LD(学習障害)ニュース登録は こちら から。

前号 | 目次 | 次号

*********** LD (Learning Disabilities) NEWS ************************ LD(学習障害)ニュース  1997.8.29  #-002(創刊準備号02) ******************************************************************** -----以下は創刊準備号01を受理された方には重複となります-------------  このたびは、「LD(学習障害)ニュース」への登録をいただきまして、 ありがとうございました。正式発刊までもうしばらくお待ち下さい。  LD(学習障害)親の会「けやき」は、東京及び近隣県在住のLD児・者 を子に持つ親の会です。会の活動の詳細につきましては、ホームページを是 非ご覧下さい。 http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/  親の会「けやき」では、2ヶ月ごとに例会を開き、LD関連の専門家をお 招きして、講演会等を開催しております。会員以外の方でも自由に参加でき ます。9月例会のご案内をいたしますので、お近くの方は是非一度おいで下 さい。詳細はホームページにも載せてありますが、以下の要領です。 -------------------------------------------------------------------- 日時:1997年9月13日(土)午後2:30〜4:30 会場:国分寺 光プラザ(JR国立駅北口下車・徒歩5分) 講演会 :「LD者の就労支援について(仮題)」 講師:望月葉子先生     (日本障者雇用促進協会・障害者職業総合センター研究員) 先生は日本でも数少ないLD者の就労問題の研究者です。現在のご研究テー マは「学習障害を主訴とする者の障害特性と就労支援について」他です。貴 重なお話が伺えることと思います。是非ご参加ください。 ----------以上が創刊準備号01を受理された方には重複になります-------- ★ 親の会「星の子」(茨城県つくば)より以下のような情報提供がありま   したので、ご紹介いたします。 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 茨城県教育委員会へ要望書提出 親の会「星の子」親の会「わたげ」 1997.8.12 情報提供;親の会「星の子」 ---------------------------------------------------------------------  去る8月12日、「星の子」と「わたげ」は茨城県教育委員会に対し要望 書を提出するため、県庁を訪れました。「星の子」からは代表以下8名「わ たげ」からは事務局以下11名が参加しました。  10時半から行われた話し合いは、県教委(義務教育課・高等教育課・特 殊教育室・指導課・企画室)から6名の出席で進められ自己紹介の後、「星 の子」代表よりLD児に対する県教委の最近の取組みに対する感謝と、今後 の更なる進展を期待する旨の挨拶があり、要望書の説明が行われました。  今回の要望内容の重点は、県立高校・高等養護学校へのもので、LD児も 高校進学が容易に出来る様にするために、 1.「入試の足切り廃止・入学門戸の拡大」 2.「県立高校教員に対するLD研修」 3.「県立高校における企業へのLD理解の活動」 4.「高等養護学校のコース選択を入学後に行えるように」 5.「高等養護学校卒業後における一般への啓蒙活動」 6.「1時間程度で通学できるように高等養護学校の増設」 7.「3人未満での特殊学級の設置及び先生が学校を巡る通級学級の設置」  などを要望したものでした。  1について「親の会」側から「すでに高校へは殆どの子どもが行っている 状況にあり義務教育化している 、それなのに定員割れしている高校で、足 切りが行われている」等の説明がされました。  県教委からは「入試制度の改革により多様な生徒が入れるよう、成績だけ でなく、色々な能力を多面的に評価し多くの生徒が入学できる制度とした」 「足切りは県教委としては設けていない、義務教育ではないので選抜として やっている、希望者全員が入学できる枠を取っている、制度として足切りは なく合否は校長の判断で行っている、判断基準は高校生活に耐えられる生徒 を学習・生活面で総合的に勘案して受入れるよう指導はしている」との回答 が在りました。  これに対し、「たまたまその日の体調が優れなかったり、LD児のように 入試に対し特に不得意であったりする者を1回のテストで判断できるものか 」等、LD児の実態を交え説明し制度の改正も含め検討するよう要請しまし た。  2については「教頭会等では行っているものの、全体に対しては不十分で あるので今後教育研修センター等で具体的に検討したい。又、校内研修等で 一つのテーマとして取上げるよう指導したい」との回答がありました。  その時点で既に1時間を経過していたため、重点について話し合いが行わ れ、「LD相談校の利用の実態」「LD研修会」「文部省配布のパンフレッ ト」について県教委より説明がありました。  7について「親の会」側から説明がされ、県教委より「3人以下でも継続 の場合は認める、通級の場合は学校で1人でも良い」又、通級指導教室、情 緒障害学級等の設置数が示されましたが、県内の学校数と比べると、かなり 貧弱な気もしました。平成10年度からは教職課程に障害児学級での指導も 導入されるとのことでした。  3は、生徒の希望で就職できる努力はしている。  4は、産業科の募集でありコースの募集ではない。具体的には次年度であ る。  5は、理解啓蒙のリーフレットを今年度配布する。  6は、開校後の入学者の状況を見るところである。  との回答でした。  また、その他色々と話し合いが持たれ終了は12時半近くになっていまし た。そして1時頃より「わたげ」と交流昼食会を行い、今後も協力できると ころでやって行きましょうということになり、友部の障害者職業センターへ 向かいました。到着は15時頃でした。  障害者職業センターは、最近「星の子」のメンバーも何度か利用させてい ただいていますが、今回改めて職業カウンセラーの寺島さんより説明を受け ました。  その後、実際の会社を真似た訓練施設を見学させていただきました。  企業に対し理解を求める方法も相談しましたが、LDとして企業に勤める ことは、企業側にとっては障害者受入枠の適用を受けず、メリットがないの で、かなり難しいのではとのことでした。  今後も協力していただけることを約し、その日の有意義な行動を終了しま した。  職業センターの皆様には、時間外に及ぶお付き合い、ありがとうございま した。更なる、御協力を今後もよろしくお願い致します。 --------------------------------------------------------------------           ★★★ お知らせ ★★★  正式発刊予定を、9月1日頃以降とお知らせいたしましたが、諸般の事情 により9月10日とさせていただきます。お待たせして申し訳ありませんが 、よろしくお願いいたします。 **************************** LD (Learning Disabilities) NEWS *******  発行:LD(学習障害)親の会「けやき」広報担当 ZR9YI ご意見・ご感想等お寄せ下さい.....  E-mail : keyaki@box.club.or.jp HP URL=http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ ******************************************************************** LD NEWSは「まぐまぐ」http://www.mag2.com/ を利用して発行しています ********************************************************************

「けやき」ホームページ | 目次

inserted by FC2 system