も某放送局のプロの方とお話をし たことがあるんですけれども、あそこは教育教材開発については大変なノウハウ と人材を抱えておられて、こういうのも使えるなというようなことも感じたりし ましたので、そういう世の中にある知見を、当然フルに活用しながらやっていき たいと思います。−−略 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発達が気になる子のサポート入門 発達障害は「オリジナル」発達 (新書) 阿部 利彦 (著) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00039.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ デジタル教科書に対するJAPETの考え方 JAPET 2010/06/08 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://bit.ly/a8vwzt 1.デジタル教科書とは? (1)現時点で一般に「デジタル教科書」と呼ばれているもの 教科書の内容に沿った副教材で、電子情報ボードや大型ディスプレイなどを利用 して教師が授業中に使用する教師用ICT利用教材。現在の授業形式や教室での ICT環境を考えると、この形式での「デジタル教科書」の普及が現実的である。 (2)未来のデジタル教科書 学習指導要領の内容を包含し、知識の習得、理解の促進、知識の定着、思考の推 進、探求学習などを目的とした児童生徒用の総合的ICT利用教材。教材内容 (コンテンツ)と媒体(機器)の両方の側面がある。 デジタル教科書の媒体(機器)としては、児童生徒一人ひとりが使用する。 電子情報ボード等のICT機器は、集団学習(授業)の中で使用するものである が、これらの機器上で利用する教材としてはデジタル教科書の内容を含む。 デジタル教科書の媒体は、i−Padのようなパーソナルモバイル機器をイメー ジしやすいが、児童生徒一人ひとりにコンピュータがあれば、コンピュータもデ ジタル教科書の媒体となりうる。 2.未来のデジタル教科書も、紙の教科書と共存させるべきである。 紙教材には、ICT利用教材では置き換えがたい機能・特長を持っているので、 デジタル教科書は紙の教科書を置き換えるものではない。「慣れ」だけでは解決 できない問題が含まれている。 電子教材が紙教材の特長をカバーできるよう技術開発を進める必要があるが、こ れを実現するためには時間を要する。しばらくは、通常の紙の教科書と共存する ICT利用教材としてデジタル教科書を考えるべきである。 ICT利用教材の特長 ・音声、映像、アニメーション(プロセス説明)などのマルチメディア機能によ  りわかりやすい説明ができる。 ・関連資料に容易にアクセスすることができる。 ・教科連携の学習ができる。 ・最新の内容を反映することができる。 ・児童生徒の理解度や特性に合わせた個別的な学習ができる。 紙教材の特長 ・一覧性に優れている。複数の資料の比較、対比がしやすい。 ・文字が読みやすい。 ・マーキングや手書き文字の書き込みができる。 ・どこでも利用できる(学校、家庭、通学途中)。 ・取り扱いを気にせずに利用できる ・安価で購入できる。 3.未来のデジタル教科書の役割(活用場面) 児童生徒一人ひとりが持つデジタル教科書(媒体)は、紙の教科書と併用するも のであるが、それ以外に、電子情報ボードや実物投影機のような集団学習で利用 するICT機器、さらには黒板とも併用すべきものであり、その役割を明らかに しておく必要がある。 教師が授業の中で児童生徒全員を対象に解説したり、考えさせたりする場合には、 電子情報ボードや実物投影機のようなICT機器や黒板を利用して注意を集中さ せるほうが有効である。 児童生徒のデジタル教科書活用場面例(授業中、家庭で) (1)教師が一斉授業の中で解説したことを復習・確認する。  特に、音声、映像、アニメーションなどを利用して解説した場合。 (2)個々にあるいはグループで主体的な、探求的な学習をする。  ・インターネットなどによる調べ学習  ・シミュレーションによる法則性発見、・・・・ (3)演習問題、確認問題により学習内容の理解を深化し、定着させる。  個々の学習水準に応じた問題を出す 4.未来のデジタル教科書開発にあたって検討すべきこと (1)デジタル教科書の設計  ○1コンセプトの明確化(役割、活用場面)  ○2盛り込む内容  ○3機能   マルチメディア、関連教材アクセス、教材更新、問題提供   学習情報収集・分析、・・・  ○4操作性  ○5管理システム (2)操作性、学習効果、健康への影響などの検証 (3)教師の指導の支援  ○1研修や指導書の整備  ・利用場面と利用方法   紙媒体教科書、板書、電子情報ボードなどの使い分け  ・児童生徒の評価と指導へのフィードバック方法   学習情報収集・分析、学習管理  ○2カスタマイズ   教師の指導方法や児童生徒の特性にあった指導ができるようにする。  ・教材データベースから教材が選択利用できるようにする。  ・教材の加工ができるようなしくみを用意する (4)教科書開発者(企業)への対応  ○1内容についてのガイドライン提示  ・学習指導要領からの拡張範囲  ・マルチメディアの利用  ・操作性の統一  ○2制度の整備   著作権制度、検定制度(品質管理)  ○3開発者間での連携のしくみ  ・教科書会社間での連係   教科間の連携など  ・教科書会社以外の企業との連係   辞書、地図、・・・  ・博物館、図書館など公共機関との連係  ○4開発費の助成  ○5国による共通教材の提供 (5)デジタル教科書媒体(機器)の研究開発  ・場所を取らずに、どこでも気軽に使える、操作性のよい機器  ・学習管理サーバーとの連係 (6)家庭学習で使えるようにするしくみ  ○1家庭に持ち帰えることができるようにするか、家庭のコンピュータでも利   用できるようする。  ○2機器購入負担を少なくする。   家庭の経済状態によっては、無償貸与する。  ○3保護者との連携が取れるよう、コミュニケーションのしくみをつくる。 5.未来のデジタル教科書の開発の進め方 未来のデジタル教科書の開発にあたっては、前項で述べたさまざまな課題がある ので、十分な議論と実証を踏まえて、時間をかけて慎重に実現をはかるべきであ る。 当面は、教師が授業中に使用するICT利用教材としてのデジタル教科書の開発 ・普及を進めることが急務である。 以上 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ インクルーシブ教育の実践−すべての子どものニーズにこたえる学級づくり− http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00052.html  学苑社 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ フィンランドにおける質の高い教育実践の実際/成蹊大学 2010/10/14 ■ ------------------------------------------------------------------------ 主催者からのご案内です。 −−−−−−−−−−−− テーマ フィンランドにおける質の高い教育実践の実際     −高学力を支える個別のニーズに応じた教師の支援とは− 講 師 M.クオレラハティ先生 フィンランド・ユヴァスキュラ大学教授               (通訳 小野尚美先生 成蹊大学文学部)  OECDが行なっている国際学力到達度調査(PISA)で、フィンランドは、平均点 が最も高いだけでなく、学力の低い生徒の割合が最も少ないことが注目されてい ます。それを支えている具体的な教育実践はどのようなものか、生徒の個々の違 いにどう対応しているのか、またその背景にある教育についての考え方はどのよ うなものなのでしょうか。「特別な教育ニーズのある生徒」への対応から「個別 のニーズのある生徒」への対応という変化がおきているフィンランドの教育につ いて話していただきます。 日 時 2010年10月14日(木) 午後6時〜8時30分 会 場 成蹊大学3号館101教室     武蔵野市吉祥寺北町3−3−1      交 通 JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺」駅下車     北口バス乗り場1,2番より関東バスで約5分「成蹊学園前」下車     または吉祥寺駅より徒歩15分         http://www.seikei.ac.jp/gakuen/access.html 主 催 一般財団法人特別支援教育士資格認定協会・成蹊大学文学部学会 協 賛 S.E.N.Sの会東京支部・成蹊大学教職課程      参加費 500円  学生は無料 申込み tetsuji.fukuda@nifty.com (S.E.N.Sの会東京支部) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ アスペルガー症候群の子育て200のヒント ブレンダ ボイド (著), 落合 みどり (翻訳) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00058.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 障がいのある子どものためのデジタル教科書の普及を[かなえNEWS] ■ ------------------------------------------------------------------------ http://kanae-yamamoto.blog.so-net.ne.jp/2010-09-14 拡大、音声、色反転などで読み書きに困難を伴う子どもを支援読み書きに困難を 伴う障がいのある子どものためのデジタル教科書。 この教科書の普及を強く推進している党女性委員会青少年いきいき教育プロジェ クトチームの山本香苗座長(参院議員)に現状と課題を聞きました。 (2010年9月14日付公明新聞) 「公明党の推進で、教員への提供、ネットでの配信が可能に」 −−障がいのある子どものためのデジタル教科書とはどのようなものですか。 山本座長 教科書の文章やイラストなどの情報(データ)を電子(デジタル)化 して、パソコンの画面に映し出して使うものです。 文章を音声で読み上げたり、読む部分を拡大したり、色を反転させたりするなど 読みやすくします。今、普及している形式にデイジー教科書がありますが、他の 形式の開発も進められています。 −−どのような障がいのある人に有効なのでしょうか。 山本 読み書きに困難を伴う学習障がい(LD)などがある児童・生徒は、1ク ラスに2・5人いると推計されています。こうした子どもたちは、意欲はあって も教科書が読めないことで授業について行けなかったり、どんどん勉強が遅れて いく自分が嫌いになって、学校に行きたくても行けなくなってしまう場合もあり ます。 しかし、そういった子どもも、デジタル教科書を使用することで、人の手を借り ずに自分一人で教科書が読めるようになり、「学習意欲がわいた」「本が好きに なった」という話を聞いています。 −−総務省は、デジタル教科書を2015年までに、すべての小中学校生に配備 するといっていますが。 山本 すべての小中学校生へのデジタル教科書の提供については、「一方で子ど もの活字離れが進む」と懸念する声があることは知っています。 ただ、障がいのある子どもたちにとって、デジタル教科書は“あった方がよい” というものではなく、他の子どもたちと同じように教科書が読めるようになるた めには“なくてはならない”ものなのです。こうした視点が置き去りにされない よう、今後も強く政府に働き掛けていきたいと思います。 −−山本座長をはじめ公明党は、障がいのある子どものためのデジタル教科書の 普及を推進してきました。 山本 教科書バリアフリー法と著作権法の改正により、教科書のデジタルデータ が、障がいのある子どものためのデジタル教科書を製作するボランティア団体な どに提供され、普及に弾みがつくはずでした。 しかし、デジタル教科書を使用している、読み書きに困難を伴うお子さんをもつ 親たちから「必要なデジタル教科書がなかなか手に入らない」といった切実な声 を伺いました。また、デジタル教科書を製作しているボランティア団体などから、 教科書の提供先が障害のある子ども本人に限られていることなどの諸課題も伺い ました。 そこで、今年4月26日の参院行政監視委員会でこの問題を取り上げ、障がいの ある子ども本人が必要とする場合以外にも、教員や障がいのある子どもが他学年 のデジタル教科書を使用する場合にも提供できるよう求めました。その結果、5 月13日に文部科学省から関係する団体に事務連絡が出され、提供が可能となり ました。 また、8月2日、党女性委員会青少年いきいき教育PTで、デイジー教科書を提 供している(財)日本障害者リハビリテーション協会を視察した際、デイジー教 科書のインターネット配信がまだ認められていないという話を伺いました。早速、 文部科学省に問い合わせたところ、8月20日にはインターネット配信を認める ことが通知されました。 現在は、わが党の地方議員の皆さんが、議会質問や意見書などで障がいのある子 どものためのデジタル教科書推進に頑張ってくれています。 −−これからの課題は何でしょうか。 山本 学習指導要領の改訂に伴い、2011年度(中学校は12年度)から新し い教科書に切り替わります。これに伴い、デイジーなどデジタル教科書を必要と している児童・生徒に、ほかの子どもたちと同じように、きちんと無償で提供で きるようにしていくことです。 そのために製作費支援への予算措置、学校現場での普及促進、効果的な学習方法 のルール化などが必要だと思っています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LDを活かして生きよう−LD教授のチャレンジ 上野 一彦 (著) 価格:¥ 1575 http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00025.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 発達障害者や学習障害者にも資料を届ける −BRC 副理事長 松井 進 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/library/0903_tomonken/matsui.html 発達障害者や学習障害者にも資料を届ける −活字による読書の困難な人たちへの新たな図書館サービスの可能性について バリアフリー資料リソースセンター副理事長 松井進 まつい・すすむ はじめに  今まで公共図書館で行ってきた障害者サービスと言えば、ソフト面で言えば視 覚障害者のための録音図書や点訳図書の制作・貸し出し、身体障害者向けの宅配 や郵送サービス、聴覚障害者向けの字幕入りビデオの貸し出しや手話ができる職 員の配置等であり、ハード面で言えば、エレベーターや点字ブロックの設置、車 いす用トイレ、専用の駐車スペースの確保、FAXサービス、磁気ループの設置と いったことが多かったと思います。  しかしすべての人に図書館サービスをとどけるためには、上記の様なサービス だけでは対応できない人たちが多く存在します。  特に日本は急速に高齢化社会を迎え、通常の活字のままでは読書が困難な人た ちが増加する傾向にあります。  その一方で私が勤務する図書館でも、障害者サービスの利用対象者はいまだに 視覚障害者を含む身体障害者や聴覚障害者中心であり、それぞれの対象者に応じ たサービスを細々と行っているのが現状です。  最近、録音図書は視覚障害者だけでなく、本を持つことができない身体障害者 や視力の低下した高齢者にも利用されるようになりつつありますし、活字を読解 することが困難な学習障害者や発達障害者といった、知的には障害がなくても読 みに困難をかかえる人たちにも有効であることが研究によって明らかになってき ました。  そこで本稿では、活字による読書の困難な人たちとしては新しい対象となる発 達障害者や学習障害者向けのサービスについて、少しご紹介させていただきたい と思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 大人の発達障害−アスペルガー症候群、AD/HD、自閉症が楽になる本 (単行本) 備瀬 哲弘 (著) http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00030.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 高知県議会 マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.pref.kochi.lg.jp/~gikai/info22-06.html 発達障害や、その他文字を認識することに困難のある児童生徒のための マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書  平成20年9月に「障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の 促進等に関する法律」、いわゆる教科書バリアフリー法が施行された。  この教科書バリアフリー法の施行を機に、平成21年9月より、(財)日本障害者 リハビリテーション協会(以下、「リハ協」という。)がボランティア団体の協 力を得て、通常の教科書と同様のテキストと画像を使用し、デジタル化対応する ことで、テキスト文字に音声をシンクロ(同期)させて読むことを可能にした「マ ルチメディアデイジー版教科書」(以下、「デイジー教科書」という。)の提供 を始めた。また文部科学省において、平成21年度より、デイジー教科書などの発 達障害等の障害特性に応じた教材の在り方やそれらを活用した効果的な指導方法 等について、実証的な調査研究が実施されている。  現在、デイジー教科書は、上記のとおり文部科学省の調査研究事業の対象とな っているが、その調査研究段階であるにもかかわらず、平成21年12月現在で約 300人の児童生徒に活用され、保護者などから学習理解が向上したとの効果が表 明されるなど、デイジー教科書の普及推進への期待が大変に高まっている。  しかし、デイジー教科書は教科書無償給与の対象となっていないことに加えて、 その製作は、多大な時間と費用を要するにもかかわらず、ボランティア団体頼み であるため、必要とする児童生徒の希望に十分に応えられない状況にあり、実際 にリハ協が平成21年度にデジタル化対応したデイジー教科書は、小中学生用教科 書全体の約4分の1に留まっている。  このような現状を踏まえると、まず教科用特定図書等の普及促進のための予算 の更なる拡充が求められるところだが、平成21年度の同予算が1億7,200万円に 対し、平成22年度は1億5,600万円と縮減されており、これらの普及促進への取 り組みは不十分であると言わざるを得ない。  よって、国におかれては、必要とする児童生徒、担当教員等にデイジー教科書 を安定して配布・提供できるように、その普及促進のための体制の整備及び必要 な予算措置を講ずることを要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。                        高知県議会議長 溝渕 健夫 内閣総理大臣 文部科学大臣  様 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ことばの発達に遅れのある子のための言語指導プログラム111 −サインを逃さずタイミングよく話しかける技術− 長澤正樹 (著) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00027.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 高知市議会 マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.city.kochi.kochi.jp/soshiki/97/421teireikai.html 発達障害やその他文字を認識することに困難のある児童・生徒のための マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書  平成20年9月に障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の促 進等に関する法律,いわゆる教科書バリアフリー法が施行された。  この教科書バリアフリー法の施行を機に,平成21年9月より財団法人日本障害 者リハビリテーション協会(リハ協)がボランティア団体の協力を得て,通常の 教科書と同様のテキストと画像を使用し,デジタル化対応することで,テキスト 文字に音声をシンク口(同期)させて読むことを可能にしたマルチメディアデイ ジー版教科書(デイジー教科書)の提供を始めた。また,文部科学省において, 21年度より,デイジー教科書などの発達障害等の障害特性に応じた教材のあり方 やそれらを活用した効果的な指導方法等について,実証的な調査,研究が実施さ れている。  現在,デイジー教科書は,上記のとおり文部科学省の調査,研究事業の対象と なっているが,その調査,研究段階であるにもかかわらず,平成21年12月現在で 約 300人の児童・生徒に活用され,保護者などから学習理解が向上したとの効果 が表明されるなど,デイジー教科書の普及推進への期待が大変に高まっている。  しかし,デイジー教科書は教科書無償給与の対象となっていないことに加えて, その製作は多大な時間と費用を要するにもかかわらず,ボランティア団体頼みで あるため,必要とする児童・生徒の希望に十分にこたえられない状況にあり,実 際にリハ協が平成21年度にデジタル化対応したデイジー教科書は小中学生用教科 書全体の約4分の1にとどまっている。  このような現状を踏まえると,まず教科用特定図書等の普及促進のための予算 のさらなる拡充が求められるが,平成21年度の同予算が1億7,200万円に対し, 22年度は1億5,600万円と縮減されており,これらの普及促進への取り組みは不 十分であると言わざるを得ない。  よって,政府に対し,必要とする児童・生徒,担当教員等にデイジー教科書を 安定して配付,提供できるように,その普及促進のための体制整備及び必要な予 算措置を講ずることを要望する。  以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 提出先:内閣総理大臣/文部科学大臣 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ そうだったのか!発達障害 わざとじゃないモン─実録4コママンガ (単行本) 斗希 典裟 (著), 発達障害を考える会TRYアングル (編集) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00028.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 所沢市議会 マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.city.tokorozawa.saitama.jp/shigikai/shingi/giketugaiyou/giinteisyutu/h22/giinteisyutugian22.6/index.html 発達障がいや、その他文字を認識することに困難のある児童生徒のための マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書  平成20年9月に「障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の 促進等に関する法律」、いわゆる教科書バリアフリー法が施行されました。  この教科書バリアフリー法の施行を機に、平成21年9月より、(財)日本障害 者リハビリテーション協会(リハ協)がボランティア団体の協力を得て、通常の 教科書と同様のテキストと画像を使用し、デジタル化対応することで、テキスト 文字に音声をシンクロ(同期)させて読むことを可能にした「マルチメディアデ イジー版教科書」(デイジー教科書)の提供を始めました。また文部科学省にお いて、平成21年度よりデイジー教科書などの発達障害等の障害特性に応じた教材 の在り方やそれらを活用した効果的な指導方法等について、実証的な調査研究が 実施されております。  現在、デイジー教科書は、上記のとおり文部科学省の調査研究事業の対象とな っておりますが、その調査研究段階であるにもかかわらず、平成21年12月現在で 約300人の児童生徒に活用され、保護者などから学習理解が向上したとの効果が 表明されるなど、デイジー教科書の普及促進への期待が大変に高まっております。  しかし、デイジー教科書は教科書無償給与の対象となっていないことに加えて、 その製作は、多大な時間と費用を要するにもかかわらず、ボランティア団体頼み であるため、必要とする児童生徒の希望に十分に応えられない状況にあり、実際 にリハ協が平成21年度にデジタル化対応したデイジー教科書は小中学生用教科書 全体の約4分の1に留まっております。  このような現状を踏まえると、まず教科用特定図書等の普及促進のための予算 の更なる拡充が求められるところですが、平成21年度の同予算が1.72億円に対 し、平成22年度は1.56億円と縮減されております。  また、文部科学省の通達により、デイジー教科書の提供先が児童生徒本人のみ に限定されているため、担当教員らが入手して活用方法などを研究することが困 難であると言われており、学校現場でのデイジー教科書の普及が遅れている原因 の一つともなっております。  よって、政府及び文部科学省におかれては、必要とする児童生徒、担当教員等 にデイジー教科書を安定して配布・提供できるように、その普及促進のための体 制の整備及び必要な予算措置を講ずることを要望いたします。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成22年7月1日 所沢市議会 提出先 内閣総理大臣 文部科学大臣 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ビジョントレーニング 学ぶことが大好きになる 北出 勝也 (著) ¥ 2520 http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00024.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 福島市議会 マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.city.fukushima.fukushima.jp/gikai/giketu.html http://bit.ly/dy0yRV 福島市議会 平成22年 6月定例会 議案第92号 発達障がいやその他文字を認識することに困難のある児童生徒のためのマルチメ ディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書  平成20年9月に「障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の 促進等に関する法律」、いわゆる教科書バリアフリー法が施行された。  この教科書バリアフリー法の施行を機に、平成21年9月より、(財)日本障害 者リハビリテーション協会(リハ協)がボランティア団体の協力を得て、通常の 教科書と同様のテキストと画像を使用し、デジタル化対応することで、テキスト 文字に音声をシンクロ(同期)させて読むことを可能にした「マルチメディアデ イジー版教科書」(デイジー教科書)の提供を始めた。また文部科学省において、 平成21年度より、デイジー教科書などの発達障がい等の障がい特性に応じた教材 の在り方やそれらを活用した効果的な指導方法等について、実証的な調査研究が 実施されている。  現在、デイジー教科書は、前述のとおり文部科学省の調査研究事業の対象とな っているが、その調査研究段階であるにもかかわらず、平成21年12月現在で約 300人の児童生徒に活用され、保護者などから学習理解が向上したとの効果が表 明されるなど、デイジー教科書の普及推進への期待が大変高まっている。  しかし、デイジー教科書は教科書無償給与の対象となっていないことに加えて、 その製作には多大な時間と費用を要するにもかかわらず、ボランティア団体頼み であるため、必要とする児童生徒の希望に十分に応えられない状況にあり、実際 にリハ協が平成21年度にデジタル化対応したデイジー教科書は小中学生用教科書 全体の約4分の1にとどまっている。  このような現状を踏まえると、まず教科用特定図書等の普及促進のための予算 のさらなる拡充が求められるところだが、平成21年度の同予算が1.72億円に対 し、平成22年度は1.56億円と縮減されており、これらの普及促進への取り組み は不十分であると言わざるを得ない。  よって、政府においては、必要とする児童生徒、担当教員等にデイジー教科書 を安定して配布・提供できるよう、その普及促進のための体制の整備及び必要な 予算措置を講ずることを要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。    平成  年  月  日                     福島市議会議長  大 越 明 夫  内閣総理大臣  文部科学大臣 あ て   以上、提案する。   平成22年6月28日 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ LD教授(パパ)の贈り物−ふつうであるよりも個性的に生きたいあなたへ 上野 一彦 http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00031.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 地方自治体 マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書 ■ ------------------------------------------------------------------------ http://www.city.funabashi.chiba.jp/giji/gikaisite_2/hatsugian/h22/hatsugi22y2r.html#hatsugi22y2r_03 http://www.city.funabashi.chiba.jp/giji/gikaisite_2/teireikai/giketsukekka/giketsukekka22y2r.html 発議案(議員提出議案)千葉県船橋市議会 平成22年第2回定例会 可決(全)可=公共自耀市し新民緑 平成22年6月25日議決 マルチメディア版教科書(デイジー教科書)の普及促進に関する意見書 http://www.city.tama.lg.jp/shigikai/69/011293.html 発達障がいや、その他文字を認識することに困難のある児童生徒のための マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書 22年6月30日 原案可決 東京都多摩市議会 http://www.city.nagaokakyo.kyoto.jp/contents/08000073.html 長岡京市議会 平成22年第3回(6月)議会定例会 意見書案第14号 発達障がいや、その他文字を認識することに困難のある児童生徒のための マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書(案) 原案可決 http://www.city.yamatokoriyama.nara.jp/govt/sigikai/kouhou/001944.html 大和郡山市 平成22年第2回市議会定例会結果6月15日から6月28日まで 発達障がいや、その他文字を認識することに困難のある児童生徒のための マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書について 原案可決 http://www.city.sakai.lg.jp/city/info/_gikai/ugoki.html 平成22年第3回堺市議会定例会 全会一致で可決 発達障がいや、その他文字を認識することに困難のある児童生徒のための マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書 http://kugikai.city.nakano.tokyo.jp/gian/gian-22-2tei-220708.html 中野区議会議会運営委員会 議員提出議案第14号 可決 発達障がいやその他文字を認識することに困難のある児童・生徒のための マルチメディアデイジー版教科書の普及促進を求める意見書 − h22.7.8 http://webserver.gikai-city-rumoi-unet.ocn.ne.jp/gikai/nittei/giketukekka/kekka2.pdf 意見書案第12号 発達障がいや、その他文字を認識することに困難のある 児童生徒のためのマルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書 原案可決 平成22年留萌市議会第2回定例会 http://bit.ly/akuIQm 発達障がいや、その他文字を認識することに困難のある児童生徒のための マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書 摂津市平成22年第1回定例会6月29日(火) :全員賛成 http://www.town.tawaramoto.nara.jp/01_town/prefectural-assembly/minutes/201002/top.html 奈良県田原本町議会 発議第7号 発達障がいや、その他文字を認識することに困難のある児童生徒のための マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書(原案可決) http://www.city.aomori.aomori.jp/contents/gikaijimukyoku/gikai-giji/22-2teireikai/22-2giketsukekka.html 青森市議会 平成22年第2回定例会 議員提出議案第31号 発達障害やその他文字を認識することに困難のある児童生徒のための マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書 原案可決 http://www.city.ageo.lg.jp/shigikai/teirei/22_06/teisyutugian/index.html 上尾市議会 平成22年6月定例会提出議案 発達障がいや、その他文字を認識することに困難のある児童生徒のための マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書 原案可決 http://www.city.kama.lg.jp/gikai/result/h22/h22t2.html 福岡県嘉麻市議会 第2回 定例会 発達障がいや、その他文字を認識することに困難のある児童生徒のための マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書 22.6.29 可決 http://www.city.eniwa.hokkaido.jp/www/contents/1210898519230/files/h22t2_giketukekka.pdf 平成22年 恵庭市議会第2回定例会 発達障がいや、その他文字を認識することに困難のある児童生徒 のための マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書 6月22日原案可決 http://www.city.hachioji.tokyo.jp/shigikai/teireikai/22722/024404.html 平成22年第2回定例会 発達障がいなど文字を認識することに困難がある児童生徒のための マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書 H22.6.28 可決 http://www.pref.fukushima.jp/gikai/fu_5/02/data/201006/201006sanpi.pdf 福島県議会 (平成22年6月定例会) 発達障害や、その他文字を認識することに困難のある児童生徒のための マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書 全会派賛成 http://www.city.higashikurume.lg.jp/kensaku/gikai/22giji/h22_d2_tgian.htm 東久留米市議会 平成22年第2回定例会 マルチメディアデイジー版教科書 の普及促進を求める意見書 6月22日可決(多数) http://www.city.koganei.lg.jp/kakuka/gikaijimukyoku/gikaijimukyoku/singikekkaitiran/2010.2giketukekka/files/2010.2giketukekka.pdf 小金井市議会 平成22年第2回定例会 平成22年6月24日原案可決 発達障がいや、その他文字を認識することに困難のある児童生徒のための マルチメディアデイジー版教科書の普及促進を求める意見書 http://www.city.narashino.chiba.jp/shigikai/teirei/h22/2/gian/index.html 習志野市議会 平成22年第2回定例会 平成22年6月28日 可決 発達障がいや、その他文字を認識することに困難のある児童・生徒のための マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書について http://www.city.takikawa.hokkaido.jp/gikai/kekka/gi22-2te.jsp 滝川市 平成22年第2回市議会定例会 6月22日 原案可決 発達障がいや、その他文字を認識することに困難のある児童生徒のための マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める要望意見書 http://www.city.nankoku.kochi.jp/gijiroku/giji_dtl.php?hdnKatugi=3000&hdnID=339 南国市議会 平成22年 第346回市議会定例会 発達障がいや、その他文字を認識することに困難のある児童生徒のための マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書 原案のとおり可決 http://www.city.shinjuku.lg.jp/content/000068614.pdf 新宿区議会 平成22年第2回定例会 (6月9日〜6月18日) 発達障がいや、その他文字を認識することに困難のある児童生徒のための マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書 平成20年9月に「障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の 促進等に関する法律」が施行されたのを機に、(財)日本障害者リハビリテーシ ョン協会が、テキスト文字に音声を同期させて読むことを可能にした『マルチメ ディアデイジー版教科書(ディジー教科書)』の提供を始め、現在、普及促進へ の期待が高まっている。しかし、「デイジー教科書」は、教科書無償給与の対象 になっておらず、製作に多大な時間と費用を要するにもかかわらず、ボランティ ア団体頼みであり、予算が縮減されているなど、普及促進への取り組みは不十分 である。 必要とする児童生徒、担当教員等に『ディジー教科書』を安定して配布・提供で きるよう、普及促進体制の整備、必要な予算措置を国会及び政府に強く求める。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 障がい青年の自分づくり─青年期教育と二重の移行支援 (単行本) 渡部 昭男 (著) http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/books/00033.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ------------------------------------ 01:05 2010/09/17 □ ------------------------------------------------------------------------ 一気に秋がやってきた感じです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 軽度発達障害のある子のライフサイクルに合わせた理解と対応─「仮に」理解し て、「実際に」支援するために (学研のヒューマンケアブックス) (単行本) http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/books/00010.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ LDニュースの記載内容に関する質問には原則として回答いたしかねます ■ ■ 編集に際し正確を期していますが最終保証責任は免責とさせて頂きます ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

目次


inserted by FC2 system